1. 戦略的幸福論〜AI時代をどう生きる?〜
  2. #79 話題の名著『モモ』を読み..
2025-10-14 31:52

#79 話題の名著『モモ』を読み解く「一掃きずつの幸福論」 | オンライン読書会『モモ』編

spotify apple_podcasts youtube
KK
KK
Host

▼今回のトークテーマ

パーソナリティの二人がひっそりと主催するオンライン読書会「SLOWSWIFT読書会」の様子を前半のみ公開する特別編です。

1970年に発表されたミヒャエル・エンデの『モモ』が、今再び注目を集めています。タイパ・コスパが叫ばれる現代社会で、この児童文学は私たちに何を問いかけるのか。

今回のスローシフト読書会では、大人になってから初めて『モモ』を読んだメンバー6名が集結。「子供の頃に読んでいたら何を感じたか」「時間泥棒は本当に悪なのか」といった問いを巡らせながら、深い対話を展開します。

道路掃除夫ベッポの「一度に一掃き」という言葉に込められた、今ここに集中することの大切さ。冗長に感じた物語の序盤が、実は大人の読者への痛烈なメッセージだった気づき。Audibleで聴いた参加者、単行本で読んだ参加者、それぞれの体験が交差する中で見えてきたのは、効率化の波に飲み込まれつつある私たちの姿でした。


読書会に興味をお持ちの方は以下のURLよりお問い合わせください。

https://forms.gle/KpwFRMhCPif7fWKz5


▼番組概要

AIが社会のあり方を根底から変えようとしている今、私たちはどのように生きれば、より豊かな人生を歩むことができるのか?この番組は、AIとウェルビーイングのスペシャリストが、最新のAIツールや注目すべき動向を解説しながら、激変の時代を人間らしく生きるための「戦略的幸福論」を哲学するプログラムです。毎週月曜日AM配信。



▼番組ハッシュタグ:#戦略的幸福論



▼再生リスト

Spotify: ⁠⁠⁠https://spoti.fi/427ddgA⁠⁠⁠

Youtube: ⁠⁠⁠https://bit.ly/41NgVdZ⁠⁠⁠

Apple: ⁠⁠⁠https://bit.ly/3Fqgu1Z⁠⁠⁠



▼番組への感想、MCへのメッセージは以下までお寄せください:

⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://forms.gle/UC8CkxdGqxE8zheTA⁠⁠



▼パーソナリティ

岡田毅志リチャード(リチャ/プロコーチ)

⁠⁠⁠https://x.com/tiedfamily244⁠ ⁠⁠

日本育ちのイギリス系ハーフ。住友商事、リクルートを経て妻の海外駐在に同行するため退職し、バリバリのサラリーマンから一転、主夫として渡英。2児の父。筋トレ、読書、ストレッチが日課。国際コーチング連盟認定コーチ



河畠ライアン輝(かがやき/個人投資家/プロコーチ)

⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://x.com/kagayakimann⁠⁠⁠

アメリカシカゴ育ちの日本人。所属するコインチェックが役500億円盗まれ資本主義的幸せの限界を体感。出家体験で俗世を離脱後、仏教にはまる。エンジェル投資16社。元野総、エクサウィザーズ、VC、起業家、芸人。10店舗経営する2児の父。国際コーチング連盟認定コーチ。



▼戦略的幸福論DEEP CONNECT(noteメンバーシップ)

⁠⁠⁠https://note.com/strategichappy/membership⁠

サマリー

このエピソードでは、オンライン読書コミュニティで行われた『モモ』に関する読書会の様子が紹介されています。参加者たちは物語の登場人物やテーマについて感想を述べ、時間泥棒というキャラクターの意味や児童文学としての深さを考察します。また、著者ミヒャエル・エンデの作品を再読することで感じた感情や気づきをシェアし、物語のメッセージに深く触れていきます。ポッドキャストの第79回では、オンライン読書会『モモ』を通じて、日常生活での「今ここに集中する」重要性について考察されます。さらに、幸福論や大谷翔平に関連した話題が展開されます。

