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2025-06-13 09:17

2025/06/06時点 山口良介インタビュー要約

SBCast. Ch2山口さん出演回をまとめなおしたもの

サマリー

山口良介さんの活動は、地域コミュニティや野鳥、最新技術を通じて横浜をより良くすることに焦点を当てています。地域の特徴を活かした活動や、多様性を重視した市民活動の支援を行い、IT技術を地域の課題解決に生かすことを目指しています。

山口良介の活動紹介
ノオト・ブク太郎
今日はですね、山口良介さんという方。この方の活動について、いくつかインタビュー記録をもとに、ちょっと深掘りしていきたいなと思っています。
ノオト・ブク子
はい。
ノオト・ブク太郎
野鳥のことから地域コミュニティ、それから最新技術まで、結構幅広く活動されているみたいなんですけど。
ノオト・ブク子
資料を拝見すると、かなり多岐にわたってますよね。
ノオト・ブク太郎
そうなんです。でもこれ、一見バラバラに見えて、実は横浜っていう地域への、なんかこう深い視点でつながってるんじゃないかと。
ノオト・ブク子
なるほど。山口さん個人の情熱と、彼が関わるNPO法人、サイドビーチシティでしたっけ?
ノオト・ブク太郎
あ、そうですそうです。
ノオト・ブク子
その理念が、うまくこう響き合ってる感じがしますね。地域への愛着をどう形にしていくか、その具体的なアプローチが見えてきそうで、これは興味深いですね。
ノオト・ブク太郎
ですよね。で、今日はそのあたりを紐解いていって、聞いてくださってるあなたの地域活動のヒントにも何かつながればいいなと。
まずは山口さんのライフワークと言ってもいいかもしれない、野鳥について語る回から見ていきましょうか。
はい。
みどりの鳥っていうウェブサイトを運営されてて、横浜市の北部、みどり区とか青葉区とか、そのあたりの野鳥を紹介してるんですよね。
ノオト・ブク子
あのー、拝見しましたけど、すごい種類の鳥がいるんですね、あの地域。
ノオト・ブク太郎
そうなんですよ。年間で140から160種類ぐらい見られる可能性があるって、ちょっと驚きですよね。スズメとかハトだけじゃないんだなって。
ノオト・ブク子
で、ここでポイントなのは、やっぱり地域を限定しているってことかなと思うんです。
ノオト・ブク太郎
あー、横浜市北部に絞ってる点ですね。
ノオト・ブク子
わざわざ限定することで、たぶん私たちの身近なところにこんな豊かな自然があるんだっていう、そういう発見を促したいんじゃないでしょうか。
ノオト・ブク太郎
なるほど。遠くの珍しい鳥を探すんじゃなくて。
ノオト・ブク子
そうそう。足元の自然からその地域の価値、ここでは豊かな森とか鶴見川とか、そういう環境の良さですよね。それを再発見してほしいと。自然を地域資源として捉えてる感じがしますね。
ノオト・ブク太郎
地域資源ですか。面白い視点ですね。身近な自然から地域への愛着をと。
じゃあ今度はその地域への支援を、今度は人が集まれば地域活動支援の方にちょっと移してみましょうか。
ノオト・ブク子
はい、お願いします。
ノオト・ブク太郎
山口さん、緑区の市民活動支援センターミドリウムにもかなり深く関わってらっしゃる。
ノオト・ブク子
あー、ミドリウム。横浜市は各区にセンターがありますけど、ここは区民と区役所が一緒に運営しているちょっと珍しい形態なんですよね。
ノオト・ブク太郎
そうみたいですね。その中で山口さんが中心になって進めているのがミドリウムネクストっていう動き。
ノオト・ブク子
これはなんというか既存の市民活動の枠を超えて、新しい連携とか参加の仕方とかを模索するような。
ノオト・ブク太郎
実験的なプロジェクトみたいな?
ノオト・ブク子
まあそんな感じですね。その具体的な活動の一つがオープンミドリウムっていうイベント企画。
ノオト・ブク太郎
これがまた面白いなと思ったのが、その地域活動の初心者とか、まだやったことない人をすごく積極的に呼ぼうとしている点ですよね。
ノオト・ブク子
そうなんです。
ノオト・ブク太郎
なんか有名な人呼ぶんじゃなくて、地域で地味にやっている方に光を当てるみたいな?
ノオト・ブク子
まさに。地域活動ってなんとなく意識高い系みたいなイメージを持たれたり、ちょっと敷居が高いと感じる人もいるじゃないですか。
ありますね、確かに。
だから、そういうハードルを下げようっていう工夫が見られますよね。
オンライン参加もできるようにして、場所とか時間の制約がある人でも関われるようにしたり。
ノオト・ブク太郎
それは大事ですね。アクセシビリティを高めているわけだ。
ノオト・ブク子
ええ。多様な人を巻き込んで活動の裾野を広げていきたいっていう、そういう意欲を感じます。
ノオト・ブク太郎
なるほどなあ。でもう一つ、山口さんのまた別の顔というか、ITとかテクノロジーの専門家としての一面。
テクノロジーと地域の結びつき
ノオト・ブク太郎
これも結構重要みたいで。
ノオト・ブク子
ええ。NPO法人サイドビーチシティ、略してSBCですか?
ノオト・ブク太郎
はい、SBC。
ノオト・ブク子
その中で、SBC.WEB3プロジェクトっていうのを立ち上げて、WEB3とかDOとか、あとNFTとか、そういう技術の勉強会をやってるんですよね。
