1. たべものラジオ 〜食を面白く学ぶ〜
  2. #220(s25-2) いろんなミルク..

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00:07
たべものラジオ
たべものの世界を探求する、たべものラジオの掛茶料理むとう、むとうたくろうと、むとうたろうです。
このラジオは、少し変わった経歴の料理人兄弟が、食べ物の知られざる世界を、ちょっと変わった視点から学んでいくラジオ番組です。
今日は久しぶりに、たべものラジオサポーターのディスコードで生配信をしております。
まだ誰も来ていないですけど、いつもながら急に始めるので、通知も送ってないので、気づいた方が入ってくるというね。
いつもフリーザムでやっております。
ちょうど先日ね、妻が母乳の勉強会にちょうど参加してまして。
どうして子供が生まれると、どうやって母親はミルクを作るという命令を受け取るのかっていう話を聞いてきたそうで。
なるほど、面白いですね。
母乳の話はそのうち出てくると思うんで、その辺は詳しくいろいろ聞いたんだけど、面白かったというところで今回はとどめておこうかなと。
なるほど、じゃあその時が来たら僕が教えてもらいましょう。
なんでね。
たべラジ初の卓がメインで解説をする会になるかもしれませんね。
そんなボリュームはない。
そうですか。
1時間はね、妻はすごい楽しそうでしたけどね、自分は行けばよかったなと思って。
仕事があったので行けなかったんですけど、今回のシリーズとちょうどタイミングを被って興味が出てきたところで。
いいタイミングでミルクやってるんで、もう少しちょっとマニアックなところを突っ込むかもしれません。
わかりました。答えられる範囲で頑張っていきたいと思います。
なんか自由研究の質問のラジオみたいなね。
そう?
ということで、本編いきたいと思います。
では前回の続きです。今回は。
いろんなミルクを知ろう。
いろんなミルク。
前回のお話の中で、ミルクといっても牛乳だけじゃないですよという話をしました。
ということで牛乳以外にもどんな動物のミルクが活用されているのか、利用されているのかについてざっくりと紹介していきたいと思います。
ざっくりね。
はい。
ざっくりかこれ。
ざっくりだと思います。
台本見る限りはすごい量入ってるけど。
すごい量入ってるのは、動物たちが1,2,3,4,5種類並んでるのでたくさんに見えるんですけど、それぞれはそんなに多くないと思いますよ。
03:01
ああそうなんだ。まあ1分ずつちょっと重たい感じはするけど。
牛だけで1ページとか1時間とかそういう話じゃないので。
ああではない。今回はね。
そうです。
じゃあということで早速いきますかね。牛です。
牛。
牛さんの姿思い浮かびますよね。
そうだね。
大丈夫ですか。
さすがに。
どんな姿してます?
どんな姿してます?
今頭の中に浮かんでる絵です。
白黒模様で、鈴がついてる。
鈴がついてる。まああってますね。そうでしょ。
立ってる。背中回す。
ちょっと待ってちょっと待って。
どういうこと?
立ってる。
立ってるでしょうよ。
イメージ。
そうですね。
あんま座ってるイメージは想像してない。
いろいろありますけど、今タクが言ってくれたのは主にホルスタインって呼ばれてる種ですかね。
白地に黒の丸なのか、あるいは黒地に白が塗りたくられてるのかよくわかんないですけど。
まあ確かに。
他にも茶色いのとか黒いのとかいろいろいますからね。
いるね。
牛か牛族、オーロックスですね。
オーロックスがつくの?
学名的に調べた。僕はそんなに深く調べてないですけど、ざっくり見た感じは牛か牛族ときて、え、牛じゃねえのオーロックスなんだっていうね。
それは思った。
オーロックスというのがいわゆる牛なんですって。
オーロックスが家畜化されたもののことを牛と呼んでいます。
ああそうなんだ。
狼を家畜化すると犬になるとかね。猪が家畜化されると豚になるみたいな感じじゃないですかね。
ああそういう感じね。
らしいですよ。
今世界でおよそ15億3000万頭。
15億3000万頭?
15億くらいが飼育されてるそうです。
そんなにいるんだね。
統計見たんですけど、これは2020年だったか21年だったかな。そこからまだ増え続けてるらしいので、よくわかんないです。
人口と一緒だね。
しかも全部の国が正確な数値を出してるわけじゃないじゃないですか。
足すとだいたいこのぐらいかなみたいな感じね。
15億。すごい。日本15個分の人口。
恐ろしいね。
恐ろしい人数が飼育されてますよ。もちろんこれは全部乳牛じゃなくて、他の用途で肉牛だったりとかも含まれてますけどね。
もともと牛は200万年前にインドの周辺で進化したそうです。
200万年前。
だからホモサピエンスよりはだいぶ先輩ですよね。
そうなの?
ホモサピエンスという原生人類が出てくるのがだいたい30万年前とか20万年前とか言われてますからね。
だいぶ先輩だねそうすると。
06:01
ただそのエンジンから比べるとだいぶ後。
どこと比較してるのそれ。
だから人間のホモサピエンスの前にはホモなんちゃらとかいろいろいるわけじゃないですか。ずっと重型術で言って。
で二足歩行を始めた人類の祖って言われてるのはだいたい700万年くらい前って言われてるので、それよりは後ですかね。
まあ確かにね。
もう途方もない時間軸でわけわかんないです。
そうだね何万年ならまだなんとなく話してきたけどさすがに3桁の万年前はちょっとわかんないな。
なんか200万年前くらいにインドで出てきたんですって。でそれがだんだんと自然にだんだんと思うんですけどね。あちこちに分散していくわけですよ。
でだいたい1万6千年くらい前までにはヨーロッパとか北アフリカの方とかあとアジア全体とかねそっちの方にまで広がっていったと言うそうですね。
そうなんだ。
結構古くから日本周辺にもいたらしいですよ。
もうねそうか。古いの定義はちょっとわかんなくなっちゃった。
だいぶ前だからね。でこのオーロックスは今はもういないそうです。いないって言うと厳密にいるんだけど一回絶滅してますね。
ああ生物をざっくり紹介するラジオでやってたね。
やってました?1627年でその時にポーランドで飼育されていたオーロックスこれが最後の1個体だということが分かったらしいんですよ。
ああそうなんだ。
でその1個体が死亡してついにオーロックスが絶滅と。
へえ。
でちょっと明確に数字調べてこなかったですけどその後復活プロジェクトみたいなのがあってその遺伝子情報を掛け合わせて生きている牛のほうですねと掛け合わせてオーロックス復活みたいなので今は一応いるらしいんですけど。
はい。
まあ根欠ですねということで。
へえ恐竜掛け合わせみたいな感じだよね。
うんそうですね。そんな感じでちょっとジュラシックパーク気味がある感じですけど。
復活できたんだね。
ね面白いですねそんなこともあるんだね。
だいたい家畜化されたのが紀元前6000年頃と言われてるそうです。
6000年頃。
でこれ今日一応先にお知らせしとくと牛と水牛ヤギ羊ラクダっていうのをご紹介しようかと思ってるんですけど。
家畜化のタイミングはもともと一番古いのがヤギと羊だろうというふうに言われてたんですね。
その前に犬がいてヤギと羊が家畜化されて。
牛っていうのはそこから1000年くらい遅れて家畜化されただろうというふうに言われてたんですね。
あと豚とかね。なんですけど最新の研究だともうほとんど同じ頃じゃないかっていうふうに書き換えられてるそうですね。
そうなんだ。
だそうです。紀元前8000年とか7300年くらいから家畜化の起こりというか始まりがあって。
紀元前7300年から6500年頃の間にはおおよそ牛ヤギ羊などのミルクで活用されるような家畜が家畜化されてきたということらしいです。
09:11
人類が家畜を飼うという。家畜を飼うってちょっと言葉がおかしいけど。
家畜化する。
家畜化するっていうのはそんな早かったんだね。
そうみたいですね。これに関しては次の次のシリーズで根幹からやっていこうと思いますのでそこで詳細をお伝えしようかと思います。
根幹から。
まずミルクを利用を始めるということは家畜化しないとしょうがないですからね。そこからスタートしようと思います。
まあそうか。自然に生きてるやつを急に捕まえてミルクをってめちゃくちゃ難しいですよね。
そうだって狩猟最終時代に取ってきてどうやって取ってるか知らないけど弓か槍かなんかでぐさってやるわけじゃないですか。
肉にはなるんですけど生きてるやつをいきなり捕まえてミルク絞るってだいぶハードル高いんよ。
まあね。もうなんか行き当たりばったりというか。
もう大変なことなのでしかも保存きかないミルクですから。
ああそうか。
家畜化されないとミルクは出てこないよねってことで次の次くらいの時に家畜化の歴史からスタートしていこうかなというふうに思ってます。
今回はもう動物についてちょっとやりますね。
動物について。
家畜化された後の牛っていうのがざっくりと2種類に分けられるんですって。
コブ牛とコブなし牛。
コブ牛とコブなし牛。
ラクダ分かりますよね。コブついてるじゃないですか。
ついてるね。
一コブラクダみたいに。あれのもうちょっと小っちゃいみたいなコブがついてるんですよ。
え、そうなの。
日本ではほとんど見られないですけど南アジアインドとかね。
あっちの方だと割とコブ付きのコブ牛がね主流だそうです。
コブ付きの牛がいるんだ。
そう、背中にコブがポーっとついてるというね。
なんで、細かいところはちょっと僕も調べきれなかったですけど、
もしかしたらその日本の平安時代以前ね、奈良時代とかもっと古墳時代とかわかんないですけど、
その時代に義車を引くとかああいうので使われてたようなやつはコブ牛だったかもねっていう。
そんな感じですね。
そうなんだね。
コブ牛がね、南アジアとか今アフリカの北の方とか、
あとはね最近だとブラジルだとかそっちの方でも変わり始めてるそうなんですけど、
彼らはね暑さに強いんですよ。
暑さに強い?
