たべものインテグラル。この番組では、食をテーマに、食にまつわるニュースや人物などから、変化し続ける現在地を学び、食の未来像をあらゆる視点で探っていきます。
MCを務めますのは、たべものラジオのむとう太郎です。 むとう太郎です。アンロックスの田中裕孝です。岡田亜紀子です。本日もよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
はい、ということで、みなさん、お久しぶりでございます。
お久しぶりでございます。
だいぶ、みなさん、忙しい1ヶ月を過ごしたそうで、フェイスブック等々、変わってますけれども、どうでしたか?
まあ、ね、岡田さん、でも、あの直後に、そのまま3つの他のカンファレンスに出て、
はい。
で、ドタバタしながら、先週は1週間アメリカに行ってたんですよね。
はい。
ちょっと、このGoogleがやってるフードラボというものに参加して、で、SKジャパンでもね、参加してくれたプレイヤーも何人かいったんですけども、
まあ、そこでまたアメリカの状況、世界の状況とか話したり、あと、SKジャパンでもやろうって言ったような、なんかことをちょっとフォローアップしたりとか、
まあ、そんなことをしながら、
はい。
今週はちょっと怒涛で、なかなか面白い。ただまあ、でもね、岡田さんあれだよね、SKジャパンの前よりかはだいぶマイルドというか、
そうでもね、岡田さんあなたあれやってんのか。
言えないあれがやってるんですか。
いや、言えないことはないよね。
私は今、書籍を書いております。
おお、書籍、書籍、ハード。
ちょっとまあ、そこはまた、
はい、おいおい。
おいおい、はい。
ご案内できればと、
アナウンスはできるかと思います。
思ってますが、
はい。
今日はね、SKSジャパン振り返りっていうのをちょっと今日やっていきたいなと思っております。
はい。
で、SKSジャパンとは何ぞやということなんですけれども、
食べ物ラジオのお二人は何度も来ていただいているフードテックのカンファレンスなんですが、
田中と私がシグマクシスという会社にいたときに始めた、
結構日本で本当にたぶん一番最初にこういう食とテクノロジー、
テクノロジーといっても結構デジタルとかAIとかIOTとか、
そういったところと組み合わせることで何が起きるか、
今考えたいのはどんな食の未来を作りたいのかっていうことを考えるカンファレンスっていうのを始めて、
今年で8回目。
8回目。
というところで。
8回目ですね。
はい。
気づくとあっという間なんですけど、
いろんなことがあった。
いろいろありましたね。
8年というか。
もうあと2回やったら10回目だね、みたいな。
結構それは大きいことだなと思いましたし、
もともとあれですね、最初のときはみんなで作ろう未来のキッチンみたいなサブタイトルを持ってやってたんですよ。
そうですね。
なので、アメリカのシアトルで2015年に立ち上がったスマートキッチンサミットに、
私とか岡田とかが一緒に参加して、
そこで雷を打たれた経験があったと。
サムソンとかLGみたいな韓国勢の方もいたし、
食品メーカーもいて、
トジガーファーもいて、
スタートアップとかシェフとかもいて、
こんな世界があるんだと。
そのときにはっと気づいて、
これだけいろんな人たちがテクノロジープレイヤーがいるんだったら、
ちょっと待てと、日本は家電もあるし、
食品の加工技術、冷凍技術もあるし、
本当にシェフもすごいし、
もっとすごいことできるんじゃないかということで、
本当にね、岡田さんCSでね、
マイクにワンワンのミーティングが設定できるからというので、
そこでもうやろうっていうのを提案しようというので始まったのが、
スタートポイントでね、
おかげさまで多くの方に支えられて、
8回開催することができているという、そんな感じになってますね。
はい。
すごいですね、8回。
皆さんは最初は2022年ですかね。
2022ですね、はい。
だからもうその4回半分出てるんですね。
半分か、そっか。
そうか、半分ですね。
僕らの22、23、24、25ですよ、もう。
そっか。
なんかそんな感じしないな。
いや、本当に4年連続登壇してる人って結構珍しいんじゃないかなと思いますけどね。
そうですね。
確かに。
本当に初年度なんで僕たちここに立ってるんだろう感はすごいありましたけど。
本当ですか。
びっくりしました。
こんなになると思ってなかったんで。
まあでもなんか、もう何だろう、初めてだったけど、参加したらあたかも昔からいたみたいな。
そんななんかフィット感ありますし、
でもね、だいぶ食べ味も知らない人が本当に界隈ではいないぐらいの存在になりましたよね。
おかげさまで。
本当ですね、今年ね、ステージの上から聞いたことある人って聞いたら、
8割ぐらいの方が手を挙げるっていう。
本当に。
そんなに?みたいな。
感度高いよな。
びっくりしましたけどね。
すごいと思いますよ、本当に。
だってすごいコンテンツだもん、本当に。
あの場にいるときだけ有名人気分になりますよ。
確かに。
全国規模の知名度そんなあるわけないですからね。
まあね。
いやすごい皆さんに声かけていただいて今年はありがたかったです。
いや本当に、初年度からスマートキッチンっていうところを起点にしながら、家電の未来だったりっていうのもあるし、
それプラスだんだん食品はどうなっていくのか、
あと流通とか、異色同源とかみたいな結構機能性っていうところも食品のところでは結構大きな話なんですけど、
そういう話があったり、
あともっと食の未来の潮流として、
ウェルビングみたいな、そういう考え方とかもいろいろご紹介してきて、
でもお二人がやられてるようなことって、あんまりやっぱりカバーできてなくてっていうか、
本当に食の担い手じゃないですか、お二人って料理人だから、
料理人による本当に食材の追求、文化だけじゃないし歴史だけでもないし、
今の時代に過去から遡ってどういうふうにやってきたのかっていうところをお二人はやられてるから、
その接続がないと未来の話になかなかいかないと思っていたので、
お二人が入ってくることによって時間軸がぐんと伸びて、
それはでもそうだよね、やっぱり皆さんが言って、
リベラルアーツ的な観点の解像度が、色が急に出てきて、
だから時間がつながったっていうのと、
あとやっぱりそれがどちらかというと縦軸のつながりだとすると、
例えば広がりで言うと結構この数年で、
もともとは職員メーカーとかスマートキッチンなので家電メーカーとか多かったんですね、
減ってるわけではないんですけど、やっぱりその後で職員メーカーさんがドドンと来て、
さらにそこから不動産とか金融とかの方が来て、
