2025-05-24 37:00

#2:小さなニュースが示す食の未来 - おにぎり海苔問題とFoodtech Eyes

番組名「たべものインテグラル」に込めた、食を全体像で捉えるコンセプトをご紹介。UnlocXが発行する「Foodtech Eyes」についても深掘りします。さらに、おにぎりの海苔問題という小さなニュースから食の未来を読み解く深掘りも。皆さんからのボイスメッセージでの参加も大歓迎です!



・パーソナリティ

株式会社UnlocX:田中宏隆・岡田亜希子

たべものラジオ:武藤太郎・武藤拓郎


▼メッセージ・出演希望等

https://tabemonointegral.com/contact/


▶株式会社UnlocX : https://unlocx.tech

▶たべものラジオ:https://tabemonoradio.com

▶掛茶料理むとう(会席料理):http://kacha-muto.com


サマリー

今回のエピソードでは、Foodtech Eyesが紹介され、家庭のおにぎりにおける海苔の使用率の低下について論じられます。海苔の生産量の減少やコストの影響が話題となり、若い世代のおにぎりの具材に関するトレンドも興味深く取り上げられます。このエピソードでは、食の未来を形作る小さなニュースとして、おにぎり海苔問題やFoodtechの重要性について議論が展開されます。また、情報の持続可能な取り扱いや、新しい食のニーズに対応したスタートアップの挑戦についても触れられています。さらに、インテグラルという概念を通じてフードテックの全体像を捉えることの重要性が語られ、特に食の未来に関するさまざまなトレンドや技術の応用についての議論が交わされます。

