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2025-08-18 09:23

オープンタウンの楽屋裏 20~25まとめ

タイトル決めのついでにまとめたもの

サマリー

このエピソードでは、ディスレクシアを抱える個人とその母親が対話を通じて、感覚過敏や学校生活における課題にどのように向き合っているかを探ります。テクノロジーの活用やサポートの重要性、さらに自己肯定感の形成についても触れられています。

親子の課題と向き合い
スピーカー 2
はい、さて今回はですね、えーと、ある個人の方、それからそのお母さんの対話の記録っていうのをちょっと深く見ていきたいなと思っています。
はい。あの読み書きの難しさ、ディスレクシアとかですね、あと学校に行きづらかったこと、感覚過敏とかそういう幼少期からの課題に、まあ親子でどう向き合ってきたのかなっていう、その道のりをたどってみようかと。
ええ、これはポッドキャスト形式の録音から、まあ抜粋されたものですね。 そうなんです。
スピーカー 1
ご本人の言葉と、あと支えてこられたお母様の視点と、その両方が入ってるっていうのはすごく貴重ですよね。
スピーカー 2
ええ、本当に。でまあここでの目的っていうのは、こういう何というか複雑な課題に向き合うそのギアルな姿ですよね。
はい。 特に何かこう転機になった出来事とか、あとは周りのサポート、それからテクノロジーがどういう役割を果たしたのか、その辺りを読み解いていきたいなと。
スピーカー 1
なるほど。これ同じような経験をお持ちの方とか、あとはまあ人の成長みたいなことに関心があるあなたにとって、何かこう響くものがあったら嬉しいなと思います。
ええ、そうですね。じゃあ早速その中身をちょっと見ていきましょうか。 はい、お願いします。
スピーカー 2
まずは幼少期なんですけど、えっと小学校の2年生の時にディスレクシア、つまり読み書きにちょっと特有の困難があるっていうことがわかったんですが、
実はですね、お母様はもっと前、生後8ヶ月の頃に熱性経練を経験されてて、その時からもしかしたら学習面で何か課題が出てくるかもしれないなって予期してたそうなんですね。
スピーカー 1
なるほど、そういう背景があったんですね。師匠によるとご本人は拡大教科書を使っていて、周りのことは違うなっていうのは感じてたみたいですけど、まあそれが自分にとっては普通だったというふうに。
受け入れてたというか。 一方でその金属のヘアライン加工っていうんですか、ああいうのがすごく嫌だったりとか、服のタグがダメとか。
感覚花瓶ですね。 そうですね、感覚花瓶。あと時間に対してもすごくこだわりが強かったり、人混み、電車とかですね、そういうのが怖かったりとか。
スピーカー 2
ああ、いろいろあったんですね。社会的な面でもちょっと苦労があったみたいで。 人の顔を覚えるのが苦手で、挨拶されてもすぐ返せないから、なかなか友達が増えにくかったっていう。
うーん、それは辛いですね。 それで工夫としてオレンジ色のジャンパーとか帽子とか、すごく目立つ服装をして、相手にあそこにいるって見つけてもらうようにしてたっていうのは、なんかすごく具体的なエピソードだなと。
スピーカー 1
なるほどね。そういう工夫を自ら。で、まあそういった困難がいろいろとあって、小学校の3、4年生の頃ですか?
ええ、そのくらいからですね。 学校に行かない日が始まっちゃうと。 はい、状況が深刻になってきて。 かなり深刻だったみたいですね。
ええ、でもここでお母様のサポートが本当に粘り強いんですよね。 そうですね。
スピーカー 2
学校以外の活動を探し続けるんですけど、ご本人がいざ当日になるといけない、みたいなことも結構多かったみたいで。
スピーカー 1
うーん、資料の中ではお母様ご自身のその多動的な特性っていうのが、むしろその行動力につながったんじゃないかっていうようなことも書かれてますね。
ああ、なるほど。 諦めずに次を探す、その姿勢。
はい、それと外部のサポートも大きかったみたいで。 定年を迎える先生が、個人的に放課後に理科を教えてくれたりとか。 それは大きいですね。
あとは学童みたいな放課後デイサービスっていうのが出てきたことも支えになったと。 うんうん、やっぱり学校だけじゃないつながりっていうのがいかに大事かっていうことですよね。
そうですね。あと、学校の中で役割を持つっていうのも一つポイントだったみたいで。 と言いますと?
スピーカー 2
例えば、メモを取るのが苦手だから代わりに遠足で学校のカメラ係を任されたとか。 ああ、なるほど。自分のできることで貢献するっていう。 そういう感覚が支えになったのかもしれないですね。
スピーカー 1
学校以外のサポート、それから役割。 もう一つ、彼の学習とか世界との関わり方を変えた大きな要素っていうのが出てきますね。
はい、テクノロジーですね。 そうです。
スピーカー 2
特に2010年、彼が小学4年生の時ですかね。 初代のiPadを手にしたこと。
サポートと改善
スピーカー 1
ああ、iPad。当時はまだ教育アプリとかもそんなに多くなかったみたいですけど。 そうですね。手探りだったとは思います。
