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お聞きの皆様、おはこんばんちは、現役リフォームプランナーの寸尺かんなです。
今日は、また久しぶりに、私の履歴書シリーズの続きをしようと思います。
前回までは、結局、威勢よくM社を辞めた後、フリーランスになったもののですね、
思いのほか、そんな順調にもいかず、周りからの勧めもあって、2級建築士を取ろうというほうに舵を切ったというところまでお話をしました。
建築士の資格を取ろうとすると、大手の資格の専門学校があるんですよね。
このうちの1校に私は行ったんですけれど、本当にえげつない営業をすることで有名なんですよね。
でも、実際に入ってしまえばですね、面倒見もいいですし、カリキュラムもしっかりしていて、お金を払っただけのことはそれなりにしてくれるんですけれど、
そこで一生懸命勉強することになるんですけれど、この頃、仕事はそれほどパチパチで忙しいわけでもなく、資格がんばれるなと思ったものの、
言ってもですね、私もこれから食べていかなきゃいけないわけなんで、この中、やっぱりスケジューリングが難しいんですよね。
仕事が重なると、もう睡眠を取る暇もないぐらい重なってしまったかと思うと、1ヶ月ポソッと何も仕事が直近でない状態が起こったりとか、
こういうふうに波があるので、これはちょっとやっぱりまずいなと思って、
実際、私の周りに1級建築士とか2級建築士を持って、フリーランスで働いている人って結構いたんですよね。
彼女たちは、こうやって仕事ってどうしてもムラがありますよね、フリーランスだとね、忙しいときと暇なときと。
こういうのを上手に分散させるために、週3、4日とかのアルバイトで、比較的気楽な、例えば作図、製図だけ描くとかね、
あとはこのインテリアのパースって言ってね、このインテリアの仕上がったところの立体画を描いたりっていうね、イラストの仕事があるんですけれど、
こういった仕事を入れたりとか、あとはM社なんかでもこういうアルバイトの人を雇ってたんですけれど、
販売の社員たちがいろいろこのソファーとベッドとカーテンとラグととかって、一式いろんなインテリア商品を買ってくれたお客さんに対して、
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それこそ3Dパースでお部屋の全体の仕上がりを見てもらえるようなソフトで作ることができるんですよね。
そういったのを作ったりするのは、こういうアルバイトの人たちに害虫してたんですよね。
こういった仕事をフリーランスの人は暇なときに週3、4日とかに入れてたりとかしてたんですよ。
これを見習おうと思いまして、それと私は長年働いていながらずっと雇用保険というのを払い続けているけれど、
一度もそれを使ったことがなかったんですよね。
いつも次の仕事が見つかってから転職するという、わりとスムーズに転職してきているのでね。
一回もこの失業中っていうのを経験したことがなかったので、
一回ちょっと失業手当もらって、ちょっとその間に資格の勉強したり、ちょっと軽いアルバイトとかすることでつないでいってね。
とにかくこの二級建築士を取るまでの間は、そんなパツパツで仕事しないようにしようというふうにね、
ちょっとそういうふうに考えたんですよね。
ハローワークにも行って、失業手当とかもらえるように手続きもして、
そうするとですね、こういうのご経験ある人だったら皆さんお分かりだと思うんですけれど、
一応ですね、ちゃんと転職活動をちゃんとしているかどうかっていうのをちゃんと示さなきゃダメなんですよね。
毎月ちゃんとこのハローワークに行って、面談みたいなのを受けて、
ちゃんと間違いなく転職活動とかね、やってるのかとかね、
そういったこととかの報告もしたり、指導も受けたりっていうのをやらなきゃいけないんですよね。
こんなのはもう私本当上の空で、形ばかりでやっていけばいいやと思ってたんですけれど、
ここでね、いろいろこんな会社ありますよっていうので勧められてたんですよね。
ずっといつもね、生返事で適当に流してたんですけれど、
あなたもそろそろいい歳だしね、ちゃんとやった方がいいですよみたいなこと言われて鬱陶しいなと思って、
なんかうぜえなとか思ったりしてたんですけれど、
とりあえずだからちょっと嘘でもいいから、面接の1個や2個は受けなきゃいけないなっていう流れになったんですよね。
わかりましたって言って、ファローワークが勧めてきてくれる会社、何社か一応見たんですよね。
そうすると結構いい会社が中に入ってたんですね。
某大手ハウスメーカーとか入っていて、ここはね、すごく条件が私にはぴったりで、
わりと家に近いところに本社があってですね。
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なおかつここはアルバイトの募集だったんですよね。
間違って正社員とか入っちゃうと大変なのでね、
アルバイトで例えば9時から4時とかね、そういった感じで、
ここのハウスメーカーのモデルハウスの受付業務みたいなね、
