2021-06-04 40:35

第227回 【対談】教えて、あなたの働き方!(後編、ゲスト:株式会社Replow 小野寺玲奈さん)

社会保険労務士の田村が様々な業種で活躍する人の働き方や信条・哲学をインタビューし、新しい働き方を学ぶコーナー『教えて、あなたの働き方!』 

今回のゲストは前回の続きで、農業分野を基軸とした事業企画・運営・デザインなどを中心に事業活動を行い、キャリアコンサルタントとしても活躍されている株式会社Replowの小野寺玲奈さんと対談します。   

※このご時世ですのでソーシャルディスタンスに配慮して収録しております。   


【ハイライト】 

・農業界における人材確保と定着の課題 

・農業人材の確保や定着において重要な事

・新規就農する上でのアドバイスやポイント

・フリーランスという働き方だからこそ叶えられるものとは?

・小野寺さんの働き方で大事にしている事

・株式会社Replow様の今後の事業の展望について


本エピソードの前編のリンクはこちらです。

https://podcasts.apple.com/jp/podcast/id1507714225?i=1000523806886


株式会社Replow様のリンクはこちらです。 

https://www.replow.net/


ゲストプロフィール:

小野寺玲奈さん

秋田県立大学生物資源科学部アグリビジネス学科を卒業後、株式会社マイファームに入社され、農業生産管理、農業教育サービス、農業関連企画や営業運営等に携わってこられました。また、在職中に千葉大学園芸学部社会人向け課程でも勉強に励み、物凄いスピードで変化する農業界での「キャリア支援」と「農業技術」という二つの軸で活躍すべき、日々仕事に取り組まれています。また今年の4月からはフリーランスとして農業分野を基軸とした事業企画・運営・デザインなどを中心に、活動をされています。


~お知らせ~

サニーデーフライデーは、社会保険労務士として活動する田村が普段のサムライ業という固いイメージから外れ、様々な分野で活躍する方やその道の専門家・スペシャリストと語るトーク番組です。


人生に前向きでポジティブな方をゲストとしてお呼びし、経営者や従業員として働くリスナーの皆様が明日から明るく過ごせて、心や気持ちがパッと晴れるそんな『働き方を考える』ラジオをお送りします。


話すテーマは社労士業、働き方改革、キャリア、海外駐在、外国人雇用、海外放浪等です。


パーソナリティー:田村陽太

産業機械メーカーの海外営業、社労士法人での勤務経験後、社労士事務所を開業。海外駐在員や外国人社員の労務管理、外国人留学生・技能実習生の就労支援等、企業の国際労務・海外進出対応に強い。ラジオDJ、ナレーター、インタビュアー、番組MC・ナビゲーター等、音声メディアや放送業界でも活動。また、番組プロデューサー、ポッドキャストデザイナーとしてPRブランディング事業も手掛ける。