ノオト・ブク太郎
そうなんですよ。これ結構最先端の技術じゃないですか。
これを地域活動とどう結びつけるんだろうって、ちょっと不思議だったんですけど、狙いは何なんですかね?
ノオト・ブク子
あの、ここもポイントは多分、新しい技術をただ教えるってことじゃないんだと思うんです。
と言いますと?
むしろ、その技術を地域の課題解決にどう生かせるかっていう、その視点をすごく大事にしてる。
ノオト・ブク太郎
ああ、なるほど。技術が目的じゃないんだ。
ノオト・ブク子
そうなんです。背景には、やっぱり地域活動の現場とか、あと中小企業なんかでDX、デジタルトランスフォーメーションがなかなか進んでないっていう現状への危機感みたいなものがあるようです。
インタビューでも、まだFAXが現役でみたいな話も出てましたし。
ノオト・ブク太郎
ああ、聞きますね、そういう話。でもWEB3とかDOとか、言葉は聞くんですけど、具体的に地域でどう生かすイメージなんですか?ちょっとまだピンとこないんですが。
ノオト・ブク子
例えば、DOっていうのは、分散型自立組織の略なんですけど、ブロックチェーン技術を使って、参加者みんなで公平にルール決めたり、プロジェクトを進めたりできる仕組みなんですね。
ノオト・ブク太郎
ふむふむ。
ノオト・ブク子
これを、例えば地域のNPOとか、あれば町内会みたいな組織の意思決定とか、運営にうまく応用できないかなとか、そういう議論をしてるみたいです。
ノオト・ブク太郎
へえ、そんな使い方が。
ノオト・ブク子
他にも、DXを進めることが、じゃあ結果的にSDGs、持続可能な社会作りにどう貢献できるのかとか、あるいはメタバース、仮想空間ですね。
あれを若者の支援とか、障害のある方の交流の場として使えないかとか。
ノオト・ブク太郎
なるほど、なるほど。
ノオト・ブク子
つまり、技術をあくまで地域社会の課題を解決するための道具として捉えて、その使い方をみんなで学び合いましょうと、そういう場作りをしてる印象ですね。
ノオト・ブク太郎
まさに魚を与えるんじゃなくて、魚の釣り方を教えるっていうNPOの中間支援的な役割をIT分野でやってるみたいな感じですかね。
ノオト・ブク子
あ、まさにそういうことだと思います。
ノオト・ブク太郎
いや、面白いですね。
で、これら全部の活動、野鳥もミドリームもこのWeb3プロジェクトも、それを束ねてるのがNPO法人、まちづくりエージェントサイドビーチシティなわけですね。
ノオト・ブク子
サイドビーチシティは横浜市を意味してて、地域を好きになるがキャッチコピー。
ノオト・ブク太郎
山口さんがこのNPOに関わるようになったきっかけは、横浜でのネットワークを広げたいっていう思いと、あと、もともとあった任意団体の限界を感じてた創設者の方との出会いだったそうですね。
ノオト・ブク子
そうですね。それで一緒にNPO法人化を進めたと。
で、このSBCが活動の判断基準として地域性、多様性、持続性っていうこの3つを重視してる点は、やっぱりこれまで見てきた個々の活動とちゃんとつながってますよね。
ノオト・ブク太郎
確かに。地域性は野鳥の話にも通じますし、多様性はミドリームの取り組みにも。持続性はNPO法人という形自体もそうですし、DXの話ともリンクしますね。
ノオト・ブク子
あと、行政とか大きな企業だけじゃなかなか手が回らないような地域の隙間にある課題に取り組むとか、それからいろんな専門性を持ったエージェントと呼ばれる人たちと連携して、量より質を重視するっていう姿勢も特徴的だなぁと感じました。
ノオト・ブク太郎
NPOとしてのスタンスがすごくはっきりしてるんですね。
ノオト・ブク子
そうですね。個人の情熱から始まった活動がNPOっていうしっかりした器を得るととで、より持続可能で多様な広がりを持つ形に進化していく。そのプロセスが今回の資料からは読み取れる気がしますね。
それぞれの活動が独立してるんじゃなくて、お互いに影響し合って横浜っていう地域全体をより良くしていきための大きな流れを作ろうとしてる。そんな感じがしました。
ノオト・ブク太郎
いや、ほんとそうですね。今回山口洋介さんの活動を追いかけてみて、自然、コミュニティ、テクノロジーって切り口は全然違うんですけど、根っこには地域への愛着とか、人と人との繋がりっていう太い軸があって、それで全部が見事に結びついてるんだなっていうのがよくわかりました。
なんかバラバラだった点がだんだん線になって面になっていくような、そういう面白さがありましたね。
ノオト・ブク子
まさに多様なアプローチで地域に関わっていく一つのモデルケースと言えるのかもしれないですね。
ノオト・ブク太郎
さて、ここまで聞いてくださったあなたにとってですね、ご自身の住む地域とか関わっているコミュニティに、もしかしたらまだ光が当たっていない資源とか可能性って眠ってるのかもしれません。
それってなんかいつもと違う視点で見たりとか、普段あまり関わらない分野にふと目を向けてみたりすることで、意外と見つかるものなんじゃないかなって。
ノオト・ブク子
そうかもしれないですね。
ノオト・ブク太郎
今回の話が何かそんな新しい発見のちょっとしたヒントにでもなれば嬉しいです。
09:17

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