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2024-05-21 20:44

やり逃げされなかったこともコンプレックスになりうるよ‥という話 #78

コンプレックスとは無縁かと思うような人にも、コンプレックスはありますよね、というお話をします。
某インフルエンサー達も、若い頃からの
「左翼=カッコいい♡」という刷り込みから、現在の社会的強者になっちゃった自分に対して、コンプレックスが働いているのでは?という仮説も合わせて検証します。

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お聞きの皆様、おはこんばんちは、現役リフォームプランナーの寸尺かんなです。
今日は、コンプレックスについてお話ししようと思います。結構重いテーマですね。
コンプレックス、最近自分の配信でもちょっと触れた、インフルエンサーのお話。
インフルエンサーたちの批判を続けるつもりは一切なくて、コンプレックスが実は裏にあるんじゃないかということに、その後またちょっと気づいたというか、そういう仮説も成り立つんじゃないかなということが一つと、
あと、自分も含め、いろいろ周りでいくつになっても、このコンプレックスというものがあるとき、ふと頭をもたげるっていうんですかね。それによって自分の判断とか、いろんなものを狂わせる現況なんじゃないかなということをちょっと思ったので、その話をしようと思います。
まずは、前回、何回か前にお話ししたインフルエンサーたちが、結局、社会的にも経済的にも成功したのに、今になって非常に社会主義者的な言動であったり、また自分が左翼っぽく見られていないということに不満を感じているようなニュアンスのことを
配信でおっしゃったことに対して、私が非常に批判したんですけれど、これも裏に、やはり、どこか、自分の若い頃に理想としている姿みたいなものがあって、それが、
左翼的な人っていうのは、今の若い人にとっては理解できないと思うんですけれど、当時、敗戦後の日本っていうのは非常に傷ついていて、やっぱり反骨心みたいなものを秘めた若者がたくさんいたと思うんですよね。
映画とか文学とかテレビドラマでも、何でも反骨精神のある主人公が、やっぱり体制と戦う物語とか、そういったものっていうのは、全く無意識にずっと私たちは植え付けられてきてるんですよね。
やっぱりそういう人たちがかっこいいなぁ、松田裕作かっこいいなぁとか、菅原文太かっこいいなぁとか、寅さんかっこいいなぁとか思って、無意識にそういう非常に反体制的な人の人生みたいなものを、実は無意識に見てきてるんですよね。
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そういうものに、やっぱり憧れが実はあったりすると思うんですね。
そういった姿と、今現在、自分が60歳になった時に、ある意味ほんと勝ち抜けたので、達成感もあるし、ホッともしているし、またそれは、そういう成功に至ったのは、もちろん運が良かっただけではなくて、当然自分たちが努力もし、また実力もあったからだっていう自負も、もちろんお持ちだと思うんですけれど。
反面、本当にこれが今自分が求めていた姿だったんだろうかっていうことを、ちょっと自解されているような気もするんですよね。
若かった頃に憧れていた左翼的な人物、そういったものが、今自分はもうある意味、この今の資本主義の社会の中で成功者になってしまった姿っていうところに、どうしても若かった頃に憧れていた、将来自分がこういう大人になりたいっていう姿とはちょっと違うんじゃないかっていうね。
そういうちょっとやっぱり、そこが出てしまっての、ああいった発言とか振る舞いなのかなっていうことにちょっと思い至ったんですよね。
コンプレックスの話に戻るんですけれど、結局この2人が何がどうコンプレックスなのっていうと、やっぱりこの、みんなが言っていることについていくだけの方が当然楽なんですけれど、こういう左翼的な人のイメージっていうのは、みんなが白だって言っているときにね、やっぱりやっぱりやっぱり、
いや絶対黒だって言ってね、で実際ね、やっぱりそれが正しかったりとかっていう物語をね、ずっと見てきて、自分も絶対にそのみんながね、こうだってこう、だからこれはね、本当にこの戦後のこの日本の歴史にね、本当に結局つながっているんですけれど、
