2026-02-07 38:39

#40【いんディグ】Fermenstation 前半 「未利用資源×複合発酵」〜発酵の錬金術師たちが描く驚愕の未来〜

未利用資源と発酵技術で食の未来を切り拓くバイオスタートアップ「ファーメンステーション」から、代表の酒井里奈氏、取締役の北畠勝太氏、CTOの杉本利和氏の3名をお迎えします。

同社が提唱する「複合発酵」とは、複数の微生物を高度に設計・制御することで、狙い通りの風味や機能を生み出す独自の技術です。米ぬかからミルクの香りを創出し、低アルコール飲料に本物感のある「深み」を宿らせるなど、廃棄されるはずの資源を新たな「お宝」へと転換します。

番組では、SKS Japanで語られた「木を肉に変える」という驚愕のビジョンや、カンペを投げ捨てた伝説のピッチの裏側についても深掘り。単なるアップサイクルに留まらない、食の生産システムそのものをアップデートしようとする「発酵の錬金術師」たちの情熱的な挑戦に迫ります。

FERMENSTATION

番組HP

▼パーソナリティ

⁠株式会社UnlocX⁠:田中宏隆・岡田亜希子

⁠たべものラジオ⁠:武藤太郎・武藤拓郎

▼メッセージ・出演希望等

⁠https://tabemonointegral.com/contact/⁠

▶掛茶料理むとう(会席料理):⁠https://kacha-muto.com⁠

サマリー

このエピソードでは、ファーメンステーションの坂井里奈さん、北畑翔太さん、杉本俊和さんが、未利用資源と複合発酵技術を活用して新たな価値を生み出す取り組みを紹介しています。特に、食品や飲料の分野におけるマテリアル作成の革新について詳しく話しています。また、Fermenstationが未利用資源を活用した複合発酵の可能性や、日本の米ぬかを使用した革新的なプロダクト開発及びビジネスモデルの展開に焦点を当てています。さらに、低アルコール飲料の製品開発を通じて、食品業界における持続可能な資源利用の重要性についても触れています。ファーメンステーションは、未利用資源を複合発酵技術で機能性と風味を持つ原料に変える革新企業であり、これにより今まで食べられなかった素材を美味しくすることが可能になり、食文化や生産システムの変革を目指しています。Fermenstationでは、未利用資源を取り入れた複合発酵技術の可能性について議論し、システムの変革や新しい循環を促進する方法を探っています。

