幸せは食べたもので作られる
2026-05-31 03:51

幸せは食べたもので作られる

食べることを我慢しながら、でも食べることばかり考えてしまっていた時期、私にもありました。


太っていたころ、痩せたくて我慢してはイライラして、その反動でたくさん食べてしまって…… あの頃は本当に幸せじゃなかったし、メンタルも不安定でした。「幸せは食べたもので作られる」というのは、そんな頃の自分を振り返りながら感じることです。心の安定に関わるセロトニンは、食事から摂る栄養素が材料になっていて、食べることと心の状態は深く関わっています。


ダイエット中に心が揺れやすいのはなぜか、食べ物のことが頭から離れないのはなぜか。そんな疑問を持っている方や、毎日の食事を通じて心も体も整えたいと思っている方の参考になればうれしいです。


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こんにちは、管理栄養士のたえです。
自分が太っていた頃、ずっと食べ物のことを考えていて、
痩せたくて食べるのを我慢して、その反動でまだたくさん食べてしまって、
そんな感じで過ごしていた時があります。
あの時は本当にメンタルも不安定だったなって感じています。
今日はそのことを振り返りながら、
幸せは食べたもので作られるというお話をしたいと思います。
心の安定とか幸福感に関わるのは、セロトニンというホルモンです。
体の中でゼロから作ることはできなくて、食事から取る栄養素が材料になっています。
セロトニンの材料の一つがトリプトファンという必須アミノ酸です。
タンパク質が分解されてできるので、肉とか魚、大豆製品、乳製品などに含まれています。
体の中で合成できないので、食事から取る必要があります。
そしてトリプトファンをセロトニンに変えるときには、ビタミンB6と鉄も必要になります。
赤身の魚とかレバー、バナナなどに含まれています。
糖質もセロトニンの合成に関わっています。
糖質を食べるとインスリンが分泌されて、トリプトファンが脳に届きやすくなるんです。
極端な糖質制限でイライラしやすくなるのは、このインスリンが出にくくなることで、トリプトファンが脳に届きにくくなってしまうからなんですね。
また、腸とメンタルは密接に関わっています。
セロトニンの約90%は脳ではなくて、腸の中に存在しているんです。
腸内環境が乱れると、脳の働きとか感情のコントロールにも悪影響が出ることが分かっていて、
お味噌とか納豆などの発酵食品、野菜に含まれる食物繊維などを摂ることで、腸内細菌のバランスが整って、気持ちの安定にもつながります。
そして、極端なダイエット自体も心に影響します。
体にとって厳しすぎる食事制限は、飢餓状態に近いストレスになってしまいます。
そうすると、ストレスホルモンが分泌されて、イライラしたり不安感が出やすくなりますし、
食欲を抑えるホルモンが減って、食欲を増やすホルモンが増えてしまいます。
結果として、常に食べ物のことばかり考えてしまう状態が続くんですよね。
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あの頃の私がまさにそれだったなと思っています。
幸せになりたいという気持ちはみんな持っているんじゃないかなと思います。
でも、痩せてきれいになって幸せになるという順番ではなくて、
まず、体に必要な栄養をしっかり食べて幸せになるという順番の方が、心も体もずっと楽になると思っています。
最後にお知らせです。
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ではまた。
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