2025-10-03 14:20

第474回『一人語り回 Vol.140~AI時代に残るのは“その人らしさ”? 定食屋のBGMから考える言葉よりも大切なもの~』

第474回『一人語り回 Vol.140~AI時代に残るのは“その人らしさ”? 定食屋のBGMから考える言葉よりも大切なもの~』というテーマで語っていきます。


【ハイライト】

・今日のテーマにしたきっかけ

・言葉以上に伝わるものは必ずある論

・会話の内容や正しさ以上に「どう伝えるか」が大事だ!

・AIの発達で「正しい言葉」が誰でも発信できるようになったけど...

・「その人らしさ」は生きてきた背景や思考の積み重ねだ!

・「誰が何を言うか」よりも「どんな人がどのように言うか」が大事だ!

・田村がポッドキャスト配信で大事にしている事

・正解がないテーマに真正面から向き合う重要性

・答えにたどり着くまでの過程も大事だ!

・他者と共感できる部分をたくさん作っていこう!

・相手の喜怒哀楽に触れるコミュニケーションをとろう!

・うまい言葉で伝えようと思うな!


~お知らせ~

サニーデーフライデーは、社会保険労務士として活動する田村が普段の士業という固いイメージから外れ、働き方や働く価値観、働くマインド等と熱く向きあったり、人生に前向きでポジティブな方をゲストとしてお呼びし、真剣に働き方を考える番組です。


経営者や従業員として働くリスナーの皆様が明日から明るく過ごせて、心や気持ちがパッと晴れるそんな『働き方を考える』ラジオをお送りします。


話すテーマは社労士業、働き方改革、キャリア、海外駐在、外国人雇用、海外放浪等です。


パーソナリティー:田村陽太

東京外国語大学外国語学部卒業。産業機械メーカーの海外営業、社労士法人での勤務経験後、社労士事務所を開業。海外駐在員や外国人社員の労務管理、外国人留学生・技能実習生の就労支援等、企業の国際労務・海外進出対応に強い。番組プロデュース、ポッドキャストデザイン等のPRブランディング事業も手掛ける。株式会社サンキャリア代表。


サンキャリアのHP

https://www.srcc-suncareer.com/


カバーアート制作:小野寺玲奈


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サマリー

AI時代において、人々にとって重要なのはその人らしさであるというテーマが取り上げられています。定食屋のBGMから始まり、共感やコミュニケーションの在り方、そして情報発信における個人の背景がどのように評価されるかについて考察されています。人々が本当に大切にすべきは“その人らしさ”であるとの考えが示されています。定食屋のBGMを通して、感情や共感の重要性について語られています。

