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スピーカー 1
結構強めの口をでて。
へー。
そんな僕、おろそかにしてますかね。
まあ、あの、結構忘れるタイプですけど。
でもあげるとき、ちゃんとあげてると思うんだよね。
スピーカー 2
そうね、言うからじゃない。
スピーカー 1
きつめに言えばちゃんとくれるって思ってるから、きつめに言ったら。
昨日ね、コンビニの袋とか箸とか、大丈夫ですっていう言い方の話してたじゃないですか。
ちなみになんですけど、まりこさん、お箸の方おつけしますか?
なんて言う?いらないとき。
もう一回言って。
お箸の方はおつけしますか?
あ、大丈夫です。
やっぱり大丈夫ですって言われる。
普通に言いますね。
そういうことあんまり深く考えないタイプだもんね。
だいたいそう言うんだよね。
僕ほら、もともと自分がそれを批判した側の人だし、みまはそういうふうには思わないけど、
でもなるべく相手に気を遣わせないようになるべくしたいって思うタイプなんで、
どういうのが一番ベストかって考えるタイプなので、
あの言い方は気にしてるんですけど。
僕は、いらないですって言うんだよね。
で、そのスレッツのコメントにも、いらないですっていうふうに言えば、確かにいいですよねみたいな。
でもそうしたらなんか嫌な感じになりませんみたいな。
いりますかって言われてるのに、いらないみたいに言うのがね、角が立つみたいなことを言ってたんだけど、
僕はそれも織り込み済みで、なるべく笑顔、そんな笑ってないですけど、
にこやかに、あ、いらないですっていうふうに言うようにしてる。
完璧でしょ?
そうだからね、悩む人はそういうのが一番いいと思います。
いらないですがね、確かにあいっすみたいなこと言ったらちょっと、
なんか相手もね、気にするかもしれないんで、
そう、にこやかにいらないですって、
まあ大丈夫ですって言うんだけど、っていうのはまあ理想かなって思いました。
補足しておきます。
今日ね、話したかったのは、いわゆるお金のこと。
お金を稼ぐこと自体もそうだし、
使い道、使い方、使い道みたいな話をちょっとしたかったんだけど、
なんかまずお金をね、稼ぐっていうことに対して、
まあまりこさんあんまりこういうことを考えたことないかもしれないし、わからないけども、
いわゆるね、世間で、特に個人事業主とか、自分で商売をするような人とかだと、
お金に対するメンタルブロックみたいな話、聞いたことあります?
わかんないです。
わかんないのか。
稼がなきゃいけないとか、稼ぎたいんだけど、
お金を稼ぐっていうことに貪欲になれないみたいな。
これね、ヨガのインストラクターとか、個人でやってる人とか多分すごく多いと思うんだけど、
なんかお金を稼ぎたいっていうことが、あまり大きな声で言えない、
言っちゃいけないことみたいに、世間が思ってるように感じているとか、
あとは、稼ごうと思った時に、
稼ごうと思ったら、そのために一生懸命宣伝したりとか、
そういう社会活動が含まれてくるじゃないですか。
そういうのがどうしても否定面を感じてしまうとか。
そういうふうに言うと、なんとなくわかるかな。
あまりそういうの得意な方じゃないと思うんですよね。
そこに精神的に、ちょっと苦手だなとかできないなって思う場合も含まれると思うんだけど。
僕はそういうのそんなにない方なんだけど、もともと商売ずっとやってきたので、
だけども、ヨガをやり始めた時に、それを仕事として始めた時に、
やっぱりちょっとやりづらいなって思ったんですよ。
なんでかっていうと、これは僕はあんまり良くない傾向だなって思うんですけど、
ヨガは仕事じゃないからみたいな、仕事というよりも伝えていくことみたいな、
なんだろう、なんていうの?わかるよね、言ってること。
そうか、ビジネスじゃないっていうようなニュアンスとかよく言われたりするじゃないですか。
僕も、これは周りの人とか世の人々のために逆立てるものであって、
お金を稼ぐためのツールにしてはいけないみたいな感覚って、どうしてもどこからか芽生えてたんですよね。
最初はそうではなかった。
僕は最初、ヨガを仕事って捉えた時、僕自身はまだヨガしてませんでしたから、あんまりそういう感覚なかったんですよ。
でも自分がヨガをやればやるほど、なんとなくそういう感覚を持ち始めてて、
で、一生懸命人に伝えるってことは、いいにしても、
例えば、わかりやすいところで言えば、ヨガやるとこうなりますよみたいなことをウリ文句にするっていうのが、
簡単にこうなりますよって言ったら、人によっては、じゃあやってみようかなってなるじゃないですか。
でも簡単にそんな風にはならないっていう風にわかっていると、そんな言い方すべきじゃないっていう思いが出てくるじゃないですか。
それも一つの、さっき言ったメンタルブロックにも含まれてて、
自分がそこに関われば関わるほど、そういう感覚強くなったりもしてて、歯がゆい感じあったんですよ。どうやってやっていけばいいんだろう。
かといって、僕らは修行だと思っているので、そういう風には言いますけど、
でもやっぱり、広く一般の人たちに届けようと思った時に、難しいこと言っても伝わらないし、やっぱり手に取りやすい形じゃない、手に取ってもらえないじゃないですか。