Foodtech Eyesの紹介
はい、ということで前回からの続きです。
前回最後何で終わったんだっけ?
最後ですか?
この番組を始めた理由ときっかけの話をし、
最後に
Foodtech Eyesのご紹介をして、
よく考えたらFoodtech Eyesの紹介してないね、という
そうね、ことですよ。そうなんだよ。大問題です。
ということで、Foodtech Eyesの説明をまず最初にしていただこうかなと思います。
お願いします。
じゃあ、それをちょっと私から説明したいと思いますが、
何ですかってことですね、Foodtech Eyesってね。
今、アンロックスで出しているニュースレターなんですけれども、
Foodtech Eyesっていう名前自体は、
私たち実はアンロックスを立ち上げる前に、シグマクシスという会社にいたんですけれども、
その時に、このエスケスジャパンとかいろいろ始めた時に、
コミュニティに向けたニュースの発信の媒体として作ったニュースレターになっていて、
今どういう構成になっているかっていうと、
とにかく前回もお話ししたように、いろんな角度からのニュースがあるので、
職の領域っていうところで、
なのでそれを毎回30本ぐらいの記事をタイトルと、
皆さんがリンク飛んで読めるようにっていうキュレーションの形で今お送りしている。
あとはエスケスのコミュニティの方々が開催されているようなイベントとか、
なんかこういう本が面白いとか、
なんかそういうニュースも一緒につけて出しておりますと。
おにぎりと海苔問題
ただその範囲がですね、尋常じゃなくて、
一応今カテゴリー別にニュースを2、3本ずつ出して、
2週間に1回ぐらい配信してるんですけど、
フューチャーフードって未来の食品の話もあるし、
未来のキッチンっていう話もあるし、
未来のレストラン、未来の小売り、あとはアグリカルチャー、農業ですね。
農業がこれからどうなっていくかとか、パーソナリゼーションという動きがどうなってるかとか、
サステナビリティとかリジェネラティブみたいな動きはどうなってるかとか、
もうこれだけでも相当な実はカテゴリーがあって、
太郎さん読んでくださってるかなと思うんですけども、
ちょっと毎回胃もたれしてないか心配なんですが、
1日では読み切らないので、
そうですよね。
ちょっとずつ読んでますよ。
なので、もちろん全部読めなくても、
記事の見出しをバーって見るだけで、
なんとなくわかるっていうところを目指して出してるニュースレターになっていますが、
私たちとしてもそれを読むのも大変だし、
またそれだけでは伝えきれないところもあって、
それが実はちょっとこの番組をやりたいなと思ったきっかけの一つでもあります。
もうちょっといろいろ丁寧にお話ししていきたいなという思いがあって。
これってちなみにどういう基準でピックアップされてるんですか?
そうですね。毎回チーム4人ぐらいで編成して、
皆それぞれ担当を決めて記事をピックアップしてるんですけど、
4人がかり。
そうですね。自分の得意な領域を見て、
結構媒体もですね、多分20種類とか30種類ぐらい。
海外の媒体がとにかく多くてですね。
そういうところを見て選んでるんですけど、
結構幅広くて、大企業が何か大きなニュースが入ってきたっていうのも取り上げるし、
一方でやっぱりスタートアップの話とか、
あとはこれってちょっと見過ごしそうなすごく小さいニュースでも、
やっぱりよく考えるとやっぱり面白いっていうところもあるので、
基準はね、なかなかちょっと難しいんですけど、
まんべんなく領域をカバーできるようにちょっとピックアップしてるっていう感じかな。
ちらっと見ると、AI導入で数百万ドルコスト削減とかあると思いきや、
家庭のおにぎりのりあり51%にっていうすごいフリの場の記事が一緒の一覧に並んでいてめちゃくちゃ面白いですよね。
いやこれね、家庭で作るおにぎりに海苔を使わない率がめちゃくちゃ上がってるんですよね、今ね。
へぇ〜。
なんかそれをちょっと考えるだけでも、確かに最近海苔ってものすごく生産量が減ってるっていう話も聞くし、
コスト上がってるっていう話も聞くし、コンビニでもね結構減ってますよね、海苔がついてるおにぎりって。
なんかそういうこと自体がニュースになるっていうことも面白いなと思って。
いや〜、海苔を巻かずにどうやっておにぎり食べるんだろうなっていう今の素朴な疑問。
でも結構コンビニで海苔なしのやつ増えてますよね。
わかめご飯とかね、チャーハンとかね。
