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2025-05-07 34:10

#6 答えよりプロセス?AIで広がる対話型の学び方

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今回のテーマは「学習にAIを導入してみる」です。

答え合わせや問題作成だけでなく、AIとの対話を通じて考える力を養う学習法について語り合います。単に正解を教えてもらうことではなく、自分のアウトプットに対してAIからフィードバックをもらうことの価値に注目します。また、AIの手軽さが子どもの知的好奇心を広げることや、得た知識を子どもが親に教えることによる学びの循環など、AIが家族の日常の学びをどう変えるのか、具体例を交えながら考えます。

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▼番組概要

四人家族で日々を過ごす山田と、一人の時間を大切にする小林。生活環境は対照的なこの二人が、「より良い家族の暮らしとは何か」という問いに向き合います。山田が家族との時間で感じる小さな発見や戸惑い、そして小林が外からの視点で投げかける新たな角度からの問い。共働き家庭の日常や子どもの成長過程、家族の時間づくりや住まいの工夫など、日常の話題について時に共感し、時に意見が分かれる二人の対話からは、「家族の暮らし」について考えるための多様な視点やヒントが自然と生まれます。家族の形は人それぞれ、暮らし方も十人十色。しかし誰もがより良い日常を模索する過程で感じる思いには、共通する部分があるはずです。memStock podcastでは、より良い家族の暮らしについて一緒に考えていきます。

▼山田(株式会社modo代表取締役)

2児の父。大学時代をアメリカで過ごし、NTTを経て起業。会社売却後、上場企業のグループ会社を6年経営。2023年に株式会社modoを創業し、家族向けのサービスを開発中。家族の暮らしをより良くする為に毎日試行錯誤を繰り返している。

▼小林(株式会社modo)

独身で一人暮らし。大学進学を機に実家を離れ、寮生活、シェアハウス、ホステル生活など多様な生活様式を経験。自分とは異なる環境に身を置く人々の視点や考え方から学び、新たな気づきを得ることを大切にしている。

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▼memStockとは?

家族のコミュニケーションをもっとスムーズに、もっと楽しく。ワクワクする旅行の計画から、憂鬱になお金の話まで、家族の距離がより近くなるコミュニケーションサービスです。

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サマリー

このエピソードでは、AIの導入が学習に与える影響について考察されています。特にChatGPTの活用例を通じて、宿題や計算問題への応用、AIとの対話を通じた理解の深まりが探られています。AIを学習に導入することで、子どもたちの学びの幅が広がり、自分の興味に基づいた学習が可能になることが語られています。特に、AIとの対話を通じて学び方が変わってきていることが触れられています。また、AIを学習に取り入れることの重要性と子どもとのコミュニケーションが強調され、親が子どもから学び、共に成長することの楽しさについても語られています。

AIを学習に取り入れる
Naoki Yamada
より良い家族の暮らしを考える、memStock podcast。こんにちは、4人家族の山田です。
kobayashi
こんにちは、1人家族の小林です。今回は、学習にAIを導入してみる、というテーマで、より良い家族の暮らしについて考えていきます。
Naoki Yamada
最近、なんかChatGPTにイラストを描いてもらうみたいな、流行ってたの知ってます?
kobayashi
流行ってた、流行ってたというよりかは、物議を醸してたという事ですかね。
Naoki Yamada
そういうことですね。なんかジブリ風にして絵を描いてもらうとか、写真をジブリ風にしてみたいな。ジブリ風というかジブリね。
のもあって、子どもがなんかChatGPT使ってみたいっていうので、いろいろ試して使ってて、ハマってたんですけど、こういう風に遊びにChatGPT使うみたいなのももちろんあるんですけど、
学習に使っていくみたいなのも、結構前から取り入れたいなと思っていて、たまに使ったりとか。例えば、計算問題があって、
学校の計算問題とかあって、答えがなかったりするものとかに、まず答え出してもらって、それで丸付けしたりとか。答えがないっていうか違う、
そうそう、宿題があって、やった後すぐ丸付けした方がいいじゃないですか。学校行って丸付けしてもらうとかじゃなくて。
答えなくて、それを、結構量が多かったんで、
