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2025-05-01 20:42

アイデンティティをさぐる旅【前編】 #369

NHKの『ファミリーヒストリー』俳優・佐藤浩市の回を見て、家族とアイデンティティについて、いろいろ考えさせられました。

▽ファミリーヒストリー 
佐藤浩市 ~父・三國連太郎が背負い 生きた道を~
https://plus.nhk.jp/watch/st/g1_2025043016887

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#ファミリーヒストリー
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サマリー

このエピソードでは、ファミリーヒストリーを通じて有名人のルーツを探る場面が取り上げられており、特に佐藤浩一と三国蓮太郎親子の背景が語られています。三国蓮太郎の複雑な出自や親子関係の真実が明かされ、感動的なエピソードとなっています。また、アイデンティティに関する話題を通じて、外見や家族構成の違いがもたらす社会的な視点や理解の重要性が語られています。さらに、遺伝子的な多様性についても触れられ、日本とアメリカの文化的な差異が明らかにされています。

ファミリーヒストリーの紹介
お聴きの皆様、おはこんばんちは。現役リフォームプランナーの寸尺かんなです。
昨日は休みになりまして、腹鼻空炎の症状がかなり重くなってきて、咳が止まらない状態になったりとかして、だからゆっくりしてたんですよね。
夜は中村さんの居酒屋だと思って、夜、NHKでファミリーヒストリーがあったんですよね。
ファミリーヒストリーは、有名な、例えば芸能人とか俳優さんとかの過去のルーツをたどるっていう有名な番組なんですけれども、
昨日は佐藤浩一さんだったんですよね。すごい良かったですね。ものすごく良くて、少し前だと草刈り正男の会もすごい傑作会だったんですよね。
草刈り正男は本当に昔すごいイケメンスターで、一世を風靡した人だったんですけれども、年を取ってからですね、客本家兼監督の三谷幸喜に見出されてですね、
新戦組か何かでしたかね。やった役で、また再ブレイクして、今もずっと人気がある俳優さんですよね。なんかちょっとひょうひょうとした面白い感じの人としてね、今売れてますが、本当はもう信じられないぐらいのイケメンだったんですけれど、
この人はなんと昔ね、日本に滞在していたアメリカ兵と日本人のお母さんとの間に生まれていたんですよね。ただ、この戦争が終わった後ですね、もうアメリカに帰ってしまってるんでね、そこでもプツッと父親との縁は切れて、お母さんは大変な苦労をしてシングルマザーとして草刈り正男を育ててるっていうね。
だから全然草刈り正男は自分のルーツを知らないまま、ずっと成長していってたんですよね。お母さんに聞いてもお父さんのことは詳しく聞かされないで育ってきたっていうことだったんで、今回初めて自分のルーツを知り、感激してね、番組でもポロポロ泣いて、
最近に自分のお父さんのね、アメリカ兵だったお父さんの故郷アメリカに飛んで、今も生存している家族に会いに行ってましたね。非常に感動的だったんですけれども、今回ね、昨日の佐藤光一さんの回もですね、ちょっとね、もうずっと泣きながら見てました。
佐藤光一さんはですね、言わずと知れた、名優三国錬太郎の息子さんですよね。三国錬太郎といえばですね、そういえばね、私、ちょっとね、この間コメントですごく面白い指摘をいただいて、
フリンのね、永野芽衣と田中慶のね、フリンの話をした回で、女性のタレントのことはね、例えば永野芽衣さん。男のタレントね、田中慶のことは田中慶と呼び捨てにしてて、なんか潜在意識の中で何かあるんですかっていう、すっごい面白いコメントをいただいて、ありがとうございます。
全然ね、あんまり意識してなかったんですけれども、もうね、統一します。なんか今ってね、あのちょっと芸能人とかね、の人のことをなんか算付けする風潮があるんですが、本来は呼び捨てでいいと思うんですよね。これはこの人たちのある意味ブランドというか看板だと思うので、
なんていうかな、こういう芸能人の人っていうのはね、だからこれは呼び捨てでいいんじゃないかなと思って、最近ね、こういう有名な人たちが、例えばそれこそこうやって音声配信で喋ったりね、されたりするんで、なんかより私たちにとって身近な存在になってきてるんでしょうね。だからなんとなく算付け、例えば伊藤陽介さんとかね、中村敦彦さんとかね、やっぱりどうしてもそういう風に算付けしたくなるんだと思うんですが、