パイオニアピッチとファーメンステーションの紹介
たべものインテグラル。この番組では、食をテーマに、食にまつわるニュースや人物などから変化し続ける現在地を学び、食の未来像をあらゆる視点で探っていきます。
MCを務めますのは、たべものラジオの武藤太郎です。 武藤拓郎です。アンロックスの岡田亜紀子です。本日もよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
はい、ということで、前回がパイオニアセッションの後ということで、今回までだいぶかかってますね。
だいぶかかってます。想定以上にかかってます。びっくりです。
1本か2本で終わる予定だったんでしたけど。
いや、ほんと。
今日が1月の16日なんですけど、先週先々週、たぶん1本の予定を3分割ずつしてるんで、6本くらい出してるんですよね。
あのね、僕らの登壇したセッションにたどり着いてない。
確かに。
そんな中、今日は。
はい、ということで今日はインタビュー会ですか?
そうなんです。今日はなんとそのパイオニアピッチでもご登壇いただいていたファーメンステーションさんの皆さんに来ていただいております。
ということで、ちょっとご紹介しますね。
まず今日いらしていただいているのが、まず代表取締役の坂井里奈さん。
取締役COOの北畑翔太さん。
CTOの杉本俊和さん。
豪華にこの3人の皆さんに来ていただいております。
皆さんよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
実はですね、年末にファーメンステーションさんの千葉県の船橋市にある本社研ラボにアンロックスメンバーで突撃しまして、
普段ね結構坂井さんのお話がイベントで登壇してくださる方も多くて、ずっとお話はしていたんですけど、
なんとそこに面白い人材がまだいっぱいいるじゃないかということで、北畑さん、杉本さんにお会いして、ちょっとめちゃくちゃ盛り上がってしまいまして、
ちょっとこれはぜひ来ていただきたいなというところで、今日お呼びしたっていう次第ですね。
未利用資源の活用と発酵技術
実はファーメンステーションさんって私たち、多分ね2018年のディバネスさんのテックプランターで、多分そのときファイナリストで登壇されてたのかな。
多分ねそれぐらい結構前から、この会社は未利用資源かける発行みたいなすごいテーマやってるなっていうところは知ってはいたんですよ。
で、あの当時リンゴを使ったシードルとかでリンゴを絞って上流させたりする後の絞りカスのところなんですかね。
多分それを使ってルームスプレーにしたり、プロダクトにされているっていうことを聞いて、今だとそういうアップサイクル的なことってかなり聞くようになりましたけど、
2018年当時っていうと、職をこういうふうに新しい価値を作る人たちがいるんだって、私たち結構びっくりして、
面白い会社だなって思っていたら、私たちの前職のシグマクシスでも、
確かその時も多分エタノールの話だったかな。多分そこでその当時のちょうどあれでBコーポレーションの資格を取るところの話でしたかね。
っていうところで、結構そのシグマクシスとも結構いろいろ関係があって、柴沼さんとのインタビューの記事があったりかという感じで、その辺からちょっとお知り合いになってきたかなっていうのは私の記憶ではあります。
そうですね。今は職の方にもかなり入ってますけど、割と最初は周辺のところに行って、食品・飲料を作る時の残酌を活用しますっていうので、
長いお付き合いというか、見ていただいてるなというところです。
はい。なのでちょっと今日は改めてなんですけど、ファーメインステーションさんってどんな会社なのっていうところをちょっとじっくり、今日お三方いるので話聞けたらなというふうに思いますが、早速ですけど、
坂井さん、北畑さん、杉本さん、ちょっと軽く自己紹介からお願いしてもいいですか。
はい、ありがとうございます。じゃあ私から始めます。こんにちは。ファーメインステーションで代表してます坂井理奈と言います。
創業者になります。もともと金融にいたんですが、こういうことをやりたくなって、いろいろ端折りますが、発行の勉強をして起業して、今に至ります。
だいぶ端折りましたね。後でゆっくり聞きましょう。
じゃあ北畑さんからですか。
はい、こんにちは。ファーメインステーションで取締役をやっております北畑と申します。
会社の中では事業周りですとか、あとは組織周りを主に担当しています。
キャリアとしましては、新卒でコンサル会社に入りまして、その後ヘルスケア系のベンチャーで事業開発などを経験してスタートアップの世界に来ましたというキャリアです。