カバーアート制作:小野寺玲奈


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【社労士ラジオ  サニーデーフライデー】
次の質問なんですけれども、キャリアコンサルタントとして活躍されている小野寺さんなんですけれども、
農業界における人材、従事される方はいらっしゃると思うんですけれども、
その人材を採用する、確保する方法と、あと定着させるところでの課題とか問題点を、
ぜひとも勉強させていただきたいんですけれども、教えてください。
人材業界のメインの方々から言われたら、本当に怒られるかもしれないですけど、
農業界の最大のイシューが人材なんて言われるんですよね。
そうなんですか。
外国人人材を入れてきてとかも、今コロナの影響で外国から来てもらえないとかもあったりして、
その辺も大変なことになってたりもするんですけど、
日本人の農業法人500社を対象にしたアンケートを見たときに、
約6割の経済が、人手不足は農業経営における深刻な問題だと感じているって回答しているデータを見たことがあるんですよ。
結構多いですね。
6割ってかなりですよね。
でも実際に、私が新卒で働いてた会社でも、
離職率が35%とか超えてたと思うんですよ。
私が入社3年目の頃には、同期が半分以下になってたので、
まあそのぐらいかなっていう感じはしてますね。
やっぱり辞めていく先輩もいますし、後輩の子もどんどん辞めていくっていうのはあったので、
離職率は高い業界かなというふうには思ってます。
そこの問題というか、なぜ辞めていってしまうのか、小野寺さんは思うことはありますか?
そうですね。
個人的にはなんですけど、生産現場と結びつけると課題が見えてくるかなというふうに思うんですね。
経営者の方が大変なのはもちろんのことなんですけど、
生産現場の支持をするリーダーの役割に対する負荷というのがかなり高くなりがちだなというふうに感じていて、
例えば新卒とか2年目とかそんな形で入社してきても、
社員であるという時点でパート3とかに支持を出すポジションっていうふうになっていくんですよね。
そうなった時に自分よりもキャリアの長い方々に対して的確な支持ができなかったりとか、
そんなことで傷つくこともあるでしょうし、
それ以上にリーダーのポジションにつくといろんなことをしなきゃいけない。
栽培もそうだし、計画も立てなきゃいけないし、
やってもらった作業に対する分析もしなきゃいけないし、コストはどうなんだとか、
その辺も結局人数が少ない形になっているので、
03:01
どうしても見ていかなきゃいけないっていうのがあって、
やることが本当に滝に渡るというのが大変だと思います。
それでも続けていける方たちっていうのは、
一緒に頑張る仲間に恵まれていたりとか、
上の先輩が辞めていなかったり続いていて、
一緒にやれたりとかそういうところがあるかなと思っていて、
私もそれこそ新卒で入った会社では、
先輩がちゃんと教えてくれたので、
一人で困らずにやることができたっていうのはそこかなっていうふうに思ってるんですよね。
なるほど。結構手厚く落ちるみたいですね。
そうですね。部長とか社長とかも私が担当していた補助にちょこちょこ来てくれて、
どう?みたいなのとか、
それこそ私の面倒を見に来てくれてるんですけど、
当時の上司とかは、
ちょっと会議で疲れちゃってみたいな、
ここは落ち着くからいいんだよみたいなそういう言い方で寄ってくれたりとか、
本当にできた。
距離感がすごいですね。いい感じの。
そんなことを面倒見てくださったので、
いられたみたいなのはあったのかなとか思ってます。
なるほど。
従業員さんへの接し方とか、
そういうところで会社でバックアップしてるみたいなところってやっぱ大事なんですかね。
大事ですね。
人間関係の作り方が上手い上司がいるっていうのは一つポイントになるかなとやっぱり思ってしまいますね。
なるほど。
人間関係が上手い上司というとどんな感じのイメージが出ますか?
理想的な上司というか。
理想の上司って正直私いなくてですね。
そうなんですか。
理想って難しくないですか。
確かにそうですね。
どこまで追い求めても理想の上司って確かに難しいかもしれないですね。
ずっと追いかけなきゃいけない雲の上の存在すぎるとしんどくなるでしょうし、
質問とかもしにくかったりしちゃうと思うんですけど、
ちょうどいい距離感みたいな上司がやっぱり自分のダメなところとかも言ってくれたりするような上司が私は多くて。
だから私も失敗したときに隠さずに言える環境だったのかなとか思ったりしてます。
なるほど。結構人に恵まれてたってことはあるんですね。
それは本当にありますね。
そうですね。やっぱりリーダーのポジションについた後のキャリアみたいなのが農業法人って難しいなと思っていて、
せっかくリーダーのポジションについて何年かやって、その後に何になるっていうのは特にないんですよ。
なるほど。
それこそ経営者がいて、ちっちゃい法人だったら経営者がいてその次がもうリーダーで、
あとパートさんみたいなパターンもあるじゃないですか。
自分がもう独立就労で自分が社長になるかっていうので辞めていくと、