今回は遠い有名な人として、これは別にリスペクトがないという意味ではなくて、もうあくまでも有名な人という統一で、例えば佐藤浩一とかね、三国蓮太郎という風にね、もう呼び捨てにしようと思います。はい、で、えっとね、三国蓮太郎が今回ね、どういう人だったかっていう質疑に触れていくんですよね。
で、佐藤浩一さえもですね、詳しいことは知らないことがいっぱい、今回の番組でも明かされるんですよね。で、まあそれはね、壮絶な生涯なんですよ。ただね、もう面白いのがですね、あの子供の頃からですね、もう際立った美貌の人なんですよね、三国蓮太郎が。
で、この三国蓮太郎と佐藤浩一っていうのは親子ですけど、全く似てなくて、完全に佐藤浩一はお母さんに似てるんですよね。で、お母さんもすごい、芸者としてはね、かなり長売れた名手の芸者さんのお母様だそうなんですよね。
で、その芸者のお母さんに惚れ込んで三国蓮太郎の方からプロポーズして結婚したっていうね。まあだから愛のある二人の間から生まれたのが佐藤浩一だったんですけれども、まあもういかんせんね、破天荒なお父さんなんでね、すごく苦労されてて。
で、私たち一般の人たちから見ればですね、この親子は仲が悪い親子なんだっていうふうに思われてた面もあって、実際それほど仲が良くない時期もあったみたいなんですが、世間が思っているよりはるかに親子らしい親子で、最後まですごくいい親子関係だったっていうのが実際だったみたいですね。
で、もう晩年まで、でも三国蓮太郎が嬉しそうに佐藤浩一の息子をね、今この息子さんも俳優になってるんですよね。何だっけな、簡一郎君だったかな。でも今結構よく見たらたまに私が見てるドラマにも出てる子だなと思ってびっくりしたんですけれどね。
とにかく親子三代だから俳優っていう感じですよね。話を戻すと、結局このかわいい孫を抱いて、ただのデレデレおじいさんになってる写真とかあって、すごい微笑ましかったです。
三国蓮太郎は本当に、私ね、多分日本の近代の日本で最も美しい人の一人が、この世代でって意味ですね。世代によっていろんな人出てるんでね。
この三国蓮太郎と、あと三船俊郎、この二人はね、アマチュアっていうかまだ俳優にデビューする前の若い時の写真とかって見たことあるんですけど、これはもうスターになること約束されたような顔だなと思ったんですよね。三国蓮太郎も同じくで、いろいろね、この劇堂の時代に、すごくね、この人も草刈正男と同じでですね。
やはりね、ややこしい時代に生まれてきた人特有の出自が苦労した出自の人なんですよね。で、まだ当時17歳で、とある金持ちの家に放行に出されていたお母さんが、これはね、だから同意があったのか同意がなかったのかわからないですけれども、軍人との間にできた子供がおそらく三国蓮太郎なんですよね。
だから実の父親が誰なのかっていうのはよくわかってないんですよ。それが本当かどうかもわからないんですよ。でもおそらくそうだということなんですね。だから外国人の可能性も高いと思うんですね。
で、このお母さんが、それでこの放行先をね、身をもらったってことで解雇されているようなんですよね。そこで見兼ねた心優しいある男性がですね、この全ての事情を受け入れて、この三国蓮太郎のお母さんを妻にしたんですよね。
で、この、だからこの全てを引き受けたこの人が義理のお父さんというか育ての父親ということになるんですよね。で、全くね、だからこの両親には似てなくて、三国蓮太郎って中身ちょっとも際立ってイケメンで、だから多分血が混ざってるんだと思うんですよね。外国人の血がね。とにかくすごい美貌で赤ちゃんの時からね。
で、まあこの子がそういう執事なんでね。で、まあこの優しいお父さんね、育てのお父さんっていうのは館置けを作る仕事をしていた人なんだそうです。なので、まああのね、ちょっと察しのいい方はお分かりのように、こういう死にまつわる仕事をしている人っていうのは、昔の日本の身分制度の中で一番下とされているね、言っていいんですかね。
あの得た否認っていう身分の、死の交渉のね、下に設けられていた身分の人たちに分類されるんですよね。だからものすごく差別されて、社会にとって必要な職業に就いているにもかかわらず、非常に差別されていた人なので、まあそういう執事のお父さんなんで、だからとてもね、あのやっぱり意識が高くて、反骨心の強い父親だったんですよね。
この人の血を非常に強く、血はつながってないけれども、そういう人の意志をね、非常に継いでいる俳優が三国錬太郎なんですよね。それを考えて、あの人のその後のフィルモグラフィーを考えると、すごくわかりやすいというか、私が大好きだったのは、『喜賀海峡』ですよね。
