戦略的幸福論です。
イギリス系日本人のリチャードと、
アメリカ製の日本人、輝きです。
輝きアット中国っていうことで。
はい。中国、雲南省に今来てますね。
雲南省。
雲南省。
標高2500mぐらいの場所ですね。
2500m、標高。
そう。
それは、それはもう、チベットでは?
チベット文化とかも結構入り混じってたりしてる場所です。
中国の中でもっとも、いろんな民族、25以上の民族がこうごっちゃになってるような場所らしくて。
いろんなチベット民族とか、那氏族とか、いろんな文化が混ざってる場所らしいです。
面白いね。なんでまたそんなとこにいるの?
これはもう完全に妻の趣味なんですけど。
変わったご趣味で。
妻は旅行好きなんで、それについてきてるっていう感じではあります。
妻の友達が雲南省がすごく好きで、
で、雲南省のツアーコンみたいなことを最近ちょっと始めて、
で、そこでほぼ日本人が来ないような場所に、
そのツアーコンの方のガイドで来てるみたいな、そんな感じです。
え、ご夫婦で?
夫婦、夫婦で。
で、そのツアーコンの方は遠隔でドライバーの方はついてるけど、
遠隔でいろいろと指示を出してくれてるみたいな、そんな状況。
ツアーコンって今リモートでできるんだ。
まあ分かんないけどね、そういうやり方になってる今、現状は。
初めて聞いた。おもしろいな。
うーん、多いね。
え、子供たちはおじいちゃんおばあちゃんが見てるみたいな感じなんですか?
子供たちは、そうね、ダブルバーバー体制で。
ダブルバーバー体制、まじ贅沢だなそれ。
たまたまバーバーはね、近くに住んでるから、ダブルバーバー体制で。
ダブルバーバー体制ね、DBB。
DB、ダブルバーバー、DBD。
DBBさんのオペレーションでやってます、はい。
素晴らしいね。どうですか?来てみて、どんなこと感じます?
来てみて、そうね、まあでも言葉がまじで通じないんで。
語。英語がほんと通じない。
英語はしゃべらないんだね。
まじでしゃべれないから。
まず言語というテクノロジーってほんと便利だなっていうのを感じますよね。
なるほどね、意思疎通。
いざ、それがなくなると、まじで意思疎通ができない。
だからもうGoogleトランスレートにもお世話になりっぱなしっていう状況です。
電波はやっぱあるの?
電波はあるあるある。
電波はあります。
いいSIMをオンラインで日本にいるときに買って、それを中国で起動すればすぐに使えるっていう、そういう状況。
Googleトランスレートはさ、なんかリアルタイムのさ、こう通訳機能みたいのはあると思うんだけどさ、使い勝手はどうですか?
使い勝手よくないね。
なんか、そう、全然同時通訳になってなくて、一回こう止めたり、オンにしたりみたいなことを繰り返さないといけないから、
しかももう、あんまり聞き取ってくれなかったりするから、やっぱそれ専用のデバイスは必要そうだなって感じ。
まだ、そうね、テクノロジーの要素はあるけど、UXとしてはまだ、スマホだといまいちっていう感じですね。
そうなんだね。まだ、そっかそっか。
そうそう、そうなんです。だからAirPodsみたいなね、ああいったものに搭載されるとより便利なんだろうなと思いながら。
まだかかりそうだね。なんか聞いてる言葉が、相手が発してる言葉がそのまま翻訳されて耳に届くっていうのは、もう少し時間がかかりそうですなって。
そうね。でも年内に出るみたいなときはね、AirPodsに、機能自体は。
うん。あの、リアルタイムで字幕を表示するのはできるじゃん、もう。日本語でも英語でも。
はいはいはい。
あれができるから、ほぼ同時通訳みたいなこともまあできるよね。
できる。まあ、チャットJPTで静かな場所で対話するって形だったらできる。
なるほど、なるほど。
ただ、現実問題ね、うるさいカフェだったり、お会計のときもガチャガチャしてるから、いろんな声拾っちゃって、実際スムーズにいかないっていう。
なるほどね。え、筆談とかは漢字を使ってさ、それはまだ試してない?