でもチャーハンもあるやつもあるかも。でも確かに最近ないよね。
いや〜。
確かに。
そんな海苔嫌いなのかな。
海苔ついてないとおにぎり感ないんだけど。
コストとか生産量問題とか。
それもありますし、たぶんひと手間かかるんじゃないかなっていう気はしますよね。
たぶんサランラップとか使っておにぎり握って、もう一回そこから海苔を巻くっていう作業も発生するし。
パリパリの海苔じゃないと嫌とかいう人口が増えたってわけじゃないよね。
それもあるかもしれない。
あるかもしれないけどね。
いつもラップで来るんで、お昼頃に食べるおにぎりは大体しなしのぴったりくっついた海苔を食べるっていう。
普通だと思ってたから何の疑問もなかったんだけどさ。
このまま行くとニュース記事の深掘り会になっちゃうよね。
喋りたくなっちゃった、俺も今。
でもね、こういうこと、これってどういうことなのっていう。
その記事実は年代別も載ってて、20代が作るおにぎりの種類とか60代と、年齢によって全然海苔の文字じゃない、おにぎりの中の具材、何を使うかっていうのが結構違っていて、面白いです。
やっぱあれですよね、今ふと思いついたんですけど、もともとおにぎりって海苔使われてなかった時代があって。
海苔が出たことでおにぎりが馬鹿すぎに普及していった時代があって。
気がついたら、今また海苔が減ってきている背景にもしかしたらですけど、例えばラップみたいな別の放送用紙の登場が影響している可能性も出てきますしね。
情報の深掘りとメディア
この辺はもう第3話でやる?
第3話で一回海苔やりましょう、この面白いおにぎりの話を。
温暖化によって日焼けの問題とかも絶対絡んでますからね。
そうですね。
それがこのおにぎりから全部見えてくるっていう。
もうこの画面越し皆さんに見えないですけど、田中さんが話したくてうずうずしてる。
すみません。
みんな一生懸命抑制してる。
いやいや、みんな話したがりだからね。
でも合図に関しては一個の深掘りもあるし、逆に記事になっているものの傾向とか、ならないものもあるじゃないですか。
お二人と話した時に、ならないニュースが結構あって、昔はニュースになること自体が恥ずかしいというかダメだみたいなのがあったって田中さんが言ってた気がするんですけど、
やっぱりこういうのを見ていくと出てこないニュースとかもあるような気がしていて、
少なくともそれだったら領域を絞るんじゃなくて、上がってくるものを全部見た時に何でそれが上がってこないんだろうかとか、
意外に面白いニュースなんだけど、紙媒体にしか載ってないニュースとかもあるんですよ。
めちゃくちゃいいこと言ってるんだけど、これ誰が見るんだろうなみたいな。
そういうような記事も場合によってはこの番組ならではで取り上げて伝えるっていうのも、岡田さんそういうのもやってみたいよね。
私なんか実は未だに新聞を紙の画面をデジタルで見てるんですよ。
紙の画面をデジタルで見ている。
デジタル紙面だね。
今って別にそうじゃなくて普通にウェブ記事としていろんな新聞社の記事って読めるんですけど、
あえて紙の時の感覚っていうのをやっぱりそれが結構重要だなと思っていて、
その紙面のやっぱり大きさ、どれぐらい大きく取り上げられている記事っていう扱いなのかとか、
あと本当に隣の記事とかやっぱり目に入ってくるんですよね、すぐ。
だから試食に関わらず全部というか全領域見るようにしてるんですけど、
全部ちゃんと読むっていうよりはバーっとスキャニングするっていう感じなんですが、
やっぱり小さいからといって大事じゃないわけではないっていう記事は本当に多くて、
あとはやっぱりどうしてもネットで読むとなんかアルゴリズム的に結構偏るっていうところがすごくあるから、
それもありますね。
紙の強さはすごいなと思うんですよ。
それさ、あれだよね。セス行っても思ったけど、結局空間で捉えて、セスも一緒なんですけど展示会行くじゃないですか。
横にある展示とかを見て、そこから手繰っていくみたいなところで見えてくる世界もあるんですよね。
ちなみにセスっていうのは。
ごめんなさい、CSっていうアメリカのラスベガスで行われている技術カンファレンスですね。
昔はコンシューマーエレクトロニックショーっていう家電見本市って言い方をしたんですけど、
家電だけじゃないのでCESという呼び方をしていてですね。
もう58年目とか9年目かな、なんですけど、2000社ぐらいでしたっけ岡田さん。
1400社。
