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2025-09-25 20:37

速報版:SBCast. #155 のろし若者による地域活性化団体-地域「外」の若者が創る「幸福の副業」:千葉・市原の団体「のろし」に学ぶ、持続可能な関係性とコミュニティの未来

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当日音声をそのまま解析したもの

サマリー

千葉県市原市の団体「のろし」は、地域活性化に取り組む若者たちによる新しいモデルを展開しています。参加メンバーは地元住民だけでなく、外部から来た人々が中心となり、幸福の副業という概念を通じて地域への関与を深めているそうです。このエピソードでは、千葉県市原市の団体「のろし」が行っている地域活性化の取り組みが紹介されており、特に地域「外」の若者が関与する「幸福の副業」モデルが、地域の未来や持続可能な関係性にどのように寄与しているのかが深く掘り下げられています。

のろしの活動とメンバー
ノオト・ブク子
今回はですね、千葉県市原市で、ちょっとユニークな地域活性化に取り組んでいる団体、のろしについて、代表の峯川大さんのインタビュー記録がありまして、これをもとに、あの深く掘り下げていきたいなと思っています。
地域とのね、新しい関わり方を探しているあなた、かなりこう刺激的な話が聞けるんじゃないかなと思います。
何が面白いかというと、こののろしさん、メンバーの多くがですね、市原市には住んでいない、いわゆるよそ者の方々なんです。
東京とか神奈川から週末に通ってくる社会人とか学生さんが中心になっていると。
縁もゆかりもない、そう見える土地で、なぜ彼らが活動するのか。
それから彼らが大事にしている副業、副業ですね。この考え方、これが一体何なのか、ちょっとこのあたりをじっくり見ていきましょうか。
ノオト・ブク太郎
そうですね。
ノオト・ブク子
まず、具体的にどんな活動をされているのかですね。メンバーは30人から40人くらいと。
ノオト・ブク太郎
はい。あの、例えばですね、地元を走っているローカル線小見舘鉄道っていうのがあるんですけど。
ノオト・ブク子
あーありますね。
ノオト・ブク太郎
そのトロッコ列車をですね、貸し切って20歳の若者たちをお祝いする市原20トロッコっていうイベント、これ毎年春にやってるみたいですね。
ノオト・ブク子
へー、それは面白い。地域ならではの温かみがありますね。
ノオト・ブク太郎
地域資源をうまく活用してますよね。あとは市原市役所からの委託事業で。
ノオト・ブク子
委託で。
ノオト・ブク太郎
はい。駅前の商業施設の中に理想の自習室っていうスペースを。
これ毎週火曜日と金曜日の夕方かな。中高生とか大学生が無料で使える学習とか交流の拠点。若者の居場所づくりみたいな。
ノオト・ブク子
なるほど。外部の若者が地元の若い子たちのための場所を作ってる、運営しているっていう。
ノオト・ブク太郎
そうなんです。
ノオト・ブク子
なかなか面白い構図ですね。でもあの、そもそもなんで市原市だったんですかね。代表の峯川さん、ご自身も元々縁がなかったって話ですけど。
ノオト・ブク太郎
そこがこの団体の成り立ちの興味深いところなんですよ。峯川さんが大学生だったもう10年以上前ですかね。参加してたNPO法人、非営利の団体ですね。共存の森ネットワークっていうところの活動拠点が本当にたまたま市原市にあったそうなんです。
ノオト・ブク子
へー、偶然の出会い。
ノオト・ブク太郎
そうなんです。それが全ての始まりで。で、転機が来るわけです。そのNPOが、市原市での活動を終えることになった。
あー、なるほど。
でも峯川さんは、その時にこう、築き上げてきた地域の人たちとの関係性を、「いや、ここで終わらせちゃダメだろう。」と、そう強く感じて、ご自身で新たにのろしを立ち上げようと決意したそうなんですね。
ノオト・ブク子
なるほど。じゃあ、引き継いだのは、その事業内容とか場所とかじゃなくて、人との繋がりそのものだったんですね。
ノオト・ブク太郎
まさにそこなんです。活動内容はNPOの時とは変えながらも、当時の繋がりを土台にして、さらに新しい人たちとの関係を広げながら、今ののろしがあると。まさに継承と発展ですよね。
ノオト・ブク子
うーん、その繋がりを受け継いで、今活動しているメンバーっていうのは、どういう方々なんでしょう?その当初のNPOからの繋がりは、今あるんですか?