親が丸付けするのめんどくさいから、ChatGPTに投げて、答えチェックしてみたいな。やらせたりとか、そういうのもあったけど、
実際そのなんかいろんな活用を今後必要になってくるだろうなっていうところを思ったので、その辺を今日話していければなと思うんですけど。
実際、自分たちちっちゃい時って、自分たちちっちゃい時どころじゃないな、最近、ほとんどここ数年の話なんで、ほとんどの人たちがそれは多分試行錯誤を今後していくんだろうと思うんですけど、
多分なんかいろんなところで子どもたちがこういうChatGPTだけじゃなくて、いろんなAIを使って学習していくっていうところが多分増えていく。
学校でも、今は取り入れてないだろうけど、取り入れていくんだろうなと思っていて。
まず前提として、AIを使う上で、多分いろんなルールというか、使うためのルールみたいなのを子どもたちに教えないといけないんじゃないかなと思っていて。
例えば著作権とか。子どもの時って著作権とかってあんまり意識したことなかった。自分はなかったんですけど。子どもって小学生とかね。
だから著作権の話とか、最近学校でも著作権の話とか結構教えてるみたいなんだけど、著作権の話とか、あとは出てきたアウトプットをどう使うかみたいなルールとか、
そもそも作っていいもの、作ったらいけないものとか、公序良俗に反するものとかはダメだよみたいなのって
利用規約には書いてるけど、実際に線引きとかあるじゃないですか。こういうことはしたらダメだよみたいな。そういうところも含めて多分、使う前に教えないといけないかなっていうのは思っていて。
kobayashi
それはそうなんですけど、今回の本筋とは逸れるので、そこは別に。前提条件としてね。
Naoki Yamada
前提条件としてね。そういうのは必要だろうなと思いつつ、実際そういうのがしっかりと把握できた上で、どう使っていければいいかなみたいなところをいろいろ考えてて。
一番こういうところで使えるんじゃないか。実際うちでも使っていることとしては、さっきも話したけど、問題を作る。
参考書とかっていっぱい売ってるけど、やっぱりある程度価格もするし、自分が欲しいピンポイントのものを探すのめんどくさい、本屋さんに行かないといけないしみたいな、
あるのをプロンプトというか、実際こういうことを作ってっていうのを指示するだけで作ってくれるっていうのは参考書代わりにもなるなっていうのは思っていて。
特に計算問題とか算数ですね。算数、数学系に関しては答えが明確で、問題もそこまでぶれないみたいなところで作りやすかったりするのかなっていうふうに思ってますけどね。
kobayashi
個人的にはそういうもはや体系化されているものを学習するときって、わざわざAI取り入れなくてもいいんじゃないかなっていう。
Naoki Yamada
検索するだけでいいっていうことね。
kobayashi
それこそテキスト、教科書があれば事足りる話じゃないですか。
だから効率は良くなるとは思うんですけど、学習としてAIが導入されたから爆発的に学習の広がりができてくるかって言われるとそんなことないと思うんですよね。
効率はもちろん良くはなりますけど、AIを導入するところの本当の価値はそこじゃないんじゃないかなっていうのは自分は思っちゃうんですよね。
一つあるのは、例えばさっき言ってた問題の答えを出してくれるとかっていうときに、参考書とかの答えの解説、見てもわからないとかあるじゃないですか。
そういうときに、じゃあこれを解いてほしいんだけどっていうので、今だったら写真撮ったら数式入力しなくても、テキストだと入力できないじゃないですか。
それを写真で答えとかを図とかで書いてくれたりっていうのは、まあ使い方としては悪くないのかなっていうのは思いますけど。
Naoki Yamada
たしかにね。解説の仕方も参考書によっては分かりづらかったりするけど、その辺もいろんな角度から教えてくれたりするから、そこは使い方によってはアリかもしれないですね。
AIとの対話の重要性
kobayashi
AIの使い方としては、さっき問題を作成してもらえるっていうのはあったんですけど、問題を作ってもらうことは別にそんなに価値として高くないんじゃないかなと思ってて。
その答えというか、なんて言うんですかね、これがこうなってるのはどうしてかっていうのを理解する手助けとして、自分はここがわかってない、
で、本当はここがわからなきゃいけないよねみたいなのを、AIと対話しながら出していくっていうところが価値があるとは思うんですよね。
だからどっちかっていうと解説とか、自分が何をわかっていないのかっていうのを教えてもらうためにやるっていうところが大事。
例えば英語で、英語の問題を作ってもらうんじゃなくて、英作文を自分で書いたときにそれが表現として合ってんのかとか、もっと適切なのはないかとか。
Naoki Yamada
ネイティブから見たときにとか。
