私が積極的に育児に関わっている理由として5つありまして、1つ目は子どもの成長を間近で見られるってところがいいと思います。
私は育児に関わる理由として結構でかいのは、子どもが好きなんですよね。
まず無邪気じゃないですか、自分の楽しさとか喜びをダイレクトに求めるみたいなところがすごく好きで、何か楽しんだりとか、時には泣いたりとか、喜怒哀楽を率直に出していくみたいな姿勢っていうのが子どもだけでしか感じれないなっていうのがあって、
だんだんと大人になっていくと、そういう感情を押し殺して生きていくみたいなことがあると思うんですけど、子どもの時ってそういうのはないじゃないですか。
そういうのを子どもと一緒に生活をすることによって、自分が思っている喜びとか泣いたりとか、そういう怒ったりとかっていう感情をそのまま私も追体験できるってところがめちゃくちゃいいなっていうふうに思うんですね。
育児ってルーティーンなところもあったりするんですよね。朝から夜にかけて、この時間にはこれをやらなきゃいけないとかっていうところの時間割り場あるので、だいたい同じことの繰り返しのようにだんだん感じてくることもあるかもしれないんですけど、長いスパンで1ヶ月とか1週間とか1ヶ月が長いスパンで見ていくと、子どもの成長ってめちゃくちゃでかいんですよね。
1週間前まではずっとおむつだったのに、おむつからパンツに変わってとかって、そういう目に見えるような驚きもありますし、前まではこういう言葉は使えなかったけれども、そのまにか自分で文章をSVOっていう形で話しかできるようになったりとか、すごい成長してるなってところがあったりするんですよね。
こういう、今は自分が大人になって当たり前だっていう成長も、自分がずっと子どもと見ていると成長に対して嬉しいですし、そういう成長の瞬間に立ち会えるっていうのはめちゃくちゃ豊かな経験だなと私は思います。
ちっちゃい子どもっていうか、中学生、高校生とか大きくなるまでの小学生ぐらいまでの子って、自分で生きていくのってなかなか難しかったりすると思うんですよ。
自分が小学生だった時にも、自分一人で生きていけるかって言ったらやっぱり怖いですし、そういう自活する能力もなかったんで、自分一人では生きていけないと思うんですよね。
家族の一員として、子どもがちっちゃいうちに成長できるように役立てるっていう、自分自身の存在価値が強く感じられるのって育児の経験だと思うんですよね。
そういうのに100全部従えっていう話じゃないんですけども、自分が生きてきた経験であったりとか、子どもを見ていく中で何か手伝えることはないかなっていう視線で子どもの成長に寄り添えるっていうのは、他には変え難い自己効力感が高まるような活動だと思うんで、そこの面ではいいなと私は思ってますね。
2つ目の理由としては、女性の負担を減らしたいっていうのはあるんですよね。
妊娠して出産するっていうことって、女性でしかできないことですし、めちゃくちゃでかい仕事だと思うんですよね。
そこから出産してから育児をするっていうところは、女性でしかできない母乳をあげるとかっていうのはあるかもしれないけど、男性にもできることってあると思うんですよね。
女性でしかできない妊娠・出産っていう大仕事をやってくれたことに対して、男性がその後の家事に積極的に関わるっていう意味では、負担を減らすっていう意味でも重要だと私は思うんですね。
実際、私も一番上の子が保育園に入る前は、妻が会社員でずっと外で働いてて、私が日中ずっと家にいるみたいな、主婦みたいな生活をしてたんですよね。
朝ごはんを準備したりとか、そびあいてをしたりとか、イルネの寝かしつけしたりとか、お風呂入れたいとか、そういうのってタスクっていうか、いっぱいあって。
実際、主婦の経験をしてみて思いましたけど、家事とか育児のやることってめちゃくちゃ多いんですよね。
会社で働くのと別のベクトルで忙しいな、気も使うなっていうところが経験できたんですよね。
家事とか育児になっている女性の方々とか、本当にすごいなっていうのを心から思えたんですよね。
