2025-12-19 11:56

高見知英 the Origin

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地域系ポッドキャストの日のネタということで、最近話していなかった、わたしが地域活動に関わり始めた理由について話をしました。 #地域系ポッドキャストの日 #声日記 #ちえラジ地域について

サマリー

地域活動への関わりを始めたきっかけやその進展について、特に横須賀や横浜のITコミュニティの現状を語ります。プログラミングや技術に対する文化的な理解の違いに気づくことで、地域社会におけるプログラマの存在意義を模索しています。

地域活動の始まり
ちえラジChat、金曜日始まりました。今回はですね、週替わりテーマ地域について、そして地域系ポッドキャストの日ということで、今回は最近話していなかった、自分が地域活動に関わり始めた理由ということを話をしていこうと思います。
自分が地域活動に関わり始めたのっていうのは、大体2016年とか15年とかそのぐらいですかね。スマートフォン懇親会っていうイベントとか、日本Androidの会横須賀支部っていうのとか、イベントをいろいろと関わっていて、大体その辺のログを探ってみると、そのぐらいだったかなっていう気がします。
大体その時点で、やっぱりITコミュニティにはよく関わってはいました。IT系のコミュニティはすごくたくさんあって、自分こういうものを作ってみたよ、新しいライブラリ、新しい言語、こういうものあるよとか、スマートフォンこういうの出てきたんだよとか、そういうような話。
当時はまだiPhoneとかなかった頃ですね。なのでWindows Mobileとかそういうようなスマートフォンがいっぱいあった時期だったと思いますが、そんなものが出てきて、いろいろその話をしてた勉強会がたくさんあったんです。
自分はそれに参加をしていました。大体そういうようなイベントは当時ほとんど東京でしたね。今もほとんど東京ですが、横浜ではほとんど月に2、3ヶ月に1回イベントやってるかなぐらいのもので、ほとんどイベントがなかったので、東京に行って勉強会に参加して終電近くで帰ってくるみたいなのを繰り返しておりました。
当時横須賀支部を立ち上げたのは、ちょっとこちら側で自分たちが参加しやすい場所でイベント開けないかなみたいなことを思ってたっていうのがあるんですが、2012年仕事を辞めまして、以降横須賀に行くのは日本Androidの会横須賀支部のイベントをやりに行くみたいな感じだった。
そろそろちょっときつくなってきたかなっていうふうに思っているところだったと思います。なので2016年をきりに日本Androidの会横須賀支部の活動も辞めちゃってるんですけども、そういうようなことでいろいろとITコミュニティ、ちょっと関わりづらいなみたいな感じを感じたところです。
じゃあちょっと横須賀以外の場所でできれば横浜でそういう場所開けないかなみたいなことを思っていたのがこの時期だったかなっていうふうに思うんですけれども、結構地域コミュニティ見ると一応あるんですよ。ちょこちょこと芽生え始めたところがあって、当時は横浜コミュニティデザインラボ、この団体まだありますけれども、
こちらの団体が関内っていう横浜のベイエリアの方で結構イベントをやってたので、そちらの方に参加してはいました。ただ実際参加してみると驚くほど話が通じないんですよね。
プログラミングのネタなんか全然話できないし、たまにプログラミングできる人いるんですけれども、楽しんでプログラミングしてないっていうか、事務的な処理のためにツールとして使っている以上のことは一切やってない。新しいライブラリがどうのねとかそんな話は一切してない。全然違う文化圏を持ってるなっていう感じだったんです。
なので結局ここもちょっと違うなっていう感じで、そうやっていろんな地域系のイベントにいろいろ関わっているうちに、あれなんかちょっとここまで話し通じないの変じゃないのみたいな、そんな感じに思い出しているうちにどんどん地域活動に関わることになってしまったみたいな感じだったかなというふうに思います。
当時が2016年と17年の頭あたりからですね、そういうようなことで、一緒に地域のこととかITのこととかそういうので何かやろうと思っている人たちがいたので、それに乗っかって立ち上がったのがまちづくりエージェントSIDE BEACH CITY.といううちのNPO法人ですね。そこに関わり始めたっていうのが大体2017年。
当時はNPOっていう制度で立ち上げるのはちょっと反対はしてたんですよ。何よりお金にならないから。お金にならないと言うと当時IT勉強会では結構コミュニティ貧乏みたいな言葉がどっかで囁かれてて、
要するにコミュニティ用の機材、勉強会セット、プロジェクターとかWi-Fiルーターとかプロジェクターの布、スクリーンとかそういうようなものを色々買い揃えていくと、どんどんどんどんコミュニティイベントやる人っていうのは貧乏になっていくよね。その割に収入一切ないよねみたいなことが言われていた時期なので、何かそうなる定めにあるNPOってどうなのっていうふうに思ってたんです。
なんかその時はね、他のメンバーの、でもNPOって収益上げてもいいからみたいな言葉に半ば騙されたような気がしなくもないんですが、結局収益を上げてもいいけども、上げてもいいっていうのと上げなくちゃいけないっていうのは雲泥の差があるんですよね。
上げなくちゃいけないっていうのが株式会社とかだったわけですが、やっぱり上げなくてもいいNPOっていうのは、一応NPOが最低限運転できるだけのお金は得なきゃいけないよねって話になってくるんですが、それ以降にならなくてもいいよねっていうふうに思われてしまいがちになる。
