2025-09-13 31:26

#27 日本伝統完全栄養食③〜味噌360°戦略で世界を変える〜MISOVATION代表取締役 斉藤悠斗

株式会社MISOVATION CEOの斉藤悠斗さんへの特別インタビュー最終回。日本の伝統食「味噌」が持つ計り知れない可能性と、それを世界に発信する壮大な挑戦に深く掘り下げます。

味噌はケチャップを凌駕する「正当進化」を遂げてきた日本の宝でありながら、海外では「味噌スープソース」として誤解される危機に直面。この状況をチャンスと捉え、「360°フード」として味噌を再定義し、伝統的な制約を超えた価値創造を考える。

「日本の衰退産業は世界の成長産業」という視点のもと、MISOVATION(味噌ベーション)は「完全栄養食 MISOVATION」や「MISOBOX:味噌ボックス」で現代の食生活に新たな便益を提供。さらに嬉野の大豆を活用した「味噌湯(みそゆ)」構想や「Beans How」トレンドの発信を通じて、高価格帯でのグローバル市場進出を目指します。ポッドキャストが「マーケット作り」に果たす役割にも言及し、日本の食文化への「確信と自信」を胸に、世界の食の未来をリードする斎藤さんの情熱と革新的なビジョンに迫ります。今年の秋冬リリース予定のフリーズドライ「完全栄養食 MISOVATION」の情報もお見逃しなく。

▼MISOVATION(公式)

https://tabemonointegral.com/misovation

▼MISOVATION(Instagram)

https://tabemonointegral.com/miso-insta

▼CEOの斉藤悠斗(Instagram)

https://tabemonointegral.com/saito-i

▼CEOの斉藤悠斗(X)

https://tabemonointegral.com/saito-x


番組HP

公式X

⁠書籍「フードテックで変わる食の未来」⁠

▼メルマガ過去配信一覧

⁠Foodtech EYES:フードテックアイズ⁠

▼パーソナリティ

⁠株式会社UnlocX⁠:田中宏隆・岡田亜希子

⁠たべものラジオ⁠:武藤太郎・武藤拓郎

▼メッセージ・出演希望等

⁠https://tabemonointegral.com/contact/⁠

▶株式会社UnlocX : ⁠https://unlocx.tech⁠

▶たべものラジオ:⁠https://tabemonoradio.com⁠

▶掛茶料理むとう(会席料理):⁠https://kacha-muto.com⁠


サマリー

エピソードでは、味噌の世界的な可能性やその使用法の多様性について語られています。特に、味噌を基盤とした新しい調味料のアイデアや、アジアのケチャップとしての位置づけへのアプローチが強調されています。本エピソードでは、味噌の再定義やその国際的な展開について、味噌の本質的な価値を探る議論が行われています。また、味噌を中心とした新たなブランディングやイベントの提案を通じて、味噌の未来に焦点を当てています。このエピソードでは、味噌の魅力を活かした新しい取り組みや商品開発について、斉藤悠斗氏が語ります。味噌が持つ栄養価や機能についての新しい視点が提供され、未来に向けた発展が期待されています。

