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2024-12-24 08:12

日本人の心と気持ち - ゲームを通して学んだこと Advent Calendar 2024

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ゲームを通して学んだこと Advent Calendar 2024、具体的なゲームの話最終回となる今回は、天穂のサクナヒメというゲームから学んだこと考えたことについて、話をしていこうと思います #ゲーム #アドベントカレンダー

この話のマインドマップ

サマリー

ポッドキャストでは、ゲーム『天穂のサクナヒメ』を通じて、日本人の心や文化について探求しています。このゲームは、日本の農業や宗教への理解を深める貴重な体験を提供しています。

ゲームの概要と文化の探求
12月24日のアドベントカレンダーの記事では、ゲームを通して学んだことアドベントカレンダーとして、日本人の心と気持ち、というテーマでお話をしていこうと思います。
具体的なゲームのお話、最終回となる今回は、天穂のサクナヒメというゲームのお話をしようと思います。
このゲームは、とてつもなく日本に近い文化を持っている、ヤナトという国を舞台にしたゲームで、神様が住む世界、頂の世という世界で、鬼が巣くうヒノエ島という島で生活をし、ご飯を作り、食べて暮らしながら、その島に鬼が湧いて出てくる、理由を探れ、というアクションと農業の二つの軸があるゲームです。
2024年の秋のアニメにもなっていますので、そこで知ったっていう方もいらっしゃるんじゃないでしょうか。
主役となるメンバーは、人間界の麓の世と言われる場所からやってきた、いろいろな立場を持つ人々5人と、頂の世の都で問題を起こして、島の調査を命じられた神様サクナヒメの6人です。
主人公として行動するのはサクナヒメ1人なのですが、麓の世の5人も結構いろんなところで活躍をしたり、ストーリーに関わってきたりします。
サブクエストもたくさんあって、その中では結構それぞれのメンバーの性格を深掘りする内容があって、そこも含めて楽しかったですね。
アニメの方でもね、特にそのサブクエスト周りをすごい丁寧に進めていて、すごくなんか面白かったなっていうふうに思いました。
で、この5人の中に1人、フォロモス教という、内容的にはキリスト教なんですけれども、その宗教の宣教師として旅をして回っていた、ミルテという人物がいます。
特にその人を中心として日本の文化とは何かとか、日本の文化と海外の文化の違いだとか、そういうような話が結構たくさん出てきて、そこがすごいこのゲーム勉強になったなというふうに思うところだったんですね。
世界を渡り歩いたミルテと違って、他のメンバーは純粋にヤナトの人で、ヤナトから出て行ったっていうことが全くありません。
そういうような人と全く考え方が違う、そういう文化も違うというところなんですが、やっぱりそこから日本の文化ってこういうものなんだ、海外から見ると日本ってどう見えるんだとか、
そういう文化の話が見え隠れする。そこから海外の人と出会うときはどういうふうに話を進めていけばいいのかな、日本人として自分はどういうふうに生活をすると良いのかな、
そういうようなものを考えるきっかけになるところはすごく大きいのかなというふうに思います。そういう発想に至るというところもあって、自分はそこがすごく良かったな、面白かったなというふうな思うところの一つではあります。
その他、このゲーム、主人公自身が豊穣神の娘ということで稲作をすることで強くなるという特性を持っています。その稲作の工程がやっぱりすごく実際の農業に近くて、一時期はサクナヒメの攻略情報を探すために農林水産省のサイトを調べた人もいるぐらいです。
このゲーム、だから農業の工程をざっくり知ることができるっていう点もこのゲームの特徴の一つですよね。
1年と言っても、このゲームは1年は12日で過ぎてしまうので、本当にざっくりとではあるんですけれども、ただ農業ってどういうことをするのか、どういうところが難しいのか、田畑ってどうやって成長させていくものなのか、水はどうやって田畑に入れて、どうやって水と付き合っていけばいいのかとか、そういう感覚ですね。
もちろんちゃんと知識としてものにするためには、そこからじゃあここに出てきたこれってなんだろう、実際はどうなんだろうみたいな調べ事をする必要は当然あるんでしょうけれども、ただやっぱりこれでざっくりと農業って、稲作ってどうなんだろう、どういうものなんだろうっていうのを知る。
そんなきっかけの一つとしてはすごく優秀じゃないかな、素晴らしいものなんじゃないかなと思います。
何よりもここは1年が12日になっているというところがすごくゲームらしい良いところでもあるのかなと思います。
農業体験と時間のデフォルメ
ゲーム自体そんなにすごく長いってものでもなくて、ゲーム内の時間でも7年やればだいたいエンディングにはたどり着くかなと思います。
ただ7年やるってことは農業も7回の工程を踏む。
実際シナリオの都合上1年分ぐらいはスキップされてしまうので、都合は6年分ぐらいなんですが、でもそれでも6回も農業の工程をざっくり体感することができるっていうのは結構大きいんじゃないのかなっていうふうに思っています。
それだからこそ、今年はこうだったな、じゃあ来年こうしてみようかとか、そういうふうにちょこちょこと改善をしていくとか、新しいチャレンジをしてみるとか、そういうことができるっていうのもこのゲームならではなんだと思うんですよね。
現実でじゃあそういうふうに1年ごとにやり方変えてみましょうって言ったらリアルに365日、6回試すだったら2100日以上もかかっちゃう。
そんなに長いこと農業に関わっていくとなると、もう実際就職するしかないですよね。
そんな長いことを就職してやっていくっていうこともざっくりとでもいいので、ゲーム内で、プレイタイムで言うとすっごく丁寧にやって80時間ぐらい。
まあ平均的なプレイタイムだと半分くらいなんでしょうかね。そのぐらいの数ヶ月で体験できるっていう。
そんな天穂のサクナヒメから農業に入るってすごくいい入り口なんじゃないかなっていうふうに思うんです。
ゲームってそうやって時間というものをデフォルメすることができる。
本来だったらものすごく時間かかることをものすごく短時間でなんとなくこんな感じなんだっていうことを体験できる。
それは実体験にはとてもかなわないかもしれないけれども、それでもハードルの低さによって気軽に体験できる。
それぞれの分野、いろんな分野を体験できるっていう意味で、総合的に見てはとてもいい機会なんじゃないかなと個人的には思います。
そんなわけで、日本文化と海外の文化の違いとか、宗教との関わり方とか、あとは農業についてとか、
そういう3つの意味でこのゲームからいろんなことを教わったので、今回このゲームの話をさせていただきました。
そんなわけで、今回のゲームを通して学んだことアドベントカレンダーの記事はここにて締めとさせていただければと思います。
08:12

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