2020-08-29 16:03

第125回 【対談】組織活性化のバロメーターは雑談という無駄話(心の扉の中で生きていたい人vsボビーvs Alexa)

職場で積極的にコミュニケーションを取らない従業員をいかに組織に馴染ませるか、某映画の例え話や外国人雇用等の話を踏まえながら社労士×社労士で語りました。


プレミアムフライデーとコロナ以降の“場づくり”を考える


プレミアムフライデーは本来、個人消費を促すための国の取り組みでしたが、コロナ禍を経た今、その意義を「社内の関係性を深める場」として捉え直す視点が登場しています。収録では、田村が「会社が主体となって雑談の場を作ることで、社員同士の信頼や理解が生まれるのではないか」と持論を展開。かつて自身が所属した事務所の取り組みを例に、「業務時間中に軽いイベントを行うことで、自然に会話が生まれた」と語られました。


業務外の時間は“使う側”に任せるべきか、会社が設計すべきか


「人間関係を深めたければ、自分から動くべき」という主張と、「そもそもシャットアウトしている人には、無理に関わろうとしない方がいい」という意見が交錯します。特に“プライベートと業務はきっちり分けたい派”の存在も無視できず、会社が強制的に仲良くさせようとするのは逆効果になるリスクもあります。


そのため、「昼休みや業務中に支障のない範囲でお互いを知る努力」が鍵であり、会社が“任意参加型の雑談設計”を行う必要があるという提案が共有されました。


プライベートでも会いたい人、会いたくない人


会話は、「職場の人とプライベートでも会いたいと思うか?」というテーマにも展開。単に“仕事上の付き合い”で終わる関係ではなく、心を許せる仲間が社内にいるかどうかは、仕事への満足度にも影響します。


「仕事中は厳しいけど、時に心に刺さる言葉をくれる上司」「どうでもいい雑談ができる同僚」――そんな存在が、プライベートな関係を育む起点にもなりえるという実感が語られました。


くだらない話を共有できる職場は、やっぱり強い


会話のなかでは、コメディ映画『テッド』の話題も登場。仕事に関係ない、意味不明なメールのやりとりや、くだらない雑談――それらが「関係の深さ」や「信頼感」を生んでいることに気づかされます。無駄話ができる関係こそ、仕事のストレスを和らげ、結果的に組織の潤滑油になるのです。


しかし、それには「業務にある程度の余裕があること」が前提。忙しすぎる職場では“雑談する余白”すら生まれません。


アレクサを間に置く?外国人を雇う?創造的な“雑談仕掛け”


後半では、ユニークな提案も飛び出しました。「ロボットを会社に置いて、気軽に会話のきっかけをつくる」「外国人スタッフを入れて、空気感を変える」など、雑談やコミュニケーションを生む“仕掛け”の可能性が語られました。


実際、他の件で行政書士部門で中国人スタッフを採用した際には、雰囲気が明るくなり、社内に新たな会話が生まれたそう。言葉や文化の違いが、むしろ「話すきっかけ」になることがあるのです。


プレミアムフライデーを“個人任せ”にしない社会へ


最後に、田村は「プレミアムフライデーを個人に任せるのではなく、会社が設計してこそ意味がある」と強調。プレミアムフライデーは消費喚起の制度として始まりましたが、これからは「社内のつながりを深める仕組み」として再定義されるべきではないか、と語られました。


“楽しい会社”は、仕組みだけでは生まれません。しかし、仕組みがないと「誰も動かない職場」になってしまうのも事実です。プレミアムフライデーをヒントに、会社が雑談や信頼構築の設計者となる――そんな未来の職場像が垣間見える対談でした。


~お知らせ~

サニーデーフライデーは、社会保険労務士として活動する田村が普段のサムライ業という固いイメージから外れ、様々な分野で活躍する方やその道の専門家・スペシャリストと語るトーク番組です。


人生に前向きでポジティブな方をゲストとしてお呼びし、経営者や従業員として働くリスナーの皆様が明日から明るく過ごせて、心や気持ちがパッと晴れるそんな『働き方を考える』ラジオをお送りします。


