1. たべものラジオ 〜食を面白く学ぶ〜
  2. #223(s25-5) ミルクを中心に..

ミルクを保存できなければ依存しなかった。そしてその保存方法がなんと人体に多大な貢献をすることになった。さて、皆でヨーグルトを摂取しよう!


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サマリー

ミルク食文化の始まりの地がどんな風にして始まっているのか、ミルクに依存した生活のコストの高さや家畜の管理の大変さなどが紹介されています。温厚な性格のやつだけが残されていくんです。酪農と保存とヨーグルトについての話が交わされています。ミルクを中心にした生活について語られています。バターは乳脂肪を集めたもので、チーズはタンパク質を集めて固まります。ヨーグルトは乳酸菌による乳酸発酵で作られ、乳酸菌が脂肪球やカルシウムの利用率を高める効果もあります。カルシウムの利用率がヨーグルトによってアップすることは結構大きいです。

00:06
たべものラジオ
たべものの世界を探求する、たべものラジオの掛茶料理むとう、むとうたくろうです。
むとうたろうです。
このラジオは、少し変わった経歴の料理人兄弟が、食べ物の知られざる世界を、ちょっと変わった視点から学んでいくラジオ番組です。
はい、ということで、最初にね、わたくしごとですけども。
大丈夫だよ、わたくしごとしかねえ。
確かにね、自分たちの番組だけね。
わたくしごとの番組です。
野中のたくろうの話です。
3月1日、朝8時11分に、次女が生まれました。
3人目。
3人目、おかげさまで3994グラム。
でかい。
長女がね、4060グラムで、長男が一番最初で、3330。
ちっちゃく聞こえるわ。
長男がね、頭が大きかったんで、一番、ういざんってこともあって、すごい苦労したんですけど。
次女の時は、なんとね、破水から始まったので、破水が始まって約6時間で出産。
早いの?
早い。破水は早いって言うけど、本当に早かった。
実際、定期的な腎痛が来てからのカウントらしいので、その腎痛の時間っていうのは。
実質4時間。
それ早い。
早いよね。
もうだって、助産師さんのとこなんで、そこに着いて、30分後にはもう頭見えてたからね。
それは早いね。
1時間経った頃にはもう生まれてた。
もうね、カメラとかマイクとか一応持ってったんだけど、全然セッティング間に合わなくて。
もうお父さん生まれます?とか言われて。
ちょっと待って、そこでも収録しようとしてたな、あなた。
一応ね、自分たち用にね、まず、どこで使うかわかんないけど、記録として、音声とか残ってたら、後でこんな感じだったなって思い出せるかなっていう記録として撮っておこうかなっていうのがあって、
妻もそれ面白いねって言うので撮っておこうってなったんだけど、全然間に合ったよね。
何にびっくりしたって、そこを収録しようとしたことにびっくりしてるけどね。
どこで使うんやっていうのはあったよ。
使わなくていいでしょ。
使わないよ。高校生はもちろん使わないけど、どっかでね、夫婦2人でどっかで細々とやろうかなっていう時に使えるかなと思って撮りました。
ちょっと今日言いたいことが一つありまして。
話長いんですけど、今日退院しまして、6日目なんで退院して、出生届をね、垣川市役所に提出しに行ったわけですよ。
なんやかんやでお昼を過ぎまして、あの、垣川市役所って家計食って食堂あるじゃん。
家に帰ってもご飯ないから、家計食でご飯を食べて帰ろうと思ったら、そしたらもう売り切れだったわけですよ。
市役所の中の食堂がもう完全に売り切れていたと。
そこで何を食べようかと思ってたのが、そのどんものがおいしそうだったんで、どんものを食べようとしていたわけでなかったのでしょうがないから近所どっか探そうということで、近所に相模があるじゃないかと。
はい、全国知恵のね。
そうそうそう。子供がね、ちっちゃくても気が出なく行けそうな場所って言ったら相模さんぐらいしかどんものがあると。
で、行きました。で、あいにく個室が全部埋まっていたので、場室、普通のお座敷なんだけど、何組かお客様が入れる場所に案内されまして、
そこに座った時にちょっと隣の席にお客さんがいまして、うちもまだ6日目の子供なんで、ぐずぐず泣いたりとかするわけですよ。
しょうがないっすね。
で、すごいやっぱ気になってはいたんだけど、途中でね、後ろの方から可愛いねって声が聞こえてきて、パッて振り返ったらこっちを見て、うちの事情を眺めていたので、
すいませんちょっとうるさくてと言ったら、いや全然可愛いですよっていう女性の方がいらっしゃったわけですよ。
男性の方もね、ちょっとがたいの良い、どかたけっていうのがあるんですけどイメージね、そういうムキムキのタイプの方がお二人男性の方がいらっしゃって、
女性の方も割と豪快なタイプというか、お母さん、お歓喜室みたいな結構声が大きくて、明るい方だったので3人で食べていて、
僕と妻はどん物が食べたかったので、エビ天の入ったどん物と味噌カツと食べまして、そのうち後ろのお客様が帰ったわけですね、その3人組が。
しばらくしてから仲井さんがパパパッと飛んで走ってきて、何事かと思ったら、すいませんちょっと先にお声掛けしようかとすごい迷ったんですけども、
あちらの方が後ろにいらっしゃったお客様が大丈夫とおっしゃるので、お受けしました。すいませんって言われまして。
何の話ですか 急に何かと思ったら電票をパッと取って、こちらをお支払いいただきました。
マジですご、粋だねまた すごない
出産おめでとうという そうちょうどすいません6日目でねやっと今退院してきてその足でご飯ないんで、
ちょっとここに来たとこなんですなんて話をしてたら、そんな会話しかしてないのよ。そしたらまさかのお支払いいただくという。
すごいそんなことあるんだね うん、ちょっと慌てて妻が駐車場の方に行ったけどもそこにはいらっしゃらなくて。
でまぁ中井さんがその後あちらのお客様たまに見られる方ですとおっしゃるのでじゃあことせてお願いできますかというので
お礼の言葉と何かこう手紙として置いておけないかなと思ったらちょうど胸のポケットにペンが1本入ってたのでペンはあると。
紙がなくて財布を探したら食べ物ラジオの紹介の名刺カードあれが入ってたのでここに書いておこうかなと。
そこにありがとうございましたお祝いのお言葉ありがとうございます大変嬉しかったですと書いて中井さんにお渡ししたという。
なのでもしかしたらいずれこのラジオをその方が聞いてくださるかもしれないというのがあって今回ここで話をさせていただいたという経緯です。
ということでこの場をお借りしてお礼を申し上げると。 そうお礼を申し上げます。
あれだよねなんかすごい話だよねって今度あれだよタクがやらなきゃいけないのはその人に返すお礼もそうだけど
これはねあの宝徳の精神を掲げるカケオワ人としてはですよ恩送りをしたほうがいいですね。
そうそれはすごく思った。僕が何かこう出会うことがあればそういったねあの恩を受けたことを覚えておいて次に恩をつないでいきたいなと思いました。
いい話を聞いた。
ちょっと今日別の話をね話しようと思ったんだけどちょっと衝撃的というかすごい嬉しいことがあったのでちょっと今回はこちらを紹介させていただきました。
いいですねペイフォワードまさにそれですね。いやもう今の話で俺今日満足しちゃった。
ちょっと本編まだのだよ。 本編もういいや。
いや本編はやんないと困るでしょ。 まあねミルクの話。
ミルクの話ね。 ちょうどこれから受入がね大変な時期になりますから。
だいぶ胸が張ってきて穴パンパンになるね。またその話はどこかでしたいと思います。
ということで本編いきたいと思います。
ミルクに依存した生活のコスト
では前回からの続きです。今回はミルクを中心にした生活についてお伝えしようと思います。
ミルクを中心にした生活。
そう前回のところでね家畜が始まったよみたいな話したじゃないですか。
家畜化が始まったことで家畜に思いっきり依存した生活になっていって
それがほぼほぼイコールでミルクに依存した生活になったよって話をしたと思うんですよ。
じゃあそのミルクに依存した生活ってどんなもんなんだっていうのをざっくりとね知っといた方がいいと思いまして。
ミルクに依存した生活はどんなもんかと。
本当はねこれ飛ばしてアナトリア半島からアラビア半島いわゆる西アジアですよ。
ミルク食文化の始まりの地がどんな風にして始まってたのかっていうのをやろうと思ったんですけど
その前にミルク中心生活どんなもんかなっていうのをちょっとやろうと思って1話増えました。
そうなの?また増えたの?