kobayashi
そうそう。そういうののやりとりはAIじゃないとできないんですよね。テキスト、教科書とかのドリルをやったところで身につかないものなので、そういう相互のやりとりで理解を深めるっていう点ではいいんじゃないかなっていうのは思います。
Naoki Yamada
たしかにな。最近家族で英会話学習始めたんですよね。
kobayashi
前のPodcastの気になるサービスを使ってみたのところでも、スピークっていうAI学習のアプリ?取り上げましたけど。
Naoki Yamada
今、Duolingoっていうサービスを家族で使っていて。キャラクターと話せるんですけど、AIのね、話したときに伝わらなかったら、これはこういうこと?みたいなAIが話してくれるんですよね。
そのやりとりが発生するのに対して、人と話すときって結構躊躇するけど、AIと話すことによって遠慮なく話せるみたいなところはあったりするから、そういうのはすごい学習には向いてるなっていういうのは、AIは向いてるなっていうのはちょっと思いましたね。
遠慮なく聞けるみたいな。先生とかも何回も同じこと聞いたら嫌だなみたいな。面倒くさがられるなみたいな。塾とかでもね。
思われるのを、AIだったら気兼ねなく聞けるから、学習の深度、深さが深くなっていくんじゃないかなっていうのはちょっと思いますね。
kobayashi
そうですね。AIのいいところは、アウトプットに対してそれを評価してもらえるっていうところが大きいですよね。
今までの学習は、アウトプットしても、その出した段階でおしまいじゃないですか。合ってる合ってないとか。
Naoki Yamada
そうですね。赤ペン先生みたいにね。決まりきった答えじゃないとやってくれないみたいなんじゃなくてね。
kobayashi
そう。だけどDuolingoとかで会話していくと、それはbigじゃなくてlargeだよねじゃないですけど、ちょっとしたニュアンスの違いとかも教えてくれるんですよね。
Naoki Yamada
たしかに。
kobayashi
あなたのアウトプット、別に間違いじゃないけど伝わるけどこっちの方がいいんじゃないかなみたいな話とかをしてくれるっていうところは大事ですよね。
Naoki Yamada
たしかにな。
kobayashi
今だとプレゼンの資料とかAIで作ったりできるじゃないですか。
Naoki Yamada
できますね。
kobayashi
原稿とか。でもそれだけじゃなくて、VR空間とかであれもできるみたいですよ。実際に発表してる感じをやって。
Naoki Yamada
自分が?
kobayashi
自分が。で、話す速度ちょっと速いんじゃない?とかそういうのもやってくれるみたいです。
Naoki Yamada
それを指摘してくれるってことね。でも今話してて思ったけど、日本語話すのもやっぱ難しいじゃないですか。
kobayashi
難しいですね。
Naoki Yamada
特にこういう収録するとかって、普段と違う環境で話すってやっぱり、プレゼンもそうだけど、難しいけど、
練習するシチュエーションってあんまないし、誰かに聞いてもらうってなかなか難しいから、それをAIがやってくれるっていうのはたしかにアリだな。
kobayashi
そう。だからやっぱりアウトプットをいかにAIに読み込ませて、それを解釈してもらって教えてもらうかっていうのが多分一番大事なのかなと、学習において。
Naoki Yamada
たしかに。必要ですね。それはたしかに。
kobayashi
だから単純に普通に、じゃあこのことについて知りたいって言ってどんどんその、例えば奈良時代のなんちゃらについて知りたいって言ってそこの深度を深めていくみたいな学習って、
AIだと効率はもちろん良くなるんですけど、やるんだったらそこじゃないんですよね。
Naoki Yamada
なるほどね。何か答えがあるようでないところに対して解説してくれたりとか。
kobayashi
そう。だから正解っていうか、集合値として、やっぱりAI強いのは集合値だって言われてますけど、そういう正解があるところじゃなくて、人による部分。
Naoki Yamada
はいはいはい。
kobayashi
あなたはこういうのが得意でしょ?とかじゃないですけど、あなたはここが分かってないとかもそうだし、プレゼンの発話の仕方とかも人によってやっぱり違うじゃないですか。
それをその人にとって良いように、例えば話すスピードを何倍速ぐらいが正解だよとかじゃなくて、あなたの話し方とか、あなたの話したいこと、性格とかを含めるとこれぐらいがいいんじゃないかみたいな、
そういう人によってみたいなのを出してくれるのが多分AIの強み、
Naoki Yamada
なるほどね。
kobayashi
なのかなっていうのは思いますよね。
Naoki Yamada
ちなみにそのプレゼンとかを指摘してくれるサービスってなんていう名前なんですか?
