この番組では、食をテーマに、食にまつわるニュースや人物などから
変化し続ける現在地を学び、食の未来像をあらゆる視点で探っていきます。
MCを務めますのは、たべものラジオの武藤太郎です。
武藤太郎です。
アンロックスの田中ひろたかです。
岡田亜紀子です。
本日もよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
はい、ということで、前回からの続きなんですけども、前回はだいぶ中途半端で終わりましたんで。
SKSをまとめるつもりが、SKSJAPAN全然まとまらず、デイワンで終わりました。
ということで、本日はどんな感じでいくでしょうか、岡田さん。
じゃあ今日は気を改めて、2日目いきますか。
2日目ですね。
はい、いきましょう。
2日目はですね、朝9時から、なんと夜7時半までっていう、改めてちょっと自分で言ってもちょっとおかしくなるぐらい長いカンファレンスでしたが。
年々おかしいんですけど、今年はマジ得段やばかったですね。
そう?
本当に初日からぶっ飛ばしてたんで、ちょっとどうにかなるんじゃないかと思ってました。
確かにそうですね。
例年は1日目が午後から始まるっていうところ、今年は朝から始めたので。
そうね、でしたね。
フル3日間になっておりまして、2日目なんですけれども、午前中のテーマがですね、今度はその日本のローカル、あと一時産業のところにもちょっと焦点を当ててその話をしていまして。
やっぱりここではフードシステム全体をSKS全体としても話しているわけなんですけど、やっぱり食は考えれば考えるほど、一時産業っていうところの課題が本当に深刻だし、あとやっぱりここがある種日本のこの強みでもあるじゃないですか。
やっぱりこのおいしい食材と本当に自然豊かなところがあって、でもやっぱりこのままでは持続できなさそうだっていうところがもう明らかに見えていて。
お二人なんかね、太郎さんと卓郎さんは特にかけがわでも感じられているところがあると思うんですけど、結構ここではその2日目4つかなセッションをやって、そのあたりをちょっと議論しました。
朝一番最初にお話ししたのが、もうそのものズバリ一時産業における課題の本質と地域創生っていうタイトルで、結構出ていただいた方々がすごくてすごい組み合わせで。
まず農林水産省の朝日菜さんと、あと経済産業省の佐古田さんと、
沢原不動産の上野さん。沢原不動産はですね、東三河、豊橋とかあのあたりの地域の不動産会社だし、不動産以外の事業もやられている沢原グループですけども、そこから来ていただいているのと、
あともう一人、オイシックスら第一の東海人さんですね。やっぱりオイシックスというのも、最近だと新潟とかそういった地域に根差した新しい新規事業っていうのも始めておられて、
ちょっとこの行政から2人、民間から2人っていう組み合わせでやってみましたと。これをモデレーターを田中さんが務められてお話ししたわけなんですが、田中さんこのセッションについてはどんな思いがありましたか。
そうですね。岡田さんが今おっしゃった通り、一時産業と、あと実はもう一つテーマにあったのは、食品メーカーというかですね、プロデューサー&メーカーというところで、これはデイワンの最初の日に私の方からインプットで、
なんで今食の進化を求められるのかってところに、静かにこの生産者だけではなくて、実は味噌蔵とか醤油蔵もものすごい勢いで消えていってるみたいな話があったんですけども、結局そういった課題に対して一体どんなことを我々はすべきかみたいなことを皆さんから語ってきました。
細かい内容のところはぜひですね、アーカイブとかも見れる方見ていただけたらなと思うんですけども、結構事前の打ち合わせの時もですね、この皆さんに熱量3倍ぐらいでお願いしますみたいな感じで朝から出ていただきました。
さらふとさんさんなんかは本当に会社としても初めての登壇で、このきっかけがあれですね、9月中旬にやった、これは太郎さんも登壇してたフードデイズという東みかのフードバレーで行われたこの地域のカンフレンスなんですけど、
なんかやっぱり私はあの時に感じたこととここで話す内容がなんかすごいリンクしてて、このフードデイズに参加した時にすごい思ったのが、ああいう場でものすごい多くの、200人くらいですかね、太郎さんいたのってね。
多分200人くらいだったと思います。
ですよね。で、なんかねすごいすごい熱量で、その場自体がなんか私は奇跡だなって最初思ったんですよ。でも奇跡ってなんか奇跡じゃないですか、滅多に起きないじゃないですか。そうじゃなくて、なんかああいう場に本当に業界とか業種とか立場とか地域とか、
しかも東みかんの方だけではなくて本当に全国から人が集まってて、話してる場って必然だなと思ったんですよ。となるとやっぱりこういう立場を超えて多くの人が食というテーマ、能というテーマについて話し合うというもの自体が、やっぱりこの今本当に求められているんだなということを感じたので、
その背景というか、そこに欠ける思いみたいなところを伺ったのがこのセッションで、ノース秘書は本当に最近フードテックの戦略をしっかりと考えようとか、あとは計算省もですね、ピボットというですね、政策提言のチームができたりとか、あとはこの民間の方では各社がそれぞれ東みかんや新潟というところで、食のエコシステム作りをするぞみたいなことを話していたんですが、
私は一番すごい、すげえなと思ったのがいろいろあるんですけど、神野さんが食っていうのはいろんなものと組み合わせることができるから、無限の可能性があるっていうことをおっしゃったんですよね。
それってイノベーションの新結合での考え方とすごい似てて、つまり食ってイノベーションの方向だねっていうような言葉が出てきたのと、あとノース秘書の朝日奈さんは結構すごいハイテンションで前伸びでプレゼンするという方じゃないんですけど、さらりとよくよく考えたら食っていうのはもうこの何百年も5000年以上も当たり前にアップデートしてきてるわけで、