ということで、結局このSIDE BEACH CITY.もね、あんまりお金にならないことばっかりやってはいるんです。もちろん最低限運転資金を稼ぐような団体にはなってきていますが、いまだに自分SIDE BEACH CITY.から一銭もお金もらってないですからね。
そういうような状況になっているっていうような状況。それは良くないねっていう状況をいまだに出せていないっていう感じがします。
プログラマの社会的役割
で、その結果が今普代村にいたりするわけで、流されるまま流されてきちゃったなっていう感じがしなくもないんですが、結局共通しているのは、プログラマーがいていい社会じゃないよねっていうのをすごくまだ感じるんです。
プログラマーがいていい社会じゃないよねっていうのは、この間の話もこの間プログラマーがいない社会についての話もちょっとしましたけれども、やっぱりなんか存在してて会話ができる、迎えいれられるコミュニティっていうのが地域にないよねっていうのは、結局そこは普代も横浜も大して変わらないのかなっていう気がしていて。
やっぱりもちろん東京だったらそういうところあるんですけれども、なんか横浜も普代もそういう人が自由に気ままにプログラミングの話をしても浮かない、そんな場所ってやっぱりないよねっていうような感じがします。
それは言葉であったり、アプリであったり、よく使ってるアプリであったり、あとはパソコンやスマートフォン自体の扱い方であったり、マウス操作とかクリップボードの扱い方とか、そういう詳細なところまで全て含めて全然やっぱり違うんですよね。
以前、地域のパソコンにちょっと詳しめの人たちの集まりの中の代表の人に、自分のパソコン操作をしているところを見てもらってたんですけど、見ながら作業してたりしてたんですけど、コピーペーストだけでびっくりされました。
「今何やったの!?」って、普通にコピーしただけなんですけど、みたいなね。そんな風に思われちゃった時もあったりして、やっぱりそのあたりで全然スマートフォンの使い方、パソコンの使い方、あらゆるものが違う。
そしてアプリについても、当時、そろそろSlackだとかDiscordとか、割と流行って始めたところでも、地域だとLINEがせいぜいみたいなね、そんな感じになっちゃうので、自分が使いやすいツールとか、自分が使いやすいパソコンの使い方とか、そんなことって一切できない。
だから、それってやっぱり結局、結果的にプログラマがいていい社会じゃないよねっていうふうに思います。
やっぱりね、周りにプログラマがいないので、そんなことでつまずくのあんただけでしょ、みたいな話になってね、結局疎外観を得るだけになってしまう。自分が異端者みたいな、そんな感じになっちゃう。
その状況が地域コミュニティにはあるなーって思って、それをどうにかしたくて今活動しているっていうのが現状ですかね。
早い話が、自分としては結局話せる人がいればいいっていう感じにはなるんですが、まだそのファーストステップすら微妙にこなせていないというのが現状かなーというような感じがしています。
特に普代村なんかではね、自分の世代でこれを何とかするって難しい話なのかもしれません。
自分もね、こちらに関わっているのは、いろいろと都合があって、だいたい3年ぐらいしかいられないと思うんです。
なので、3年の間にそういうような文化圏を形成することができるのかっていうと、多分無理だと思うんですよね。
プログラミングっていうのが職業じゃない社会ですから。
なので、そういうようなところでプログラミングをする人が存在を認められる、会話ができる、そんな社会は多分自分の世代ではできないんじゃないかなーっていうふうに思ったりはしています。
そこはなかなか諦めてはいるんですが、ただきっかけだけは作っておかないと。
特に今プログラミング、中学校ではおそらくやってるはずなので、その子たちが報われないじゃないか。
この普代村に嫌な思いだけをして、絶対出て行ってやるって言って出て行って、もう二度と帰ってこない。
そんな村になっちゃったら悲しいですよねって思うんです。
そんな話はね、本当にSBCast.でも自分を収録していて、自分のNPO側でやってるポッドキャストですね。
こちらのSBCast.でも結構そんな話題が時々出てきてて、やっぱりそんな風になってほしくないよねっていうような思いはなんとなくあるんですよ。
だからこそそうならないためにも、やっぱりプログラマがいていい社会になるきっかけだけは、自分がいる間残していかなきゃいけないかなっていうふうに思っています。
それは本当に横浜もですね、横浜も特に地域のコミュニティにおいてプログラマがいていい社会ではないと思っているので、
やっぱりこちら側から何とかして合わせないと何もできない社会にはなっていると思うので、それをちょっとなんとなくでもせめて変えていきたいなっていうふうに思っています。
そんな感じで今自分は地域の活動を主にやるようになってきた。
ITのスキルを地域に持ってもらってプログラマがいていい社会になるように自分は活動しています。
という感じでございます。
そんな感じで自分の高見知英のオリジンの話でございました。
というところで今日の話はこれくらいで終わりにしていきたいと思います。
明日は土曜日お休みです。
週明け月曜日いつもの通り今週1週間の予定ということでお話をしていこうと思います。
ではでは。
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