2020-07-08 14:14

第72回 【対談】上手なストレス管理でテレワークを成功させる方法④

いつもの収録スタジオを抜けて仕事途中でサテライト収録した番組、名付けてサニフラトーーク!今回は前回の続きで高校の同級生のゲストと一緒に「テレワークや仕事におけるストレスチェック」を中心に、その他諸々色々熱く語ります。

(注)このご時世ですので、トーク中はソーシャルディスタンスに配慮しております。


【ハイライト】

・心の可視化によるストレス、幸福度のチェックの利点について

・進化したテクノロジーのストレスチェックの最新事情

・労務トラブルや事故が起きた際の心拍の変化で分かる事

・コロナ禍での従業員のテレワーク時のストレス状況

・男性と女性でのリモートワーク適応能力の差について


理系出身者が選んだ「人の役に立つ仕事」への転身


かつてはメーカーで品質管理に従事していた山田さん。30歳を迎えた今、彼が目指しているのは、医療や福祉、ストレス管理など"人の幸福"に直接関わる領域でした。理由は明確で、「自分の力で何かをしたい」という気持ちと、「社会的に需要が高まる分野」にシフトしたいという思いから。生体情報を定量化してストレスや幸福度を可視化することが、新しい社会インフラになると彼は考えています。


心拍とストレス、そして“見えない疲労”を可視化する


現在山田さんが携わるのは、心拍変動の解析によるストレス状態の把握。単純な心拍数ではなく、自律神経のバランス(交感神経と副交感神経)を読み解くことで、リラックス状態か集中状態か、不快なストレスなのかポジティブな興奮なのかまでを分析できます。ウェアラブルデバイスを装着すれば、職場全体の疲労度やストレスの“傾向”をリアルタイムで把握することが可能になるのです。


従業員の"心の異変"をデータで先読みできる世界


例えば、工場勤務の作業員や巡回スタッフなど、普段顔を合わせない従業員の異変に企業が気づくのは難しい。家族の問題や個人の不安が業務に影響することもあります。そこで、日報や位置情報と生体データを突き合わせることで、「11時に心拍数が異常に上がった」「その時間に不正が起きた」といった分析も可能に。つまり、感情やストレスと出来事を因果的に読み解くことが、すでに現実的になっているのです。


テレワーク時代に見る“男女のストレスの違い”


コロナ禍の緊急事態宣言下、一般ユーザー向けのストレス測定アプリ(ダウンロード数150万以上)から得られたデータ分析によると、男性は緊急事態宣言を境にストレス値が上がったあと徐々に落ち着いていった一方、女性は宣言後にストレスが上がり続けたという傾向が見られました。家庭内での負担増や育児・家事との両立が影響していると推察され、同じリモートワークでも背景にあるストレス因子が異なることを示しています。


うつ・無断欠勤・働き方──数字は“兆し”を教えてくれる


テレワークでよく議論になるのが、「うつ病やモチベーション低下への気づきが遅れるのでは?」という懸念。たしかに対面では“遅刻・無断欠勤”で異変に気づけたかもしれませんが、現在では心拍数や睡眠状態などを通じた定量的モニタリングの方が、より正確に“兆し”を掴めるかもしれません。数字は嘘をつかず、主観ではなく実態を映します。


幸せのアルゴリズムを、働く現場に持ち込む時代へ


数値化されたストレスや幸福感は、決して冷たいデータではありません。それはむしろ、人の心の機微やチーム全体の空気を正確に捉えるためのレンズです。雑談チャットやウェルビーイングツールなど、企業側のケアもますます進化していく今、「人の幸せを測ること」は、もはや非現実ではなく、新たなマネジメントの手法として確実に根付きつつあると感じさせられるトークでした。


~お知らせ~


サニーデーフライデーは、社会保険労務士として活動する田村が普段のサムライ業という固いイメージから外れ、様々な分野で活躍する方やその道の専門家・スペシャリストと語るトーク番組です。


人生に前向きでポジティブな方をゲストとしてお呼びし、経営者や従業員として働くリスナーの皆様が明日から明るく過ごせて、心や気持ちがパッと晴れるそんな『働き方を考える』ラジオをお送りします。


話すテーマは社労士業、働き方改革、キャリア、海外駐在、外国人雇用、海外放浪等です。


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パーソナリティー:田村陽太

産業機械メーカーの海外営業、社労士法人での勤務経験後、社労士事務所を開業。海外駐在員や外国人社員の労務管理、外国人留学生・技能実習生の就労支援等、企業の国際労務・海外進出対応に強い。ラジオDJ、ナレーター、インタビュアー、番組MC・ナビゲーター等、音声メディアや放送業界でも活動。また、番組プロデューサー、ポッドキャストデザイナー等のPRブランディング事業も手掛ける。


