地域社会での活動と社会的な価値
ちえラジ Chat 金曜日始まりました。今回はですね、週替わりテーマ、地域についてということで、この憎らしくも愛おしい地域社会という話をしようと思います。
地域社会でやってることって、確かに周りから称賛されたりね、すごいね、いいねって言われることはあるんですけども、それによって得られるものってすごく実は少ないんだと思うんですよ。
社会的な価値を得られない、早い話をお金を得られない、だから生活保障、社会保障、全く得られません。
でも、その割にはすごく時間がかかるので、片手間でやるのはすごく難しい。
今、地域社会の中心になってる人って、そこで生活保障、社会保障、得なくてもいいっていう人。年金もらってる人とか、旦那さんの稼ぎがいい人とか。
もちろん、共働きの人もいます。でも、そこまで家計が大変ってわけじゃなさそう。
正直ね、そんなこと言うとね、外から勝手なこと言いやがってとか言われそうな気もしますけれどもね。
でも、フルタイムで仕事しないと生活が回らない、ギリギリな感じ。
環境の人とか、当然来ないんですよね、地域社会に。
仕事真っ盛り世代の人、環境変わってすごく大変なところもあるんだけど楽しいと思ってらっしゃる方々。
そんな人は当然ながら地域社会には来ない。そんな人を置き去りにして地域社会は動く。
Facebookなんかだとね、自分もね、知り合いに結構地域関係の人もいるので、そういう人の活動とかも上がってくるんですけども、
やっぱりそういう人たちの地域会議とかやってるのを見ると、やっぱり結構年齢層高いんですよね。
40代後半、50代、60代。20代、30代の人ってまあいないかな。
まあそりゃそうでしょ。結局がっつり仕事をしなくていい人。
自分みたいに生活はもう破綻してるんだけども、それでもなんか地域で何かやるんだとか、
自信しがみついてる人。そんな人しか地域に関わることができない。
そしてそこまでやっても会社とかじゃないんで、誰からも救わないし救えないし救われない。
だからそれでもいいよって。
言える人しか地域には関われないっていう状況。
他のところで生活保障、社会保障を得てる人しかできないっていう状況になっちゃってる。
なんかそういう状況を考えるたびに、本当にこの地域社会でいいものかなっていうふうに思うし、
こんな状況を放置している地域の担い手っていうような人たちも、
なんかこの状況を容認してるとか許せないな、憎たらしいなとか思っちゃうたりします。
地域活動を通じたコミュニケーションの場
ただ地域活動に関わっていて、ここでしか得られなかったなって思うのも結構あるなと思ってて、
自分なんかだとね、IT技術者としてはそんなにレベルが高くないので、
そういう人でもある程度話ができる場が得られる。
昨日なんかまさに山手縁の場に行ってきたわけですが、
そういうところでもなければ、結婚もしてない自分が子供に関われる機会なんかないわけですよ。
だから、今の子供ってこんなことやるんだ、こんなこと考えてるんだ、
こういうところ楽しいって思うんだなんていうのも全然わかんない。
だからこそ、愛おしいなって思うところはいっぱいあります。
その反面、やっぱり憎たらしいな、憎いなっていうことに感じると、
そういうすごいある意味微妙な場所、それが自分にとっての地域かな。
自分自身がそこまで幸せを得られるかっていうと、正直そこまでは考えてない。
でもせめて、そう思わないで住む人が一人でも増えてくれればいいな、
そういう人と一緒に何かできればいいなということで、
なんかね、今は地域の活動を進めているし、
来年も多分そんなことをしていくんだろうなと思ったりしておりました。
というところで、今日のお話はこれぐらいにして終わりにしていきたいと思います。
本日はちょっと特殊でして、夕方あたりですね、
明日、アドベントカレンダーというところに音声を上げることになっておりますので、
そちらのお話をちょっとライブですると思います。
それ以外についても土日はライブとかもすることになると思いますので、お楽しみに。
というところで、今日のお話はこれぐらいに終わりにしていきたいと思います。
ではでは。