ノオト・ブク太郎
それがですね、現在の中心メンバーは、20代とか30代の社会人が多いみたいですね。で、最近は高校生とか大学生も増えていると。年齢層としては、まあ40代以下。
ノオト・ブク子
はい。
ノオト・ブク太郎
で、面白いのが、その初期のNPO時代からの繋がりで、参加している人ってほとんどいないそうなんですよ。
ノオト・ブク子
え、そうなんですか?じゃあどうやって集まっているんですか、皆さん。
ノオト・ブク太郎
それが主にボランティア募集サイトのアクティブ。
ノオト・ブク子
ああ、アクティブ。
ノオト・ブク太郎
ええ、アクティブを通じてだそうです。だから誰かの紹介とかじゃなくて、ネットで見つけて、あ、これ面白そうだなと思って参加してくる人がもう大半だと。
幸福の副業の理念
ノオト・ブク太郎
へー。
で、特に何か専門スキルがないとダメとか、そういうのも問わない。だからこそ、本当に多様なバックグラウンドを持ったよそ者が集まってきているという状況なんですね。
ノオト・ブク子
アクティブ経由がメインって、なんか今っぽいですね。
そうですね。
そうなると、地域との関わり方っていうのも、そのNPO時代とはまた違う広がり方をしているんでしょうかね。
ノオト・ブク太郎
まさにおっしゃる通りで、初期のつながりだけじゃなくて、今はもっと多様な地域住民の方々と連携してますね。
メンバーが30、40人いるわけですけど、彼らがいくつかのプロジェクトチームに分かれてるんですね。
はい、はい。
で、チームごとに連携する地域の方々も違う。
例えば、高齢者の方々と何かやるチームとか、あるいは地元の30代、40代くらいの若手のまちづくりグループと一緒に何か企画するチームとか。
ノオト・ブク子
なるほど。
ノオト・ブク太郎
そういう感じで、関わる相手が固定されずに、活動を通じてどんどん広がっていく。
このダイナミックな感じが、のろしさんの特徴かもしれないですね。
ノオト・ブク子
活動が固まらずに、なんか有機的に広がっていく、そんな感じですね。
さて、冒頭でちょっと触れた副業っていうキーワード。
これがのろしを理解する上で、鍵なのかなと感じるんですが、詳しく教えていただけますか?