kobayashi
知らないです。
Naoki Yamada
知らない。
kobayashi
知らないです。
Naoki Yamada
知らないのか。
kobayashi
今その実用されてるかも知らないです。
そういうのが可能になるよみたいな、
Naoki Yamada
そういうことですね。
kobayashi
あれなのかもしれないですけど。
Naoki Yamada
たしかにたしかに。
kobayashi
詳しくは知らないし、自分は使ったことないです。
Naoki Yamada
でもたしかにそれはやってほしいですね。
kobayashi
でもすぐできるんじゃないですか。
Naoki Yamada
できそうできそう。
だって英会話と一緒だもんね。
英会話で話すのに対して回答して、あなた発音が、ここはこうしたほうがいいよみたいなのって多分同じ話だからできそう。
kobayashi
そう。発話のやつだと話してる内容だけど、それだけじゃなくて、今だったらそれこそ音程がずれてるとかそういうのもわかるわけじゃないですか。
Naoki Yamada
そうですね。
kobayashi
抑揚とかその辺ももうAIでわかるはずなので。
感情の発達
Naoki Yamada
はいはい。なんかあれだね、全然話ちょっと逸れるんですけど、カラオケの採点みたいだね。
カラオケの採点ってなんか、基本昔は音程と正確に歌えてたかだけだけど、それもより感情とかも含めて測られるようになりそうだなってちょっと思ったな。
kobayashi
昔まだテレビ見てた頃、カラオケの点数で芸能人が勝負みたいなやってた時に、
例えば点数的にはすごい高くても、この人の歌い方なんか嫌だわみたいなのあるじゃないですか。
Naoki Yamada
わかる。響かないなみたいなね。
kobayashi
そうそう。今までだったらやっぱりそういう画一的な正解に対してアプローチしていくので、どうしてもそれは点数としてはいいかもしれないけど、
よくはないよねっていうことがあったけど、AIだと多分それを回避できる可能性は高いんじゃないかなっていうところですよね。
Naoki Yamada
たしかにな。結構、どっちかっていうと、エモーショナルというか、それこそ読書感想文とかも先生によって感じ方が全然違うのに点数つけられちゃうじゃないですか。
あれもAIの場合は褒めてもくれるし、こうした方がいいよっていうアドバイスも多角的にできるから、たしかにそういうのに向いてるかもしれないですね。よりなんか感情に、
AIっていうと感情がないふうに思われるけど、どっちかっていうとより感情の発達に寄与できそうな気がしますけどね。
kobayashi
そう。だから読書感想文とか小論文とかって、今までだと書き出しはこういうことでみたいな感じでテクニック的な話になっちゃってたんですよね。
それが多分AIに例えばこういう感じで小論文書いたんだけど、添削してくれっていうと、多分それをベースにより良くするにはこうだよっていうふうにしてくれるので、
一つの正解のところに当てはめにいかないアプローチができると思うので、いろんな良い小論文とかが生まれてくると思うんですよね。
Naoki Yamada
たしかに。
自分らしさを学ぶ
kobayashi
今までは本当にテクニックですよね。
こう書け、みたいなのがあったじゃないですか。別にそう書かなくても伝わればいいとか、その人らしさが出てる方がいいっていうこともあるじゃないですか。
Naoki Yamada
だから、よりいろんな才能が良い方向に、AIを用いることによってできそうな気がしますね。
たしかにな。この書き方、小論文として間違ってるよって言われたけど、実際この人が村上春樹ばりの文才を持ってる可能性はあるしね。
kobayashi
可能性はあるんですよ。入試とかに関して言うと、もしかしたらテクニックに沿ったやり方が必要なのかもしれないですけど、
じゃあ実際に人として、スキルとして必要なものはそっちじゃないよねっていう。社会に出て役立つのはどっちかなって言った時に、
自分らしさが出てる文章の方がいいと思うんですよ。そういうのを学習していった方がいいとは思うので。
だから人によって違う場所、長所を伸ばすとか、自分ってこうなんだなっていうのを理解する。それを学習につなげていくっていうのが多分大事かなっていうのは一つ思いますね。
Naoki Yamada
AIを使う上でもね、たしかに。それはありそう。
kobayashi
学び方として。
よくAIで使い方みたいな、学習方法みたいなのを見てると、プロンプトがどうとかなんか出てきたりとか。
Naoki Yamada
たしかにね。方法論とかね。
kobayashi
でもそういうのを使わなきゃいけないものっていうのは、学習に適してないものだと思うんですよね。言ってしまえば。
Naoki Yamada
はいはい。たしかにな。
kobayashi
もっと揺らぎがあるものに対して、それをじゃあより良くするってどうなんだろうみたいな
使い方の方があってんじゃないかなっていうのは思ってます。
Naoki Yamada
たしかにたしかに。
新しい学びの手法
Naoki Yamada