展示があって、やっぱり空間で見ることによって見えてくる世界ってあるんで、
僕らはデジタルをもちろん駆使して競技ね、GPTとかで聞けば答えっていうのは結構出してくれるんですけど、
そこだけでは見えてこないところとかも含めて、
それこそ多分このAIの中で入ってこない領域の真実みたいなものもあるような気がするので、
そういうのもこういう場で取り上げていけるといいなという気は改めて岡田さんの話を聞いていて思いますね。
確かにね、僕の場合はウェブの記事って単体で見ることが多いじゃないですか。
ってなるとさっき言ったように紙面でバッと見て体感的に代償がわかったりとか、
強制的にその紙面、編集された画面の中に一覧表にあるというのは面白いなと思っていて、
このポッドキャストの場合、音声配信の場合って、僕らが喋ってるから聞いてくれるって内容も結構あると思うんですね。
紙面だとそんなに読み取れないので、ウェブの記事だとそこまで読み取れないんですけど、
僕らが話してると裏側が透けて体感的にわかる。
これ紙面も体感的になんとなく透けてわかるから、
これ面白いなって思えるかもって今ちょっと思いました。
この音声っていうのもある意味向いてるのかなっていう。
誰が話すかによって編集されて、バイアスをかかった状態であえて聞くっていうのがやっぱ面白いかなと思う。
今皆さんの話聞いててちょっと思ったのはね、街歩きに似てるなって思ったんですよね。
大手のメディアに出てくるものとか記事になってるものって、
例えば街の中にあるなんちゃらビルとか、僕らの地元の掛川城の紹介みたいなピンポイントの紹介を詳しくしてくれてるんですけど、
それ一点だったりすると思うんですよね。
けど実はそれって街の一部のものでしかなくて、
その隣には何かがあるとか、ここにお城があるっていうことは少し離れたところに大手門があるはずだとか、
そういうところがあまり記事だけだと見えてこないんですよね。
そこには当然住んでる人がいて、銅線があって、
街歩きとフードテックの視点
街中の商店街にはパン屋さんがあって、レストランがあって、雑貨屋さんがあってみたいなのが、
お互いに知り合い同士でちょっと連携し合ってたりなんかして、みたいなのは多分記事だとちょっと見えてこなくて。
新聞紙面みたいな一覧性の高いものだと、上から鳥の目線みたいな感じで、なんとなく見えてる。
なんだけど、これを僕らは4人で歩いてみて、ああだこうだ街を紹介していくというか、感想を言い合ってて。
すげえ。
ここの銅像ってもしかしてなんでこんなところ渋沢市立ってんのかと思ったら、
あそこの建物さっき見たやつのあの関係じゃんみたいな話ができると、一気に街の解像度が上がってくるとか、
もしかしてここに刃物屋さんあるってことはこの辺昔から料理屋さん多いんじゃないのとか、
みたいなことって街歩きしてるとリアルで気づけるじゃないですか。
せすってそういう環境が人工的に作られてるみたいな。そんなイメージですね。
すごいこれなんかでもこの記事の解説のコンセプトが、街歩きというかフードテックアイズウォークみたいな。
なんかでもあれだな、2人とCSとか行ってみたらどんなに刺激になるんだろうっていうのは。
ちょっと画作しましょうねそれもね。
ぜひぜひ。ちょっとすごい気にはなっている。
もう1日目の途中ぐらいから脳みそが熱を出し始めてボーっとしてると思います。
インプット多すぎるみたいな。
確かに。大興奮だと思うな。
この番組でも実際歩きながらも撮ってみたよね。その会場で。歩かなくてもいいけど会場内で録音してみたよね。
まあいいですね。
ぜひ皆さんにもね、その会場の熱気っていうのはやっぱあるからね。熱量とかね。
熱気ね。熱量。4人で喋ってて熱量全開っていうのも若干番組としては気持ち悪いことになっちゃうんだけど。
キモいね。
熱量と持続性の議論
ただこの間田中さんおっしゃってたの僕すごく響いて、熱量の持続性みたいな話されてたじゃないですか。
SKSに行くとかセスに行くとかするとその行ってる間はむちゃくちゃテンション上がってるんですけど。
だいたい日常に戻った瞬間に日常の引力に引っ張られてその熱量がどんどん下がっていくみたいなの。
これね、どっかの講演会でも似たようなこと言われたことがあるんですよね。
中村文明さんっていう有名な方のね、講演会に僕何回か行ったんですけど。
行くとなんかもうみんなやる気スイッチ入ってそこにいる1000人ぐらいがわーって、よし俺も明日から頑張ろうとかってなるんですよ。
