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2025-10-13 16:55

Ep34-2幻想かもしれないけど最小限で幸せな生活

ドラマ『0.5の男』をきっかけに、少しずつ社会へ戻っていく人の姿を語りながら、

渥美半島の海辺で見た“少ない要素で満たされた暮らし”を思い出す。

エリック・ホッファーの「人は6時間以上働く必要はない」という言葉、

サーフボードのある家、ふれあい広場で働く人たち。

そこに見えたのは、便利さよりも丁寧さでできた幸福のかたち。


幻想かもしれないけれど、そんな生活を夢見る二人の静かな対話をお楽しみください。


0.5の男

https://filmarks.com/dramas/13287/18267


相羽純一ブログ改過自新

https://ajiubnai.exblog.jp


エリック・ホッファー

https://ja.wikipedia.org/wiki/エリック・ホッファー

サマリー

このエピソードでは、松田隆平さんが主演するドラマ『0.5の男』を通じて、引きこもりの男性が社会復帰する過程が描かれています。番組ではこの物語から人生の小さな幸せを見つける方法や、少ない要素で幸せを追求する生き方について考察されています。また、エリック・フォファーの独学での成功や労働に対する哲学が紹介され、個々の生き方の多様性への理解が深まります。彼の人生観は自己完結的な生き方の重要性を強調しています。