日本はね、やっぱりファシズムっていう全体主義にね、行ってしまった国なんでね、あのみんながね、右向け右って言ったら右に行っちゃった結果がこういうことになっているっていう、まあ反省がね、特に昔の世代っていうのは持っているので、あの時大人とかね、学校の先生が言ったことに従ったら、こんなひどいね、勝ち目のない戦争になってしまってね、いろいろ日本にはいい文化とか、いいものがいっぱいあったのが全部丸焼けになってね、
アメリカの植民地になったじゃないかっていう悔しさとかね、そういった挫折感とかがあって、なのであの戦中戦後派の人たちっていうのはもうすごい反骨心があって、意図的にね、そういう文学とかドラマとかね、映画とかでこういう反骨心あふれる主人公の物語をたくさん作ってるんですよね。
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仁義なき戦いっていうのは、あれは別に本当にヤクザの話っていうよりは、本当に戦後のね、日本人の話なんですよね。
そんな感じでですね、もっとね、勇気を持って、間違ってることには間違ってると言える人間になりたかったっていうのがあったんだけれども、結局そうはならないで、割と、何て言うんでしょうね、こっちを取った方が得しそうだなっていうことを上手に取る、気を見るのが上手い人っていうところで出世はしたし、
経済的には成功したんだけれども、やっぱりそういう、本当はもっと勇気ある、そういう社会的成功とか経済的成功よりもね、もっとこう、もっとそういう勇気を持ってね、社会的な態度を取れるような人に憧れていたようなものがきっとあったと思うんですよね。
深読みかもしれませんけど、そういう人に対する憧れがこじれてね、コンプレックスとして多分あって、でも今暇になったというかね、ある種そのもうレースが終わってね、もう他にすることがなくなった瞬間に、そういったことがね、頭を持たれてきてるのかなって気がしたりします。
例えば、アーティストに対する憧れとかもね、すごく持ってる人がいて、私のそれは知り合いでもすごく頭が良くて、すごい日本の一、二を争う大学を出てる、でもそういう通産省とかね、そういったところで働いたこともあるようなね、すごいエリートが、でももうちょっと早く芸術的な訓練を受けて、やっぱり芸術家とかはね、やってみたかったなぁみたいなことをおっしゃったりするんですよね。
だからこんだけ頭も良くて、キャリア的にもそんな通常の人がね、あの絶対に慣れないようなね、職業とか環境で働いている人でさえもね、そういう全く自分とは真逆の人生を送った人、もしくはそのなんか能力がある人に対してものすごい憧れを抱くものなんだなっていうふうに、その時も思ったし。
あとね、最近あの私大好きなジェーンスっていうね、ラジオパーソナリティでコラムニストの女性がいますね。あの人はほんとダンカイジュニアでね、ついに出てきた女性の新しいタイプのスターなので、本当に好きなんですけれど、彼女がね、本当に面白いことをあのポッドキャストで言っていて、私はやり逃げの対象と一度も見られたことがないっていうことをね、
もう言って、もうそれがね、すごいもうあのコンプレックスなんだっていうことを言ってたんですよね。めちゃくちゃ面白くって、つまり男の人にそのやり逃げ、やり目的だけでね、近づかれるっていうのは全然いいことでもなんでもないじゃないですか。
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でもね、それでもそういう軽いね、お誘いみたいなものを男の人からね、一度も受けたことがないっていうのは、自分はだから女性としては男性から魅力的な存在だと思われてなかったっていうことを意味してるわけですね。
少なくとも彼女はそうとっているわけですよ。だから、もちろん彼女は人としてすごく魅力があるから、今までね、全然お付き合いする男性には全然苦労したことがないっていうことをご自分でも豪語されているんで、その通りだと思うんですね。
あれだけ魅力がある人なんで、当然男性にも絶対モテてきてるんですけども、でも彼女のコンプレックスはそうやって軽い、なんて言うんでしょう、セックス目的で軽いお誘いを受けたことがないっていうのは、つまりパッと見のね、女性性っていうところでは女性として魅力がないっていうふうにね、男性から思われてるんだっていうことなんですよね。
こんなことでさえもね、コンプレックスになりうるんですよね。面白いなと思って。だからね、人にとってはネガティブなこともある人にとっては羨ましい、長所になりうるわけですよ。
あとですね、優等生はヤンキーに憧れるでしょ。ヤンキーはヤンキーで、やっぱり学歴がある人とかね、頭がいい人に対して絶対的にコンプレックスがあるんですよ。こんな感じでね、お互いにお互いのことをね、やっぱり羨ましいと思ったりね。
