1. スーパーナチュラルハイテンションズ
  2. Ep34-1 なぜ人が人生を建て直..
2025-10-07 16:53

Ep34-1 なぜ人が人生を建て直す姿は美しいのか? 元バスプロ・相羽純一の話

今回は水野の“おすすめブログ回”。ブラックバス界で伝説的な元プロ・相羽純一さんのブログ「改過自新」について語ります。

かつて日本トップクラスのバスプロだった相羽氏は、公式大会で禁じ手となる“餌釣り”が発覚し、釣り業界から永久追放。スポンサーも仕事も失い、人生がゼロに戻るところから再出発します。


電気工事の見習いに弟子入りし、休日返上で働きながら努力を積み上げ、やがて独立して内装業の会社を立ち上げ社長に。さらに数年後には釣り道具開発の世界にカムバック。

水野が何度も読み返す理由は「挫折からの積み直し」「生活の立て直し」「覚悟と再生のプロセス」がリアルに綴られているから。初心を忘れた時のお守りになるブログとして紹介しています。


「趣味の話」で終わらない、“人生をやり直した男”の物語と、それに勇気をもらう二人の会話回です。


⚪︎相羽純一ブログ「改過自新」

https://ajiubnai.exblog.jp/


⚪︎スーパーナチュラルハイテンションズYouTubeチャンネル開設しました。是非フォロー下さい。

https://youtube.com/channel/UCINQK0slHjjSX8gJ3OekBtQ?si=eVHQJLwl5iZJGlRn


⚪︎スーパーナチュラルハイテンションズnote初めてました!https://note.com/nitib_sode


⚪︎お便り・ご感想・ご希望テーマはこちらから↓supernaturalhightensions@gmail.com


⚪︎listen文字起こしサイトはこちら↓https://listen.style/p/supernaturalht/kssmtlqn#

サマリー

相羽純一さんは、日本のトップバスプロですが、2010年に釣り業界から追放された過去があります。このエピソードでは、彼がどのように人生を再建し、電気工事業から独立して内装業の社長になるまでの道のりが探られます。相羽さんは、人生を再建しつつ釣り業界に復帰する過程で、多くの人々に勇気を与えています。彼の努力と成長の物語は、多くの人に感動を与え、職業的な情熱を再燃させるきっかけとなっています。

