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スピーカー 1
発表自体が延期になったというか、発表されなくて。
深くは考察しないで、思ったことを書いたんですよね。
それに対して思いのほか、さっきも言ったように反響があって、コメントをくださった方が多数いて。
僕が最初の方にね、確かにそうだなと思った。
この人のコメント素晴らしいな、ありがとうって思った人がいたんだけど。
どうですか、まりこさん。まりこさんは何と声をかけますか。
たまたまもらった役が、私がその役だったらいいなって思ってたやつだったんで、喜びました。
だからあんまりそういうネガティブな感じではなかったんで。
それはあれだもんね。ちょっと話が違うもんね。
全体の配役じゃなくて、個別の踊る演目が何だったかっていう話だよね。
他人は関係ないっていうか、自分のやりたかったやつってことだよね。
やりたかったやつがやる個人のね。結局ペアになったんだけど、いわゆるソロっていうのが分かりやすく。
ソロの演目が何だったかっていうのが、まりこさんがこれだったらいいなと思ったのだったってことでした。
それはそれとして、まだ全体のやつは発表されてないじゃないですか。
で、まりこさんは娘から聞いた?主役を彼女が狙ってるっていうのは、僕はちょっと書き方が違うと思うので。
主役になれたらいいなって思ってる?目指してるというか。そういう話したことある?
スピーカー 2
そうね。もうずっと前回の発表会が終わった後から、次は主役がいいなみたいなことは言ってたんで。
そうね、主役ね。何でもいいんじゃないって、私はずっと言い続けてるから。
その延長って感じじゃないですか。
スピーカー 1
そこに賛同してないんだ、そもそも。僕はもう賛同してるんだよ。
スピーカー 2
そうなんだ。
スピーカー 1
だったら、そうね、なれたらいいねって。
スピーカー 2
そっか。
スピーカー 1
ねえ、なれませんでしたって。
なんてことをあげる?
スピーカー 2
うん、いいんじゃないって。その、もらった役について楽しみだねっていうふうに声かけると。
スピーカー 1
まあ、これいろんな意見があると思うし、僕はどれが正解とか間違いとかっていうのはそんなにないと思うんだけども、
まずね、残念だったねって僕最初に入れてるんですよ。それどう思いますか?
スピーカー 2
まあ、関係性によるんじゃない?娘との。
スピーカー 1
結構この残念だったねはいらないですよみたいなコメントも結構あったんで。
まあ確かにそうかって僕も思ったんだけど、これは別に僕はいいんじゃないかと思うんだよね。
彼女がもうそもそも残念って思ってることに対して、そっか残念だったね、なりたかったのになれなかったんだったら残念だったねっていう気持ちなんで、
別にこれはいいんじゃないかって思ってるんですけど。
で、でも最後の発表会だからもらった役を精一杯やろうね。
パパとママは主役じゃなくても楽しみだし全力で応援してるよ。
まあ振り返って読んでみても別に悪いところはないと思うんですけど、
その素晴らしいコメントをしてくださった方に響いたっていうか、
そうだよ、そりゃそうだよな、その視点抜けてたなって思ったのがその方のを読みますと、
まあ端折ってその僕はね素晴らしいなっていう共感した部分だけ読みますけど、
どんな小さな役、後ろで目立たない役でもバレエの舞台にとっては欠かせない大事な役なので、というバレエの教えを伝えてあげてほしいです。
もし主役になれたらやったーと喜ぶのではなく、主役を踊る責任や小さな役や主役の周りで踊ってくれる人への敬意を忘れないことを伝えてあげてほしいです。
っていうふうに書いてくださったね。
この最初の小さな役でも後ろで目立たない役でもバレエの舞台にとっては欠かせない大事な役なのだということを教えてあげてほしい。
これが全てだなって思ったんですよ。
スピーカー 2
ヨガっぽいね。
スピーカー 1
そうそう。
スピーカー 2
全体。
スピーカー 1
ヨガっぽいっていうか、僕らからすればヨガっぽい。
全体で一つっていうのもそうだし、全てが必要ってことですよね。
だから、例えば僕らの住む世界で言えば、小さなアリだろうが、みんなが大嫌いかもそうですけど、
それを食べる生き物がいたりとか、カニだって役割があったりとかっていうことも含めて全てが必要だ。
だから、どれが偉いとか、どれがすごいとか、どれがすごくないとかね、そういうことじゃないんですよっていう、まさにヨガとかベーダーの教えっていう宇宙の法則っていうかね、ってことですよね。
