耳で旅する週末-ミミタビ-のお時間です。この番組は、働くあなたの週末に耳で楽しむ非日常の一時をお届けします。
音で声で耳で次の休みに行きたくなる、そんなエピソードをお楽しみください。
リョウタです。今日はゲストに背景音楽の冨田くんが来てくれています。冨田くん、よろしくお願いします。
今日はですね、フィールドレコーディングについて喋りたくて冨田くんに来てもらっています。
僕から簡単に紹介すると、冨田くんは福島県の会津地域を拠点に音楽制作をする背景音楽のメンバーとして活動されています。
背景音楽の活動について、冨田くんについて簡単に教えてください。
冨田と申します。ついに出ることができてちょっと緊張してるんですけど、背景音楽という活動をやっています。
今2人でやっている活動なんですが、2023年に当初3人で結成をしていて現在に至るんですけど、
背景音楽を会津地方拠点にして、自分たちで楽曲を作ったり、環境音を録ったものと電子音、マシーンで鳴らす音を組み合わせていろいろ表現をしているという活動になります。
ありがとうございます。背景音楽と冨田くんの活動に関しては、来週の配信分で改めて詳しくいろいろ聞かせていただきたいなと思っております。
今日はフィールドレコーディングについてしゃべっていきましょうというか、いろいろ教えてほしいなと思って出ていただいております。
僕がいろいろ聞いてみたいなと思っていて、今日念願かなってお越しいただきました。
ありがとうございます。
まずそのフィールドレコーディングとは何かみたいなところを聞いてくれている方に説明していきたくて、僕から説明してみますね。
フィールドレコーディングって多分いくつか意味合いがあると思うのね。まずそのものの意味。
ズバリそのものの意味で言うと環境音を録音することがフィールドレコーディング。
環境音を録音するっていうのは人工的に作られていない音、自然の中にある音。
例えば森の中の風とか鳥とか虫の音とか、川のせせらぎとか海の波の音とか、
街のざわみきとか遠くからサイレンが鳴っているなとか、街の雑踏とかもそうだし、雨が降った時に屋根に雨音が当たっているような音であったり、生活音だよね。
暮らしの中の例えば料理を作っている音みたいなの、そういう環境音そのものを録ることも一つフィールドレコーディングと呼ぶと。
あとは結構ジャンルによって異なるなって結構思っていて、まず一つ音楽ジャンルとしてあるわけじゃないですか。
富田くんの背景音楽は音楽作品として音楽のジャンルとしてやっているかと思うんですけど、音楽としてのフィールドレコーディングの他に、
あと民族楽とか人類楽が記録として残すフィールドレコーディング。
例えば少数民族の村とかに行って、その人たちの生活の音を記録として残すためにやっているっていう分野もあるし、
あとドキュメンタリー作品とかで街の音とかを立ち上げるために、雰囲気を作るために使うこともあるなって思っていて、この説明どうですか?
いや間違いない、その通りだと思っています。
この説明だけだとなかなかイメージも難しいかなと思うから、実際に音を聞いてみてほしいなと思っていて、
今日富田くんにいくつか素材の音を持ってきてもらったので、これまず流していきますね。
一つ20秒ぐらいで流していきます。
ということでいい音だよね。
ありがとうございます。
ちょっとこの音の説明というか解説みたいなのお願いしていいですか?
今流していただいた音もなんですけど、基本的にこの音を素材にして後々音楽っていうものにつなげているんですけど、
これは藍洲三里町にあるコバコという施設で、イベントで音を流すというタイミングで事前に録音をして素材として残したものなんですけど、
活動のモットーにもちょっとつながってくるんですけど、
その出させていただくところになんか紐づくものだったり、ルーツっていうところをまずたどって、
使えそうな素材の音を探すっていうところから始まるんですけど、
その時にダイレクトにその施設の隣にある小川があったので、そこに降りていってこれを使おうっていうところから採取した音にはなります。
藍洲三里町のイベントスペースっていうのかな、コバコで。
そこに関連した音だから、その裏の川の音を採取して、そこから音楽を作っていくという。
これ、川の音すごい綺麗だなって思うんですけど、どんな感じで録るもの?