学習でいくと、親が教えられない分野とか、先生が教えられない分野っていうところがより多くなってきてるなと思っていて。
昔って算数国語理科社会とか、先生が教えやすいものが大半だったのが、
最近って、例えば英語も入ってきたし、先生とかが学習してないようなプログラミングとかが入ってきたりしてるけど、
子どもの学習スピードからいくと、先生に教えてもらうことなんてほとんどなかったりして。
kobayashi
それは当時も今もあんまり変わらないと思うんですけどね。
Naoki Yamada
そうですね。そうだけど、より子どもの方が知ってることが多くなってきて、そういう学習するときに教えてもらう先がないっていう。
特に近所にプログラミングスクールとかあればよかったりするけど、そういうケースってそんなあんまりないと思ってて。
みんながみんな通えるわけじゃないしね。
そうなったときに、結構、例えばScratchってわかります?プログラミングの
Scratchとか、それこそマイクラとか、ゲームとかもそうですね。
kobayashi
そうですね。
Naoki Yamada
とかも含めて、みんなYouTubeで調べたりするんですよね。
でもYouTubeって結局、さっきの話じゃないけど、決まった物事しか教えないみたいな。
決まったやり方しか教えないから方法論になっちゃうんですよね。
でもこういうのAIとかでディスカッションして、こういう場合はこうした方がいいのかな?みたいな聞いたときに、
こういうケースもあるけど、こういうふうにやったらどうかな?みたいなのも返してくれるようになると、
子どもの学習の深さと広さが一気に広がっていく気がしていて、
そういう使い方はありな気がしましたね。今話してて思いついたんだけど。
kobayashi
でも本当にそうですよ。単純に検索性とかもちろん上がったんですけど、そうじゃないよねっていう。
答えとかを求めに行くのは学習としては違うじゃんって、それ別の用途じゃんいう。
学習するんだったらやっぱり考えを深めることの方が大事なので。
そうなってくると、やっぱりYouTubeとかより、自分はどういう考えが必要なのかっていうのが分かる、
Naoki Yamada
そうですね。
kobayashi
例えばプログラミングの話出たんですけど、今までだったらYouTubeでもそうだし、教科書とかだと順番に基礎から学んでいかなきゃいけないじゃないですか。
それが例えばじゃあこれ作ってみてみたいなところで、向こうからアウトプットしてくれたものに対して、
いやでも俺が作りたいのはここをこうしたいんだみたいな、そういう議論ができるじゃないですか。
Naoki Yamada
たしかにたしかに。
kobayashi
それをやっていくと、これここを学ばなきゃいけないとかっていうのが分かってくる。
で、自分の興味に基づいた話の流れなので、学ぶ意欲も湧いてくるみたいな感じでできるとは思うので、
今までの体系的にやっていかなきゃいけなかったところを、もうポーンと、お前が作りたいのはこれだろうみたいなAIが言ってくれて、
いやでもそうじゃないんだよって、エラーも出てるし、ここ直してくれよとか言ったときに、こっちの知識も上がっていかないと、指示もうまくできないじゃないですか。
その辺のやり取り、どうやったらエラー出さずにAIが作ってくれるのかとか、
AIはいつもこういう機能持たせようとするけど、俺はこういう機能いらねえんだよみたいな話とかができるようになってくると、やっぱり使い方としてはいいんじゃないかなっていうのは思いますね。
Naoki Yamada
たしかに。そう考えるとやっぱりプロンプトじゃないんだよね。
kobayashi
プロンプトじゃないんですよ。
Naoki Yamada
たしかに。プロンプトをいくら工夫していいようにしたところで、その人に、その子にフィットしてないと全然意味ないし。
そう考えると、最近ChatGPTとか他のAIもそうだけど、メモリーが結構発達してきてて、もともとはプロンプトに対して答えるみたいなのを、最適化をずっとやってたのが、
今までその人がした質問とか、過去にこの人はこうだったみたいなのを全部学習して、メモライズした上で、そこに沿った形のアウトプットを出してくれるようになったから、
学習にすごい最適化されてる部分はあるかなと思って、家族全員が同じやつを使っちゃうとあんまり意味ないかもしれないけど、
その子がどういう子かっていうのをAIが学習して、こういうふうに考えてるのは過去にこういうプロセスがあったからだっていうのが入ってくると、やっぱりアウトプットも変わってきそうだなと思って。
kobayashi
変わってくるでしょうね。
Naoki Yamada
プロンプトはあんま関係なくなってきそうですよね、そうなってくると。
kobayashi
そう。その点がChatGPTってやっぱ強いかなって。その対話力みたいなところがやっぱり強いかなっていうのは思いますね。
Naoki Yamada
たしかに。
最近結構自分もいろんな用途で使ってるんですけど、
プロジェクトっていうのを作れて、プロジェクトに前提条件、こういうシチュエーションでみたいなのをしっかり入れてあげると、それに沿った形でアウトプット、最適なものを出してくれるようになってきたんですよね。