相羽純一のバスプロとしての成功
こんばんは、ミツノです。おはようございます、朝川です。スーパーナチュラルハイテンションズ第34回やってまいりました。やってまいりました。今日はちょっとおすすめブログの話をしたいと思います。
これ最近更新途絶えちゃってるんですけど、だいぶ趣味、僕の趣味強めなんで、相羽純一さんっていう方がいらっしゃって。初めて聞くことは聞きますね。
たぶんね、スリーやってない人は初めて聞くと思うんですよ。この人、もともとどういう人かっていうと、ブラックバスを吊る大会の日本最高峰のプロだった人だったんですよ。
2010年までバスプロの中で本当に最高峰の50人しか出れない大会をトップ50って言うんですけど、そのトップ50の中でも
トップオブトップ。年間でだいたいランク10以内には確実に入るみたいな人で。それでさ、日本のトップってこと?日本のトップです。日本のトップね。めちゃくちゃ釣りうまい人なんですよ。でも
スポンサーもいっぱいついて、おそらくその釣りだけで生計を立てることができる数少ないプロの釣り人だったんですけど。
例えば釣り具屋さんに売ってる釣竿をプロデュースしたりとか?そうですね。その頃、2009年とかその時って相場純一モデルみたいなのがちゃんと出てたり、シグネチャーで。
釣りしてる人はもうだいたい知ってるぐらい?ブラックバスとかルアーフィッシングしてる人は結構知ってる人多いと思うよ。
で、もうルアーとかもこの人が作ったルアーは超釣れるんです。完全に実力で言えば日本のトップオブトップの人だったんですけど、
ある出来事をきっかけに、2010年に永遠に釣り業界で生きていけなくなっちゃったんですよ。
それってさ、そんなに重い罰かせられるの?そうなんですよね。これは本当に業界の中でのルールというか、釣り人としての、釣りプロとしての
矜持に背いっちゃったっていう。どういうことをやってしまったかというと、トーナメント、バス釣りのトーナメントって基本ルアーしか使っちゃダメなんですよ。
基本的にもう絶対ルアーしか使っちゃダメなんですよ。ルアーっていうのってさ、僕釣りしてないからわかんないんだけど、モギー的な魚だったりするものだよね。
要はギジエ。ギジエ。ギジエの中にも2つタイプがあって、木とかプラスチックで作られているハードルアー、要は材質が硬いルアー。
よりちょっと餌に近いみたいな、ビニール素材で作られているワームっていうね、柔らかい素材のものがあるんですけど、バスプロの世界だと使えてもワームまで。
環境を考慮してエコ素材っていうのは再生する、分解される素材でしかトーナメントは釣ることができなかったり、結構厳しい縛りがあるんですけど。
要するに本物の餌を使うと臭いとか、いろんなもので魚が勝手に食いついちゃうんだけど、偽物の魚でいかに泳がせる?
そうですね。やっぱりサオを操って、ルアーをより餌に近い動きで、演技させる、ルアーを餌に近い動きで。
そこにやっぱり技術っていうのが開在するってことだよね。そこがスポーツフィッシングみたいな、醍醐味になるんだよね。
市販されているルアーを組み合わせて、戦略を立てて、その戦略の良し悪しで、調査、結果が変わるっていう、決まるっていうのが、バスプロの世界の一番基本中の基本、絶対に守らなきゃいけないラインなんです。
競技の優越っていうのは、それどれだけ大きいものを釣るかってこと?
基本、今どうなっているかわからないんですけど、僕の知っている限りだと、バスプロのトーナメントって、まず5匹釣れば、リミットが5匹まで決まっていて、その5匹の総重量でランキングが決まるんですよ。
じゃあ、釣れてしまったものは、カウントせざるを得ないってこと?
せざるを得ないんですけど、何グラム以下だったら、キープできない。もう結果として、数えない。
リリースのルールがあったり、あとはその5匹釣っても、その後に6尾目で、その5匹のうちの1匹よりも重い魚が釣れたら、入れ替えることができると。
なかなか、いろいろルールがあるんだね。
とりあえず、5匹というリミットが決まっていて、偽物のルアーを使って、それをどうにかしてうまく釣っていくっていうのが、バスプロの世界なんですね。
で、それって、やっぱり時間の猶予があるってこと?
そうですね。基本3日間行われるんですよ、トーナメントは。
3日間!?
3日間あるんですよ。で、それが毎年5試合くらいかな。5大会くらいあって、その5大会の得点で、総得点で年間チャンピオンが決まるみたいな話なんですよ。
じゃあ、そういった大会の中で、もう許されないことをしてしまったってこと?
