女性の機会と社会の変化
お聞きの皆様、おはこんばんちは、現役リフォームプランナーの寸尺かんなです。
家事の続きになりますが、日本人の信仰心がいい加減だっていうところまでお話ししたんですけれども、もうちょっと巻き戻すとですね、結局、現状の女性の話に戻すとですね、
つまりは、最近女性に男性と同じだけの機会が与えられている、機会と選択ですね、が与えられているっていうのは、あくまでも今の国の状況があるからだっていうね、そこに女性もちゃんと一人の尊厳のある人間だとかね、
あと、女性たち自身がですね、自分たちで女をちゃんと人間として扱えみたいなね、男と女を平等に扱えっていう、市民運動的なものの高まりの中から勝ち取った権利ではないっていうことを言いたいんですよね。
女性たちが自分たちの手で勝ち取った末にね、今の女性たちが男性と同じように機会を与えられ、またキャリアとかライフスタイルの選択を許されているんだと思うと、実はこれは大間違いで、単に社会が2、30年前から変わってきている、変化している、さらに人手がもう圧倒的に足りなくなってきている。
だから女性も働かせなければいけないっていうことが一つ、お上の考えとしてある。さらには、それは1か2で話をしてたと思うんですが、専業主婦で各家族の中に閉じ込められた野望を秘めた専業主婦のお母さんたちがですね、自分の娘にもね、息子と同じだけ甘やかして、
一切家事とか家のこととかね、そういうことを手伝わせないで、男性の子供たちと同じように教育機会を与えたわけですよね。
言葉が悪いですけれど、考えようによっては甘やかせ、甘やかしたし、よく言えば男女関係なく娘たちにも将来大きく野望を実現できるだけのね、ちゃんと社会で地位の高い職業に就けるように頑張ってもらいたいっていうね、志高く娘を育てた結果とも言えるんですけれども、
あいにく実際女性に許されているとかいうかね、用意されていた席っていうのはあくまでも男性たちが本来全部座っているべきところにですね、もう男性の数だけでは足りなくなったっていう末席が用意されているっていうことが一つと、
看護とか介護とか保育とかね、こういった職種は女性の方が向いているだろうということでね、女性の専門職的な扱いでいたんですけれども、こういったところの人数もどんどん少子高齢化で、必要な人材がバランスよくではなくて圧倒的に介護の方に必要になったりとかね、そういう世の中の流れとともに、
必要とされる職種とか、そこにどれだけの人員を確保しなければいけないかということも当然変わってきますよね。そういったことでやはり女性にもどんどん働いてもらわないと、今までみたいにただ家で家族の面倒だけ見てもらっていたら困るということで、変わってきたに過ぎないっていうことがあるので、だから二重ですよね。
女性は確か段階の世代あたりですね、今の70代後半の人たちぐらいから各家族になって大切に育てられている女の子が誕生していっているんですけれども、この世代はまだ教育の機会が与えられたとしても職業の機会に預かれた人は少なかった。
ですけど、この人たちが自分たちの子供を育てたときには、自分たちの子供はちゃんと女であっても社会で活躍する子になってほしい。ぜひ自分の実現できなかった野望を叶えてもらいたいとか、あとは自分の専業主婦としての地位とかポジションを揺るぎないものにするために、夫と子供たちには一切家事とか家のことはさせずに、
彼らにはとにかく外で活躍できる人材になってほしいということで、自分が家のことを一手に担うというようなことをやったり、そういうことと、現実には社会でもそこまでして、しっかり教育機会を得た女性たちが実際に社会に出て、自分たちのせっかく与えられた教育とか、いろんな教養とかを発揮できるほど、
社会の受け皿は整ってなかったという悲劇があるんだという話なんですよね。結局今、まだこれが続いているのかというのは結構ショックだったんですよね、私も。
教育と育成の影響
こんなに3,40代の人もまだいろいろ悩んだりしているんだと、私の世代に比べたらだいぶ今の3,40代の人たちは世の中の受け皿がもうちょっと私たちの世代よりは整っていると思っていたんですよね。
私の世代というのは段階ジュニア世代にあたるんですけれども、この世代はやはり私の同級生たちは7割以上の女性は専業主婦になりました。専業主婦で子どもがちょっと育ってきたらパートに出るぐらいでしたね。