これ、りょうたさんは拡張紙で見てもらえば分かるんですけど、実はiPhoneで直に録った音でして、
ちょうど小川に降りれる階段があって、手を伸ばせば手が水に入れられるような状況でもあったんですけど、
ギリギリまで近づけて、途中で入る鳥の音とか込みでもうダイレクトに周辺の音込みで録ったっていうものになります。
こんな綺麗に録るんだ。
そうですね、たまたま風も吹いてなくて。
iPhoneの最初から付いてるレコーダー?
そうです。
編集もしていません。この状態で。
でも、やっぱり川にもいろんな音があるわけじゃないですか。濁流のような音もあれば、せせらぎのような音もあれば。
せせらぎ、なんか優しい川の音というか、ちょっと上手く言えないんだけど。
そうですね、もう小川みたいなところで。
ちょっと付け足しをすると、なんで施設の横にある小川を選んだかというと、
自然の集めやすいというところもあるんですけど、
藍住里町の小川には、本郷焼きという名物で失敗したものを砕いて捨てるっていう文化というか昔の名残があって、
小川の底を見るとよく破片が落ちてて、キラキラ輝いてるんですけど、
やっぱりそういうところ面白いなっていうバックグラウンドも持ってたので、
小川を選んだっていうところもあって。
そうなんですね。
まあ、愚直に隣にあったからっていうのもあるんですけど。
でもまあまあね、やっぱりね、場の雰囲気という空間の構成しているものっていうところで。
ありがとうございます。ちょっともう一個次の音を流させてもらいます。
はい、ということで、森の鳥のさえずり。
すごい爽やかな気持ちになる。
これが多分フィールドレコーディングを想像するものに近いのかなと思うんですけど。
野鳥の音みたいな。
そうですね。これはもう想像の通り林の中に入っていって、
これは機材を用意してしっかりガンマエコン向けて狙って撮ったっていうものですね。
中通りから、たしか浜通り、川内村あたりで撮ったものです。
これはじゃあiPhoneじゃなく専用の機材で。
そうですね。
やっぱりその音だとさ、写真もないしさ、映像もない。
だけどなんかこう思い浮かぶんだよね。
そうですね。
で、そのイベントの時の音も流して。
ありがとうございます。
これがさっきの鳥の方の水の音?次の流す音。
鳥の声の方を使った音楽ですね。
その音楽を流しますね。
さっきほどの鳥の声を使っているっていうことなんですけど、
ちょっとこの音の説明いただいてもいいですか?
はい。これも会津のイベントに呼んでいただいた時に、
その晩で機械を使って流していた音なんですけど、
素材は先ほどの通りアイズ地方のものではないんですけど、
自然の音っていうことで入れ込んだもので、
基本的にイベントに呼んでいただくときは、
なんかBGM提供者としてこう面白がって呼んでいただいて、
他のマルシェ形式ですと販売とかがされている中の一角で、
6時間くらいのスパンでずっと音を生成しているっていう。
本当なんかそういうところを自分たちも楽しんだり、
ことづてで面白がって呼んでくれるっていうところがあって、
この時もそういう会議で即興でやってたんですけど、
これ即興なの?
これ即興ですね。
そうなんだ。
会場でいつもオーダーっていうものはないので、
自分たちで現場入りして、
テーマだったりお客さんの脚走とかを見て、
明るいものだったり、
アップテンポなのかっていうのを逐次判断しながら、
一応コードとかスケールだけ決めて、
外さないようにこうだんだん仕上げていくっていうのを。
これって何で演奏してるの?
これはサンプラーだったりシンセ。
そうなんだ。
これを二人で別々のものを。
そこに鳥の音っていうのも素材の一つとしてあって。
そうですね。
サンプラーにセットしていたり、
仕込んでおいて出し続けるっていう使い方です。
それ6時間。
そういうこともやって。
すごいね。