オンライン読書会の紹介
今週の戦略的幸福論は、MCの2人が主催するオンライン読書コミュニティ スロースイフトで、9月末に実施した読書会の様子をお届けします。
戦略的幸福論。はい、では9月度のスロースイフト オンライン読書会始めていきます。
皆さんよろしくお願いします。よろしくお願いします。 本日は私含めて5名参加で、リーチャード、あと輝明くん、いつもの輝明くんと、スイちゃん。
男性、中年男性。 中年男性、スイちゃんと、きえさん。私のコーチ仲間。
けいこさん。 よろしくお願いします。社会人大学生。
ということで、早稲田大学3年生ということで。 よろしくお願いします。よろしくお願いします。この5人でやってきますんでね。
戦略的幸福論。 今月の課題図書は、モモでした。ミヒャエル・エンデ・モモですね。
副題が最高なんですけど、パッと出てこない。 時間泥棒と盗まれた時間を人間に取り返してくれた女の子の不思議な物語っていうことですね。
ミヒャエル・エンデは、この本を1970年に発表してますね。 南ドイツのガルミッシュに生まれたお人でございまして、
自動文学をいろいろ書いていて、このモモも自動文学の作品なんですけれども、タイトルがね、時間泥棒をモチーフにしたお話っていうことで、現代まで広く大人にも読まれていて、私が選んでAmazonで買った時は、もうなんかAmazonランキング1位になってましたね。皆さん気づきました?
本当ですか? そうなんですよ。 また注目されてる?
どう注目されてるっていうね、本だったので。 われわれスロースイフト、せっかく読むなら古典をね、時の試練を経た古典を手に取って読んでいきましょうってことなんですけど、この古典がね、たまたまベストセラーになってるってことで、ちょっと一石二鳥感があってですね、流行り物に飛びついた感じは否めないんですけれども、これ読んでいきましたんで。
参加者の感想
簡単なあらすじとかは、これ聞いていただいてる方にネタバレにならない範囲で、共有したいところはあるのですけれども、要するに架空の街で、どこかの西洋の都市で、桃っていう謎の女の子が現れて、その女の子に街の人たちが話を聞いてもらって癒されていって、いい感じで馴染んでいったんだけれども、そこに灰色の怪しい時間泥棒たちが。
やってきて、大人たちがどんどんどんどん効率化タイパコスパと言い出して、おかしくなって、ついには門は一人ぽっちになってしまってどうなるんじゃっていうお話だったんですけれども。これ理解あってますかね、すいちゃん、わたし。
ありがとうございます。
はい、ありがとうございます。
はい、ということでね、読んだんですけども、感想を聞いていきましょう。どうでした?けいこさんどうでした?読んでみて。
わたしは普通に単行本で、紙で読んだんですけど、本屋さんに行くと、本屋で、わりと小さな本屋です。木の国屋とかではなくて。でも、絵本で売ってるんですよ、これ。でも、絵本でも文字がすごくちっちゃくて、わたしは嫌だなっていう感じで、そんな絵本は読みたくない。単行本で読みたいなっていう感じです。
あー、どっちかっていうとね。
そうです。
絵が、文字がたくさんある絵本嫌だってこと?
そうです。
このミヒャイル・エンデスは何か画家でもあるらしくて、この単行本の表紙とか、絵本の冊子とかもご自身で描いてたらしいんですよ。
そうなんですね。
そうなんですよ。だから、絵本を手に取るのもね、一つありっちゃありですよね、っていうところがあるみたいですよ。
はい。
いや、多彩なんだなというところですね。
すいちゃんどうでした?読んでみて。
今のお話を伺って、僕はオーディブル、ほとんど最初から最後まで、コナンくんの声優の方ですかね、高橋みな美さん。
めちゃくちゃリアルな感じで、聞いて面白いなって思った。
素晴らしい声でしたね。
そうですね。特に何でしたっけ、もう名前忘れちゃいました。
