はい、年明け第一発目ということで、みなさん明けましておめでとうございます。 明けましておめでとうございます。
はい、では前回からの続きをお願いします。 はい、ビールが日本上陸と。
はい。 はい、ところでタクは正月ビール飲みましたか?
飲んだね。 飲みましたね。 飲んだ。
多分ほとんどの日本人、年末年始ビール飲んでるんじゃないですか?
まあそうだろうね。 何ビールですか?
何ビール? まあサントリー。 ラガーですね。ピルスナーラガーってやつですね。
僕はあえてあれですよ、ヴァイゼンとかね。 ヴァイゼン?
あとギネスのスタウトとかね。 飲んだね。
買って飲んでみましたけど、やっぱり全然味は違いますね。 違うね。
これが元々だったんだと、改めて感じましたね。
そんな日本のビールがなぜ今の形になっているのか。
ルーツはですね、きっかけは1853年。 1853年。
黒船来航から始まります。 ペイリーさんですね。
日本開国してくださいよ。あったよね。 それフラッシュだね。
昔は懐かしかったね。
それがあって、そこでね、まず日本開国するじゃないですか。
こことここの港OKよっていうことで決められるのが、下田と函館。
下田と函館。
下田の場所わかりますよね。 もちろん静岡県なんで。
いずですよね。そしたら外国の方々が遠いって。
どこに? 東京に。
東京にね。 基本的に開国したら商売したいわけじゃないですか。
遠いわって。ごねまくって。
当時川崎宿があったので、川崎を予定してたんですけど、ちょっと海から離れてるじゃんとか。
あと海道そのものだと色々とめんどくさいと。
外国人見たことのない日本人のところに、その街にですよ。
いきなり黄毛人、壁岸の外国人がうわってきたら、ハレション起きるじゃないですか。
というのを心配した幕府は、当時何にもない漁村だった横浜という漁村に。
漁村だったんだ、横浜って。 何にもない漁村を開港します。
そうなんだ。 ここに外国人居留地って言って、
外国人が住んでいいのはこのエリアだよっていう場所を作っていくんですね。
これが後々神戸とか、他の開港されたところにも外国人居留地っていうのが出てきます。
だから今の横浜って見るとすごく西洋感たっぷりじゃないですか。
古き良き日本の江戸時代の文化がない場所に外国人居留地作ったから、あなってるわけですね。
あれは最初っからなんだね。 そういうことです。
ここで読んでておおやっと思ったのが、外国人居留地に住んでいる外国人のうち約半数がイギリス人なんですよ。
イギリス人。 ペリーさん何人でした?
ペリーさんアメリカ人? アメリカ人ですよ。
アメリカがやってきたのに、あれイギリスばっかりでアメリカ人あんまりおらへんって。
これね、二つ理由があるんですけど、もともとアメリカは太平洋で捕鯨をしたいとか、
あと中国と貿易をしたいっていうのが目的で、その中継地として日本を使わせてくれと。
ああ中継地なんだ。 だからそこまで日本にこだわってないっていうのが一つと、
あと大事なのが黒船来航直後、南北戦争起きるんですよ。
アメリカの中で内戦でドッタンバッタンしてるんですね。
もう外国と貿易やってる場合じゃないって。
いうところにちゃっかりイギリス人がドーンと入ってきます。
ちゃっかりしてんな。 ここに数百人住むようになっていくんですけど、
そうするとイギリスが植民地にしていたインドとか他の国々と同じように、
イギリス人がこうやって住むじゃないですか、ビール飲みたいねって。
ねえのかよ日本って。 インドの時と一緒だね。
そうなんですよ。この時代はバス車とかオールソップ車がIPA、インディアンペルエル作って輸出してますから、
インドまで来てるんでもうちょっと足伸ばせば日本来れますよということで、
当然ですけども外国人居留地で一番最初に販売されたのはバートンのバス車とオールソップ車のエールです。
当たり前ですね。ところがどっこいわずか20年もしないうちにラガーになっていくんですけど、
この外国人居留地には商人がいっぱい住んでるわけですね。ここで貿易をするんですけど、
ここの商社で働いていたウィリアムコープランドっていう人がいるんですよ。
ウィリアムコープランド。 全然覚えなくてもいいと思うんですけど、
この人ねノルウェー生まれノルウェー人で国籍はアメリカ。ややこいなあ。