カバーアート制作:小野寺玲奈


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ヤマナ君ってさ、今、働き方変えたってことですか?
お仕事してると思うんだけど、どういう経緯で今お仕事に至った?
あるきっかけみたいな。
もともとメーカーの品質操作とかやってたけど、なんで今そういうところに来てるのか?
人の役に立ちシフトしたいなと思って。
メーカーでしょ?
社内での戦いが強いし、自分は直接肌身を感じているポジションで、規模の小さい会社で、自分の力で何かやりたい。
あと医療系。
医療1年だなと思って。
するってなると、今30じゃん。
それ、10年くらい何かやって、40とか50とかで、何かやり遂げるじゃないか。
やりたいなってなった時に、20代後半くらいで。
生態情報の可視化っていうのが、世の中的にすごい需要が増えるんじゃないかっていうのもある。
その業界なんじゃないか。
これの可視化っていうのはストレスがたまっているとか、それが幸福とか?
いろいろある。
歯とか表情とか、声とか、いろいろある。
心格を選んだんだけど、そういうのを使って幸福をしているとか、ストレスがたまっているとか、疲労がたまっているとか、幸せに感じているとか、人を幸せにしているとか。
03:01
要はそのように、数字を使うことで、その後、人がどう使うかはわからないけど、
まず定量化すれば良い方向に進むんじゃないかなっていうのは、
非常に理系的な考え方で、機械学習的な話ですね。
幸せ、自分が今どのくらい幸せなのかっていうのは定量化できて、
例えば行動分析して、それを機械学習にかければ、
自分が幸せになる行動を分析できるみたいな。
それがストレスにも言えるし、興奮させるのか、サービスにも言えるし、
そういう時代が来るんじゃないのかなっていう話。
心拍についてよくわかんないんだけど、緊張する時の心拍と興奮する時の心拍っていうのが、
例えば100とか110とか、1分間100、110動いてるみたいな、
動き方の違いとか、回数とかの違いとかいろいろ見ると思う。
ちょっと専門的な話をすると、心拍数って1分間に何回鼓動が鳴るかっていう話なの?
それと別に、心拍数を解析すると、心作変動っていうもので、
それは心拍の鼓動の毎回の感覚を記録するので、
それを一拍一拍と記録して、それを周波数を解析すると、
微律神経の指標になるので、微律神経と交換神経が高いか、交換神経が高いかという、
要はリラックスしてるか、緊張してるか、ストレスが溜まってるか、みたいな。
それを今、割と古典的な理論なんだけど、
それが解析できるっていうのを、メインの強みにしてサービスを出してるから、
単純に心拍数上がってるかだけじゃなくて、交換神経が上がってるから、
不快なストレスを感じてる人とか、集中してゾーンに入ってるんだとか、
切り分けができる。
あとは疲労とかもそれで判断したりしてる。
疲労が溜まってる、どれだけ溜まってるかっていうのは、
例えばリストバンドを従業員の人に見つけさせると、
全御所の、全従業員の疲労がいつ溜まってるのかっていうのが分かる。
睡眠時間も分かるし、みんなしてるのも分かるし、
ストレスの状況も分かるから、
皆さん組織に向けてどこに課題があるのか、
そういうデータを見ながら回答してくるっていうのをやろうとしてる。
06:00
そういうストレスの具合で軽量化できてるんだ。
もうそういうのになってるんだよね。
そう。
そうなんだ。
今進めてる案件だと、現段の作業品とか、
体調不満みたいな、普段顔見合わせてないような、
作業をしてる人たちと管理する会社が、
そういう人たちのことを管理してる。
つけさせたりとか、あるいは、
観世をする人たちによってきっとストレスが溜まってるだろう。
それは別に、例えば会社の課題とかじゃなくて、
家庭の中で離婚したとか、
子供が不登校になったとか、
大きな出来事が起きたときに、
そういう不水を起こしちゃうみたいなストレスがある。
機能側からすると、そんなの知らねえよみたいな話でもあるんだけど、
でも起きちゃうのは、起きちゃうってわかってるから、
そういうのもストレスを管理してれば、
もしかしたら、ケアしたり傾向を分析して、
時期転換とかかもしれない。
時間を管理したらわかるんじゃなくて、
この時間にこの仕事とか不正をしてたから、
このときに心拍数が上がったとか、
だいたい時系列でわかるみたいな。
時系列でデータを取り出せるんで、
そのとき誰が何してたかは、会社側で記録を取ってもらうか、
それに付き合わせるかどうかっていう。
例えば位置情報と付き合わせることもできるし、
業務日報みたいな感じで、
何時から何日は何してました。