自分の下に例えばもう一人社員がいたとしたら、その社員の子がやってくれてたこととかをリーダーになれるっていう、
06:02
その社員の子がリーダーになれるならいいんですけど、
その社員の子が例えば辞めてしまった場合には自分がその社員の子がやった仕事をもう一回戻ってやらなきゃいけないとか、
自分のキャリアが行ったり来たりしてて一個に進まないっていうジレンマに陥るんですよね。
それも私も経験したことがあって、
もう一歩先に進みたいって思ってるのに任せようと思って先にまた下の子が辞めちゃったみたいな。
自分の管理がうまくなかったとか、接し方がうまくなかったとかあるのかなとは思いつつも、
最後にお話をすると決してそうではなく、そういうことではないって言ってくれるんですよ一応。
一応言ってくれて、その後農業するかっていうとしないパターンが結構多くて、
思ってたよりしんどかったとか、こんなに外に出るの好きじゃなかったとか、
いろんなことが原因としてあって、
農業ってすごく社会的に良いものっていう、やってると貢献できるものみたいな形ですごく良いイメージがあるんだけど、
反対の良くない方のことに対して精査しないまま憧れだけで入ってきてしまうとやっぱり続かなくて辞めていってしまうっていうのがどうしてもありますね。
理想とギャップがあるんですね。
なるほど。いろいろ物田さんから課題とか問題とか聞かせてもらったんですけども、
物田さんが考える、この経営者の方が人材を定着させるためのポイント、人材確保するための重要なこととか教えていただけたらと思うんですけど。
これもすごいおこまましいんですけど。
自信持ってください。
すごい難しい問題だと思うんですけど、今まで私が経験させていただいたことから考えると、
これからの農業経営っていうのは、生産現場で働くメンバーにもキャリアプランが描きやすい仕組みみたいなのを作っていかないといけないのかなっていう風に思ってるんですね。
今だったら、それこそ農業の生産現場をやるっていう目標のもとに入ってきてくれたとして、
その後にどうするかっていうのを考えないまま始まっていくパターンも全然あるんですよね。
だけどそこで、例えば採業とか教育の部分を担ってもらって、
そっちの人材教育のスペシャリストと生産現場とやっていく人になってもらうみたいなこととか、
あとは生産計画の会議とか経営会議とかに参加しながら、その現場をちょっと主導していくみたいな形で、
キャリアに選択肢があって幅があると、ただの農業現場の作業者ではなくなるから、
09:05
彼らの資産も上がって、きっとキャリアプランを描いていけて人としても成長していくっていう風に私は考えていて、
そういうここまでできるようになったらこの役割をやってもらおうみたいなことを会社側としても考えておくっていうことが必要なのかなっていうのを個人的には思ってます。
なるほど。めちゃめちゃすごく難しいところですね。
そうですね。本当に小さな形態でそこまで考えるっていうのは難しいことだと思いつつも、
人材を逃がさないようにしたい、育てていきたいというふうに思う業界だからこそ、
そのぐらいのことを考えておいてもいいんじゃないかっていうふうに思ったりするんですよ。
なるほど。ひとつ質問したいんですけど、経営者の方がキャリアマップを描いていくために重要なことって何かありますか?
落とし込んでいく会社の中にいろんな部署とかを作っていくというのが重要なことって何かあるんですか?農業界で。
なるほど。農業界でいうと、おそらく仕事の分解ができていない場合もたくさんあるはずなんですね。
なので、自分一人で分解をしていこうって思った時には難しいので、
それこそ農業者さんのグループとかがあるんですけど、
グループの中でそういうことを考えていける仕組みだったりとか、
それこそ日本だと全然少ないと言われるんですけど、
社会人になってからも学び続けるのが当たり前なような中になってきてはいると思うんですけど、
農家さんもそうやって学ぶ場のひとつとして、人材のこととか会社の中の組織の作り方みたいなことを学べるような場所とかができてくると、
農業者さんがやめてないのが良くないとかじゃなくて、
こういう時代になってきて働く人たちがそこまで考えるようになってきたから、
その仕組みを整えてできるようにするみたいな仕組み作りっていうのを進めた方がいいのかなっていうふうに思っていて、
そこをどうやるかっていうのはまたちょっと難しい問題ではあるので、考える必要はあると思うんですけどね。
常に学び続けるような環境っていうのを提供していくような。
何か自分が足りないって思った時に、調べきれることと調べきれないことがあると思っていて、
調べられないことについては、一緒の思いを持った仲間と一緒にどうするのが今でいう最適解なのかっていうのを考えるしかないと思ってるんですよ。
本当に難しいので考えるしかなくて、でも考えた末にやってみて、
ハマるかもしれないみたいなことがめっちゃ大事だと思ってるので、
12:01
そういうことができる場作りもそうだし、そういうのを見つけられるような環境というか、
そういうのって大事かなっていうのは思ってます。
もう1個質問していいですか?
ハマるかもしれないっていう感覚っていうのはどういう風な感じで掴んでいくの?