もちろんスタートアップとか投資家の方がいるんですけども、
やっぱりここ数年の特徴は、
やっぱり例えばメーカーの方も超大手メーカーだけではなくて、
いろんな地域の食品メーカーさんとか、
やっぱり一時産業に関わる方とかですね、
あと行政の方もだいぶ増えましたし、
あと特に去年10日ぐらいから、
今年もいくつかセッションありましたけど、
外食系ですね、
結構何度か登壇いただいたことはあったんですけども、
例えば今回食断練の皆さんとかね、
エコステンパートナーたちに参加いただきましたけど、
やっぱり外食産業ってすごいある種、
内輪で固まる良さと弱さがあるから、
もっともっと外の人たちに自分たちがやりたいことを発信したら、
全然違った形でサポートがもらえるんじゃないかみたいな、
そんなような形でステークホルダーがものすごく広がってきています。
僕らがやっぱりこのSKS JAPANでやりたいと思っていることは、
この変革者というか何か新しいことをやりたい、
チェンジメーカーとかイノベーターとかという言い方をしているんですけども、
たぶんこれ番組聴いているリスナーの皆さんの中でも、
社内で何かやりたいけど、なかなか経営層を突破できないとか、
古群奮闘しているんじゃないかとか、
あと自分がこういうことをやっているけど、
すごい小さいことなんじゃないかと思っている方がいるかもしれないんですが、
やっぱりこの場っていうのは、
そういったアイディアとか取り組みをしていること、
あるいはパッションとかね、
そういったようなことを共有。
しかもそれだけじゃなくて、
いいのは悩みとか課題とか、
いやこんなことできるんだけど何かやろうみたいなことを、
共有できる場なんですよ。
ピッチコンテストみたいに、
私これやります、だから投資してくださいっていうのも大事です。
だけどもうちょっとカジュアルな形で、
そこには信頼できる仲間がいて、
NDAがあるわけじゃないんだけども、
こっそり悩みを共有できる。
通常ね、ビジネスの世界で悩みを共有すると
弱みなんで、
他の人がその弱みをついてくるみたいなことを
言われたこともあったんですけど、
やっぱりこの悩みを共有できるビジネスコミュニティって
なかなかないよねと。
なのでそういったような場作り、
そこから我々はやっぱりアクションを生み出す場を
何か作りたいなと思ってやっているのが、
このSKS JAPANで、
ご推察の通り本当に全部の領域ですね。
職って全部つながってるんでね。
なんかそんなようなところがSKS JAPANであるというようなことで。
最近はね、SKS JAPANっていうスマートキッチンサミットという言い方も
したりしなかったりしてますもんね、岡田さんね。
そうですね、どうしてもスマートキッチンって言うと、
キッチンのイメージがあって、
食品とか他のところが入らないようなイメージを
持つ方もいらっしゃるんですが、
私たちとしてはキッチンっていうのは結構、
集着地じゃないけど、
みんなが集まれる場所だし、
食も人もそこで交わるみたいな、
そういうイメージがあるので、
キッチンというところから離れることはしたくないんですけど、
SKS JAPANっていうふうに呼んで、
なんとなくはっきり言わないようにしている。
確かに。
なんとなく気づいておいたんですよ。
途中からあれ、スマートキッチンサミットって言わなくなったな、
っていうか表記もSKS JAPANのみになったなっていうのは
ちょっと感じていて、
確かにキッチンって言うとイメージと若干違うのかなっていうのは
感じていましたね。
キッチンってやっぱ人のね、
さっき岡田さん言ったように、
集まる場所、
どちらかハブというか、
消費者と生産者のハブになるような場所だなって思うので、
そこをハブという感覚でキッチンを捉えるのであれば、
別に名前自体はいいのかなって思ったりもするんですけど、
なかなか掛川ガストロノミーシンポジウムと一緒で、
掛川を前につけたから、
掛川のみたいなイメージがついちゃったんですけど、
名前っていうのは最初の説明でわかりやすくしたほうがいいなっていうのは
僕も感じるけどね。
なんかSKSスマートキッチンサミットってもともと
スマートキッチンプラスサミットだったと思うんですよね、
縦付けが。
でも最近はね、スマートキッチンサミットになってきてる気がしてて、
なんていうんですか、
キッチンで一緒にみんな料理するのをガチャガチャ飲みながら喋ってるみたいなね、
みんなでキッチントランカーやってますみたいな感じの、
ある種のコミュニケーション空間みたいになってて、
みんなで一緒のもの作ろうぜみたいな、
そんなイメージを持つようになりましたかね。
いいですね。
でも本当に中間組織体っていうのは、
僕ら自身もいろいろ作ろうとしていますし、
これどこかで話したかもしれないですけど、
やっぱりヨーロッパとか、
本当にそういった中間組織体が進化してるんですよね。
共同組合、モンドラゴン共同組合も、
EITフードとかっていうそういった組織体があって、
やっぱり日本もどういった中間組織体を作るのかみたいなところは、
結構SKSジャパン自体もトライしていて、
ただあれなんですよ、
2020年皆さんが初めて参加したときに、
Beyond Communityっていうサブタイトルつけたんですよ。
覚えてるかわかんないですけど、
覚えてます覚えてます。
あれって何でかっていうと、
カンファレンスとかサミットっていうのはその場で集まっていく。
そこからコミュニティになって繋がっていく。
でもそこからやっぱりコミュニティが、
社会の中の重要なファンクションになるものにしたいと思って、
Beyond Community、コミュニティを超えた存在になりたいみたいな、
それが僕は中間組織体であるエコシステムを作る存在だなと思っているので、
SKSジャパン自体がね、
そのエコシステムの一部ではあるんですけども、
それそのものにはならないんですが、
なんかでもまさに今しょうやさんの話はそうかと思いながら、
なんかそういう機能がでもなんかできつつあるなと。
その時にやっぱり、
自分のオリジンはどこだみたいなところが、
多分僕すごいポイントになると思ってて、
例えば地なのか、
ハプスゲルブルークスキみたいな、
メジチキみたいな、
家の場合もあるし、
あるいはその土地ですね。
自分はこの土地にいるからこの土地を守るために連携するとか、
それが企業とかだったんだけど、
なんかその企業を超えたところにやっぱり結束を生まないと、
この世の中良くならないし、
みんなある種短期的にお金儲けがしやすいところに
行ってしまわざるを得ない状況ってあるじゃないですか。
だからやっぱりね、