そうですね。このiPA11 Proは、2010年にある大会で、餌を使ってしまったんです。
やっぱりさ、そんなに違うの?
違うんです。
ルアーと餌で食いつきが。
全然違うんですよ。で、ルアーで釣ることに意味があるんですよ、その中で戦略的に。
やっぱりスポーツフィッシングと言われるものなのね。
特にブラックバスも、例えば水面で操るルアーから、いわゆる底の方で操るルアーまで、いろんな水深でバスは食べることができるので、基本はすごい幅広いっていうか、使うルアーが。
その中で、じゃあ今日のこのフィールドの、この水温の、この季節のパターンにどれだけルアーをアジャストして、
その日のブラックバスの求めているものを引き出すことができるかっていうのが、そのトーナメントの醍醐味。
深いね。
めちゃくちゃ深いですよ。めちゃくちゃ深い世界なんですよ。
ほんとスポーツフィッシングって言われるゆえがあるね。
でもバスプロのトップオブトップは、もう例外なく、もう人生をバスに捧げて、もう釣ることに捧げて、もう当然めちゃくちゃ上手いんですよ。
相場純一プロはその中でも最高、最強のプロなんですよ。
ただ、重圧があるわけですよ。常に勝たないといけない。常にトップクラスにいないといけない。
おそらくそのプレッシャーから、ある大会、その、要は、見えないようにこうアルミ缶の容器に生き海老を入れて、ボートの上に持ち込んでしまったと。
持ち物検査でそれがバレてしまって。
でもその日を境に、もうバスプロとしては永遠に活動できない。
バスプロ界から永遠に追放されて、釣り業界では活動することを許されなくなっちゃった人なんですよ。
人生の再建と新しい道
厳しいね。
そうなんですよ。
おそらく2010年代とかで30代半ばとかだったのかな、相場純一さんは。
そこから、これまで釣りで飯を食ってきた人が、どうやって人生を立ち直せるのかっていうのが、この相場純一さんのブログ。
名前は、相場純一の開花自身。
過ぎたことを改めて自身を新たなものにするっていうか。
開花自身っていうブログで、リアルタイムというか、2010年の釣り業界追放から、実際に別の仕事を見つけて、
それでどんどん技術を積み上げていって、結果的にちゃんとまた生活をきっちりできるようにするまでの過程が、このブログを読むと分かるというか。
どうなの?ブログ自身に悲壮感みたいなのが漂ってたりはするの?
いや、ないですね。
ないんだ。
ブログの初っ端の記事から、釣り業界で自分がやってしまった過ちを認めて、
そこからまた一歩歩き出して、また新たに自分をしていくっていう。
割と前向きな規制が見えるブログなの?
そうですね。
この人、釣りでは食べていけないので、何を始めたかというと、電気工事の業者に弟子入りするんですね、最初。
当然給料も安いんですけど、その中で見習いをしながら、どんどん実績を積み上げて。
何年か経ったくらいで、やっと電気工事から独立して、今度は内装業の会社を自分で起こして、その社長になるんです。
立派ですね。
これってすごいことだなって思うんですよ。
いやいや、すごいことだと思う。
一回も人生を自分の過ちとはいえ、全部壊れてしまった、壊してしまったっていう人が、
実際どうやって立ち直るのかっていうことを、このブログを読むと、一つの物語として味わうことができます。
水尾さんはそのブログを見て、何か学びがあったりとか。
そうですね。
そういうのあるの?
僕がこのブログ読むのは、会社とかで最初、僕も無職だったじゃないですか、27歳まで。
そこから初めて大阪の会社に採用されて、一から会計の仕事をやってるんですけど、
数年経ってくると、どうしても最初の頃のひた向きな気持ちっていうのが、いつの間にか失われちゃったり、当然不満とかも出てくるわけですよ。
で、ちょっとエゴが出てきたり、上司の見えないところで、もう楽しちゃおうみたいな気持ちになっちゃったりして、
勤勉さが失われる。
その頃のひた向きな気持ちを思い返したいなっていう時に、この相場純一さんのブログを読むんですよね。
相場純一の再出発
最初の電気工事関係で見習いをして、一から実績を積み上げていくまでの記事を読んで、
なんかすごい気が引き締まるというか、その人の人生をすごい覚悟で、また再び生き直すっていう人が、
リアルタイムの過程を追うことで、自分もすごいまた頑張ろうっていう気持ちになったり。
へー、全然知らなかったそういう方がいらっしゃるの。
結構ね、やっぱ釣り業界ってなかなか応用が効かないというか、
趣味の世界なんで、そこから一旦外れちゃうと、多分ね結構難しいんですよ。復帰するのが。