でもご本人は、もう紙と鉛筆に対して、なんかアレルギーみたいな拒否感があったそうです。 へえ。 だからiPadで勉強したいって強く望んだみたいですね。
スピーカー 2
なるほど。それでYouTubeとかもすごく活用して。
スピーカー 1
ええ。独自の語彙、通称リント語なんて呼ばれているものを習得したりとか、デジタルの世界に活路を見出していった。
面白いですね、リント語。 ただ一方で、お母様はやっぱり心配もあって、アプリを隠したりとか、利用時間の管理っていうのもいろいろ試してたみたいですね。
うーん、そのバランス感覚難しいですよね。 ええ、本当に。
ゲームについてもちょっと面白い話があって、時間制限を特に設けなかったことが、他の親御さんを結構驚かせたらしいんですよ。
ああ、それは驚くかもしれないですね、普通は。 ええ。でもご本人は、ゲームが目と手の競合、以前はお盆とか持てなかったのが、持てるようになったのはゲームのおかげだって。
なるほど。リハビリ的な効果があったと。 そういうふうに捉えてるみたいですね。
うーん、まあ子供を信じるっていうことと、でもやっぱりある程度のガイドラインは必要じゃないかっていう、その攻め合いですよね。
スピーカー 2
ええ。 あとその背景にある、やっぱり親子のコミュニケーションというか。 そうですね、単にスクリーンタイムが良い悪いっていう話じゃないんだなっていうのがよくわかります。
ええ、ええ。 そしてですね、ご本人がこれはもう明確な天気だったって語ってるエピソードがあるんです。
はい、何でしょう。 高校生の時なんですけど、ある日外出してる途中で、どうしても家に帰りたくなっちゃったと。 ほう。
スピーカー 1
で、シャワーを浴びたいって言って、もう遅刻するの覚悟でそれを実行したっていう日のことなんです。 シャワーですか、それは他の人から見たらなんでって思うような行動ですよね。
そうですよね。 でもご本人の分析がすごく面白いというか深いんですね。
その自分の要求、ある意味非合理的なかもしれない要求を優先したっていう経験、それが完璧主義とかこだわりみたいなものから自由になるきっかけになったんじゃないかって。
なるほど。 遅れてもいいんだ自分のやりたいことをやったんだからっていうそういう感覚。
スピーカー 2
ああ、なんかわかります。他人の評価とか普通のルールとかよりも自分の内側の声に従ったっていう。
その瞬間が結果的に苦手なこととかにも我慢したり折り合いをつけたりする力につながったのかもしれないってことですね。
スピーカー 1
そういうことだと思いますね。自己需要のプロセスの中ですごく予想外のブレイクスルーというか。
自己肯定感の形成
スピーカー 2
確かに。障害需要っていうと何か大きな出来事とか宣言みたいなものをイメージしがちですけど、こういう日常の中の一見小さな、でも本人にとってはすごく大きな選択っていうのが積み重なっていくのかもしれないですね。
スピーカー 1
まさにそうかもしれないですね。
スピーカー 2
で現在は彼はそのテクノロジーに対する深い理解、それを自分の強みとして活用しているそうです。
スピーカー 1
素晴らしいですね。お母様は振り返って結果的にいろんな経験を詰めたこととか、あと本人が自分の役割とかここにいていいんだって思えるその居場所を見つけること、その価値っていうのを強調されてますね。
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
幼少期のある意味試行錯誤にも見えたかもしれないけど、そのインプットの時期が今の彼の力になってるんじゃないかと。
スピーカー 2
うーん、なるほどな。今回の記録から見えてきたのは、やっぱり一直線じゃない、回り道にも見えるような成長の道のり、それからそれを支える粘り強くでも柔軟なサポートの在り方。
はい。
あとテクノロジーっていうツールの光と影というか、その両面性。
スピーカー 1
そうですね。
スピーカー 2
そしてシャワーのエピソードのような、なんか予期しない形で訪れる自己肯定の瞬間みたいな。
ええ、こういう一人のすごく個人的な物語ですけど、それに深く耳を傾けることって私たち自身のこととか、あるいは身近な誰かの困難とか成長について、なんていうか新しい視点を与えてくれるような気がしますね。
スピーカー 1
本当にそうですね。
人がこの世界とどう関わっていくのかっていうその多様な在り方について考えさせられます。
スピーカー 2
最後にですね、あなたにもちょっと考えてみてほしいことがあるんです。
はい。
あなた自身の人生とか、あるいは身近の人の経験の中で、他の人から見たらすごく些細なこと、もしかしたらなんでそんなことをするんだろうって理解しがたいようなこだわりとか行動がですね。
スピーカー 1
ええ。
スピーカー 2
実はその人にとってはすごく大きな意味を持つ転機だったりとか、内面の変化を表してたってこと、ありませんでしたか。
スピーカー 1
ああ、なるほど。
個人的な困難とか特性と向き合う上で、一見小さな習慣とか選択が持っているその深い意味について、ちょっと思いをめぐらせてみるのはいかがでしょうか。
09:23

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