藍色の人たち。
時間泥棒?
時間泥棒。時間泥棒といろんなキャラクターが会話するときのシリーズを。
演じ分けね。
なんかちょっと本も今調べてるんですけど、僕がイメージしたやつと全然違うなという絵が出てきたので、絵もちゃんと見ながら改めて想像してみたいなって今、と思った感想ですね。
コナンによってそうですね、イメージが。
めちゃくちゃよって。
いつ誰が死ぬんだっていうね。
本を読んだ感想としては確かに時間泥棒?すごく分かりやすいお話を、このキャラクターを描いて、特有の世界ですごくうまく伝えてるなっていう分かりやすいなって。
ハッとさせられてるところもあったなって思うんですけど、一方でよくよく考えると、これって子供にも人気な物語ですって言ってる割に深すぎて、
難しいなって一瞬回って持ち行っちゃいました。
そっちは大事なんだけれども、その灰色の時間泥棒たちがある意味この世の中の成長を支えてきた部分ってあるんだろうなって完全に否定はしきれない部分はあるかなと思って、
どっちか図なんですけど、そこが自分の中でグルグルしてる感じですね。
グルグルしちゃうってのは、正解がどっちなのかとか、あんのかないのかとか。
そうですね、正解はないんだろうなっていう感じなんですけど、
多分これも時代の流れによって、またこの桃がすごく今人気な背景もそこにあると思うんですけど、
逆にまた100年とか過ぎていくと、サイニック理論の話じゃないですけど、またグルグル回って、また桃と遠い世界が人気になる時代も来るのかなとかわからないですけど、
ちょっとその辺の解釈はぜひ興味ないですけど、どんな風に考えてらっしゃるのかなっていうのはお聞きできると嬉しいなっていうふうに思っていました。
聞いてみたいですね、確かにな。
僕はその関連でいくと、床屋のフージーさんのところに灰色の男たちが初登場して、時間銀行に入れませんかっていうふうにね、
誘う時に、じゃああなたが今まで無駄にしてきた時間をおさらいしてみましょうつって、睡眠4億4150トンで4000秒とか言って、
仕事が何億時間で、食事が何億秒でって言って、合計13兆みたいな感じで、とてつもない秒数をあなた無駄にしてきてますよみたいなことで追い込むときに、
物語の深い解釈
たぶん現代だったらYouTubeをどれくらい見てたとか、TikTokをどれくらい見てたとか、そういうのが並ぶんだろうなと思いながらね、
お願いだから俺の時間はこうやって振り返らないでほしいなって思いながら、結構ちょっと読んでられないというか、辛いなって読みながら自分にどんどん刃が刺さっていく感じは正直あったので、
なんかこのタイパーとかコスパーとか言われていて、タイパーコスパーを意識しちゃっていること自体に対する後ろめたさというか、そういうのが呼び覚まされた感じがね、私はしましたねっていう感想でしたけども。
輝きさんはどうですか。輝きさん、昔読んだとか。
昔読んで、それこそコーチングとかを始めたぐらいのときに進められて読んだ気分なんですけど、あれですね、ポイントはやっぱりこれ、児童文学ってところですよね。
子どもが読んで、読むことを前提にしてるっていうところがあると思うんで、そういう目線で改めて、子どもをどう感じるんだろうなっていう気になりましたね。
なるほどなー。
子どもが、たぶん子ども目線だと、これってお父さんとお母さんが時間泥棒で時間を取られてるみたいな、そういうときってすごいなんか冷たいなーとか、遊んでくれないなーみたいな、それぐらいの視点で見てるのかなーとか。
だから、どれぐらいの深さで子どもはこれを読むんだろうっていうことをちょっと気になったりしましたね。
親になって、読み返してもらうと。
いやー、そうねー。まさにこの、今、この読書会21時15分スタートっていう時間設定もね、寝かしつけみたいな。
