1. 現役リフォームプランナーの業界裏話
  2. 好きなことを仕事にしたは良い..
2024-05-20 18:00

好きなことを仕事にしたは良いけれど‥という話⑬ #77

【私の履歴書シリーズ Part13】
大手企業のM社で、インテリアコーディネーター業のかたわら、店頭雑務をやらされるようになり、上司(俳優のアンディ・ガルシア似)からギフト包装やレジ操作が下手だからという理由で使えないヤツ扱いされたり、わりとネチネチと意地悪されていた頃のお話です。

※シリーズは、(テーマから脱線しつつも)当分続きますので、お付き合いください。

キラポエ企業M社の正体を暴いた配信も、ぜひ⇩
『リボ払い地獄で儲けているキラポエ企業に転職しちまった‥という話 #46
https://stand.fm/episodes/6622245b97524fb75984cad6

『インテリアコーディネーターのキャリアに暗雲が‥という話 #59
https://stand.fm/episodes/6633917fd4bda12ee5cb7624

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お聞きの皆様、おはこんばんちは、現役リフォームプランナーの寸尺かんなです。
今日は、めちゃくちゃ久しぶりに、私の履歴書シリーズのM社時代の話の続きをしようと思います。
もうね、かなりあのね、あの経ってしまったので、自分でもどこまで話したのか、えーっとね、忘れてしまってるんですけれど、
確かですね、アンディ・ガルシアに似ているけれど別にイケメンではないK店長にいじめられ始めたっていうところまで話していたかと思うんですよね。
はい、でこれは、私はね、だから結局某店舗で働いてたんですけれど、店舗に所属は、このM社っていうのはどうしてもね、店舗付けみたいになるんですね、本社勤め以外は。
で、その店舗付けなんですけれど、あくまでも外部営業のね、方の仕事をしてたんですよね。
だから、あの店舗付けではありながらも、指令を受けたり、いろいろ何て言うんでしょうね、連携取ったりするのは東京本社のマンション事業のね、人たちとっていうね、すごくね、支持系統が2経路あるっていうね、ややこしい立場だったんですよね。
そこをね、サブローさんっていうね、営業の人と組んでいたときは、すごくスムーズにね、どちらにもね、ちゃんとしっかり社内営業もね、ちゃんとやって、私のね、こういう正直ね、こういう小売なんかのね、業態の会社で私の立ち位置ってすごく難しい、みんなからね、なかなか理解されないポジションだったんですけれど、非常に上手にね、私を守ってくれてたんですよね。
数字だけはね、もうめちゃくちゃ稼いでたので、そこも文句を言わせないという感じでやれていたのが、サブローさんがね、結局辞めて転職しちゃった後ですね、もうガチでこのアンディ・ガルシアとね、私がもう直接対決みたいなね、感じになっちゃったんですね。
で、サブローさんの代わりに来た営業担当の人っていうのは、全くそういう意味ではもう、ずっと小売でね、このインテリアショップの副店長とかね、副ショップ店長とかね、そういう役職をずっとやってきたような人なので、全然そういう意味ではね、こういう外部営業に関するキャリアもスキルも、またそういう、なんていうんですかね、そこに対してすごくやりがいを感じている人でもなかったんですね。
もう店長の言われるがままっていう感じの人だったんですよね。
というわけでね、結局守ってくれる人がいなくなり、どんどんね、邪魔をされ始めたんですよね。
今まではね、本当に、ちなみにね、本当に忙しかったんですよ。
こんだけ数字取ってるってことは、当然、仕事も本当に途切れないんですよね。
同時進行で10件ぐらいのプレゼンを抱えて、それをね、1日に3回プレゼンやったりとかしてましたね。
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これはもう、ちなみに同じ会社じゃないですからね、全部違う会社に対して、こういうプレゼンやったりとか、モデルルームの設営とかね、したりしてたので、もう完全に今までは、店頭業務からは完全に外してもらってたんですよね。