うん。
ちょっと待って。最初の目標どこ行ったのかな。
10話以内って言ったけど今すでに5話目なんですよね。
まあまあまあよくある話だね。
もう大変申し訳ございませんが20話までいかないように頑張ります。
お願いします。
じゃあ落脳という発明についてちょっとねお伝えをしておこうかなと思うんですが。
落脳という発明。
そう落脳ってねもはや人類史上発明なんですよ。革命と言ってもいいかもしれない。
そんなレベル?
農業革命とかってよく言うじゃないですか。産業革命農業革命。
でそれも農業革命が第一次第二次第三次みたいなこと言われるわけですよね。
一番最初は一粒小麦が生まれて農耕が始まりましたとか
二母式三母式農業が出てきましたよとか二毛作出てきましたよとか色々あるんですけど
同じレベルでいくと落脳も革命というか発明というかそれに近い労力がかかるんですよ。
っていうのは落脳って落脳家さんはもう体感されてると思うんですけどすごいコストかかるんですよ。
何しろ手間がかかる。
何と比較してっていうとそれまでの飼料採集と比べたら圧倒的にコストが高いわけですよ。
そういう話したね。
家畜の管理の大変さ
だって森が現代人の感覚で言ったら冷蔵庫というか食料庫みたいなもんじゃないですか。
天然のね。
獣が取れなかったら別に木の実を取ってくれるわけですからその辺の葉っぱでも食べれたわけですよ。
そうじゃない。これはね家畜を管理するのにめちゃくちゃ大変なんですよね。
でその家畜を管理するコストを少しでも下げようという努力をずっとしてきてるわけです。
まあまあまあコスト下げないとね大変だもんね。
だってね野生の牛あったことある?
野生の牛ないね。
野生じゃなかったとしてもちょっと野生に近いぐらい放牧されてる人かどう?
四国カルストであったな。
あった?
僕はねニュージーランドのファーマー農場にファームステイさせてもらったときにそこは執事の執事を何千頭か飼ってるとこだったんですけどそこにね2,3頭めちゃくちゃでかい茶色い牛がいるんですよ。
茶色い牛。
しっかり角の生えたやつね。
肉牛になるんでしょうけど。
よく絵で描かれるやつ。
これマジで怖い。
怖い?
怖い。
一緒に写真撮っていい?って言ったらそこの農場のねお父さんお母さんがいいよその代わりここまでねっていうの指示されるんですよ。
それも声出さないの。
声出さないの?
僕らがその牛に背を向けながらちょっとずつ下がるんですけどお父さんがいつでも飛びかかれるようによく側面に行ってですよ。
でお母さんが声を出さずに手だけでもうちょっともうちょっといけるもうちょっといけるはいストップみたいなことやるんだよね。
何そのギリギリライン押しといてんの?
あ、そうなの?
油断すると突っ込んでくるから。
そのぐらいねあの凶暴とまでは行かないけど何かあったら事故るリスクを背ってるんですよ。
東牛のイメージでいい?
家畜の性格の変化
あーそれですね。
それのあんまそこまで気性がなくないやつ?
はい。が僕がちょっと出会ったのはそんな感じだったんですけどね。
これがね家畜化ってなると集団で飼うわけですから。
何十頭何百頭になるわけですよね。
もう狂気だよ。
うちも近くに羊飼ってるとこあったけどさちっちゃいとこだけど羊油断すると突進してきたりするわけじゃない。
まあ小学生は軽く怪我するね。
ヤギとか羊とか。
あれを飼ってコントロールするって結構大変なわけね。
あーそう言われると確かに。
でこれが10年20年じゃなくて何代にも当たってね。
100年500年1000年という間ずっと家畜として飼っていくわけじゃないですか。
これがねすごいんですよ。
だんだん性格が温厚になっていくの。
温厚になっていくの?
ダンバースと集団の変化
温厚な性格のやつだけが残されていくんですよ。
あーはいはいはい。
これ自然淘汰ではなくて人為選抜ってやつね。
まあ農業と一緒だね。
そうですそうです。
だから性格は温厚なやつが残っていくしあまりにもでかいやつは危ないので小型化していくしっていう感じになっていくんですよね。
あともう一つ特徴的なのが集団がでかくなる。
集団がでかくなる?
ダンバースって聞いたことない?
ダンバース?
これいろいろ賛否あるらしいんですけどダンバースっていうのはざっくり言うとその生物種別によって最大の集団の数限界値みたいなのがあるらしいんですよ。
人間だったらいくだっけ250ぐらいだっけ?