共感と人らしさ
はい、こんにちは、田村陽太です。今日のテーマはですね、AI時代に残るのはその人らしさ、定食屋のBGMから考える言葉より大切なものというテーマでお話をしたいなと思います。
皆さんはどんな曲が好きですか?中学生、高校生といったような青春を過ごした時に聴いた曲が好きっていう方もいるかもしれません。
こういう感じで自分が好きな曲っていうのがあると思うんですけど、それを他の人も好きだった時って懐かしくて心が通じ合ったりとか、相手との心の距離が近づくっていうことがありますよね。
今日はですね、言葉を超えたコミュニケーションとその人らしさを出すことの重要性についてお話をしたいなと思います。
今日のテーマにしたきっかけなんですけど、先日家族でご飯屋さんに行ったんですけれども、ちょうどお店に入っているとBGMが流れていまして、その流れているBGMが私たち30代、アラフォー世代のドンピシャな選曲だったんですよね。
例えばダパンプとかスピードとかオレンジレンジとかフジテレビのヘキサゴンに当てた周知心とかね、そういうのがめっちゃ流れてたんですよね。
うわ懐かしいっていう風に感じで盛り上がってたんですけど、パウンターの向こうでお店の人がニヤって笑ってくれたんですよ、そんな話をしてたら。
言葉を交わしてないんだけれども、まるで同じ青春時代を過ごしてきた仲間みたいな感じで、共感の心が一瞬生まれたんですよね。
言葉では話してないけれども、ニヤっていう笑いから言葉以上に伝わるものっていうのがやっぱりそこにあるんだなっていうふうに思ったんですよ。
これも仕事でも一緒でして、お客さんとお仕事するときに一番大事なことって、会話の正しいことを伝えるとか、会話の内容が正しいとかっていうよりも、相手にどのように伝えるかっていうのが一番大事だと思うんですよね。
正しいことを伝えようとする以外に、相手に向ける姿勢だったりとか、相手に向ける表情だったりとか、言葉のトーンだったりとか、柔らかいトーンっていうのが大事だと思いますし、
言葉の内容があまり正確じゃなかったとしても、相手に対してのお伝え方とか、相手から情報をもらったときの言葉の受け取り方とか、言葉じゃないところで補えるところっていうのはいっぱいありますし、
そういうところでたくさんどのように伝えるかっていうところを一生懸命頑張ると、人って安心できると私は思うんですよ。
例えばこの職場とかでも、他の従業員さんと雑談とか何気ない会話のやり取りとかもすると思うんですけども、会話の内容が大事っていうよりかは、その会話の話を聞いて相手の話を受け止めるってことも大事ですし、
それに対しての共感をする姿勢っていうのもやっぱ大事だなと思いますし、その話の聞き方とか、どう相手の話を受け止めるかっていうところが一番自分の話が相手に伝わったなっていうところが一番大きいと思うんで、
雑談の時間こそ、言葉の内容というよりかは相手の感情を受け取る時間なんだなっていうふうに意識するともっといいんだろうなっていうふうに思ったりするんですよね。
最近ではこのAIが進んできて、自分たちの仕事も効率化できるところってたくさんあるんですけども、一方でこの情報を発信することに関しても生産性は上がったりはするんですけど、
その情報を発信する側がその人なのかその人じゃないのかっていうところを区別することって難しくなってきたと思うんですよ。
AIを使って、さも田村が話しているようなことをAIが話せるようにっていう形で伝えるようにはなってきてると思うんですね。
書き言葉とか文章とかブログとか何でもそうなんですけど、
その正しい言葉を伝えようっていうところはAIの方でもできるようにはなってきてるんですよ。
ただAIができないところっていうのは、その人自身がどういうふうにして生きてきたかとか、こういう事柄に関してどのように感じるかっていうか、
その人の考え方とか生き様ってところまでは表現できないものだと私は思うんですよね。
私が最近ずっと聞いているポッドキャストのシャロウ氏の鈴木圭介さんと音楽家の赤見さんが対談するポッドキャスト、うらくりっていうのがあるんですけど、
鈴木圭介さんは私のポッドキャストでも対談で出てくださってたので、ぜひリスナーさんも5回聞いていただければ嬉しいなと思うんですけど、
その時にもお二人が結構作曲、音楽の作曲をされてるんですけど、
曲作りの上でそのAIを使うことが増えてきてるんだけども、
例えば有名なアーティスト小崎豊さんの楽曲をAIが再現した場合って、
それは小崎豊さんの曲なんですかっていうと、それはどうなのかなっていうような話をしてたんですよ。
その人らしい曲っていうのは何かというと、その音楽とか文章とか、
それ何か出てきた作品じゃなくて、その作品に対してどのようなことを考えてるかとか、
どういう思いでこの作品を作ったかとか、
その生き様の方がしっかりしてるからその人たち、その人の作品を評価するものだと私は思うんですよね。
今後このAI時代が、AIが技術が進んでいく上で、
自分はこの物事に対してどういうふうに考えているよとか、
こういうことを感じて、どういうふうなことを感じたよっていうことを表現していくっていうのが、
一番大事になってくるんだろうなっていうのは思うんですよ。
つまり何を言うかっていうよりも、どのような人がどんな人生を生きてきて、
どういうふうにそれを言っていくかっていうことが大事だと私は思うんですよね。
正直な生き方
それこそ、Xとか、インスタグラムとか、いろんな有名な方が、
いろんな情報発信をして、いろんなフォロワーを集めてくるっていうことがあるかもしれないんですけど、
その人自身が本当にそれを言ったのかっていうのって、
AIが進んでいくと、それを証明するのって難しくなってくると思うんですよね。
Xのシステムとしても課金制度があって、
その人が自身がちゃんと喋っているよっていうことが、
一応課金をすることによって証明はすることができるようになっているかもしれないけど、
情報を得た側としては、その人が発信した情報なのか、
他の人が発信した情報なのかによって得られる情報って、
大して差があるわけじゃないじゃないですか。
どこに価値を置いているかというと、
そういう情報を発信する以前に、この人はこういうことを経験してきて、