そういった仕事をしてもらいたいとか、なんかそんな内容だったんですよ。
これはちょうどね、この資格試験を勉強している間にはね、ちょうどいい仕事だなと思ったんですよね。
ここを一応受けることにしたんですよ、面接を。
ここだけだとね、心もとないんで、あともう2社ぐらい受けなさいよって言われて、
もう一社はね、ここはリフォーム会社で正社員募集だったんですけれど、
ここだともう一社もリフォーム会社かな。
とにかくその辺のね、割とそこそこ名の知れた会社が2,3あったので、
ここにとりあえずエントリーというかね、することにしたんですよね。
この3,4社受ける中の1社に、名前は聞いたことないんだけれども、
割とね、条件はそんな悪くないけれどどう?ということで、
ハローワークの担当者からね、結構プッシュされた会社が入ってたんですね。
まあまあ、なんか全然気乗りしなかったんですけれど、
その時にですね、このインテリアコーディネーターの仕事っていうのにも、
正直ね、ちょっと何か限界を感じつつあったんですよね。
これは別にフリーランスになった途端にね、
ちょっとこう、やっぱりこう、あんまりうまくいってなかったということだけではなくて、
正直ですね、このニョキニョキニョキニョキ立ち続ける新築の文庄マンション、
全く条件も良くない、要するに駅からそんな近いわけでも、
物件としてね、そんな大して値打ちがあるとも思えないこのマンションがですね、
とにかくこの物件を完売するために、次々とモデルルームを作っていくっていうね、
この仕事自体の意義にね、ちょっと若干問題を感じ始めてたんですよね。
それと二級建築士を受けるからにはね、もっと私はだから結局インテリアばっかりやってきてるんですよね。
照明にせよう、こういう家具にせよう、なのでやっぱりもっと建築の知識はつけていきたいなっていうね、
ここでちょっとそういう欲も出てきたんですよね。
なのでアルバイトとしてね、このモラトリアム機関を腰掛け仕事としてやるにしてもですね、
またこのインテリアの、例えばインテリアショップとかでアルバイトしたりとかね、
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モデルルームの受付業をやるというよりは、リフォーム会社とかに行って、
いろいろちょっと建築に近い仕事をする方が勉強にもなるなっていうのはちょっと思ったんですよね。
なのでこの3,4社紹介された中に名もないこのリフォーム会社を紹介された時に、
ちょっとねアンテナがピクピクと反応した部分はあったんです。
はい、というわけでね、この3,4社紹介された中で、とりあえず2社行くっていうことになったんですね。
今言った名もなきリフォーム会社、そしてもう1社が大手ハウスメーカー。
こっちが私の本命だったんですよね。
こっちはアルバイト採用で、ちょうど気楽だし、もうがっつりこのノルマを課せられてっていう感じではないので、
ちょうどいいかなと思って。
まずここの面接がセッティングされました。
言ったんですけれどね、びっくりしましたね。
この会社は本当に大きい会社なんですけれど、びっくりしたのがちょっとやばい会社だったんですよ。
面接中にね、やたらいかに社長が立派な人かっていうことと、
そしていかにこの会社が人材育成ということに命をかけていて、
もうみんなね、ひとたび入った人はみんな辞めないんだとかね。
本当にその、このなんかイデオロギーみたいなね、会社のなんか別にどういう仕事してるかってことさえ聞けばいいのにね。
そんなことよりもこの会社の理念とか、創業者の熱い思いとかね、延々とそれを2時間ぐらいかけて採用担当者から話を聞かされたんですよ。
これがね、新卒採用とか中途であってもね、正社員の本採用とかだったらわかるんですけども、
1、アルバイトを雇うためにね、この2時間も延々と熱くね、なんかこういろいろこの自分たちの会社の理念みたいなことをとうとうと説かれて、
もう私ね、わりとこういうことにはね、前のM先輩の話じゃないんですけれど、なんかちょっとこの会社変だなと思って、
でね、なんかちょっとね、がっかりしたというかね、この会社本当に家からも通いやすいし、仕事のボリューム感から言っても本当に第一本命だったんですよね。
ですけどもなんかちょっと変な会社だなぁと思ったんですよね。
この時はね、これでだから、ちょっと後で話をするんですけれど、実はこの時の私のセンサーは当たっていたんですよね。
これね、ちょっと話が前後するんですけれど、つい最近です。これは去年だったかな、結局とある事件を起こしたんです、この会社は。
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ここの経営者というか社長がですね、すごいね、極右、超右翼というか、すごい右寄り思想の人なんですよね。
私がね、この面接行った時は全くそこまでわからなかったんですけれど、
某大手通販、通販っていうのかな、どう言ったらいいんですかね、結構いろいろサプリとか化粧品出している大手通販会社がありますね。
ここの社長も似たような問題を起こして、一昨年とか去年とかにちょっと物議を醸していたんですけれども、