人値できて集団化できるっていうね。
それが牛だったらこうだよとか羊だったらこうだよっていうのがあるんですけどそれのマックスか下手すると超えるぐらいの集団を作っていくんですよ。
何でかっていうと集団がでかい方がコントロールしやすいんですよ。
でかい方がコントロールしやすいこれ間違ってるな。
でかくてもコントロールできるように人間が押し付けていくんですよね。
でかくなってでもコントロールできるようにさらにでかくするみたいな。
そうっていうのはダンバース超えても例えば羊なんかだと最初の1頭が北に向かったら周辺の10頭ぐらいがそっちの北に連れてしまうっていう習性があるらしいんですよ。
それがその10頭いったらまたその周りの10×10ぐらいがワーっていくみたいな。
あるじゃないですかそういう心理学的なやつ。
牧草と餌の管理
その傾向がむちゃくちゃ強いらしくて。
ああそうなんだ。
リーダーになりそうな個体をうまくコントロールしていくっていうので僕地区をしていくらしいんですよね。
ただねこの集団をでかくするっていうかでかくしちゃったのはたくさんいないと生産性が合わないからたくさん取りたいからね。
やるんですけど集団がでかくなると弱点があるんですよね。
弱点。
迷子が出るんだよ。
まあその辺は人間も一緒だね。
人数多すぎてね子供がお母ちゃんと会えない。
まんまだな。
母ちゃんに会えないとミルクもらえないんだよね。
ああまあ確かにね。
羊とかヤギは比較的傾向低いらしいんですけど母親の方もね基本的には我が子にしかミルクを与える義理がないというかね。
気がないわけですよ。
社乳反応とかって言うんですけど反射の社にミルクの乳ね。
社乳反応とかって言って自分の子供に近くにいるよってのを認識してあと乳首を加えるとかって物理的刺激があるとミルクがスッと出ると。
そういうのがあるんですって。
ああそうなんだ。
だからはぐれるとねミルクの獲得にも影響が出るわけですよ。困るじゃない。
困る。
母さんは子供を産んで父がパンパンに張ってミルク出したいんだけど出ない。
出ない。
うまく出ない。子供が吸ってくれないからさ。迷子だからね。
だからこれ引き合わせなきゃどうしてもないわけですよ。どうやって引き合わせるか。頑張って探す。
頑張って探す。
人間が。
それ分かんの?
もう分かるんじゃない?
子供1頭だけだったら分かると思うけど何頭もいてみんな迷子だったら大変よ。
頑張って引き合わせる。だんだんとそれがタグ付けしてたりとか、もっともっとずっと後ですけど、
期限後の世界中世とかになってくると夜勤をしてマーキングしていくようになるんだけど、
古代どうしてたのかちょっと分かんないんだよね。
まあマーキングというかタグ付けられないもんね。模様とかで覚えるとかじゃない。
どうしてんだろうね。もしかしたらそんな数百数とか数千みたいなでかい個体数じゃないとは思うんですけど、
頑張って探して引き合わせてあげると。
大変な苦労だね。
すげえコストかけてんだよね。
そうだよね。
例えば一つの集落に500頭いたとするじゃないですか。500頭分の餌獲得しなきゃいけないんですよ。
はいはいはい。
基本的になんですけど家畜化が発展していく環境、地域っていうのはだいたい乾燥地帯が多いんですよ。
乾燥地帯。
出巡で野菜がバンバン取れるところだとそんなに頑張って家畜育てなくていいわけですよね。食料いっぱいだから。
確かに。
前回の話でもそうですけど森林破壊しちゃってだんだん取れるものがなくなってきて農耕とか狩猟採取できなくなっちゃったんでミルクに依存しますみたいな話じゃないですか。
餌の確保も結構大変なんですよね。
ただでさえ育たないからね。
草だけ食べときゃいいったってさ、冬どうするよってなるじゃん。
確かに。
だから一部の人たちは秋ぐらいまでに牧草を刈り取っておいて、よくヨーロッパの絵画なんかにあるけど牧草をでっかいフォークでまとめてる絵とかあるじゃない。
あるね。
あれすげえ重量度だと思うんだけど、めちゃくちゃ大量に用意しとかなきゃいけないからね。
確かに一棟二棟の話じゃないもんね。
数百棟とか。僕行ったところさっき言ったファームなんかは3000棟釣ってましたからね。
3000棟。
やばいでしょ。
やばいね。牧草が生えてる季節は普通に食べさせるけど、それとは別にまた冬用に育てておかないといけない。
からより面積が必要。
はい。
ミルクと落脳
それすごい管理コストだね。
そうなんです。ただ多分ですけど普通に考えるとですね、枯草をわざわざ集めておくようになるのはもっともっとずっと後の時代の話じゃないかなと思うんですね。
っていうのも古代とか超古代って人口少ないじゃないですか。空き地いっぱいなわけですよね。
まあ確かに。
移動すればいいじゃん。
そうだね。移動するほうが楽だもんね。
例えば夏場なんかだったらそうだな。西アジアトルコとかね。地中海東沿岸なんかだったらタウルス山脈とかありますから。
ああタウルス山脈。
上登りゃいいんですよ。涼しいとこに。
ああ上登ったらあるの?
上登ったって生えてますからね。夏場めちゃくちゃ暑いんで。
ああそうなんだ。
特にアラビア半島とかも月の砂漠じゃねえけどああいう砂漠とかが広がるようなとこじゃないですか。今のサウジアラビアとかの辺ね。
あんなとこじゃないですけどもっと北の方のチグリスユフラテス川上流域とかね。
ああいったとこだったらすぐ北側に山脈が広がってるので、暑くなったら上に登る。
秋になってきたら麓まで降りてきて、冬になったら地中海側の方に移動するとかね。
じゃああのハイジ的な雰囲気のやつは間違ってないんじゃない?
間違ってないじゃないですか。実際今現代でも放牧してるところで土地がすごく広いところ。
ニュージーランド行った時なんかはニュージーランドで今人口400万人くらい。
400万人。
確かそんなぐらいだったと思うんだけど。面積が国土面積が日本の本州くらいあるんじゃないかな。
広いね。
だからスカスカなんですよね。
それの田舎の本当の田舎の方行くともう山何個分土地ですみたいな感じになるから、パドック区切って移動していくんですよ。
パドック。
柵で区切った区画を作ってね。牧草がなくなるとか生えるとかって管理しやすいじゃないですか。
それで移動していくみたいなね。
そういうことね。
そういう感じで移動しながら餌を確保していく。大変でしょ。
区画区切るだけでも大変そうだけどね。
同時区画区切ってたかどうか知らんけどね。でも何かしら対策してたと思うんですよ。だって外敵いるんだから。
外敵?