いや、全然、もう、漢字の国だけど通じないよね。
ああ、ほんと、やっぱ違うか。
うーん、だいぶ違うと。
そうなんだね、おしれいな。
うーん。
そう、まあそういう感じですね、中国旅行自体は。
なるほどね。
じゃあ久々に言葉の通じない環境に渡って、言葉便利だなというのが、それはでかい感想っていうことで。
でかい、でかい感想ですね、言葉便利。
ほんで、どう?いくつかさ、どんなこと考えてんの?って事前に聞いたときにさ、旅行とAIを組み合わせて、新しい教育のあり方があるんじゃないかって思ったって。
そうね、これはでも、旅行とかって、いろんな場所に行って体験して、これなんだろうっていうプロセスが、ひたすら起こってると思うんだよね。
だからまず問いが先に起こるっていう、旅行中って。
で、今までの旅行だと、その問いに対してすぐに打ち返してくれる先生みたいな人って、いないわけじゃん、今までは。
あー、なるほど。
だから、だからもやもやしたまんまとりあえず終わるみたいな、問いだけ残るみたいな環境だったと思うんだよね、AIがあった時代って。
あー、あの問いってのは、だから疑問とかもやもやのこと?なんかすげえもの見た気がするけど、なんだったかはわからないみたいな。
そうそう、例えば僕の場合だと、雲南省にある、そういうまあ、仏閣みたいなところに行った時に、なんかこの柄すごい日本の仏教の、あの竜の柄とほぼ一緒だけど、どういう影響を受けてるんだろうとか、日本の神道っていう問いが生まれるわけですよ、見てると。
で、AIだと写真を撮って、それをO3で解析して、この時代のこれがここに渡ってきてますみたいな、そういうところまで教えてくれるから、問いが経った瞬間に。
そういった意味では、自分のその疑問とか問いが一瞬でわかるっていうのは、めちゃくちゃ便利だなっていうのは、思うよね。
わかるわ。僕もイギリスにいた時にさ、美術館に行ってさ、フリーワイファイ繋いでさ、で、チャットGPTのチャットモードにして、カメラオンにして、で、写ってる作品見せながら、この絵は何がすごいわけ?と聞いてさ、そうすると、その時代背景とかも踏まえてさ、絵の特筆する点はとか、
教えてくれるのがあってさ、これなんかローマに旅行に、年初にローマに行った時も、なんか寺院とかでさ、色々聞いて教えてもらったりしたので、これ旅行の、知りたいっていうものに対してすぐ知れるっていう環境がここまで来たか?ってな感じだよね。
いや、本当そうだよね。旅行でそれが一番発生するよね。このなんでだろうっていうの。
いや、旅行ぐらいじゃない?もはやさ、俺たちに残された、そういう素朴な疑問を抱けるチャンスってさ。
そうだね。
あとあれかな、お役所の申請とかかな。なんでこんなXLなの?とかさ。素朴なさ、なんでこれはこういう形で残ってるんだろう?みたいなさ、そういうのとかはさ、あるけどさ、なんか、日常で。
理解できない現象に対してだよね、それ。
いや、自分はね。
理解できない現象に対して、なんでこれはこんなことなってんだろう?っていうものを抱くチャンスってさ、旅行にでも行かない気がするんだよね。
いや、そうだね。
どうなんだろうね。今、そういう疑問とか問いがあったほうがいいっていう前提で俺も喋っちゃうんだけどさ。
でも、あったほうが学びは絶対早まると思うんだよね。
例えば、従来の教育の仕組みって、机に座って、専門家でもない先生が教科書読み上げて、それで穴埋め式の答案があって、それに答えていくみたいな。
それって、生徒から全く問いが出てないけど、とりあえず言われたことに対して聞いて答えていくっていう感じやから。
たぶん本当の意味での知恵にはすごいなりづらいだろうなと思って。
いや、そうだね。問いから始まってねえのか。
その、覚えなきゃいけないものがあって、で、教科書的にゲルマン人が大移動しましたとかね。
はいはい。
ああ、ゲルマン人が移動したんですか。移動的なニュースになるのすげえな。歴史のごのかみたいなことを思ってた。全然イメージが湧かない。そのものだったけど。
そうそうそうそう。イメージが湧かない。
自分ごとができない。
問いさえあればね、問いがあればそれを解決するために色々調べて、自分の中に結びつけないと納得ができないからっていう意味では、だから好奇心がないと学びが駆動しないっていうお話か。
そうだね。