ドラマ『0.5の男』の紹介
松田隆平さんの0.5の男っていうドラマがございました。
40歳の引きこもりの男が二世帯住宅に住むことによって、ちょっとずつ人生をやり直すという物語なんですよね。
なんか、あいの2.5世帯っていうみたいね。
0.5が松田隆平さんの、いわゆる家族を持ってるわけでもなくて、別に結婚してるわけでもなくて、
ただ一人、もう一人いますみたいな二世帯。その人が妹夫婦と自分の両親との同居をきっかけに、家族の手伝いから始めるんですよね。最初。
例えば、妹の子供の幼稚園の送り迎えをするようになって、初めて毎日外に出るようになる。初めて自転車に乗って送り迎えするようになるから始まって、
ちょっとずつ、回復していくんです。
なんかこう、引きこもりって言われる。一般的に外に出れない。家の部屋から出れないということを、家族のね、なんか献身的な。献身的ではないか。
見守る感じですよね。見守る感じの中で、一つ一つ社会復帰していくみたいな話だよね。
最終的にバイトを始める。バイトを始めながら、まあいろいろあって、保育士の勉強を始めるところで終わるんですよね。
そこでちょっと新たなその人の生きる道を示して、その物語って終わるんですけど。
僕なんだろうこう、相場純一さんのブログ読んでる時に、なんか0.5の男、すごい思い出して。
今なんだろう、一回どん底に落ちてる。どん底に落ちたって言ったらちょっと失礼かもしれないですけど、一回なんだろう、
外に出れなくなったとか、何かトラウマを持ってしまった人が、そこから一段ずつ、本当にスモールステップで復帰していくっていう様子を見れるのって、
すごい多幸感があるなと思うんですよ。 一から積み上げるっていう。
なんかね、その0.5の男も見てると、なんかね、まあ40歳で引っ込もりって、言っちゃえば結構悲惨じゃないですかね。
結構やばいと思うんですけど、その人が、世間ももう復帰できないかもしれないと思うかもしれないんですけど、
その人が物語の中であっても、実際にちょっとずつ社会に出ていって、自分の道をまた見つけ直すっていう過程ってすごい希望が持てると思うんですよね。
なんかね、僕も結構そこにやっぱり近いなっていうタイプの人間ではあるんで、
なんかね、そういう物語見ると結構励まされるっていうか、生きる気力をもらえますね。
なんかね、そういった0.5の男もそうだけどさ、本当に人生によって些細なことって言われていることを、やっぱり少しずつ少しずつさ、
積み重ねていくことによってさ、そこにある幸せみたいなものを掴み取るっていう話だと思うんだけど、
忘れがちなんだよね。普段生きてると。
結構積み上がっていった先に、いわゆる人並みな生活があるとするじゃないですか。
いわゆる家庭を持って、例えば結婚して仕事しながら子育てもしてって、これみんな同時にやってるじゃないですか。
これ本当にすごいことだなと思うんですよ。
そのすごいことをできなくなった人が、どうやってこうまた復帰するかっていうと、同時にやっちゃダメなんですよね。
0.5の男も各エピソードで送り迎えをするとか、働くとか、題名がついてるんですけど、
松屋隆平がやることを一つずつ積み上げる、一つずつこう、慣れていくみたいな過程がめちゃくちゃ大事なんだなっていう。
ドラマとか、そういう0.5の男が見てるとすごい感じます。
あのさ、僕たちイラッコ岬歩いたじゃない。その時にさ、本当にね、厚み半島の先端に近い部分でさ、
そういったところにも発出所があったりとか、郵便局があったりするわけだよね。
少ない要素での生活
農協のふれあい広場みたいなのがあってさ、そこに働いてる人たちいるわけだよね。
なんかさ、そういったところで一日自分の仕事をこなしてさ、
あと、あとの時間はさ、自分の人生を楽しむっていう生き方もなんかあるんだなぁと思って。
すごい良いですよね。
いやいや、これでギリギリの最低ラインでも食べていけるんだったら全然アリだなと思うよね。
アリですよね。
なんかこれで生きるって、もし決めることができているのであれば、すごく良い生き方だなっていうふうに思いますね。
確かに、なんかね、ここで働いてる人たちの生活、楽しい部分だけかもしれないけど、なんとなく想像しながら歩いてましたね。
その中でね、いろんなサーファーの人たちみたいなね、方たちをちょっと見てても、なんか楽しそうだもんね。
海にいる時間を楽しんでるっていう感じがしましたね。
家の軒先とかに必ずサーフボードが置いてあったよね。
ありました。でなんか、ちょっと小さめの一軒家の壁にそのウェットスーツと、
あとサーフボードが2つ立てかけてあって、たぶんご夫婦で寝てるんですよね。
その一軒家に2人で住んで、休日はサーフィンしてみたいなことを生活送ってるのかなってちょっと想像したりして、
なんかそれすげえいいなって思っちゃったりしました。
もちろん大変なこともあると思うんですけど、
なんかね、もっと最初、少ない要素で幸せって作れるはずなんですよね。
高いとこに生きてると、やっぱりどうしても刺激強めで、
ちゃんとはいろいろ持ってるのに、まだ足りないみたいな気持ちになっちゃうと思うんですけど、
まあまあ結構ね、より少ない要素でちゃんと幸せを確立してるんじゃないかみたいな想像をしちゃいます。
感じはしますよね。
もちろんこれももしかしたらね、都会に住んでる僕たちの幻想かもしれないですけど、
なんとなくね、もっとこう少なくていいんだよなっていう気はしますよね。
僕もさ、漫画になりに会社とかやってるとさ、
自分の生活に関係ない出費ってすごいんだよね。
直接関係ない出費って結構多くてさ。
経費みたいな。
経費みたいな感じさ。
それもさ、取っ払ってしまうとさ、月、下手したら何十万浮くわけだよね。
そうそう、それでもやっぱりそういったものを背負い込んでさ、
仕事をやったりとかさ、会社を運営していかなければいけないわけだってさ、
そこに本当の幸せってあるのかなとかっていうのはね、
いやいや、でもね、自分はやっぱりそういった環境の中で生きてるからさ、
その中でやりくりしていかなければいけないんだろうけども、
でもそうじゃない人生もあるはずなんだよね。
生活だって本当は面倒くさいことじゃなくて楽しいはずなんですよね。
いや、本当はそうなんだよね。
料理作るとか、掃除するとか、いろんな知恵があると思うんですよ、技術の。
そういうものを一つずつ見つけていく生活もすごい良いなって思ったりするんですよね。
なんかさ、コンビニでコーヒーを買って飲むのもそうなんだけど、
自分でさ、コーヒーでも入れれれば。
そうですね。