話すテーマは社労士業、働き方改革、キャリア、海外駐在、外国人雇用、海外放浪等です。


パーソナリティー:田村陽太

産業機械メーカーの海外営業、社労士法人での勤務経験後、社労士事務所を開業。海外駐在員や外国人社員の労務管理、外国人留学生・技能実習生の就労支援等、企業の国際労務・海外進出対応に強い。ラジオDJ、ナレーター、インタビュアー、番組MC・ナビゲーター等、音声メディアや放送業界でも活動。また、番組プロデューサー、ポッドキャストデザイナー等のPRブランディング事業も手掛ける。



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話、脱線しすぎましたけど、戻りまして。
何話したっけ?
プレミアムフライデー。
プレミアムフライデー。
いい話ですと。
コロナでプレミアムフライデーに変わるような会社の仕組み。
僕が思ったのは、その従業員さんが、お前そういうコロナとか云々じゃなくて、自分からちゃんとコミュニケーションを取る姿勢を作れと。
そしたら別に会社がどうの取り組むんじゃなくて、自分でそういうコミュニケーションを取ろうとしてるから、それは上手くいくでしょっていう考えなんですけど。
太田さんはどう思いますか?会社で。
どう思いますか?
あんまりコミュニケーションを取ろうと思ってない人に対して、コミュニケーションを取りたくない人っているじゃん。
そういう人に対して無理に心の扉をノックしに行こうと、あんまり思えないんだよね。
しないといけないのかなと思うけど、扉ピャーって閉めてる人に対してノックしに行くかっていうと、
まあまあまあ、別に扉の中で生きていたい人も。
扉の中で生きていたい人。
それは話が違うな。
交流の場としてね、会社の中の業務以外の交流の場っていうのを、
ウィズコロナの時代にも考えていかないといけないかなと思ってて。
でもそれって、なんか業務以外の時間を活用するのってなかなか難しいんだろうなっていう気もするので。
そうですね、業務時間中に業務に差し障りのない程度でね、お互いのことを知る努力。
お互いのプライベートなことを知る努力っていうのをしていってね。
昼休みとかね。
昼休みってね、そうですね。
03:03
そうですね。
でも正直最近飲み会が全然なくなっちゃったけど、
すごい仲良い人とはね、Zoom飲みとかね、オンライン飲み会とかしてたけど、
全然仲良くない人ともオンライン飲み会とかね、声かけてみようかなって思いました。
いいですね。
夜まではお付き合いできないけど、コミュニケーション取りたいなみたいな人に誘ってみようかなみたいな。
サロス試験も終わったしね。
そうだね。
正直ね、試験まではなかなか遊ぼうっていうね、受験組の人にも申し訳ないからあんまり騒ごうっていう雰囲気が取れなかったけど、
まあ試験も終わりましたので、そういう雰囲気出してもいいかなって思います。
そうですね、そういうの大事ですね。
もう一個話していいですか。
何ですか?
ずっと前にオーターと喋ったのがあったと思うんだけど、
プライベートでも付き合いたいっていう同僚と会社でも付き合いたい同僚っていうのの区分け。
会社ではこの自分だけどプライベートではこの自分みたいな、はっきり分ける人もいれば、
プライベートでも会社でも深く付き合いたいみたいな人いるじゃないですか。
なんか一線を越えたくないっていう人も多分いると思うんですよ。
プライベートではこう、会社の自分はこうみたいなのがあるんですけど、
逆に会社でのコミュニケーションを深めたいって思ってる人は、
多分プライベートでも付き合いたい人だなっていうのもあると思うんですよ。
はい。
そういうのを会社での、この同僚とのコミュニケーションでどう育成していくかっていうのはすごい大事ですよね。
はい。
そうですね。
なんだこの上司。いつもなんかこう、業務振ってきやがって、何くそみたいな思って、
毎日を終えていったら、それはプライベートと会いたくないけど、
この人、仕事はすごい厳しくやってくるけど、なんかすごい良いこと言ってくれるんだよなみたいな。
毎日なんかこう、この言葉を聞くとなんか自分の心が洗われるんだよなみたいな。
ちょっと飲みに行きたいなみたいな。
うん。