家畜化したということは羊もヤギも牛もみんな財産なわけですよね。これ殺されちゃったら困るわけですよ。
まあそうだね。
この家畜をどうしようってやからはね。他の集落の人間って場合もありますけど野生の獣っていうのがいるわけですから。
まあそうか。そんだけ広ければいるよね。
羊を狼が集団で襲ってきて10頭とかで来たらもうたまんないじゃないですか。これを守んなきゃいけない。
柵作ってやっぱり外敵から守んなきゃいけないし、あと狼を家畜化した犬を狼の備えに使う。
盤犬としてね。
牧羊犬っているじゃないですか。羊を追うための犬って。あれが登場するのは相当後の時代ね。
あとなんだ。
今話してるのは紀元前6000年とか5000年とかそういう話なんだけど。
そんな時代か。
牧羊犬が出てくるのはそこからまだずっと後の話なんで。
最初期の頃はやっぱり守り。
守り。
外敵から守る盤犬としての戦う兵隊としての犬ね。そういうのを飼うんだけど、それはそれでまた訓練しなきゃいけないしね。
まあそうだね。
いろいろあるんですよ。本当に。
もう既に大変だよ。
もう既に大変じゃない。どんどん体が小さくなって弱くなっていったりしてるからさ。個体によっては自分の力で出産できないとかね。
出産できない。
それの極みがホルスタインだよね。ホルスタインなんか自力で出産できないから産気づいてきたったら楽能科の方々は慌てて牛舎に飛んで走ってるわけでしょ。
あれ自力で産んでくれりゃそこまで頑張らなくてもできるんだけど。
ああそうなんだ。
っていうこともあるらしくて。
結構引っ張り出す映像とかはよく見るけど。
よくありがちなのは運動不足になると筋力が衰えるので出産に耐えられるだけの体力がないとかね。
ああそっちか。
そういうこともあるらしいですよ。えぐいなっていう。
まあカチックルだからだよね。
これだけのコストをかけてでも欲しいのがミルク。
はあ。
すげえよね。
そんなにミルクって重要やったらね。
重要なんですよ。だから日本にいるとあまりピンとこないんですね。
まあこれこのシリーズのどっかでお話ししますけど、日本のミルク文化っていうのはすごく新しいじゃないですか。
新しいね。
必要に迫られてミルクを食文化に取り入れたというよりは健康面でいいよとかおいしいよとかそういった文脈で入ってきてるんですよね。
違いますからこの人たちはこれがないと生きていけないっていう環境なんで、そのぐらいエネルギーかけてでもちゃんと確保するっていうモチベーションがあるんですよね。
そこでエネルギー取っておかないと他で補えないくらい大変。
完全に依存しちゃってますから。こういう生活をしている人たちの中から遊牧民っていうもう完全にそっちに特化した人たちが出てくる。
一部の人たちは農耕プラス牧畜このコンボで生きていく人たちも両方いるみたいなそんな感じですよね。
そうなんだね。
次の話ですけど、落脳という発明の中でこれもまたね、よく考えたなと思うんですけど、削乳のための技術っていうのを開発していくんですよ。
削乳のための技術。
だってさ、お母ちゃんのおっぱいを横取りするわけでしょ。横取りするためには騙さないといけないんだよね。ある意味。
まあそうだね。子供のために作ってるっていう前提だからね。
そうなんですよ。さっきちょっとお話しした、車乳反応ってやつね。
この車乳反応っていうのは何にあたる?ミルクを作る反応のこと?
作る反応というよりは出す反応かな。
出す反応。
特定の条件が揃うとミルクを出しますよっていう。
じゃあミルクを、車乳反応がなかったらパンパンになってても絞っても出てこない的な?
ミルクの作乳のしくみとホルモン刺激
絞っても出てこないのかどうかわかんないんですけど、この車乳反応はある意味ブレーキも含めて、これがないとただこれになっちゃうんで。
ああはいはいはい。
ブレーキかけておいてその一定の条件を満たしたら出るよっていうそういう感じかな。
プログラムみたいなもんだね。
プログラムで例えたか。
製造部分とその後の出力のプログラムってまた別じゃん。
確かに。
そういう感じかなと思って。
まさかそういう例えで来るとはな。
思い当たるのが他になかった。
条件が基本的に二つあって、一つは物理的な刺激。一つはホルモンによる刺激。物理的刺激っていうのは赤ちゃんが乳首を食われるんだよね。
そうすると乳首に刺激が与えられるじゃん。そうすると乳房の筋細胞がぎゅーって収縮するわけ。自動的に反応して。
そうすると乳房の中に溜まってるミルクをぎゅーっと押し出してくれるっていう物理的刺激ね。
これ作乳の時に牛のおっぱいぎゅっぎゅって絞るのと同じことだよね。
もう一つ大事なのがホルモン刺激ね。
ホルモン刺激。
自分の子供の匂いとか声、これに反応するんだって。
へえ、そうなんだ。
そうすると幸せホルモンで有名なオキシトシンが分泌されるんだって。
へえ、そうなんだ。
すごい幸福感に包まれて、わー赤ちゃんだ、我が子かわいいって言っておっぱい出そうとする。
この二つの刺激が組み合わさって出入するということなんだよね。
だからさっき言った赤ちゃんが迷子になっているのって結構問題なんだよね。
ミルクの横取りと引き合わせ
だから引き合わせなきゃいけない。
何が何でも引き合わせないとね。
これは赤ちゃんが飲むための仕組みじゃん。
これを人間が横取りするためにどうするかっていうね。
横取りね、まあ横取りだね。
横取りなんですよ、言ったらね。
例えば牛の場合、いろんなパターンなんですけど、牛の場合だと一番最初子供の赤ちゃん、猫畜をお母さんのところに連れて行って普通に哺乳させます。
チューチューするじゃないですか。
1分ぐらいしたら引き離して。
これ自分の子供だと思うとゾッとするよね。なかなかだね。
ギャーってなりますよね。
なるね。
でなった状態で子供の方をお母さんの近くに置いとくわけですよ。
ちゃんと押さえて暴れないようにして。
そうすると鳴き声はするし匂いはする。
で、一回射入反応して、出入してるじゃないですか。
そこで横から人が行って絞り取ると。
これあくまで紀元前6千万年前ぐらいの話でしょ。
6千万年って大分変えちゃったよ。
紀元前6千年頃にはもうこの仕組みをやり始めてたんじゃないかっていう風に言われてるんですよね。
で、現代でもこの仕組みは使われてるそうです。
使われてるんだな。
地域によるんでしょうけど。
僕が読んだ本だとベドウィンとかシリアの山岳地帯に今いらっしゃる遊牧民の方々とかね。
こういうの実践されてるそうですね。
ある意味工業化してない方の落納の方ね。
元々のね。そっちの方ではこういうのが当たり前に行われてると。
羊とかヤギだとまたちょっとやり方が違うよとか書いてましたけどね。
ああそうなんだ。
ミルクの保存方法と現代の落脳の錯乳技術
なんか羊とかヤギの方がね。
これ妻乳って言って妻民の妻に乳って書いて妻乳っていうらしいんですけど。
この妻乳があんまり必要ない。
牛ほどはやらなくてもいいみたいな感じらしいですね。
すげえね。
すごい仕組みだね。
びっくりしたこれ読んでて。
よく考えたなと思うし、家畜かわいそうだなとか思っちゃったりもした。
この妻乳をすることによって要は人間がミルクを横取りしますよね。
子供に与えるミルクが足りなくなるといけないじゃないですか。
だんだんと人選抜によって余分にミルク出す個体が増えてくる。
そういうことね。
順納してっちゃう。
その究極形が今のホルシュタインみたいなやつ。
だからそんなに頑張って妻乳をしなくてもミルクをたくさん取れるようになったな。
こんだけミルクの勉強してるんですけど、僕ずっと紀元前のことばっかり本読んでるんで、
現代の落脳の錯乳技術よく知らないんですよ。
わかんない。
まさかの現代の方がわからないパターンね。
僕まだ紀元前の気持ちなんで。
そうね、ミルクの話、特に今回牛乳とかの話聞いてると、
すごい現代感覚で聞いちゃう自分がいるんだけど、
兄ちゃんの中ではずっと紀元前の話をしてるのね。
紀元前から言ってもね、お釈迦様が出てきましたとかね。
その辺の話を今僕読んでるんで。
ちょっと感覚を一回自分の中で紀元前に頑張って持ってかないと、どうしても現代に寄っちゃうなこれ。
ただですね、今勉強してる限り、本を読んでる限りですけど、そんなに構造的に大きく変わってないらしいです。
近代化はもちろんされてるし、工業化もされているんだけど、基本原理はこれだっていうふうに書いてましたね。
そんなに簡単に遺伝子変わんないもんね。
そうなんですよ。っていうのもね、僕読んでる本は文化人類学の方の学者さんの本なんですけど、フィールドワーク行くじゃないですか。
フィールドワーク行く先が北海道なわけないんですよ。分かります?