親子の絆
『喜賀海峡』って映画は三国錬太郎がある自分が、自分の立心出世のために人を殺めてしまって、その過去をですね、ずっと隠しながら最終的に成功していくんですけれども、ずっと過去の自分の犯罪がいつかバレるんじゃないかと恐れながら生きている人の役だったんですよね。
この小説を書いた人が水上努という作家ですね。この人もこういう部落の出身で、そういった小説をいっぱい書いてた人ですね。私ね、割とだから優格とかね、そういう割とアンダーグラウンドな歴史が大好きなんで、結構読んでるんですけれど、面白いですよね。
この水上努の原作を映画化してるんですよね。こういうね、やっぱりすごくね、本来ね、俳優さんっていうのは事務所に所属してですね、小築とかね、なんとか芸能とか東映とかね、そういったところに所属して、そこからの作品に出るっていうのが本来なんですけれども、
えっとね、この三国蓮太郎はですね、すごい反抗自信が強くて、自分がやりたい役にこだわってですね、事務所とか一切飛び越えてね、やりたい役になるみたいなことをしてたらしいんですよね。だからとても家庭も経済状況も不安定だったそうですね。すごく私なんかはものすごく俳優として成功して、純風満帆だったのかなと思ったんですよね。
いろんな遊びして、他の人のところに行ったのかなと思ったらね、そういう面もあったかもしれませんが、それ以上にそういうやっぱ生活が不安定だったこともあって、離婚して佐藤光一は、だからこの父親とは離れたみたいなんですよね。ただ、えっとね、常にね、どうやらね、愛されてたっぽいんですよね。
常にね、撮影現場が近いときは、車の後ろにね、このちっちゃい佐藤光一乗せてね、撮影現場に連れて行ったりとかしてね、だから三国連太郎は三国連太郎で愛情をかけてたっぽいんですよね。
三国連太郎、ちなみにこれ佐藤光一は最初の子供じゃもちろんなくて、結婚も何度もしてらっしゃるんですよね。でも一番最初18歳の時に助けてもらった女性との間に作った子供とかね、折々で、あと戦争中ね、いろんなとこ流れ流れてね、いろんなとこへ行って、
えっとね、それこそ釜山に行ってたりね、大阪の鉄工場で働いた時期もあるって言ってましたね。三国連太郎が、え、もしかしてあの隅野江の鉄工場あたりに住んでたのかなとかね、いろんなこと妄想して楽しく見てたんですけどもね。
いろいろ行く先々でね、女性の世話になったりして、子供をはらましたりとかいろいろしながら、そのうちの一人が佐藤光一ではあるんですけれど、とても愛してたと思うんですよね。結局ね、ほとんどだからそういう意味では一緒に育ってない父親なんですけれども、父親の後を追うようにして俳優になってるんでね。
お母さんも芸者さんなんでね、こういうだから芸事っていうか芸能の世界に行くことを運命づけられていたんでしょうね。
でまぁまぁまぁまぁいろいろこれぜひだからよかったらね、これオンデマンドとかNHKプラスとかで見れるんでよかったらおすすめなんですけれど、私がねちょっと思ったのがですね、こういうふうにね、どっかでね日本人はこういうね自分のルーツと向き合うっていうことをねやめてしまってるんですよね。
でね、結局こうやって三国錬太郎とか、さっき言った草刈り正男とかみたいにもう鼻から苦労してる人たちなんですよね。見た目がまず違うでしょ。今の私たちの価値観で見てその写真見てうわぁイケメンだとか思ってますけれど、こんなにね外見が人と違うっていうのは異端の目で見られたと思うんですね。間違いなくね。
だからすごくチヤホヤされることもあったかもしれませんが、それ以上に異端の目で見られて嫌がらせ受けたりいじめられたり、もともとだって出自が父親がいないね、シングルマザーの子供だったりとかっていう、この当時そういう家庭が定妻が整ってない家庭であるっていうだけで差別される時代だったんでね。
今現代もね、それは治ってるかといったら治ってない気がしますよね。やはりちゃんと両親が揃っていて、ちゃんとした定妻の家庭じゃないとちゃんとしてないっていう向きが、やっぱり今でも根強くありますよね。
さらに昔は常識にとらわれるというかね、古い価値観の過不調性が根強くあった時代なんでね、それはね、こんな時代にお母さんだけが育ててて、しかもこんな見た目の子供だったりとかすると、それはね相当苦労してると思うんですよね。
こういう苦労した人っていうのは、激しく自分の種子と向き合ってきてると思うんですよね。なんで私は、僕はこんなに人と違うんだろうとかね。なんでうちには父親がいないんだとかね。なんで親父の職業はこうだったんだとかね。