だからだいたいアンケート見るとドア開けて数歩で急に温度下がって普通の日常会話に戻ってくるんですやっぱり。
彼は一番多い時は年間400回講演やってるような人だったんで、それをつぶさに逆に観察をしていてそんなこと言ってましたよね。
これ持続させるのやっぱ厳しいですよね。
こういう番組があることで定期配信されてるのを定期的に聞いていただくことで落ちかかった温度がずっとモチベされ続けるみたいな。
疲れるかな。
とある有名人もやっぱり言ってたけどね、ビジネスのノウハウを無料公開して講演会とかオンラインでも話します。
なんで無料で公開したんですか、真似されたら困るじゃないですかって言ったら大丈夫1%の人も真似せないからって。
99%しないから大丈夫って。
結局行動という壁はすごいでかいっていうことがよく分かった。
でもそうですね、例えば今みたいな会話も日常の、例えばミーティングでカジュアルに話すと消えていくじゃないですか。
そういったようなものをやっぱり記録して残して伝えていくというか、いつでも聞ける状態にしておくと結構それを戻せる気がするんで。
僕は昔海外に集中するときに自分自身もやる気スイッチを入れるときに映画を見たりとか、やる気スイッチ入れたときにこういう映画とか、
自分の迷える心をやるときにはこういったストーリーを聞きたいとか、結構そのモードチェンジできる状況ってすごい自分で作れると思うんですよね。
今こうやって話してるだけで実はどんどんやる気スイッチが高まっていくんですよね。
僕は本当に人と話して、逆にエネルギーもらって、エネルギーをもう一回再転化していくみたいな生き方なんで。
会話自体がいろんな方に聞いてもらって、いろんな形でスイッチを入れる。
ちょっと思ったのは、この例えばニュースを一個ピックアップして深掘るのもいいし、逆にこの例えば3月3日後みたいなフードティックアイズがあるときに、
これとりあえず一通り全部舐めてみて、ここから見えてくる世界どうなんだろうねみたいな話とか。
確かに。
これね毎回スナップショット見るのと、それを3ヶ月まとめてみると何が見えてくるみたいな。
逆に見えてきた風景を語りたい方は手を挙げて、ちょっとちょくちょく参画型にもしたいじゃないですか。
いいですね。出たい人立候補。
そう。俺はこういう風に見えたと。こういう地図が見えたとかね。
よく番組で、他のポッドキャストの番組だとコメントフォームで受け付けたりするんですけど、
コメント自体をiPhoneとかで録音してもらって送ってもらうっていうのもありかもしれない。
質問したいことを、コメント読み上げるとニュアンスがわかんない文章がある。
あとここ音声なので、音声で喋りたい人は自己紹介長すぎるとちょっと宣伝かなって思っちゃうのであれですけど、
コメント代わりに送ってもらうのもありかなってちょっと思いました。
すごいなアイデアがどんどん出てきますね。
どうでしょう。
ボイスメッセージでね。
そうボイスメッセージ。
いいじゃん。
多分海野さんあたりは全然送って送ってきそうなんです。
プレッシャーかかるね。名前出ちゃうとね。
確かに。声でわかるっていう人がいるかも。
何人かね、池田とか東海の人のふたついさんとかも多分絶対送ってきますよ。
多分これ聞いてすぐ、これやりたいですみたいな。
面白い人多いんですよね。
逆にね、そういう人たちが投稿してるのを見て、自分もみたいな。
ここに来るとなんかみんな、SKS JAPAN待たなくてもずっとスイッチが入った状態になるので。
確かに。
で、ちょっとリラックスしてみんなでまったりしたいときは、みんなでかちゃ料理ムトに行こうぜみたいな。
お待ちしてます。ぜひとも長丁場で。
いや行きたいんですよ。
さっきのね、熱量をどうやって持続できるのかっていうのが、すいません戻ってもいいですか。
もちろんもちろん。
さっきニュースレターの話をしてちょっと意識していることをちょっと一個思い出したんですけど、
インスピレーショナルな記事ってあるんですよね。
インスピレーショナル。
なんかこうやる気にさせてくれるような記事っていうか、こんな人がこんなことやってるんだみたいな。
なんかそういう記事とか、海外のこういうスタートアップが実はこんなことを挑戦してるんだみたいな。
そういう記事を読むこと自体もちょっとモチベーションになるかもしれないなっていうふうに思っていて、
それが私たちができることの一つだし、何かやりたいって思う方からすると、
何かやりたいって思うだけじゃなくて、それをやるためには何が必要か。