職についてはファーメインステーションが実は初めてで、今絶賛いろんなことを学びながら経験している最中というところで、
今日は職の専門家の皆さんとの場で少し緊張しているという感じです。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
ここもちょっと後でゆっくり聞きたいところですね。
はい、じゃあ杉本さんお願いします。
はい、ファーメインステーションでCTOをやっております杉本敏勝と申します。
今日はよろしくお願いします。私も若干緊張しておりますのでよろしくお願いします。
私はですね、実はずっと発光一筋というか微生物バイオというかですね、微生物一筋の研究者としてやってきてます。
ただですね、キャリアの後半戦でメーカーにずっといたんですけれども、後半戦で新規事業開発をやるチームにですね、アサインされまして、
その時に当時坂井さんって呼んでましたが、坂井さんのピッチを聞いて目から鱗で、いやこれはちょっと何か考え直さなきゃなと思って、
坂井さん、当時の坂井さんと一緒にいろんなプロジェクトをやったんですけれども、それがご縁で入社させてもらいましたって感じです。
すごい。
今に至ると。
そういうパターンあるんですね。
いや気になりますよね、このパターン。
僕も気になります。
キャリアとしてめちゃくちゃ気になります。
しかもその坂井さんのピッチを聞いていてもたってもいられなくなったっていう。
これはめちゃくちゃ気になるところですね。
ありがとうございます。
突っ込みどころがやたらと多すぎて、どこから行こうかなと悩むところなんですが。
本当だね。
ちょっと一旦ファミステーションさんとは何ぞやっていうところをまず聞きましょうか。
そうですね。
じゃあ坂井さん簡単にファミステーションさんってどんな会社でしょうか。
ありがとうございます。まずファミステーションっていうのは、英語で発行の駅という意味の自分たちで作った言葉です。
発行技術の駅みたいな存在になりたいなと思って作っています。
キーワードが二つあって、一つが未利用資源です。十分に活用されていない資源という未利用資源が一つ目のキーワードで。
二つ目が発行なんですが、特に私たちの技術の会社で特徴は複合発行技術っていうのがあるので、これは後で杉本から説明してもらえればなと思います。
この未利用バイオマス、食品とか飲料を作るときにどうやっちゃっても出ちゃうような、さっき岡田さんおっしゃってくださった果物の絞りカスとかもありますし、
いろいろ生成の過程で出るようなヌカとか、ありとあらゆるものがあるんですけど、そういった未利用バイオマスを私たちの発行技術を使ってバイオ素材を作ります。
従来化粧品とかもやってたんですが、今は食品と飲料の分野で素材を作っていって、単なる素材というよりも機能性があったり風味があったりっていうようなものを作るというのをやってます。
もうちょっとしゃべってもいいですか?
どうぞどうぞ。
素材ってどんなものを作ってるの?って生まれると思うんですけど、具体的には今3種類に分けていて、1つ目がフレーバーと言ってますが、香りとか風味を提供するようなもの。
多くの場合、私たちアルコール作るのが得意なので、アルコールの形を取ります。2つ目がテイストと言ってますが、味に効くような食品素材。さらに健康に良いようとか、機能性を付与するようなものっていう価値をどんどんつけたいなと思って、いろんな素材を作っています。
すごい。これが発酵でできるっていうところがすごいなと思うんですけど、さっき言葉にあった複合発酵技術っていうのはちょっとこれはどういうものなのか、普通の発酵と何が違うのかって言ったところはお聞きしたいですが、これは杉本さんですかね。
複合発酵の新しいアプローチ
発酵って皆さんご存知の伝統的な技術で、日本酒もそうですし、お味噌なんかもそうですし、ビールなんかもワインなんかもそうだと思うんですけれども、発酵で安定的においしいもの、高品質なものを作ろうと思うと、例えば微生物も酵母菌一種類でおいしいものを作る、そういうことを従来的にはやってたのかなと思いますし、私もずっと研究開発やってたんですけど、
改めて考え直すと、より良い食品だとか、ましては我々ミディオバイオマス使ってますので、ミディオバイオマスからよりおいしいとか健康に良いみたいな食品素材とかを作ろうと思ったときに、従来型の技術だけじゃダメなんじゃないのかなっていうような立ち位置に立ったときに、私はいろんな微生物を使えるメンバーが実はアランドにたくさんいまして、
その知恵を結集したときに、一種類の微生物だけじゃなくて、何種類かを掛け合わせたときに、なんかすごいイノベーションが起こるんじゃない、みたいなそういう発想があります。