なんでうちのお袋は、こんなわけのわからない時にね、妊娠して俺を作ったんだとか、いろんなよくわからないことがいっぱいあってですね。だからこの佐藤光一少年には、ほとんど詳しいことはね、美国蓮太郎は伝えてなかったらしいんですよね。
これはもしかしてコンプレックスもあったかもしれませんし、あまりにも複雑で子供に伝えるにはちょっと難しすぎると思って言わなかったのか、その両方なのかわからないんですけれど、でも美国蓮太郎のこのフィルモグラフィーを見てる限りね、生涯自分のこういう質字と向き合ってきたように思うんですよね。
なんとなくね、だからもっと私より若い人たちは、もう美国蓮太郎と言ったらもうなんかスーさん、釣りバカ日誌のね、あの会長のイメージでなんかのんびりしたおじいさんだと思ってるかもしれないんですけども、炎のような人なんですよね。
だからなんかね、いろいろ何かね戦後、だから敗戦した後ね、一気にこの高度成長をして日本がこう経済的には発展していく中でね、何か日本のこういう、実は非常に裏表のあるね。
火とかは向けば、やばい質字、いろんなその人には言えない裏の部分とかね、そういったことが、なんかね、すべてね、なんかもう表装だけで、だから私の今職業で言うと、あの石膏ボードっていうね、ボードがあるんですよね。
あのボードの上にパテ塗って、壁紙を貼るような感じがするんですよね。もうベタベタベタベタと上から塗り込めて、過去のそういろんな傷とかね、いろんなややこしいことを全部塗り込めて隠してしまってるっていう感じがするんですよね。
私がね、アメリカの大学で授業を受けてる時に非常に面白かったのがですね、私がいた大学は、それほどね、ダイバーシティに富むような場所じゃなかったんです。もう8割9割が白人の学生が集まっている大学だったんですよね。
なんですけれどね、ある授業の時に、君たちの執事はどうなってるって言って、あの先生がね、手を挙げさせたんですよね。で、あのドイツ系はって言ったら、はいって言って何人か手を挙げるんですよ。で、あと東欧圏の人はどうだって言って、東欧圏っていうのはだから東ヨーロッパですよね。
ポーランドとか、だからチェコスロバキアとかね、そういった国々です。ソ連、ロシアの近辺にある国ですよね。で、こういったところから入って一部手が挙がりました。で、アイルランドも一部いました。で、そんな感じでですね、あの同じね、ぱっと見、日本人から見たら、あのただ普通に白い人たちと思っている人たちもね、みんな出自がね、それぞれ違うんですよ。
で、それをね、そんなね、たいして賢くなさそうな学生たちもね、ちゃんと把握してるんですね。うちはだから、あのうちのおじいちゃんおばあちゃんがね、何代目かでアメリカに移民してきたんだっていうね。これがね、アメリカのやっぱり移民国家であるところのゆえんで、すっげえ面白いなと思って、日本にはないことですよね。
日本は単一民族だというふうに思ってますが、単一民族かもしれませんけど、それはね、出自はいろいろでしょう。で、特にこの戦争があった、あの前後っていうのはいろいろね、あのあったはずなんでね。で、何もなかったってことなくて、今、あのDNAとかもものすごく詳しく調べられるようになりましたよね。
で、これでね、もし、私まだやってなくて、いずれしたいなと思ってるんですけれど、思わぬね、あの民族の遺伝子が入っている可能性はね、多分にあるんですよ。これ、あのう、遺伝子検査をした人の話聞いてると面白くて、どこからどう見ても、普通の日本人なんですけれど、やはりね、思いもかけない、あのう、血が入ってたりとか、あったらしいですね。
何って言ってたかな。うーん、なんか、あのう、全然違う国のです。あのう、だから近くすらないですね。えー、だから朝鮮半島、中国とか、えー、そんなところじゃなくてね、もっともっと遠い、あのう、国の、あのう、遺伝子が入ってたりとかしたって言ってたんで、興味深いなと思って、だからあり得るんですよ。3代前、4代前、5代前に何があったかね。
それこそ、だから三国連太郎のお母さんみたいに、えー、だからその、ね、来ていた外人兵士に、まあ手ごめにされたりとかしてたらですね、そこで子供、えー、まあ、あのう、妊娠している場合はですね、ここで、だから違う民族の血が入っているわけですよ。
まあ、だからね、何が言いたいかっていうと、ちょっと長くなってきたので、またちょっと次回に、えー、回しますが、アイデンティティのテーマでちょっとお話ししています。はい、それではまた次回。ごきげんよう。
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