思ってくれる、なんかそういうのは、
まあ嫌な人も、プライベートと仕事を一緒くたにしたくないっていう人もいるだろうけども、
まあ一緒くたにできるような会社にしていかないと僕はダメなのかなっていうのは思ったりするんですよね。
あー。
そうねー。
でもそれを。
06:00
全くね、プライベートのかかりがない会社ってのはね、ちょっとね、と思うけどね。
どうぞどうぞ。
でも最初にもうプライベートと仕事はもう分けてますっていう人をいきなりそういう風に持っていくのは難しいと思うから、
そこはその人たちの考え方をちゃんと会社が分かって、
まずはもう会社での付き合いだけしか求めません、飲み会も一切共有しませんっていうのはちゃんと抑えときながら、
徐々にプライベートに持ってきるようなちょっとまあ仕組みとかはやらなきゃいけないのかなとか思ったり、
いろいろ難しいんですけど、
どうしたらいいのかなーっていうのはね、このコロナですごい思うんですよねー。
そうねー。
まあ日本、
なんかね、この間ね、ネットフリックスで、
マジ古い映画なんですけど、
テッドって映画覚えてる?
何年前だよ。
テディベアンが喋るっていうさ、
アメリカのコメディ映画なんですけど、
あれマジくだらない、マジくだらないけどすげー面白い映画なんだね。
ネットフリックスで見たんですけど、
主人公がレンタカーか何かの社員なんだな、確か。
で、同僚となんか結構喋るシーンとかもあるんだけど、
全然ね、仕事に関する話って全然ないわけよ。
えー、なんか全然記憶にないんだけれども、
昨日の夜中の3時に俺を殴れってメールしてるんだよって。
はー、なんだそれ。
で、その後、夜中の5時にありがとうってメールしてるんだ。
お前どうしたのかみたいな、
それわけわかんない映画なんだよ。
で、その後、夜中の5時にありがとうってメールしてるんだ。
お前どうしたのかみたいな。
で、その後、夜中の5時にありがとうってメールしてるんだ。
お前どうしたのかみたいな。
それわけわかんない会話とかがあるよね。
あと結構下ネタが多めの映画なんですけれども、
そういうさ、会話、
そういうさ、わけわかんないさ、どうでもいい会話とか、
なんか海外の文化の方が、海外の企業の方がそういうの多いのかなーって、
なんか思ったりもするんですよ。
なんか日本人って、日本の企業ってそこまでバカみたいな無駄話をしていいのかなーって。
でもそういう無駄話があった方が仕事楽しいんじゃないかなーって思ったりも、
なんかTEDを見ていて思いました。
確かに仲いい人とかってなんかそういう、
本当に今それ喋る必要あるみたいなことを喋ったりしますもんね。
そうそうそう。
下ネタもそうだし、なんか本当どうでもいいしみたいなことを喋れる関係っていうのはそういう感じですよね、やっぱ。
本当に仲いい人って。
09:00
そうそうそうそう。
なんか、あ、これ思いついた、
喋りたいみたいな。
あ、思いついたけどこの人には喋れないからちょっとやめとこうっていう人には仲良くないけど、
あ、思いついたこと喋りたいみたいな人とか。
うん。
なんかそういうのってすごい大事ですよねー。
そうですねー。
まぁ、なんかある程度ね、業務が落ち着いてないとなかなか難しいけれどね。
あのもう、業務時間中もう100%業務に集中してても業務が終わらないぐらいの状態でなかなか難しいじゃん、そういうのって。
あー、はいはいはい。
それぐらいのなんかこう、業務状況だと難しいから、
ある程度余裕がないと難しいんだけども、
そういうのがあった方が楽しいなーって思いますね。
あー。
テッドじゃないけど、なんかロボット、アレクサみたいなのを会社に置くとかもいいかもしれないよね。
アレクサ?
なんか人間同士で喋ったらもうガチガチになっちゃうけど、
ロボットを間に入れて、
みんなにいじっていくみたいな。
ってしたら、みんなの本性がわかる。
この上司だからこのことは言えないけど、アレクサだったら言えるみたいなのあるじゃないですか。
アレクサには私の本性を出せるみたいな。
ほほー。
とか、なんかわかんないけど、ボビーオロゴンみたいな外人を雇用して、
なんかボビーだったら喋れるみたいな。
日本人同士だとちょっとガチガチになっちゃうけど、