うん、暑くて平気。
へえ。
しかもその熱帯性の病気とかあと虫すごいじゃないですか。
暑いとこって。
そうだね。
その辺にもちょっと抵抗力を持っているということがあるので、
いわゆる僕らが知っているホルスタイン系の愛のよりも強いので、
暑い地域では重宝されてるそうですね。
ああそうなんだね。
はい、らしいですよ。
12:00
涼しいところのイメージだったけど。
涼しいところに強い牛と、暑いところに強い牛っていうのがあるんだそうです。
ああまあだいぶ前に置かれてるもんね。
うん。
あのいろいろな場所にね。
言っても家畜化されてからかれこれ1万年近く経ちますんでね。
まあ植物も進化できたからね。
1万年だったらだいぶね。
僕らが一番よく知っている乳牛といえば、やっぱりホルスタインですよね。
ホルスタイン。
これねちょっと読んでて面白かったんですけど、
ホルスタインっていうのは地名なんですってもともと。
え地名なの?
ドイツのホルシュタイン州ってまあ州があるんですって。
そこが起源らしいんですね。
ドイツなんだね。
なんですけども、今の僕らが知っているホルスタインのあの形になったのはオランダなんですって。
オランダになったの?
そう。もともとドイツのホルスタイン州で落納がされてましたと。
ゲルマン系民族ですよね。
ゲルマン人がだんだんあちこちに移動していったりするじゃないですか。歴史上ね。
その時にホルスタイン州の牛を連れてオランダに入職した人たちもいるわけですね。
そこにはオランダのフリースラントっていう地域で落納が行われたらしいんです。
そのフリースラントで改良されたのが、あの白黒の種なんですって。ミルクいっぱい出すやつ。
なのでホルスタインって僕ら通称で呼んでますけど、正確な名前、正式な名前っていうのがホルスタインフリーシアンっていうらしいんですよ。
ホルスタインフリーシアン?
フリーシアンっていうのはフリースラントのとかそういう意味でしょうね、きっとね。
だからドイツのホルスタイン州に起源を持ってフリースラントで改良された牛っていう意味で、ホルスタインフリーシアンっていう二つの名前が苗字と名前みたいな感じでついてるんだって。
これも日本に来た時に、これ日本人って略すじゃんすぐ。しかも初めの言葉でしょ。
アメリカ合衆国は合衆国抜きにしてアメリカって呼んじゃうみたいなね。
そんな感じでホルスタインだけを呼んじゃってるんですって。
人の名前呼ぶときも苗字で基本呼ぶよね。
だけどヨーロッパの人たちはあの牛の品種のことを基本的にはフリーシアンって呼ぶらしい。
フリーシアンってこと?
ようになったみたい。もともとはヨーロッパの人たちもホルスタイン州とか言ってたんだけど、
起源考えたらこれ確かに起源はホルスタイン州ではあるんだけども、
普通に発祥はフリーシアントだよねってことでホルスタインフリーシアンになったんだって。
それに敬意を払ってフリーシアント略称で呼ぶことが一般的なんですって。
僕らもねフリーシアンにしたらいいんじゃないですか。という感じ。
呼ぶのもね。
呼ぶのもね。いきなりわかんなくなっちゃうけどね。
わかんないでしょ。なんでこんなに浸透した言葉を急に変えたところで、
15:01
僕らが言ったところで何も変わらないけどね。
まあそうです。
全部ディスコードの中だけだよ通じるのは。
ああそうかもしれない。
あとはね有名なとかホルスタイン以外にもねジャージー牛とかねガーンジー牛とかありますけど、
この辺の牛の一番の特徴は乳牛って言ってるぐらいですからね。
ミルクの生産能力がめちゃくちゃ高いと。
なんならねその牛さんは自分の子供を育てるためにミルクを出すわけじゃないですか。
そんなにいらんぞっていうぐらい出すんですよ。
ああそうなんだ。
だいたいミルクの最高生産量、削入量とか言いますけど、
年間で5000キロから1万キロ。
何が?
ミルク。
一頭で?
一頭で。
一頭で?
一頭で一年間に5000キロから1万キログラムなんですって。
すごい量だね。
地域によってはもちろんね低いところもあって2000キロとか3000キロとかあるんだけど、
アメリカとかね中国とか日本とかそのためにラクのやってますみたいなところだと結構多い傾向にあるんだって。
栄養状態がいい地域はねだいたいこうなるらしいんですよ。
そうなんだ。
で、その中でも稀にとんでもない個体がいてね。
2万キログラム超えがいるらしい。
2万キログラム超え?
一頭で。
一頭で?
一頭で一年間に2万キログラムのミルクを出すと。
2万キログラム?
もうわからん。
なんだろうね今日数字冒頭からバグってるよねなんかね。
1000キロで1トンでしょ。
だからスーパーカウっていうねその2万キロ超えのやつスーパーカウって呼ばれてるらしいんだけど、
年間で20トンのミルクを生産するんだよ。
20トン?
やばいよね。
一頭で20トン?
って書いてありましたよ。
本当に?
俺も疑ったもの。
疑うでしょ。
はい、すごいですよね。
まあまあ平均じゃない最高のニュースね。
さっきのスーパーカウじゃない方でも1万キロって書いてあるからまあ10トンでもね。
そうですね。
倍はすごいけどまあ1万キロの時点でだいぶ多いけどね。
これまた後で比較でね他の種類言いますけど、
牛さんだってもともとこんなじゃないわけですよ。
まあそうなんだ。
このホルシュタインフィーシアンが特別にこの量が多いっていう傾向にあるんですよね。
それは人類が何千年もの間ミルクの生産量が上がるように品種改良してきた。
まあ選抜をしてきたってことですよね。
結果としてミルクめちゃくちゃ出すよっていう牛ができちゃった。
その代表格に日本では特に知られているのがホルシュタインで、
年間まあ5000キロは超えるかなみたいなことになりましたと。
いうことだそうですよ。
5000キロ、牛乳5000本?