複合と言ってるのは、複数の微生物を使うっていう意味の複合で、なので交互菌種類だけじゃなくて、交互菌と乳酸菌が一緒にいたら、どういう新しい何かができるの、みたいなそういう問いを立てて素材作りをしてます。
そういう観点で複合的な微生物を使った複合発泡なので、出来上がるものも複雑性が増すというかですね、奥深さが出るというか、三次元的な何かを出せるんじゃないかなというふうに思ってますし、今まさに作っている素材なんかも、それを表しているものが出来つつあるのかなと思ってます。それが複合と言っているところです。
あれですか、複数の微生物がいるっていうと、伝統的なところで言ったら、日本酒なんかも結構いろんな微生物が同時にいて、最終的に残るのがサッカロマイセスみたいな流れだと思うんですけど、なんかそんなイメージに近いですか?
イメージ近いですね。例えば日本酒だとキモトってそうだと思うんですけれども、最初に乳酸菌がいて、その他にもいろんな微生物がいて、最終的に酵母がエタノールを作って美味しいお酒ができる。
伝統的にナチュラルにやっていたものが、今はプロセスとして固まっているというか、しっかりとしたプロセスとして美味しいものを作っているというふうに思うんですけれども、私たちはそれを最初目的を持っていいと思って複雑な微生物系を作るというか、そんなことをしていますので、
複合発酵と未利用資源の活用
キモト作りはすごい伝統的な作りで、めっちゃ美味しい日本酒ができますが、その一歩先を考えたときに何ができるかなという問いを立てていますね。
今の話を翻訳すると、日本酒って割と偶発的なものを最終的に人間がコントロールするようになっていったって感じだと思うんですけど、今やってらっしゃるのってあらかじめ設計してそれに向けて作っていくみたいなイメージであってます?
もちろん、おっしゃる通りですごい言語化していただいてありがとうございます。
狙って作れるんだ、そうなんですか。
ごめんなさい、重ねて質問したいんですけど、この複合発行のところで具体的なプロダクトってリスナーさんにも分かりやすい感じで示していただけると伝わりやすいかなと思うんですけど、どんなのがあるんですか?
今ですね、例えば未利用資源で、いろんな未利用資源がありますけれども、例えば代表的な例として、日本ですと米を精米するときに出る米ぬかって出ると思うんですけれども、米ぬかとはいえいろんなところでも有効活用されてますし、利用価値がたくさんある、未利用資源、副産物というふうに思ってますが、私たちは米ぬかを使って新たな風味素材を酵母菌と乳酸菌の組み合わせで作ろうみたいなトライをしています。
どういうものが出来上がるかっていう代表的な例の一つとして、例えばミルクフレーバーを持つ米ぬか発行物みたいなものができるんですね。
軽いと意外性あると思うんですけれども、米ぬかからミルクみたいな、ミルクフレーバーを持つ素材みたいなものが技術的には可能で、そういうものって今ですと、それこそプラントベースの職員みたいなところでは当然需要があると思いますし、
今ある職員のところでニーズがあるようなものを、この未利用資源にかける微生物発行で、意図的に作るというか狙って作るみたいなことを、他にもいくつかの研究が進んでますけれども、そんなことをやってます。
ミルクフレーバーと、例えばプラントベースでミルク、タンパク質の液体のものを作った時に違う香りになるんですが、これを使うと牛乳っぽくなるとかそんなイメージですか?
そうですね。牛乳っぽいフレーバーになりますね。
それで混ぜて使うイメージ。
そうですね。
面白い。
そうなんですね。
うーん。
何だそりゃって感じなんだけど。
さかんさん、追加で何かコメントいただければと思います。
はい、そうですね。豆乳にちょっと入れると本当に牛乳みたいになりますし、ちょっと面白いのは、ミルクの香りっていうだけじゃなくて、それ自体が米ぬかそのものも使ってるんですね。
なので、ミルクの香りだけを抽出するっていうよりも、そのベースも使うので、ちょっと添加もできるし、そのまま食べてもよくて、ミルクだけじゃなくて、もうちょっと深みとか旨味とか、コクミを提供するような用途もあったり、可能性の塊みたいな。
どうでもいいこと思いついちゃったんですけど、ぬかから作ったミルクフレーバーと精米したお米を使ってミルクがゆ作ったら、全粒米じゃんみたいな。
確かに。
めっちゃいいアイディアですね。
そうですね、ホールですよ。
何食ってんだかわかんねえみたいになっちゃいますけど。
いや、それすごいな。ってことは、お米って今精米具合が高いんで、白米にしたら栄養素結構落ちちゃうじゃないですか。
これ、今みたいな僕にはちょっとふざけていましたけど、ホールで米使えるってなったら、米の栄養素丸ごと使えるみたいな感じですよね。