もしちゃんと付けてくれるんだったら、
それと全部一個一個付き合わせることもできる。
なるほど。
例えば、工場の監視員とか、
有毒物質を扱うようなこともある工場で、
見回りをする人とか。
業務日報ってさ、
今日の持ち場は全部異常な人で、
午前11時頃に心拍数がすごく上がってるっていう。
そんなことがわかる日が来るのか。
それは技術準備じゃ全然わかると思う。
そうなんだ。
そういう時にやらかしたってことで、
何かがあってそれをうやるふやにしたとか。
全然できる。
事前に抽出するのは難しいだろうけど、
例えばそれで何か事件が起きた時に、
じゃあちょっと見直してみようって言って、
午前11時から心拍を見直してみる、
ストレス力を見直してみることができる。
もう1個聞きたいのが、
最近テレワークとか在宅勤務が多いじゃん。
働く人の従業員の多くの悩みって人間関係じゃん。
09:03
テレワークとか在宅勤務だと、
その会社での人間関係とかいざこざってのが、
起こりにくく家でゆっくり仕事ができるって感じ。
そういうのって心拍数の変化とかって違ったりするのかとか、
回復帰り言ったらそんなに変わらないのかとか、
目指すべき働き方の中でどうしてもかなって。
世間一般で言われてるのは、
自宅が働く環境になって、
子供がいて、学校も休校だったって言うんじゃん。
子供がいて、奥さんがいて、
その環境で仕事するのは非常にストレスだなっていうのは、
世間一般で言われてる話。
アプリを出してる一般向けに、
150万ダウンロードとかされてて、
アクティブユーザーはそんなに多くないんだけど、
要はその人たちってセルフチェックの目的で、
ストレス測定してるんだよね、スマホかカメラ使うって。
そのデータは毎日何百とか何千かに送られてくるんですよ。
緊急事態宣言が起きたときに、
ストレスがめちゃくちゃ上がっていく。
緊急事態宣言が出た日がピーク。
男性がめちゃくちゃ上がっていく。
そこから男性は徐々にリラックス方向に行ってた。
女性はそこから緊急事態宣言が出てから、
ストレス方向に触れてた。
おそらくね、それはデータだから何か推測するとかできないけど、
家にいて女の人が家事とかやらなきゃいけないことが増えて、
ストレスになったんじゃないかなとは思ってる。
男子はだんだん家も良くねってなる。
飲み会もね。
もしかしたら緊急事態宣言前後ってさ、
業務のまとめでやったりとか、
そういうストレスがあったらかもしれないけどね。
あと処理とかもね。
そういうストレスがあったりとか、
そういうストレスがあったらかもしれないけどね。
健康系向けのサービスでもトリウマットで、
どう解決するかみたいな。
結構やってる、いろんな会社が。
例えば、雑談できないから、
雑談したほうがいいとか、
雑談のチャットを作るとか。
そういうのもね、
雑談できないから雑談したほうがいいとか、
雑談のチャットを作るとか。
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毎日何時に雑談の時間を設けるとか、
30分とか。
テレワーク中にってこと?
一人で社員のケアをしようってやってる人はいない。
いろいろ会社側としてはケアするようなこともあるけど、
やってるし、
環境的にも男性っていうか、
大幅おそらくだけど、
男性は割と慣れてるんじゃないかなと思うとは思う。
気はしてる。
妹の子なんか当初はめちゃくちゃ騒がれてたけど、
ストレス溜まっちゃうし、
管理できないんじゃないかと。
通病になる人と一番最初にできなくなるのが朝起きれなくなることだから、
そうすると遅刻とかする。
あと無断欠勤とか。
それとうつ病なんじゃないかって言って、
結構人々が介入したりするんだけど、
妹ワークだとそれができなくなる。
だから、うつ病とか出ても全然管理できないからやばいんじゃないかって言われてたけど、
実際はもしかしたら今のほうが楽かもしれない。
会場もなくていいし。
妹のほうがいいよね。
オンライン飲み会楽だよね。
好き?オンライン飲み会。
俺好きだよ。
まず安いし、
終わった後さ、家帰んなくていいじゃん。
もう家じゃんって。
ではいいなって。
確かにね。
安上がり確かに。
いかがでしたでしょうか。
サニーフラートーク。
次回もこのお話の続編をお送りします。
魅力的なお話たっぷりです。
お楽しみに。
シャローシュラジオ サニーレイフライデー
DJの田村洋太でした。
それでは次回もリスナーの皆様のお耳にかかれることを楽しみにしております。
いってらっしゃい。
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