日本語がカタコトなやつを雇用して、そいつをいじらせるみたいな。
あー。
わかんないけど。
ずっと考えるわけですよ、僕は。
何をしたらうまくいくのかなみたいな。
あー。
この時代に。
でもね、ボビーオロゴンじゃないけど、
なんだっけな、
うちの行政書士部門の人が、
外国人雇用関係の仕事をやってて、
中国人向けのメッセージや広報をやろうとしてて、
そのためだけに中国人を雇ったんですよ。
すごいね、事務所の雰囲気は良かったよ。
あー、はいはいはい。
楽しくなった、あれは。
あー。
外国人いると楽しい。
それは何?空気読まない感じ?
それとも日本人とは違う感覚で喋るみたいな?
発言がユニークとか、どんな感じ?
えー。
あ、いいよ。
発言がユニークかな。
言えないことだったらピーって入れる。
うんうん。
でもなんかこう、
みんなで日本語を色々教えるのも楽しかったし、
その国の色んな文化を聞くのも楽しかったしね。
12:03
あー。
そうだね。
あれはね、飲み会があったからかな。
あー。
気もするけどね。
はいはいはい。
そういう意味でも外国人雇用って、
そういう会社の組織を滑らかにするみたいな、
意味でもいいのかなみたいな。
まあまあまあ、人によりますけどね。
いいですね。
最後、次のトピックに繋がるような振りをしていただいて、
ありがとうございます。
いつかまたこの外国人雇用とかもまたお話できたらなと思いますので。
まじで?
はい。
すいません、なんかこう、
なんか僕の愚痴からなんか、
はい。
色々と混ざり合ったお話になりましたけども。
はい。
どうでしたか?
そうですね、なんか、
今までになく取り留めのない、
サニーエフライディーだから。
そうですね。
僕はね、プレミアムフライディーはちょっと残していきたいなって思う派なので、
はい。
いつか一緒にプレミアムフライディーを盛り上げていこうっていう、
志のある方いらっしゃれば、
またぜひお便りフォームに送っていただきたいなと。
でも、田村の前の事務所のやり方はね、
すごく、
はいはいはい。
そう。
なんかね、個人、個人、個人でやる、
に任せるっていうよりも、
会社でやったほうが絶対いいと思うわ、確かに。
あー、そうだね。
うん。
うん。
そうそうそう。
なんか、
団体、企業向けとかでね、
うん。
企業向けで割引とかやったら、
はい。
いいなーって思うけど、
それ代々的にやっちゃったらね、
家で待ってるね、
家庭が早く帰ってこいよ、
みたいな感じになるかなって思うんだけどね。
あー、はいはいはい。
そうだね。
難しいよね。
個人消費を盛り上げようっていう話じゃん、
そもそもあれは。
別に、
社内の人と仲良くなろうっていうやつで、
始まったわけじゃないじゃん。
あれは経済産業省がやってる話だからさ、
もう完全に個人消費を盛り上げるために、
早く帰ろうっていう取り組みがね、
そもそも俺間違ってると思う。
おー。
おー。
だったら、だったら、だったら、
はい。
金を配れよって。
お、いいですね。
ヒートアップしてきましたね。
金を配れば、みんな金扱うよ。
まあ、そう。
そうだね。
消費を上げよう、
に、僕らのこの残業を減らすみたいな、
ところに食い込んできちゃったのかな、
みたいな。
それは謎だよ。
そうだね。
誰一人この厚労省、厚労省の人が、
このプレミアムフライデーについて、
語ることはないっていう。
コラボすることはないっていう。
15:00
いろいろ長丁場で、
いろいろとありがとうございました。
ありがとうございました。
プレミアムフライデーについて、
また語りましょう。
そうですね、はい。
物申しましょう。
はい。
またいろいろと、
物申すトピックいっぱいありますので、
またゲストとして来ていただけると、
確かにあります。
はい、わかりました。
お願いします。
はい、それでは本日のゲストは、
社会保険労務士の太田さんでした。
ありがとうございました。
はい、ありがとうございました。
シャローシラジオサニーデイフライデー
DJの田村洋太でした。
それでは次回も、
耳にかかれることを楽しみにしております。
いってらっしゃい。
16:03

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