昼食後の眠気、主食を抜く前に試してほしいこと
2026-04-27 03:53

昼食後の眠気、主食を抜く前に試してほしいこと

「昼に主食を食べると眠くなるから炭水化物は抜いている」という話、周りでもよく聞きます。でも実は、眠くなる原因は炭水化物ではなく食べ方の問題であることがほとんどなんです。

食後高血糖(血糖値スパイク)が脳の覚醒スイッチをオフにする仕組みと、インスリンからメラトニンへとつながる眠気のルートを管理栄養士の視点でお話しします。食事を抜かない・よく噛む・おかずの組み合わせを工夫する・筋肉量を増やすという対策も合わせてご紹介します。

私自身も家族も以前は昼食後の眠気に悩んでいましたが、食べ方と運動習慣を見直すことで改善しました。ぜひ参考にしてみてください。

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こんにちは、管理栄養士のたえです。 先日知り合いから、ご飯などの主食を食べると眠くなるから、なるべく食べないようにしているっていう話を聞きました。
同じようなことをおっしゃる方、特に男性に多いような気がするんですけれども、そういうお話を聞くたびに、ちょっともったいないなーって思っていました。
眠くなる原因は、ご飯などの主食そのものが悪いわけではなくて、食べ方に問題があるかもしれないので、
ご飯などの主食を抜く前に、まずは食べ方を見直してほしいなと思います。 どういうことかというと、
朝食を抜いたまま昼食を食べたり、時間がなくて早く食べてしまうと、食後に血糖値が急激に上がります。
これを食後抗血糖と言って、メディアでは血糖値スパイクっていう言葉でよく紹介されています。 この食後抗血糖が起きると、脳の中にある覚醒のスイッチが一時的にオフになってしまうんですね。
だから、食後に眠くなってしまうのはこのためです。 さらにもう一つ仕組みがあります。
血糖値が急激に上がると、それを下げようとして、インスリンというホルモンがたくさん分泌されます。
インスリンが出ると、筋肉にアミノ酸が取り込まれるのですが、 血液中のトリプトファンというアミノ酸は、
筋肉に取り込まれるのが緩やかなので、トリプトファンの比率が相対的に高くなるんですね。
脳に入ったトリプトファンは、セロトニンを得て、最終的に睡眠ホルモンのメラトニンへと合成されるために、これが食後の眠気をさらに強めることになります。
ではどうすればいいかというと、まずは食事を抜かないこと。
朝食を食べずにいると、昼食の食べるスピードが速くなったり、食べ過ぎたりしやすくなります。
食事はよく噛んでゆっくり食べること。そして昼食のメニューは、うどんとかパンとか、
炭水化物だけで済まさず、タンパク質や野菜・脂質のあるおかずも一緒に食べることで、血糖値の上がり方が緩やかになります。
それから長い目で見ると、筋肉量を増やすことも大切です。
筋肉は血液中の糖を取り込む力があって、筋肉が多いほど、食後の血糖値スパイクが起きにくくなります。
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食後に10分から15分ほど歩くと、筋肉が糖を消費してくれるので速攻性もあります。
私も家族も、以前は昼食後に眠くなることが多かったのですが、歩いたり筋トリを続けることで、気づいたら改善していました。
主食を抜きすぎると、炭水化物が不足して、かえって筋肉を動かすエネルギーが足りなくなることもあります。
主食をやめれば眠くならないのではなくて、食べ方を整えてみようという視点で、ぜひ一度試してみてほしいです。
お昼ごはん食べた後、眠くなるというので困っている方の参考になれば嬉しいです。
ではまた。
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