あと世の中の人たち今何をしているんだろうかとか、そのやりたいことって今同じことをやってる人はいるのかとか、
世の中のニーズのどういうところに位置づけられるのかって、どんどんどんどん問いに変えていくと、
それこそどんどん情報が勝手にこのセンサーで拾われてくるはずなんですよね。
だから実はのっぺりと記事をただひたすら読むってすごい苦しくて、
どっちかっていうとこういう答えが欲しいと思いながら記事を読む方が多分頭に入っていくんですよ、どっちかっていうと。
だから私もいろいろ全部見るようにしてますというものの、私の中にもいくつか問いはあって、その記事を引っ掛けるセンサーみたいなところかな。
昔から岡田さんのリサーチっていうのは常に問いを携えて、それでセンシングしてますよね。
その問いは自分の問いでもあるし、チームから来る問いでもあるし、
あと僕らがいつもから考えている、これ関心あるんだよねってだべりながら、
多分ここからも問いを作っていくと思うんですよ。これちょっとお痛いねみたいな。
そういうセンサーを広げていくみたいな記事とかも選べればいいと思うし。
なんとなく最近みんなこの辺知りたいと思ってるんじゃないかなって思いながら拾っていくっていう感覚。
岡田さんのQの出し方が昔からすごいんですよね。
情報の収集とディスカッション
僕もこういうことを考えたいなと思うと、こんな記事あるよみたいな感じで。
そんな場にもしたいですよね。
だからね、僕ももう一つぜひ皆さんとトライしたいなと思ってるのが、
パネルディスカッションみたいなところでテーマをみんなで30分話すみたいなのってやるじゃないですか。
だいたいタイムアップじゃないですか。
で、どっかでまた話したいですねって言うけど、話す場所ないじゃないですか。
思いません?
思いません。
逆にこれはポッドキャストだから尺さえ分ければね、その続きはインテグラルでみたいなことできると思いません?
いいっすね。
12時間くらいまでならいけるよね。一本ね。
そうそう、これ話すと3時間後かかるよねっていうのを本当に3時間やってみるとかね。
いいっすね。
それが。
それやってみたいな。
いわゆるオールドメディアではできないやつですからね。
できない。
これがあれですよ。ネガティブケーパビリティというか、長尺を聞くことによって見えてくる世界っていう。
やっぱり10分のプレゼンじゃ見えないけど、2時間3時間話すことによって急にパーンって弾けるタイミング。
ありますね。同じ会話を3週くらいしてまた同じ話だよって言ったけど、4週目で違うところ飛ぶ時とかありますもんね。
あります。
あれ何なんすかね。本当不思議。
確かにね。
やるんですよ。
なんか変な人が揃うと3人くらい、ニュースピックスとかでもあるんだけどそういう面白い番組があるんだけど、やっぱり40分でも短い。
確かに。
全然足りない。
短いでしょ。
思考がだんだん縮まっていくのがやっぱり30分以上かかるから、最後の10分くらいで出てくるけど、いいとこ出始めたら終わりかっていう。
なんかもったいないなーっていつも思ってたから、これできるよポッドキャスト。
そう。
ポッドキャストという媒体がちょうどいいんですよね。
ちょうどいい。
なんかみんなにこの考えてほしいテーマとかっていうの募集したくないですか。
はい。
このテーマで議論してみてくんないみたいな。
そうですね。
待ってても議論しちゃうかもしれないですけど。
じゃあちゃんとXも解説しましょう。
そうですね。
アカウント作りましょう。
確かにね。
食べ物シャープ、食べ物インテグラル。長いな文字数めっちゃ食うね。
食べ、食べ、
食べインテグラル。
いや、食べインテグラルだな。
微妙だな。
インテグラルだけの方がまだいいから。
インテグラルの概念
ちなみに食べ物インテグラルの意味をちゃんと言っといた方がいいのではないだろうかという気もするんですけど。
そうですね。
なんでインテグラルが出てきたんでしたっけ?
元々でも卓郎さんからインテグラルいいんじゃないかなっていうのが出てきたって記憶してるんですけど。
インテグラルは積分でも覚鮮的によく使ってて、インテグラルマークって積分のことを言ってるんだけど、
積分っていう手法自体が0から100までの面積があった時に、
全部の面積を漏れなく計算する方法、どんな形でも計算したら面積出るよっていう手法なんだけど、
その積分のやり方自体が、ある軸をX軸なんだけど、そこを縦にものすごく細かく切っていくっていう。