工業化された近代落語にフィールドワーク行かないんですよ、先生方。
遊牧民のところに行っちゃうんですよ。だから現代つっても遊牧民の生活は僕知ってます。
そういうことね。結局まるっていうと、昔から変わってないところね、あまり。
そうですそうです。学者さんのアプローチから言うとね、ちょっと話しとれるけど、ミルクの歴史があまりにも古すぎて、考古学の世界に行くんですよ。
考古学。
発掘調査、遺跡の世界に行かないともう無理じゃないですか。文字があるよりもずっと前の話だからね。
じゃあどういうアプローチするかっていうと、古い文献プラスアルファで、現在のフィールドワークの中から遡りの推測をしていくんですって。
この部分が昔から変わってなくて残ってる、この部分は新しく入ったものっていうのをだんだん仕分けしてみていくっていう、そういう手法なんですね。
これが落語ですよ。人類が獲得した。
これが落語ね。
革命でしょ?
革命だね。
すごいことやってるなと思います。
結構コストかけてミルク獲得するんだね、これね。
ただね、こんだけコストかけてんのにめちゃくちゃでかい弱点があるんですよ。
この段階で弱点あるの?
弱点があるんですよ。保存が効かない。腐る。
だいぶ大きな弱点だね。
麦とか米とかね、穀物は保存が効くからいいわけですよ。
ミルクね、保存そのままだとできないわけですからね。
そのままは無理だね。
無理なんです。なんで、収穫してそのまま米ぐらいにポイってできない分だけ、一工夫も二工夫もして保存しないとどうにもならないわけですよね。
またコストかかるな。
で、この保存方法が確立しないとミルク依存社会っていうのは成立しないんですね。
だからすごい頑張って保存方法も発明されていて、しかもかなり初期の頃から行われている。
初期の頃から。
らしいですよ。まあそうだよね。これできなかったら普通にミルク腐って終わりだからさ。
したら集落が絶えて終わっちゃうんで。
確かに。こんなにコストかけたのにね、その日暮らしみたいな食料だときついよね。
そう、それもさ、次回また詳しく話すけど、出入期間っていうのは決まってるわけですよね。
集団の中で何月から何月はめっちゃ取れるけど、この期間は全然取れないとかあるわけですね。
ああ、はいはいはい。
したら植えるから人間が。なのでちゃんと保存しとかないとダメよねっていうことで保存方法を編み出していきます。
まあ依存するぐらいだからね。
そうそうそう。はい、そういうことです。
食品の保存といえば何がありますか。書いてあるけどね。
保存方法?脱水と塩保存と発酵。
本当はこれに冷蔵とか空気の遮断っていうのが入ってくるんだけど、今回は古代の話なんでそこは該当しないって感じかな。
今ならできるけどね。
まずやらなきゃいけないのはミルクっていうのはそのほとんどが水なんで。水分ですよね。
この水分を除去して、栄養分だけを抽出して純粋にすればするほど腐りにくくなっていく。
カチンコチンのタンパク質の塊とかね。99.9%油とかね。
油ね、確かに。
それは腐らないじゃないですか。この99.9%まで凝縮したのがバターオイルってやつね。
バターの概念がね、僕らの普段の価格だとあんまないんですけど、バターって乳製品だね、ミルクから作ったんだねぐらいで終わっちゃうじゃないですか。
バターっていうのはミルクの中の脂肪分を凝縮させた存在なんです。単純に脂肪を分離しただけ。
分離なんだあれは。
そう。タンパク質が入らないようにしてオイルだけにしていくっていう感じね。
固まるオイルだけを寄せ集めたみたいな。
そう。大体ね、一般的なバターだと水分が20%前後残ってんのかなまだね。
そうなんだ。
ミルクに含まれてる脂質ね、乳脂肪とか言われるけど、あれって脂肪球っていう塊があるんだよね。
球状になってて袋に包まれて中に脂肪がバーっていっぱい入ってるみたいな、そんなイメージね。
それがサイズがね、いろんなサイズがあって、コロイド状になっていっぱい拡散してるわけですよ。
で、おっきいのとちっちゃいのあるから、ほっとくとおっきいのは浮いたり沈んだりとかしてって、ほっとくと上にふわーっと浮かんでくるやつがクリームね。
クリーム。
ミルク 生クリームってあるでしょ。
生クリームあるね。
ミルク だから、含まれてる乳脂肪のサイズを均一化しない状態、いわゆる絞りたての状態でポイって置いとくとですね、勝手に分離するんですよ。
生クリームって勝手に分離してできたもの?
ミルク 元祖はね。
生クリームっていったやつが脂肪分の多いやつね。
で、これがクリーム。
確かに30パーとか何パーとか書いてあるよね、45パーとか。
ミルク よく分かんない、見てないけど。
生クリームのやつ。
ミルク そんな感じなんでしょうね。
あれがクリームで、それを例えば精乳ミルクでもいいしヨーグルトでもいいんだけど、攪拌するじゃないですか。
揺らしたりとかね、混ぜたりとかするじゃないですか。
物理的にさっき言った脂肪球が壊れていくんですよ。
ああ壊れるんだ。
ミルク バラバラになって、これ菌質化って言ってホモジナイズとかって言うんだけど。
菌質化、均等にバラバラになるってこと?