ノオト・ブク太郎
ここは非常に大事なポイントだと思います。
のろしさんが掲げてる副業っていうのは、よくあるお金を稼ぐためのサイドビジネスとはちょっと違うんですね。
彼らは幸福の副業、幸せになるための副業と書くそうです。
ノオト・ブク子
幸福の副業。
ノオト・ブク太郎
そのコンセプトは、メンバー個人のこれやってみたいなとか、こういうことに関心があるっていう思いと、地域の実はこういうことに困ってるんだよねとか、こういうのがあったら嬉しいなっていうそのニーズ。
これをうまくマッチングさせて、そこから具体的な活動を生み出していくっていう考え方なんです。
ノオト・ブク子
なるほど。普通、地域活動っていうと、地域のためにみたいな貢献意識が先に立ちそうな気もしますけど。
ノオト・ブク太郎
もちろん、結果として地域のためになる活動なんですけど、彼らが一番大事にしているのは、あくまで活動を通して自分自身のライフスタイルとか暮らしをより豊かにしていくことなんだそうです。
ノオト・ブク子
へー。
ノオト・ブク太郎
だから、地域貢献が第一目的ではないっていう、そこがユニークですよね。自分の好きとか関心が出発点になってる。
ノオト・ブク子
自分の人生を豊かにするための活動が、巡り巡って地域のためにもなっている。これは参加する側からすると、すごく自然だし続けやすい動機づけになりそうですよね。
ノオト・ブク太郎
まさにそうだと思います。その考え方がメンバーにすごく浸透してるんだなっていうのがわかるエピソードがあって、コロナ禍で数ヶ月間活動が完全に止まっちゃった時期があったそうなんですね。
ノオト・ブク子
はい、ありましたね。多くの活動が止まりました。
ノオト・ブク太郎
その後、活動が再開されて、久しぶりにメンバーが集まった時に、ある女性のメンバーの方がこんなことを言ったそうなんです。
いやー、この数ヶ月活動がなくて本当に寂しかったと。市原に来られないって思うとなんか心細くて、この活動が自分にとってどれだけ大事なものか改めてわかりましたって。
ノオト・ブク子
わー、それはなんかグッときますね。
ノオト・ブク太郎
ですよね。美音川さんはこの言葉を聞いた時に、
ああ、のろしの活動っていうのは単なる週末のイベント参加っていうだけじゃなくて、メンバー一人一人の生活の一部というか心の懲りどころとしてちゃんと根付いてるんだなと。
そう感じて非常に嬉しかったと語ってましたね。これこそ彼らが目指していた幸福の復業が形になった瞬間だったのかもしれないですね。
ノオト・ブク子
活動が自分の人生の一部になる。そうなるともうボランティアっていう言葉だけじゃちょっと捉えきれない深さがありますね。
課題と解決策
ノオト・ブク子
ただ、メンバーの方々は東京とか神奈川とか、普段は離れた場所で生活されてるわけですよね。この距離感ってどうやって乗り越えてるんでしょう。連携とか活動のバランスとか、日常的なコミュニケーションはどうしてるのかなと。
ノオト・ブク太郎
やはり日常的に頻繁に顔を合わせるっていうのは難しいわけですね。ですからコミュニケーションの基盤はやっぱりオンラインです。
メンバー募集の入り口になったアクティブもそうですし、あとは連絡調整にはスラックとかLINEの公式アカウント、会議なんかはZoomとか、そういうのを活用してるそうです。
ノオト・ブク子
今時の働き方関わり方って感じですね。
ノオト・ブク太郎
週末に実際に市原市に集まるわけですけど、面白いのはそこで地域住民の方々との交流が生まれるじゃないですか。
それがメンバー同士の絆を深める、なんか媒介みたいな役割も果たしてるっていうふうにおっしゃってましたね。
オンラインだけじゃ得られない一体感みたいなものがやっぱり現地での活動を通じて生まれてくると。
ノオト・ブク子
なるほど。地域の人とのリアルな繋がりが結果的にメンバー間の繋がりも強くするっていう。運営面で何か気をつけてることとかはありますか?
ノオト・ブク太郎
メンバーそれぞれの本業とか家庭生活に支障が出ないようにっていうのはすごく意識されてるみたいですね。
だから活動は基本的には週末だけで完結できるようにデザインされている。
もちろん本人がもっとやりたいって希望して都合がつけば、例えば平日に市役所との打ち合わせに一緒に行くとか、そういうより深い関わり方もできるんですけど、
それはあくまで任意、強制は絶対にしない。個々のライフスタイルを尊重するっていう姿勢がかなり徹底されてるなと感じました。
ノオト・ブク子
その無理なく関われるっていう設計思想みたいなものが幸福の副業の根っこにあるわけですね。
そうですね。
でもまあ理想通りにいかない部分、つまり課題みたいなものもあるんじゃないでしょうか。
もちろんです。
ノオト・ブク太郎
峰川さんのお話からも、やっぱりいくつかの運営上の難しさっていうのは見えてきました。
大きく分けると2つあるかなと思います。
どう言いますと?