美味しく入れるようになるとかね。
あとはその家庭で簡単なフレンチを作れるようになる技術とか。
そういうこうちょっとしたコツみたいなのがすごい生活の中には凝縮されてる気がするんですよね。
まあなんかそういう便利なものにかまけてさ、
本当はね、自分たちが幸せに感じるね、
なんか行為だったりとか感覚を切り売りしてるというか。
そうですね。
ちょっと思い出したんですけど、
アメリカの哲学者でエリック・フォッファーさんという人がいて、
この人最終的にはめちゃくちゃ有名で、
どっかの名門大学の教授になっている人なんですけど、
この人がすごい変わった人生を歩んでくる。
まずその最初、日雇い労働者なんですよ。
っていうのも、なんか14歳くらいの頃に両親が死んで、
おそらく家計的にめちゃくちゃ早死にする家計って言われて、
自分も知り合いから40歳であなた死ぬわよ、みたいなことを言われてた人なんですよ。
その人40歳で死んでるなら別にもう大学行かなくていいじゃんって言って、
一人で街に出て、日雇い労働した後、
図書館に通ってずっと本読む生活を続けてたんですけど、
27歳の頃に一回自殺未成するんですね。
結局それも、どうせ40歳で死ぬんだったら、
今死んでもよくね、みたいな感じで、
薬局で臭酸っていう猛毒を買って、
街の郊外で一人で飲むんですけど、
やっぱ死にたくないと思って、ペッて吐き出してまた戻るんですよ、街に。
その後、もう好きなように生きちゃって、
エリック・フォファーは思って、
アメリカ全土を旅しながら、季節労働者として旅しながら、
ずっと本を読む生活をするんですよ。
ずっと勉強した結果、
エリック・フォファーの影響
なんかこの人すげー、すげー人だぞ、みたいなのが噂で流れて。
すごいよ。
季節労働者として働いてた農園で、
なんか、みかんか何か、オレンジか何かの異常に悩まされてたところがあって、
そこである博士と協力して、
エリック・フォファーは大学も出てないのに、異常を頑張って解決したみたいな、
それぐらいもう博士気な人がいて、
結局最終的には、沖中市っていう沖で船の水見をする人ですね。
それをやりながら、大学でだんだん教師をするようになって、
最終的には教授になって、本も出してるみたいな。
しかもその本が超面白くて。
何年代ぐらいの方なの?今も現在なの?
いや、もう亡くなってるんですよ、エリック・フォファーさんは。
すごい変わって、まず唯一無二の人生の生き方なんですよ。
いや、ほんとそうだよね。
エリック・フォファーは1902年生まれで、
1983年に亡くなってますね。
この人はね、もうすごいですよ。
カリフォルニア大学、バークレー校。
バークレー校って言ったら有名だよね。
亡くなった時に、大統領から勲章をもらってます。
やば。
それくらい、ただもう独学、学歴ないみたいな。
全部独学で、超博覧狂気、知識を見つけて。
この人がインタビューで、
人間は本当は6時間以上働く必要はないんだと。
労働っていうものにあんまり価値はないんだよね、みたいな。
労働って一人で完結できない、一人で価値は喪失できなくて、
結局自分のした労働が、また別の人の労働の糧になって、
そうやって、作者されているだけだから、お互いに。
労働は義務として、毎日6時間以上こなす必要はなくて、
その6時間をこなして、家に帰った後に本当の人生が始まるんだよ、みたいな話をしてるんですよ。
ちょっと深いね。
深いなと思って、ちょっとなんとなくそれを思い出しちゃいました。
自己完結的な生き方
僕も、エリック・フォッファーさんの辞伝とか、
昔読んでたんですけど、そのインタビューを読んで、
すごい肩の荷が下りるっていうか、結局自分の畑を耕すっていう思想ですよね。
そういう考え方を知って、すごい励まされたこともあったし、
さっきの生活の話とかとすごい通ずる部分があるなっていうふうには思いました。
いい話だね、それね。
面白い人ですよね。
多分、咲かせばこういう人っていっぱいいるんだろうな。
いや、おそらくいっぱいいらっしゃるんだろうね。
いわゆるメディアとかで取り上げられないメインストリームの生き方をしてなくても、
すっごい楽しく生きてる人って、たぶん目立たないけどたくさんいて、
そうだね。
もっと多様な生き方を見えるようになるといいなとは思うんですけど。
そうだね。
でもさ、見て共感するとか、SNSでシェアされるとか、
そういったことにどうしても今の世の中って重きをかれちゃう。
そうですね。
本当は誰にも知られることなく、自分の人生を淡々と生きていくものじゃない?
人生なんて、本当はね。
本当はそうなんですよ。もっと自己完結的でいいんですよ。
そうだね。
そういう視点はずっと持っておきたいですね。
相場純一さんみたいに、たぶん30代で一回ドロップアウトするのって、
キャリアからしたら、すごい負け組とか失敗とか言われかねないかもしれないと思うんですけど、
でも相場純一さんはちゃんとやり直してすごい努力して、
最終的にはちゃんと一人前の内装業者として働かれてるわけで、
もっとそういう人の人生がクローズアップされるといいなと思って、
今回はブログを紹介させていただきました。
自分たちもね、自分たちの活動をこうやってシェアするためにポッドキャストやってるんですけど、
垂れ流してますからね。
でもまあ僕たちのやってることなんて本当、何の箸にも棒にも引っかからないような、
些細なことなんだけど、そこにね僕たちはおかしみを感じてさ、
こうやってやってるわけだもんね。
照明聞かれなくてもいいですもんね。
まあそうだよね。
撮ってるだけ楽しみたいと思って。
それはね、あるよね。ポッドキャストの魅力だよね。
なんかどんどん積み上がっていく感覚はありますよね。
畑を耕していく感じがする。
なので、アイパチュインチさん、エリックフォファーさん、
0.5の男の松田龍平さんを見習って積み上げていきましょう。
そうだね。いや僕にとってもすごくいい話だね。
エリックフォファーさんの辞典はすごい面白い。
別に全然難しくなくて、本当にその人はどういう風に生きていたかっていう奇跡を追っただけなんですけど、
その人の本はめっちゃオススメです。
読んでください。
あと0.5の男。
あとアイパチュインチさんのブログもぜひ読んでいただければと思います。
また概要欄の方にURL貼っておきますので、
気になる方はまた一度見てみてください。
ありがとうございました。
それではバイバーイ。
16:55

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