従業員と話し合って、どんな感じで掴むものなんですか?
どうなんでしょうね。そこについては、私も経営側ではないのでちょっとわからないんですけど、
お話をする中で、理解してくれてるのとか、従業員が置いてきぼりになってないなっていうのを、
多分よく話してる経営者さんだと理解されると思うんですよ。
私も実際経営者さんと、経営者さんというか社長とかとお話をする中で、
よく理解してもらってるなとか、そういう安心感を得たりはしてたので、
その辺の擦り合わせをしながら、自分の会社の理想とできることとっていうのを
擦り合わせをされていくんだろうなっていうふうには思います。
結構従業員さんのことを思う気持ちっていうのが経営者の方にも伝わっていて、
それが全体的にハマっていく感覚になってくるんですか?
やっぱり無理はさせすぎられないし、だけどやってほしいこともあるじゃないですか。
そこのバランスをどうかじ取るかってやっぱりその経営者それぞれだと思うので、
そこはもう口を出せない部分なので、どう考えるかっていうところですよね。
なるほど。今後小野寺さんがキャリアコンサルトとして活躍されていく中で、
ぜひリスナーさんもまた不明点がありましたら聞いていただきたい。
まだまだ聞けることがいっぱいあると思います。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
次の質問に行きたいと思うんですけども、今後小野寺さんの方で収納に関する地区だったりとか
スクールとかいろいろされてると思うんですけども、今後やっぱり農業を始めたいとか
独立したいって思う方がいらっしゃると思うんですけども、
これから収納したいとか独立して農業をやりたいって方に向けて
何から始めたらいいのかっていうアドバイスをいただけたらと思うんですけども。
はい、ごめんなさい。やったのが私かな。
いえいえ。お願いします。期待します。リスナーさんも。
そうですね。前は全国新規収納相談センターっていう国のウェブページがあるので、
そこで農業を始める.jpっていうウェブサイトをご覧いただいて、
そこから収納を知る、体験する、学ぶ、研修するみたいなタブが設置されているので、
自分が収納したいのか、まず学んでみたいのかとか、
そのやりたいことに応じて確認をしていっていただいて、
まずは情報収集をしていただくことが大事だと思います。
まず収納しようと思った時に、どうやって収納するんだろう?
15:04
どうすればできるんだろう?っていう情報収集をやっぱりしなきゃいけないことと、
農業技術って必要なので、学んで技術を身に付けること。
もしくは自分が漠然と農業をしたいけど何を作るか、
どういう経営をするかっていうのが見えていないっていうことであれば、
やっぱり学校で学ぶとか地域で学ぶとか、
何でもいいんですけど学ぶっていうことが必要になってくるので、
それを経て研修する。農家さんで研修するとか、
あとは農業法人、会社に勤めながら技術を磨くとかをして、
そこから独立されるパターンもあれば、
そのまま会社で働くパターンもあるでしょうしっていう形で、
どこで自分がどの選択肢を選んでどこまでたどり着いていくのかっていうのは
その人次第になるんですけど、
今自治体によっても使える補助政策が違ったりとか、
いろいろ違うので、自分はどこで学びたいのか、
どこで農業をしたいのか、何を作りたいのかとか、
その辺が明らかになってくるとどんどん前に進んでいけると思います。
結構目的がある方々はスムーズにいろいろ学ぶような環境がいっぱいあるんですか?
そうですね。自分がやりたいと思っている農業がこのエリアでは難しいみたいなパターンがやっぱりあるので、
土地がないとか、自分はオーマニックで栽培をしたいんだけど、
この地域は空産といって空から農薬をまくエリアだから、
オーマニックする人にはとても大事で適さないよとか、
地域特有の事情がいろいろあるので、自分のエリアはどうなのかというのも、
やっぱり地域の自治体の農政化とかに足を運んで、
聞きながら本当にできるのかどうかというのを何度も擦り合わせをしてやっていくというのが必要になりますね。
なるほど。結構いろいろ幅広く施策がある中で、
一人一人のどんな感じのビジョンかっていうのが大事だと思いますね。
大事ですね。収納する時にやっぱり収納計画書とかも書かなくちゃいけないので、
その辺はどうしても必要になってくると思います。
なるほど。一つ質問したいんですけど、僕みたいな農業をやりたいんですけど、
全く知識がないとか、何にも分からない方がまず農業を始めたいという時に、
学ぶべきなのか、まず働いてみるのかとか、いろいろあると思うんですけど、
何からしたらいいってことはありますか?
目的づくりなんですかね。何か分からないですけど、
どうしたらいいかという人を教えてもらいたいんですけど。
やっぱり一番いいなって思うのは、今ちょっとコロナの影響で開催がしづらくはなってるんですけど、
収納フェアみたいなの、収納したい人のための就職相談会みたいなのをやってるので、
そこに足を運んでみて、そこに出展している企業さんとか自治体さんとか、
学校さんとかも出てるので、モノ的に聞いてみて、