それがたまたま今デジタルテクノロジーとかバイオとかいろんなものでアップデートするだけなので、我々としてはやらない理由ないでしょうぐらいのポジションで、フードテックがだから何やるに決まってるでしょうぐらいのことで発表されたのが僕はすごい印象的で、
なんか明らかにフードテックがなんかこう本当にやるのやらないのとかいうことではなくて、なんかもう食が進化するとか食がいろんなものを生み出すのは当たり前だよねっていうムードで、40分今日ですね、あのあっという間の議論で、私はなんかやっぱりその食の可能性というかですね、ここまでこの官民がですね、この盛り上がってきてるというところはすごく感じましたかね。
たしかに。農林水産省さん。
はい。
あの結構前のめりの発表だったのですごく面白かったような印象を受けましたね。
はいはいはいはい。やっぱりそういう風な感じで感じられてたんですね。
そうですね。でその後もなんかニュースで農水省の方はフードテックをちゃんとこうやってきますみたいなバンバンバンバンって出てたので、そのあたりで結構本気度は感じましたよね。
なるほどね。
むしろ今までってなんでこうまで来れなかったのかなってちょっと思ったぐらいで、むしろ今すごいイケイケドンドンって感じなので、ぜひ関われたらいいなと思いました。聞いてて。
なんかあと僕あのピボット面白いなと思ってて。
はいはい。
僕あの官庁の中どうなってるのか知らないんですけど、いわゆるお役所の中に副業的によし有志のメンバー集まるぜみたいな、食に関してやるぜみたいなことをやる人たちいるんだっていうのちょっと衝撃を受けてですね。
確かに。
そっからも声上がるんだっていうのも一つ衝撃だったんですよね。
あとそのさっき農水省の5000年間ずっとやってきたことじゃんみたいなのと、それは確かに僕も食文化史やってるんでそうだなって思うんですけど、一方でその所々歴史上ターニングポイントってやっぱりあって、
食の産業が大きくガラッと変わるタイミングってコミュニケーションの急速な発展があったタイミングってやっぱりだいたい産業構造ぶっ壊れるかなんかするんですよ。
特に物流とかですよね。
シルクロードに始まり海の道ができて、で日本でも海鮮ができて、で最終的に一番ブレイクするパワーが大きすぎたのがアメリカにおける大陸鉄道が横断した時ですよね。
1830年から80年代の間が一番食産業がハチャメチャになった時代のように僕には見えるんですけど、
それってやっぱりネットワークが広がってある種なんだろうな、さっき田中さんおっしゃったみたいに食っていろんなものとつながれてしまうがためにいろんな方面にイノベーションを無作為に起こしてしまったんだと思うんですよ。
それは経済的に良い面もあったし人々の生活を豊かにもしたけれども、一方で大事なものをことごとく破壊してきた。
それは経済的合理性の名のもとにみたいなところがあって。
それを考えると今この時代、2025年という時代に200年前かちょうど200年前と同じことをしますかっていうと答えはノーだと思うんですよね。
イノベーションは起こしつつマイナスの部分をなるべく抑えるという意味でも、食はあらゆる産業とつながれるイノベーションの方向だっていうのを、
ちゃんと学び直して見つめ直してコントロールしていくっていうのを200年ぶりのことなんでやらなきゃいけないのかなっていう話を。
ファーストセッションだけで感じたわけじゃないですけど、その後の2つ3つを含めてそんなイメージ持ちましたね。
ちょっと無理やり歴史とつながった感がありますけど。
そう?結構面白いけどね。そういう角度から見ていくと。
確かに食って色々関われるが故に方向性が定まらないし、
儲けようとすればやり方は悪い儲け方もできるし、ちゃんとした儲け方もできるし、
ちゃんとした人はだいたいあまり儲からないのが僕の意味性が高いんだけど、多いんだけど。
だいたい悪い人が儲かるっていう資本主義の流れなのか分かんないけど、その辺が何でもできるはゆえの弊害はすごい感じるよね、食って。
そうなんだよな。
ちょっとこれは資本主義どうのこうのみたいな話にもつながりかねないので慎重にお話をしなきゃいけないんですけど、
例えば閉塞感のある時代、混沌とする時代って歴史の節目で必ず起きるじゃないですか。
日本だったら明治時代とかね、明治の終わりの一次大戦から二次大戦前とか色んなところで起こるわけですよ。
今我々の社会も日本もだけじゃなくアメリカもヨーロッパも閉塞感を感じてますと。
そういった状況の時ってだいたい我々のアイデンティティってそもそもどこにあるんだっけっていうムーブメントは必ず起きてるんですよね。
歴史上繰り返し繰り返し。
で、その時に気をつけなきゃいけないのが、例えばYouTube1時間見て日本の歴史が分かったみたいな安直な捉え方をすると、
俺たちすげえっていう何だろう過剰な自尊心の獲得みたいなことになるじゃないですか。
和食ってすげえって一本やりで押し通しってことはやっぱりやばくて。
だから外のものとか海外のものとかメジャーとね、今だと新しいテクノロジーだとかいうのを受け入れるときに
安直に受け入れすぎると食べ物をいっぺんに食べ過ぎで消化不良みたいなの起こしちゃうし、
今いっぱい目の前にご飯が並んでて20種類の料理が並んでますって言ったときに
今の僕は何を選びますかどの順番で食べますかっていう価値判断がやっぱり必要になるんだと思うんです。
その価値判断をするためには自分が何者なのか自分のことをちゃんと分かってるとか
その20皿の料理のことを分かってるっていう状態が必要だと思うんですよね。
80年くらいかけて日本は経済とかでそれやらかしてきたんで
食で同じことをやるとやべえなっていう感じを受けつつ