2020-06-12 19:41

第50回【対談】動機付け・衛生理論を使って組織設計について考えよう!

アメリカの臨床心理学者フレデリック・ハーズバーグが唱えた動機付け要因・衛生要因の視点から見た人事制度に関して、組織マネジメント専門の社労士と語りました。


【ハイライト】

・コロナ禍明けたら何がしたい?

・日頃のアイデアは日常の生活に宿る

・ハーズバーグが唱えた二要因理論について

・社労士が関わる衛生要因の達成と生産性向上のジレンマ

・社員の就業意欲が上がる時、下がる時とは? 


~お知らせ~

サニーデーフライデーは、社会保険労務士として活動する田村が普段のサムライ業という固いイメージから外れ、様々な分野で活躍する方やその道の専門家・スペシャリストと語るトーク番組です。


人生に前向きでポジティブな方をゲストとしてお呼びし、経営者や従業員として働くリスナーの皆様が明日から明るく過ごせて、心や気持ちがパッと晴れるそんな『働き方を考える』ラジオをお送りします。


話すテーマは社労士業、働き方改革、キャリア、海外駐在、外国人雇用、海外放浪等です。


パーソナリティー:田村陽太

産業機械メーカーの海外営業、社労士法人での勤務経験後、社労士事務所を開業。海外駐在員や外国人社員の労務管理、外国人留学生・技能実習生の就労支援等、企業の国際労務・海外進出対応に強い。ラジオDJ、ナレーター、インタビュアー、番組MC・ナビゲーター等、音声メディアや放送業界でも活動。また、番組プロデューサー、ポッドキャストデザイナー等のPRブランディング事業も手掛ける。