自分がどれが合うかっていうのを調べていくといいと思います。
展示会みたいなのやってるんですか?
やってます。
18:00
そこで情報をもらいながら、自分が肌に感覚があるところに行ってみるみたいな感じなんですか?
自治体さんで最後までフォローアップしてくれるようなところもあるので、
それで行っちゃうのも一つなんですけど、
自治体さんに本当に引っ越すのか悩むっていう時には、やっぱり学校さんから行ったほうがいいでしょうし、
今のお仕事をやめて切り替えて、他の農業法人さんでも働いちゃうっていうことができないんだったら、
やっぱり学校さんなのかなとか、いろいろと。
もうやめて本当に行っちゃうんだみたいなことも、かなり冒険ですけど、
やっぱりいらっしゃるので、そこまでの覚悟があって、経営者さんとお話が入れば就職っていうパターンもあると思います。
なるほど。そこら辺はそれぞれの覚悟というか。
そうですね。
やっぱり何も情報がない中で、何から始めようと思っている方は、
一旦学ぶっていうステップを取ったほうがいいと個人的には思っています。
そうなんですか。その理由みたいなのがあるんですか。
作りたい作物と自分が実際作れる作物をすり合わせたほうがいいっていうのがありまして、
例えば私すごくきゅうりが好きなんですみたいな方が、
学校できゅうり作ってみたら、どうやってもきゅうりうまく作れないみたいな方があるんですよ。
あるんですか。
なので、トマトだったらうまく作れそうみたいな方は、
トマト動画になったほうがいいじゃないですか。
そうですね。
やっぱりやってみないとわからないことがたくさんあって、
こういうイメージを持って農業法人に入ったけど、
実際にやる作業がこんなことだとは思ってなかったとかもあるので、
本当に何も考えていない場合は一回学んで、
これだったらやれそうっていう方向に研修なり法人に就職なりっていうのを
したほうが失敗はしにくいと思ってます。
なるほど。
素人で申し訳ないですけど、
農作物によって作業するのって難易度ってあるんですか?難しさとか。
あるんです。
あるんですか。
基本的に全部簡単ではないと思ってるんですよ。
正直種まけば育つし、できるんだけど、
裏物としてロス率を下げて均一に作るとか、
そういうことを考えるとやっぱりある程度理解して、
技術力がないとできないことなので、
そんなに農業だったらできるかなぐらいの軽い気持ちだと
失敗するかなと思っちゃいますね。
そうなるんですね。
なるほど。
小野寺さんはキャリアコンサルタントとして働いてますけど、
小野寺さんに就農相談とかでもできるんですか?
もちろん。大丈夫です。
授業としてやられてますか?
今まだ授業化はしてないんですけど、
相談は全然受けられると思います。
リスナーさん聞きましたか?結構ね。
ぜひ小野寺さんの方にどうしたらいいのかわからないことを
相談してほしいというのはありますよね。
わかりました。ありがとうございます。
次は私のラジオなんですけど、
働き方のラジオでして、働き方を考えるラジオということで、
いろんな経営者の方、ゲストの方に働き方を教えてもらう
21:01
というラジオなんですけども、
小野寺さんに質問したいんですけども、
今独立されてお仕事されていると思うんですけども、
今お仕事のやりがいや大変なこととか、
いろいろ働き方について教えてもらいたいんですけども、
まだ本当に4月にスタートしたばかりなので、
大変なことってまだ全然なくてですね、
まだ楽しい状態でいるんですけど、
これくらいやってくるだろうなって思っていることでいくと、
自分で何でもやって言ってる割にはできないこともあるので、
お断りをしなくてはならないっていうところが出てくると、
たぶんウィンウィンでなくなってきて調整に入っていくとか、
そういうフェーズに入っていくっていうことがイメージできるので、
やれないことを断りするのはちょっと辛いところだろうなっていうのは想像しています。
やりがいというか、今の時点でフリーランスでいいなっていうふうに思うのが、
対等の立場で議論ができるところがすごくいいなと思ってまして、
本当にそれをやりたい、さっき言っていた熱意のある方々とかと一緒にできる、
そういう方々が気づいたらお客様としてお付き合いしていくような方々になっているので、
そういうのがすごくいいなと思っていて、
今フリーランスをやっていても、他の企業さんとか他のフリーランスの方と一緒にお仕事をしたりとか、
ちょっとやりきれない部分をアウトソーシングするみたいなことが簡単にできる時代になってきているので、
仲間を増やしやすいというふうに考えていて、
私も今までの人脈だけじゃなくて、これからも仲間を増やしながら進められたらいいなというふうに考えているんです。
なるほど。一つ一つ質問したいんですけど、
ウィンウィンになるようにお仕事をしていくというところが結構難しいなと言っていたんですけど、
それをやる上での工夫みたいな、こんなことをやっているというのはあるんですか?
普通の会社員でも同じだとは思うんですけど、
クライアントさんが要求されていることをきちんと理解するというか、
理解してきっとこうして欲しいんだろうなというのを組み取った上でお仕事をしていくということがすごく大事だと思って気をつけるようにはしています。