つまり、まだ寝ない子どもをほったらかして、私は実質にこもって準備をしているわけなんですけれども。
なので、今なおこう刃が刺さりながらこう聞いてる感じはするんだけれども。
なんか、輝くんのいう観点を聞くと、自動文学を自動のときに読んでおく大切さみたいなものを持ったね。
あー、そうだね。
たぶんこの、ももを取り扱う読書会の醍醐味って、子どもの頃に読んだのと違うっていう感想がさ、誰かから出てくるところだからさ。
それがどう違うのかっていうのを、ぜひどこかで聞いてみたいなと思うんだけど。
今日はみなさん、ごめんなさい。聞けないです。誰も子どもの頃に読まないからね。
だから想像してね、そこらへんは。
この差分は確かにめっちゃ気になりますね。
ね。なんか、そういう差分、なんだろうな。最近だとね、世界の中心で愛を叫ぶってあったじゃないですか。
懐かしい。
私が中学生の頃だったんで、それこそ20年、25年ぐらい前に流行ってたんですよ、確か。
で、あれの映画をね、4、5年前に見たときに、当時は完全にこう、中学生、高校生のサク太郎と、長澤まさみの方に感情移入して、恋人が死んでしまうなんてっていう風に見たんですけども。
その辺になってから見ると、大沢孝夫と柴崎幸の方に年齢が近くて、もう絶対に戻れない学生時代の愛にする人みたいな、そういう感覚で。
こう、やっぱ視点が変わると背負ってる経験も変わって、見るもの変わるよなっていうので。
だからこの桃に対してそういう感覚を持てないのはね、すごくない。
残念な気持ちがちょっと半分生じましたね、今ね。
まあ、読んでないものはしょうがないんですけれども。
ただ、読んでない前提で思いを馳せることはできるのでね、ちょっと今日迫っていければなと思いましたよ。
戦略的幸福論。
きえさんどうですか。
あの、今8割ぐらい、読んだ状態で参加してもらってると思うんですけど。
ここまで読んできて、どうですか。ちょっと面白くなってきたみたいなつぶやきも僕見た気がするんですけど。
そうですね。最初は、この物語の登場人物の説明みたいな、どんな人たちかみたいな説明が結構あったと思うんで、
なんかその段階では、それこそ、なんか久しぶりにこういう物語読むなと思って、
結果は何?みたいな、そんな気持ちになっちゃって。
ちょっとこう辛抱がいるっていうんですかね、最初のところって。
ちょっと物語にこう没入する、入り込んでいくのが久しぶりの感覚だったので、
で、この時間泥棒が出てきて、私もなんかそっち側になってきてると思って。
だから辛抱が言ったんだみたいな、なんかそんな気持ちになったりですね。
で、本当に刃が刺さるってのもすごい分かるなと思いますし、
今の小さい頃に読んでいたらっていうのも、
実はこれ、小学5年生とか、多分それぐらいに親が勧めて買ってくれてたんですよね。
だけど読んでなくて、ちょっと開いたんですけど、
その時はなんか電機とか、なんか全然違うギリシャ神話とか、
なんかそういうのに夢中だったので、全然これが自分に刺さってて読まなかったんですよね。
だから本当、今みなさんおっしゃったように、
当時これをもし読んでいたら、自分が何を思ったのかなっていうのもすごい気になりつつ、
今娘がちょうど小学5年生なので、娘の見えるところでこれを開いて、できるだけ読むようにしてたんですけど、
で、ちょっと進めてはみつつ、なかなかでも娘は今違うものに夢中だから、
なかなかちょっと読んでもらえないかもしれないなと思いつつ、
ちょっと面白さを母なりに伝えながら、本棚に見えるようには置いておきたいなみたいな、そんな気持ちではいます。
なるほどね。
小4のきえ、少女きえは読まなかったですからね。
うまくいかないと思った方がいいのかもしれないですけど、
そこも僕らがコントロールできることじゃないですからね。
そうですね。本人の触手が伸びれば、機会を少しでも作れればなという感じです。
物語の構造と視点