そこって結構今までAIに足りなかったというか、そもそも事前に学習させておいて、ChatGPT自体が学習してないものに関してはそういうのはできなかったのが、
後付けでできるようになったっていうのは結構大きいですよね。
いろんな用途で使えるな、そう考えると。
kobayashi
それで言うんであれば、それこそ著作権の話とかはあるっちゃあるんだけど、
例えば教科書をボンてそこに丸投げしとけば、その教科書の内容を一緒に勉強しましょうって言ったら、体系的に多分先生みたいな感じで教えてくれるんでしょうね。
Naoki Yamada
そうそうそう、そうなんですよ。
kobayashi
今のやり方はちょっと著作権的にアウト。
自分が持ってる著作物じゃないと上げれないんですよね、アップロードできないんですよね。
Naoki Yamada
そう。本とかも最近はオンラインで、そのまま学習させたら、AIに入れたらダメだけど、オンライン上にあるコンテンツを学習させて、自分が学習してるのに近い、教科書に近いコンテンツを学習させてやるっていうのはできそうな気がするんで、
著作権に触れずにその辺はなんとなくできそうな気はしますね。
kobayashi
でもそういう内容も、やっぱり言ってしまえば効率が上がってるだけで、革新的かって言われるとちょっとあれかなっていうのは一つありますよね。
Naoki Yamada
そうですよね。たしかに。
手軽さによる知識の蓄積
kobayashi
もう一個じゃあ、効率と別の、効率っちゃ効率なんですけど、別の観点で言うと、画像検索とかができるようになったのはでかいかなって思ってて。
例えば道端歩いてて、これなんやって時に写真で答えというか、それが何かを教えてくれるんですよね。
それトマソンだよみたいな。トマソンって何?みたいな。
Naoki Yamada
トマソンって何?
kobayashi
なんだろな、街歩いてたら、この階段何?みたいなのあったりするじゃないですか。
なんか虚空に続いてる階段、意味ないじゃんみたいなやつとかってあるんですけど、それってこれ何?っていうのをどうやって検索するの?みたいになってくると、めんどくさいじゃないですか。
その時点で考えることを放棄するというか、わざわざ調べるほどじゃないなみたいになってたのが、何やこれ?ってなった時に写真撮ってこれ何?ってやったら教えてくれるんですよ。
Naoki Yamada
教えてくれる、たしかにな。
kobayashi
そうなると知識の幅ってかなり広がっていく。
Naoki Yamada
たしかに。
kobayashi
例えば見たことない動物が出てきた時に、わーすげーってなって終わるじゃないですか、今までだったら。
Naoki Yamada
終わる。
kobayashi
だけど、結構スマホで写真撮るとかが当たり前になってきたから、わー何だこれ?って写真撮った時についでにこれ何?ってアップロードすると、たぶんこれです、みたいなのが上がってくるわけじゃないですか。
Naoki Yamada
たしかにな。
kobayashi
わーすげーなみたいな。
Naoki Yamada
たしかに。
kobayashi
タヌキかと思ったけどアライグマだったかみたいな。
わかんないですけど。
Naoki Yamada
まあまあね。
kobayashi
そういうのが一つずつ知識として蓄えられていくといろんな、本読んだりとか人と話してる時とかに解像度が上がっていくというか。
この人がこれすごかったんだよって言ったことに対して、解像度が低いと、ふーんで終わるけど、たしかにすごかったんだなって自分も共感できるためにはやっぱりいろいろ知っておかなきゃいけないじゃないですか。
Naoki Yamada
たしかに。
kobayashi
そういう学習が手間じゃなくなったっていうのはすごい大きいのかなって思ってて。
Naoki Yamada
たしかにな。後で調べようとか、その場はやり過ごすことが少なくなっていくかもしれないですね。
kobayashi
そう。なんかAIって聞くと、やっぱり今ってChatGPTの効果かテキストがメインになるじゃないですか。
AI導入するって言ったらテキストでどうのみたいになってくるけど、それかDuolingoとかみたいなアプリケーションになってくるんですけど、そうじゃなくて普通にただ単に画像とか、
それこそ鳴き声鳴いててこれなんだろうなって時に音で判断してくれたりもするじゃないですか。
Naoki Yamada
たしかに。たしかに音楽とかも聴き取らせたら何の曲かってのすぐ出してくるしね。
kobayashi
間違ってる場合もあるんですけど、これなんだって言った時に多分これですって上がってきた時に、併せてYouTubeとかでコオロギ泣き声とかで検索すると、たしかにこれだっていうのが、合ってるなっていうファクトチェックもできるので。
今だからすごい学習のハードル、ハードルが下がったは違うな、なんか面倒くさくなくなった、前より。
Naoki Yamada
そうですね。手間じゃなくなってるんですよね。
kobayashi
知りたいっていう欲求が手間に負けてたことが多かったじゃないですか。自分だけかもわかんないですけど。
Naoki Yamada