一つはですね、メンバー募集の段階でのミスマッチですね。
さっきアクティボ経由での参加が多いって話しましたけど、アクティボって手軽に応募できる反面、結構単発のボランティアを希望する人も多いそうなんです。
ああ、なるほど。
でも、のろしさんの活動の中には、例えば行政とか地元の企業さんと一緒に進めるようなある程度の継続性とか、ちょっと責任感みたいなものが求められる、少しハードルが高いものもあると。
ノオト・ブク子
はいはい。軽い気持ちで参加してみたら、あれ思ったより結構本格的だな、みたいなギャップが生まれる可能性があるわけですね。
ノオト・ブク太郎
そうなんです。団体の求めるコミットメントと応募してくる方の期待値との間に、ちょっとズレが生じやすい。
これはアクティボっていう入り口を使ってる以上、まあ避けにくい部分でもあるのかもしれないですね。
なので、もっと団体の意図が伝わるような募集の仕方とか、参加する前の丁寧な説明とか、そういう工夫が今後もっと必要になってくるだろうなとは感じているようです。
ノオト・ブク子
入り口での期待値の調整大事ですよね。もう一つの課題は何でしょうか。
ノオト・ブク太郎
二つ目は、これは多くの団体が抱える問題かもしれませんが、メンバー間の活動への関与度のギャップですね。
当然ですけど、メンバーそれぞれ活動に分ける時間とか、まあ熱意にもばらつきがありますよね。
ノオト・ブク子
まあ仕事が忙しい時期とか、家庭の事情とか、人それぞれありますからね。
ノオト・ブク太郎
それがチームの中でプロジェクトの進行にちょっと遅れが出ちゃったりとか、メンバー間の温度差を生んだりする原因になることもあると。
例えばすごくやる気はあるんだけど、どうしても仕事が忙しくて会議に出られない人がいると、その人のタスクが止まっちゃったり、他のメンバーがカバーしなきゃいけなくなったり。
ノオト・ブク子
うーん、それは悩ましい問題ですね。特に本人のやる気がないわけじゃないっていう場合が多いとなると。
ノオト・ブク太郎
そこが非常に難しい点だと峰川さんもおっしゃってました。参加できない理由が本人の意欲が低いとかじゃなくて、コントロールできない外部の要因、つまり仕事とか家庭の事情であることがほとんどだと。
だから単純にもっと頑張ってくださいとは言えないし、責めるわけにもいかない。この避けられないギャップとどう向き合ってチームとして活動を進めていくのか。すごくデリケートな調整が求められる部分ですよね。
ノオト・ブク子
意欲と現実とのギャップ、これは根が深い問題かもしれませんね。こうした課題に対して、のろしとしては何か具体的な手を打ったりしてるんでしょうか。
ノオト・ブク太郎
はい。まさに今試行錯誤しながら対策を進めているというところでした。特にここ数ヶ月で本格的に導入したのがチームの再編成。まあ言ってみれば関わり方のコース選択制みたいなものです。
ノオト・ブク子
コース選択制?
