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スピーカー 1
前にね、生徒さんから取り上げてほしいって言われた話題があって、完璧主義で、なんか中途半端にとか、程よくできないみたいな。
うん。
で、この話って、めちゃくちゃ多いじゃないですか。
スピーカー 2
なんかよく聞きますね。私全然そうじゃないから。
スピーカー 1
そうそう、まりこさん全くないもんね。
うん。不思議。
でもまりこさんじゃないや、生徒さんめっちゃ多いじゃないですか。
多い。
これどういうことかっていうと、これ思い当たる人結構いるかもしれないですけど、うちのオンラインクラスは基本早朝の人がほとんどで、早い時間帯は朝の4時半から6時半までね、クラス開けてて、その間に来るんだけども。
で、自分の練習って、ざっくりだいたいみんなフルプライマリーとかね、そのちょっと手前ぐらいでも一通りやろうと思うと、1時間から1時間半ぐらいの間。
1時間以上かかっちゃうんですよね、どうしても。
で、それでいくと、どんだけ遅くても5時半ぐらいまではクラスに入ってないと、6時半には終わらない。
だから5時とか、5時から5時半ぐらいの間に入らなきゃ終えられないと。
でもやっぱりなかなかね、もともと5時ぐらいから起きてますとか、5時から練習しようと思ったら、それより30分前とか1時間前とかに起きないといけないですから。
そう考えると、もともとね、そんな早い時間から日常的に起きてますっていうのはあんまりいないので、やっぱり頑張って早起きしなきゃいけないと。
で、その頑張って早起きができなかった場合に、それでも来ないよりかは、例えばそれが6時ぐらいになっちゃったとしても、練習は30分ぐらいしかそしたらできないじゃないですか。
もちろん時間があれば、うちの6時半でズーム閉めるんですけど、6時半過ぎてもそのまま継続してもらっていいんですけど、できればね、先生の見てる時間帯、ズーム開けてる時間帯に終わらせたいですから。
で、そう考えると、6時からだと30分しかない。っていうと、30分分ぐらいの練習しかできない。
あるいは、自分の朝の支度とかいろんな時間、家族の時間とか考えると、6時半ぐらいまでしか練習できないってこともあるので、
そうすると、要するに全部、いわゆるフルプラクティスって言いますけど、自分が今練習してるところまでを一通りちゃんと練習するってことができなくなるんですよね。
で、僕らとしては、生徒さんには、「いや、それでもいいですよ。起きれなかったときはもうしょうがないですから、それでもいいんで、もう30分でもいいから来てください。やりましょう。」っていうふうに言うんですよね。
で、もっと極端に言うと、「もう太陽礼拝だけでもいいから、来てやりましょう。全然それでもいいんですよ。」って言うんだけど、みんな口を揃えて、「いや、なんかそれだとできないんですよね。やれないんですよね。」っていうふうに言うんだよね。
で、僕も基本的には完璧主義者というか、そういう感覚を昔から持っていて、掃除なんかでもそうなんですけど、きちんとやれないんだったら、ちょっとだけささっと掃除機かけるとか嫌だって思っちゃうタイプなんですね。
もうやるんだったらちゃんとやりたい、とことんやりたい。仕事でもそうです。何かタスクがあって、僕はホームページを作るような仕事、ウェブの仕事をずっとしてきたので、
そういうのでもそうだし、それこそSNSなんかわかりやすいかもしれないですね。一つ投稿しようと思ったら、例えば文章をつけるじゃないですか。その文章をちゃんと作らないと投稿したくないみたいな。
ちゃんと作ろうと思ったら、2、30分かかったりするじゃないですか。その時間がなければ後回ししたくないみたいなこととかもそうだし、そういう完璧主義の感覚あるんですよ。
で、ほんと面白いぐらいに、まりこさんないじゃないですか。これはね、僕はあえて言いますけど、別にまりこさんを褒めるわけじゃなくて、そういう性質なんだと思うんですよね。性質の違いだと思うんですよ。
でもね、まりこさんはそういうのないんですよね。たぶん、この生徒さん見ててもそうだけど、かなりの人がそういうふうに思ってると思うんですよ。自分はそういう完璧主義だからみたいな感じのね。
でも、僕も自分もそうだから、あえて今日は厳しく言っちゃおうかなって思うんですけど、これ完璧主義じゃないですよね。ただの言い訳ですよね。
どういうものかっていうと、やらない言い訳にちょうどいいんですよ。完璧にやれないと嫌だからやらない。ただのそれは、悪く言ってしまえばサボり癖だし、面倒くさがりみたいなところで、たぶんそうだと思いますよ。