でも今私の10歳下ぐらいの40代の人たちっていうのはもうほぼ友働きの人がほとんどですね、私話を聞いている限りね。だからこれぐらい10年の年齢差でこれぐらい世の中が変わっているんだと。
最近街を歩いていてもですね、男性が自転車に子ども乗せてね、子どもの送り迎えとかしている姿もすごく普通になりましたね。以前はこういうことをやっているのはほとんど全てが女性で、男性が子どもと一緒にいる姿っていうのを日中見るっていうことはまずまずなかったんですけれども、今はね公園で子どもベビーカーをしている男の人とかも本当によく見るようになりましたし、
先ほど言ったように朝の子どもの送り迎えをしているお父さんもすごくたくさん見ますんで、とにかくだいぶ変わってきているんですが、ですけれどなんとなくこの女性たちが悶々と悩んでいるということに関してはあまり改善されていないということがなぜなのかっていうことをね、いろいろ今私なりにちょっと分析というか思い巡らしているシリーズが今回のこのシリーズなんですけれどもね。
だからよくよく考えてみると結局機会が女性にもいい分でね男性と同じように得られるようになったし、男の人も意識がだいぶね私たちの世代の男性に比べたら遥かに変わってきていて、家事と育児っていうのは男女関係なくジェンダーに関係なくそれぞれが分担するものなんだっていうことも
だいぶね、だいぶ共有できるようになってきているはずなんですが、とは言ってもね全然不十分なんだろうなと思うんですよね。
っていうのがやはり自分が育ってきていろいろ野心を埋め込まれた割にはね、現実に社会に出てみるとそんなに自分たちに与えられているチャンスも機会も、要するにいい席はね案外用意されてないっていう現実は私たちが時代とさせて変わってなかったのかなっていうのが思ったりしますよね。
それとその家事っていうテーマっていうか家事っていうタイトルをなぜつけてるかっていうと、結局ね家事能力が低い男の人を大量に甘やかして生み出してきたっていうことの弊害もひどいんですが、結局女の子にも同じようにねそういう家事育児のね、
要するに訓練を全くさせずにただひたすら勉強させたりね、あと社会人になってからも仕事だけさせるみたいなことをしてずっと結婚したりするまでずっと親の家にいるのが普通じゃないですか日本でね割と。
一人暮らしとか田舎にいる人が地方からね都心で働くようになったり都心の大学に進学したことによって親元を離れるっていうことをしてなくて比較的その自分の家から通えるような学校に行ったりしちゃうとずっと親元に行っちゃったりする人多いじゃないですか。
こうするともうずっといい年になってもね私の周りでもそうですよ30になっても40になってもずっと親に全部やってもらってねあのだから料理はもとより掃除も洗濯もね何もかも親にやってもらって自分はただ朝出かけて行って家に帰ってきたらすべてが用意されてるって人多いと思うんですよね。
家事能力とパートナーシップ
だから結局男性と同じような女性を大量に増やしてしまっているっていう弊害もめちゃくちゃあるんじゃないかなと思ってだからその昔が良かったっていうことはもう一粒も思わないです私はねあの昔みたいにあの男女で性役割がはっきりしていて男は外で働いてくるもので女は家を守るものだっていうこの性役割が正しかったなんていうことは未然も思ってませんが唯一良かったことがその男と女で
役割が明確に分けられていたのでいちいち迷わなくて済んだっていうね女はもうただ早く結婚して子供を産んで家族の面倒を見るっていうことが私の生きる目的なんだなっていうふうに信じて疑ってないんでねそれ以外の生きる道があるっていうことを思わない思う人っていうのは相当に優秀であって
例えば朝ドラの主人公みたいな人たちですよねあの自分もこれだけ優秀なのにどうして自分には男の人と同じだけの機会が与えられていないんだろうみたいなねあの虎に翼とかでもそんな感じでしたよねだからそういうのはもう一部の女性だけの話であって大半の女性は女であるっていうこと女の役割に対してそして疑問を持っている人は少なかったと思うんですよね
そこだけが生きるのがもしかして楽だったかもしれないという点なんですよね