ノオト・ブク太郎
入会する時とか活動の節目みたいなタイミングでメンバーが自分が参加できる時間とか活動にどれくらい深く関わりたいかっていう意向に応じて、2つの主要なコースから所属を選べるようにしたそうなんです。
一つが副業ラボ。これは自分でプロジェクトを企画して主体的にどんどん実行していきたいっていう熱意のある人向けのコースですね。
副業準備コースの試み
ノオト・ブク太郎
もう一つが副業準備コース。こちらはまずは誰かのプロジェクトを手伝うところから始めたいとか、あるいは活動を通して自分が本当にやりたい副業のテーマを見つけたいとか、そういう人向け。
ノオト・ブク子
なるほど。最初からそのコミットメントのレベルとか試行性でチームを分けることでミスマッチとかさっきの関与度のギャップから生まれるストレスを減らそうっていう試みですね。これは何か効果がありそうですね。
ノオト・ブク太郎
そうなんです。同じくらいの熱量とか関与度を望むメンバー同士でチームを組むことで、お互いに無理なく気持ちよく活動できる環境を作ろうと。まだ始めたばかりだそうですが、手応えは感じているようでしたね。
ノオト・ブク子
それは素晴らしい工夫ですね。コミュニケーションツール、そのITの活用についてはどうでしょうか。スラックとかズームを使ってるってことでしたけど、そのあたりに課題とか工夫とかはありますか?
ノオト・ブク太郎
スラック、LINE、ズーム、そういったツールは最低限は活用しているというのが現状のようです。メンバーは若い世代が多いので、基本的なITリテラシーは問題ないし、新しいツールへの抵抗感も少ない。
ノオト・ブク子
それは強みですよね。
ノオト・ブク太郎
ただ一方で、じゃあそのツールのポテンシャルを最大限に引き出せているかっていうと、そこにはまだ課題があるとも感じているようです。
例えば、スラックで平日の日中に大事な連絡を送っても、メンバーはやっぱり本業で忙しいからすぐには見られないとか、あるいは見逃しちゃうなんてこともある。
ああ、確かに。
収穫活動がメインとはいえ、平日の連携もやっぱり必要ですからね。
ノオト・ブク子
ひとおきコミュニケーションの難しさってありますよね。
ノオト・ブク太郎
そうですね。もっと効率的なツールとか使い方があるんじゃないかっていう関心はあるものの、世の中ツールがあふれすぎてて、どれが本当に自分たちにフィットするのかを見極めるのも難しいと。
あとツールの導入とか定着には結構エネルギーもいりますしね。
そうですね。
なので、峰川さんご自身もこのあたりの情報収集とか最適な活用法の模索っていうのは今後の継続的な課題だと認識しているようでした。
地域の事業者との連携
ノオト・ブク子
チーム編成の見直しと並行して、それを支えるコミュニケーションの在り方も進化させていく必要があるということですね。
でも、そうした課題に真摯に向き合って乗り越えようとしているからこそ、活動はさらに面白い広がりを見せているということなんですよね。
ノオト・ブク太郎
まさにその通りだと思います。
単なる週末のボランティア活動っていう枠をもう超えた動きが出てきてるんですね。
例えば、活動を通じて知り合った地域の事業者の方から、「いや、うちの仕事を週末だけでもいいから手伝ってくれない?」みたいな感じで声がかかって、
実際に報酬をもらって、副業として土日に石原で働くメンバーが出てきているそうなんです。
ノオト・ブク子
それはまさにコンセプトである幸福の副業がリアルな仕事として形になった事例ですね。すごい。
ノオト・ブク太郎
さらにもっと大きな変化としては、こののろしの活動がきっかけになって、もともと埼玉に住んでいたメンバーの方が、石原市にすごく魅力を感じて移住しちゃったと。
ノオト・ブク子
移住?