味噌の進化と比較
【たべものインテグラル】前回からの続きです。
この間、前回4月にこのベンチャーデイにお邪魔させていただいた時、実は僕後ろの方で斉藤さんとしこたまは立ち話をしていてですね。
その時にもね、ちょっと僕話題触れたかと思うんですけど、味噌ってね、やっぱり必至用の中でもかなり発展系だと思うんですよ。必至用シリーズの中で。
中国にも必至用原型がありますし、東南アジアには魚をベースにした魚必至用もかなりたくさんあります。野菜必至用もいろいろあります。
その中でも大体劣化版に行くものとかアシュに行くのはあるんですけど、正統進化で加速していったのってやっぱり僕は味噌じゃんじゃないかなって勝手に思ってるんですよね。
黒ビシオとかもありますけど豆ビシオの中でさらにここまでまだ行くのみたいな世界が1000年以上やってきちゃったんで日本人は。
で実はこれに追いつきたくて追いつけなくてやっと19世紀になって模倣のコピーの劣化版作ったのがケチャップって言われてるんですよ。
要は東南アジアの必至用が素晴らしいと調味料としてもすごいしテーブルに置いてあるちょっと掛けの調味料としても素晴らしいというので
もともとくるみとか牡蠣とかアイタロンを使ってイギリスでケチャップっていうのがあったんですよね。
それがアメリカに渡った時に手に入らないのでトマトを使ってトマトケチャップを作ったんですけど甘いんですよあれ。
今ハインチさんが開発されたものがベースになってますけど砂糖入ってるんでトマトケチャップって。
なので好きな人は好きだけど苦手な人は苦手っていうのが出ると思うんですよね。
そのゾーン酢味噌ぶっこんだらどうなんだろうとか僕すごくワクワクするんですよね。
あとは例えばハンバーグハンバーガーみたいなのってソースのベースがケチャップ&マヨネーズだったりするじゃないですか。
ケチャップじゃなくて酢味噌じゃなくてもいいか味噌&マヨネーズ絶対うまいじゃないですか。
おーうまいそう。
アメリカの方々にも受け入れられやすい伝統的アジアのケチャップ、ケチャップパイセン味噌みたいな感じ。
伝統っていう文脈と両方からアプローチできるような気がしているんですよね。
あと豆食文化に関しては割と東南アジアとか南米とかですよね。
メキシコとか豆だって言いますけど実はヨーロッパ系の人たちも豆すごい食べてきた歴史があるはずなんですよ。
近代以降すごい減ってきてるんですけどもともと庶民が食べるパンって半分ぐらい豆でできてるんで。
麦100%で作られたパン食べられるのって貴族以上の人たちしかいないんでね。
だいたいやすいのだと遠藤豆ちょっといいやつで空豆がベースになってそこにちょっと薄米入りの小麦粉が混ざるみたいな大麦大麦が混ざるっていう重たいパンなんですよ。
産業革命以降にみんな白いパンに憧れてそっち行っちゃったから日本人玄米忘れたみたいな感じで西洋の人たちも割とそれ忘れてるからそこをうまくこう伝統食の復刻大豆パン味噌で味付ける。
で味噌ってまんじゅうにもなるぐらいだから何でも合うんですよ。甘いパンでも絶対合わせたから。
確かに味噌まんじゅうあるもんね。
そうでしょ。っていう僕は割と食の歴史を中心にいろいろ物事を考えるんでそういう古いネタと掛け算していくといろいろと提案の仕方とかつない方あるのかなっていう妄想をしてた感じです今。
グローバルな味噌の可能性
なんかヒントになればいいんですけど。
いやめちゃくちゃヒントになるなと思ってて。アジアのケチャップなんだなっていう捉え方はすごい斬新だなって。
以前後ろの方でお話させていただいた内容その時もびっくりしたんですけど。
その伝え方が日本だと味噌汁に固執しちゃうんだけどそうじゃない使い方が全然できるんだよっていう。
なんかその2つが掛け合わさった時にグローバルでパコンっていく可能性がすごくあるんじゃないかなとはすごく思ってますし。
その突破口をまさにグローバルのシェフの方と作っていけると。日本も含めてですけどやれたらなっていうのを改めて思いましたね。
アメリカとかだと味噌だれっていうかバーベキューに何か混ぜたらすぐ入れそうだけどね。
実際なんかフランスのホットドッグ屋さんでゆず味噌ソースみたいなのが選べたりとか。