まあそのくらいなのかな。
だいたいね。
まあ重さだからね。リットルで表せるとどのくらいなのか僕は知らないですけど。
18:03
まあリットルだともうちょっと軽いからあれかな。5000本以上になるね。
かもしれないね。
5000リットル以上に。
はい、いうことだそうですね。
ただですねこの牛のミルクをたくさん作るためには、
牛さんはね弱点が一個あって、
餌めっちゃ食うんですよ。
牧草で生えてるやつだったら1日あたりだいたい5、60キログラムの草を食べます。
1頭あたり?
1頭あたりですよそりゃ。
1頭あたりで50から60キロ?
干草だったら15キロ。
干草でも15キロ?
軽くなるからね脱水してね。
青草ベースでいくと5、60キロなんで、
僕らの体重、人間1人分くらいは軽く食べちゃうよ草だけでっていうことですし、
水もあんだけミルク出すわけですから、
1日60リットルから80リットルほどが必要なんだそうです。
エレイことになってるよね。
これは干草を移動するだけでも重労働だね。
かなりの重労働ってことになりますよね。
だから朝から牛舎小屋で楽のおかさんは一生懸命餌を運んだりするんだね。
そういうことでしょうね。
確かに干草15キロ毎日。
だから古い時代の西洋絵画なんか見てるとさ、
農夫の方々がでっかいフォークで持って干草集めてるシーンとか描かれてますよね。
そういうことかと思いましたね。
そうだね。これは牧草相当いるもんね。
だからこれだけの草が食べられるわけですよね。
しかも水が60リッター以上必要だってことなので、
水が豊富で草がいっぱい生える環境じゃないと牛さんを飼うのはちょっとしんどいよねっていうことですよね。
環境がすごく大事ですと。
青草50から60キロってどのくらいの面積で育つんだろうね。
いやもうわからん。すごい広大な面積だろうね。
まあ60キロそうだな。多分5メーターかけ5メーターくらいは欲しいね。
少なくともね。かなり密に生えてたとしても。
草刈りの大感情だけど。
そうか。よく草刈りしてますからね。
畑に牛糞を肥料にまえてる畑があるんだけど、
牧草の種が混ざってたりするからめっちゃ牧草生えるのよ。
細くてシュッとしてるからさ。それをよく草刈りで買ったりするんだけど。
その体感的にはそのくらいかなっていう。
最後集めるからさ。置いといてもいいんだけど。
結構重いもんねあれね。
重たいね。かなりギュッと入るね。
今、たくの話聞いててふと思いついた。全然検証してない。ただの思いつきね。
三母式農業っていうのをどっかの会で紹介したことありましたよね。
どこで聞いたんだ。
21:00
なんだっけ。ビールの会かな。なんか忘れちゃったけど。
オランダあたりで発展したって言われてるやつね。
あードイツとか。
畑にするときと休ませるときで、間にクローバー。
クローバーね。クローバーとジャガイモとね。
ジャガイモのシリーズやったのかな。
あーそうか。
ちょっと忘れちゃったけど。
三母式農業の雑草を生やしてる期間は落野牧畜に当てられたみたいなことが書いてあった。ふと思い出しましたね今ね。
あーそうなんだ。
この辺とリンクしてくるのかもわかんないですね。
じゃあミルクの生産量第2位。牛に続いて多いのが水牛です。
水牛。
水牛のミルクが実は第2位なんですね。
牛かアジア水牛族、アジア水牛。
アジア水牛族?
なんですって。もう族から違うので、なんとなくほら水牛と牛って同じ牛の字使うんで、確かには牛かなんですけど、族から違うぐらい違う動物らしいですね。
へー族が違うと違うのねだいぶ。
だいぶ違うみたいですね。主に分布している地域が南アジアから東南アジア。
はいはい。
まあインドですよね。主に。
特に家畜化されているのはインドが圧倒的に多いですね。
前回の話だったね。ランキングでインドが実は水牛が多いっていう。
そうですそうです。ちなみにインドの牛さんの方はコブウシですね。
コブウシなんだ。
熱いんで。さっきあった熱さに強く熱帯性の病や虫に抵抗力があるよっていうので、コブウシと水牛のコンボみたいですね。
コブがあるっていうイメージがラクダみたいに水をあまり飲まなくていいみたいなイメージだったけど違うんだね。
特にコブと水を飲まなくていいっていうのは特に関係がないので。
関係ないの?
ラクダのコブあれ全部脂肪の塊ですからね。水溜めてるわけじゃないので。
ああそうなんだ。
無縁です。水牛の方は名前の通り水辺に住んでるわけですよ。
家畜化されたのがこれだけちょっと遅くて紀元前3000年頃。だいぶ遅いですよね。
紀元前3000年頃。
牛が家畜化されてから、そうだな3000年ちょっと経ってから家畜化されたと。
牛が紀元前6000年頃。
6000年から6500年とか7000年とか言われてますけどね。それから比べるとだいぶ新しいわけですね。
5000年前。
5000年前。
そう5000年前。もうバグるわこれ。
今日は反応がわからん。いきなり冒頭であんな昔の話するからさ。
時間軸がね長いので。仏作さんに比べればですよ。
どういう比べ方をしてるの。
進化ですからね。家畜化もだいたい古いですよ。
家畜化された後には、主にインドあたりで家畜化されるわけですけれども、ゴマのシリーズでもお話が出たように、中央アジアを通って中国の方に水牛が伝わっていって、一部中国のあたりでも水牛が家畜化されたりとかですね。
24:12
あとは地中海。
地中海。
西方面にも広がっていくわけですよ。
西方面なんだ。
そうですね。今だったらイタリアのあたりとかね、あの辺でもアジアの水牛が家畜として飼われているということだそうですね。
またさっきの牛のところでも同じなんですけど、南米とかね。
南米。
オーストラリアとかそちらの方でもここ近年では家畜がされるようになってきたということだそうです。
これね、他の地域にまで移植していくにはやっぱり水牛なりのメリットがあるわけですね。
これはね、栄養が低い餌でもよく育つっていう特徴があるんですよ。
ああ、そうなんだ。
強い。
じゃあ、北の国向きなんだね。
北の国というか、暑いところだけどね、主にね。
暑いところ。
暑いところで、消化にあまり良くないような葉っぱとかね、栄養価の低いような葉っぱでも元気に育つ。
同じ量の同じ餌を牛に与えるとちょっと大変なんだけど、水牛だったら元気に育つよっていう感じかな。
ああ、そうなんだ。
なんか少なくていいっていうと寒い地域のイメージが出ちゃったけど。
少ないっていうのもあるかもしれないですけど、どちらかというと、餌そのものの栄養価が低いっていう感じなのかな。
ああ、そうなんだ。
そういうのでも大丈夫だし、一回一回の量がそんなに多くないらしいですね。
草がメインなんだけどね、牛と違うのはね、木の葉っぱとかもむしゃむしゃ食べるんで、割といろいろ食べてくれて、それなりに元気に育ちますよと。
で、牛と大きく違うのが1回の食事量は少ないんだけど回数が多い。
人間でもいますよね、1日3食じゃなくて5食6食食べる代わりに1回が少ないとかね。
そんな感じなのかもわかんないですけどね。
ああ、そうなんだ。
栄養価の低い餌でもよく育つしミルクも出してくれるんですけど、そんなにたくさんのミルク出さないっていうか、
価格対象をホルスタインに比べちゃうとだいたい全部低くなっちゃうんですけど、
ホルスタインすごいおかしい量だったもんね。
ちょっと異常なんですよね。
インドの国内だけで調べたところですけど、インドが一番水牛飼ってる数多いんで、それでいくと500キロから1000キロぐらい。
500キロから1000キロ。
さっきホルスタインが5000キロから1万キロですんで、それと比べるとだいぶ少ない感じですね。
出だしに大きな数字来ちゃったからピンとこなくなっちゃった。
出だしに一番大きいの来たのは一番量が多くて一番分布されてるので、そうなっちゃうんですよ。
27:05
まあまあまあね。
こっち第二位ですが、ちなみにですね、この水牛が世界で飼われている、飼育されている等数がおよそ1.5億。
1.5億。
十分の一ぐらい。
牛が15.3億とかね。
これに対して1億5000万くらいなので、十分の一という割には第二位っていうのがなかなか頑張ってる方じゃないですか。
ああまあ確かにね。
ミルクの生産量としてね。
ってことは水牛の方がミルクとして使われている、あまり食用には想像られていない。
まあそういうことなんでしょうね。
っていうことかな。
きっとね。なんかね肉硬いらしいですよ。
硬い?
