2025-09-12 18:44

第471回『一人語り回 Vol.137~仕事だけじゃもったいない!男性育休と育児参加の本当の価値~』

第471回『一人語り回 Vol.137~仕事だけじゃもったいない!男性育休と育児参加の本当の価値~』というテーマで語っていきます。


【ハイライト】

・今日のテーマにしたきっかけ

・現在の男性の育児休業取得率と今後の展望について

・積極的に育児にかかわっている理由5つ

・喜怒哀楽を正直に出せる事の楽しさを語る

・成長の瞬間に立ち会えることの喜び

・育児や家事を男性が積極的にシェアする意味

・「主夫」を経験してみて感じた事

・家事、育児は本当に忙しい論

・社会の「当たり前」を変える事は小さな積み重ねだ!

・特別な存在と思われない社会を目指したい話

・何事も「抱え込み」は生産性を下げる!

・育児は社会のコストじゃない!何物にも代えがたい価値だ!

・社労士として育休取得をサポート上で役に立つ事

・子どもの年齢別で従業員が感じる悩みに寄り添う事の重要性

・「もっと長い期間育休を取ろう」と思える社会にする為に出来る事

・自営業の育児のリアルを発信する媒体が少ない現実について


~お知らせ~

サニーデーフライデーは、社会保険労務士として活動する田村が普段の士業という固いイメージから外れ、働き方や働く価値観、働くマインド等と熱く向きあったり、人生に前向きでポジティブな方をゲストとしてお呼びし、真剣に働き方を考える番組です。


経営者や従業員として働くリスナーの皆様が明日から明るく過ごせて、心や気持ちがパッと晴れるそんな『働き方を考える』ラジオをお送りします。


話すテーマは社労士業、働き方改革、キャリア、海外駐在、外国人雇用、海外放浪等です。


パーソナリティー:田村陽太

東京外国語大学外国語学部卒業。産業機械メーカーの海外営業、社労士法人での勤務経験後、社労士事務所を開業。海外駐在員や外国人社員の労務管理、外国人留学生・技能実習生の就労支援等、企業の国際労務・海外進出対応に強い。番組プロデュース、ポッドキャストデザイン等のPRブランディング事業も手掛ける。株式会社サンキャリア代表。


サンキャリアのHP

https://www.srcc-suncareer.com/


カバーアート制作:小野寺玲奈


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サマリー

このエピソードでは、田村陽太が自身の経験を交えて男性育休と育児参加の重要性について語っています。彼は育児を通じての成長や自己効力感、女性の負担軽減の意義にも触れ、社会的な価値観の変革が必要であると訴えています。また、育児は自身の人生を豊かにする機会であることが強調されています。法改正や育休取得促進のために、実体験に基づくサポートの必要性についても言及されています。