なんかソースとして味噌を使うみたいなのはヨーロッパでもアメリカでもちょっとずつ増えてきてるんだっていう感覚があるんですけど。
ただそこまでまだポピュラーではないですし本当ただ混ぜてみましたみたいなものなのでまだこう料理としてそこまで確立されてない分野でもあるのかなと。
味噌汁以外での味噌の使い方っていうのはですね。あそこはすごくなんかチャンスがあるんじゃないかなって思ってますね。
ちょっと小耳に挟んだ程度なんで僕詳しくないんですけどね。フランス料理のシェフとかだと今でもガルムを使うって話聞くんですよ。
ガルム。
ガルム。まああのいわゆる魚醤のヨーロッパ版みたいなのだと思ってもったいんだけど。
あれ使ってるのって割と多いらしいっていうのを日本人のフランス料理シェフに聞いたんですよね。
フランスで修行した時にガルム使ってたよなんて話したんで、それってなんかワンチャン味噌とガルムの置き換えできないのかなって今思ったんですよね。
世界の牛を全部味噌でリプレイしてみたらなんかすごいイノベーティブなものが生まれる可能性はありますよね。
なんかヴィーガンだとか。
はいはいはい。まご豆腐作る時に天然じゃなくあれ味噌使うっていうのはよく聞くじゃないですか。
それの拡張版みたいな話だと思っていて、魚醤とか肉火塩でもなんでもいいと思うんですけど。
そういう意味ではなんか海外料理に入り込む時の早期するポイントとして、塩のリプレイするみたいなの結構面白いかもしれないですね。
味噌ジャックみたいな。
そうそう。でもそういうのをトレンドで言語化して発信していくような団体が欲しいですね。
そうですね。田中さんの話聞いて発信だなって思いましたね。
言葉の使い方とかまとまってなくてもそれをしっかり日本代表してグローバルにグワッと発信をしていって、
根気づくを発信してコミュニティ作っていくっていうのが結構大事なのかなってすごくさっきの話から。
どっちかというとマーケティングのハウとか、とりあえずAmazon出してみようとかそういうすごい短絡的な話に結構企業の中となりがちだなって思ってて、
さっきの田中さんがどうやって情報収集してるんですかみたいなところにまさにアクションの始めの一歩としてやるべきことのヒントが詰まってるなって思いながらお話をさっき伺ってました。
なんかちょっと時間回りなんですけど、最近人文社会科学なんで必要かみたいなインテグラルで冒頭の方に話してたんですけど、
そこのフードスコープスっていうプログラムの中でおふくろなじとかダンランとかいろんな我々が日本人が当たり前のように思ってる食生活やライフスタイルがあるんだけども、
例えばおふくろなじっていうのは実はその存在していなくて、これは作られた言葉だったみたいな。
多分その時に思ったんですけど、いろんなユダ先生って方がいろんな妄想とか幻想、おふくろなじ幻想みたいな、
時代時代にあった幻想があって、こうありたいとかこうしたいとか、そこにすごくマーケティングに長けた人がバチンって言語化していった時に、
それが社会に実装じゃなくて浸透しちゃってるっていうモデルがあるんじゃないかなっていうのがちょっと第二期に見えてきたことなんですよね。
新たな発想とコミュニティ
そう考えると、マーケティングってどちらかというと短期的な売上最大化みたいな形で、マーケティングエキスペンスみたいな形で、
単年で消費されるようなものだと思うんですけども、実はいわゆる長い目線でマーケティングをするって一体何なのかということで、
それが単年で消費されないようなマーケティングっていうところにもっともっと企業はあるいはお金を使うべきだなと思っていて、
特に都画D2Cだと多分これからCPAとかそういった今も見てると思いますけども、
マーケティングっていうのは予算っていうのは顧客を獲得するために結構消費されていくような取り組みだと思うんですけど、
多分それって消費されるんですよ。なので消費されないマーケティングの中に、実は本当のマーケティングってマーケットを作るはずなんですよ。
そうですよね。だけど今のマーケティングってパイの取り合いの言葉の僕は何か置き換えになってるような気がしていて、