そうですね、米ぬかって栄養の塊で食するのって本当に大切なことだと思うんですけど、そこにさらに微生物作工のフレーバーというか味変わりが乗っていくのと、
あと微生物自体、鉱物菌とか乳酸菌自体も、いわゆる健康機能に効くような、いろんな代謝物というか、いろんな加工物を作って、それがナチュラルに入っているという意味があるのかなと思います。
低アルコール飲料の革新
美味しくて体に良いみたいなのが体現できるんじゃないかなと思っています。
面白い。何かある?
全く別の食べ物を作ろうと思ったら作れるってことですよね。掛け合わせによっては、原料と全く掛け離れたものみたいな。
そうですね、それはもう意図的にどれぐらい変化量を出すのかみたいなのは、結構チャレンジングですけど面白いですね。
あれこれからこれが、みたいなのが、やっぱり元気返す過程ってたくさん出てきますんで。
そういって作られたプロダクトを、コンシューマーというよりはビジネスパートナーに提供していくようなイメージですか?
はい、ビジネスモデルのところは北畑さんがお答えします。
そういう役割運転を今日しながらやっていくんですか?
はい、ちょっと初の試みです。
そうですね、一つのビジネスモデルとしては、今杉本がご説明したような素材。
食品の原材料として使っていただける素材を、それを使ってあげる方々にアプリケーションのご提案のともに販売させていただくというモデルが一つ。
ここは今年、新しい素材を上司して多く使っていただきたいなというふうに思っているところで。
同時に、我々これまで今のアイデアも一つの工夫合発行の形ですけれども、今ご説明したものに限らない、いろんな利用資源からいろんな微生物を使ってものづくりできますので、
これを相手の企業様に合わせてご提供していくみたいなPOCとかいろんな実証をこれまで数多くやってきてまして、
いろんな大手の食品メーカーさんとか飲料メーカーさんと共同研究開発契約みたいなことをして、相手の企業さんから出てくる製造の副産物を活用して、
またその企業さんが戦略的に素材として最終商品を載せていくみたいなことをご一緒して事業家まで持っていくみたいな、
そういうモデルももう一つの形としてはご提供しているというような形でビジネスを提供している形です。
話せるところとしゃべれないところあると思うんですけど、ちょっと語れるところで少し具体例に近いもの、もしくは例示でもいいんですけど、そういうのありますか。
はい、例えばすでに上司されている商品でいきますと、宝手造さんっていう手造メーカーさんいらっしゃると思うんですけども、
あちらの企業様と一緒に共同開発した案件がありまして、宝手造さんが以前ですね、発酵上流サワーっていういわゆるRTDの鎮灰を発売されています。
これがいわゆる低Rの鎮灰で3%ぐらいのアルコールなんですけども、その時の課題が低RのRTDで増えているので、そういった商品を導出されたいと。
一方で低Rにすると、どうしてもアルコール本来の美味しさとか、アルコール感みたいなアルコールを好む方が求められるものがなかなかもたらせなくて、パンチが弱いみたいな課題が終わりだったんですね。
その時に我々の発酵技術とか未量資源を活用するっていうところを活かして、先方の宝手造さんのサプライチェーン上で出ている鎮灰に従来使っているとある柑橘の絞ったカスがあったと。
ここに我々の発酵技術とか微生物を活用して、低Rなんだけどもアルコール本来の美味しさとか深みみたいなものがもたらせるような素材をご一緒に開発をして、
これを最終的にその低R鎮灰に搭載いただいて、市販いただいたみたいなケースがありまして、こういった相手のサプライチェーン上から出てくる副産物、これを散費にせずに活用しますということと同時に、
先方のビジネスイシューというか、ペインに対して解決するような素材に変えていくみたいなことをやっているっていう、そんな感じです。
これは酒飲みとしてはめちゃくちゃありがたい話で、低R、BRのジャンル今流行りじゃないですか。
パーティーとか会合とか行ったときに通院して翌日動けなくなってもいけないんで、不本意ですけど低Rを選ぶこともありますし、場合によっては0.00%を選ばなきゃいけないときもあるわけですよね。
やっぱり一番はね、僕らみたいな酒飲みは酒の味がしないというか、うま味とか雑味じゃなくてアルコールらしさ、あれがなくて物足りなく感じるんですけど、それを出せるって話をしてます今。
その通りです。従来は低Rのものって、大体がやっぱりアルコール感が弱いので、甘さでマスクするみたいな商品が多くて。
一方で低Rが求められるシーンだけども、やっぱりキレある味、本来のアルコールを飲みたいみたいな方が多くいらっしゃると思うんですけど、そういった方向けに提供したいみたいなことで。