それを何か作っていきたいなあと思っていて、
その時に僕らが寄って立つものは何かっていうのは、
結構考えたいなあと思って、
この辺はちょっとね、
こういった中間組織体で人を結びつけるものは何かというのは、
ちょっと別テーマで考えたいところであります。
他なんか信頼とかなんじゃないかなって気がするんですけどね。
そうですね。
なんか共通の興味というか、
テンション上がることをみんなでするっていうのはやっぱり面白いかなって思いましたね。
それはある。
なんかスイッチみんな似てる方が集まってきてるじゃないですか。
ここにスイッチあるんだっていうのを思いつつ、
自分も入れちゃうっていうノリのやさ。
あれすごくないですか、
防災カレーとか言っちゃいましたけど。
あれ、なんで朝から激辛カレーを防災で食べなきゃいけないのかと思ってたから。
でもやっぱ面白いと思っちゃったんですよ。
いやわかる。
なんかいますよね、
そういうなんかちょっとテンションがおかしい人たちね。
いいから始まって、かで終わる会社の人とかね。
いますね。
この話で終わっちゃいそうなので、
ちょっと今年どんな開催の様子だったかっていうのをちょっとお話ししてよろしいですか。
多分、SKジャパン参加されてない方は、
どのくらいの人が来てるのかってわかんない気がするんで。
開催はですね、今年10月23、24、25やって、
3日間朝から夕方まで、夜までですね、やりました。
その前日に実はプレイスイベントといって、
ちょっとメディアの方とか海外スピーカーの方がいるイベントがあって、
合計実質4日間あったんですけども、
何人くらいの方が参加したかというと、
今年はあんまりね、規模を追うものではないんですけど、
実際に3日間で1,000人くらいの方が参加登録して、
ずっと1,000人いるわけじゃないんですけどね。
入れ替わりで1,000人くらいの方と、
オンラインで300人超ですね。
なので、1,300で結果2回開けてみたら過去最大でした。
やっぱり1,300人の結構熱量高い人たちと思うと、
すごいコミュニティーになってるなと思いますし、
あと海外スピーカーというか、
スピーカーは国内海外合わせて110名強ですかね。
3割が海外で、面白いのが半分が新しい方なんですよ。
なので同じような方々のみで回すのではなくて、
よくいろんなカンファレンスで顔が全部同じで、
いまいちつまらないなって感じのカンファレンスも
結構あるというのは聞いたことあるんですけど、
結構ぐるぐる新人対象があるというか、
回ってて2年前に登壇した方がまた今年戻ってくるとか、
結構ぐるぐる回ってる感があります。
そんな中で皆さん4年連続って結構な率だぜっていうところを
おっしゃっておこう。
確かにそうですね。
そうなの。
一番今年ね、企業数ってだいたい400か500ぐらいなんですよ。
ちょっとちゃんと数えてないとわからないですけど、
企業数もやっぱり過去最高でした。
僕ね一番驚いたのはパートナーの数で、
去年89いって、初年度9だったんですよ。
9が89。
9が去年ね。
ただ今年もうこれ以上増えないかなと思ってたんですけど、
結果的に2回見てみたら117。
結構フードパートナーとかがすごい増えたっていうのもあるんですよね。
展示とかとも連動するんですけども、
ただやっぱり行政の方もそうですし、
あと企業の方もそうですし、
本当に多くの方々がですね、
どういうところがパートナーになったかというのは
ホームサイトとか見ていただいたら嬉しいんですけども、
結構食品、非食品、不動産、金融機関とかですね、
本当に多くの方々にこの支援いただいて、
開催をされたという感じになってます。
3日間の中で展示は合計で60競ですね、ありまして、
会場の中での展示と街中のちょっと大谷の広場というところである展示で、
キッチンカーで実際に食べられるものがあってですね、
ちょっとお二人にも気になったところとか教えていただけたら
後でいいかなと思うんですけども、
それとあと3日間フューチャーフードコートという新しい取り組みをやったんですが、
やっぱり食のカンファレンスなんで、
実際に食べられるもの、食の体験、
英語で言うとフードエクスペリエンスみたいなことをすごい重要視して、
それでこの1日午前と午後みたいな形で、
4つの企業がローテーションで3日間で20のですね、
実際に食べられるもの、もちろん展示のメインの会場のところでも
食べられるものがあったり、
こういった60を超えるプレイヤーの体験ができるような場合になっていたというのが、
一旦SKS JAPANに絞ったところですけども、
どうでしたか、お二人とか、この会場の盛り上がりとか、
その辺のところ、気になったところとか教えていただけると嬉しいです。
僕らはさすがに4年連続呼んでいただいてたので、
若干同窓会感があって、それはそれで面白かったんですけど、
セッションずっと見ていて感じたのは、
僕らが初めてお邪魔した2022年には目新しかった物事が、
何か当たり前になってきたなってすごく思うんですよ。
それこそ社会人文地みたいなところでいくと、
僕らが登壇させてもらった時に、
なんでこの人たちここにいるのかが若干あったんですけど、
今年に関しては、人文系のことをお話になる方が、
僕らだけじゃなくてものすごくたくさんいらっしゃったし、
あと一昨年でしたっけ、銀行、メガバンクが参加されたの。
そうですね。
職といえばMUFGみたいなの。
なんかでも今参加してるメンバーからすると、
いるよね、赤いハッピーいつもの通りいるよねってなってきてますしね。
そうですね。
サスティナビリティじゃなくてリジナラティブの方を言うのが普通になってるし、
わずか1年2年の間にこんだけ振動したんだなっていうのは、
全体化として感じました。
確かにな。
特にやっぱりこの3年ぐらいで大きく変わったのは、
不動産の方もものすごく増えましたよね。
確かに、本当ですね。
今でこそパートナーの中に三井さんも東達さんも岩原さんもいて、
確かに去年か一昨年は実は三菱市場さんもめぐるめぐという形でパートナー参加していただいたりとか、
結構会場見てもね、実は今年あとURさんもね、話したし。
サーラ不動産もいたので。
そうですね。
そうね、そうですよね。
だから本当にこれ世界的に見ても、
不動産が動いてるっていうのはめちゃくちゃ注目されてる動きなんですよ。
今回もね、アメリカでもグーグルフードアラボでもね、
日本のユニークな動きとして何でだってことをやっぱりいろんな方から聞かれましたし。
これはね、まちづくりとも連動してくるから、
とても日本が発信できる動きになるかなと思いますね。
確かにそうですね。
卓郎さんとかどうでした?