これ結構ビジネススクールとかでも多分議論してる人いると思うんですけど、何かそこを乗り越えた人たちは何か僕はまだ少ないなと思っていて、
だからやっぱりマーケットを作っていくとか、マーケットを作るってことは結果的に産業を作っていくことになるし、
産業ができるってことはその時代に最も社会的に人から求められているところにあると思うんですよね。
ただ袋野自体は多分その時の都市部に人が行くとか、動態変化とか働き方の変化によってバチッとはまったんですよ。
だからこれからの次の時代の言葉が何なのか。冒頭に話してたね、お味噌汁を飲むとホッとするよねとか、
それに合うような言葉を作り出せるのは多分いろんな人たちが集まるのができなくて、
それはあれじゃないですか、食べ物ラジオの仕事なんじゃないですかね。
そういう言葉はやっぱり短時間のビジネス見てる人から出てこないですよ。
ということで、食べ物ラジオに大きな責任が出てきましたね。
でも斎藤さんね、どうですかね、そういうのをやりたいですよね。
めちゃくちゃ考えたいですね。
たぶん我々一緒では出てこないと思いますし、
それこそアップサイクルフード協会の話とかをウォッチしていて、
まさに業界、いろんなプレイヤーで話を作って、言葉を作って世に発信していくという取り組みって、
別に食にかけたことだけじゃないと思ってたりするので、
それを大豆とか発酵みたいな文脈で誰がやるんだっけって、
まだ旗振りをしている方って多くはないと思ってますし、
だから結局、自分たちも含めてですけど、
発酵みたいなものが過度に栄養の文脈だけで語り継がれている側面が、
我々もそういう風に見られてしまうケースもあるかなと思ってますし、
適切に文化だったりとか、先ほどのエンペラータイムじゃないですけど、
いろんな側面で味噌って素晴らしいよねっていうのを、
分かりやすくされるっていう文脈においては、
マーケティングとは違った、それがブランディングとかに近いのかもしれないですけれども、
社会に対してのPRとかにも近いのかもしれないですけど、
そういう取り組みが企業活動じゃなくて団体としてできたらすごいいいなって思った時に、
どういう言葉なんだろうなと。
じゃあBeans is Howをそのまま日本語にしてもちょっと違うと思いますし。
そうなんですよ。
なんかすごい考えさせられますね。
まずどうしようっていうのでいくと団体を作るみたいなところなのかなってすごく思いましたね。
考えたいですよね、そういうのね。
まさに食べ物インテグラルって、こうやって斉藤さんのようなイノベーターの方に来ていただいて、
こうやってじっくりお話しするっていうところをやってるんですけど、
今日も改めて思ったんですが、
普段の5分とか7分とかのピッチだとここまでやっぱり聞けないわけですよ。
でもやっぱりここまで聞いて初めて出てくるものというか感じるものがあって、
今回のこの時間の中だけでも結構いろんな方向のアイディアがポツポツ生まれてきたりもするし、
やっぱりこういうこと必要だよなっていうことってここまで聞いて腹落ちするというか、
ここまで聞くと一緒にやりたいっていう思いも本当に深めてくるので、
こういうポッドキャストっていうのはもう一つの手段ってあるんですけど、
こういう形で本当に斉藤さんの思いにまた共感するような方をさらに私たちもまたこうやって聞いていって、
大きな一つの集団にしていくというか、
そういうことは本当にやりたいなと思いますし、
言葉って意味では私も海外のカンファレンスとか行ける時もあればYouTubeとかで聞いたりとか、
新聞で読んだりとかいろいろあるんですけど、
やっぱり結構最近こういう言葉が増えてきてるなとかって感じるものってやっぱりあるんですよね。
農業の話をしてるんだけどアグリデータサイエンティストみたいな言葉が使われるとか、
アグリデータオペレーターとかいう言葉が使われてたりとか、
こんなのはあんまり日本で聞いたことないんだけどなみたいな、
そういう言葉が結構ポンポンと入ってきたりする時があって、
結構時代の潮目みたいなのを感じるところもあって、
味噌の再定義
同じような形で日本から言葉を出していきたいなっていう気も。
どうしても囚われちゃいますよね、私たちって。
味噌、味噌汁、おにぎりみたいなセットみたいな感じで。