いやでも、冒頭の人物紹介があえて冗長になっている可能性があるみたいな話は、ちょっと気づかなかったですね。
どうなんでしょうね。
いや、あるんじゃないですか。やっぱり僕も最初は少しだるいなって思いました。
思いました?
うん。なんか嵐の中の船の遊びとかね、子供の遊びをなんか追体験させられるとか、
これ何の時間ってずっと思ってた。思い返せばね。
思い返せばね。でもそれ、そういう構造なんじゃんって。
で、後の方に子供の遊びが奪われたみたいな話があって。
パンチカードゲームみたいなのやるでしょ。
何が面白いのって桃が言うのが痛快すぎて、やっぱりそういう後から後から聞いてくる構造になってんだなって。
なるほどね。面白いなっていうところで、まきこさん、来てくれましたんでちょっと。
こんばんは。
こんばんは。
やっと参加できました。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
軽く自己紹介的なものをしていただいても。
はい。どうも、まきこと申します。よろしくお願いします。
自己紹介、そうですね。
今、東京在住で、子供が2人の4人家族です。
はい。
2人ともの保育園地で、やっと寝ました。
本当に頼んだんですけど、寝る直前に喋ることをして、また起こしたらダメだなと。
ちょっとしばらくしてから入ってまいりました。
なるほど。
そんな感じで、よろしくお願いします。
はい、よろしくお願いします。
もともと関西人です。
関西人っていうことだね。ありがとうございます。
まきこさんは、僕は密かに、もも、昔読んだことあって、今回再読なんじゃないかって期待してるんですけど、どんな感じですか?
実は初めてでした。
初めてですね。そうですよね。今ちょうどね、ここまでの話でピックアップしてシェアしておくと、
このメンバーみんな、今回、本的に大人になってから初めて読んでるメンバーたちっていう感じですね。
だから小さい頃読みましたって人は残念ながらいなくて、輝きくんが数年前に手に取ってたというところだったんですけれども、
彼が言ってくれたのが、これ子供はどう読むんだろうと。
自動文学ということで、それは気になるなっていう話と、
もし僕らが子供の頃に読んでて、今読み返した時に何か変わってたりとか、
多分とかがもしかしたらあったんじゃないかなって、残念ながらないけどねという話を今していたところで。
なるほど。
それ私も読みながらすごい思いました。
これなんか、ちっちゃい頃友達が愛読書で持ってて、
なんかちょっと皮肉れてる私は友達が読んでるから読もうじゃなくて読まなかったんですけど、
読めばよかったなと思いながら。
でもさっき情緒っておっしゃってたじゃないですか、皆さんがなんかちょっと、なんか嵐のとこもそうだし、
あそことか私も自分で読んだ時に、多分今の自分が読むから、
ちょっとこう、この本に出てくる退屈っていうキーワードっていうか、
を少し感じてしまう部分だけど、
多分子供の時に読んでたら、逆だったのかなって思いながら読みましたね。
なんかあの、想像をすごいかきたてられたりとか、
いきなり場面が変わって意味がわからない感じとか、
逆に楽しかったかもしれないよな。
なんか今大人になっちゃって、ちょっとロジックとかなんか筋みたいなのとかを、
どうしても考える頭になって読んでるから、
急に場面が変わられて何の紹介もなく、
なんかバーって来られると、
空想の世界に入る準備ができてないから、
そういうところがちょっと引っかかっちゃう。
私は大人の味噌になっちゃったんだとか思いかけられてるんで。
僕それ聞きながら今反省したのが、
時事に再開して、
その帰り道にカシオペイヤ、カメのカシオペイヤがいなくなっちゃって、
探しに行くのって運転手さんに言うときに、
なんだいそれはって言われて、
カシオペイヤよ、30分先まで見通せるカメで背中に文字が出るのって言うから、