気になったところとか。
そうですね、初めて参加した時って、
なんかすげーでかいサミットだなって思ったのが第一印象なんですけど、
今思ってみると割と消費者向けの直接的な商品が多かったなっていうイメージがあって、
今年も別に、あるはもちろんあるんですけど、
中間の見えない部分、
そういったところのテクノロジーをちゃんと使うみたいなところが結構増えてきたなってやっぱり感覚はあって、
そこがそういった方たちが出てくることによって、
最終的に食べれるものがより美味しくなっているし、
4年前に比べてちゃんと食べれるようになったっていうか、
ぐるりこなんかもいただいたので、
普通に昨日チキンラーメン的なやつにかけて食べましたけど、
これめっちゃ手軽で美味しかったですね。
ぐるりこやばいっすよね。
やばいっすね。
最初やっぱり物間違えると、
僕ちょっと物間違えたパターンを食べていくことがあって、
めっちゃ苦くなるっていう組み合わせがあったんで、
いやこれはダメだろうみたいなのはありましたけど、
チキンラーメンみたいにもともと苦味が強いものみたいなのはすごい愛しかったですね。
なるほどね。
そんな組み合わせもあるんで、
その辺の組み合わせとかもなんか逆にお二人とかがやると、
ぐるりこのとんでもない活用方法とかが見えてくるかもしれないな。
どうですかね。
時々やってますよ。
個人的に。
厨房の中でちょっと隅っこでごま豆腐たわせたらどうなるかなとか。
そうなんですか。
ぐるりこが良し悪しとかじゃなくて、
食材って相性があるのが当たり前なんで、
それを単体が飛び抜けていきるようにするのか、
その料理全体がレベルアップしていくのか、
その辺のバランス感覚はやっぱもう、
数値よりも体感の方が僕は気持ちいいというか早い気がするので、
数こなしてる感じですね。
それでいくと、
リーツさんの食材使ったハンバーガー。
エゴで作ったんですよね。
野田シェフプロデュースですよね。
あれはもう料理としての完成度がず抜けて高かったですね。
あれめっちゃ美味しかったんだよね。
もうね、なんて言うんだろう。
これってこの食材使ってるからすげえんだとか、
ハンバーガーってとにかく肉がメインだから肉食えみたいなところがあるんですけど、
あれに関しては全体のバランスがめっちゃ整ってて、
これ誰作ったのって、僕直接買いに行かなかったね。
タクが買って言ってくれたんですけど、
思わず一口食べたすぐ直後にタクにこれどこの誰作ったのってすぐ来ました。
めっちゃいい。
キノコバーガーの方ですね、食べたの。
2種類あったんですけど1個売り切れだったんで、
キノコバーガーを買いました。
あのハンバーガーってあれかな、
英語に行くと普段も食べれるっていうのあってますよね岡田さん。
どうでしょう。食べたいですね。
ちょっと岡田さんに作ってもらおう。
頼みたいですね。
頼みたい。
俺ら時間がなくてあれ食べれなかった。
そうなんですか。
今回ね、そうなんですよ。
ちょっといろいろと街中はね、
開催がほら3日間同じにしちゃったんで、
もうメインホールのセッションが結構僕ら2人ともモデレーションとかもろもろやってて、
外になかなか出る時間が、
去年とかねほら日曜日にやってたんで1日のんびり過ごせたんですけど、
ちょっと来年のやり方を考えたいなと。
ぜひずらしてください。
僕もね全セッション聞いてたんで出てないです外に。
僕だけですね。
ほぼ9割型のセッション聞かずにずっと外にいたので、
全てほぼ回りました。
大体食べました。
いいなぁ、羨ましい。
じゃあゆっぱんも食べたんですか。
食べました食べました。
マジか、いいなぁ。
でもなんかそういうのが多いですよね。
多いですね。
食べてちょっと気になるやつとかもらったやつでちょっと上にもいただいたやつは、
そのまま兄の席の方まで持ってきましたよ。
兄ちゃんこれ食べた方がいいよって持ってきてくれたんで。
ずっと配達してたよ。
ずっと僕勉強してたんでね。
やっぱりSKSは何人かでグループになって役割分担して回らないとダメですよね。
確かに。
あれ食べたかったなぁと思ったのと、
そのエゴの料理ちょっと一口食べさせてもらったのと思ったのが、
これもね中間組織体の先ほどの話と繋がるんだと思うんですよ。
いくつものあるものを真ん中でバランスとって繋げる役割で
血を通わせるのも中間組織体であれば、
料理人ってやっぱりそういう存在なんですよね。
確かに確かに。
写真が今。
これ美味しかったんですよ。
このハンバーガーですね。
このバランスを取る人が最終生活者のところに届く手前にもやっぱり必要で、
昇竜が川上川下って言っちゃうと雑ですけど、
それぞれのポイントに中間組織体みたいな人が、
次の人にバトンタッチするための中間組織みたいな人がいると、
最終的に受け取ったもののバランスがとっても良くなるとかあるのかもわかんないなってちょっと思いましたね。
僕も料理人なんでそこちゃんとやらなきゃ頑張らなきゃって思うんですけど。
確かに。
やっぱり中間組織体ってやっぱりすごいある種のバッファなんですよね。
で、今のやっぱりフードシステムって、
ちょっと中身に行っちゃうかもしれないですけど、
よく言われてるのが常常性がないって言われてるんですよ。
常常性。
要はアイドルというか余白がないんですよね。
なのでもう全て無駄なくスムーズに整えていくので、
ある種左から右へのバトンリレーみたいな形になってて、
結果的にこの今の食のバリューチェーンって僕ハイウェイだなと思ってて、
それは確実により早く言いやすくより美味しく届けるためには最高だったんですけど、
必ずしもそこが本当に求めてるものかと言われるとやっぱり生活者も多様なニーズを持ち出してて、
生産者もやっぱり多様な方がいいよねって時に、
やっぱり今のそれだけじゃない、ハイウェイだけじゃない、
多少回り道もしてもいいけどより良いものを届けるとか、
だからあれですよね、ウーバーとそうじゃないものみたいなのもそうじゃないですか、
ウーバーも海外で乗るとちょっと道草してほしいみたいな、
昔住んでたところ回ってよって僕ね、昔ウーバー出てきた時に言ったら、
できるわけねえだろって怒られたんですよ。
ちょっと僕ここに住んでたからこっちに回ってって言ったら、
ノーノーとか言って、それは全部システムに決められてて、
そしたらもう一度登録し直してくれみたいなこと言われて、
冗長性ねえなと思いながらでも、それはビジネス上しょうがないなということで、
だからそこのやっぱり冗長性を担保するための、
この中間組織体みたいな考え方もあるのかもしれないなって思ったりね、
わかんないけど、あとあれもそうでしょ、レジの列のね、
もう一列ずつ並ぶと、実は渋滞ってすごくますけど、
その中間にプーリングした状態でそこから吐けていくと、
これビジネススクールとかのオペレーションの授業で学ぶんですよ。
それも中間組織体を置くことによって、実はリソースアロケーションが最適化されるっていうのは、
よくよく考えると論理的には正しいんですよね。
確かに。
っていうことを今僕さっき太郎さんが言ってて思い出しました。
オペレーションの授業そうなんですよ。
列にね一列ずつ並ぶのと、中間にプーリングしたのかどっちが早いかっていうのを、
なんか数式で証明するんですよね。
でも忘れましたけど、何をやったか。
だけどその結論だけは覚えてて、こういうことを証明するんだなって思うと、
中間組織体あるいは抜法持つ組織があってリソースアロケーションした方が、