こういう舞台でこういうことを発信しているからっていうような、
その人自身の背景とか意義様に共感するから、
その人の文章っていうのを評価を与えているわけだと思うんですよね。
だからこそ、自分が情報発信する上でも、
ただかっこいい文章とか、しっかりした正しい文章を発信していこうというよりかは、
自分はこういう人生経験をしてきて、こういうことを考えているから、
その事象に対してはこういうふうに考えるというような、
私はどんな人間で、どんなふうにして物事を考えているかというようなところに、
正直に生きていきたいし、
今後も情報発信をしていきたいなと思いますね。
なので、こうやって毎週1回フォトキャストで配信できているというのはめちゃくちゃ良いことですし、
話してみて、改めて自分がこう考えているなってことは分かりますし、
話してみて悩んでいたことも、
喋ってみたら案外そんな悩む必要ないんだなっていうふうに軽くなったりとか、
そういうことにもなって嬉しいので、
そういうことをどんどんどんどん積み隠さず話していくっていうのは、
大事だなと思いました。
私の番組も今まで5年続けてきたんですけれども、
自分の番組で意識しているのは、
答えがないテーマに対して自分の視点を乗せて、
100%言い切るみたいなことっていうのを意識しているわけなんですよね。
このシャローシ事務所でのお仕事っていうのは、
法律に則ったお仕事とか案例に則ったお仕事ということで、
実際そのお客さんからこういう人事労務の問題で、
こういう問題を解決したいとか、
こういう問題ないそうだからどうやって解決したらいいのかっていうような、
正解を求めがちな仕事ではあるんですけど、
だからこそこうすべきですっていうような、
なぜならこういう理由だからですっていうような、
正解がどこかにあってそれを導いて、
これが回答ですっていうような仕事って普段ずっとやってるんですよね。
だからこそ、他のシャローシさんとかと比べた時に、
どこが差別化ができるかっていうと、
その人らしさの重要性
そういうところでは勝ち目がないというか、
差別化できないところだと私は思うんですよね。
自分がポッドキャストで意識しているところっていうのは、
ポッドキャストもそうですし、自分のホームページのブログとか、
サンキュアリアニュースでも配信しているところで意識しているのは、
答えがない問題に対して、
タムラだったりとか、タムラの事務所がどういう風に考えているかっていうのを、
発信する舞台だと私は思っているんですよね。
正解のない問いに対して、
出てるこういうことが解なんじゃないかっていうのを、
さまざまな背景だったりとか、
さまざまな今までの人生経験から語っていくっていうような、
答えのないものから答えを導いてあげるっていうことが、
今後大事になってくるんじゃないかなとも私は思うんですよね。
なのでそういうのも、
うまく答えにたどり着けるかわからないけれども、
その答えに近づけるように自分が今まで経験してきたことを、
いっぱい引っ張り出してきて、
引っ張り出していく過程においても、
自分なりの考え方とか人間性というのは伝わるもんだと思っているので、
そういうのを意識していきたいなと思っています。
簡潔だったりとか、かっこよく答えを導かないような感じで、
ずっとこれからも発信していきたいなと思います。
今回のテーマはですね、
AI時代に残るのはその人らしさ。
定食屋のBGMから考える言葉より大切なものというテーマでお話をしてきました。
共感とコミュニケーション
定食屋さんのBGMから感じたのは、
やっぱり言葉で伝えるよりかは、
相手と共感できる部分っていうのを、
どれだけいろんな人と増やしていくかってところが、
やっぱり大事だと思うんですよね。
その共感できる部分ってどこかっていうと、
自分たちが生きてて感じるような喜怒哀楽、
感情に乗るような事象だったりとか、
そういうところを話していくとか、
それを伝えていくっていうのはやっぱり大事なんだと思うんですね。
さっきの音楽っていうのも、
その人自身が青春時代で生きてきて、
寄りどころにしてきた曲っていうのが流れてくると、
やっぱり自分も感情が揺さぶられますし、
そういう気持ちになった人を自分以外で見ると、
その人と感動を共有したいなっていうようなことも生まれたりすると思うんですね。
そういう喜怒哀楽の感情に揺れるようなコミュニケーションって、
どんなことをしたらいいのかっていうと、
普段生きてて、
嬉しかったこととか、悲しかったこととか、
怒ったこととか、嫌だなと思ったこととか、
そういうところを包み隠さず話すっていうのはやっぱり大事ですし、
誰でもそう思うだろうっていうようなことを狙っていくんじゃなくて、
自分はその物事に対してどう考えているかっていうような、
その人らしさ、自分らしさっていうところを情報を発信していくことっていうのは、
やっぱ大事なんだろうなっていうふうに思いました。
今後そのAI技術が進んでいく中でも、
自分がどういうふうにしてその物事を考えるかっていうのを、
これからも発信していくことっていうのは、
人間がやるべきことだと私は思うんで、
今後も発信していきたいなというふうには思いました。
うまい言葉で伝えようとはせずに、
うまく伝えられないなと思ったら、
相手の話をじっくり聞いて聞く側に回るとかも大事ですし、
話を聞いて、これを相手に伝えたいなっていうのが湧き上がってきたら話す側に回るとか、
そういう自然なコミュニケーションをこれからもしていきたいなと思いますね。
こういう話が皆さんの普段のコミュニケーションとか日々の仕事に
少しでもヒントになれれば嬉しいなと思い、
今日はお話しさせていただきました。
本日のテーマは以上となります。
ありがとうございました。
本日は最後まで聞いてくださいましてありがとうございました。
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シャローシラジオサニーデイフライデイ、DJの田村洋太でした。
それでは次回もリスナーの皆様のお耳にかかれることを楽しみにしております。
今日も気をつけて。いってらっしゃい。
14:20

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