なるほど。組み取る上でのコツとかってあるんですか?経営者の方から組み取るというか。
経営者の方から組み取るというか。どうなんでしょうか。
でもちょっとずれてるかなとか理解できていない時に、失礼かなと思ってもこういう意味で合ってますかとかよく聞いているような気がします。
なるほど。直球に返すんですか?その質問に対して。
直球に返します。わりと私のちょっとゆるい感じとかも理解されているような方が一緒に取り組もうよって悟ってくださったりしているので、
それってこういう理解であってますかっていうのを聞いても許してくれるような方とお仕事をしています。
24:00
それはやっぱり戦略的に直球に効くようにしているんですか?ゆるい感じと直球に効くみたいな。
それはもう性格ですね。
生まれ持ったもの。
そんなに賢いタイプではないかもしれない。
それは経営者の方も質問されてアハって気づくこともあるでしょうね。
そういうふうにおっしゃっていただけることはたまにありますね。
やりたいことだよ本当に。
そういうところがやりがいとか大変なことにつながっているということなんですね。
わかりました。ありがとうございます。
次の質問なんですけれども、小野寺さんが働く上で大事にしていること。
いろいろモチベーションを上げるためにやっていることとかお客さんの対応とかいろいろ今お話もありましたけど工夫していること。
働き方のスタイルをお聞きしたいんですけれども。
これがすごい言いにくいんですけど。
なんでしょうか。
一番大事にしているのが働きすぎないことです。
基本的に熱血なのだと思うんですよ。
熱血?どういうことでしょうか。
ついついやりすぎてしまう性格なんですよ。
きちんとしているのが当たり前みたいなところが正直ありまして。
ただお客様が気づいたらそうだという話なんですけど。
基本的には一緒に目標を達成しようという熱意を持っていて。
その過程で私の成長も応援してくれるみたいな方々と平等するようになってきているんですね。気づいたら。
お客様が苦手な部分は一緒に悩むとか考えるみたいなことを大切にしていて。
もやもやしていてうまく言語化できない部分とかあるじゃないですか。
ありますね。
そういうところもその場でなくても持ち帰って言語化して整理・説得して。
この前のこれってこういう理解であってますかとか。
あるいはちょっと図にしてみてこういうイメージですかとか。
そういうことを聞きながら調整はするんですけど。
それもやりすぎてしまうと働きすぎてしまうので。
その場で解決できることはその場で解決をして。
できないことはでも持ち帰って。
粗暴がないようにきちんとはするんだけどやりすぎないみたいなことを大事にしています。
なるほど。ひとつ質問したいんですけど。
働きすぎないことを大事にしているとおっしゃってたんですけど。
そのきっかけって何かあるんですか。
そうですね。
でも実は昨年月○○時間ぐらいのペースで働いていて。
月○○時間!?
マジっすか!?
昨年はハードで。
それこそ食事の選択基準が移動時間中に運転しながら食べられるかみたいな。
になるぐらい。
でも睡眠時間とかも本当に確保できなくて。
27:03
次の日の朝起きれるかどうか不安で一瞬目が覚めちゃうみたいな。
すごいハードワークをして。
結構過酷な一年だったなっていう風に思ってるんですね。
大変で、これも働きすぎないことの理由のひとつではあるんですけど。
ここで私が一番困ってたのが、学ぶ時間が取れないこと。
新しい情報が入ってこないから、論理的な発想も浮かばないし、
私は今止まっているっていう風に思ったんですよ。
こんなに動いてるのに止まってるみたいな。
大学でも勉強されて、また社会人になっても勉強されてますからね。
なのに学ぶ時間がこうやって1時間も取れないみたいなことになっていくと、
どんだけ自分が頑張って働いて会社の業務を前に進めたら、
その学ぶ時間を働くことに対して会社が無理に要求したわけでもなくて、
私がここまできっちりやらなきゃいけないと思うから勝手にやってるだけなんですよ。
別に会社の悪くはなくて、自分がもう一歩をブレイクスルーして
やりたいことをやったりとか、もっといいお仕事にしていくみたいなことを
考えたときに、やっぱり学習する時間の大切さみたいなのは
どうしても見過ごせなかったんですよ。
働きすぎて学ぶことができなくなるぐらいだったら、
学習時間をちゃんと確保した上で働ける分だけ働くみたいなことの方が
自分には合ってるの?っていう風に考えたっていうのがありますね。
なるほど。まずは学びたいってところだよ。
学生時代に、高校は新学校じゃないからそんなに勉強してないですし、
大学時代も、私片親なんですけど、親がリストラにあったりとかしていて、
バイト構えの日々を過ごしてたのもあって、
学生時代もほとんど勉強してないので、
勉強していなかったんですけど、
バイト構えの日々を過ごしてたのもあって、
学生時代もほとんど勉強してないので、
知らないことがめちゃくちゃ多いんですね。
知らないことを補いながら働かないと、
今の時代の流れについていけないと思うと、
外せない要素ばかりするんですよ。