そういった意味では、昔の天才とか偉人と言われる人たちって、エジソンとかもね、学校ではほぼ知的障害者みたいに扱われたとかみたいな話があったり、それも彼がね、問いが大きすぎていて、なんでそもそも1たす1は2なのみたいな、っていうところから始まってるから、問いってめっちゃ大事だっていうのは思うよね。
なるほどね、確かにね。AIでさ、良い出力を得るというか、良い答えにたどり着くために良い問いを持ってる必要があるみたいな話もあるよね。そういう意味では、良い問いを持つ。
まあ確かに。カトキだからこそって思われそうだね、そこは。
そうだね、そうだね。完全に超えていくタイミングが来ると思うので。
数学のそもそもそこを理解する必要があるかって言ったら、おそらくないわけで。
そうね、電卓がなんで正しい計算を返してくれるのか理解しなくても使いこなせるし、これから先も理解する必要は多分ない。
必要は多分ない。すごい電卓が出てきたというだけの話になってくるんだろうなって。
そういった意味、答えを知る。そういった意味では旅行とかでのAIの活用っていう意味ではリアルタイムで体験しながら、それを答え合わせしてるような感覚もあるから。
やっぱ学びのパートナーとしてはすごくいいよね、AIって。
そうね。
答えを知ってショートカットっていう使い方もあるけど、人間の学びを促すっていう意味ではすごくいいなと思ったんで。
これを軸に今後の義務教育とかも変わっていくんだろうなっていうのはすごい感じるよね。
そうだね。あとはそういう国際関係というか民族の歴史とかそういうものになってくると、特定の解釈が入ってくる余地があるじゃない。
この素晴らしい建物は何って聞いたときに、それは特に価値のない建物ですとか、そういう解釈が入り込んでくる可能性があるというか。
特定の価値観に染まっているAIを教育のパートナーにして、歪んだ価値観を持った子どもが育っていくみたいな可能性とかはあるじゃない。
今でもさ、まさに今、2000の選挙期間中で極右政党とかそういうものが躍進する可能性を持ってるみたいなことがあったときに。
日本の話じゃなくて、フランスとか南米とかでもさ、極右政党がすごい躍進してるみたいな、ポピュリズムが台頭してるみたいな話があったときにさ、
何がスタンダードで何が規範になってとかさ、そういうものの軸ってさ、時代によって移り変わっていってしまうじゃないか。
思いっきりそういうもので揺れまくるものが、自分の考えを育てるパートナーになられてしまうと困ったりすると思うので。
そこの軸はでも選べるだろうね。子どもの学校を選ぶのと一緒で、クリスチャンの学校を入れるのか、
そこの段階で思想とかは選べるはずだから、親とか自分の意思で。
そういった意味でどういう思想のAIを選ぶかとかも、自分で選ぶんだろうね。
選んだり変えたりとか。
そうなってくるとさ、子どもがどんな会話をAIとしてるかをログとして全部たどるのかとかさ、
危険な会話を感知して通知が来るようにするのかとかさ、
プライバシー問題とかさ、セキュリティーでもあるじゃん。
自殺を強裁されて閲覧してしまう例とかもあったりするわけで。
ちょっと真剣に考えると、手放しに生産できるテクノロジーではないっていうことはなんとなくあるなと。
子どもが教育のパートナーとして使っていくって考えたときの可能性の無限の広がりと、
無限に広がってるがゆえの危険性と隣り合わせっていうところを考えさせられる話だったなと。
新しいものに関してはみんなそう感じるんだろうね。
ゴリゴリに使い倒したいけどね。
そこら辺は多分自分の住む国レベルで決まってくるんだろうね。
例えば今いる中国とかも、言うならば中国のGreat Firewallの中で中国が全て監視できてるわけで、全ての情報。
そこら辺でも失報が国にそぐわなかったら逮捕されたりもするわけだから。
本当だよね。ぜひGreat China Wallから帰ってきてねと。
無事にって話したんですけども。
まあじゃあそんな感じですかね。旅行はいつまでですか?
あと何日あるんですか?
あと4日ぐらいまだあります。
いいねいいね。旅行の最長に収録お付き合いいただいてね。ありがとうございますね。
なんでもないです。
じゃあ引き続き旅行を楽しんでくださいということで。
こちらは日本語を守っておきます。
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