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ノオト・ブク子
今回はですね、共有いただいた資料をもとに、千葉と埼玉で活動している若い人たちの団体
のろしについて、深く見ていきたいと思います。 彼らのノートとか活動報告、インタビュー記事なんかが手元にありますけど、ここでの
ミッションとしては、彼らの副業、副業の副に業と書く。副業、この考え方とそれをどう実現しているのか、探っていきましょうか。
ノオト・ブク太郎
これは非常に興味深いですよね。地域の課題解決と、その若い世代の自己実現、これを同時にやろうとしている。
ノオト・ブク子
地域とメンバー、両方の幸せをどう作っているのか、そこを見ていきましょう。 まず基本的なところから、
ノオト・ブク太郎
のろしっていうのは千葉の市原市と埼玉の行田市、ここを拠点にしてるんですね。 メンバーは学生から社会人まで、だいたい30人くらいですか。そうですね。
その活動の中心にあるのが、さっき出た副業。副業。 これ単にお金のための副業じゃなくて、幸福の副を当てているのがやっぱりポイントで。
なるほど。 自分のやりたいこととか、成長、個人の幸せですよね。それが地域の課題解決、
つまり社会の幸せにつながっていくような活動、それを目指している。 ここが単なるボランティアとはちょっと違うと。
ノオト・ブク子
自分で幸せを作るんだみたいな、そういう意志を感じますね。 そうですね。 じゃあ実際の活動はどんなこと?資料を見ると、まずアート制作。
これが結構目を引きますね。 着物とか古着をリメイクしたり、あとは竹。 竹林整備で出た竹でアート作ったり。
ノオト・ブク太郎
まさに地域のもったいないを愛おしいものに変えていくアップサイクルですよね。 アップサイクル。 でこれ面白いのが、作るだけじゃなくて、例えば竹のアートだと、地域のお年寄りの方がその竹を運ぶのを手伝ってくれたりとか。
ノオト・ブク子
あとは子どもたちも制作に関わったり、世代を超えて交流が生まれている点も結構大事かなと。 まさにもったいないが愛おしいに変わるのをみんなで共有している感じですね。
そうですね。 イベントもなんかユニークですよね。一原二十歳トロッコ。 あーありましたね。 成人のお祝いに小港鉄道を貸し切る。
ノオト・ブク太郎
これは参加した人はもう一生忘れないでしょうね。 でしょうね。なんかメディアにも取り上げられたみたいですし。
若い人がこう地域と自然に関われる、なんかいろんな入り口を用意しているのがうまいなーって。 なるほど入り口。 他にも若者同士がつながるあらわたキャンプとか。
あーキャンプも。 あと埼玉の行田の方では工作放棄地を使って農業体験とか。 農業体験! えー本当に地域にあるものと若者の興味をうまく結びつけてる感じですよね。
でもそういう活動ってやっぱり地元の人との関係がすごく大事じゃないですか。 そのあたりのろしはどうしてるんでしょう。 あの彼らがすごく大事にしてるのが地域に通い続けるっていうことらしいんですね。
通い続ける。 1回だけのイベントで終わりじゃなくて何度も何度も足を運んで顔見知りになって、名前で呼び合えるような関係を目指していくと。
ノオト・ブク子
あー地味だけどそれが信頼につながる。 そうなんです。それが土台にある。 資料を見るとバービキューとか盆踊りを一緒にやったりとか。
さっきの竹アートでも協力があったりとか共同作業も多いみたいですね。 住民の方の声としてまた来てほしいとか
ノオト・ブク太郎
対話が楽しいっていうのが載ってましたけどこれはまさにその成果ですよね。 そうですねそういう関係があるからこそ
地域に眠ってるもったいない例えば放置竹林の竹とか古民家とか そういう資源に住民の方の知恵も借りながら新しい価値
ノオト・ブク子
愛おしいものとしての光を当てられるとそういうわけですね。 なるほどな。でも参加してるのって学生さんとか社会人とか
結構忙しい人たちですよね。 えーそうですよね。 時間ってどうやって作ってるんですかね。モチベーションとか。
ノオト・ブク太郎
あの活動は主に週末が中心で都合の良い時に参加で ok っていうかなり柔軟なスタイルが基本みたいですね。
あっじゃあ無理なく。 無理なく続けられるようにオンラインでのやり取りも結構活用しているみたいですし。
でそのモチベーションの源泉はやっぱりあの副業っていう考え方なんですかね。 でしょうね単に地域のためっていうだけじゃなくて自分のやりたいことをそこで実現できる。
あとはスキルアップしたりいろんな世代の人と出会えたり そういうあの自分自身の成長とか喜びにもつながっている
そこが大きいんだと思います。 学生さんにとっては学校じゃできない実践の場みたいな。 そうですね将来を考えるヒントになったりとか。
ノオト・ブク子
社会人にとっては本業とはまた違うやりがいとかまあなんていうか 第三の居場所みたいな感じなんですかね。
ノオト・ブク太郎
そういう意味合いもあると思いますね。資料にあったあの沢井さん。 活動を通してもう地域への愛着が深まって移住まで決めたっていう。
これはもうまさに副業が個人の人生と地域を強く結びつけた すごく象徴的な例ですよね。
ノオト・ブク子
いやーすごいですね今回の資料から本当に のろしがその若いエネルギーと地域のニーズをうまくつないでお互いにとって価値ある
ノオト・ブク太郎
幸せつまり副業っていう形を作ってるのがよくわかりました。 そうですね単なるお手伝いじゃなくて地域にこう深く関わって
関係を作りながら一緒に新しい価値を生み出して そのプロセスで参加している本人たちも豊かになっていく
ノオト・ブク子
持続可能な地域との関わり方としてすごくヒントになるモデルだと思いますね。 彼らは地域のもったいないを見方を変えて愛おしいものに転換しているわけですけど
最後にちょっと皆さんに問いかけてみたいんですけど あなたの周りにあるもったいないと感じるもの
ことあるいは人とのつながりって何かありませんか 少し視点を変えてみるとそこに何か新しい価値とか可能性が見えてくるかもしれませんね