そこがきっかけなんですね。
なるほど。もう一つ質問なんですけど、
勉強したいという気持ちと、働きすぎないという気持ちと、
先ほど大事にしているお客様と伴奏していくという感じじゃないですか。
そこを3つ掛け合わせるために、
重要なことがあるんですか?工夫していることがあるんですか?
どうなんでしょうね。
3つだけど、それを叶えるために、
働き方を変えたんだと思います。
そこに繋がっているんですか?
たぶん、一回自分がそのまま会社員をやる、
30:06
違う会社で、例えば定時で8時間働くとかも考えたんですけど、
その枠の中でお仕事をしちゃうと広がりがないというのも気になって、
じゃあどうしたら全部いいところにできるんだろうって考えると、
やっぱり私のことをよく理解してくれているパートナーさんが、
フリーダンスになると言った時に声をかけてくれたりとか、
あとはフリーダンスになると言った時に、
うちの夫がちょうど法人化をしていて、
手伝ってほしいものがあるんだとか、
自分が必要とされる環境がちょうどあって、
やりすぎず、自分の時間を取りつつやれるっていう、
周りの人のおかげと自分の行きたい方向がうまく合ったのが、
たまたまそうだったっていうのがあると思います。
すごいですね。めちゃめちゃいいタイミングで。
ただのラッキーなんですよ。
そうですね。ラッキーな環境において今お仕事されているということで、
働きすぎないっていうのを体験していくっていうところが、
分かりました。ありがとうございます。
ありがとうございます。
いろいろとお話を聞いたんですけれども、
その働き方に、上で考えに至った、参考にした側とか、
その人のエピソードとかありますか?
特にその辺はいないんですけど、
キャリコン講座に通っていた同期のメンバーとか、
たまに私はキャリコン講座のアシスタントとかに行っているんですけど、
そこの参加される方々は、
当たり前のようにキャリアは自分で作る時代だっていうお話をされるんですよ。
そういうことを考えていくと、
今まではこうありたいみたいな理想の自分を勝手に作って、
その高い目標にどれだけ近づけたかで自分を評価していて、
なので常に私は自己評価が低いんです。
そうなんですか?
まだあれもできない、これもできない、ないないないってないものばかり言っていて、
だけどその事情を俯瞰してみると、
こういう良い結果が出たみたいな評価できる部分は確かにあったんですよ。
だからこうありたいっていう理想の自分を一回捨てて、
周囲の方々が評価してくれるその部分の価値と、
そこから広がっていくお仕事っていうのを広げてやっていきたいなっていう風なことを今は思っているんです。
結構そのキャリアコンサートの勉強される方同士の影響もあってそういう考えになったんですね。
そうですね。
もう1つ質問したいんですけども、
自分の追い求めるべき理想っていうのがこうあって、
それだといけないと思って捨てるじゃないですか。
で、周りのことも聞かなきゃいけないなとか評価を受けなきゃいけないなって思う気持ちあるじゃないですか。
どうやって変わっていったんですか?それって。
なんかこうありたいっていう自分に届くまでとにかくやり続けて、
33:06
一旦届くんですよ。
何回か届いて、また登って、設定がまた上がってっていうのをずっと繰り返しているから枠が広がってはいるんですけど、
それをずっとやっていくと高すぎる目標設定になっていく。
そうですよね。どんどん上がっていきますよね。
そうなんです。こんなに目標を置いちゃダメだみたいな感じでどんどん上がっていくんですけど、やっぱり疲れるんですよ。
疲れるね。
それで振り返ったら、ずっと追い求めてやってきたんだから、一旦現状でちょっと落ち着いてもいいんじゃないかみたいな。
結構周りの年齢高い方々とかも、ちょっと止まる時間は必要だよみたいなことをここ数年すごく言われるようになってきていて、
そういう爆発するじゃないですけど、やりすぎてもう何もできないみたいな、全部何がするみたいな状態にならないように皆さんが言ってくれてたんだろうなっていうのを感じています。
すごい、周りの人に恵まれてるって感じしますよね。
本当にそれはそうですね。
もう1個質問していいですか?
そういうめちゃめちゃいい人たちを周りに肩に立ててもらって、
本当にそれはそうですね。
もう1個質問していいですか?
そういうめちゃめちゃいい人たちを周りに囲み込むような小野寺さんのその引き付け力っていうか、
それは何が重要なんですか?周りの縁を引き込むような。
わかんない。
なかなか縁に恵まれない方がいるじゃないですか。
すごい僕お話聞いててずっと聞いてて、小野寺さんってすごい人に恵まれてて、いいなって僕思うんですけど、何が秘訣なんですか?
本当にわかんないんですよね。
まだまだ?
いや本当に、結構頑張って目標を持ってやってますみたいなこと言ってるんですけど、できないことめちゃめちゃあるんですよ。
そうなんですか?小野寺さんってどう?
全然あるので、そこを助けてくれるちょっとおせっかいな人たちが寄ってきてくれるから、おせっかいな人ってやっぱりいい人なんで、そういうことなんじゃないかなって思います。
小野寺さん助けたいなっていう形がそれを縁に繋げてるみたいな。