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社労士ラジオサニーデーフライデー
こんにちは、田村陽太です。
育児参加の重要性
今日のテーマはですね、仕事だけじゃもったいない、男性育休と育児参加の本当の価値というテーマでお話をしたいなと思います。
私は現在自営業としてですね、社労士事務所の代表として働きながら2人の子供を育てています。
朝は結構バタバタしておりまして、子供の着替えだったり朝食の準備とか、上の保育園に送り届けたりとかっていう感じでやってて、
昼間はお仕事、日はお仕事して、また夕方には迎えに行って、夜は一緒にご飯食べたり遊んだりとかして、そんな感じで忙しい日々を送ってます。
独立当時はあまり考えてなかったんですけども、実際に自営業をしてみて一番良かったなっていうのを思うのは、自分の時間の使い方を自由にできるってところなんですよね。
これは自営業とかフリーランスのお仕事をしてっていう働き方で選んでいて、めちゃくちゃ良かったなって思うところです。
こういう自由さのおかげで、自分の仕事だけじゃなくて、育児だったり子供との時間を過ごせたりとか、とても大事な時間だなと思っております。
今日はですね、この男性が育児に関わる意味ということでですね、私自身の育児経験を、今も継続中なんですけども、その体験を交えながらお話をしていきたいなと思います。
最近では男性の育児休業取得も増えてきて、男性の30%程度は育児休業取得できてるみたいなことを言われてますけども、実際統計を見ていても、2週間とか長くても1ヶ月、3ヶ月とか、短いパターンが多いんですよね。
まだまだ短期間で育児休業を取られて、そこからまた職場に戻ってくるみたいなことが多いと思うんですよ。
私が育児しながら仕事をするみたいな感じで働いてるんですけども、長期間育児をしながら得られている気づきっていうのを、今回配信することによって、会社で働く従業員さんとか、
従業員さんをマネジメントする管理職とか、それをサポートする人事部の方の考えを変えていきたいなと思って、少しでも男性が育児休業、育児に関わる意味っていうのをお話ししていきたいなと思います。
育児の体験と成長
私が積極的に育児に関わっている理由として5つありまして、1つ目は子どもの成長を間近で見られるってところがいいと思います。
私は育児に関わる理由として結構でかいのは、子どもが好きなんですよね。
まず無邪気じゃないですか、自分の楽しさとか喜びをダイレクトに求めるみたいなところがすごく好きで、何か楽しんだりとか、時には泣いたりとか、喜怒哀楽を率直に出していくみたいな姿勢っていうのが子どもだけでしか感じれないなっていうのがあって、
だんだんと大人になっていくと、そういう感情を押し殺して生きていくみたいなことがあると思うんですけど、子どもの時ってそういうのはないじゃないですか。
そういうのを子どもと一緒に生活をすることによって、自分が思っている喜びとか泣いたりとか、そういう怒ったりとかっていう感情をそのまま私も追体験できるってところがめちゃくちゃいいなっていうふうに思うんですね。
育児ってルーティーンなところもあったりするんですよね。朝から夜にかけて、この時間にはこれをやらなきゃいけないとかっていうところの時間割り場あるので、だいたい同じことの繰り返しのようにだんだん感じてくることもあるかもしれないんですけど、長いスパンで1ヶ月とか1週間とか1ヶ月が長いスパンで見ていくと、子どもの成長ってめちゃくちゃでかいんですよね。
1週間前まではずっとおむつだったのに、おむつからパンツに変わってとかって、そういう目に見えるような驚きもありますし、前まではこういう言葉は使えなかったけれども、そのまにか自分で文章をSVOっていう形で話しかできるようになったりとか、すごい成長してるなってところがあったりするんですよね。
こういう、今は自分が大人になって当たり前だっていう成長も、自分がずっと子どもと見ていると成長に対して嬉しいですし、そういう成長の瞬間に立ち会えるっていうのはめちゃくちゃ豊かな経験だなと私は思います。
ちっちゃい子どもっていうか、中学生、高校生とか大きくなるまでの小学生ぐらいまでの子って、自分で生きていくのってなかなか難しかったりすると思うんですよ。
自分が小学生だった時にも、自分一人で生きていけるかって言ったらやっぱり怖いですし、そういう自活する能力もなかったんで、自分一人では生きていけないと思うんですよね。
家族の一員として、子どもがちっちゃいうちに成長できるように役立てるっていう、自分自身の存在価値が強く感じられるのって育児の経験だと思うんですよね。
そういうのに100全部従えっていう話じゃないんですけども、自分が生きてきた経験であったりとか、子どもを見ていく中で何か手伝えることはないかなっていう視線で子どもの成長に寄り添えるっていうのは、他には変え難い自己効力感が高まるような活動だと思うんで、そこの面ではいいなと私は思ってますね。
2つ目の理由としては、女性の負担を減らしたいっていうのはあるんですよね。
妊娠して出産するっていうことって、女性でしかできないことですし、めちゃくちゃでかい仕事だと思うんですよね。
そこから出産してから育児をするっていうところは、女性でしかできない母乳をあげるとかっていうのはあるかもしれないけど、男性にもできることってあると思うんですよね。
女性でしかできない妊娠・出産っていう大仕事をやってくれたことに対して、男性がその後の家事に積極的に関わるっていう意味では、負担を減らすっていう意味でも重要だと私は思うんですね。
