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スピーカー 2
みなさん、おはようございます。YOGA LIFE smsuun ヨガティーターのまりこです。
スピーカー 1
夫のけんすけです。
スピーカー 2
この番組では、明日を生きやすくするをテーマに、
ヨガの学びを交えた、私たち夫婦のタイムナイトトークを、不定期で福岡の山小屋よりお届けしています。
スピーカー 1
よくできました。
Om Shanthi 明日を生きやすくするラジオ、オムラジオ始まりました。
よろしくお願いします。
この番組は、学びに情熱を、生き方にヨガを、YOGA LIFE smsuunの提供でお送りいたします。
本日は、5月13日火曜日、時刻はお昼の1時半ぐらいです。
今日は、ムーンデーですね。満月ですね。
満月の日は、うちはマイソールクラス、朝のクラスがお休みになりまして、
里さんが、みんなでお話しする勉強会みたいなのを開催するんですけど、
今日もそれをやりまして、
今日のお話ししたことに関連して、ちょっと話したいなって思うんですけど、
今日、見た話題の中で、ベイダーでは、自分と自分以外のもの、世界とか宇宙そのものが一つのものであるっていう考え方をするんですよね。
ただ、僕らは、自分っていうのは、体そのものとか、考えとか心。
自分ってどんなものですかって言ったら、身体的特徴だったりとか、性格のことを話したりとかね。
それが自分だと思ってるんじゃないですか。
本来はそうじゃないよっていうのが、ベイダーのビジョンというか考え方であり、
ヨガはそれを知るための手段であるっていう話でもあるんですけど。
自分っていうのは、さっきも言ったように、この体の皮膚の内側、つま先から頭の先まで皮膚で覆われてますよね。
その皮膚の内側が自分で、その皮膚の外側が世界。
皮膚のすぐ外、ここにあるのが僕の場合は服だったりとか、服は自分じゃないですよね。
その空気もそうだし、今ちょっと離れたところにマリコさんいますけど、マリコさんも自分じゃないっていう感覚で、
この体を通じることによって世界との関わりを感じているというか、認識できているわけですよね。
ただ、それがあるがゆえに何も違いはない、一つのものだっていう認識ができない。
自分vs世界、自分と世界、自分対世界っていうような考え方をするがゆえに、
自分自身がちっぽけな存在だとか、他人と比べたりとかっていうような考え方をして、
そういう考え方が自分自身を窮屈にしてしまうっていうことが言われるんですけど。
今日話してたところでね、今日の本題ではなかったんですけど、そこは。
人が幸せを感じている時とかっていうのは、その自分と世界に境界線を感じていない時だと思うんですよ。
思うんですよっていうか、って言うんですよね。
それってどんな時ですかっていうと、今日も例え話で話したんですけど、
例えば気持ちがいい、今みたいな季節、春の気持ちのいい季節で、天気のいい日に芝生の上で転んで青空が広がってて、
ぼけーっと空を眺めたら、自然と繋がっている感じとか、今自分は宇宙と一つになっているみたいな感覚になるじゃないですか。
それってさっき言った自分の皮膚っていう境界線が曖昧になっている状態。
まさに一体化しているような感じとかだと思うんですよね。
あとは例えば、お風呂上がりとかにちょっと体が落てて、ポワーンってした時に寝っ転がった時とかもそうかもしれないですよね。
究極の状態は寝ている時って言われている、熟睡している時って言われるんですけど、そういう時だな、がその境界線を感じない時。
で、それが今ある一定の経験、体験をしている状態の時のことを言ってるじゃないですか。
スピーカー 1
だけどそうではなく、日頃からそういうふうに思える心というか感じ方ができると、本当の幸せな状態っていうことだと思うんですけど。
それは面白いなと思って、境界を感じない時、まさしくそうだよなって思うんですよね。
まりこさんだったら、どういう時にそういうこと感じます?経験上っていうか。
スピーカー 2
私の経験上ではですね、ずっと若い時なんですね。
あなたってこういう人だよねって、私のイメージね。
で、そうじゃないことをした時に、あなたらしくないよねって言われたりとかする。
で、自分っていうイメージが、周りの人から見た自分のイメージがもうできちゃってて、
本当はそうじゃないんだけどなって心の中で思ってるのに、周りはそういうふうには見てないっていうその違和感がすごく気持ち悪くて、
なんか私のことわかってくれる人いないのかもしれないって思ってた時があって。
で、親からも私っていうイメージはこうあってほしい。
そういうものをずっと私は見せられて、要は私はそうじゃないといけないって思い込んで生きてきたと。
でも、そうじゃない自分がいるわけですよ、ずっと。
だからすごい苦しいんですよ。縛られてる感じ。
で、大人になって、それこそヨガをするようになったりとかして、少しずつ何かが変わり始めたんですね、自分の中に。