ミルク そう、脂肪球自体が精乳の状態だと、これすごい差があるんだけど、0.1マイクロメートルから10マイクロメートルっていう幅を持ったバラバラの状態なんですよ。
結構サイズ感違うね。
ミルク でっかいのから中ぐらいのから超ちっちゃいのからいっぱいあって。
この脂肪球の幕を全部物理的に破壊していくんですよね。
めっちゃ細かくなるじゃないですか。
そうすると中の脂肪が出てきて、そいつが固まってコロイド状になって。
ヨーグルトとかそうですよね、ゴロって少し固まってますよね。
あのドロドロになったやつを布でこしたりなんかして集めるわけです。
そうするとバターができる。
ああそういうことなんだ。
ミルク そんな感じらしいですね。
乳脂肪を集めたバターと固まるチーズ
だからめっちゃ振るんだねあれ。
でこのバターをまだ水が残ってるんで加熱して水分飛ばしてくるんですよね。
そうするとバターオイルっていうのになって99.9%乳脂肪っていうやつ。
最後は加熱するんだ。
インドのギーなんかそうだね。
ギー。
まあいいでしょう。これあのインドの会がまた後で出てくるんでその時にやりましょう。
待って待ってミルクでインド出てくるのまた。
出てきますよ。何売ってるんですか。ミルクの生産量世界一はインドですからね。
やらないわけにはいかないですからね。
この流れでまたインドで出てくるんや。
出てきますはい。まあそれは幸好期待ということで。
でちょっと話戻して脂質を集めたのがバター。じゃあ今度はタンパク質を集めます。
タンパク質を集める。
集めます。これがチーズですね。
チーズね。
チーズはまあ凝固酵素を入れるかあと酸化させると大体固まってくるんだけどね。
ほう。
っていう感じなんですよ。
酵素を加えるか。
酸化する。
酸化する。
よく温めた牛乳にレモン入れると固まってくるとかあるじゃないですか。
ああはいはいはい。
あれって酸化の作用によってタンパク質が固まるんですよ。
正確に言うとタンパク質の中でもホウェイタンパクじゃなくてカゼインタンパクの方がね。
ああカゼインタンパクの方ね。
カゼインの方が固まってくる。これがチーズですね。
へえそうなんだ。
僕らがよく知ってるあのヨーロッパ型のチーズっていうのはこれをさらに熟成したりとかカビ付けしたりしたもの。
乳酸菌による乳酸発酵のヨーグルト
ああいったものがよく知られてますけどチーズって本来的にはタンパク質を集めた塊っていうイメージですね。
ああそうなんだ。へえ。
でこれだけだと腐るじゃないですか当然カビも生えるし。だからね長期保存するためにすげえことするんですよ。
ほう。
ここからさらに脱水かける。
ああこの状態から脱水をかけるの。
そう。
ほう。
要はホワホワのチーズできますよね。なめらかなナチュラルチーズみたいなやつ。それにちょっと塩を入れてコネコネしてボール状に固めるわけですよ。
ちょっと柔らかいゴムボールみたいなのできるじゃないですか。
ああできるね。
これを天日干しするんですね。
天日干し。なんか映像で見たことあるなそれ。なんかチーズ干してるやつ。
干す。そう干すとどうなるか。
待ってさカゼインってねちょっと前の回でやりましたけどボタンが作れるぐらいになるわけじゃないですか。
確かにそんな話あったね。
ありましたよね。めちゃくちゃ固くなるんですよ。
はあ。
はい。僕ら経験ありますね。
経験がある。
食べたことありますね。
ああなんかもらったやつ。
はい。いただきましたよね。
お金屋さんから。
はい。お土産というかなんか現地から直送で送っていただいて。
現地から持って帰ってきたやつ。
送っていただいて。
何も知らない僕たちはですねパクッと一口食べてえらい目にあいましたよね。硬いわしょっぱいわ。
あのあれだったねアメみたいな硬さだったね。
はい。とんでもない硬さでとんでもない強烈な味でしたよね。
味すごかったね。
あれになるんです。
あれそうなんだ だからね
ちょっと僕らも同じ経験してるんですごいはしょってしまってるんですけど
白い石みたいな感じだよね
そうだねなんか包丁で切ろうと思ったら割れたもんねバリバリにバキって
奥歯で噛もうとしてもなんならアメ玉の方が割れやすいんじゃねえかと思うよね
確かにちょっとねそうだねなんか砕けて方も違うしね
だいぶすごい状態にしてただあれにすることによって何年でも持つんで
ああそうなんだとりあえず前歯では噛もうと思わない硬さだったんだよね
分かる? 分かる分かる分かる
前歯で噛んじゃダメだなっていう硬さだった
前歯いっちゃいそうだもんあれ
そう一瞬噛もうとしてこれ奥歯だなって奥歯に移動したもんね
で奥歯で噛んでもこれはえぐいなと思った
結構硬ぇなと思ったね
しかもしょっぱいし酸っぱいしさ
そうそうそうしょっぱ酸っぱいっていうなんか不思議な味だったよね
そうあれねこの酸っぱいっていうのも一つ特徴なんですよ
これはね僕らが普段知ってるチーズの作り方じゃない
乳酸菌の効果による脂肪球やカルシウムの利用率の向上
本来のっていうか世界的には最も多く作られてるチーズって
生乳から作るんじゃないんですよ
どっちかっていうと先にヨーグルトを作っておいて
ヨーグルトからチーズにするんだよね
ヨーグルトからチーズにする?
だから酸味がある
その工程に関しては次回細かくちょっと解説していきますけど
これもあるんだね
そうなんですよ今ちょっと出ましたけど
このヨーグルトも保存のためには重要なキーファクターなんですよね
カチカチのチーズみたいにね長期保存はできないですけど
何せ厚い地域の話なんで半日から1日ぐらいするともう生乳ダメなんですよね
まあまあ冷蔵庫があるわけじゃないからね
そう常温なんでやばいんですよ
それこそトルコの辺りとかねアラビア諸国とかね絶対厚いイメージじゃないですか
なんでヨーグルト作るんですけど
これ多分ですけどヨーグルト勝手にほっといたら乳酸発酵したんだと思うんですけどね
納豆みたいなこと言うね
多分ね学者さんも多分そうじゃねえかって言ってんだけど
乳酸器によって乳酸ができると酸化するじゃないですか当然
でpHが下がるんで腐敗菌の繁殖を抑えられてちょっと長持ちしますよねみたいな感じね
まあ酸味のおかげってことだよね要は酸っぱいから腐りにくくなる
腐敗菌が繁殖しなくなるみたいな
そういうことですこれは日本酒の作る工程で乳酸発酵させるのと同じ仕組みですよね
どうでもいいけど今僕当たり前のようにヨーグルトって言っちゃってるんですけど
酸乳ね正確には
ヨーグルトってトルコ語由来のなんていうの固有名詞なんで
トルコ語のから来てるってこと
そうトルコ語でヨーグルトっぽい名称があって
ここにねアルファベットでは書いてるんだけど僕読み方わかんないよね
ああこれかローマ字読みだとヨグマック
みたいなねヨーグルトゥーとかって読むらしいんだけどよくわかんないんだよね
言葉の意味が攪拌するとか濃厚にするっていう意味を持つ単語があって
それから派生してヨーグルトみたいな音になるんですって
濃厚にする攪拌する
これさ意味の組み合わせ面白くない?