結果的にアウトカムスループットを最大化するっていう話なんですよ。
確かにそうかもですね。
そうなんですよ。
なんかその冗長性のところが、僕もそうだなって今感じたんですけど、
そこにね、今回のSKSでちょろっとしか出てこなかったんですけど、
デザイナーとかプロデューサーみたいな役割も、
この先より重要になってくるんじゃないかなって、今回3日間当初思ったんですよね。
っていうのも、よくアートの世界で西洋と東洋思いっきり対比されますけど、
西洋のアートってアーティストが、俺はこうも、私はこうだっていうのを、
自己完結型で作って、さあ見てくださいっていうスタンスなんですけど、
東洋型、特に日本は、オーダーを受けるところから始まるっていうことが多くて、
これね、僕なんかで知って笑っちゃったんですけど、
建築物でカツラリキューとニッコウトウショウグってあるじゃないですか。
で、とある海外の建築家さんが、もうカツラリキューは素晴らしいと。
一方でニッコウトウショウグはギラギラしてて、
なんかお寺の体裁も整えし、だめだみたいなことをボロカソに言うんですよ。
ただ、作った職人集団が一緒なんですよ、ここ。どっちも。
これって西洋型のアートの発信のスタイルだとありえないじゃないですか。
五歩が書いたら全部五歩の絵なんで。
これ何が違うかっていうと、発注者が違うんですね。
発注者がこうこう、こういうコンセプトのことを考えてるんだけどっていう、
ふわーっとしたオーダーを投げると、その職人集団がその100点の上を目指してくるっていうのが、
日本のアート界では伝統らしいんですね。
だからプラス20点分ぐらいとかプラス10点分ぐらいが作家制。
その時に何のモチーフを持ってくるかとか、どんなデザインを入れるか、
どの技術を利用するかみたいなので、建物とか巻絵とかって、
あれ一個作るのに何十通りもののいろんな種類の職人さんが必要じゃないですか。
それを棟梁にギュッと集約して、その一個手前にプロデューサーがいて、
そこが発注者と繋がるみたいな、そんな仕組みなんですよね。
なんでさっきまで出てきた中間組織体って割と大工の棟梁みたいな、
現場監督的なとこなんですけど、もしかしたらその一個手前に発注者、
つまり今で言うと生活者のニーズをどう汲み取って、
どのようにバージョンアップしてプラスアルファの期待値を超える提案をするかっていうのをやる存在が、
ちょっと重要になりそうだなっていうのをね、今回3日間通してて、
これ次のステップで出てきそうと思ったんですね。
これは一番最初のセッションの石川由悉先生のウェルビングにつながる話だと思います。
今回の、今の話のいわゆる上位レイヤーのビジョニングとそれをプロデュースしていく。
僕プロデューサーシップって本当に実はこれからめちゃくちゃ大事だと思ってて、
僕ら自身も本当にいろんなものをプロデュースしていく。
世の中にいろんなパーツパーツができてきて、僕らもいろんなパーツを作ってるんですよね。
この初日の、ちょっと中身の方にも言っていいかなと思ったんですけど、
Day1の僕の方が発表した最後にエコシステム型組織がたくさん現れてるっていう発表をさせていただいて、
それってなんかすごい一個一個目的があるというよりも取り組んでるんですけど、
その一個一個のケーパビリティを理解した上で、それを統合して新しいビジネスエコシステムを作るみたいな人が存在が必要で、
それを誰か一人がやるんじゃないですよね。
いろんな人たちがまとまって話すみたいなことなので、
そのプロデューサーシップも個人のケースもあるし、複数でプロデュースした方がいいケースもあるので、
例えばこの4人でプロデュースした方がいいってのもあると思うんですよ。
それが一つと、あともう一個大事なのが、実は今回ちょっと話してなかった、
SKジャパンで毎年テーマ決めてるんですよね。
これリサの方にお話しすると。
初年度はYスマートキッチンだっけ、岡田さん。
そうだね。
で、2つ目がWhat is Smart Kitchenか。
で、スマートキッチンアクションとか、
Y、What,Howみたいな形で最初3部やって、
ドラケ1,2,3みたいな感じで。
で、1,2,3終わったから、5,5,6の時に
クリエイティング・インダストリーとか産業を作ろうみたいな、
結構ビジョン系にいったんですよ。
で、去年はクリエイティング・アワーフューチャーズスルー
コレクティブ・ウィズダムみたいな、
私たちの作りたい未来を作ろうみたいなところから、
今年は結構ね、産業を作ろうとか未来を作ろうとか言うんですけど、
シンギュラービジョンズ&コレクティブ・インパクトに変えたんですよ。
で、これはとにかくとにかく言わないから、
皆さんの突き抜けたビジョンを発信してくれと。
そうするとそれを息に感じた人が、
そのテーマをガツッと掴んで、
よし俺やったるみたいな、
俺もこれ掴むみたいな、
なんかね、そういうような発想なので、
おっしゃる通り、プロデュースする人とそこから、
ふわっと与えられたビジョンに対して、だけど解像度が高い。
だけどそこのアプローチはめちゃめちゃセンサー判別。
しかも生き方も10年後のビジョンとかだったりすると、
パスがいっぱいあるんですよね。
だからそこをコーディネートできるような人がすごい大事で、
でね、ごめんなさい、もうちょっとだけ話すと、
今回アメリカに行って、
すごい面白い内容を聞いたんですよ、とある方から。
これからの戦略はフィットからオプショナリティだと。
フィットからオプショナリティ。
そう、戦略っていろいろ定めて限られたリソースを、
その一つのところにフォーカスするってことがストラテジーなんですよね、もともと。
だって戦争で戦うためにはリソースを散財してはダメなので、
最も効果が高いところに、要はROICが高いところに対してリソースを統一させるみたいな、
そういった考えなんでフィットさせるんですよね。
ところがやっぱりこれからの戦略っていうのはオプショナリティだということで、
もういろんなオプションがあるってことがすごい大事。
でもこれ従来の戦略上は最悪なんですよ。
だってリソース散財するじゃないですか。
そうですね、集中と選択の真逆ってことですね。
真逆なの、真逆なの。
でもこれは結構僕も言ってる広く深くみたいなところとも近いなと思っていて、
なんかこのいろんな未来に関してどのオプションが正しいかわかんないですよ。
だからそのオプションをたくさん持てるような経営母体があると本当は強くて、
僕それがさっき言った冗長性なんですよ。
戦略の冗長性ってすごい真逆のこと言ってるんですけど。
だからそれを持ってプロデュースしながらある時はこうやって支配して、
ある時はこれは実行してるんだけどこの実行してることは次の成長の種になるとか、
それをさっき言ったプロデュースとデザインとでもお題はみんなで考えるみたいな。
これをキャッチボールしながらジャグリングしながら動かせる組織体ってすごい強いなと思って、
ちょっと考えてみたいなと思うテーマで、
いろんな話が今の動きと世界の動きとシンクロしてるので全く違うアメリカで聞いた話が
今こうやってシンクロしてくるのはすごい面白いなと思いましたよ。
確かに。今若干感動してるんですけど。
すげーと思って。
すごいね。
これ振り返ってるんじゃなくてスケースジャパンの延長戦やってる感じですね、これ。
全然説明に変えてるもんな。
なってないな。じゃあ岡田さん。
はい。
3日間どんなテーマがあったかってこと。
戻ります?