そうですね、助けてくれてますねみなさん。
じゃあぜひサニーライブラジオも聴いていただいて。
聴いていただいて。
わかりました。ありがとうございます。
今後のお仕事の野望や目標を教えていただきたいんですけども。
最初にちょっと話したんですけど、事業の柱を作ることが目標で、今農業界に特化してるんですけど、基本的には何でも嫌なので、
私のJターン先、秋田県、北秋田市っていうところとか、その他の地域でも貢献できる何か一本作りたいなっていうふうに考えてます。
なるほど、その柱を作るために今工夫されてることなんかあるんですか?
それがですね、やっぱりやりたいなとかちょっと考えてることがいくつかあるんですけど、
36:03
なんでしょうか?
それはちょっと今内緒なんですけど。
いいもん入れれるんじゃない?
まだちょっと内緒だよね。
考え中なんですけど。
そういう場所を視察しに行くとか、そういうことが本当は4月からどんどんやりたかったんですけど、なかなか移動が今できないので、
ちょっと止まっていて、今は机の上でずっと考えてるだけになっちゃってますね。
じゃあ今企画を頭をめんでる感じですか?
なるほど。Jターン先でのお仕事っていうのはどんな感じで繋がっていきそうですか?
今やっていて、本当にそれが構造として利益構造なのかとか、その辺も見なきゃいけないですし、
ちょっとまだ何とも言えない部分が多いんですけど、
おそらく行った先で助けてくれる方々がまたいるだろうと勝手に期待をして、
やりたいことの要素を集めて形にできればなっていうふうに考えてます。
なるほど。そこも小野寺さんの引きつき力が活かされていくんですね。
やっぱり、出身大学があるっていうのを強めるので、
あと大学の友達とかもいるので、人脈でそこらへんは助けていただこうかなっていうふうに勝手に考えてます。
そうですよね。出身大学の学部が一期生なんですね。
そうです。
そこらへんとかも繋がってるんですか?
はい。一期生なので先生たちもよく覚えてくださっているので、
突然会いに行ってこんなことがしたくてっていうプレゼンをしたいというふうに思ってます。
そういう場もあるんですね。
すごいなんか。
技術に押しかけようと思ってます。
ちょっとね、秋田県立大学のコーチの方々、来ますのでまた。小野寺さん来ますので。
確保しておいてもらって。
わかりました。ありがとうございます。
最後に御社のPRや宣伝をお願いいたします。
ありがとうございます。
農業関係とかデザイン関係のお仕事のご依頼があればお気軽にご連絡いただければと思います。
基本的には何でもやるので、こんなことってできるぐらいのお話からでも全然大丈夫なので、
普段でも声かけていただけたらなって思ってます。
ちょっと変わったお仕事で言うと、インスタの投稿代行みたいなのとかも実はやってまして、
あとはこんなのできるっていうのをまず聞いていただけたら大丈夫なので、
弊社のウェブサイトのお問い合わせ欄からぜひご連絡ください。よろしくお願いします。
インスタの投稿代行ってどんなことをするんですか?
アカウントをいただいて、写真をGoogleドライブとかにどんどん入れていってもらったら、
ちょっと二三、二言三言を書いて毎日投稿を同じ時間にするとかですね。
そのままやってくるんですか?
そのままをつけていくとか。
見てくれる方が引き付けられるような投稿をしてくる?
そうですね。写真もカラー揃えたりとかそのぐらいです。
それ心強いですね。
アナログなんて全然わかんないですよね。写真とか文章とかわかんないんで。
39:02
個人でずっとやっていく方は大変なので、そういうのもアウトソーシングしたいみたいなお相談もたまーにあります。
そうなんですか。まずはりくらうさんのお問い合わせホームで連絡していただければ、
それから直接ご相談するってことですか?
そうですね。できることできないこと説明させていただいてっていう感じですね。
わかりました。ありがとうございます。
本日はいろいろとお話し聞かせてもらってありがとうございました。
どうですか?今日お話しさせてもらいまして、振り返りというか思った感想とか教えていただけると。
やっぱり自分のキャリアとかを振り返ると、あの時こういう風に思ってこういう行動をしてたんだなとか、
本当に振り返ると人に感謝しなきゃいけないなとか、そういうことを改めて感じることができたので、本当にありがたい機会でした。ありがとうございます。
少しでもお役に立てれば。
ありがとうございます。
僕も小野寺さんからお話し聞いて、農業関係で今の現状だったりとか、今後の働き方。
こんなこと大事にしてるんだって小野寺さんよく知ることができたので、本当にいい機会ありがとうございました。
ありがとうございます。
本日はゲストは株式会社リプラウの小野寺れなさんでした。ありがとうございました。
ありがとうございました。
シャローシラジオサニーデイフライデー、DJの田村洋太でした。
それでは次回もリスナーの皆様のお耳にかかれることを楽しみにしております。
今日も気をつけて、いってらっしゃい。
40:35

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