今の女性たちに私の世代も含めて女性たちは頑張ってちゃんと勉強しなさいで頑張って仕事しなさい立派になりなさい偉くなりなさいたくさん給料稼ぎなさいっていうことだけをねあるある程度訓練されてきてるんですね女性もその割には社会に出たら
まあそのあんまり思ってるほどうまくいかないなって男性男性と同じようにはなかなかできないなっていうことで苦しんだりとかしてるっていう状況なんですけれども一方でねそのそういう男と女とかその性役割がどうだということを全く関係なくやはり生活能力っていうのはそのお金を稼ぐっていう能力と等しくね必要な能力なんですよね
私もねよくまあ自分のパートナーとたまにあのちょっと軽くねあの言い合いになったりすることあるんですけれどなんか一つ何かやってくれるとすごいなんかやってやったぞ感を出されるんですよね俺あれあの今日はの犬の散歩を行ってきたからなぁとかねえっと今日は洗濯物を俺やっといたからなとかって言われるんですけど
そうなんですよねえっと要するに家事とかっていうのは全部ね連動してるんですよ一つのもちろんねやってくれないよりはやってくれた方がいいに決まってますよやっぱりあの今日やらなければいけない家事が10項目あるうちの一つでも二つでもあの分担できたらねそれはあの一人一人一人の負担が軽くなるんでねそれはやってくれないよりはやってくれた方がいいに決まってるんですけれども
そこでねちょっとドヤ顔されてもはっていう感じはあるんですよねまた例えば料理っていうのがすごくあれが実は複合的にあの大変なあの労力だっていうことをまず説明すると料理ってただあの刻んで混ぜてね
でまぁ作るっていう行為そのものも大変なんですけれどもまずね料理ってえっと買い出しとかねストックから始まるんですよね
だから今日とかその例えば1週間に一度買い物行く人と毎日買い物行く人とかもいろいろそれは家庭によって人によってやり方が違うと思うんですけれどもいずれの場合もですねえっと今日何作ろうかあのしいては今週この1週間
えっとこんだてをどういうふうにしようかなっていうことをねやっぱ考えなきゃいけないんですよねそれに合わせてえっとだから何を買っておこうか今すでに冷蔵庫にこういったものが備蓄で残ってたなぁとかねじゃがいもとえっと
玉ねぎはあったなとじゃああと何を買いたそうとかねそういったことを終わりとえっと考えなきゃいけないんですよでそっから買ってきて買ったが買ってくるにしても宅配を最近はだからさてあのネットでねネットスーパーとかであのオーダーしたりとかっていうこともできますけれどもいずれにしてもそれはそれでね自分が足を向けてねどっかのスーパーに買いに行こうがネットで注文しようが
家事の多様性と負担
まあでもそこでやっぱ考えなきゃいけませんよねあの今週どういうふうにあのどんなこんだてでいこうかなぁとかねいうことをまず考えてからえっと買い出すあの食材を手配するネットそれを冷蔵庫にまあ移し変えてそっから曜日ごとにね料理作っていくわけですよねでまあ人によってはここで子どもさんのお弁当も作ったりとかね朝も昼も夜も全部3食用意しなきゃいけない人もいたりする
めっちゃ大変なんですよねでこれだから料理作りますよねで食べさせて自分も食べてで今度それをえーとこの食器が汚れるっていう問題がありますよねで食器を洗ったり片付けたりねこれ食洗機に入れ入れるっていうことでだいぶ家事のえっとだから効率とかあの家事負担というのは減りますがでも食洗機に入れる
食洗機から出してまた片付けるっていう作業はあるんですよだからあの一つがねだから一つの何かやることが減ったからって言ってね劇的になんかめっちゃ楽になるっていうほどでもないんですよねだからねこんな感じでだから一つ生ゴミあのゴミを今日はもうあのあのどっかのね外のそのゴミ出しのところに持って行ったよぐらいではね
だからなんだっていう話なんですよね10項目のうちの1項目って助けてくれてありがとうですけどもいや残り9項目実はあるんですよっていう買い出しね買い出しというよりまずあのこんだてを考えるっていう思考するあの作業も入ってるんですよねであのまあ実際にあの食材調達で食材をストック
貯蔵するでそこから毎日とか毎回食材出してきて料理作るで料理作ったら汚れるで調理器具と食器を洗って片付けてっていうこのねだとゴミが出るでゴミをまただから外に出すっていうねこの一連の動作だけじゃなくてねこれが料理ですよね料理だけでこれだけの作業が発生している
