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ノオト・ブク太郎
こんにちは。ザ・ディープダイブへようこそ。 今回は、NPO法人SBCシティ、SBCさんのポッドキャスト記録をもとにですね、
開港5都市景観まちづくり会議、これについて深掘りしていきます。 特に最近、箱岳で大会があったそうです。
その内容とか、SBCの副理事長 志田さんの視点から、会議の意義とか地域活動のリアルなところを探っていきたいなと。
ノオト・ブク子
都市景観とかまちづくり、NPOの役割に関心があるあなたには、きっと面白い話になると思います。 そうですね、この会議結構歴史があって、1993年から続いてるんですよね。
そんなに長く。 箱建て、新潟、横浜、神戸、長崎、この開港5都市が連携して景観とかまちづくりを話し合う、すごく貴重な場だと思います。
新潟は後から加わったんでしたっけ? あ、そうですそうです。今回の箱建て大会の具体的な活動とか、そこから見えてくる各都市の特色とか課題、
ノオト・ブク太郎
それとSBCみたいな団体がどう関わってるのか、そのあたりを見ていくと、より深く理解できそうですね。 じゃあ早速中身を見ていきましょうか。
ノオト・ブク子
まずこの会議って基本は3日間のプログラムなんですね。 そうみたいですね。初日ね、全体会議とオープニングセレモニーがあって、2日目が文化会。
ええ、街歩きとかディスカッションをグループでする。 最終日に来年の開催都市、横浜なんですけど、そこに旗を引き継ぐ式とか、あとまた全体会議、そういう流れだそうです。
ノオト・ブク太郎
ふむふむ。SBCのメンバーはその2日目の文化会、箱建て王道巡りと新島城の足跡っていうのに4人で参加したそうですよ。
最初はなんか土木建築系の文化会が希望だったらしいんですけど、人気で。 あー人気で入れなかったみたいな。そうそう、調整になったみたいです。
ノオト・ブク子
でもその箱建て王道巡りっていうのもなんか面白そうですね。 横浜にも赤レンガ倉庫ありますけど、箱建てにもあってそこからスタートしたと。
へー、そうなんですね。 で、地元のボランティアガイドさんの話を聞きながら歩いて、その後横浜メンバーでもある秋山先生っていう方のシティーガイドと観光に関する講座があって。
学びもあるんですね。 えー、それでディスカッションもしたようです。 箱建ての街、やっぱり横浜と比べてこう海と街がすごく近いって。
あー、それは違いそうですね。 えー、柵がない場所もあるくらい開放的で異国情緒みたいなのも感じられたっていう感想でしたね。
なんか食べ物の話も出てましたね。 後藤原でランチとか。 あー、美味しそう。 市場で海鮮丼とか。 あとラッキーピエロ? あ、ラッピですね。箱建てのソウルフード的な。
ノオト・ブク太郎
それのハンバーガーとか。 街歩きの中でもそういう楽しみがあったみたいで。 いいですねー。オプショナルツアーでは箱建山にも。 あー、夜景ですね。
ノオト・ブク子
えー、しかもなんか普通は入れないBIPルームみたいな特別な場所でディナーができたらしくて。 えー、すごい。 参加者も驚いてたみたいです。天気も良くてすごく綺麗な夜景が見られたって。
それは良い思い出になりますね。 えー、まあそういう楽しい交流もありつつ、会議の本題としては他の都市からの参加者との意見交換も重要ですよね。
ノオト・ブク太郎
そうですね。神戸とか新潟、長崎からも来てると。 はい。 神戸の参加者はやっぱり震災の経験があるから防災への意識がすごく高いと。 うんうん。
ノオト・ブク子
関東大震災100年っていうタイミングもあって、なんかこう防災が裏テーマみたいになってたっていう話でしたね。 なるほど。横浜も関東大震災を経験してますから防災はまあ共通の重要課題ですよね。
ノオト・ブク太郎