ノオト・ブク太郎
現地で新しい仕事を見つけて生活を始めているというケースもあるそうなんですよ。
ノオト・ブク子
移住まで、それはすごいですね。
よそ者だった人が活動を通じてどんどん当事者になっていく。これは地域にとってもすごく大きなインパクトですよね。
ノオト・ブク太郎
そうですね。こうした動きを見ていると、のろしさんの取り組みというのが、単なる地域活性化イベントをやりましたというのにとどまらずに、
人の生き方とかライフスタイルそのものに影響を与え始めているんだなというのが分かりますよね。
みねがわさん自身も、この副業という考え方、あるいはそういう生き方そのものをもっと世の中に広めていきたいというビジョンを持っているようでした。
ノオト・ブク子
仕事とか家庭とか趣味とか、そういった従来のカテゴリーに加えて、自分の好きを追求しながら地域とか社会の課題解決にも関わるみたいな、
ノオト・ブク太郎
そういう選択肢がもっと当たり前になるような社会っていうことでしょうかね。
ええ、まさしく。従来のちょっと奉仕みたいなイメージが強かったボランティアとは少し違う、もっと軽やかで、かつ自分自身の成長とか喜びにもつながるような副業っていう関わり方。
これが広がっていけば、それは人口減少とか高齢化に直面している多くの地域にとって、持続可能な未来を築くための何か新しい希望になるんじゃないかとみねがわさんは考えているようです。
ノオト・ブク子
自分の好きと地域の未来を結びつける副業、これはあなた自身の地域との関わり方を考える上でも大きなヒントになりそうですね。
地域内の資源の活用
ノオト・ブク子
そしてみねがわさんはですね、この話を聞いているあなたに向けてこんなメッセージを託しています。
ノオト・ブク太郎
ぜひあなた自身の住む地域とかあるいは関心のある地域で同じような思いで活動している人とか団体を探してみてほしいと。
ノオト・ブク子
探し方のヒントとしてはあなたの地名プラスボランティアとか都道府県名プラスまちづくりみたいなキーワードでインスタグラムとかさっき名前が出たアクティボみたいなサイトで検索してみるとか。
あるいは最近だったらAIに〇〇市で若者が地域活動できる団体ありますかみたいに尋ねてみるのも面白いかもしれないとのことでした。
ノオト・ブク太郎
そして力強い言葉としてこの話を聞いてああいいなで終わるんじゃなくてぜひ小さな一歩でもいいからアクションを起こしてみてほしいと。
失敗なんて気にしないでまずは気楽に参加してみてほしい。案外なんとかなるもんですからって。
ノオト・ブク子
なんとかなるいい言葉ですねなんか勇気をもらえますね。
さて今回は千葉県市原市ののろしという団体を通して地域外の若者が幸福の副業という非常にユニークな形で地域と関わるモデルを深く掘り下げてきました。
単なる労働力とかボランティアとしてっていうだけじゃなくて活動を通じて自分自身の人生を豊かにしていくんだっていう視点がすごく印象的でしたね。
ノオト・ブク太郎
本当に資産に富む取り組みだなと思いますね。都市部に住む若い人たちのエネルギーとかスキルそして何かに関わりたいっていうその思いを地域の課題解決と結びつける新しい循環を生み出している。
ノオト・ブク子
そして大事なのはそれがメンバー自身の成長とか幸福感にもちゃんとつながってるからこそ持続可能な力になってるんだろうなという点ですよね。
まさに関わる人みんながハッピーになれるようなそんなしくもと言えるかもしれません。
ノオト・ブク太郎
最後にですねこれを聞いているあなたに一つちょっと思考を深めていただくための問いを投げかけてみたいなと思います。
ノロシは地域外のエネルギーをうまく地域内に取り込むことで成果を上げていましたよね。
はい。
ではちょっと視点を変えて地域内にすでにいる住民の方々つまりあなた自身とかあなたの隣人かもしれない人たちのまだ表面に出ていないスキルとか経験あるいは密かに持っている情熱そういったうちなる資源を副業のような形で自分たちの地域をもっと良くするために活用していくにはどうすればいいでしょうか。
ノオト・ブク子
地域内の副業による活性化ですね。
ノオト・ブク太郎
そのためには地域の中にどんな出会いの場とかきっかけあるいはどんな考え方の転換が必要になると思いますか。
ノオト・ブク子
この問いをぜひ少しご自身の状況に引き寄せて考えてみていただけるとまた新たな発見があるかもしれません。
20:37

コメント

ちょっとオーバーじゃない?というところもあるが大まかには内容通り

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