やっぱり自分が持ってないものをね、憧れたりっていうのはね、誰しもあるんですよね。あとすごく美人で、私から見たら美人で、才能もある人が例えばいて、その人なんかもね、結局子供の頃はね、でも普通の子供だったらしいんですよね。
今は美人になってるんだけども、子供の頃はごくごく普通の子供らしい子供だった。そんな時に、すごい美少女みたいな子っているじゃないですか。子供の時からすごく可愛い子。でもあなた可愛いわねっていう美少女タイプの同級生がいて、いつもその子と比較されて、ああもうなんとかちゃんはね、まあねっていうね。
微妙な扱いされて、もう一人のなんとかちゃんはまあ可愛いわねとか言って、あれって残酷ですよね。大人ってどうしたらいいことするんでしょうね。
まあそうやってね、だから結構いつもいつもね、あの可愛い方の子とね比較されたりして育ったために、大人になってからすごい美人になってるにもかかわらず、もう自分はずっともうその全然可愛い、なんとかちゃんみたいに可愛くないってね、ずっと思い込んでるんですよ。
で、いまだにだからその子供の頃に植え付けられた、まあ自分は決しても可愛い子じゃないんだっていうね、コンプレックスをいまだに克服できないでいるんですよ。
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男の人もそうですよね。あの高校デビューとか大学デビューっていう言葉って今もありますかね。
あれは、中学高校の時は大したことなかったのに、いきなり大学に行くぐらいから急に垢抜けたり格好良くなったり、背が伸びたりね。
あと社会人デビューっていうのもありますよね。急に今まで学生時代まで全然モテなかったのに、急にね格好良くなったり女の子にモテ出したりとかしてデビューするっていう言い方で、あれもね結構根が深くて、大人になってからモテたんだからいいじゃないかって思うと、こういう男性たちって後々仲良くなってみるとね、やっぱりこじらせてるんですよね。
やっぱりね、小学校ぐらいからちゃんと子供の頃から人気者とかね、ちゃんとやっぱり女子にモテたとかっていう人じゃない限り、途中からデビューした人ってね、なんかちょっとね格好つけて一生懸命モテるキャラを演じてたとしても、なんかちょっとね屈折感があったり、暗い人が多いんですよ。よーく見てみると。
なのでね、やっぱり難しいものだなぁと思って。もうね、大学ぐらいからモテたんだったら、もう新生モテと私は言ってもいいと思うんですけど、本人にしてみたらね、中学高校でもね、ブイブイ言わしてたようなね、イケてる奴らがいたと思うんでね。
そういう人と比べると自分はっていうね、ちょっとね、なんかこう影があるんですよね。こんな感じでね、やっぱり子供の頃に植え付けられたコンプレックスとかって本当に立ちが悪いっていうか、厄介なものなんですよね。
だからね、やっぱりこのモテに関するところ、あのルックスもそうですし、異性にモテる、異性っていうかね、要するに恋愛対象として自分がモテるかモテないかっていうことはね、かなりコンプレックスの中ではね、上位に当たるコンプレックスだと思いますね。
だからそのジェンスもそうですし、あとね、学歴とか勉強ができたかできなかったかっていうコンプレックスももちろんすごくね、こじらせますしね。運動神経があったかなかったかとか、いろいろいろいろあって。
でまぁじゃあ、寸尺お前はどうなんだっていうね、あのこんだけ堂々とこうやって意見言って、なんか偉そうにしてるし、コンプレックスとかなさそうにもしかして思われるかもしれないんですけれど、私は私ってね、やっぱりめちゃくちゃコンプレックスがあるんですよ。
でやっとね、今の歳ぐらいになって、もうどうでもよくなってきたっていうか、あの克服まではいかないけれど、まぁもうこんなこと言っててもっていうね、もう追い先短くもなってきて、もう今更ね、そんなもう自分がもう一生手に入らないことを望んでもしょうがないっていうことにね、ようやく行き着いたんだと思うんですけれど。
じゃあ私のコンプレックスは何かっていうと、優等生の人がすごいコンプレックスなんです、私は。優等生っていうのはね、単純に勉強ができる人のことっていうわけでもなくて、とにかく貧困法制で、すごく勉強もできて、運動もできて、そつない態度で、一番私がコンプレックスに思うところは、
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耳風が立たない人のことなんですよ。誰からも嫌われないし、敵がいない。で、そこそこみんなから学級委員とかになるタイプですね。