ちょっと戻、ちょっとだけ。
ちょっとだけ若干無駄な日もするんですけど戻しますか。話すの大好きな方々なんで。
ごめんなさい。
いやでも今の話でスケースジャパンって一言で言うとどういうカンファレンスなんですかって聞かれるとすごい困るんですよね。
確かにね。困る。
テーマがありすぎて一言で言うと何が学びだったのかとか何について話し合われたらカンファレンスだったのかをコンパクトにまとめて言えって言われると非常に難しいカンファレンスだなと。
主催者それは自覚しておりまして。
でもまあちょっと今の言い方で言うと非常に多様なオプショナリティを提供していると言えるかなと思うんですけど。
ちょっと簡潔に3日間どういうこのストーリーでこのカンファレンス、特にセッションのところがどういう流れだったかと言いますと、
1日目はですね全体像を把握しようということでフードイノベーションこの全体像ですね。
これがもう既に広いんですけれど。
多分わかりやすい言い方で言うと一時産業のところから加工して流通して最後調理して食べるっていう一連の流れで、
それをやっぱり支える街とか行政の政策とかそういうところを含めて、今誰がどういう動きをしているのかっていう全体像ですね。
これをお話ししようということで、ここに今回のプラチナパートナーでもある三井不動産の七尾さんとか、
あと三菱UFJ銀行の鈴木さんにも入っていただいて、これ自体がもう既に職じゃないやんけっていう話なんですけど、
ど真ん中の会社でないところがこれから全体像を話すんだっていうところで入っていくと。
でもこれがすごい重要で、多分食堂真ん中の人って逆にちょっと引いてみることが難しいと思うんですけど、
本当にあえて私たちもそうですし、こういうもっと食産業っていうのを変えていきたいと思っている外部の人たちがまず話していくと。
で、ちょっと忘れてはならないのがですね、アメリカニューヨークから来たですね、スティーブン・リッツさんという方の伝説のプレゼンテーションがありまして。
スティーブン・リッツさんすごかったですね。
ステファン・リッツさん。
何がすごいって、20分間で860枚のスライドでお話しされるんですけど、彼は一言で言うと、今ニューヨークで本当に非常に貧困の問題があって、
特に子どもたちがなかなか栄養のあるものを食べられないっていう、本当に一番貧困層が住んでいるところの地域で活動されてるんですけど、
そこに植物工場というか都市農園というかそういうものを作って、子どもたちはそれを育てることで食べ物について学ぶ。
で、それを通してそれを自分で調理することも学ぶし、理科とか科学そういったところもちゃんと学べるっていうような、そういうコミュニティを作ってる方なんですね。
私たちは彼のプレゼンテーションは、とにかく説明がなかなか難しいんですが、聞くと凄まじいパッションと同時に私たちもやっぱり何かできそうだって思わせてくれるところがあるので、
本当にこの20分のために来てもらったっていうところがありまして、だからこういう全体像を話すということとそういうインスピレーション、アスピレーション、パッションみたいなところから始まったカンファレンスでしたね。
ごめんなさいまたやっちゃった。
なんかやっぱりこの後もNTTデータさんとコウミ発行さんのこの香りを伝送するというミラクルなんですけど、
これもコウミ発行の久保社長がこんなことができるんだってこんな世界作りたいっていう手書きの絵を出しながら説明されていましたし、
あと今回、味の素の中村社長も出てきてお話ししてくださったんですけど、
普通ね、社長のプレゼンテーションって言ったら、わが社はこういうことをやって、こういうことをこれからやってきますみたいな感じに思えますし、
それを聞きたいところでもあるんですけど、中村さんの人生というか、
もうなんかどれほど自分がやっぱり新規の新しいことをやっていきたいのかって、ここもすごいパッションの話で、
だからそういう話が結構どんどん続くのが1日目でしたね。
あとは東京建物の小沢社長も来てくださったんですけど、この東京をリジネラティブシティにしていくんだっていうね。
すごいよね。
これも結構壮大なビジョン。
すごいよね。
でも東京建物さん本当に、
言い切ってるもんね。
ブレなくてやってるし。
小沢さんはね、その前の2年前でしたっけ?登壇してくれたのってね。
確か。
そうですね。
ですよね。
でもなんかますます。
いや、小沢さんもだいぶぶっ飛んだ人だなと思いながら、2年前に見た記憶はあります。
はい。
その後に登壇した沢さんももっとぶっ飛んでました。
確かに。
沢さんやばかったですね、確かに。
沢さんなんか吹っ切れた感じで、
確かに。
という方に言われて。
これすげーうちはネタだな。
これは大丈夫かな。
まあいいや。
でもなんか具体的な活動がやっぱり多く詰み重なってる感じがしますよね。
さっき言ったリッチさんと似てて、
まずとにかくやってやってやってやってっていうので、
僕はでもすごいインスパイアされましたね。
初日はいろんなプレゼンテーション。
本当に面白かった。
本当ですね。
ちょっとね、全てピックアップすることはちょっと難しいんですけど、
あと結構海外同行も1日目はいくつかセッションがあって、
今海外だと大体プロテインとか新しい食材みたいな領域だと、
キッチンOSとかもそうなんですけど、
少し投資がなかなか入っていかないっていう、
ちょっとジレンマみたいなところもあって、
実は食に限らないんですけどね、
今AIバブルみたいな感じになってるから、
なんとなくこういう物理的なテックっていうところはちょっと難しいところもあって、
元気がないとは言わないんですけど、
なんかすごいイケイケな感じではないように見えるが、
でもやっぱりよくよく話を聞いていると、
例えばキッチンOSの最先端っていうセッションもあったんですけど、
ここって例えばレシピアプリの話で、
レシピアプリが家電と一緒に連動して動くとか、
あとはネットスーパーにつながるとか、
これ本編の別のところでも言ったと思うんですけど、
今実はここって大手メーカーが自分たちでそういうレシピアプリを作り出していて、
ドイツのIFAっていう展示会今年9月にあったんですけど、
今までだったらスタートアップが新しいサービスを作ってたんですが、
ドイツの電気メーカーが、
電気メーカーが?