この人はそれをやり遂げて、なおかつまた結婚して、ちゃんと家庭を持って、自分で会社をやりながら、
実はですね、2015、16年ぐらいにまた釣り業界に復帰できたような。
すごっ。
もちろんバスプロとしてではないですけど、今度はより楽しみの竿、釣りを楽しむための竿とかルアを提案して、
ちゃんとその釣り業界の中にも、やっぱ相場純一さんってすごかったよねっていう記憶を持ってる人がいて、
その人が声をかけて、また自分の実績を釣りの製品作りに活用したりして、めちゃくちゃいいルア作ったり、面白い竿作ったりしてるんですよ。
なんかそういう人の一部主旨を見ると、すごいね、なんだか幸福感っていうか、勇気もらうところはあるんですよね。
でもさあさあ、すごい腕を持ってた釣り師さんなわけじゃないですか。
やっぱりその方たち、その方のノウハウみたいなものが道具に反映されることによって、やっぱりその性能の向上とかがある?
ありますあります。やっぱその、もちろん釣りの世界って万人にでも使える竿を結構大手に乗るメーカーさん。
島野とか大和さんっていう二大巨頭があるんですけど、そういう会社作ってるんですけど、こういったバスプロさんたちが自分のシグネチャーモデルとして作ってる竿って、本当に万人受けはしないんですよ。
その人の思想が凝縮されている竿が作られたり、ルアもそうですけど、
でもそういった人たちの最初は板に過ぎなかった竿作りの哲学とかルアとかが、いつの間にかこれすげえなってなって、今度は次の釣り業界のスタンダードになっていったりするんですよね。
そうやってムーブメントが移り変わっていくのが、釣り業界の製品の面白いところで。
もちろん二番煎じで作っている会社もたくさんあると思うんですけど、こういったバスプロが命をかけて注ぎ込むものづくりって、本当にちょっと狂気走ってる。
竿1本でも5万円とかするんですよ。すごい高いんですけど、それだけの価値があるんですよ。
この相場純一さんがバスプロを追放された2010年の時、中学生ぐらいだったんですけど、毎月バス釣りの雑誌を買って、表紙とかに相場純一さんが出てたりして、連載も持ってて、
めちゃくちゃ自分の青春時代みたいなのを相場純一さんの記事を読んだりして、色取ってもらったっていう。
そういった人が一回ゼロからゼロに戻って、また1からやり直しているのを見ると結構感動するっていうか。
やっぱりこの年になると、釣りが好きじゃなくても一つの世界で終わっちゃった人が、次の世界に行ってまたやり直すっていうことがどんだけすごいかっていうのが身に染みてわかるわけですよね。
そういった一部集中を見れるのがこの相場純一さんのブログなんですよね。
ブログの影響
ちょっと僕も読んでみたくなった。
ぜひ読んでいただきたいです。
多分どんな人でも、実際に社会人として働かれている方は、このブログを読んで何かこう得るものがあるはずですね。
一番何ブログの中で水野さんが心を打たれたとかさ、そういったことってあるの?
例えば仕事の中でさ、いろいろさっきも言ったけど、面白さをさ仕事の中で見出せなかった時にさ、何かやっぱり相場純一さんのブログを見て、ちょっとこういうこと取り入れようとかさ。
こういうふうに気持ちが新たになったとかっていう。
でも最初の弟子入りしてる見習いの頃は、ほんと多分この人休日も仕事してるんですよ。
休日も先輩の仕事現場とかに行って、その仕事の様子を見学したり手伝ったりして、ほんとに必死なんですよ。
もう一回やり直そうって強い気持ちが感じるんですよね。
あと出張とかで狭いマンスリーマンションにPCを段ボールの上に置いて作業してるみたいな写真があって、そことかはすごい胸が詰まるという。
でもなんか僕も仕事始めた時、会社員始めた時ってこれくらいの気持ちだったよなっていうのをその写真見ると思い返しますし。
あとは多分この人バスプロの時に一回、多分ですけど、これもしかしたら違うかもしれないですけど、多分ご結婚されてたんですよ。
おそらくその釣り業界の追放を経て、多分離婚してるんですよ。一回。
そこでその後また一からやり直していく中で、新たに出会った人と結婚して今度は家庭を作られたりしてるんですよね。
なんかそういうところもすごい胸が詰まるというか、すげーなと思うんですし。
茅場純一さんのブログは本当に定期的に読み返したくなるものがあるんですね。
ちょっと話変わるんですけど、松田龍平さんの「0.5の男」っていうドラマがございまして。
見ました見ました。
16:53

コメント

スクロール