うん、ちゃんとそこ調べなかったけど結構硬いらしい。
ああそうなんだ。
牛肉いわゆる僕らが知っている牛肉ほどはおいしくないっていう感じなんですかね。
へえ。
そうですね。水牛の中でもムーラー種っていう品種があるらしいんですけど、そっちはミルクの生産量高くて品種解除された種なんでしょうね。
こっちが2000キロくらい。
2000キロ?
うん。だいぶ多いですよね。倍くらい取れるんで、こっちを今頑張って国としても推してると。
ムーラー種?ムーラー種っていうの?
ムーラー種とかね。ムーラーとかムーラーとか書いてありまして、表記売れがあったんでちょっと僕もよくわからなかったんですけど、そういう名前だそうです。
で、水牛ミルクの特徴はですね、脂質含有量がとにかく多い。
脂が多い?脂質が。
脂が多い。脂質が多い。だからコクがある。コクがあるんだけど割合あっさりしてるみたいな感じね。
そうなの?
だそうですね。牛乳に比べると糖質もちょっと多いですけどね。味が濃いんですよ、なんせ。こっちの方が。
そうなんだ。
なのでチーズ作るときには牛よりも、いわゆる牛乳よりも評価が高いです。
ああそう。へえ。
僕らがよく知ってるのでいくとモッツァレラね。モッツァレラってやつね。糸引くやつ。
なんでちょっと今糸引かせようとしたの?
なんとなくモッツァレラのイメージを出そうかなと思った。
今一瞬納豆っぽいの出てきたけど。
モッツァレラチーズね。
モッツァレラチーズは水牛から基本的に作られるの?
そうです。
あ、そうなの?
水牛ミルクで作ったチーズのあれがモッツァレラチーズですね。最近では牛乳からっていうケースもあるけど基本的には水牛。
ああそうなんだ。
じゃあ普段水牛のミルク食べてる?
食べてる。
知らないだけで。
そう、気づいてないだけで、実はモッツァレラチーズという形で僕らは水牛のミルクを摂取してますね。
ああ、だからちょっと癖があるんだ。
はい。コクがあってうまいというあれですね。
30:00
そうなんだ。
ちょっと身近になりましたか?水牛。
急にね。
急にいきましたね。
うん。
じゃあ身近に感じにくいミルクもう一個いきましょうか。
ヤギ。
ヤギ。
ね、泣き真似をするとヤギか羊かよく分かんないやつですけど、後もメーとか言いますからね。
まあそうだね。
ヤギももちろん牛科の動物ですね。
牛科の動物。
はい。牛科、ヤギ、アカ、ヤギ族。
ヤギ、アカが入っていくんだね。
そう。だけどまあ牛科ヤギ族ってさ、もう完全に別の動物じゃないですか。
話戻るけど牛科アジア水牛族って言ってんだからもうそのぐらい違うってことですよ。
牛との距離を考えると水牛もヤギもだいたい遠いぞっていう感じね。
ああ、そういうことになるんだね。
で、ヤギはね、多いぞこれは。
多いの?
11億3000万頭。
11億?
うん。
かなりいるね。
かなりいます。
へえ。
ヤギはですね、ミルクももちろん活用されてますし、肉も食べられるし、皮も使われるし、
なんといっても毛ですよね。
毛?
ヤギの毛というのは衣服の世界ではもう超重要な産物になりますからね。
ああ、羊じゃないんだ。
羊ももちろん使われてるんですけど、カシミアって聞いたことない?
ああ、カシミア聞くね。
最高級の例えばマフラーとかでもさ、コートとかでもカシミアといえば高級品じゃないですか。
ああ、サラサラしてるやつ。
カシミアの毛なんだと思ってました?
カシミアの毛?
何からできた繊維だと思ってました?
ああ、これがヤギ?
そうなんですよ。
そうなんだ。
あらま、ご存じない。
ああ、ごめん、本当にその辺なんか縁がないというか。
ああ、なるほどね。
おかしくないというか興味がないというか。
カシミアっていうのはヤギの毛ですね。
へえ、そうなんだ。
はい、そうなんですそうなんです。
あんな細いっていうか短いイメージだけど、ヤギに。長いのがいるってこと?カシミアに。
長いっちゃって、羊と比べてちょっと長いとかじゃね。
ヤギもさ、ほら結構毛は長くなりますからね。ほっときゃ。
ああ、長いやつもいるもんね。
いろんな種がいるらしいです。
で、ヤギの品種ね見たら結構リストにするとすごいいっぱいある。
ああ、ほうほう。
で、すごいいっぱいあるから書き出すのやめた。
やめたんだ。
多すぎる。
まあね、ヤギはいっぱいいるもんね。
そうなんで、そのぐらい人類に深く付き合いのあるというかね、そういった動物ですね。
これがおそらく人類と最も付き合いの古い家畜の一つですね。
さっきも言ったけど、紀元前7000年以前からすでに家畜化されてると。
7000年以前。
うん、いうことだそうですね。
ヤギの一番の生態的な特徴もとにかく乾燥に強い。
乾燥に強い。
だからね、もちろんたくさん餌を食べれた方が彼らも幸せなんですけど、耐えられる。
耐えられる。
千日解放業みたいな男児企業には強いんですよ、ヤギってのは。
33:01
ああ、ご飯がね。
うん、ご飯が少なくても、いわゆる粗食の状態でも耐えられる。
ああ、結構崖とかに住んでるもんね。
そう、まさに聞いたった崖ね。
あれさ、映像とかで見たことありますかね、ヤギの崖。
崖登ったりね、降りたりね。
日本だとあんな崖見ないんだけど、ロッククライミングっていうの?
ああいう人たちがさ、すげえ装備つけて垂直に登ってくるのがあるじゃん。
もうほぼ90度みたいなとこ。あそこジャンプすんだよね、ヤギって。
ああ、そうだよね。
パパパパって行くじゃん。
あの断崖絶壁ってやつだね、本当の。
あんなとこで生きていけるから、つまり粗食でも耐えられるみたいなね。
そうだね、あの崖を移動しながらたまに食べてるからね。
崖の隙間に生えてる草とかね。
すごいよね。
あれで餌がね、今飼育されてるやつだと1日あたり5キロぐらいは食べるみたいね。
1日5キロ、それでも結構食べるんだね。
まあホルスタイン50キロから考えると10分の1ですけどね。
まあそうだけど重さがさ。
まあね。
それでいくとあれですよ、年間の執入量が500キロから1000キロぐらいあるんで、
水牛並みですよ。
執入量って言うとミルクね。
ミルクの量がね。ミルクの量が水牛並みなのに、
牛の10分の1ぐらいの餌でいけるんで、割とミルクの生産効率は高いですよね。
確かに水牛から比べたらだいぶ抑えられてコスパいいというか。
日本はヤギミルクあるんだけどそんなにメジャーじゃないので、
1頭あたりのミルクの年間産出量平均が422キログラムらしいんですよ。ちょっと低い。
日本はちょっと少なめなんだ。
ちょっと少ない。ただ記録だと1800キロ超えのヤギもあるし、
そんなでかい。
アメリカ大陸とか行くと結構そのクラスいるんですって。
1800キロ、1.8トンの体を持つヤギがいる。
重さじゃなくてミルクの量。
ギネスに載ってる世界最高記録が4000キロのミルクを出したと。
4トン。ヤギ1頭ね。
そうそうそう。1年間ね。
1年間。どうなってんだろう体。
栄養状態もあるんじゃない。
あとね、今回ちゃんと細かく紹介しないですけど、
作乳可能期間っていうのがあるんですよ。
牛なんかだったら10ヶ月、11ヶ月ぐらいあるんだけど、
あんまり最後まで絞り切っちゃったりとか、最初のほう全部人間が取っちゃうとね、
牛の分がなくなったりするんで、少し削って9ヶ月間とかね。
そんな感じだったりするんですけど、ヤギはもうちょっと長いかな。
そんな長く出るんだ。
っていうのもあるみたいですね。
でですね、ヤギといえばヤギが出てくる動揺がありますよね。
36:01
ヤギが出てくる動揺。
よくほら、お母さんと一緒とかさ、NHKの番組見てると大体出てきますよね。
クラギさんからお手紙ついたってやつね。
あの残酷なやつね。
残酷かあれ。お手紙食べちゃったってだけの話でしょ。
まあ食べて食べて一家で住むんですか。
お手紙食べたさっきの手紙の御用事何ってやつですね。
紙食べるので有名ですよね。
紙食べるね。
だから牧場とか行くと子供たちが紙をヤギに食べさせようとするんですよね。
ああはいはいはい。
大変なんでやめたほうがいい。
やめたほうがいい。
お腹壊すから。
お腹壊すの?