そう、ボッシュとかミーレとか、
結構そういう高級家電とかにあたるメーカーなんですけど、
やっぱり彼らは今までもスタートアップと一緒にやってきたりもしたんだけど、
いよいよ自分たちでもアプリを作って、
そういうある種のOSというかソフトウェアの領域に入ってきていて、
だから明らかにちょっと仕様が変わってるんですよね、ここって。
変わってるね。
だから実は本流の流れになってきてるというか、
スタートアップだけの話ではなくなってきていて。
でも今年それそうだよね。
それで家電も全部冷蔵庫からキッチンから全部統合するみたいな、
そういう動きになっていて、
だから家電メーカーとかあれですよね、
特に韓国とかだと冷蔵庫をハブにするとか、
結構冷蔵庫系をハブにする企業は増えてて、
すごい超戦略商品なのが冷蔵庫なんですよ。
そうなんですね。
そうですよ。
ところが日本の企業は冷蔵庫が課題事業みたいな形で、
個別単位で評価すると収益性とかそういうことになっちゃうんですよね。
だからやっぱり企業も中間体のレイヤーで考えないと、
各事業ドメインごとに収益化を求めるとハマるというのが、
これはニュースのところでピックアップしたいネタなので、
岡田さんにここは黙っとくという表情をされたような気がしますが、
でもマジで日本真逆いってますからね。
真逆なんですね。
真逆です。
このキッチンOSの最先端、僕もすごく興味深く見てたんですけど、
一つ抽象的な感覚で僕は人類マザコン化だなって思ったんですよ。
マザコン。
子供の頃って僕らが適当なこと言っても、
いわゆるお母ちゃん、ママがだいたい察して分かってくるじゃないですか。
言葉がうまくいかなくても。
あれしたいこれしたいって言ったらだいたい一歩二歩先のこともやってくれるし、
逆にあれしなさいこれしなさいって言ったらこっちの方がいいよっていうレコメンドまで全部やってくれるし、
こういうの食べたいって言ったらそれを上回るものなんか出してくれたりとかっていう。
そういう感覚で僕らは子供の頃に生きてきて、
これをAIに求めてしまうのも、求めてるような現象に見えてしまってる今。
ディスクはそこにお母ちゃんと違うのは愛情が人間に対してちゃんとあるかないかって言ったら、
そこはフィジカルがないので結構難しいだろうと。
この辺を僕らは次のステップでどういうふうにAIとの接点を持ち続けるのかとかね。
AIの手前のGoogleインターネット検索が教えてくれてた頃っていうのは、
明らかに広告収入みたいなところのアルゴリズムに乗っかって提案されてきていたから、
そこと比較したときにもう少し自分のことを学習して自分に合わせてくれる感じもするけれど、
でもこの世界の先に本当に未来があるかって言われたらちょっとわかんないですよね。
でもさ、岡田さんさ、今年のセスのね、今の愛情があるかっていうところで、
やっぱりLGとかはアフェクショネートインテリジェンスって言ってるんですよ。
要は愛情あるインテリジェンス、AIをそういうふうに訳してるんですよ、今年の時点で。
去年ぐらいからかな。
去年からですね。
だからやっぱりそこの課題はやっぱり気づいていて、
いちいちね、言葉選びとかがちゃんと考えてるなーっていうのは、
今太郎さんの話を聞いてて、だからそれがね、でもそれが正しいかどうかはまだわかんないですよ。
ちょっとした気遣いをしてくれるんですよね。
本当に先生の記事書いたけど、なんかそのAIの方が起きた時に、
でもこれ作りなさい、でも隣の部屋で誰か寝てるからやった方がいいですよみたいなことを、
でもまさに、まあなんでしょうね、気遣いができる。
それをマザコン化というか、あるいはでもなんかその人のことをケアしない人でも、
みんながお互いに優しくなれるような、
それをそのAIがアフェクショネイト・インテリジェンスとしてサポートしてくれるみたいな、
なんか優しくない人が優しくなれるのかしら、どうなんでしょう。
わかんないけど、でもなんかいいネーミングをやっぱりLGとかって選んでるのかもしれないなとちょっと思いました。
実際ね、例えばインターネット上のお医者さんとテレビ電話みたいにつないで問診をしてくれるサービスがあった時に、
これなんか統計が出てるらしいんですけど、
人間がやると平均点6ポイントちょっとぐらいらしいんですけど、
AIのやつって9ポイントを超えるらしいんですよ、平均で。
満足度が。
だからそれだけもう感情に寄り添うとか、ケアまでやってくれる世界には来てるんだそうです。
僕がどっちかっていうと心配してるのは、人間はAIなしで生きられないっていう、
なんでしょうね、子供の側がお母さんに依存しすぎて社会に出れないみたいにならないかなっていうところがあって、
AIはこのまま進んでほしい、僕はどっちかというと賛成推進派なんですけど、気持ち的には。
人間側がどう接するかっていう、アティテュードをどうするかっていうところがちょっと課題なのかなっていう、
次来そうだなって思ってますね、なんか。
それはそうかも。
昔、大体大事な人の電話番号は全部覚えていたけど、
もはやそこは一旦任せてしまっているが、
そういうどこまで任せてもいいのか問題っていうのはありますよね。
確かに。一定の距離感は欲しいですよね。
AIがあまりにも自分の必処的なところまで来ちゃうと、そこから母親に行くまでって結構早いと思うんで、
それじゃなくて、どっちかというと相談相手、カウンセラーみたいな、職のカウンセラーですみたいな形で、
今の困りごとを拾い上げてくれて、こうしたらいいんじゃないですかってちょっと突き放すような、
あくまで他人なんでやるのはあなたですけどみたいな感じでちょっとやっていくっていうのはありなのかなと思ったり。
相談っていうのは向いてるかなって。
確かに確かに。
フューチャーフードという新食材とか、まさにもうそのスタートアップでも大企業でも、
何を意図してどういうところを工夫して作ったのかってやっぱりそこのストーリーがないと、
なかなか難しいというか、分かりにくいからね、そもそも新しすぎて。
今SKSジャパンっていうのはある種企業向けに皆さん参加されてるんですけど、
やっぱりこの話を普通の本当に一般の生活者の方も面白いって聞いてもらえるようにするにはどうしたらいいのかなっていうのを私は日々考えております。
そこの翻訳者がシェフのような気もするし、料理人のような気もするし。
冒頭のプロデューサー的なね。
接客業ってやっぱ専門業だからね、これはこれで。
消費者に毎日対面するっていうのは全然、妻もサービス業の人なので話してると話の内容は分かるんだけど、
やっぱり企業の話し方と消費者向けのお客さんへの話し方って全然言語変わっちゃうので、
サービス業って特殊技能だよねっていうのは最近よく感じますね。
いろんなところで言うんですけど、ロボットを導入しますみたいな企業いろんなところにあるじゃないですか。
テレビモニターみたいなのもあれば本当に人型ロボットがいろいろありますけど、
なんで接客からロボティクス入れて出てくるんだって思うんですよね。
銀行業務のロボティクス入れるとか他にあるんだろうって窓口をモニターに変えるんじゃないよとか。