実際に、例えばビジネスシーンでも立食パーティーとかってあったりすると思うんですけど、やっぱりそこで通飲すると、もうそもそも相手の名前覚えてないとかって翌日の事故とかあると思うんですけど。
そういったことを防ぎつつ、でもやっぱりその場はその場でアルコール一緒に乾杯しながら楽しみたいみたいなところで、いろんなところにニーズがあったりしましたね。
しかも自分たちの会社、というかその授業の中で出ていた、ある種使ってなかったものが使えるじゃんって話になったっていうことですよね。びっくりされたんじゃないですか、それって。
そうですね。先方の会社の方にも驚いていただきましたし、一般の方からも良いご評価いただいたのかなというふうに思います。
これね、僕ら本業料理人なんですよ。
持続可能な食品製造の未来
知ってます。
知られてないかと思った。
時々忘れます。
忘れられちゃうんですけど。うち会社の方針として、とにかく残砂を減らすっていうのを明けてるんですね。
この10年間で本当生ゴミが減少しまくってて、最近ポリ袋の余白ができるみたいになってるんですけど、そのために厨房の中で残砂をどう使うか、残砂をそもそも出さないみたいなことをやってるんですね。
割と飲食業ではそういうチャレンジをしてる料理に、昔からの料理にすごく多いんですが、一方で僕それをやってるからこそ気になるのが、加工食品の工場、大量生産やってるところ。
あとは飲食業でもチェーンストアみたいな、セントラルキッチンみたいなところ。
やんないのそれって思ってたんですよ。
俺たちこんなに苦労してんのにみたいな。
思ってて、これすげえソルジソになりますね。構造変わりますね。
なるなる。
本当に食べ物の作り方の構造がまさに変わると思っていて、システムチェンジを起こしたいっていうのは私たちの希望でもあるんですけど、
お客様とお話ししてると、未量資源足りなくないですか?とかいろんな人に聞かれたりするんですけど、全然足りなくないっていうか、本当にすごいびっくりするような量が、
リンゴの絞りカスもそうだし、野菜の端っことかもそうだし、本当に出ていて、ただ同時にそれの活用を常に考えられるかっていうとやっぱり企業の皆さん他に優先してやるべきこととかもある中で、
発酵技術の革新
私たちめちゃめちゃそこが得意なので、それだったらこういう調味料にできますよとか、こういうフレーバーになりますよとか、お酒に使えるものになりますっていうので、
お役に立ててるなと思うし、それが当たり前になれば、工場の設計自体も変わるんじゃないかなって思ってるところです。
ちょっとここで、杉本さんが転職するきっかけになってしまったかもしれない、
坂井さんがSKSジャパンで未来ビジョンについてしっかり語ってくださったものがあって、
リスナーさんに今日は特別にそのピンチを聞いていただこうかなと思っております。
伝説のあのシーンがもう一回見れると思う。
最初にちょっと断っておきますと、パイオニアピッチの話はちょっと前回もしたので、それ聞いていただければと思うんですが、
今回はスタートアップの皆さんには、SKSジャパンのテーマでもあったシンギュラービジョンっていうところを特に打ち出してくださいっていうことをお伝えしまして、
普通よくやるスタートアップの方が、事業はこうです、今こういうことに悩んでます、こういうふうに皆さんでやっていきましょうっていうようなピッチではなく、
ビジョンを打ち出してくださいって、それでもいいんですけれど、ビジョンを打ち出してくださいねっていうところをお伝えしたところ、
未利用資源の可能性
前日、徹夜してまで作ってくださったという状況で、実はピッチをしてくださっていまして、
ちょっとそれが垣間見える瞬間がぽつぽつあるかなとは思うんですけれど、ちょっとそれをね、実際ちょっと聞いていただこうかなと思いますので、よろしいでしょうか。
すげえ尖ったこと言ってくださいって言ったら、どこにも置きに行かずに本当に尖ったことを言ってくれたっていう伝説のピッチになっておりますので。
めっちゃ反応上げてくるやん。
いや僕大好きなんで楽しみ。
リナ 本当に大好きです私。ちょっとこれを皆さんに共有したいと思います。
はい、では続きましてファーメインステーション、坂井さんお願いします。
リナ ファーメインステーションはミディオバイオモスを複合微生物発酵で、機能性と風味を持つ原料へ変えるバイオ企業です。
独自の発酵データと代謝設計を活かし、非GMOで食品原料を開発しています。
これまでに約70件の優勝POCを実施し、天然フレーバーやうまみエキスなどを開発製造、大手企業との競争によるスピーディーな開発力とカスタマイズ設計力が強みです。
でも今日はいつものピッチはしません。