カバーアート制作:小野寺玲奈


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社労士ラジオ 【サニーデーフライデー】
この番組は、国内・海外問わず 放浪が大好きな国際派社労士DJのポッドキャストです。
明日から週末だ!とウキウキするような そんな昼下がりの金曜日の気持ちになれるトーク番組を作っていきます。
番組へのメッセージ・ご意見・ご感想・番組で取り上げてもらいたいトピック などなど、どしどし応募しております。
社労士ラジオ 【サニーデーフライデー】 DJの田村陽太です。
この番組は、社会保険労務士として活動する田村が、 普段の侍業という堅いイメージから外れ、
様々な分野で活躍する方や、その道の専門家・ スペシャリストと語るトーク番組です。
本日も素敵なゲストをお呼びしております。 私から簡単にご紹介させていただきます。
会社内の組織マネジメントをご専門とし、 多くの企業の経営の参謀として、
日々コンサルティング業務でご活躍の 社会保険労務士の太田さんです。
太田さん、よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
お願いいたします。
さあ、緊急事態宣言が全国で明けました。
そうですね。
皆さん、ちょっと外出にも戸惑われる時期、 2ヶ月間が過ぎましたけれども、
やっぱり外の空気を吸いたいと思う方も いらっしゃるんじゃないでしょうか。
そうですよね。
太田さんは緊急事態宣言を明けたら、 何をされたいですか。
えー、何だろうな。飲み会をしたいですね。
飲み会いいね。飲み会したい。
思いっきり居酒屋って感じの人混みに行きたいです。
大衆酒場的な。
そうそうそうそう。
あー、いいね。
なんかさ、めっちゃ安いけど、
昭和のレトロな感じを売りにしてます みたいな店とかたまにあるじゃん。
ありますね。
ああいうザ居酒屋って感じのところで 飲み会したいですね。
あー、わかる。
店内の商品とかもめっちゃ安くて、
小汚い感じで、
何杯飲んでも1500円くらいで収まっちゃうみたいな。
1500円では収まんないけどな、なかなか。
1500円はすごいな。
あれでしょ、タコワサとかエタマメとか、
超リーズナブルで、みたいな。
テンション上がったらお城の人とぶつかっちゃう みたいなぐらいの。
そうそう、そのくらいのね。
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3密どころじゃねえけどな。
でもそういうことしたいよね。
なんでそこで飲みたい?
人混みを避けてきたじゃん。
その反動。
人と離れすぎた分近づきたいみたいな。
そうそう。
なるほどね。
でもなんかさ、わかんないよね。
今までずっと2ヶ月間離れなきゃいけない 生活をしたから。
そういうとこに踏み込んじゃっていいのかな みたいなね。
ああ、まあね。
でもお店も今困ってるからね。
絶対行ってあげたほうがいいと思うんだよね。
さすが太田先生。社会貢献みたいなね。
そうだね。
ただ都内はどうなのかなと。
特に今夜のお店がかなり問題視されている。
夜のお店は問題視されているというか、
ただ単にコロナウイルスが蔓延しちゃっている ところとかね。
ちょっと怖いかなと思うけれども。
千葉とか埼玉とかは別によくねというふうには思います。
適時に人もちょっと抑え目な感じで。
そうだね。
ぜひぜひまたちょっとリモート収録ですけど、
またリアル収録をできたらと思いますので。
そうですね。
一度も顔を合わせないっていうね、この収録。
そうだね。
コロナで始まり、コロナで終わってしまったら ダメですかね。
リアルでまたやります。
お願いします。
私が緊急事態宣言をやりたいことを 申し上げてもよろしいですか。
え、何?
私が緊急事態宣言をあげてからやりたいことを 申し上げてもよろしいですか。
ごめん、振らなくて。
振れよって感じで。ごめん。
僕は旅行したい。
旅行か。
旅行したい。
いろんな方言を聞きたい。
え、方言聞きたい。そういう目的?
僕、18キップがめっちゃ好きって。
あー、はいはい。
僕、18キップでいろんなとこ行くんですけど、
やっぱりね、日頃のアイディアは 一般の庶民の方から聞くのが一番良くて、
やっぱり座席から聞こえる方言を聞きながら、
あ、この地方の人はこんなこと考えてるんだ、みたいな。
僕はちょっと最近外出てないので、
情報収集というか、マインドを切り替えたいんですよ。
多分コロナで皆さん鬱憤溜まってるでしょうから、
多分各地方地方の乗客の方もいろんなことを 喋ってくれると思うんですよね。
ちょっとそれを聞きたいなと思って、7月、8月。
乗客の人って何?電車の中の話ってこと?
あ、そうです。電車の中、電車の中。
電車の中で人の話聞くの?
おー、全然聞いてるよ。
景色見ながら、他の人はどんなことを話してるんだろうとか、
06:00
どういうことに興味持ってるんだろうとか聞いて、
あ、そういう風に考えるんだ、みんなは、みたいな。
おー、みたいな。
それがちょっとヒントになって、
自分の考えを修正していくみたいな。
修正していくっていうか、
やっぱり一般の人が、僕以外の人の話ってなかなか聞くことないから、
土日とかじゃないと。
それ聞いて、自分が考えてることはどれだけ乖離があるんだろうとか、
どんだけ共通点があるんだろうみたいなのを、