それはそうだよね。
料理人の厨房の中はいろいろとシステムでロボティクスいけるはずなのに、
なんで配膳をやらせるんだよってちょっと思うんですよね。
そこ一番フィジカル方針じゃないのって気しますけどね。
全然話し方変わっちゃうからね。年代でも耳が聞こえなかったらこういうふうに端的に話すとかさ。
その企業の方聞いてたら申し訳ないんだけど、僕は個人的にそう思う。
確かにね。分かりやすいんだろうね、きっと商品化としてね。
中って難しいから、やっぱり発信の仕方として。
だから一方で人が足りないとかいろいろ言われつつ、一方ではもうAIで全部できるじゃんっていう話が、
今両方走ってる中で、私たちが本当に大事に守りたいこととか機械に任せるにしても、
こういうことをこういう思想でこういうふうに任せるとか、やっぱりここにすごく工夫してるんですよみたいな。
そこら辺の細かい話も今後本当に伝えていく必要があるんだろうなっていう。
そうですね。すげえ遠出目の話にもついちゃったんですけど。一応メモ程度に言うんですけど。
メモ程度、はい。
3Dフードプリンターあるじゃないですか。それを駆使すれば世界の裏側でもすぐ届けられるよねって話があったじゃないですか。
ってことは運送コストいらないですよねってことで、今ネックになってるのはその3D化して一旦、
それをまた3Dプリンターで再現するっていうところじゃないですか。誰かが作ったものを伝達するとなれば。
その伝達する間のその3D化するところと3D化するところの誤差をAIが埋めてくれれば、
そんな頑張らなくてもいいんじゃねってちょっと思ったりも。
なるほどね。
その微調整。
データの入力から出力の間の誤差をAIが保管する。
データ化して差分をウニョウニョってやってくれればできるじゃん。
でも食べたいのは人間だし、出す方も人間だからさ。
そういうところにAIを使った方が実はいろいろ利便性あがんじゃねってちょっと思ったりも。
そんな話でした。
なんか全然違うものが出力された方が面白いかなって。
何回か1回バグが出るとか。
全然違うんですけど。
面白い。ガチャ方式。
AIがふざけないから面白くないですね。
そうそう。
でも今あれですよね、このアルガレックスとかもよく言いますけど、
その残差を使ってその機械をコントロールするときに、どうしても残差だと均一性がないので、
そこをそのAI側が判断して機械側のコントロールをAIが自動調整するみたいなのが出てきてるので、
そういうのは多分これからどんどんどんどん普通に実装されていくようなことはなると思いますよ。
だから結構いろんなパッと見るとAI要素がなさそうでも、
AIという要素がその会社の中に入ってくる。
逆にそこ入ってないと最近は資金調達も苦しいという話も、
投資家の間では言われているというふうに聞いていますので。
でもそうなりますよね。
これあれだ、結局この番組インテグラルのどっかでも話出ましたけど、
これをどう使うかって話に行っちゃいますよね。
結局今の、さっき言ったとおり、
全部禁止化してしまうと人間飽きて耐えられなくて精神壊れるみたいな話もある。
一方で禁止化しないとビジネスとして、
作業として効率が悪くてしょうがないみたいなことがあるので、
これをどっちで判断してくださいねみたいなのは、
人間側がある程度プロンプトを入れてあげなきゃいけないと思うんですよ。
初めのうち。
その初期設定を間違うと、
AIの程度でどっか足りそうじゃないですか。
今のところは。
後々はできるとしても。
その揺らぎが欲しい場面を理解するためには、
人間が人間を理解するしかなくて。
行動者改革とか、そこもAIがやるのかもしれないですけどね。
行動者改革は文脈で文化をやることになるんだろうね、AIも。
とかちょっと思ったりして。
で、皆さんこのペースでいくと、
ちょっとまだ1日終わってないんですよね。
1日終わってないですね。
確かにこれ振り返りも1回でやること自体が無謀だし。
いや無理だったね。
他は分かってましたよ。
分かってた?
写真の時点で今日の台本を見て、
これ絶対無理だって思ってました。
すげえな冷静だな。
開き直って何回かに分けてしっかりやる方がいいような気がする。
いいと思った。
でもこの深みは1個1個のセッションでこの議論ができるのは、
僕らにとってもすごいいいので、
後々時間をかけてね。
田中さん議論って言っちゃってる人間違っちゃったですよ。
振り返ってない。
振り返ってない本当だ。
議論が楽しいのはいつもなんですけど。
そうなんだよな。
これ一応ね、振り返り。
ごめんごめん。ごめんなさい。
ナチュラル議論になったんで。
僕は予想してたんで、全然楽しんでいいんですけど。
ということで今日はこの辺に一回して、
今日言わなきゃいけないことだけにしときますか。
そうですね。
ここまで聞いていただいた皆さんの中には、
SKSジャパン本当にどんなセッションだったのかって、
気になっている方が多いのではないでしょうか。
ということで、
食べ物インテグラルリスナーの皆さん限定で、
今アーカイブ視聴ができるチケットを販売しておりまして、
3日間の40セッション全部聞くことができます。
通訳の部分はオリジナル言語だけにはなっちゃうんですけど、
今いろんなツールがあるので、
英語のセッションでも聞いてみていただければ嬉しいなと思いまして、
アーカイブ30%割引クーポン。
30%オフ。
オフのチケット。
このポッドキャストここまで聞いてくれた皆さんならではですね。
皆さんにご提供したいと思いますので、
概要欄にクーポンコードを貼っておきます。
忘れずに貼っておきます。
気になった方はぜひ見てみてください。
ちなみに英語のトークンは全然わからなかったので、
ポケトークンを出している戦士王。
あれもまた次ちょっとお金かかるんですけど、
あれで聞いたら結構ちゃんとね、理解できました。
素晴らしい。
そうですか、素晴らしい。ありがとうございます。
本当にね。
あれいいのはブラウザで開いたまま、
ブラウザの音源から取れて自動翻訳してくれるので、
それはすごいいいと思います。
もし気になる方がいれば。
貴重な情報ありがとうございます。
そのリンクも貼っておいてもらっていいですか。
便利なんでいいんじゃないですか。
リッツさんのやつ聞いてほしいんですよね。
確かに。
リッツさんのやつ自動音声にしたやつを、
後で副音声で話してくれるんですけど、
それがリッツさんの会話スピードに追いついてませんでした。
どう早いから。
リッツさんのだけは頑張って英語のまま聞いた方が分かります。
多分。
僕は感じました。
確かに。
ありがとうございます。
フードテックに関する情報をもっと知りたいという方は、
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SKS JAPANに関するレポートもこの中でも既に上がってますね。
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それではまた次回お会いしましょう。
お聞きいただきありがとうございました。
ありがとうございました。