たしかに。わざわざ図書館に行って調べるかみたいなのね。
kobayashi
そうそう。昔って百科辞典をいつも読んでるだけ、辞書とか読むだけですごい勉強になるよみたいな言われるけど、そんなのしたくないじゃないですか。
Naoki Yamada
したくない。英単語調べるのにずっと辞書読んでた方がいいよみたいなね。
kobayashi
そうそう。読まないじゃないですか。
Naoki Yamada
読まない。
kobayashi
でもメニューとかで出てきてこれなんだろうなって言って、今だったらGoogle レンズとかでかざしたら翻訳してくれるわけじゃないですか。
Naoki Yamada
たしかに。
kobayashi
これこういう意味なんだみたいなのがわかるじゃないですか。
Naoki Yamada
たしかにすぐ調べるよね。
kobayashi
それが記憶として定着するかはまた別っちゃ別ではあるんですけど、一回知っておくとまた出会った時に確かあれなんかあったなっていうので、だんだん定着していくので。
そういう癖づけができていくといろいろ物知りになるというか。
Naoki Yamada
物知りって大事だよな。たしかに。
kobayashi
いろんなことに対しての解像度が上がっていくので、想像力とかいろいろ上がっていくと思うので。
学習って意味でスマホをお子さんに持たせるのもアリだとは思うんですよね。
Naoki Yamada
めちゃめちゃアリですね。
kobayashi
学校の帰り道とかでいろいろ写真撮ってこれ何だったよみたいな。
そういうのができるとそれを話題にもできるわけじゃないですか、夕飯の時とかに。
Naoki Yamada
たしかに。
kobayashi
こんなのあったんだって。
パパ知ってる?って。絶対知らないですよ。
Naoki Yamada
絶対知らない。
kobayashi
絶対知らないんですよ。
絶対知らないと結構子ども側からいろいろ自慢げに教えてくれるというか。
Naoki Yamada
うんうん。してくれる。
たしかに。
kobayashi
でしょ。それって多分学習としてはすごくいい状態、いい循環だと思うので。
Naoki Yamada
結局アウトプットすることによって定着するもんね。たしかに。
kobayashi
そうそう。
Naoki Yamada
それで親がすごいって言ってくれたことって結構覚えてるもんね。
大きくなった時に。
たしかに。
めちゃめちゃいいですね。
kobayashi
そういうのいいんじゃないかなとは思いますね。
Naoki Yamada
たしかに。
kobayashi
学習のしかた。
Naoki Yamada
そうですよね。
AIの使い方と考える力
Naoki Yamada
あと大人になった時に気づくのが、やっぱり話の引き出し。
物知りで話の引き出しが多い人の方がやっぱり人間として深みがあるように思われるよね。
kobayashi
そうですね。
Naoki Yamada
接され方というか、人付き合いにおいて。
やっぱりそこはメリットしかない気がするな。
kobayashi
今の話だとちょっと勘違いされる可能性あるかもしれないですけど、知識を知ることが大事なんじゃなくて、考えるっていうこと。
Naoki Yamada
そうですね。
kobayashi
これ何だろうみたいな。
これってこういう意味でこうなのかなみたいなのを、その推測とAIが教えてくれることとかっていうのをいろいろ擦り合わせたりしていくことによって考える力が出てくると、
さっき山田さんが言ったように、話してる時にこの人の話深そうだなみたいなのっていうのは、別にその人は知識持ってない知らない分野の話をしてても、考える力がある人だとすぐ、なんかね。
Naoki Yamada
そうですね。
リターンが来るんですよね。
kobayashi
そう。リターンが、深いリターンというか、それっぽい感じのが出てくるじゃないですか。
Naoki Yamada
そうなんですよね。
kobayashi
だから大事なのは考える力というか。
Naoki Yamada
考える力ですよね。
AIってそのまま鵜呑みにして、例えばアウトプット出てきたものを鵜呑みにしてコピペしてるだけだと全然意味なくて、そこに対してやりとりをすることに意味があるんですよね、AIと。
それを習慣化するっていうところができれば、小さい頃からそれができれば大人になった時にしっかり考えてAIを使いこなせる、
AIに使われる人間じゃなく、AIを使える人間になるのよね。
それをやっぱり意識してやらせた方がいいですよね、子どもには。
kobayashi
そう思いますね。
Naoki Yamada
早いうちから馴染ませるっていうのを、AIは良くないみたいなので遠ざけるんじゃなくて、絶対もうあと数年したらみんな使わないと、授業とかで使わないといけない世の中になるはずだから、早いうちにそれはした方がいいですよね。
kobayashi
そうですね、使い方ですよね。
そんなね、包丁危ないから持たせないみたいな言ってたら、いつまで経っても料理できないじゃないですか。
Naoki Yamada
いや、ほんとそれだわ。
kobayashi
そういうことですよ。