ダメなんですよ。
日本で知られてる、海外であんまり言われてないらしいんですよ。ヤギが紙を食べるっていうのはね。
なんで日本でヤギが紙を食べるってことになったかっていうと、日本の紙が和紙だったからいいんですよね。
ああ和紙。
和紙っていうのは基本的に海苔使わないわけですよ。
使ったとしても澱粉海苔なんで米溶いたやつとかね。
そうだね。食べ物だもんね。
食べ物ですね。原料っていうのは高粗とか三股の樹皮ですよね。木の皮。
ヤギっていうのは木の皮を食べるんですよ、もともと。
食べるね、確かに。
木の皮を水に溶かして繊維だけ取って吸ったものはそれは食べられるんですよ。
確かに。
当たり前なんです。
餌そのものだもんね。
人間で言ったらビーフジャーキーみたいになってるだけの状態なんで。
そうだね。
それは食べる。ただ、現代の紙、ダメです。
当たり前ですけど、まず硬いのと、あとめっちゃいろんな薬剤入ってる。
パルプの匂いってすごいもんね。
そうですね。あれ、ダメですよ。人間食べさせちゃ。
例えば革靴舐めすのにいろんな薬品入れたとするじゃないですか。
いろんな塗料塗ってますよね。それ取らずに食べたら人間絶対お腹壊しますよね。
確かに。
それヤギにやっちゃダメなんですよ。
それはそうだね。
そんな感じね。
すごく当たり前な。
なのでヤギさんに紙を食べさせないでください。
一応良い子のためにお伝えしておきますね。
和紙ならいいってこと?
和紙ならいいんじゃない?
でも和紙も種類あるか今。
いろいろあると思いますよ。
昔の和紙だったらっていうぐらいだね。
それは高いから食べさせないと思う。親が止める。待てってなる。
でも和紙最後1年間で1回ぐらい貼り替えちゃうじゃん。
障子の?
障子の。
だけど今みんな障子に貼ってる和紙さ、本物の和紙使ってるかね。
高級和紙とかだったら。
高級和紙だったらね。
貼り替える時に捨てずにそのまま。他に使い道あるか。
わざわざ食べさせないと思いますよ。
そうだね。
じゃあ味ね。味。
味。
味はね、味何なんだろうね。濃い香りがいいらしいよ。
香りがいい。
あと糖が少ない。ちょっと糖質が少ないみたいなね。
39:01
糖質が少ない。あまり甘みを感じないってこと?
っていうことになってるんですけど、数値上で見ると牛乳量が多いんだよな。
多いの?
僕が持ってるデータだとね。書いてある本によってちょっとずつ揺れがあるっぽいですね。
カルシウムの含有量もリンの含有量もヤギの方が多いかな。
結構味がしっかりしてるんじゃないですか。とにかく香りがいいっていうのが一つ特徴で、
ヨーロッパなんかでいくとヤギのチーズ、ヤギミルクのチーズの方が牛乳チーズよりも価値が高いとされてるとかね。
あとはね、そんなとこか、あとはねって言おうとしたけど、あんまりよく覚えてねえな。
あれは、お金屋さんに送ってきてもらったチーズって、あれってヤギかな?
ヤギかな?羊かな?
ヤギか羊だよね。すごい独特な香辛料ってのもあるけど、味がさ、酸っぱいというか酸っぱ甘いというか。
それに関してはまたこのシリーズのどこかでお話をしますけれども、チーズの作り方にもいろいろあるんで。
ああそうなんだ。
生乳、生のミルクからダイレクトチーズにいくケースもあれば、産乳。
産乳?
いわゆるヨーグルトですね。あの状態にしてからチーズを作るケースも結構多いので。
ああそうなんだ。
ヨーグルトを経由したチーズは当然乳酸菌が含まれてますから、酸味が強くなりますね。そういうのもあります。
ああそうか。チーズちょっと好きだけどさ、種類はわかるけど製造方法はわかってないからさ。
このシリーズはミルクなので、チーズの奥深き世界をやるとまたチーズだけのシリーズがフワンと出てしまいますから。
今回のこのシリーズに関してはチーズの入り口まで行って止めとこうかなと思います。
入り口なの?
一応ね、チーズとかヨーグルトとかバターの入り口をやらないと、人類がなぜミルクをどのようにして利用してきたのかがわかんないので、そこはやります。
けどその先の多様性はまたどっかで別でやりましょう。
ちょっとしんどい、それはさすがにしんどいですね。
チーズの興味に出てきちゃった。
それはまたね、いずれやりますよ。
じゃあ次、ヤギに似てる鳴き声のやつね。やって。
え?
羊。
羊?メーじゃないの?
エーみたいなやつね。ヤギと羊の違いはよくわかんないけど。
エーかメーなんじゃないの?
日本人にはそう聞こえますけどね。他の国は知りません。
羊は気性が荒いイメージしかないけどね。発狂するっていう。
どっちだろうね。ヤギと羊だとどっちが気性が荒いんだろうね。
ヤギなんかはね、ちょっと驚くと突進してきたりとかするんでね。
ああ、角悪いしね。
羊よりも僕はヤギの方が怖いかな。
ああ、羊はそうだね。
42:01
羊もやるけどね。近所の農家さんとかで僕後ろからドーンってやられたことありますけど。
俺が追いかけられてる時に兄ちゃんが押された記憶は。
どうでもいい話ですけど、うちの近所に旧フルーツカントリーっていう旧位の農園があるんですよ。
そこで下草を刈るのが大変なので羊を刈ってるんですよね。
刈ってるね。
もう今ね、だいぶ前の話なんでいないですけど、札番号がね33番。
33番。
覚えてるでしょ。覚えてるの。彼がね、よく突進してくるのよ。
へえ、平野さんに気をつけろよって言われてたけど、マジで突進してくるからね。
後ろ姿を見せるとすぐドーンっていくんだよ。
あれ危険だったよね結構ね。
なんでね、名前が江川くんね。
まあそうなんだ。名前あったんだ。
名前つけたの江川くんって。札番号33番っていうんでね。
どうでもいいです。
野球の江川さんね。
はい、どうでもいい話でした。その羊ですね。
日本だと綿羊とかサフォークなんかがよく多いですけど、肉羊の羊としても飼われてる。
で、世界で10億頭以上。
10億頭以上?
羊並みかそれ以上か分かりません。多すぎて分かんない。
そこは何か印象なんだよ。
羊、水牛、羊、ラクダ、統計が多分あるんですよ。あるんですけど、そこの世界の生産、飼育頭数を正確にしようと思ったらそこ有料なんで。
ああ、はいはい。
ちょっとそこは触れてません。牛だけ分かりました。
ああ、そういうことね。
はい、そういうことです。羊はね、割と多くらいですね。
ん?