さらに洗濯もありますよね洗濯は洗濯機がやってくれるから楽でしょって昔これが手で洗ったのってすごいですよねうんでも洗濯機が確かに洗ってはくれるけれども洗濯機の中に入れて出して干すっていう作業はやらなきゃいけないんですよ
これ今ドラム式とか全自動式の洗濯機とかあってこれあの全部乾燥まではできるようになってますよね今ねでも私なんかみたいに干すのはやっぱりその乾燥機で仕上げるよりもちゃんとハンガーにかけて干したいという人も結構いると思うんですよね
そうしたら洗濯機から出して干すっていう作業も入ってくる干した限りは乾いたらこれをまた取り込んでそれをまたクローゼットとかね収納場所に戻すという作業も入ってくるじゃないですかパンツとか靴下とかシャツとかを全部折りたたんでしかるべきクローゼットの収納場所に入れるっていう作業もあったりとかねこんな感じでもう何項目もやっててその一つ一つの課目に対して
またいっぱい項目があってということを日常的にやってるんですよねでこの能力って多分ね男と女関係ないし何なら子供も早くからに覚えた方が絶対いいんですよこんなことをちっちゃいうちはともかくねえっとはそこそこ大きくなってもお母さんが全部やってるようでは先が思いやられるんですよね今だからみんなねもやもやしてる人が特に女性に多いのはねえっとやっぱ家事能力が低い人が多いからだと思うんですよ
初めて結婚したり子供産んでから初めて家事に触れる人がやっぱ案外多いんじゃないかなと思うんですよねだからあのそこでしプラス今の人はだから仕事もしてるわけなんですよ大変に決まってますよねでなおかつ子供までいてね子供の育児もしなきゃいけないは家事もやらなきゃいけなくてなおかつ日中ね仕事に行かなきゃいけなくて
それはねえ大変すぎるだからそこはだからものすごく本当は戦略的にやらなきゃいけないのにそういったことは教えられずに勉強とかキャリアを追い求めるっていうことだけを人生の前半戦に叩き込まれた
まあ男性と同じような女性が増えていることによる不幸もあると思いますねそこは男性の場合は何ならお母さん何なら結婚したらもしかして女性がの方がより多く負担してくれるだって俺の方が稼ぎが多いからみたいなね男性が結構まだまだ多いと思うんですけれども女性にはそういった逃げ道とか言い訳が聞きにくいっていうことは相変わらずあるんだと思うんですよね
だからまあそういうのは家事能力っていうのはだから男女あとその年齢関係なくね早くから叩き込まれる必要が絶対あると思いますねだからもうなるべく早くからあのおもちゃで遊んだ後は片付けをするとかっていう訓練から始めて
あと意外にねこのクローゼットの整理とかっていうのも結構大事ですよね毎日毎日服は着なきゃいけない 毎日毎日ねあのまた洗濯をして入れ替えも発生するでそういった時に収納術みたいなものもね
大事ですよだからよくねあの男性および子供がもうママあれどこに行ったとかあれ俺の靴下どうだとかね うんああいうのとかもいや自分で管理しろよっていう話でもうこんなのはねなるべく早く
もうあのおのおのがねできるようにならないといけないスキルだなと思うんですよね こういったことっていうのはだからいずれ人間っていうのはたとえ家族単位で生きていても最終一人になるんですよ
あのみんな同時にバタって一緒に死ねたらいいなと思いますけど だけどみんな個別に死んでいくんでねあの自分が先に死ぬのか
自分が後に残されるのかそれはわかんないですよでも人間というのは常に 一人で生まれてきて一人で死んでいくんですよ
だから自分が後に残されて困らないように全員が自立できるようになってなきゃいけないんですよね それはやはり精神的な自立っていうのはもちろん経済力もあるしね
やっぱりそのいろんな生活能力でこの生活能力っていうのはねいろんな あの項目があると思いますがやはり家事っていうのは実はめちゃくちゃ大事でこれはもう男女の
さとか年齢とかも関係なくてですね やはり家のどこに何があってどういう段取りであの
何をするかっていうことをねちゃんとやはり自分でルーティーンを決めてね あの順序立ててできるようにしておくということがとてもとても大事で
まあこれがねやはり生活のあの支えになると思うんですよね これもあの自立精神的な自立をするという意味で家事の役割ってのはとても大きい
というふうに思います はいもうちょっとだけ続きますが今日はとりあえずここで終わりますごきげんよう