実際、私も一番上の子が保育園に入る前は、妻が会社員でずっと外で働いてて、私が日中ずっと家にいるみたいな、主婦みたいな生活をしてたんですよね。
朝ごはんを準備したりとか、そびあいてをしたりとか、イルネの寝かしつけしたりとか、お風呂入れたいとか、そういうのってタスクっていうか、いっぱいあって。
実際、主婦の経験をしてみて思いましたけど、家事とか育児のやることってめちゃくちゃ多いんですよね。
会社で働くのと別のベクトルで忙しいな、気も使うなっていうところが経験できたんですよね。
家事とか育児になっている女性の方々とか、本当にすごいなっていうのを心から思えたんですよね。
こういう経験をしたことによって、女性自身が会社の職場復帰する際にどういうことを悩んでいるんだろうなっていうことを、子どもの年齢別にどう考えているのかっていうのも、現在進行中であるんですけれども、追体験できていますし、
仕事と育児の両立っていうのを簡単に捉えることだけではやっぱ難しいなってことはあるんですよね。
プライベートがしっかりとしてないと仕事も集中できなかったりするんで、それも逆もしっかりなんですけど、仕事が楽しければプライベートも充実するものだと私は思っているので、
そういう男性自身が女性の負担を減らしていくことによって、女性も仕事で働きやすくなってプライベートも充実しますし、男性自身もプライベートも充実して仕事も辿っていくものだなと私は思うんで、そういう意味でも男性として育児に関わっていきたいなと私は思っています。
社会の意識を変えるために
3つ目としては、社会の当たり前を変えたいというのは大きいんですよね。
男性がいつまでも育児に関わらない存在っていう風に見られるのを変えたいなっていうのは思ってたんですよね。
よくバラエティとかでもテレビ番組見ててもめちゃくちゃいじられるというか、うちの旦那は育児全然しないんだよねみたいなことが口のように女性から言われましてですね。
それに対して仕方ないじゃんみたいな感じで言う人が多いんですけど、そういうのを変えていきたいなっていうのは思いますし、なんかもったいないなと思うんですよね。
私も先ほど主婦の時代があったよって話をしたんですけど、平日の日中に子供と一緒にお出かけしたりとか子育てセンターに行ったりとかってあるんですけど、
子供と一緒に見かけるのは女性の方っていうのが多いんですよね。女性と子供っていうパターンが多くて。
男性が日中育児している姿ってあまり見ないっていうのが現実なんですよね。
子供たちが集まるイベントとか、たまたま子育てセンターとかで会って喋ったりすると、そういう子供いるんだって感じで意気投合したりとかもするんですけど、やっぱりキーな目で見られることってまだまだ多いんですよね。
男性がもっと当たり前に育児に関わってくれば、社会の見方自身も変わってくるし、
男性だから育児めっちゃ頑張ってるねっていうような特別なように見られるんじゃなくて、
育児に関わっていることは、子供がいる家庭で育児に関わっているのは男性女性関わらず、
こちらも当たり前の普通の光景だよねっていうふうに見られれば、
男性自身も育児に関わっている男性自身も生きやすくなってくると思うし、女性側からの不満も減っていくんだろうなって私は思うんですよ。
あとこういう育児をしていて思うのは、やっぱり仕事と育児って似てるところってあるなって思ってまして、
抱え込みをするっていうのは生産性を下げるっていうような話なんですね。
これはどういうことかというと、例えば育児とか家事をしてても、
これの仕事は女性、奥さんしかやりません。この仕事に関しては男性しかやりませんっていうような、
仕事と役割を固定すると、お互いに負担が偏ってしまうし、
お互い何をしてるかが分かんないから手助けもできないっていう形で、生産性が下がっていくものだと私は思うんですね。
育児も仕事もお互いの得意不得意を共有して、得意なことに関してはこの人がやって、
不得意なことは妻がやる、男がやるみたいなことをやってた方がいいなと思うんで、
男性、女性どちらも関わっていくっていう姿勢を持つことがやっぱ重要なんだろうなっていうふうに思うんですよね。
妻への感謝の気持ちっていうのを行動で示すことってやっぱ大事だと思うんですよ。
命を懸けて産んでくれたことに関して、やっぱ男性がその段頑張ってる家事とか、
育児を見ずにありがとうって言うだけじゃなくて、行動自身で積極的に関わっていくことっていうのは、
プライベートも充実していくと思いますし、コミュニケーションも自然と増えて、
夫婦生活も良くなっていくなっていうのは思うので、そういう面でも大事だろうなっていうふうに思います。
4つ目の理由としては、育児を特別扱いしない社会にしたいっていうのがでかいですね。
日本の歳出というか、税金として使われている一番のでかいところって、
少子化対策とか、子育て支援とか、社会保障のところじゃないですか。
そういうところを質を大きくしていって、育児に対して前向きになってくれる方を増やしていくっていうのは、
すごい良いことだと思うんですけども、
育児に対してお金がかかるとか、育休を取るとキャリアに響いて、なかなか社会に復帰できないみたいな、
そういうコスト的な感じで育児を捉えると、あまり将来が明るくないなっていうのは思ってまして、
そういうのを発信していくんじゃなくて、育児を通して得られる喜びとか、
自分自身が父となって母となって得られる学びっていうのを発信していくっていうことは、やっぱ重要なんだろうなって思うんですよ。
それは子供の成長も間近で見られるとかもそうですし、