ところがですね、サブローさんがいなくなって、この別の営業担当しかいなくなったらね、じわじわじわじわとね、売り場も手伝えっていうことを言ってくるようになったんですよ。
そのタイミングが、例えばこの3、4ヶ月に1回、M社のね、セールっていうかね、ポイントアップ期間みたいなのがあるんですよね。
こういう時にですね、お前もちゃんと土日、祝日はちゃんと店頭に立って、店頭販売の応援しろみたいなね、そういうこと言ってくるんですよね。
でもめちゃくちゃ嫌だったんですけど、そんなのはね、もう担ぎ出されるたびにやったりしてたんですよね。
まあまあ、いいんですけれどね、やっぱりね、普段店頭に立つ仕事してないのでね、本当に困ったのがレジの使い方、あとはプレゼント放送ですね。
こんなのね、もう全然やってないんでね、確かね、このM社に入った時のね、数ヶ月あった研修期間にこのプレゼント放送っていうのはなんか結構訓練させられた記憶はあるんですけど、
そんなのもね、もう長らくやってないのでもう覚えちゃいないし、
ましてやその当時、プレゼント放送を訓練させられたのって、せいぜいネクタイが入った箱とかね、
あのちょっとした雑貨、小物が入ったちっちゃな箱とかで練習したりしてたんで、
こんなインテリアショップとかのね、梱包とかってもっとサイズも大きくなるんで、
リボンのね、巻き方とか、全部すごく難しくって、
こんな私も全然売り場出たところで何の役にも立たないんですよ。
なんですけどね、もうなんかね、これ見よがしにね、仕事できねぇやつだなって顔されながらね、
片身狭く立ってたんですよね。
そしてね、いざこの店頭でね、接客したりとかするじゃないですか。
お客さんとこのテーブルに座って、いろいろソファーのサイズとかね、カーテンどうしますかとかね、
そういう打ち合わせしてる時にですね、なんか視線感じるんですよね。
なんだろうと思うと、この大きな店舗ってね、この店の中を広く見せるためもあるし、
お客様がね、どこにいらっしゃるか広すぎてね、わからなくなったりするので、
この店の中にある柱がありますよね。柱をね、鏡で巻くっていうんですかね。
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この鏡張りの柱があっちこっちにあるみたいなね、そういう構造になってたんですけどね。
この鏡の反射をね、利用して私のことを監視してるんですよ。
だからすぐ側にはいないんですけど、この鏡がね、
だから私から見るとね、店長は、この軽店長はすぐ側にはいないんですよ。
なんですけど、ちゃんとね、鏡で私を確認できる位置にいつも立って、
私が接客してるところをね、監視してるんですよ。
こんなことね、他のスタッフには別にしてないんですよ。
私にだけこういうことしてくるんですよね。
もう感じ悪いなぁと思いながら。
で、必ずここでね、接客したお客様には当然このM社のカードも同時にお勧めしなきゃいけないですしね。
結構やることいっぱいあってね、売り場は売り場で大変だったんだなっていうのは思いました。
一番冒頭にお話ししたこのOLピロコはね、ずっとね、彼はね、ファブリック担当だったかな。
ファブリック担当っていうのはね、カーテンとね、あとクッションとかね、ラグとかこういう布物の担当だったんですよ。
すごい男子なんですけど、彼はね、もともとはね、大学卒業した後、フランフランで働いたことがある子だったんですよね。
で、このM社のインテリア部門が新しく店舗を作るっていう時に中途で入社してきた子なんですけれど、さすがフランフランから転職してきただけあって、こういう雑貨とかね、カーテンとかね、そういうのめちゃくちゃ好きで詳しい子でしたね。
さらにね、プレゼント放送とかそういったこともね、すごいできる子だったので、彼はこのね、アンディ・ガルシアのこの店舗の中ではね、仕事ができる人になるわけですよ。
私はもうね、ポンコツっていうね、そういう扱いで、何百万のモデルとかいくら取ってきても、そんなの関係ねえっていう感じだったんですよね。
やりにくいなあと思って、私にしてみたら、だって翌日プレゼント化があるわけですよ。その準備とかしたいのに売り場に出されて、売り場のその店頭の販売とかもやらなきゃいけなくって、結構ね、辛いことがあのちょこちょこありましたね。