そうすると、さっき言ったようにちょっと誇張したりとか、拾いやすいところだけ見せる、いいとこだけ見せるみたいなことをせざるを得ないところもあると思うんですよ。
だって言ってしまえば、そういう広告がたくさん世の中にあふれている中で、難しいこと言っても、そもそも気にもかけてもらえないっていうのはあるじゃないですか。
それで虫食っていけるならいいんですけど、でもやっぱりそれを仕事にしようと思ったらそうもいかないから。
ただ、僕はその世話が深まってきたりとか、自分が変化したりとか、まりこさんの変化を見てきたりとかしていく中で、
もう業界に対する確信が強まっちゃったから、そんなことを気にしてもしょうがないやっていうふうに思えるようになったんですよね。
やっぱりそういった意味で割り切れるっていうか、積極的に宣伝したりとか、結局お金を稼ぐっていうことにつながるような状態に向かって意欲的に活動していくためには、
例えばどんな売り方をしようが、どんな届き方をしようが、届いた結果はその人のためになるっていうふうに思えるのであれば、
そのエネルギーっていうか、メンタルブロックが外れるなっていうふうに思ったんですよね。
それは去年ぐらいにそういうことを思ってたんです。
ただ最近さらに思ったことがあって、今言ったように積極的に活動していって伝えていく、言ってみたら稼ぐということはできても、
どこかで息切れする時とか、ふと立ち止まった時に、そもそもお金のためだっていう、最低限稼げれば別にお金ってそれ以上必要なものでもないじゃないですか。
要するに生活ができるのであればそれでもいいと思うんですよね。
さっき言ったのは、それもできないと困るから、そこのメンタルブロック外さないとやっていけないんじゃないかっていう話だったんですけど、
スピーカー 1
それを過ぎた時に今度それ以上稼いでいくっていうことに対して、動機が必要な感覚に僕なったんですよ。
その使い道によるなって思ったんですよね。
それは最近すごく思うのは、やっぱり自分の周りにいる人たちとか大切な人たち、それは距離が遠くなくても大切だって思うもの、
それは例えば洋服だったりすれば、僕らだったらパタコニアとかもそうだと思うんですよ。
応援したい、理念とか考え方、見た目とかおしゃれだとかおしゃれじゃないとか、機能性だとかそういう話じゃなくて、
その企業の理念とかそういうところに賛同して引き続き頑張ってほしいって思っているものとか、
知り合いの飲食店で昔から通っていて、そこの人が好きで頑張ってほしいとか、いつまでも続けてってほしいとかっていうところに使う。
もうありとあらゆるものですよね。
そういう農家さんとかでもそうだと思うんですよ。
一時産業の人は大変な仕事なんであんまり悪い言い方はしたくないですけど、
ちゃんとしたいろんなことを考えてポリシーを持ってやってる人が作ってるものって安いものってあんまりないんですよ。
飲食店でもそうだと思うんですよね。
そうするとやっぱりさっき言った質を最低限稼げばいいかっていう経済状況だと、そこに気持ちよくお金使えないじゃないですか。
なるべく安いもの、なるべく節制して、節制っていうのと選ぶ対象をどうするかっていう話は本来関係ないんだけど、結局そこに結びついちゃうじゃないですか。
だからそうなった時にある程度余裕がないと、それはしっかり稼いでいかないと、そういうとこにお金が使えない、通じていけないっていう風に強く最近感じていて、
それはなんでそういう風に感じるようになったかっていうと、周りにそう思える人が増えてきた。
増えてきたっていうのもあるし、自分がそういう風に、今までいたはずなのにそういう風に思えなかった。
どっちかっていうと自分が買ったら嬉しい、食べたら美味しい、自分が満足できるものに対してお金を使おうとしてたんだけど、
その人のためになることにお金を使いたいっていう風に思えるようになってきたから、そうなると自然とそういう風に、この人をもっと応援したいっていうような対象が増えてきたんですよね。
だから、例えば、昔からじゃなくても、ここ1、2年で生き始めたような飲食店とかでも、やっぱりそう思える人。
たぶん、今話してて思ったけど、そういうところしか新たに見つけなくなってきたなと思うんですよね。だからかもしれないですね。
スピーカー 2
そうね。探しまくるみたいなことはしないもんね。むさぼるじゃないけど。
スピーカー 1
そうだね。
スピーカー 2
なんかないかな、なんかないかなっていうのはないよね。
スピーカー 1
そうそう、なんかもう必要なものとしか出会わなくなってきたんだよね。
物でもそうだし、人でも、もしくは必要なものじゃないものと出会ったときは、もうサラッとスルーするっていうか、交わすようになった。
なんかもしかしたら、これも自分をワクワクさせてくれるんじゃないかみたいな変な期待を持たなくなった。
出会うべくものとしか出会わなくなってきたってことでもあると思うんだけど。
そうなったら、やっぱりそこにお金を使いたいって思ったんですよね。
で、ちょっと話長くなっちゃったけども、そう考えると稼ぐ意欲がぜんわいてきたんですよ。
スピーカー 2
なるほど、なるほど。もう遠慮なく稼ぐと。