こいつは本当にメタ視点が欠けてるなと思っちゃったんですよね。
なんて説明するんだと思っちゃって。
でも、それでいいんだよなっていうのを聞きながら思いましたね。
大人になっちゃったんだなっていう。
そういう感じさせられました、この物語から。
時間の感覚について
なるほどな。面白いな。
ありがとう。
皆さん、今日6人集まりました。
6人6業の感想っていうのがありながらだと思うんですけれども、
時間泥棒と時間を取り戻す女の子の話なんで、
時間感覚のお話できたら面白いかなって思うんですよね。
最近、時間があっという間に過ぎちゃった経験、
もしくは逆、なかなか時間が過ぎないなって思った経験とか、
そういう時間が長くなる短くなるみたいな、
そういう感覚のお話とかできたら面白いかなっていうのと、
あと最後には、これ読んでみて、
時間の使い方についてこうしてみようかなって思った話とか、
そんな話とかを皆さんに聞いてシェアしてもらえたら、
面白いようになって思ったりしているところでございます。
どんなふうに進めていこうかな。
とりあえず一通りみんなの感想を聞いてみて、
すいちゃんどう思いました?
大体こういうとき僕に振られるなっていうのは分かってますけど。
だいぶ丁寧に振ったよね。
そうですね。
まず、さっきの冗長だっていうところは、
本当に今日皆さんの会話の中で気になってきたいなと思ってたポイントを
2つのうちの1つで、
自分だけじゃなかったんだっていう共感と、
あと自分の視点がちょっと浅かったなっていうところを、
Kindleのメモに一番最初に、
え、物語が長い…ってコメントに書いちゃったよね。
自分がいるのが恥ずかしい。
コメントもそれ最初で最後なんですけど。
思わず書いちゃったね。
本当に長くてもすごいなって書いちゃった。
そういうのがダメだなって思いましたね。
感想なんですけど。
あとあれですね。
リチャードさんのさっきの問いですか?みたいなのに、
ちょっと検討できるか分かんないですけど、
時間があっという間に過ぎちゃうのっていうのは、
結構飲み込んでるとか楽しい、
没頭してるような…です。
仕事でも面白いなっていう仕事は、
あれもうご飯いつの間にか食べずにもう16時だよとか、
ありますけど、
大変なミーティング、重たいミーティングだと、
やばい30分なのにどうしよう。
まだ10分しか経ってないどうしようみたいな。
しんどいなあみたいな。
っていうのはありましたよね。
なんかでも自分の中で、校舎の方、
全社は没頭すればいいと思うんですけど、
校舎の方は、なんかちょっと見方変えようかなって、
そのももを読んで、
思い始めるようにはなっていますね。
辛いと大変だと思いながら、
捉えるべき時間なのか、
いやいやいや、
ハイパーコスパの世界じゃなくて、
じゃあこれ自分の地肉にするべきものなのかっていう風に捉えて、
結局大変なのは変わらないんですけどね。
なんかちょっとでも自分の見方が変わると、
自分の終わった後の時間が、
MOMOとBEPPOの教え
ちょっと変わるっていう。
そういうのの積み重ねなのかなっていう風には思いまして。
え、具体的には?
具体的には。
具体的には。
最後の言ってた話はすごい綺麗な話だけどさ、
はいはいはいはい。
どんな場面で何を変えるって話してくれてるんだろう。
どんな場面で何を変える。
例えば、あるプロジェクトのミーティングだったとして、
プロジェクトのゴールがあるわけですよね。
6ヶ月後にこの状態に持っていくっていう。
それをみんなで作り上げていくために、
毎週ミーティングをして、
毎週こうみんなで宿題を持ち寄って、
ぶつけてぶつけてみたいなことをやるわけですけど、
ただそのゴールを達成するという、
例えばある資料を作りますっていう風になった時には、