それとね、あの面白いのが、Y社時代は本当に親父が7割いるところのね、3割の若い女性の枠に自分はいたんですよね。
なんですけど、このM社はやっぱりもっと大きな会社ですし、ちゃんと男女の比率とかね、年齢の分布もバランスがいい会社だったんですよね。
各年代の人がちゃんとバランスよくいて、どこかが特に年齢とかね、性別が集中して固まっているとかっていうことがなくて、景気がね、その後退していった中でもちゃんと一定の新卒を採用するようなことをしていましたし、
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何かある時はもう中途入社でもね、ガボッと人を取ったりとかしている会社だったので、そこはね、すごくバランスが良かった分ね、Y社時代にはね、経験したことがないようなね、いろんな経験もしました。
それはね、前ちらっとね、どこかの配信でお話ししたかもしれないんですけれど、その同期のね、同期っていうんですかね、その周りに自分と年が近い人とか、自分よりも若い男の人とかがいっぱいいるようになったんですよね。
Y社の時はもうほとんど親父だったのが、ここではね、同世代とかいろんな年代の男性たちがバランスよくいるようになるとね、完全にもう男はライバルなんですよ。
もうY社の時はもう全然、もう誰もライバルはいないですよね。おじさんばっかりなんでね、女性同士がライバル関係にはあったかもしれないんですけど、いかんせんね、人数が少ないので、ちょっとライバル云々っていう感じじゃなかったんですけれど、
今度の会社ではですね、もう同年代の男性はもうお互いもうビシビシなんですよ。もう相手の方もね、すごいこっちをライバル視しているし、こっちもライバル視しているっていう感じで。
私のやってたこの仕事はかなり特殊なので、早抜きでね、初めから新卒とかでM社にずっといてね、M社しか知らない人にすればね、こんな仕事は特に自分たちにとっては縁のない仕事だったはずなんですけど、
やっぱり外の世界に触れる、視野が広いっていうんですかね、そういうふうに見えるんでしょうね。やっぱり他の会社でいろいろ経験してきた中途採用なので、ちょっとね、やっぱりそういう意味では本当に大したことはないんですけれど、一応キャリア採用みたいな感じで、
若干ですけど、本当に若干なんですけど、あのちょっと条件もよく採用されてたんですね、私なんかは。で、そういうことでね、すごいやっぱりライバル意識とかも持たれたりとか。
結局ね、このアンディ・ガルシアもそうなんですけど、彼はこのM社ってね、やっぱ当時はまだすごくて、高卒でもね、やっぱりすごい数字上げてね、実績積んでた人はどんどん店長とかに上がっていって、この当時ね、私がその配属されてたお店ぐらいの規模の店長っていうと、1200万ぐらいは年収もらえてたんですよね。
で、しかもこのアンディ・ガルシアはね、別にアンディ・ガルシアに似てるけども別に大してイケメンじゃないんですけど、そこしつこく言うんですけどね、この人ね、なんか結構ね、いろいろ女性問題が派手な人でしてね、最初の奥さんとの間に子供がいたんですけれど、その後ね、自分がマネージャーやってたどっかの店舗でね、
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その頃、たぶん20代後半か30頭ぐらいに、その頃に新卒で入ってきた女の子に手を出して、その女の子と結婚するためにね、前の奥さんと離婚してね、だいぶ12歳ぐらいしたのね、若い奥さんと結婚したんですよね。
そしたらね、ちょうどそれが私がその一緒に働いた頃の奥さんだったんですけれど、そのね、私がね、そのアンディ・ガルシアの下で働いたのってね、4,5年ぐらいだったんですかね、その間にね、こういうねインテリアショップっていろんなメーカーがね、やっぱり出入りするんですよ。
ベッドメーカーとかね、あのソファーの会社とか、あとカーテンの会社とかね、いろんな会社がまあ協賛で入ってきていて、このM社のブランドのオリジナルとして、一応オリジナル商品作ってるんですけれど、実際はこのメーカーが作っているっていうね。