スピーカー 1
そうじゃないってことだよね。
そうね。
全てがそうではなくても、そういうことも養っていってるというか。
スピーカー 2
それはやっぱり先生がね、やっぱりいいんですよ。
ちゃんと教えてくれてる。
そういうこと教えてくれるよね。
そのコメントくださった方もバレエされてる子の親御さんかな。
スピーカー 1
そうだと思う。
もしかしたら自分自身もバレエやったのかもしれないしね。
スピーカー 2
そういう人は多いもんね、結構。
だから、そういうことが大事なんだよっていうのを、また改めて教えてくれたんでしょうね。
スピーカー 1
でもこれって本当、さっきも言ったことだけど。
もしかしたらバレエに関わったりとか、そういう役っていうものがある職業ではなくて、
そういう趣味とか、そういったもの。
スポーツでもそうだと思うんだけど。
っていうことをやったことがあれば、こういう感覚ってあると思うんだけど。
そうじゃない人とかっていうのは、やっぱり、僕もサッカーやってましたからね。
そうするという役割ってあるんですけどね。
だからそれやっててもやってなくても、人は目立つところ、華やかなものとか目立つものに目を奪われやすいですよね。
だから職業もそうだと思うんですよ。地味だったりね。
それをみんながわかってるんだったら、やっぱりそういうね、トイレ掃除をする人に偏見を持ったりとか、
あとね、僕の大好きな北の国からでもそういう例もありましたけど、
ゴミ収集とかね、そういうものへの偏見みたいなものとかさ、
やっぱり心のどこかでそういうものを持ってしまってる。
言葉にすればそんなことないよって思うけど、心のどこかでそういうふうに思ってしまう。
その職業とかそういう役割で、その人自身の価値を見そうになってしまうっていうことはありますよね。
だけど常にそこを忘れずにいたいですね。
そうですね。その役割になってくれてるんだっていうね、そういう気持ちですね。
スピーカー 2
自分の代わりにこういうことをしてくれてるんだ、みたいな感じで感謝の気持ちも出てきますよね。
スピーカー 1
そうだね。だからそれと、結局他人事にもなりやすいですよね。
だから自分が当事者を、あえて選ぶってことはないんだけども、そういう機会があれば当事者にもなるべき、
なることで学べることはやっぱり多いのかなっていうふうに思います。
例えば誰かがその役割をやらなきゃいけないっていうふうになったときに、
それが例えば地域のことでも自分のメインの職業っていうことではなくてね、何でもそうです。
家族の中でじゃあこれやらなきゃいけないっていう時に、みんながやりたくないことを率先してやってみるとか、
そういう役回りを選択する。そこの選択することに喜びだったりとか、
そういったことを見出せるようになっていかないと、なんぼ口でそういう人たちに感謝しなきゃだよねって言っても、
心からの感謝とかっていうのはなかなかなりづらいところであるかなって思いますね。
しかし僕も娘が主役になったら嬉しいなって思う気持ちはあるんですよね。
これは何なんでしょうね。
スピーカー 2
何なんでしょう。
スピーカー 1
まあでもあれやね、やっぱり娘がなりたいって思ってるからだろうね。
必ずしも何かをアニメでも映画でも何でも主役の人がいいって別に思わないですもんね。
そうじゃないキャラクターが一番好きだったりとか、見てて面白いとかっていうふうに思ったりしますから、
別に僕も主役が一番だなんて全く思ってはない。
まあ一番目立つなとはもちろん思いますけど、娘には目立ってほしいっていうよりも娘に楽しんでほしい。
娘が一番やりがい感じて一生懸命やる姿。
それに対して努力して、その努力した結果が何かしらの形で実るっていう。
それによって娘もまた成長したりとか、いろんなことを感じていくっていうことが僕は一番嬉しいことなので。
それがベースにあるんで娘がなりたいって思って、主役になったら嬉しいなっていう気持ちがあったんでしょうね。
まあでも今回のことで、よくでもあるじゃないですか、思ったことは叶わないこと。
その時に周りの人とか親とかそうだし、友達でもそうだと思うんですよ。
なんて声をかけたらいいんだろうかっていうふうに迷う場面って結構あるじゃないですか。
物事が思い通りにいかなかった人、いかなかった時に落ち込んだり悩んでる人に対してかける言葉。
僕はあんまりそういうの得意じゃないんですけど、でもとってもいい視点というかもらったなって思いました。
というわけで今日は娘のバレエの配役の話から、みんなそれぞれに大切な役割があるんだよっていうお話をさせていただきました。