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ちえラジChat火曜日始まりました。今回はですね、プログラミングについてということで、成長に合わせて繋がれるプログラミング環境とは、という話をしようと思います。
今まで、中学生向きにはScratchとJavaScript、高齢者向きにはApp Inventorの講座を展開してきました。
その前に、もう2019年頃ですかね、Scratchを使ったワークショップを小学生向きになんてのもやってたりしてましたね。
そんなわけで、環境をとっかえひっかえ使ってきているわけですが、やっぱりなんか、これは学習にいいな、そういう環境っていうのは今一つないなという感覚も正直思っています。
Scratchは本当に直感的に触っていて、なんとなくプログラミングっていうのがわかるという、そんなツールにはなっていますが、
やっぱり、初学者向けの内容に特化していて、その次のステップってScratchじゃできないし、考え方の互換性っていうのもあんまりないんですよね。
何というか、繰り返しとかそういう概念がちょっとずつ違うので、他のプログラミング言語を覚えるときに、結構覚え直しが必要になる。
座標系の考え方が違うので、絵を描く処理とかもだいぶ変えないといけません。
だから、Scratchって本当に初心者中の初心者でやっぱりパッパと終わるべき環境になっちゃってるなって感じがします。
メインの利用者が小中学生なので、割と本人の柔軟性のおかげでなんとかなってるって感じもあるんですが、
じゃあ、環境としてこれでいいのかな、親世代の人にももっと上の人にも、じゃあこれだけで初心者環境全部やっていけるかっていうとちょっと微妙だなっていう気がします。
まあ、その分すごくわかりやすいっていうのはあるんですけどね。
じゃあ、いきなり文字ベースの、例えばJavaScriptとかのプログラミング言語をやっていいのかっていうと、それもまたちょっと厳しいところはあるのかなって気もします。
文字ってのはやはり無限の組み合わせがありますので、内容を理解してないと書けないんですよね。
もちろん、学校の授業では先生の文章を書き写してねーとか、そういうところから始めるっていうやり方でもいいんですけれども、
ちゃんと内容を理解して命令文を使いこなせるようになるには正直そこそこ時間かかるのかなっていうのは気はしています。
自分もプログラミングの授業でうまく動かないっていう例を見せてもらってて、そこまでしっかり理解できてるわけじゃないんだなっていう例はいくつかも見ました。
もちろんね、今回の授業の発表会で見たみたいにその辺しっかりわかってるっていう方もいらっしゃったんで、まあ人によるんだろうなってところではあるんですが、
プログラミングの学習環境、これでいいのかなっていうと、まあちょっと大丈夫かなという気もするんですよ。
基本理念をScratchで覚えて、それを文字ベースのプログラミング言語に置き換えていってっていう、まあそのやり方が一番すんなりいくような気もするんですが、その置き換える過程がものすごく間が空いてて結構大変で、
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かなりの大ジャンプが必要になるなっていう感じがしています。
もちろんその真ん中に当たるものをこちらで作っていけばいい、提供していけばいいっていう話になるんだろうなとは思うんですが、
なんかその辺りについて両方見て、じゃあその隙間どうしようかって考えてる人が少ないなーってここ最近思うんですよね。
本当にプログラマーは初心者中の初心者からちゃんとプログラミングができるところまで通して見てる人っているのかなーっていうふうに思うところがあります。
間がないんですよね。そしてそういう人が語り合えるコミュニティもない。だからなんかそれでいいのかなっていう気がします。
というところで今日の話これぐらいで終わりにしていきたいと思います。
明日水曜日、SIDE BEACH CITY.のウェブ配信についてということでお話をしていければと思います。
ではでは。