攪拌するのと濃厚にするっていうのが同じ単語の中に内包されてるんだよ
なかなか不思議な単語だね
混ぜると濃厚にするって日本人の感覚だとさ絶対一個の単語なんないじゃん
実際翻訳してなってないからね
なんてないからねだけどこのトルコ語系の語族の中ではこれがね一つの単語の中に内包された意味なんだって
完全にミルク食文化の影響だよねこれ
確かに
でも攪拌して濃厚にするんだったらバターなんじゃねえのとか思うけどね
分かんないけどさ
確かに固まるよね油がね
そんな感じの語がもともとにあってそれをだんだん英語化されていったりとか日本でもヨーグルトって呼ばれるようになってるって話ね
ヨーグルトを発明したことも結構大きくてさ
もちろん保存性がちょっと高まりますよもそうなんだけど実はヨーグルトって栄養学的にすげえいい
すごいいいんだ いいんですよ
まず乳頭不耐の人たちにとっても優しい
乳頭不耐ね
だいたい紀元前何千年とかっていう古代だから乳頭不耐症じゃない人類がまだ出てきてない
ああどういうことだ 要は耐性を獲得してないのよ
耐性を獲得していないということは牛乳を飲んだらみんなお腹をくだすということね
そうそう全人類がみんなゴロゴロするこの時代だってまだミルク飲み始めたばっかりだもん
子供はいいけど大人はダメなんだよみんな 子供のうちに消えちゃうからね
まあでもこの頃まだ殺菌してないから子供は子供でいろいろ大変だと思うんだけど
雑菌の問題ね そういう意味でもさヨーグルトって乳酸が雑菌退治してくれてるからちょっと安心じゃん
安心で上がるよねしかもこれ乳酸菌がその活動の過程で乳頭を餌にして退謝するんだよねすごくない
すごいね あのラクトースが乳頭オフ状態20%から40%カットになる
乳頭自体がなくなる そうそうで乳酸になっちゃうだからゴロゴロしなくなる
っていう状態が腸でやるんじゃなくてヨーグルトの菌がやってくれるから小腸で吸収しやすくなるということも一つありますね
確かに乳酸は人体には無害だもんね そうなんですよ何ならむしろお腹の状態良くなっていいんじゃない
確かにかなり改善されるよね いいだと思いますよ 届けばだけど
数は少ないんだけど微量に届くんだって 量の物量で押し切る感はあるよね
このミルクに依存した社会の人たちヨーグルト毎日食べるんで日本人で言ったら味噌汁みたいなもんですから毎日食べますから
確かにその話もあったよな 毎日乳酸器入れてますからね
毎日かしかも日本人が食べるようなデザートではないもんね
本当に味噌汁割りに2食とか入れてくるんで1日2食ヨーグルト入れたらそれはいいじゃないですか
このヨーグルトさっき言ったけどバターと一緒で乳脂肪の脂肪球の話しましたよね
乳脂肪の脂肪球脂肪の カプセルみたいなやつこれも分解されるんですって
へえそれも分解されるの そうこれまた乳酸菌がやらかすんだよ
乳酸菌そんなこともできるの そんなこともするみたい
そしたらみんな細かくなるじゃんそしたら脂肪の吸収率上がるよね当たり前だけど
だから体に優しいよって話 いい話しかないな今
しかも脂が吸収しやすくなるということは脂に溶ける栄養素脂肪性の栄養素ね
ビタミンAとかビタミンDとかねこれも一緒に吸収しやすくなるって話ですよ
へえそうなんだ これはいいですよね いい話
いい話しかないそしてさらにカルシウムの利用率がアップします
カルシウムの利用率も上がるの? みたいですねこれ面白いなと思って読んでて
ちょっと別のところでね論文とかちょっとだけ読んでみたんですけど
なんかねカルシウムもいろんな存在パターンがある
存在パターンカルシウムの種類自体がね そうそうカルシウムって元素記号で言ったらCAじゃね
あれが単体でいることなんて絶対ないわけで何かと結合して存在している
でこれがリンとくっついてリン酸カルシウムになるとかね炭素とくっついて炭酸カルシウムになるとか
まあいろいろ組み合わせがあるわけですよでこの組み合わせによっては水に溶けるか溶けないかが決まってくるんだよね
水に溶ける溶けないが決まる水溶性かそうじゃないかっていうのがここで変わるんだ
そうらしいですよだから例えば炭酸カルシウムとかリン酸カルシウムっていうのは
水に溶かそうと思ってポチャンといってずっとかけますよねずっと白く濁ったままなんですよ
分散はするけど溶けないこれが乳酸カルシウム乳酸と結合したカルシウムね
名前の通りこれヨーグルトに一番多く含まれてるカルシウムね乳酸カルシウムこれは溶ける
これ実験動画見たけど普通にビーカーの中でかけ混ぜると透明になっちゃう
本当に溶けるの 本当に溶けちゃう
カルシウムの重要性と機能
そうか白くなるのは混ざってるだけで溶けた場合って透明になっていくんだ
そう砂糖溶けたら透明になるでしょ 小麦粉は溶けないからずっと白でしょその違いですよ
そういうことね 乳酸カルシウムは溶けるので小腸の壁からスーッと吸収されやすくなる
利用率で言ったら例えば生の普通のミルク牛乳を飲んで大体利用率29.4%でヨーグルトにすると31.5%でちょっと上昇する程度なんだけど
シンプルに小腸の壁が負担が少ない 負担が少ないんだ
固いものゴリゴリ飲み込んでいくよりも溶けてるからスーッと入っていくじゃんだから利用率がいいんですよね
カルシウムってよく牛乳の話すると絶対必要だとかカルシウムたっぷりみたいな文脈で言われるじゃん
言われるね 大きくなりたかったら牛乳飲みなさいみたいなカルシウムがどんだけ大事なんだと
はいはいはい むちゃくちゃ大事なんですカルシウム
やっぱり大事なんだ もう一言で言ってむちゃくちゃ大事
そんな語気を強めるぐらい大事 大事
そもそも人間の体の中にはいろんなミネラルあるわけですよ
カルシウムもそうだけどマグネシウムとかナトリウムとかもうみんなミネラルですよね
ナトリウムがなくなると神経伝達いかなくなっちゃうよとかいろいろありますよね
まあ塩はなくなると困るね
で人間の体の中に存在しているミネラルのうち一番多いのがカルシウム
カルシウムって一番多いんだ これね当たり前の話なんですよ
骨と歯って何からできてると思ってます? まあまあそこは確かにカルシウムだね
カルシウムないと骨が弱くなったりコスト少々になっちゃうよとかってあるじゃないですか
簡単に折れるようになりますね なんだけど他にも大事なやつがあって
だいたいね骨と歯だけで99%占めるんだけど ほぼ全部
残りの1%は血液に溶けてるんですよね へえそうなんだ
で実はこの1%ね割合大事な仕事するだよ
例えば筋肉の伸縮のために必要だとかね 筋肉が伸び縮みするやつね
あと情報伝達もカルシウムが必要なんだって
あとね細胞の分裂とか増殖とかにも使われる だいぶ万能だね