でも今は味噌を再定義してるのかなっていう気もしていて、この時間って。
確かに。海外のコメントみたいなのをちらっと読んだら、
味噌スープは分かるけど味噌が分からないっていう人がいるらしくて。
僕らは味噌っていうのは味噌からできてる、味噌汁っていうのは味噌からできてる、
作ってるって思ってるのは当たり前なんですけど、
味噌スープというものらしいんですね、向こうだと。
味噌って言われたら何かが分からなくなっちゃうらしい。
それね、僕もちょっと気になっていて、ある意味チャンスだと思うんですよ。
醤油のことは醤油ソースだけど、大豆がソイビーンズになっちゃったじゃないですか。
いわゆる醤油が先に行ったので、醤油の原料としてのソイビーンズとか、
照り焼きっていう焼き方のための、本当は醤油とみりんの合わせたものなんだけど、
照り焼きソースってなっていく。
特にアメリカってそういう便利ソースがあるのが言葉として生み出す天才的な人たちなので、
このままいくと恐ろしいことに味噌スープソースになりかねないんですよ。
なんで、そうなる前に味噌を再定義して、新しいブランディングで出すことができるって、
今すごいチャンスなのかもわかんないですよね。
味噌スープソースになる前に定義してしまう、みたいなね。
味噌の未来を考える
そうね。
で、なると流行る前にやっぱりしっかり適切な使い方をして、
マーケットを作っていくみたいな取り組みを、
今から通すべきみたいなところにすごくまた戻ってくるのかなと思っていて、
なんかすごく我々の責任だったりとか、今得るべき重要性みたいなものを改めて感じる議論だなと思いながら、
かかってますね。
多分ね、老舗の味噌蔵だったり大手の会社だと、
もう味噌になっちゃってるから、逆にできなくて、
きっと斉藤さん、味噌ベーションさんみたいな色んな器用な動き方をしてる人の方が、
他の定義とくっつけやすいような気はしているし、
そこにちょっと私たちも混ぜさせていただいて、
いろんな方向から味噌を探っていきたいなって本当に思います。
斉藤さんと一緒に仕事をしている味噌蔵の中で、
同じような課題感を持っているような人たちが集まって、
そこに別の人たちも集って、
味噌が持っている本当の価値みたいなものを、
もう一回360度全部洗い出してやってみるってことは、
意外にやったことがないのかもしれないなと思ってて。
そうですね。でもよくイベントでご一緒させていただいたりとか、
こちらから登壇お願いさせていただいて、すごく力を引き受けてくださる方が、
めちゃくちゃ若手の方から、ベテラン方がいらっしゃったりするので、
そういうのやりたいですね。全然集められますし、
皆さんすごくそういう取り組み、前向きだからこそ、
我々みたいなプレイヤーを受け入れていただいているので、
それはやりたいですね。
本当にジャストアイディアで、これはちょっと食い惜しめるかもしれないけど、
SKS JAPANのサイドイベントで、味噌イベントとかを、
本当に夕方の2日目の24日は7時半まであるんですけど、
その後、例えば1時間半くらい、
味噌の未来を考えるサイドイベント、
いくつかサイドイベントあるんですけど、
そこに行って集めてみるとか、その期間とかで、
翌週とかでもいいので、
そういうようなところで味噌の未来を考えるとか、
そういうところをまずやってみるのも面白いなと思っていて、
どうせいろんな人がいるので、その辺に、
10月の最終週ですね。
そうすると、2、30人で思いやる人たちが集まって、
360度の視点で捉える
そうすると、こんな面白い人たちとか、
海外のメンバーとかも入ってもらって、どう感じるとかって、
いわゆるインサイダーの人たちが来るわけですよね。
そういうのもあるなと思うし、こんなのあるんだとか、
いっぱいとにかくアイディアを世の中に発して、
それをいろんな人に料理してもらうっていうことだと思うんですよね。
なので、言葉に発しないと、
誰もそれを見ることができないので、
課題感とかも含めて、こういうことを思うんだけどどうかなとかって、
味噌スープの味噌がわからないって結構、そうかって。
急にその代替の言葉は何なんだみたいな。