この大手ハウスメーカーの社長も同じような感じで、非常にね、人種差別発言とかをしたんですね。
しかもこれを自社のホームページでやってるんですよ。
ちなみにね、このホームページで、社長のページみたいなのってありますよね。
経営者からの今日のお言葉みたいなね。
ここでやらかす経営者って結構いますよね。
さっき言った通販のサプリとか化粧品出している会社の社長も同じような感じで、自社のホームページで変なこと言って、結構いろいろ炎上させたんですよね。
あとは有名なね、おいしいね、おかきを出している会社にも似たようなことがあって、
ここはね文句なくおいしいおかきを出す新潟の会社なんですけれど、
ここの社長さんもね、変なこういう欲的な発言を自社ホームページでやって、結局は一回ホームページを閉じたりしてましたね。
話が長くなっているんですけれど、このねだからハウスメーカーの社長さんはこともあろうに、
同じ会社で社員として働いている方の中にね、やっぱりちょっとその国籍が違う人が入っていたんですよね。
そういう人がいるにも関わらず、別にこの人のこと、その社員の人を名指しで、
おそらく批判しているわけではないんですけれど、全体的に非常に差別的な思想がある社長が自分のその持論を展開してたんですよね。
もう非常に差別的なことをね。これに対してこの会社で働いている社員が訴えたんですよね。
コンプライアンスに反するっていうかね、非常に良くないということで批判したところ、
社内で居場所がなくなってしまって、案にやめさせられるっていうかね、やめろっていうような、
この内部での圧力がかかったことに対して、結局社内告発みたいなことをされて、最終的にこの人は裁判で勝ちましたね。
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なので、結局彼女は今もこの会社で働き続けているか、やめたかちょっと忘れましたけれども、
とにかく一応彼女は勝ったんですよね。でもとにかくこういう事件が起こったような会社だったんですよ。
なので私の勘は当たっていたというかね、なんかちょっとやばい会社だなと思ったんですよね。
この会社を受けた後に、もう一社リフォーム会社の方に行ったんですよね。
なんとなく皆さんね、もう察しがついてきていると思うんですけれども、ここが私の運命の別れ道というか、
これが後に今の私がリフォームプランナーになったきっかけとなる、超ブラック企業だったということなんですよね。
なんですけれど、このやばいね、ちょっと差別的な、右翼的な、ちょっとね、信仰宗教が入ったようなハウスメーカーを受けた後にですね、
このリフォーム会社の面接に行ったわけですよ、私は。なので十分にね、このブラック企業の方もやばい会社だったんですけれど、
やばいと言ってもね、ヤバさの種類が違うわけですよ。変な思想があったりとかね、そういうのではなくて単にブラックだっていうね、
労働条件がブラックだっていうだけなので、私はね、もう働き始めた瞬間からですね、Y社もM社も全部そういう意味ではね、
ブラックの業界で働いてきているので、あまりそこに関してはね、異常を察知するセンサーは働かなくて、むしろね、このヤバい大手ハウスメーカーの後にね、
この会社行ったらね、一層すごく爽やかでね、いい会社だなとさえ思ったんですよね。
はい、というわけでね、このリフォーム会社の話はね、ちょっと次回に回すんですけれども、結局このリフォーム会社っていうのは、私のね、このスタンドFMの初期の頃の配信内容であるリフォーム会社の多くがね、
ブラックですよーとかね、あと岡田まさきこと、今のね、私の社長ね、この社長との出会いであったりですね、あと究極を言うとですね、私の夫、今の夫である大工との出会いもすべてこのリフォーム会社がきっかけだったと、出会いの場だったというね、運命の企業となるんですよね。
運命の転職ということなんですよ。というわけでね、次回こっちの話はさせていただくんですけれども、ちょっとね、そこに行く前にですね、このヤバい大手ハウスメーカーは私内定もらっちゃったんですよね。
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でね、そのね、内定の連絡もすごくて、おめでとうございます。見事、あなたはね、この会社に合格しました。っていうね、もう断られることはね、もう微塵も疑ってないような感じでね、どうだ、嬉しいだろうっていう感じで、合格の連絡をいただいたんですけれども、即座に私はね、申し訳ございません。
ちょっと他の会社に内定が決まりましたので、ちょっとお断りさせていただきますって言ったんですよね。で、その時にね、え?っていうね、信じられんみたいな反応をされたんですけれども、まあ、あのね、ここ、この数年後にですね、こういった社会問題を起こした会社となったということなんですよね。
はい、というわけでね、このブラック企業であるあのリフォーム会社の、あのね、この面接であったりね、そういった話は後日させていただきます。今日はこれで終わります。ごきげんよう。