よく食べます。
ほう。
餌が青草ベースで計算すると10キロぐらい1日。
ああ、10キロ。じゃあ、羊の倍?
倍。で、ミルクの量が年間で200キロから300キロ。
200キロから300キロ。あんまり作らない?
だいぶ少ないですね。
他がすごすぎてなんか少ない気がするけど。
うん。だって、ホルスタインが5000キロ以上じゃないですか。
うん。
で、水牛が500キロから1000キロ。
うん。
で、ヤギも500キロから1000キロ。
で、羊が200キロから300キロなんで全部を下回りましたね、今ね。
そうだね。
一番少ないです。
うん。
これはね、ちょっと先に味言っちゃうかな。
羊はなんせね、栄養価が高いんですよ。
栄養価が高い。
うん。味も濃い。
ほう。
うん。だからね、例えば脂肪分、脂質の含有量ね。
うん。
これは、牛よりも多い水牛よりもさらに多い。
さらに多い?
うん。濃い。
へえ。
で、タンパク質の含有量も多い。
うん。
で、ミネラルも牛よりも多い。
ほう。
だからね、脂質とタンパク質だけだったら、
牛の1.5倍から2倍ぐらいあるっていうね。
うんうんうん。
うん。すごいことになってますよ。
すごいね。え、そんな多いんだ。
そう。とにかく濃い。
うん。
まあ、濃い分少ないってこと?
そんな感じじゃないですか。
だから、たくさん食べるし、たぶん調べきれなかったですけど、
水もそれなりに飲むとは思うんですよ。
45:01
だから、濃縮された状態で出てくるみたいなね。
うん。
そんな感じじゃないですかね。
へえ。この濃縮度はどのぐらいなんだろうね。
ね。不思議ですね。
うん。
味の表現でね、こんなこと書いてありました。
牛乳に生クリームを加えたようなコクとほのかな甘みと。
牛乳に生クリームを加えたようなコク。
生クリームって牛乳を濃縮し出すじゃないですか。
その脂質の部分を。
それを牛乳に入れたっていう感じだから。
めっちゃ濃厚だね。
うん。だいぶ濃いっていう感じ。
だいぶ濃いね。
そんな感じらしいですね。
生クリームほどではないんだ。さすがに。
生クリームはだいぶ濃縮してるんでね。
そうだよね。
まあ、いう感じだと思います。
羊はちょっと餌の食べ方とか性格に特徴的なところがあって、
基本的には牛かみんなそうなんですけど、
集団行動をするんですよね。
そんな中でも羊が特に集団行動の機質が強くてですね、
だいたい牛なんかだと集団の中でリーダー格っていうのができると。
そのリーダー格の動きに合わせて集団が動いていくっていう傾向なんですけど、
羊はリーダー格が決まることもあれば決まらなくても集団行動するんですって。
だからどれか一頭、最初に動き出した一頭に従う。
みたいな感じなんだって。
だから牧羊犬が追いかけ回すと移動してくるの?
そうですって。
だから動き出し合うことってやると。
ただもちろんはぐれてくるんだけどね。
一回僕ニュージーランド行ったときに羊飼ってるとこにファームステイさせてもらったので、
犬がメインの集団2000頭ぐらいを追い込んでたんですよ。
したら50頭ぐらいが別グループ作って別のとこにいたんですよ。
で、僕と高校生の後輩と一緒に同じとこ行ったんですけど、
ちょっとお前ら二人であの50頭追い込めって言われて。
そこ人力なんだ。
人力。で、その牧場のお母さんと3人でやったんですけど、えぐい。
えぐいんだ。
まずね、斜面が急斜面。
それを上るとか下るだったらいいんだけど横移動するんだよね。
横移動。
その斜面を、僕ら3人だったので、僕が一番上の高いとこにいて、
真ん中にお母さんがいて、一番下の低いとこに後輩がいて、そこから声を立ててね、
大きく手を振って威嚇しながら追い込んでいくっていうね。
そこまで手を振って威嚇するんだ。
ほうほうほうほうとかいって、追い込むんですけどね。
最初の一頭がグッて動き出して集団化してくれると後は楽なんですけど、
その塊、クラスターを作るのがちょっと初め大変だったイメージがありますけどね。
プロがやったら違うんでしょうね。
そうだね。だから牧羊犬って運動量多いんだね、すんごい。
そして賢くてよく訓練されてるよね。感動しました。
羊の口元がね、ちょっと他の牛科の動物と違うんですよ。
48:00
口元が違う。
唇が違う。
唇が違う。
タクは唇何枚ついてますか?
何枚?何枚っていうか。
唇って上と下じゃないですか。
そうだね。
下唇は下唇なんです、羊さんも。上唇が二つなんです。
ああ、分かれてるんですよ。
真ん中でパクッと分かれてて、しかもあれ指みたいに動くんですよ。
ああ、なんかモニョモニョ動いてるイメージはある。
すんごいモニョモニョ動いてるじゃないですか。
何のためにあるかっていうと、草を引っこ抜けるらしいですよね。
引っこ抜ける?
引っこ抜くって言うと言い過ぎかもしれないけど、あれを器用に使って、
例えば草でも背丈の低い地面を這うような短い草とかあるじゃないですか。
お前コケか?みたいなやつ。
あれをモショモショでつかみ取って食べるらしいですよね。
ああ、指先みたいな感じ。
あと木の皮とかね。あれも上唇の2つを上手く使って剥がしながら食べられるらしい。
そんな頑丈なの?唇。
結構動くみたいだよ。
この自由に動かせる特殊な上唇があるおかげで、牧草地?平地?平野?草っ腹から
摂取できる草の量が牛よりも多くなるってことだよね。
根っこギリギリまでいけるしね。
そうね。根こそぎ食べれるってことでしょ。
根こそぎ食べれる。そして木の皮もいける。葉っぱもいける。
育ててる人からしたらもうとんでもない被害だけどね。
そうなんですよね。だからさっきのキーフルーツカントリーの話だけじゃなくて、
農家さんで下草を食べてもらうためにヤギや羊を飼育してる方ってのは多いですよね。
油断すると木の皮剥ぎますんで。
キーフルーツカントリー、木の皮剥がれたらやばいね。
なんであそこは保護してたりとかね。
確かにドムセンとかサファリパークみたいなとこ行くと、ああいうのって下巻いてあるもんね。
みたいですね。そういうための保護なんじゃないかなと僕は勝手に想像してますけど。
とりあえずここまでがメインどころですよ。この4種類が。
生産量の大いじゅんベスト4ね。
今のところ僕が栄養比較表をお手製で頑張って作ったんですけど、
栄養成分で言ったら羊がぶっちぎりナンバーワンかな。
羊が?