資料が完成できればプロジェクト的にはいいわけですけれども、
果たしてそれが完成するだけじゃなくて、
自分の何か能力を引き伸ばすためのものと捉えるのか、
あとは何かその資料を使った上で、
お客さんとかいろんな人に対して、
社内でもいいですけど、
それを伝わった世界がどういう風に変わっていくのかみたいな、
ちょっと考えて捉える方をちょっとそういう風に変えていくと、
別に何か変わるわけじゃないですけど、
ちょっとだけ自分の心の持ちを、
実は能力も広がってるわけじゃないかもしれないんですけどね。
なるほどね。
今Aという目標に対して何かをやるっていう時に、
結果っていうのはAができた、Aができる、Aに近づく以上に、
その先の時間席でも何かが起こる、
そのベースになってるかもしれないし、
それ以外の影響もいろいろ広がってるかもしれないし、
何らかしらの意味を見出せるはずなので、
自分がその意味をちゃんと捉えられるように、
いろいろ視野を広げていってみようみたいな話をしてるのか、
それともそれは僕のただの拡大解釈なのか。
そういう感じです。
そんな感じの思いを見ながら思ったと。
思いました。
いや、振った甲斐がある話が聞けたなと思いましたけど。
マイクロさん、どうですか今の聞いてみて、
何か思ったことあります?スイちゃんの話聞きながら。
どの方向性のことも読みながらすごい自分も感じたんですけど、
私ちょっとスイちゃんさんと違う部分で、
MOMOから得たものがあったなと思ってて、
たぶんりちゃさんがメタ認知運転っておっしゃったことと
ちょっと関係してるような気がするんですけど、
MOMOの本来のメッセージなのかわかんないんですけど、
最後にMOMOがすごい大仕事をやりのけるじゃないですか。
それがMOMOが何でできたのかなっていうのが、
冒頭の方に親友のおじさんベッポがお掃除の話で、
同時の、ちゃんと正確じゃないかもしれないけど、
全部のプロセスを分かってやってしまうとすごい大変だけど、
一瞬一瞬に集中して、
目の前のことをやるぞっていうふうに決めていけば、
あんなにいっぱいやらなきゃいけないんだって思うより、
楽しく早く終わってるよみたいなことを、
最初の方で言うところが多分あったと思うんですけど、
あれとMOMOが最後に大仕事をやってのけれたことって、
つながってんじゃないかなってすごい思ったんですよ。
さっきのメタニッチもそうなんだけど、
あの大仕事がMOMOに本当に意味がわかってて、
全てを理解しきれていたら、
あれをMOMOはできなかったかもしれなくて、
MOMOがあれを最後にできたことは、
実はBEPPOが最初の方に言ってたこととかと本質的につながってて、
それももしかしたら作者のメッセージだったのかなって。
全部を考えすぎて恐れるんじゃなくて、
その時にこうだ、目の前でこれをしなきゃいけないとか、
幸福論と集中
これを楽しむんだ、これを人を救うために大切なんだみたいな、
切なってきとまでは言わないんですけど、
もうちょっと集中した感じが、
そこにフォーカスできるからこそMOMOができたんじゃないかなみたいな、
そういう普段の会社人生というか、
社会人生の中で忘れかけてる視点っていうところもあるかな、
みたいなところをちょっと学べた気がしました。
なるほどな。めっちゃいい視点ですね。
ありがとうございます。
何より、まだ読み切ってないキエさんにとってもネタバレにならない範囲で、
めっちゃうまく伏せながら話してくれてて最高だなって思いました。
最高です。ありがとうございます。
大仕事って言ったらね、最後の大仕事とか、
あれをする、あれをするってずっと言ってて、誰にも分かんないみたいな。
下手したら読んだ人にも分からないっていう。
期待感が高まりました。
そうっすよね。道路掃除不別本を話して、
僕も最近この桃が好きなんですって言って、
勧めてくれた人がいるんですよね。