すり合わせるために旅に出たいなと思う。
携帯の電源切って、スマホの電源切って、
したいなって思ってますね。
確かに電車の中とかだと、
面白い話聞けるっていうのは、
僕、意図的に聞こうとはあんまりしないけど、
面白い話聞けること、たまにあるよね。
あるあるある。
全然くだらない話なんだけど、
女子高生が、キモいってどういう意味かって話をしてて、
君ともっとずっといたいの略って言ってて。
キモいって言葉知らない?
キモいっていうのは、
君ともっと一緒にいたいの略だよっていう話をしてて、
爆笑して、でもマスクしてたから、
周りの人に気づかれずに済みましたっていう。
それは大喜利?大喜利ですか?
なんかの話をしてて、
おめえキモいよみたいな話をしてて、
キモいは君ともっと一緒にいたいの略みたいなことを言ってる女子高生。
女子高生がキモいって。
それが個人的にはめっちゃウケた。
沸点低いな。
すげー笑っちゃったんだけど、
マスクしてたから大丈夫だった。
また東に戻れんじゃん。
高校生の時の気持ちと変わらず、
もう30代に突入してるから、
そうだね。
気持ち10代で生きるってことだよね。
感性がまた10代かもしれない。
感性が10代。
頭脳は大人。
頭脳が10代なんだろうって。
頭脳は子供か。
見た目は大人。
要は頭脳が10代なんだよ。
精神年齢低いってこと?
そうですね。
大田さんは飲みに行きたいと、
18キップの僕は行きたいということで、
いろんな思いが募り募ってる、
その時期ですけれども、
今日はですね、
この前僕が当番だったので、
次は大田尾先生がトピックを
持ってきていただいているということで、
よろしければ始めていただいてもよろしいですか。
今回お話ししたいのは、
社老子というかですね、
中小企業診断士の科目の中に、
心理学的な話があって、
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そこに出てきたのが、
ハーズバークっていう人の
動機づけ理論と衛生理論の、
二要因理論というふうにも
言われるらしいんですけれど、
何かというと、
仕事をする上で、
自分が満足につながる要因と、
不満足につながる要因っていうのが、
全く別のものなんだっていう話を、
証明したというか、
発表したのが、
フレデリック・ハーズバークっていう、
20世紀のアメリカの心理学者の方なんですね。
最近、有給の話とかも、
コロナの助成金以外にも、
普通に有給の相談とか、
人の解雇の相談とか、
普通の話が最近、
増えてきたなっていうふうに思うんですけれども、
よく社老子とか、
税理士が関わる部分って、
税法とか、
労働基準法とかなんですけれども、
税法なんか守ってたら、
会社潰れちまうよとか、
労働基準法なんか守ってたら、
会社潰れちまうよみたいなことを、
言う人多いじゃん。
そういうのをちゃんとやったところで、
仕事の効率が上がるわけじゃないっていうことを、
なんとなくみんな思ってるのかなと思うの。
労働基準法守ったところで、
別に仕事の効率は上がんないじゃん。
取り上げ上がんないじゃん、普通に。
誰もがそんなことには、
なんとなく薄々気づいているんだけれども、
決定的に、
それってその通りだよねと、
むしろ動機づけされる要因っていうのは、
こういうことなんだよっていうのを、
きちんと調べた人が、
20世紀に、
いらっしゃったみたいなんですよ。
何をしたかというと、
複数の会社に訪問して、
工場の人とか、
病院の人とか、
看護師さんとか、
軍人さんとか、
エンジニア、
科学者とか会計士とか、
本当にいろんな人にアンケートをしていて、
1865人の人に、
アンケート調査を行ったらしいのね。
仕事に満足を引き起こしたものは何か、
逆に仕事に不満足を引き起こしたものは何か、
というのを聞いていったらしいのよ。
それをまとめていくと、
満足をもたらす要因と、
不満足をもたらす要因っていうのが、
全然別のものだったらしいのよ。
満足をもたらす要因っていうのが、
動機づけ要因って言われてて、
モチベーションを上げる要因なんですけども、
これ何かっていうと、
仕事の達成感とか、
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お客さんに認めてもらうっていう承認だったりとか、
あと、根本的に仕事が好きかどうかとか、
仕事に対する責任感とか、
こういったものが主な要因として答える人が多かったらしいの。
これらの要因っていうのは、
これが満たされることによって、
大きくモチベーションが上がるけれども、
逆にこれらの要因が満たされなくても、
大きくモチベーションが下がるわけではないっていうのがポイントらしいの。
達成感とかがないからといって、
めっちゃ歩き下がるかっていうと、
そういうわけではない。
お客さんに認められないからといって、
ものすごくモチベーションが下がるかというと、
そういうわけではないらしいんですよ。
逆に今度さっきの衛生要因っていって、
不満足につながる要因なんですけど、
これが整理していくと、
会社の方針とか会社の管理方針とか、
あとは労働条件とか、
お給料とかね。
こういったものが会社で、
自分の不満足につながる要因としては、
いろんな人が大きいっていうふうに答えたらしいの。
会社の方針とか管理方針とか、