さっきの味噌スープの味噌がわからないっていう問題提起の文脈においては、
ぜひ、たべらにさんが入っていただけるとうれしいなと思いましたし、
それを味噌の生産者と私だけで話すのも、
広がりづらくなる側面はあるのかなと思ったので、
どういう設計で組むのが一番議論が広がるかなみたいなことを思いながらだったんですけど、
それをめちゃくちゃやりたいですね。
味噌サミットとかできそうですね。
確かに。
それだけでやると結構、マーケットがちっちゃいんで、
多分、生計的にやりづらいんですけど、
サイドイベントとかそういう話だと結構やりやすいなと、
実現可能性がすごい高いなって思ったんで、
SKSに来られるんだったらやりましょうみたいな話もできるんで、
それはやりたいなって思いましたね。
どんな方がいたんだろう。
磯倉さんと、
なんか、異業種の方を混ぜながら、
そういうトークテーマで話せる場があると、
すごい面白いなってすごく思いましたね。
確かに。
いやー、結構いろんな方向がありましたね。
お菓子、和菓子とか、そっち方向も。
そうそう、それもね、すごい面白いのがあって。
なんか、熟成もいけるじゃないですか。
ん?
熟成味噌っていうジャンルもありますよね。
これ調味料として考えたらちょっと変なんですよね。
あんまり数ない、熟成なければいいみたいなのとかって、
あんまり数、種類がないですからね。
あー。
で、例えばワインみたいに何年ものみたいな見せ方もできるんだけど、
ワインは飲めるし、一応調味料に過労死でなるけど、
味噌って、味噌汁で飲めるし、
焼き味噌みたいに食べられるし、
しかも熟成効いてテイスティングできるしと思うと、
いや、ワンチャンワイン超えてんじゃね?とか思ったりしますよね。
面白いよね。
食材としては多いですけどね。
調味料だったりとか、
ハブになり得る原料としては珍しいのかもしれないですね。
しかも大豆メインだけど、大豆オンリーじゃないのもまた面白いですよね。
確かに。
日本の場合は。
確かに。
本当に豆ですね。
コクビ塩みたいな、麦味噌みたいなのもあるしね。
そうですね。
麹の合わせ方、熟成の年数もバラバラなんで。
確かに。
だんだん味噌とは何かっていう話ですね。
なんか前に蜂蜜を外来のお客様からもいただいた時に、
12種類テイスティングパッケージみたいなのがあって、
なんかそういうのも味噌でできたりするのかなとか、
ちょっと思ったりしましたね。
全然いけますね。
よくテイスティングとかをやってるレストランとか実はあったりするので、
多様性をそのまま楽しむっていうこともできると思いますし、
あとさっきの熟成の話でいくと、
蔵ごとにうちはデフォルトで何年熟成ですみたいなものは結構多様的だったりするので、
そういったところもなんかすごく伝えられるストーリーだったりとか、
物語としては特徴的で面白いのかなと思いましたね。
生ハムとか海外の料理で熟成させてみたいなものたくさんあるじゃないですか、
そういうものの訴求を習うみたいなこともできるのかなって思いましたね。
なんかあの、ちょっとそろそろですね。
方向性として、さっき味噌サミットって話あったんですけど、
結構味噌サミットみたいなものを開いてる人は結構いそうなんですよね。
そうすると、味噌というものを一段引き上げて、
日本の食に係る伝統技術のサミットみたいな形でやる方法もある。
そうじゃなくて、もう例えば味噌360サミットみたいな、
360度全部捉えましょうみたいな。
バスクカリナリーセンターも、
なんとか360みたいな考えで始めてたじゃないですか、岡田さん最初。
なので、その360度食の価値を考えるみたいな、
そういうような発想っていうのがやっぱりいるなと思っているんですよね。
とにかく、味噌とか醤油とかも伝統領域なので、
伝統側の方にグーッと寄せられる強さと、
逆に制約もあるような気がしていて、
そうするとドゥース&ドンツみたいなものが出てきて、
これはちょっと違うだろうみたいな、
本家本流とは違うみたいな議論もあると思うんですよね。
そう考えた時に、そもそも360なんですと、
なんでも僕360だと思ってて、
要は360度で全部見ようねと。
だから僕ら今10度ぐらいの世界でビジネスしてると思うんですよ、全部。