それを全部足したらこの面積だよねっていう計算方法だから、
僕らがやってることってそういうことだよねっていう。
物事を全体を見るのに細かく切って切って切って切りまくって、それを全部見ようっていう無茶苦茶なことなんだけど、
食べ物ラジオもそうだし、このインテグラルもアロクスさんたちがやってることも全部そうだよねっていうので、
インテグラルぴったりじゃねっていうのでなったんだけど、語呂的には微妙っていう今。
もう食べ物取っちゃうよね。意味伝わるかなっていうところでね。
余計わかんなくなる。
略せないしね。
でも意味は本当にそうですよね。
僕らもフードイノベーションマップとか作ってますけども、
フードテックとかに関わるいろんなトレンドとかキーワードを並べてるんですけど、
昔から言ってるんですけど、全部見るって言ってるんですよね。
なので昔フードテックの領域やってましたら必ず聞かれるのが、
フォーカスどこですかって聞かれて、
僕もうピンとこなくて、フォーカスってないんですよねって。
それでビジネス成り立つんですか?いや、そういうことじゃないんですよねみたいな。
だってテクノロジーって全部見ないと何に使えるかわかんないじゃないですかみたいな。
今出ているユースケースって、例えばこんなサービス出てきたけどよくわかんないってさっき拓郎さんおっしゃってましたけど、
それは多分このテクノロジーの使い方が間違ってるかもしれないですよ、そこって。
最初のアプリケーションはそうかもしれないけど、
その技術を横転、斜め転していくとこっちに使えるみたいなものの連続で来てるんですよね。
だからやっぱり今ある技術とかで何ができるのかということを知った上で、
じゃあどう応用するのかというのは全然違った軸で考えないと、
テクノロジーでこれが今目先できるからこれやりますっていうと、
コインの裏返しに近いようなソリューションばっかり出てくるんで。
だからやっぱりあえて全部見るというのを、
逆に僕らみたいな専門性がない究極のジェネレシスト集団なので、
だからちょっとやってみたいなと思って、
それはでも食べ味の全部見る思想とすごく似てるなって気がして。
インテグラルやっぱりいい名前だなっていうので、
影川ガストノーミシンポジウムで発表した後にこの名前だって。
すっごい腹落ちしましたよ。
食の未来に関する議論
僕は自分が言い出しっぺというか、
ふわっと言ったインテグラルが採用されたというか、仮だと思ってたので、
これ本作用なんだっていう、ただただめちゃくちゃ気に入ってるっていうびっくり感の方がでかい。
本当。あの時もシンポジウムで、
名前それでいいのってそこを一番心配してました。
いや、大丈夫って。
こういうのは大体の最初の名前に戻るっていうのあるんで。
ありますね。食べ物ラジオもそうなんだ。
そうでした。
これ一番最初に出た案でした。
100個考えて10ぐらい絞って結局最初に1に戻りました。
そんなもんっすね。
そんなもんっすね。
ハッシュタグはどうしよう。
食べ物インテグラルの名前で行くんだったら、しょうがない。そのまま行くしかないですよ。
変に横文字入れない方が使いやすいと思うので、
ひらがな食べ物、カタカナインテグラルとか。
まあそうだね。カタカナで最初は行きましょうか。
そして略称はいずれ出てくると思います。誰かやる。
誰かが考えてくれるんじゃないかと。
食べ物ラジオだってもともと略称何も考えてなかったですもん。
そうだね。
気づいたら誰かが食べラジって言い出したんです。
そうだね。
そういうことか。
そんなもんです。
ということでシャープ食べ物インテグラル、食べ物はひらがなかな?
食べ物ひらがなインテグラルカタカナ。
ひらがなでいいんじゃないですかね。
コメントと質問等全部募集しておりますのでよろしくお願いします。
あとテーマもね。こんなテーマで話してほしいとか。
あとはインタビューですね。もう一個やるのはね。
インタビュー。
出たい。立候補。
出たい方。何かしらフォームを貼っておきます。
クズの説明欄に。
そうですね。まだ何も公式サイトも何もないので。
公式サイトもないからねまだね。
それはこの番組が出る頃には概要欄にちゃんと説明欄に貼ってあると思うのでそちらからご覧ください。
はい。
はい。ということで第2回はこの辺で終わりたいと思います。ありがとうございました。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
37:00

コメント

スクロール