で、親に私ずっとこういうふうに言われてきたけど、本当は私できないんだよ、そういうふうに。
私そういう人間じゃないんだよ、多分っていう感じで告白したんですよ。
親はすごいびっくりした顔をしてて、ああ、そうだったのかみたいな感じで。
で、私自身もそうやって思い込んで生きてきたけど、本当はそうじゃないっていうことを伝えられたことによって、
ものすごいなんかこう肩の荷を下ろしたっていうか、すごい解放された気分になったんですよ。
で、その境界っていうのが物理的なものだけじゃなくって、そういう心の本当の自分の中にあるもの、
それは決してずっと同じじゃないんですよ。いろいろ変わるんです、自分の中でも。
そういう周りが見るイメージのような時もあるけど、そうじゃない時もあるっていう感じで、すごくいつも変わってるわけですよ。
だからその固定されたイメージが苦しかったわけですね。
それがそうじゃないよって言った途端に、自分でもそれを受け入れた途端に、すごく解放された気分になったんですよ。
だからその境界が曖昧になったっていうのは、あなたこうだよっていう固定概念、それを境界としたら、その境界がなくなったって感じ。
スピーカー 1
どんな自分でもいいっていうか。ちょっと難しいと思うんですけど。
ちょっと多分、僕が言ってる自分と外、世界っていうものの境界が曖昧になっていく感覚って、どういう経験って言ったら、その僕が言ってることとはちょっと違うとは思うんだけど、
多分、ただその境界があることによって、やっぱりその窮屈っていうか、自分を締め付けていたりとか、制限されている自分がいることがあると思うんですよね、境界のせいで。
それを境界が曖昧になった時に解放されるして、さっき言った話だと一体感を感じるとかっていう話なんだけども、
解放される時の感覚と、まりこさんの今言った、そうやって制限されていたものがなくなる感覚が同じような感覚だったのかもしれないよね。
スピーカー 2
それがすごく印象に残ってます、自分の中で。
スピーカー 1
なんかね、これはさみ先生の勉強会とかでも話が具体的に出たことなんだけど、例えば今言った、自然と一体感を感じるとかっていうのもそうなんだけど、ナチュラルに。
でも、ドラッグをしている時とかっていうのもそうだって言うんだよね。要するに意識が曖昧になってたりとか、お酒飲んで、
スピーカー 2
名庭状態ね。
スピーカー 1
名庭状態、それが気持ちのいいパターンね。わけわかんないじゃなくて、なんかふわふわして気持ちいいみたいな感じ。
僕はあんまりお酒好きじゃないからわかんないんだけど、そういう感じとかね。
もそうだって言うんだけど、そういう意味で言えば、例えば、これも僕ら行かないからあんまりわかんないけど、でも想像はつくんだけど、
サウナとかで整ったみたいな。たぶん、サウナとかで整ったのって、のぼせてるっていうのとちょっと紙一重みたいな感じだと思うんですよね。
ふわーってなって、ふわーってなってる。整ったっていうのはだから、自分と世界との境界を感じない感じだと思うんだけど。
だから、ちょっとね、着地点がわかんなくなってきたけど、ベイダーとかヨーガで目指しているところっていうのは、そういう自分と世界との境界を抱くして気持ちよくなりましょう。
ちょっと今、冗談で言ったんですけど。
スピーカー 2
それで言ったら、瞑想中にそういうふうになることはありますね。
スピーカー 1
それはあるかもしれないけど、僕はなったことないし、たぶん、ちゃんと瞑想をやってある程度実践してる人じゃないと、なかなかそんな簡単にはならないんじゃないかな。
なんとなくそれに近い感じ。なんとなく僕もなったことあるかもしれないけど。
そうね。だから、まさに瞑想もそうかもしれないけど、瞑想が目指すところも、瞑想してるときにその状態っていうよりも、それがいつでもその状態になれること、それが通常の状態であることを目指してるわけでしょ。
だから、ヨガもそうだよね。瞑想もヨガの一つなわけだから。
ヨガをね、アーサーのプラクティスのことをヨガって言っちゃうと、なんだかよくわかんない話になっちゃうけど、そういうヨガ全体のこと、つまりベーダーで目指してるところの実践的な部分がヨガって考えればね、ヨガの目指せとかそういうところなんですよね。
この話を僕がしたかったのは、ヨガの目的とかいろいろ言われることあるし、僕らもお話しするんだけども、その境界のない状態っていうのを、さっき言ったようなこういう感覚っていうのをね、話しするとわかりやすいなと思ってね、面白いなと思ってちょっとお話ししてみました。
ということで、今日はこのところで終わりたいと思います。
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皆様からのお便りをお待ちしております。今回も最後まで聞いていただきありがとうございます。
スピーカー 2
はい、それでは今日も一日皆さんが心穏やかに過ごせますように。せーの、
ナマステ。