こういう経験をしたことによって、女性自身が会社の職場復帰する際にどういうことを悩んでいるんだろうなっていうことを、子どもの年齢別にどう考えているのかっていうのも、現在進行中であるんですけれども、追体験できていますし、
仕事と育児の両立っていうのを簡単に捉えることだけではやっぱ難しいなってことはあるんですよね。
プライベートがしっかりとしてないと仕事も集中できなかったりするんで、それも逆もしっかりなんですけど、仕事が楽しければプライベートも充実するものだと私は思っているので、
そういう男性自身が女性の負担を減らしていくことによって、女性も仕事で働きやすくなってプライベートも充実しますし、男性自身もプライベートも充実して仕事も辿っていくものだなと私は思うんで、そういう意味でも男性として育児に関わっていきたいなと私は思っています。
3つ目としては、社会の当たり前を変えたいというのは大きいんですよね。
男性がいつまでも育児に関わらない存在っていう風に見られるのを変えたいなっていうのは思ってたんですよね。
よくバラエティとかでもテレビ番組見ててもめちゃくちゃいじられるというか、うちの旦那は育児全然しないんだよねみたいなことが口のように女性から言われましてですね。
それに対して仕方ないじゃんみたいな感じで言う人が多いんですけど、そういうのを変えていきたいなっていうのは思いますし、なんかもったいないなと思うんですよね。
私も先ほど主婦の時代があったよって話をしたんですけど、平日の日中に子供と一緒にお出かけしたりとか子育てセンターに行ったりとかってあるんですけど、
子供と一緒に見かけるのは女性の方っていうのが多いんですよね。女性と子供っていうパターンが多くて。
男性が日中育児している姿ってあまり見ないっていうのが現実なんですよね。
子供たちが集まるイベントとか、たまたま子育てセンターとかで会って喋ったりすると、そういう子供いるんだって感じで意気投合したりとかもするんですけど、やっぱりキーな目で見られることってまだまだ多いんですよね。
男性がもっと当たり前に育児に関わってくれば、社会の見方自身も変わってくるし、
男性だから育児めっちゃ頑張ってるねっていうような特別なように見られるんじゃなくて、
育児に関わっていることは、子供がいる家庭で育児に関わっているのは男性女性関わらず、
こちらも当たり前の普通の光景だよねっていうふうに見られれば、
男性自身も育児に関わっている男性自身も生きやすくなってくると思うし、女性側からの不満も減っていくんだろうなって私は思うんですよ。
あとこういう育児をしていて思うのは、やっぱり仕事と育児って似てるところってあるなって思ってまして、
抱え込みをするっていうのは生産性を下げるっていうような話なんですね。
これはどういうことかというと、例えば育児とか家事をしてても、
これの仕事は女性、奥さんしかやりません。この仕事に関しては男性しかやりませんっていうような、
仕事と役割を固定すると、お互いに負担が偏ってしまうし、
お互い何をしてるかが分かんないから手助けもできないっていう形で、生産性が下がっていくものだと私は思うんですね。
育児も仕事もお互いの得意不得意を共有して、得意なことに関してはこの人がやって、
不得意なことは妻がやる、男がやるみたいなことをやってた方がいいなと思うんで、
男性、女性どちらも関わっていくっていう姿勢を持つことがやっぱ重要なんだろうなっていうふうに思うんですよね。
妻への感謝の気持ちっていうのを行動で示すことってやっぱ大事だと思うんですよ。
命を懸けて産んでくれたことに関して、やっぱ男性がその段頑張ってる家事とか、
育児を見ずにありがとうって言うだけじゃなくて、行動自身で積極的に関わっていくことっていうのは、
プライベートも充実していくと思いますし、コミュニケーションも自然と増えて、
夫婦生活も良くなっていくなっていうのは思うので、そういう面でも大事だろうなっていうふうに思います。
4つ目の理由としては、育児を特別扱いしない社会にしたいっていうのがでかいですね。
日本の歳出というか、税金として使われている一番のでかいところって、
少子化対策とか、子育て支援とか、社会保障のところじゃないですか。