でドイツ人でドイツに行ってドイツ人にビール作りを学んだ。よくわからんけど。
でなぜかビール作りじゃなくて商社で取引やってた。 作ってはないんだね。
作ってないんですよ。そしたらそのうちに商社が倒産するか何かして解散しちゃうんですよね。
商社自体が。 商社自体なくなっちゃった。どうすっかね。
この人もともと一攫千金を狙って海外まで飛び出してきたような人なので、職人借りでどうこうとかそういう感じではなくて、
よっしゃ一山当てたるぜという感じで来たのに会社なくなった。で俺ビール作れんじゃんって。
ビールは作れたんだそれでも。 そう元々ドイツでねビールの醸造学学んでるんで。
ああそこは学んだんだね。 元々技術持ってたんですけどなぜか商人をやっていて。
その商人としてやっていけないんでじゃあビール作るかね。日本産ビールないから。
ということで1870年スプリングバレーブルワリーという醸造所を作ってそこでビールを作り始めるんですけど、
このコープランドさんドイツ人にビール学んでますよね。結果ラガーなんですよ。
まあ自然だよね。 自然的に。で日本は香水が手に入らないですよね。
確かに香水がポイントだったね。 逆に軟水ばっかりじゃないですか。
結果ピルスナーにしかなり得ないんですよね。普通に作ったら。だからもうコープランドさんがビール作った時点でピルスナーラガー確定です。
これをねこの人詳細全くないんだよ。あっちゅう間にね倒産すんの。
また倒産すんの? もう10年とかそこらしか持たないんじゃないかな。
短いね。 14年ぐらい頑張ってその倒産した跡地をジャパンブルワリーカンパニーっていう会社にするんですよ。
これちょっとメモしないから忘れちゃったけどイギリス人とかアメリカ人の富豪とかそういうお金持ちの人が買い取ってジャパンブルワリーカンパニーという会社を設立します。
この会社の国籍自体はイギリスもしくは香港に置くみたいな感じなんでイギリス系の外資系会社ということになりますね。
ちなみにねここに株主で出資してる人に有名人いるんですよ。渋沢栄一。あとね岩崎矢之介。 矢之介。
岩崎八太郎ってわかるよね。あの人の弟なのよ。 そうなんだ弟いたんだね。
八太郎の次の社長。三菱財閥の。この人たちが出資してます。 大御所だね。
ここが実は日本で作り始めたビールの最初になるんですね。この会社後々私たちを知ってる超有名企業になっていきます。
このジャパンブルワリーカンパニーで発売されたビールが翌3年後ですね1888年にブランド名キリンビールとして発売をします。
キリンビールなんだ。 そう。会社の名前はジャパンブルワリーカンパニーなんだけどブランド名がキリンビールだった。
ブランド名? そうそうそう。どうやら名前の由来もこんな適当なつけ方なのかと思ったけど海外製のビールってロゴがわりと動物使ってたらしいんですよ。
じゃあうちも動物のロゴ使ってビール作ろうぜってなって何がいいかな何がいいかなってやっぱ東洋のそういうちょっと架空のペガサス的なやつ。
これ持ってきたらかっこいいんじゃないかなって。じゃあキリンって。 キリンなんだ。 そうみたいよ。
キリンってあれ東洋のやつなの? 東洋の霊獣ってバクとかさ。ライオンとかも獅子になってよくわかんない中国風の絵になったりするじゃん。
あれのキリンでさ馬みたいなやつあるでしょ。これだと。 ああそういうことなんだ。だから未だにああいうちょっと神格みたいな動物使ってるんだね。
いや独占禁止法どこいった? ない。これはね外国に負けないぐらいの産業にこのビール産業を育てたいという。
まあ国家事業としてね。 そうそうそうなんですよ。今ねこの時代って西日の間ぐらいの時期なんですね。国力を上げて海外に向けて輸出をしたりとか産業を勃興させていって強くなっていきましょうっていう国の政策があるんですね。
なんならこの大日本爆酒って例えば中国にイギリス資本だったかなドイツ資本で作られてたビール会社が中国国内にあったんですけどそれも買収してます。
ちなみに今の社名でいくとチンタオビールですね。これを買収したりとか。
あと服の替えでちょろっとできたかな。伊藤博文が韓国の大使やるじゃないですか。あの時代感なので韓国今の朝鮮半島ですね。朝鮮にビール会社を作ります。
ハイトビール。韓国最大手のビール会社ですね現在。あのハイトビールは大日本爆酒が作った会社なんですって。