なぜなら今日のお題は誰にも知らない未来を語れと言われたからでして、いつものピッチはぜひこちらを見てください。
なので皆さんスクショをしてください。
ちょっとみんないつものピッチしてるじゃんって思ってたんです。
なので私にしか見えない未来を語りたいと思います。
なので今日カンペを持ってます、すいません。
ファーメンステーションはステークホルダーが非常に多いです。
飲料会社、食品会社のニーズ、農産物が生まれる現場との接点、
海外の展示会、エコシステム、それからラウンドテーブル、そういったところに行きながらまた日々の実験をしながら
ファーメンステーションだけにクリアに見えている未来があります。
そしてこれはそんな先の話ではありません。
今日のテーマは食べ物のおいしさ、生産システム、そして食文化です。
人間は歴史の中で食べられると思うものだけを食べてきました。
硬い、苦い、臭い、消化できない、技術がなかった。
だからたくさんの食べられるはずのものを見過ごしてきました。
しかし、私たちの技術があれば食べられなかった素材がおいしくなります。
再利用でも代替でもない、もっとおいしくなります。
ファーメンステーションの技術を使うと何ができるか。
これ全部できています。
木が、あ、ごめんなさい。
朝食材持ってる。
大変。
すいません。
ここ書っこえてください。
木が肉になります。
ブロッコリーが果物の香りに、コーヒーカスがバニラに、果汁の皮が芳醇なスピリッツになります。
そして米ぬかはチーズにも、体に良い成分にもなります。
これがファーメンステーションの発酵です。
私たちのラボではおいしいものを作っています。
なぜできるかというと、まず未利用資源から作っているから、
そして私たちの複合微生物発酵技術があるからです。
よくある単一なグルコースではなく、使われなかった資源から作ることで、
人が食べたいと感じる複雑性が生まれます。
例えば、果肥。
力加の高い成分を選び抜いた微生物や酵素でコントロールし、狙った成分を明確に作ります。
それによりパンチの効いた飲料が生まれます。
独自の微生物発酵産物データベースと大社リレー設計を確保した複合発酵プロセス。
そして日々の実験、AI、成分や細胞評価を組み合わせて、私たちは可能性を探索します。
これがあると何ができるか。
誰も見たことのないおいしい味と香りを実現します。
そして飢餓があるところ、そこにしかない未利用資源を発酵を設計することで、おいしく栄養も届けます。
そして物の作り方も変わります。
正常構造のラインも変わります。
コストも下がります。
そして火星や月でも必ずできます。
そこで皆さんにお伝えしたいです。
物を作る方、工場のラインが変わります。
設備も変わります。
ぜひ一緒に工場を作りましょう。
そして生産者の方、使いたい未利用資源が何か教えてください。
そして商品を開発する皆さんは、私たちと一緒に見たことのないおいしいものを作っていきましょう。
そして私も含むここにいる皆さん、これから食べているものが変わる。
そして新しいものが作れるということを希望を持ってアップデートをしていきたいというふうに考えています。
新たな未来への展望
大事な情報やピッチやこれから資金調査することなど全く言えておりませんので、
入り口にブースがあるので、ぜひお越しいただければと思います。
今日はありがとうございました。
ありがとうございます。
今まで聞いたことのないファーメンステーションの姿だったかなと思います。
ありがとうございます。
はい、では続きまして。
伝説のカンペを投げ捨てという。
そもそもカンペ持って出てくる時点で、いつもじゃないしね。
全然覚えきれなかったですよね。
もうぐずぐずでした。
マイクを持ちながら送りをしながら紙を持つっていうのが、手が3個必要でもう無理で。
本当は私たちは科学的な錬金術師ですっていうすごい決め台詞があったんですけど、
それを飛ばしてしまいました。
パワーフレーズじゃないですか。
もう十分ですけどね、木が肉になるとか火星でできるとか。
すごかったですよね。
めちゃくちゃインパクトありましたよ。
ありがとうございます。
すごく素直に言われたお題を受け止めたんですよね。
もうみんなあなたたちのこと知ってると思うし、SKSならではで誰も見たことないあなたにしか見えない未来があるはずだからそれを語れと。
いかにぶっ飛ばせるかが一番のポイントだみたいなことを書いてあったんで、素直に受け止めて。
これはもう一から作らなきゃっていうんで、杉本さんもそうですけど、うちのR&Dメンバーとかに、
何できるって、できる、ちゃんとできるって思うけど、みんな知らないようなこと何かなっていうので、