そういうところを質を大きくしていって、育児に対して前向きになってくれる方を増やしていくっていうのは、
すごい良いことだと思うんですけども、
育児に対してお金がかかるとか、育休を取るとキャリアに響いて、なかなか社会に復帰できないみたいな、
そういうコスト的な感じで育児を捉えると、あまり将来が明るくないなっていうのは思ってまして、
そういうのを発信していくんじゃなくて、育児を通して得られる喜びとか、
自分自身が父となって母となって得られる学びっていうのを発信していくっていうことは、やっぱ重要なんだろうなって思うんですよ。
それは子供の成長も間近で見られるとかもそうですし、
子供がいることによっていろんな出かけられるスポットっていうのが増えて、
家族との時間っていうのもいっぱい共有できるようになりますし、
仕事以外にもプライベートでもいろんな人間関係が広がっていくし、
これって買いがたいものだと私は思うんだよね。
だからこそ、私が男性として育児に関わっていく中で、
育児っていうのはコストじゃなくて、自分の人生をさらに豊かにする営みなんだっていうことを発信していきたいなと思いますね。
そういうことを発信することによって、自分もやってみようかなっていう方が増えてくると、
それが子供を持つことが楽しいなとか、
それも一つの道なんだなと思えて、少子化対策につながるんじゃないかなとか思ったりもするので、
そういう意味でも、育児をすることに何か特別な意識を持つみたいなことがない社会にしたいなというふうには思っていますね。
最後5つ目の理由としては、
社老子として育休取得をサポートする身だからってところがありますね。
私は社会保険老虫事務所の代表として、
その会社の経営者とかその人事担当者の方に、
いろいろ育児休業案件の法改正があるよっていうのをお話しして、
その実際従業員さん、男性従業員さん、女性従業員さんから、
育休を取得するときにどうしたらいいの?みたいな相談があったときに、
そういうアドバイスもしているわけなんですよね。
その際に、育休を取ることのメリットっていうところを、
会社の人とか経営者の人に説明する際に、
自分が根拠を持てというか、
ちゃんと自信を持って言えるために、
育児を積極的に頑張るっていうのは意識しているわけなんですよね。
従業員さんが育休を取るときとか、
実際子育てをしていて、
どんなことに悩みを考えているのか、不安を持つのかっていうのを、
会社で働いている段階と、
従業員さんの子供の大きさの段階とかに見てみながら、
どういうことが悩みなのかっていうのを、
実際に出産、育児を経験していないと語れないところがあると思うんですね。
ただ単に法律がこうなっているよとか、
こういうことを厚労省の方では求められているよとかっていうのを
喋るだけじゃなくて、
実際に従業員さんがこういうことに悩んでいるから、
こういうことを会社でサポートしていくと、
もっと働きやすいですよねっていうようなことを、
具体的なイメージとか言葉、実際の経験から話せるっていうのは、
めちゃくちゃでかいなっていうのは思うんですよ。
先ほどお話ししましたけれども、
まだまだ会社員という肩書きで、
男性とかが育児休業を取るっていうのは、
1ヶ月とか長くても3ヶ月とか短期間ではあるわけじゃないですか。
私のような自営業とかの意味でしたら、
育児休業っていうのが、
育児に関わる期間って1年とか2年とか長く取れるわけなので、
今後会社員の方が育児休業を取っていく際に、
1年とか2年取っていくときには、
どんなことに悩んでいて、
どんなことが懸念でなってくるのかっていうのを、
自分がサポートしてアドバイスできるためにも、
私はこれからも育児に積極的に、
長い期間関わっていきたいなっていうふうに思っています。
こうやって私が育児に積極的に参加することっていうのは、
自分の父親としての役割っていうだけじゃなくて、
お客さんとか子もさきさんとか会社さんを支援する意味でも、
大きな意味があると私は思っています。
本日のテーマはですね、
仕事だけじゃもったいない。
男性育休と育児参加の本当の価値についてお話をしました。