すべての領域において。
だからマーケットがないとか、
シュリンクするとか海外行けないとかあるんですけど、
斎藤さんは味噌の可能性を98度ぐらいまで広げててくれて、
でもまだ逆に275度ぐらい広げる可能性があると考えるとワクワクするじゃないですか。
その時に必要なのがやっぱりいろんな分野の知見で、
歴史であり哲学であり、それこそサイエンスでありグローバルインサイトであり、
異業種の人たちでありみたいな、
もっと言うと世代で言うと年寄りから若い世代まで、
逆に10代で考える味噌360とか、
あと食べ方自体も360じゃないですか。
すごい面白いなと思って、
なんか360フードみたいなのでグループ、
ジャパンフードアズ360フードみたいな、
いや日本は350度の食なんですみたいなってことが、
エンペラータイムな気もするんですよ。
はいはいはい。
エンペラータイム、
エンペラータイムちょっとしつこいな。
すごいなよ、ほんと強いのよ。
エンペラータイムに入ったクラッカーは。
ああなりたいと思ったわけですね。
制約すごいですけどね。
そうなの?そうなの?知らんけど。
制約と制約、ごめん岡田さんごめん、ほんとごめんなさい。
いえいえ。
今田中さんのこれまでの流れを言語化していただいた形だと思っていて、
なんか360度で捉えるっていう文脈でいくと、
なんかすごくある種伝統的なプレイヤーのことも気にしつつ、
なんか新しい知見をどんどん混ぜていこうみたいな議論も活発になる気がするので、
そうですね、発信の仕方だったりとか。
ね、なんか。
うん。
そうなんかよく発行で拾いようとしちゃうんですよね。
だから醤油とか日本酒とか。
でもそれって逆にそれはそれでテーマもなんか多様的になるし、
プレイヤーも厚みなきゃみたいなのがあったり、
本当にそれ我々がやるべきことなんだよみたいな話もあったりするので、
詳細を味噌にしつつ、
それを多様な目で捉えるっていう広げ方は確かにしたことなかったなと思っていて、
なんか海外、英語版でこうなんかめっちゃどうでもいい話なんですけど、
Xとかでああいうので、
何々が月が集まる回みたいなのがあるじゃないですか、
そのX状にアカウントで。
はいはいはい。
で、そういうのでなんか多分こういう味噌おいしいよねみたいなのをずっとこう、
英語でずっと発信し続けたら多分それに関連する世界の話がこう集まって、
うちはこうしてるっていうすげえマニアックな人が集まる気がするんですよね。
確かに。
それやるだけでも面白いのかなと思ったり。
うん。
3Jの佐藤さんみたいな感じですよね。
うん、確かに。
商業グローバルで今みんなでガッと発信して。
確かに。
味噌の魅力と個人の視点
単純に本当に味噌が好きなだけの人が集まるみたいな感じでもいいと思うんですよ。
もっとライトな、なんかキャラまでいかなくてもいいんですけど、
なんか一人の個人が、
味噌好きな人が多分匿名で始めたんだろうなみたいな個人感。
うん。
企業感なしの個人感の、
うん。
なんかそういうすごい尖ったアカウントとかがあると、
すごく面白い情報が集まるのかなと思ったりもします。
そうね。
味噌は、
うん。
特殊な技術がなくても、
ほんとハンドグラフトできちゃいますからね。
うん。
確かにね。
それも結構特殊な環境かもしれないですね。
確かに。
いやちょっとだんだん、
普通にあの収録の。
企画会議になってきて。
初めての感覚。
そう。
企画会議ばりにみんな無言の時間増えてきたね。
そうですね。
いやでもすごいいろんな角度から風呂敷局を広げていただいて、
僕らもあんまりこういう議論することないので、
めちゃくちゃ考えるきっかけになりましたし、
なんかこの味噌の言語化とか、
新しい価値の伝え方みたいなところは、
すごいあの今期、
形にしてなんか出せるように詰めていきたいなっていうのをすごく、
新しい商品開発
宿題として受け取った感覚があって、
はい。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
こちらこそです。
はい、あの、
ポッドキャストでお願いすることじゃないかもしれないんですけど、