そうだね。エネルギー量も一番、同じ100グラムあたりで計算すると羊が一番エネルギー量多いし、
タンパク質が最も多いのも羊だし、脂質も一番高いですよね。
糖質が第一位が人の人流。その次に多いのが糖質で言ったら羊と馬。
人間が一番多いんだね。
そう糖質が圧倒的に人間が多いですね。
51:01
いわゆる炭水化物と言われる。
そうですそうです。あとカルシウム、リン、ビタミンなどのミネラルも羊がぶっちぎりナンバーワン。
なので羊のミルクとか羊のチーズとかバターっていうのは高価値というふうに言われてるわけですね。
栄養価も高い。
味も濃い。うまい。だから生産量が低くても他にも皮とか毛とかの利用価値が高いのもあって、
これだけ10億頭以上も飼育されてると。
そういうことなんだね。
そういうことだそうですね。
羊ね。
歴史的にとか現代のミルクを作ってる地域、遊牧民族とかそれ系の人たちの暮らしを見ると、
羊とヤギをセットで飼ってるところが割と多いっぽいですね。
そうなんだ。
近現代ぐらいじゃないですか。単独で飼ってるのって。
歴史上人間が利用してきたミルクの歴史を振り返ると、
大体何かと何かと何か三つ飼ってるとか二つ飼ってるとかそういうのが多いみたいですね。
そうなんだ。
という感じでちょっとスペースが空いたので、
今回のシリーズで生産量は少ないもののちょっと特徴的なミルクの利用があるというところで、
馬とラクダを取り上げるんですけど、馬はあまりやっても面白くないというか、
馬の歴史やるとそれだけで本一冊書かれてるぐらいなので大変ですから。
多すぎるよね。
ミルクというよりは馬自体がね。
馬自体が。
馬が家畜化されたことの人類への影響はとてつもなく大きいので、
その話をしだすともはや食べ物ラジオではなくて馬ラジオになるか、
ざっくりじゃない仏作みたいになっちゃうので、それはやめます。
利用のところをやると大変だね、確かに。
ミルクの利用で特徴的なのはやっぱラクダですね、ラクダ。
ラクダ。
ラクダかラクダ族ラクダね。
彼らはね、まあとにかく乾燥とか暑さに強いことが特徴ですよね。
で、面白いのはさ、ラクダってアラブのイメージあるじゃないですか。
アラブのイメージとか、まあそうだね、砂漠を渡るみたいな。
砂漠のキャラバンガっていうね、なんですけど、
ラクダの祖先はもともと北アメリカ大陸だそうです。
北アメリカは?
北米。
え、北米なの?
カナダとかアメリカ合衆国とかあるあのあたりね。
めっちゃ意外なんだけど。
あそこがね、もともとラクダじゃなくてラクダの祖先がいたらしいんですよ。
で、そこから今のベーリング海峡のところね。
アラスカとロシアのあそこの間。
あの上のギリギリくっついてるのかくっついてないのか。
くっついてないよ、海峡だからね。海だけど。
みたいな地図のところね。
タクマが言ったようにくっついてるかどうかって言ったのは、
200万年くらい前だとくっついてるわけですよ。海になってないんで。
そこを渡ってユーラシア大陸にやってきたと。
北米から南下したやつも行って、南米に行くんですよ。
54:02
ユーラシア大陸に渡ってきたのが、ずっと西の方に広がっていって、
定着をしたのが今のアラビア半島あたり。
アラビア半島まで行くんだ。
今のサウジアラビとかね、イラクイラとかあの辺ですよ。
あの辺で進化して定着したのが、いわゆるラクダ、
フタコブラクダとか、あとは北アフリカあたりでね、
フタコブラクダとかあの辺が出てくるわけですね。
南米側に行った奴らの子孫が、リャマとかアルパカ。
ああ、そうなんだ。
だから親戚なんですよ。
そういうことになるんだね。
で、その大元の北米の元祖ね、ラクダの祖先は絶滅してしまったので、
分かんない。骨しかない。
ああ、そうなんだ。もういないんだね。
絶滅した系統だけが散らばった状態でいるっていう、そんな感じらしいですね。
で、ラクダの特徴、さっきも言いましたけど、
暑さに強いのとかね、乾燥にすごく強いので、
旅人の味方なわけなんですけど、
これ一応ラクダの特質だけ言っとくと、
水はコブに食べませんっていうのをさっき言いましたね。
あれね、血液の中に水分を溶かし込んでるんですって。
溶かし込んでるの?
血中に水分が入ってくる。
ああ、そうなんだ。
普通、ラクダ並みに水を血液に入れると、
赤血球がね、パーンって破裂しちゃうんだよね。
水中毒とかあるぐらいだしね。
人間でも水入れすぎると死んじゃうじゃないですか。
死んじゃうね。
そうならないのがラクダ。
へえ。
すごいよ。
どういう仕組みなんだろうね。
そこから先は沼だからやめたけど。
この先はやばいと思ってさすがに引き返したけどね。
帰ってこれんくなるから。
面白そうだから帰ってこれないかもしれない。
これはすごくて、それでもうとにかく水を血液に溶かすんだってさ。
で、たくさん貯められる上に出さない。
で、おしっこはめちゃくちゃ濃い。
だから水を使わずに老廃物だけをたくさん出すみたいな仕組みね。
ああ、濾して濾して濾して貯めてね。
そうそうそうそう。
で、あと汗かかない。
汗かかない。
ちょっとどういう仕組みかよくわからなかったんだけど、体温を自ら上げるんだって。
体温上げる?
だから外気温と自分の体温とのギャップを減らして汗をかかないようにするんだって。
へえ、上げても耐えられるんだ。
うん、いう特殊な体をしてるんだって。
へえ、じゃあ40度とかに上がるんだね。
うん、すごい上げられるんだって。
へえ。
しかも脱水ね、40%まで生きてられるらしいよ。
40%の脱水?
体の中に入ってる水分のうち40%が消失しても生きてられる。
すごい量だね。
人間10%いったらもう死が近くなってくるよね。
うん、もう完全なる脱水症状だからね。
そうそう、危ないやつだよね。
もう生きるか死ぬかの状態なんで当然動けませんよね。
57:01
うんうん。
ラクダは動けます。
動けるんだ。
それですごく強いという。
ああ、それであんなに何週間、1週間ぐらい水飲まなくても平気なんだ。
へえ。
海水並みの塩水飲める。
えっ、塩水飲めるの?
うん、それで水分補給できるんだって。
すごいね。
で、この海水を飲んで水分補給できる哺乳類ね、地上の哺乳類はラクダが唯一らしい。
ああ、そうなんだ。
双子部ラクダだけだって返したよ。
へえ。
だからこれがね、この特徴があるからアラビア諸国とかね、ああいう砂漠地帯、エジプトとか、
ああいうところではラクダのミルクがとても重要になってくる。
ああ、まあすごい濃した状態というか、どんな環境でもミルクは出せる。
そう。人間が水欲しいけど水得られないとか、あと食べ物として栄養が欲しいっていうときに、
ちゃんと栄養価のあるミルクというものを出してくれるラクダはとても貴重な存在ですよね。
ああ、そっか。タイなんで全部6足システムがあるからね。
はい。ただそんな量は多くないけどね。
ああ、そうなんだ。
うん。
まあ、そっか。そんなに出しちゃったら困るもんね、それで。
1日5リットルくらい。最高でね。
最高で。
ただ、だらだら長いので、出入可能な期間というのが13ヶ月ほどあるらしいです。
ああ、じゃあ、これはあるんだろうね。1日でも5リットルも出るんだね。
うん。だから旅人にとっては、これは言葉は悪いですけど、
歩く水筒であり、歩く食べ物供給器でもあるみたいなね。
うーん。
だから、もともとラクダのミルク自体がチーズとかそういったものに向かないんですって。
ああ、向かないんだ。
できないことはないけど、すごい大変なんだって。固形化させたりとか、凝集させるのに。
だから、比較的早い段階からラクダは精乳を飲む文化が育ったらしいんですよ。
で、ラクダはそれそのものがすごく強いので、保存しなくていいわけじゃないですか。
ラクダを生かしとけば、いつでも生のものが飲める。
ああ、確かに。
その菌の問題は去っておきね。なので、チーズやバターとかのように保存食品にする必要がないっていうのも一面あったんじゃないかなっていうふうに書かれてましたね。
ただですね、一回に食べる餌の量とか、飲む水の量はちょっと桁がね、すごいですよ。
ああ、そうなんだ。
餌は青草ベースで30キロから40キロ食べます。
まあ、体はでかいんでね。
まあ、体は大きいからね。30キロから40キロって言っても、まあ妥当っちゃ妥当な気がするけど。
あと水がね、100リットル前後。
100リットル前後?