バリバリでかくなっていって1906年創業なのでその後1914年から1918年に世界的大事件が起きますよね。
これはもう先に言うと第一次世界大戦ですね。ヨーロッパしっちゃがめっちゃかなわけですよ。
100万人とか1000万人とかなくなりますよね。今度大マーケットのアメリカがビール買いたくても買えなくなるわけですよ。
戦争で? 戦争でヨーロッパから物を買えなくなるから。ビール足んねえなって日本から買ってくれるんですよね。
そういうこと。 でアメリカに対して日本の輸出額がドーンと上がるんですよ。
まあそうなるか。 思わく通り大日本爆酒はわーって力をつけていって
ここから入ってくる税金が国の税収になっていくっていうこういう循環ですよ。
ちゃんとわかってたのかな。 狙ってたと思うよ。
そういうことだよね。 アジア圏の他の国々も抑えてビールを出荷してますからね。
これを抑えてどんどん力をつけていってここから何十年か経った後ですけど第二次世界大戦が起きますよね。
この軍事力の後ろに財閥系の財力がありで行きますよね。で負けちゃいますよね。
やっぱ財閥とかあるとさ、なんか力が偏ってよくないよねってアメリカっていうかGHQが言い出すわけじゃない。
財閥買いたいって聞いたことある。ググったらわかるけどいろんな今有名な企業は元財閥の中にあったみたいなのあるじゃないですか。
この時にできた法律昭和29年ですけど、めんどくさいなこれ漢字で読むと過度経済力集中排除法。
過度な経済力集中するのを排除する。 そういうことですね。なんでこんなにしちゃったかな。わかんないけど。
漢字だらけだからな当時。 財閥解体法って言ってるのは財閥だけが対象なのに
財力が集中してるところは全部解体するよって話になったので、どさくさまげに大日本博士を解体されるんですよ。
大日本博士もなんだ。 おぼっちりみたいな感じでね。確かにシェア65%ですから。
ちょっとやりすぎ。じゃあやりすぎだね。 やりすぎ。これ東西の2社に分割されます。
西 朝日ビールで朝日ビールを売ります。東 日本ビールで日本ビールを売ります。
朝日ビールはそこそこ関西方面に地盤があったんで良かったんでしょうね。
日本ビール全然売れるのですよ。 売れないんだ。 キリンさんいるんで。
キリンはまだキリンだけでいるのかね。 単独でいるから強いんですよ。しかも明治屋さんバックについてるんで強いんですよね。
日本ビール売れんなって言ってたら北海道がもともと地盤じゃないですか。
地盤の北海道でやっぱり札幌ブランドのビールがいいよね。札幌ビールがいいんじゃないのっていう声が消費者側から出てくるんですって。
そっちなんだ。 それをまとめて旗振りする人も出てきて運動化してくるんですよ。よくわかんないけど。
どんだけビール好きだったんや。 プライドとかホコリみたいな感じなんじゃないですか。
あったんだろうね。開拓時代だからね。ちょうどね。
したら日本爆酒の方々もじゃあとりあえず地元おひざ元の札幌は札幌ビールで販売してみましょうって言ったらバカ売れするんですよ。
名前変えただけなのに。これは?ってなってその直後日本全国札幌ビールに変えます。ブランドを。
そういうことね。 そっから後々札幌ビールの名前通ったし日本ビールって誰も知らないから社名札幌ビールでよくねって。
まあそうだね。日本ビール発売してなかったら一緒だよね。札幌ビールで。
そうなんです。ということで今まで出てきたビールの醸造会社。
ジャパンブリュワリーカンパニーはブランド名のキリンビールに会社名変わるし、札幌も札幌ビールになっちゃうし、朝日も朝日ビールになっちゃうしみたいな。
結局ブランド名が社名になるっていう流れをずっとやってきてますね。
それで今のブランド名の会社が出来上がったんだね。
これだけ強いブランドのビール会社がドコドコドコって出てくると、当然ですけどちっちゃいところが立ち行かなくなってくるんですよ。
まだビールの文化っていうのが日本全国に浸透しきるかどうかっていう過渡期ですから、ちっちゃいところって自然淘汰されやすいんですね。
結果本当にちっちゃいところの中のいくつかが残るだけでエールとしてほとんど消えてなくなっちゃう。
結果ピルスナー主流の国になっていく。
まあ元はねスタートがでかいんだよね全部。 そう。