一方で新潟は他の4都市とちょっと違って川港なんですよね。 あーそうでしたね。
ノオト・ブク子
日本海に銘してるっていう地理的な特徴もあって、いわゆる港町っていうイメージが他の都市に比べて少し薄いかもしれないと、その辺をどうPRしていくかみたいな話も出たそうです。
ノオト・ブク太郎
なるほど。それは面白い視点ですね。 地理的な個性をどう魅力として打ち出すか。
ノオト・ブク子
長崎はまた対照的で、公式な開講前からオランダとかと貿易してた歴史があるからか国際的な感覚を持ってる人が多い、そんな印象だったと。
歴史も文化も抱える課題も違う都市が集まるからこそ意味があるんですね。 まさに交流すること自体に価値があると。
SBCとしてはこの会議全体を通してどんな学びがあったんでしょうか。 やっぱり景観と街づくりは切り離せない関係だっていうことと、特にあの歴史的建造物の保存の難しさ、
これを再認識したようです。 あーそれは横浜も本当に大きな課題ですよね。 そうなんですよ。
歴史的な価値と不動産としての価値のトレードオフとか、 あと所有者が代替わりすることで消失しちゃうリスクとか。
景観を守りたいっていう気持ちと、でも防災の観点から建て替えも必要だよねっていう時に相反する要素を多角的に考えなきゃいけない。
ノオト・ブク太郎
その難しさが浮き彫りになったと。 根が深い問題ですね。
来年はいよいよ横浜大会。 そうです横浜開催。 SBCとしてはどう関わっていきたいと考えてるんでしょう。
ノオト・ブク子
やっぱりその文化界の企画とか運営に関わったりとか、 あとSBCが得意なテクロロジーを活用して何か貢献したいと。
テクノロジーですか。 例えば情報共有ツールとしてディスコードを使ってるらしいんですけど、あんまり活用されてないみたいで。
そこを活性化させるとか、 あとはこれまでの会議の活動記録をちゃんとアーカイブ化していくとか、
ノオト・ブク太郎
そういうところでNPOとしての強みを生かせたらと考えているようですね。 なるほど、函館大会のレベルが高かったっていう話も出てましたね。
ノオト・ブク子
五稜郭での歴史パフォーマンスとか。 あー言ってましたね。それが次の開催地横浜にとっていい意味でのプレッシャーになってるとも。
ノオト・ブク太郎
大会を通じて各都市が刺激しあって年々こう進化していく様子が伺えますよね。 いい循環ですね。ちなみにこういう会議の文化会って一般の市民も参加できるんですか。
ノオト・ブク子
市のウェブサイトとかで情報が出て参加できる場合もあるそうです。 もしもっと運営側に関わりたいということであれば
ノオト・ブク太郎
SBCみたいな参加団体に声をかけてみるっていうのも一つの手かもしれないですね。 なるほど。
さて今回は開港後都市警官の地づくり会議。 特に函館大会の様子とそこから見えてくる都市間の連携とか共通の課題。
そしてSBCのようなNPOの活動について掘り下げてみました。 いかがでしたか。
ノオト・ブク子
いやー各都市がそれぞれの歴史とか文化個性を持ちながらも共通の課題。 特に警官保存と防災経済性のバランスっていう難しい問題に向き合って学び合っている。
ノオト・ブク太郎
すごく意義深い取り組みだなぁと改めて感じましたね。 これは本当に多くの都市にとって他人事じゃない課題ですもんね。
そう思います。 SBCが目指しているようにテクノロジーってこういう会議で議論されている内容とかプロセスを もっとオープンにしていろんな市民がまちづくりに関われるようにする
そういう可能性を秘めてますよね。 あなたなら市民がもっと気軽にそして深くまちづくりに関われるようにするためにどんなテクノロジーの
活用とかあるいは仕組みを提案しますか。 ちょっと考えてみるのも面白いかもしれないですね。
そうですね。 それでは今回の探究はここまでとしましょう。また次回新たな地の世界でお会いしましょう。