いつもの収録スタジオを抜けて仕事途中でサテライト収録した番組、名付けてサニフラトーーク!今回は前回の続きで、高校の同級生のゲストと一緒に「組織の最適化と働き甲斐」を中心に、その他諸々色々熱く語ります。
(注)このご時世ですので、トーク中はソーシャルディスタンスに配慮しております。
【ハイライト】
・ポモドーロやマインドフルネス、オフィスレイアウトについて語る
・社労士だからこその強みは何なのかを考える
・曖昧な発言をせずに根拠をもって話すためには?
・会社員時代と比較して独立して良かったと思う事
・労働集約型の業務と丸々任せるパッケージ業務、どちらが良いのか?
・ゴミ捨てやトイレ掃除がもたらす会社への影響
集中力は“時間”で測れない──在宅勤務時代の働き方再考
在宅勤務やテレワークの広がりとともに、「集中力と休憩のリズム」は再設計が求められている。30分間の雑談タイム、手作業を挟む時間など、働く側の“間”をどう作るか。集中→分散→回復のプロセスを可視化し、単なる結果主義ではなく、プロセス設計に柔軟性を持たせる必要がある。オフィスレイアウトですら、かつては集中を高める要素とされていたが、コロナ禍でその価値も揺らぎつつある。
社労士の“唯一無二の経験値”とは何か
「社労士として活躍すること」よりも、「社労士であるからこそ経験できること」に注目したい。カウンセラーや人事コンサルタントにはない、複数の経営者と定期的に話す機会、給与や助成金といった“人×お金”のリアルな現場を見続ける経験こそ、社労士のコア・バリューだ。目の前の相談だけでなく、そこで得られる経営課題の傾向を見極め、次のビジネスに生かす感覚が問われている。
「この仕事をなぜやっているのか」──自分の軸を問われる瞬間
社労士が担うのは“数値化できない価値”だ。相談の一言、問いのひとつひとつが相手の意思決定に影響を与える以上、自分の発言の根拠や視点を意識することは重要だ。人の感情を扱う現場では、“感覚”で話すことが悪いのではなく、誰に向けて話しているかで伝わり方が変わる。理詰めを好むタイプにはファクト、感情を重視する人にはストーリー。話し方の最適化も“職人技”といえる。
独立の理由は「自由」でいい──評価を自分で決めたい
組織の中で頑張っても、評価は他人任せ。だからこそ「自分が頑張ったことを、自分で成果として感じられる場所」で働きたいという動機で独立した声も多い。練習や地位ではなく、言いたいことを言える自由、嫌な相手を選べる自由、自分の結果を直に受け取る自由──それが独立の醍醐味だと語られる。
「人を雇う」ということ──事務所の未来像を描く
単純作業を任せる“事務員”ではなく、自分と同じレベルで考えられる“仲間”を雇いたい。そう語るのは、組織の“拡大”よりも、“質”を重視する社労士たちだ。事務所を拡大するというよりも、一人ひとりがスペシャリストとして尊重される場づくり。その設計思想こそが、“最適化”ではなく“共育”の視点なのかもしれない。
手続きも掃除も“意味のある仕事”──最適化の先にある価値観
たとえばトイレ掃除を社長が自ら行うという話に象徴されるように、最適化や効率化の先にある“意味のある無駄”に価値を感じる人も多い。事務作業も、コンソールも、トイレ掃除も、全部やることで全体像が見える。その実感が、顧客への共感につながる。最適化では削れない価値を大切にすることが、働く喜びを取り戻す鍵かもしれない。
~お知らせ~
サニーデーフライデーは、社会保険労務士として活動する田村が普段のサムライ業という固いイメージから外れ、様々な分野で活躍する方やその道の専門家・スペシャリストと語るトーク番組です。
人生に前向きでポジティブな方をゲストとしてお呼びし、経営者や従業員として働くリスナーの皆様が明日から明るく過ごせて、心や気持ちがパッと晴れるそんな『働き方を考える』ラジオをお送りします。
話すテーマは社労士業、働き方改革、キャリア、海外駐在、外国人雇用、海外放浪等です。
パーソナリティー:田村陽太
産業機械メーカーの海外営業、社労士法人での勤務経験後、社労士事務所を開業。海外駐在員や外国人社員の労務管理、外国人留学生・技能実習生の就労支援等、企業の国際労務・海外進出対応に強い。ラジオDJ、ナレーター、インタビュアー、番組MC・ナビゲーター等、音声メディアや放送業界でも活動。また、番組プロデューサー、ポッドキャストデザイナー等のPRブランディング事業も手掛ける。
カバーアート制作:小野寺玲奈
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