で、その人が道路掃除不別本の一度に一吐きと。
そうするといつの間にか道路を吐き終わってるみたいな。
で、慌てないと。慌ててやっちゃうと疲れちゃうからね。
一回ずつ一吐きずつやれば疲れないっていうことで、
ずっとやればいいんだっていう話を。
これも言い訳ですけど、そういう話をしてるっていうのを聞いていて、
その良さっていうのが、今ここに集中する。
それででっかい仕事が成し遂げられるっていう話は、
多分直接的なメタファーで、
作者が意図したことなんだろうなっていうのは思いました。
あれですよね、途中でクイズもあるじゃないですか。
桃が答える。
マスターホラーの謎々に答えて、
この三兄弟の関係って言って、
未来と現在と過去。
で、現在に。
現在は。
いや、ウロ覚えにも程があるので、
ちょっとここで一旦区切るんですけど。
今ここに集中するっていうのは、
この桃のテーマの一つでもあると思うんですけど、
大谷翔平の偉業とかも多分そうじゃないですか。
今ここに集中し続けた結果だと思うんですよね。
明日ホームラン売ってやるぞーで興奮して寝れなかったら、
多分パフォーマンス出なくって。
結局毎日毎日最高のパフォーマンス出すために、
今できることって今休むこととか、
オフは一生懸命トレーニングすることとか、
その少し先にある本番に向けての、
今できることってこれだけみたいなところに、
全力集中して過ごしているんだろうな、
みたいなことを思ったりするので、
大谷翔平も自分の生活に引き付けるには、
ちょっと遠すぎる存在ではあるんですけれども、
今ここの積み重ねが、
何かでかいことにつながっていくっていうのは、
一浪思ってますね。
実体験と感想
いい視点を共有していただきました。
どうですか、きえいさん。
今の一連の話を聞いて、
何か思ったこととか感想とか、
ぜひシェアしてもらえたらと思うんですけど。
別歩の一発一発に集中してっていうのは、
なんかちょっと読みながら忘れかけてたんですけど、
確かにそこすごい大事だよなっていうのを思ったり、
ちょうどこの週末、実家に帰ってたんですよね。
実家の隣って田んぼが輝いていて、
久しぶりにきれいな風がそわそわする中に、
稲が揺れてるっていう、
後ろに山があってっていう、
そんな景色をずっとぼーっと眺める時間をもって、
なんか本当に今この瞬間っていうのを、
風が流れる様子が見えるんですよね。
稲の波打つ様子っていうんですか。
それが全部バーっとじゃなくて、
本当にこううねうねと部分部分で風が揺れるのとか、
そういう微細なところまで見てると、
なんか1秒がすごく長いのか、
なんかそのまんまなのか、
なんかいつもの感覚よりもは長い?
なんかそのまんまの1秒がきっとこの1秒なのかなと思ったり、
なんかもしかしたら長くなるのかなっていう、
なんかそんな感じもその景色を見ながら思ったりしたので、
ちょうどこのタイミングでも読めてよかったなっていうのを思ったりしてました。
実践したみたいな感じじゃないですかね。
着せずしてっていう感じかな。
たまたまこういう田舎景色、田んぼの景色を見て、
風の様子が目で捉えられて、
1秒1秒が過ぎていくのをこう体験したみたいな。
なかなかそういう時間取れてないなと思いながら今の話を聞いてました。
なんかすごい情景が浮かぶ素敵なお話の仕方だったから、
ちょっとグッとくるものがありましたけど。
Spotify公開用のオンゲームはここら辺までにして、
ここからはスロースウィフト限定の内容ということで、
ちょっと公開の範囲を狭めて話していきましょうかねと思います。
今週の戦略的幸福論はここまでです。
読書会スロースウィフトに興味をお持ちの方は概要欄の入会申し込みからお申し込みください。
来週は通常通りの本編をお届けします。
次回の配信でお会いしましょう。
31:52

コメント

スクロール