労働条件とかお給料とかね。
これらの要因は、これさっきと逆で、
これらの要因が満たされることによって、
大きくモチベーションが上がるわけではないんですけれども、
ないとめっちゃモチベーションが下がると。
こういう違いがあるらしいんですよ。
社老子が関わってきた分野って、
公社の方じゃん。
衛生要因の方ばっかり関わってきたなと思うわけですよ。
会社の管理方針とか、
労働条件とか、
お給料とか。
こういうのばっかり関わってきて、
こういうのを改善することによって、
従業員のモチベーションが下がるのを防ぐことはできるけれど、
上げることはできないんだなというふうに思いました。
確かにね。
僕らは個法律に対して、
大きくモチベーションが上がってきて、
それは会社の目線であって、
実際に働いてくれるのは従業員さんですね。
従業員さんがモチベーションを上げて働いてくれるかっていうのは、
できない社老子とか人事関係者とかいっぱいいるだろうね。
そうだね。
そういうのがあって、
そういうのがあって、
そういうのがあって、
そういうのがあって、
タムラはどういうときに仕事をやる気になる?
15:00
タムラはどういうときに仕事をやる気になる?
そうだね。
やっぱり給料とかもらえるっていうのは嬉しいと思うんだけど、
自分自身でハンドリングできたりとか、
自分自身でハンドリングできたりとか、
僕がね、やぞわれのサラリーマンで、
例えば上の上司からこういうことやってくれって言われて、
例えば上司からこういうことやってくれって言われて、
別に上司は俺が責任とるから、
お前好きなように考えていろんな部署巻き込んでやってくれよ。
そうやって権限を与えてくれたりとか、
自分がやることっていうのが、
例えば他の人が今までやったことないことであったりとか。
やったことない仕事やるの楽しいよね。
責任感があることとか分かってもらうときは、
すごい嬉しいなって思ったりはするよね。
そうだね。
私はそういう状態が楽しい。
だけどそれを例えば1ヶ月、2ヶ月、3ヶ月続けていって、
例えばそれで達成感があるかもしれない。
いろんな部署巻き込んでちょっとずつ成果を出してきてるけど、
それが例えば自分の評価に繋がってないとか、
大きく繋がってないとか、
周りの部署の人からも文句言われてるとか、
っていうふうなことをしてしまうとやる気が下がる。
まさにその通りだね。
フレディック・ハーズバーグのアンケートの通りだね、完全に。
労働条件とか、
あと人間関係っていうのも、
これ衛生要因側に分類されてて、
衛生要因は要するにこの要因が満たされても
大きくモチベーションは上がらないけれど、
この要因が悪いとモチベーションがめっちゃ下がると。
人間関係は、別に人間関係がいいからといって
めちゃくちゃモチベーションが上がらないけど、
人間関係が悪いとめっちゃモチベーションが下がると。
確かにそうだなとは思いますね。
そうだね。
これが結構大きな発見というか、
世の中の経営者にとって
一つの大きな発見というのは、
大半の人はお金で動かないんだなと。
大半の人はお金で動かないんだなと。
大半の人はお金で動かないんだなと。
大半の人はお金で動かないんだなという。
大半の人はお金で動かないんだなという。
これは一つの人間の決定的な真理だというふうに思いました。
これは一つの人間の決定的な真理だというふうに思いました。
オーターもそういう時ある?
オーターもそういう時ある?
そうだね。
前職を辞めたきっかけっていうのが、
会社の方針とか、
人間関係とか、
労働条件とかっていうのが原因で、
前の会社を辞めて、
今の会社にいるわけなんですけど、
お給料で言うと、
前の会社から今の会社に転職した直後ぐらいは、
前の会社から今の会社に転職した直後ぐらいは、
18:00
半分以下になったわけですよ、年収で言うと。
結構年収高い話ですね。
前が良かったっていうのはあるんだけど、
今の会社に転職した時には年収半分以下になったね。
それでも、
全然今の仕事の方が転職して良かったなって思うし、
なんでかって言うと、
やりたいことをやれてるっていう、
やりたい仕事をやれてるっていうのが、
仕事そのものが楽しいっていうのは大きいかなと思いますし、
仕事そのものが楽しいっていうのは大きいかなと思いますし、
会社の規模が小さいと、
初めてのプロジェクトとか、
自分が責任を持って進めさせてくれることとかも結構多かったから、
自分が責任を持って進めさせてくれることとかも結構多かったから、
楽しいなとは思いましたね。
10人しかいない事務所なんで、
10人しかいなければそれは当然、
責任を負ってやらないといけない仕事だって当然たくさん出てくるわけなんですけど。
10人しかいない事務所なんで、
次回もお話の続きをお送りいたします。
動機づけ理論の話、もっと深めていきたいと思いますので、お待ちしてください。
動機づけ理論の話、もっと深めていきたいと思いますので、お待ちしてください。
シャローシラキオ サニーレイ フライデー
DJの田村洋太でした。
それでは次回も、リスナーの皆様のお耳にかかれることを楽しみにしております。
それでは次回も、リスナーの皆様のお耳にかかれることを楽しみにしております。
いってらっしゃい。
19:41

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