子供がいることによっていろんな出かけられるスポットっていうのが増えて、
家族との時間っていうのもいっぱい共有できるようになりますし、
仕事以外にもプライベートでもいろんな人間関係が広がっていくし、
これって買いがたいものだと私は思うんだよね。
育児参加の価値
だからこそ、私が男性として育児に関わっていく中で、
育児っていうのはコストじゃなくて、自分の人生をさらに豊かにする営みなんだっていうことを発信していきたいなと思いますね。
そういうことを発信することによって、自分もやってみようかなっていう方が増えてくると、
それが子供を持つことが楽しいなとか、
それも一つの道なんだなと思えて、少子化対策につながるんじゃないかなとか思ったりもするので、
そういう意味でも、育児をすることに何か特別な意識を持つみたいなことがない社会にしたいなというふうには思っていますね。
最後5つ目の理由としては、
社老子として育休取得をサポートする身だからってところがありますね。
私は社会保険老虫事務所の代表として、
その会社の経営者とかその人事担当者の方に、
いろいろ育児休業案件の法改正があるよっていうのをお話しして、
その実際従業員さん、男性従業員さん、女性従業員さんから、
育休を取得するときにどうしたらいいの?みたいな相談があったときに、
そういうアドバイスもしているわけなんですよね。
その際に、育休を取ることのメリットっていうところを、
会社の人とか経営者の人に説明する際に、
自分が根拠を持てというか、
ちゃんと自信を持って言えるために、
育児を積極的に頑張るっていうのは意識しているわけなんですよね。
従業員さんが育休を取るときとか、
実際子育てをしていて、
どんなことに悩みを考えているのか、不安を持つのかっていうのを、
会社で働いている段階と、
従業員さんの子供の大きさの段階とかに見てみながら、
どういうことが悩みなのかっていうのを、
実際に出産、育児を経験していないと語れないところがあると思うんですね。
ただ単に法律がこうなっているよとか、
こういうことを厚労省の方では求められているよとかっていうのを
喋るだけじゃなくて、
実際に従業員さんがこういうことに悩んでいるから、
こういうことを会社でサポートしていくと、
もっと働きやすいですよねっていうようなことを、
具体的なイメージとか言葉、実際の経験から話せるっていうのは、
めちゃくちゃでかいなっていうのは思うんですよ。
先ほどお話ししましたけれども、
まだまだ会社員という肩書きで、
男性とかが育児休業を取るっていうのは、
1ヶ月とか長くても3ヶ月とか短期間ではあるわけじゃないですか。
私のような自営業とかの意味でしたら、
育児休業っていうのが、
育児に関わる期間って1年とか2年とか長く取れるわけなので、
今後会社員の方が育児休業を取っていく際に、
1年とか2年取っていくときには、
どんなことに悩んでいて、
どんなことが懸念でなってくるのかっていうのを、
自分がサポートしてアドバイスできるためにも、
私はこれからも育児に積極的に、
長い期間関わっていきたいなっていうふうに思っています。
こうやって私が育児に積極的に参加することっていうのは、
自分の父親としての役割っていうだけじゃなくて、
お客さんとか子もさきさんとか会社さんを支援する意味でも、
大きな意味があると私は思っています。
本日のテーマはですね、
仕事だけじゃもったいない。
男性育休と育児参加の本当の価値についてお話をしました。
育児に関わる意義
今日はざっくりと育児をしておくの理由、
育児をしている、
私が積極的に関わっている理由について話してきたんですけども、
また今後も具体的にこんなことを悩んでたよとか、
こんなことをサポートしたらよかったよっていうような、
実際の経験談も踏まえて、
ちょっと時間を許す限りね、
良い良いエピソードでもお話できたらなというふうに思っています。
会社の従業員さんが育児休業を取ったりとか、
産休を取るっていうような、
会社員の方が育児に関わるっていうところは取り上げられるんですけど、
自営業の人が育児に関わるところって、
その法制度っていうのもなかなか、
あんまり整備されていないところもあるんで、
あんまり取り立たされないトピックではあるんですよね。
だから私がフリーランスとか自営業のみでやっている中で、
育児に関わるリアルみたいなところを発信していくところって、
やっぱり意味があるものだろうなというふうに思っているので、
これからも発信していきたいなと思います。
そうやって実際このリスナーさんで会社経営したりとか、
自営業だったりとか、
そういう方で、
育児に関わっているんだよという方とつながっていけたらいいなと思いますので、
このエピソードを聞いて、
何かコメントとかメッセージとかあれば、
ぜひ送っていただきたいなと思います。
本日のテーマは以上となります。
ありがとうございました。
本日は最後まで聞いてくださいまして、ありがとうございました。
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今後のサニーデイ・フライデイの番組の配信の励みになりますので、
ご協力よろしくお願いいたします。
シャローシラジオサニーデイ・フライデイ、
DJの田村洋太でした。
それでは次回も、
リスナーの皆様のお耳にかかれることを楽しみにしております。
今日も気をつけて、いってらっしゃい。
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