Naoki Yamada
いや、ほんとそれだわ。
kobayashi
使い方を、正しい使い方を教えるというか。教えるというかもしかしたら子どもの方がいろいろ発見していく可能性はあるので、一緒に教えてもらったりとかしつつってことですよね。
Naoki Yamada
そう。子どもと一緒に学習していくぐらいのスタンスがいいのかもしれないですね、AIにおいては。
だってAIが知ってることで大人が知らないことなんて大量にあるわけだから。
kobayashi
大量にありますね。
Naoki Yamada
大量にあるっていうか、大半が知らないことだから。
kobayashi
ほんとに知らないことです。
Naoki Yamada
やっぱり自分もそこで知ったふりをするんじゃなくてね、そこで一緒に学習することによって家族全体がレベルアップしていくみたいな。
アリですね。いいですね。
kobayashi
アリだと思います。
親子での学び合い
kobayashi
はい、エンディングです。
今回は学習にAIを導入してみるというテーマで、より良い家族の暮らしについて考えていきました。
Naoki Yamada
はい。
結構今回話してて、自分の中で一番刺さったというか、たしかになと思って、
普段生活してる中でそこまで意識してなかったけど、子どもが自慢げに話すみたいな、
子どもが学習した喜びを親に共有するってめっちゃ大事だなって改めて思わされたんで。
結構その辺、子どもが話したがってる時に自分のことをしっかり止めて、自分がやってることを止めてでもしっかり聞いてあげないといけないなって反省したというか。
そこはちゃんともっとしっかりと向き合わないといけないなっていうのがちょっと刺さりましたね。
kobayashi
話を聞いてあげるというか、
聞いてあげるっていう認識だと多分いけないんですよね。
Naoki Yamada
そうですね。
kobayashi
マジ?教えてくれんの?みたいなぐらいの。
Naoki Yamada
学習する意欲を大人としてね。
kobayashi
そうそう。大人の目線だともう当たり前になっちゃってるから、あえて学習するっていう思考にならないものについて、
子どもがこれ知ってる?って言ってくるものって知らないけど知ろうともしなかったものじゃないですか。
たぶん。
Naoki Yamada
知らない。たしかにそうかも。
kobayashi
だから教えてくれるのはありがとうぐらいの認識で行ったほうがいいです。
自分が勉強する手間を子どもが代わりにやってくれてるから助かるわと思って、
子どもの話を積極的に聞きに行くっていうスタンスのほうが、
教えてもらうぐらいの感覚のほうがいいとは思いますね。
Naoki Yamada
そうだよ。絶対そうですよね。
絶対知らないこと多いし、なんなら年取れば取るほど学習する量って明らかに減っていくから、
やっぱり子どもに教えてもらうことっていっぱいあると思いますよね。
だからそれを本当にありがたがらないといけないですね。
kobayashi
本当にありがたがらないといけないです。
今自分もう一人でずっと暮らしてるんですけど、
どうしても新しく知ることっていうのが、フックとなるものが無くなってくるんですよね。
子どもとかがいると、同世代でも全然子どもいっぱいいるんですけど、
子どもいる人って子どもからとかいろんなものが入ってくるじゃないですか。
Naoki Yamada
知らないこと多い。
kobayashi
情報というか、知らないこといっぱい入ってくるじゃないですか。
で、それきっかけに学んでいくとかがあるので、そういう意味では楽しそうだなとは思うんですけど、
自分はそういうフックが無いんですよね。
自分が見てる世界のものしか知ることができないので、
だからお子さんのそういう話があるような家庭だとすごい、
家庭全体としてすごいいいんだろうなっていうのは感じちゃいますよね。
Naoki Yamada
大事にしたほうがいいですよね。
当たり前と思わないほうがいいですね。
kobayashi
そうですね。
Naoki Yamada
勉強になったな。ちょっと勉強になったな。
kobayashi
でもあんまり教えてもらうばっかりだと。
Naoki Yamada
こいつ何も知らないなって思われる。
kobayashi
そうそう。パパ何も知らないみたいになっちゃうから、
あんまり馬鹿にされない程度に自分も勉強、学習して、
Naoki Yamada
学習して教えてあげないとね。
kobayashi
そうそう。教え合うぐらいにしとかないと。
対等を保っていかないと。
Naoki Yamada
本当そうですね。
kobayashi
下に見られないように。
Naoki Yamada
そうですよね。勉強になります。
kobayashi
ちょうどいいんでこの辺でということで。
また次回お会いしましょう。ありがとうございました。
Naoki Yamada
ありがとうございました。
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ありがとうございました。
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