結構いろいろ使われるちょっと一部しかメモしてこなかったけど結構たくさんあって
この1%のカルシウムが足りなくなると困るじゃない 細胞分裂できないとかね
そうすると何が起こるかっていうと自分の骨を溶かして血液に流し込む
じゃあ骨の維持よりも血液の1%の方が重要度高いと体は判断するわけ
そういうことですのでそれをずっと繰り返していく
カルシウムが足りない状態を繰り返していくと骨粗傷症になっていく
そうなんだ ということなんですよね
足りないと恐ろしいね 怖いでしょ
体もろくなっていくでしょやばいじゃん
だからカルシウムが取りやすいってのはすごく大事なんですよね
確かに超重要だった 意外とでしょ
意外とだった すごく大事なのでこれたまたまだと思いますけど
カルシウムの利用率がヨーグルトによってアップするってのは結構大きい
確かにこのミルクのまんまの場合の利用率29.4と31.5って
2パーしか変わんないけど体に対しても全体の1パーとかそういうレベルから見ると
この2パー意外と重要だね 重要かも
しかも液体だもんね 若干濃縮されてるしね
確かに
ミルクの利用に関してはこのヨーグルトとバターとチーズ
ミルク食文化の成立
この3つが成立して初めてミルク食文化っていう依存社会が成立する
これでやっと成立なんだ そう保存技術がないとミルク依存型の社会は成立しない
確かに取って飲む取って飲むだったらここまで依存しなかったもんね
もちろんあれですよミルクだけで生きてるわけじゃないですよ
ミルクだけで生きてるわけではない もちろん大麦とかもあるんですよ
ただ大麦だけだと今度栄養失調で偏っちゃいますんで
日本のコメントだけと一緒だね
他に紺菜類があって色んな野菜が摂れて魚が摂れてっていう社会じゃないので
例えば大麦とか後に小麦とか出てきてパン作ったりするじゃないですか
これの最強のパートナーとして出てきたのがミルクで
このミルクを保存しなきゃいけないから保存技術として登場してきたのがバターとかチーズとかヨーグルト
だからパンに塗るんですよ
そういうことね わかります?
ご飯を食べるときに味噌汁がセットになってこれで完璧な栄養バランスですよね
同じ仕組みでパンと乳製品しかも加工された乳製品をね牛乳じゃなくて
これが重要なポイントで
そういうことでパンにバターっておいしいからだけではないんだね
そうちゃんと理屈があって栄養がちょうどバランスが取れるんで
状態人たちは自然に動物的本能で鍵取って選んできた
そうかパンにバターを塗るのはおいしいのは当たり前で
パンにバターを塗らないとこのバランス取れないからおいしく感じるっていう
それもあるんじゃないですか ことかな
言ったらあれですよネコマンマっすよ
知らんけどそれはあるかもしれないけど
チーズのせたりするもんねやっぱパンにチーズはやっぱうまいもんね
うんおいしい
おいしいというのはやっぱ体が欲しているという季節のものとかと一緒だよね
これ考えていくとあれですよねミルクガユとかね
リニカなってますよ
ああそっか麦だもんねミルクガユの元の穀物は
そうなんですよねあとはヨーグルトなんかも
日本人はホントヨーグルトをヨーグルトとして食べるっていうぐらいしかほとんどしないです
やってる方いますよいますけどほとんど単体で食べちゃうじゃないですか
ヨーグルトの加工方法と使用法
ただミルク食文化圏だと基本的にヨーグルトもチーズもバターオイルも
料理にどんどん使いますからね
それこそさっき言ったカチンコチンのチーズ
あれは砕いて水に溶かしてスープにするとかね
そうなの
それがメインの使い方らしいよ
そうなのあれちょっとお菓子的につまむぐらいのことは書いてあったけど
メインは食べるそのままではなくて溶かして食べる
溶かしてそのまま飲んだりとかちょっと砂糖加えたりとか蜂蜜入れたりとかね
するしあれを溶かして例えば肉とか米とかを一緒に入れて煮てスープにするとか
そうなんだ
中には子供たちなんかだとあれをパクッと口に入れて
飴のように噛まずに口の中で転がしてるとかいうこともあるくらいの感じ
そういうことね浮かべたら日本でオフみたいな
オフほど栄養とかないけど
そんな柔らかくないけど
まあ味噌汁に入れるみたいな意味でね
どっちかっていうと味噌に近いんじゃない
ああまんま味噌か
硬い味噌はねえけどな
あれを溶かすんだよ
日本でも保存食の味噌玉ってカチンコチンするわけじゃない
あれを溶かして味噌汁にするわけでしょ
あんな感じ
長期保存だから数年持つ保存のためだからね
じゃあそのうちは味噌玉をそのままカチンコチンのまま食べて
堅いなって言ってたんだね
エグいなって
しかも乳酸発酵してしょっぱいなみたいな
知らないって怖いねえ
知らないって怖いねえ
そりゃ検討違いのこと言うよね
随分と方法が違いましたよ
まあまた
僕らの体験ではね
この味すげえ強烈と思っちゃったけど
例えばその
現地に行ってね
食べたらまた違う感覚で
味わえるのかなとも思いますしね
いつかは現地で
ミルクを利用した
加工品を食べてみたいね
そうだねえ
絶対違うからね
温度とか湿度とかさ
あれだけでもだいぶ感覚違うもんねやっぱね
もう
気温環境が違うと食文化も
かなり違いますしね
体が求めるものが変わっちゃうもんね
そうなんですよ
いやあ
すごい情報力だったな
前半楽堂かと思ったら
バターからの下りがすごかったね
そしてやっぱりヨーグルトすごいんだ
うん
みなさんヨーグルトいいですよっていう
宣伝をするつもりはないですけど
フラットに見てそうだなって感じ
そういうことね
ちょっとヨーグルト頑張って食べようかな
そういう気になるよね
ヨーグルトかけたりするじゃない
そうですね
あれはおいしいに決まってるってことね
倫理かなってるんじゃないですか
砂糖の量がちょっと尋常じゃないですけど
確かに
じゃあこの前提を
踏まえた上で
これが予習です
予習ね
まだまだ予習が続いていたという話ですよ
長いな今回予習が
第5話にしてまだ予習ね
これを踏まえた上で
次のミルク食文化研を
覗き見してみようかな
という感じでおりますので
次回はですね
原初のミルク食文化発祥の地
西アジアのミルク食文化
西アジアのミルク食文化
はい
やっと面白いところに行くんだね
やっとたどり着きました
別にここまでが面白くないってわけじゃない
やっとうちの食べ物ラジオ的な
本ちゃんに入るってことね
本題の分ね
ということで
今回はこの辺で終わりたいと思います
ありがとうございました
ユイ こんにちは
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