みんなから慕われて尊敬もされて、とにかく人生が、万事順調なんですよ、この人たちは。要するに挫折がない。で、障害がない。
自分が、だから大学もストレートで行って、社会人になるのもスムーズに社会人になって、社会人になったらなったで、行く場所行く場所でちゃんと、何て言うんですかね、この結果を出すっていうんですかね、間違ってもそんな変な、私が行かされたみたいな変な部署とかね、そういうところに行かずに、ちゃんと日の当たる場所にいつもいて、
で、結婚すれば下でとってもいい人と結婚して、波風がない人生を送るっていうね、こういう人にはずっとね、やっぱりコンプレックスがありましたね。
で、仲良くなるんですよ、別に普通に。こういう人たちは私は敵対もしなくて、やっぱり憧れてるんでね、わーすごいなーって思って、そういう人とお近づきになりたくなるんですよね。
で、なんとかね、この人たちから何か学べることがないかなーなんて思って、お近づきになるんですけれど、何一つね、学べないんですよ。
自分ではね、一生懸命真似してみてるつもりなんですけど、どうやらね、何にもやっぱりあまりにも対局にあるタイプなんで、真似してもうまくいかないんですよね。
で、私はもう行くところ行くところ摩擦が起こる、挫折もする、でももともとその老いたちからね、その家庭環境から何から何までも破天荒だったんで、もう無理なんですよね。
で、やっぱりね、そういう平凡で、平凡な幸せの中で育って、何一つ不自由なく、何一つ挫折なく生きて、だから何事も挫折がなかったが故にね、複雑ではない人格、素直で物事を見た通りに言う人。
私みたいになんか表向き白のもの、いやーこれ本当は黒だよとかね、そういう斜めからもの見るみたいなとこが一切ない人。そういう人のことがね、やっぱりすごく羨ましいなって、割と最近までずっと思ってましたね。
そういう人はもう本当にみんなからね、何もしなくても尊敬されるんでね、私なんてもう本当にもう行く先々で敵もいっぱい作ってね、いじめられたり叩かれたりしてきたんでね、こういう波風がない人って羨ましいなって思ってたんですよね。
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でもね、最近になってね、向こうは向こうで私のことがね、のびのびと自由にね、いいなって思ってくれていたらしくて、お互いにないものを持ち合っている者同士ね、お互いのことをね、いいなって思ってコンプレックスを刺激し合っていたってことがわかったので、わからないもんだなって思いました。
まあこんな感じでね、社会的にどれだけ成功していようとね、大金持ちになろうとね、はたまためちゃくちゃ威勢からモテたりね、あともうすごい大学出てようとね、みんな変わらず全員コンプレックスっていうものは持ってるんだなっていうふうに思います。
そしてコンプレックスとね、どうやって付き合っていくかっていうね、ことがまた問題になってくるんですけれど、これはね、もうだんだん、あの通常はね、年齢を重ねるごとにね、だんだんもうそこになんかもう無駄なエネルギーをかけてね、自分がもう持ち得ない、そのね、例えばモデルみたいに発動しんだったらよかったって、そんなこといくら望んでもね、あのそうじゃないものがそうなるわけがなかったりとかね、そういったことはだんだんこう折り合いをつけていって収まってくるんですけれど、
とは言ってもね、もっと内面的なコンプレックスとかっていうものは、やっぱりね、ある程度自覚して、自分はこういうところに、あのなんかこう、自信がない部分があるんだなっていうことはある程度ね、ちゃんと自覚しておくべきなのかなっていうふうに思ったんですよね。
それがその最初にお話しした、そのインフルエンサーの例えとかでね、言ってるように、もうある程度ね、あの成功を収めたね、いい年になってからね、いきなりそういったね、ちょっとこう若い頃から思い描いていたね、憧れの姿と自分とのね、帰りみたいな形でコンプレックスがね、ニョキッと出てきたりとかして、思わぬ恥を抱いたりとかね、そういうこともしかねないので、やっぱりね、あのある程度ね、
あの自分が何にね、あのコンプレックス持ってるかっていうことをね、ちゃんと向き合いつつも、まあでもね、まあそれ以外に自分にはこういう長所もあるしなっていうね、あのそういうあのコンプレックスとはね、いい距離感で付き合っていった方がいいなっていうお話でした。ごきげんよう。
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