どこも多分一緒だと思うんですよね。この、例えば無印良品とかもね、同じような仕組みになっていると思うんですけれど。そこのね、某大手ベッドメーカーの営業の女の子とね、できてたんですよ、このアンディ・ガルシアね。
でもこうなってくるとね、さらに年齢差が、そのね、ベッドメーカーの女の子はもうちょっと年齢が27、8ぐらいの女の子だったと思いますね。だから自分のその2番目の妻よりはちょっと年齢いってる女の子なんですけど、その子とできちゃって、でこの2番目の奥さんと切ってね、でこのベッドメーカーの女の子と結局再婚したんですよね。
いつもね、そういう意味じゃ純粋っていうのかな。必ずね、不倫にはい、不倫っていうかね、不倫の時期があったとしてもすごく短い間ですね。でちゃんと離婚して、新しく出会った方の人とね、結婚するっていうなんか変な癖がある人で。
でまぁ3度目のその奥さんとは、この間ピロコに聞くとね、今もその人とは続いていて、子供2人に恵まれてね、今も結婚は続いているそうです。
だからね、私が何が言いたいかっていうと、一応こうやってね、女性関係も華やかですし、年収もね、1200万ぐらいもらって、悠々自適ですしね。もう今ね、そうじゃないっていう説もありますけど、当時からすれば結構もらっててね、こういう小売りの業界としてはね、すごくもらってる方だと思うんですよね。
で、もちろん、ショップ店長ですしね、かなりの権限とか、そういうのを持っている立場ですしね、私なんかをいびったりとかするような必要はないわけですよ。
だってまあ言ったら、はえ抜きのM社社員でね、私のような仕事をしてたからって、私がこの後このM社で出世するチャンスっていうのはほとんどないことはもう自命の利って言うんですかね。
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ライバルにも何もならないんですけど、とにかく面白くなかったんだと思うんですよね。個人的に私と気が合わないとかっていうこと以上にね、やっぱりこの中途入社で入ってきた人が、自分にはもう知らない、未知の仕事をしている。
で、そこでなんか生き生き働いてるっていうだけでなんかムカついてたんだと思うんですよね。で、まあめっちゃいじめられて、で、なおかついろいろね、私と同年齢、もしくは私より若い男の子がね、どんどんどんどん私を抜いていくんですよね。
これは別にアンディ・ガルシアのせいだけではなく、M社自体の問題だと思うんですけど、さらに大きく言うとM社っていうよりは日本の企業の体質っていうんですかね。とにかく男の人は結婚するとまず昇進させてもらえるんですよ。
で、さらに子供が一人生まれる、二人生まれると、どんどんどんどんそのタイミングで、特に実績も上げてなくて、特に目覚ましい業績上げてなくても、とにかく出世させてもらってたんですよね。私はまだその頃は結婚してなかったですしね。
なので、どんどん抜かれていく。結構すごい仕事はやりがいあるんですけども、M社の社内的には全然軽い扱いをされていたっていう状況でした。
仕事自体はやりがいがあるんだけれども、社内の立場的なことに関して言うとパッとしないっていう状況だったんですよね。
とは言ってもね、私はもうそんなことよりも目の前の仕事を一生懸命やってるっていう感じで、でもその一生懸命やりたい自分の専門分野をある種アンディー・ガルシアから邪魔されるんでね、すごいやりにくいなっていう感じで働いてましたね。
なんですけどね、ここからね、でも徐々に徐々にちょっとね、社内の状況が変わってきつつあるのを、やっぱりね、ずっとね、その一つの会社に這い抜きでいる人よりもこうやってね、中途入社っていうんですかね、他の会社から移ってきた私なんかからするとね、もっと敏感にキャッチするんですよね。
なんかね、野生の感っていうか、もう前の会社がね、ガタガタだんだん崩れていってるのを見てるだけにね、なんとなくそういうのってね、あの直感が働くっていうところがあって、なんかちょっとね、これは不穏なものがあるなーっていうことを思い始めてきたんですよね。
はい、というわけでね、今日はここまでにして、またね、この後M社で何があったかっていうお話は次回させていただきます。
はい、ありがとうございました。ごきげんよう。
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