85リットルから135リットル。
へえ。
だからね、飲めるときに飲むのよ。
ああ、はいはいはい。
めっちゃ血液に溶かして溜めとくみたいなね。
じゃあ、何日分か蓄えられるみたいな感じなんだ。
だからオアシスに行ったりとか、キャラバンサライみたいなところでね、止まったときにはラクダにいっぱい水を飲ませますっていうのがデフォだったそうですね。
1:00:01
というのがラクダのミルクの特徴です。
特別味が濃いとかそういうわけでもなさそうですし、栄養価がやたら高いというわけでも特にないです。
そうなんだね。
なんならむしろ脂質低めですね。
あ、そうなんだ。
脂質低めなんでバターに向かないです。
ああ、固まんないんだ。
タンパク質あるけど、タンパク質凝集しにくいんで、チーズにもあんまり向かないんで。
うーん。
そんな感じらしいですね。
そうなんだね。
というのが人類が利用してきたミルクベスト4プラス代わり種ラクダというところですかね。
はいはい。
そうなんだ。
ラクダは本当にいわゆる水道的な感覚になっちゃうね。こうやって見るとね。他に比べて。
ちょっと面白かったですねこれがね。
面白かったっつって別にラクダだけ、動物紹介ラジオじゃねえんだけどさっきの回。
食べ物ラジオなのか動物ラジオなのかって言われちゃってるけど。
食べ物を生産してくれる動物ラジオですね。
まあそうね。動物も食べ物ではあると言えばそうだからね。
食べ物の定義広いからね。
まあね。ラクダは食べないけどねあんまりね。
ラクダ食べれるのかな。
いや食べれるでしょ。
まあ肉になるもんね。そりゃそうだよね。しかも牛、牛ではないのか。ラクダはラクダかか。
ラクダはラクダかですね。全く別物ですね。
どんな味なんだろうねラクダとかね。
あんまり食欲はないけどね。
まあ食べたことないしイメージつかないからね。
まあそういうことですよね。肉食っていうのはね、その歴史話すとまた長くなるからやめるけどさ。
肉食いつやるんだろうね肉食。
じゃあ今回のシリーズで一瞬肉食の話をふっと触れますけど、それは後日に撮っておくとして。
集団行動してくれてミルクをいっぱい出してくれる動物っていうのがやっぱり人類にとっては非常に便利だったわけですね。
集団行動をすることによって管理が楽とかね、いうことが一つ大きいですし、ミルクいっぱい出してくれたほうがもちろんいいわけですし、
ラクダとか水牛、特にラクダは該当しませんけど多目的に使えるというところも大きいですね。
先ほどから多目的に使えるから毛とか皮とかミルク肉って話が多いんですけど、移動手段っていうのはありますから。
移動手段。
そういう意味ではラクダっていうのは移動手段としてすごく優秀なわけですね。
まあメインな気がするけどね移動手段、ラクダは。
そうね、そういうことでいくと馬も同じですよねやっぱり。
ああそうだね。
騎馬民族にとって馬っていうのは非常に大事ですし。
面白かったのがねラクダはね戦闘部隊の乗り物だったそうなんですよ。
戦闘部隊。
戦いの時の乗馬するじゃないですか。
騎馬武者とか騎馬民族とかラクダにも乗るわけですね。
でもラクダがいる地域ってラクダぐらいしか党派能力ないんじゃない?
かもしれないですし、ちょっと読んでいってネットの記事で見たんだけど、
国連の部隊の中にラクダ部隊っていうのが一部、国連の部隊じゃないけど国連に参加した国の中にラクダ部隊っていうのを持ってる軍隊があるそうですね。
1:03:10
そうなんだ。
そういう使い方もあるんで、基本的に多目的に利用家、人間にとってベリットがあるという中でミルクというのが出てきたんじゃないかなというふうに思いますね。
そうなんだ。
さあこれで1話ですね。今日は2話撮りますんでね。
そうなの?
もう1本ありますから。どうですか今日のここまで動物ラジオの感想を。
動物ラジオの感想を。牛乳が思った以上に量作るんだねっていう。
そうですね。これは人類による品種改良の賜物でございますね。
そうだね。
多分ですけど、その水牛とかその辺の質入量とか、あと今回省きましたけど小牛ね、その辺の質入量とかと比べるとホルスタン異常なので。
もともとはそんなに大差なかったんじゃないかなというふうに思います。
そうなんだね。なんかあれだね、こっちは乳牛のさ、餌の量、質入量なんだけど、食肉の方のその保守さってどうなんだろうね、餌の量。
ああそうですね。
なんかそこまで多いのかどうかっていう。そんなにミルク足さなければ妊婦さんと一緒でそんなに食べなくていいのかなと思った。
かもしれない。
今回は動物ラジオのようですけど、あくまでもミルクを作る動物に絞ってますって。
まあ肉の方はちょっと今肝以外だろう今回は。
そう、そこ調べてるとねシリーズ牛とかなっちゃうから。
まあちょっと比較としてね気になった。
確かにそうですね。
だいぶ違いそうなイメージだね。
ですね。
それこそだって第一話で出産した母乳をあげる女性は太らないっていう話があったから、そんなにカロリー使うんだみたいな。
うーん。
ってなると牛もそうなのかなって。
ああそうかもしれないですね。
他はさ食用というよりかは基本牛乳メインというか、いろんな療法の中に牛乳のミルクを取るみたいなところあるけど、乳牛だけはさ本当にミルクのために育てられてて、でも食用の方は本当に食用としてだけ、食肉としてだけ基本的に育てられてるからなんか違うのかなと思って。
どうなんだろうね。ホルスタリンもね僕ら知らずのうちに名前聞かないですけど食べてますけどね。
スーパー行くと牛肉括弧国産っていうのが割と乳牛のオスだったりしますよね。
ああそうなんだね。
そんなにオスたくさんいらないですから。
まあ確かに。
楽能的にはね。
コメントがきてるねちょっとね。
1:06:00
ごめんなさい牛なら何でもチーズやバターに加工できると思っていましたが、その動物によって母乳の成分が違ってそれによって加工の向き不向きがあるんですね。
ああラクタの話ですね。
グレさんがラクタはアラビアの世界では日本の米的に財産としての意味合いが大きかったかですからね。
はい読みました。そういうふうに書いてありましたね。
そうなんだね。米とラクタなんだ。日本でいう米みたいな立ち位置なんだね。
結構ねラクタは貴重な生き物というか財産ですよね。
ああでもヤギとか羊でもそうだよね。なんか監禁したりとか読み入り道具みたいなそういう扱いもあるよね。
はい。馬とかもそうですよね。馬は特に貴重なので。
ああそうなんだ。
反数できないんですよあの動物。
ああ戻して。胃に入ったやつを口に戻してっていう作業は馬はできない。
だからその口に入れる食料に対してその栄養をどれだけ効率よく体に取り入れられるかっていうので言うとあんまり効率よくないんですよ。
の上にめっちゃカロリー消費するんですよね。走ったりなんかするから。
だからなんつったらいいのかな。すげえ燃費の悪い車みたいになってるんだよね馬って。
ああでもその代わりスポーツカーみたいだから。
そう。
機動力半端ない。
機動力半端ない。
ただ大食いなんだね。
楽しいですね。今回はこんなとこですか。
最後にお知らせです。
食べ物ラジオでは僕たち兄弟が調理した料理を通販サイトにて販売を始めました。
詳しくは概要欄リンクかまたは通販サイトシャトクロール料亭無頭で検索してください。
2つ目は2024年2月24日25日に食べ物ラジオのオフ会を開催します。
24日は静岡県垣川市にある僕たちのお店カチェ料理無頭にてフグの食べ比べを行います。
25日は静岡県静岡市にある地球環境史ミュージアムで開催されている特別展イネ米田んぼをみんなで見に行きます。
こちらのオフ会は食べ物ラジオサポーターでもなくてもご参加いただけますので、
また2日間は難しいという方はどちらか一日での参加も可能です。
締切は2月17日の土曜日までとなっておりますので、詳細は概要欄からご覧ください。
ご参加お待ちしております。
はい、ということで今回はこの辺で終わりたいと思います。ありがとうございました。
ありがとうございました。
はい、こんにちは。食べ物ラジオサポーターの松健哲です。
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