SKSジャパンのご登壇もちょっとぜひお願いしたいと思って、
そうそう。
ご相談させていただければ。
ご相談させていただきたくて。
はい。
まさかのこの場で登壇オーダー。
たしかに。
斉藤さんに対する結構緩いですよね。
いやいやもうありがたいです全然。
私でおければ。
まさか本番中に。
いやサイドイベントの話をしていたんだけど、
いやあの本編の方でお願いしたいと思ってたんだけどなって私が。
そうそう。
ちょっと思っていて。
本当にぜひぜひよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
はい。
というわけでちょっと本当に
ミソベーションの
でもこれまだまだ360度中の
まだ少ないところかもしれないんですけど、
でも今日かなりいろいろお話聞かせていただきました。
はい。
本当にありがとうございました。
ちょっと最後にですね。
ぜひ斉藤さんの方からちょっと今後
リリースされる
ちょっと新しい取り組み商品などちょっと
ご紹介いただければと思うんですが
いかがでしょうか。
はい。
ありがとうございます。
非常に抽象度の高いところから具体な話に
降りてくるんですけれども、
そうですね。
俺は今新しい商品開発をずっと行っておりまして
それこそミソの
価値だったりとか
機能を拡張するようなプロダクトをどんどん
作っていこうとしています。
というところで
今冷凍で提供しているこの完全養殖のミソベーション
というミソ鍋のフリーズドライタイプが
今年の秋冬に
ローンチを予定しておりまして
フリーズドライなので
常温で保存が可能で
賞味期限は長くて
それでいて栄養価が非常に豊富ですというものを
今回新しくローンチをします。
よりライトに
カップサラダなどに
食事に付け加えていただくだけで
食事全体の栄養価が整いますみたいな
サプリメントに近いような機能で
普通の美味しいお味噌汁のフリーズドライのものを
今回出させていただくので
是非その作用をチェックしていただけると
嬉しいなと思っていますので
今後も我々の取り組み
注目いただけると嬉しいなと思っています。
インスタグラムでミソベーションございますし
私代表
斎藤という名前で
TwitterのXもやっておりますので
是非フォローいただいて
今後の情報を追っていただけると
よろしくお願いいたします。
ありがとうございます。
これフリーズドライは
それをお湯で戻すと
もう完全に
いろいろ野菜とかそういうものが入った
味噌汁のような状態になるってことですか?
そうですね。
具材も入ってますが
今よりはスープベースのものになってます。
なので非常に
副菜として食べていただけるようなものなので
ナチュラルサプリメントみたいな位置付けですね。
いいですね。
お食事に付け加えていただくと
もっと美味しくなりますというものを
今回出させていただきます。
ありがとうございます。楽しみですね。
ちょっとインスタグラム
皆さんちょっとフォローしていただいて
出た時にチェックしていただければな
というふうに思います。
我々も楽しみにしています。
しつこく告知させていただきますので
よろしくお願いします。
楽しみにしております。
発表されたタイミングで
番組の裏側でプレゼントキャンペーンを行いますね。
そうですね。
フォローさせてください。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
フードテックに関する情報を
もっと知りたいという方は
Unlocksが配信する無料メールマガジン
フードテックアイズでお読みいただけます。
番組説明欄にあるメッセージフォームから
お申し込みください。
また番組では皆様からのメッセージを
募集しています。
番組の感想やご質問、
お仕事のご相談などもお待ちしております。
こちらもメッセージフォームから送りください。
SNSでの投稿は
ハッシュタグ食べ物インテグラル
ひらがなで食べ物
カタカナでインテグラルを付けて
投稿いただけると嬉しいです。
それではまた次回お会いしましょう。
お聞きいただきありがとうございました。
ありがとうございました。
31:26

コメント

スクロール