木が肉とか木がのところではオリジナルの地域の医療資源を活用してみたいな話も全部私が作ったものではなくて、
社内のメンバーから出てきたものって。
そんなことしてたら寝らなくなっちゃって覚えられなくなったんですけど、
でもすごく感謝をしていて、それを考えるきっかけをいただけたっていうのは、
場合がなかったら私もちょっと中途半端な感じでもうちょっと走ってたかなと思うんですけど、
なんか見えたと思う。
おーすごい。
前の晩とかも杉本さんが、いやちょっとねこれ普通すぎてダメかもしれないみたいな。
今思うとどこが普通なのかわからないけど。
いやちょっとバグってましたね。
そうですね。
はい、なのですごいいいお題いただいたなって思ってます。
いやもう本当に真正面から捉えてくださったのが本当に私たちも嬉しくて、
本当にいろんな方の心に残るピッチになってますし、
さっきもいろいろ説明をしてくださってたんですけど、今のピッチと合わせて聞くと、
いや本当にこの複合していくことによる発行っていうのは、
やっぱり私たちが今まで思っている発行とは全然その深みが違うというか、
いや未利用だからできるんだっていうのってちょっと最初、
なんでだろうって思うところすごいあるんですけど、
でもさっきの話とか普通の発行ではなくですね、
複雑さ自体を楽しむじゃないけど、複雑さ自体を価値に変えていくっていう、
そういう発行っていうのは未利用のところにこんなに効いていくんだっていうのが、
いやすごくジンときましたっていうのと、
あとそのビジネスオポジティとしてとんでもないなって本当に思いますね。
だからもちろん環境にいいとかフードラストにいいとか、
実はこれってコストかかってたところが実は収入源になるんじゃんみたいな話まで持っていけるってことだから、
それこそ本当にリジェネラティブな話だなっていうふうに思うので、
っていうところが私の感想ではありますね。
そうですね。
あの社員としてちょっと聞いていた北畑さんの方どうですか?
このピッチとかも。どんな思いで聞いていらっしゃったのかなと思う。
北畑 いつもの境とモードが違うなと思って。
お!
北畑 いつもの境とモードで。
そうですよね。
北畑 いやいつも、そう言うか多分いいんですね、
いつもの堺とモードが違うなぁと思って
プレゼンの仕方も違いますし
普段はやっぱりもうやり慣れているピッチがあるんで
たてい台水っていうかザーって感じですけど
なんか一言一言に思い入ってるなっていう感じは受けましたし
あとは実際にその実務的な面でじゃああいったことが
さっきの高田修夫さんの例は一つですけども
どういうふうに今反映されているとか今後反映されているかっていう観点でいくと
未利用資源と複合発酵の可能性
言い換えるとシステムチェンジみたいなことなのかなと思ってて
私たちだけが複合微生物発行ですって言うだけだとやっぱり大きくは変わらなくて
例えばその未利用資源を出されている企業さんについても
未利用資源が何でもいいっていうわけではなくて
それを微生物発行で何らか転換するためには
できればこういう状態でやってほしいっていう理想はありますけども
当然各社各業の生産ラインがあって
そこで従来は職員廃棄物みたいな形になっているケースもあるので
それの現状を捉えた上でどうやったら新しい循環にそれを持っていけるのかみたいなことを考え始めると
どうしても既存のシステムを何らか変えていくみたいなそういった議論も起こるんですよね
なのでそういった一個一個の技術とかあとはビジネスモデルだけではなくて
それがどう繋がっていくのかとかお互いがより良い形にどう変化していくのかみたいな観点で
結構議論していかないと進まない話だったりするんで
問題はいろんなところにありますけども
今後の可能性自体はすごく広がっていく話だなと思って聞いてました
調理技術とその歴史的視点
いや今お話を聞いていてすごいいろいろと思いついたことがあって
例えば新しい調理技術だなという観点もありますし
調理技術なのになんか生産方法でもあるっていう歴史的に見るとそんな風にも見えるんですよね
この話をしだすと軽く30分しかいっちゃうので
ちょっとここ今日は今回は一旦ここで閉めて
また次回冒頭そのあたりからお話進めていければなというふうに思いますが大丈夫ですか
次回への期待
閉めちゃうんですか
一旦閉めててかあなた編集って欲しいでしょ
欲しい
いつもフェードインフェードアウトしてるから
そうだね欲しいです
はいということで一旦今回はここまでです
それではまた次回お会いしましょう
お聞きいただきありがとうございました
ありがとうございました
ありがとうございました
38:39

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