1. それでもメディアは面白い
  2. #71 マンガアプリ「ピッコマ」..
2021-03-29 59:36

#71 マンガアプリ「ピッコマ」が売上No.1になったワケーーSpotifyとの比較から見えること

spotify

話の掴みは「ダークパターン」から。Substackにもちょっと触れつつお話展開してます。

サマリー

今回のエピソードでは、現代のサブスクリプションサービスにおけるダークパターンの影響と問題点について議論されています。特に、解約の難しさやUX設計がユーザーの選択に与える影響が深く掘り下げられています。漫画アプリ「ピッコマ」は、無料で読める仕組みとその多様性から売上No.1となっています。その背景には、海賊版と戦う必要があり、音楽ストリーミングサービスと似たビジネスモデルが存在しています。このエピソードでは、マンガアプリ「ピッコマ」がどのようにして売上No.1になったのか、その仕組みや特徴がSpotifyとの比較を通じて語られています。特に、専用チケットによるデータ分析やユーザーのエンゲージメント戦略が重要な役割を果たしていることが強調されています。さらに、マンガアプリ「ピッコマ」とそのビジネスモデルの成功が分析され、スポティファイとの比較を通じて新しいクリエイションのあり方に焦点が当てられています。特に、コンテンツ制作のコストやジャーナリストへの支払い方法、透明性を求める姿勢について深く考察されています。また、マンガアプリ「ピッコマ」が売上No.1となった理由やSpotifyとの比較を通じて、利用者がコンテンツを消化する時間に関する興味深い点も明らかになります。

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皆様、こんにちは。コミュニケーションディレクターの松浦幸子と赤眼鏡です。
編集者の久保田博美ことくむぎです。
この番組、それでもメディアは面白いは2人があらゆるメディアの器をこねくり回すというテーマでお送りしております。
はい、ここで初めてスペーシーズを使ってみたみたいな感じになりそうですね。
そうですね、なんかバタバタしちゃいましたけど、果たしてどんな感じになるんでしょうかという感じで。
これ皆さんもどこから入ってくるんだろうなっていう疑問ありますね。
僕今先ほどツイートしましたけど、あとはフリートですね。
フリートのところでいつも皆さんのフリートが見ることができるんですけど、そこに一応スペーシーズで紫色の表示のやつが出てくるはずなんですよ。
私とエンゲージが高い人に対しては。
確かに、スピーカー側というか私側のフォロワーさんにはあんまり伝わらない感じなのかな。
なのでリツイートかな、それでいうと。
じゃあちょっとリツイートさせていただきながら始めていこうという。
でもね、多分入ってたらそのフリート経由で気づく可能性があるんでしょうけどね、それでいうとね。
なるほど、ひとまずリツイートさせていただいたといったところで、緊急から聞いていきましょうか。
何してるんでしょうね、みたいな。
いやいや、なんですかね、筋トレしてますよ。
筋トレですか。
パーソナルジムに今日行きました、それでいうと。
やっぱりこれね、前もリモートワークのお話、この二人でしましたけど、一番の課題としては運動不足。
そうですね。
はい、というのが出てきてしまうというのもありまして。
ジムにはですね、実のところ通ってるんですけど、やっぱりね、楽にしちゃうんですよね。
結局ね、僕ね、走るのはそんなに苦手じゃない子なので、走っちゃうって終わりに。
走っていい汗かいて終わりみたいな感じになっちゃうんですよ。
うんうんうん。
それじゃよろしくないと。衰えてるのは上半身だろうと。腰だろうと。背中だろうと。
やっぱりそれはパーソナルなものが必要ですか。
やっぱりパーソナルなものが必要っていうか、人からいろいろ指示を受けないと、やっぱり人は怠けるね。
そうかもしれないですね。
っていうのがあって、私紹介されまして、そのパーソナルジムに行きまして。
そのパーソナルジムの面白いところはセミパーソナルジム。
セミ?
はい、1対1じゃなくて最大4人生徒が。
なるほどね、そういうのもあるんだ。
はい、っていうのがありまして。
かつ最近開いたところなので、もちろんモバイルからカレンダーで予約登録できて、すぐそれでオンラインだけで別に電話しなくても済んじゃうし。
会計もスクエアで非常にスマートに会計ができるような形になっているので、なかなか良いなというところではありますね。
ちょうど今日私ニュースを漁っていたときに、フィットネスクラブの大量閉店みたいなニュースを見たんですけど、
私の場合はパーソナルジムどころかですね、パーソナルジム的な筋トレフィットネス系YouTuberの方のYouTubeを見ながら15分ほどエクセサイズするっていうのを割とたまにやるんですけども、
はいはいはい。
私の横のライトユーザーみたいな人たちってこの1年ぐらいものすごいYouTuberをチャンネル登録しているような予感がしていて、
そいつとしたらちょうどですね、それに対してパーソナルジムはやっぱりそんな辞める人はいないかもしれないけども、
ライトユーザーはやっぱり会費を払ってもたまにしか行かないユーザーさんってやっぱりフィットネスクラブとしてはドル箱なわけじゃないですかね。
そうですね、あれ1ヶ月行かなかったわみたいなのありますからね。
そうそう、だからドル箱のユーザーの人たちが辞めたっていうことがやっぱり打撃が大きいんじゃないのかみたいなツイートをいただいて、
なるほどなぁと、ライトユーザーこそが稼ぎ頭だったんだみたいなところをちょっと思いましたね。
あーなるほどな、それ面白いな。でもそうか、かつてはだからライトユーザーだけのライトな手段がなかった。変な話。
ライトに筋トレとか学ぶ機会がなかったんだけど、ライトに筋トレが学べる、オンラインで学べる機会があったら、
ライトユーザー、お金払っちゃってるライトユーザーっていうところが抜け落ち始めるって話か。
これってよくサブスクリプションサービスあるあるだと思うんですけども、いわゆる給民ユーザーは起こすなみたいな話がよくあると思うんですけど、
私、他のツイートよりもちょっと違うところでのツイートなんですけど、コークオンあるじゃないですか、コカコーラがやってる自動販売機のアプリ、
あれがサブスクを始めるっていうので月額2700円で1日1本飲み放題。1日1本飲み放題っておかしいな。
1日1本なんですよね、確かね。買えるのはあくまでも。
でもこれ、例えば150円かけるみたいなことをやっていくと、あれ2700円安いのかなみたいな感じになるけども、そもそも毎日、確かに自動販売機が生活動線にある人だったらいいかなみたいな感じだけど、
これが安いのか高いのかよくわかんないなみたいな。
結構だってほぼほぼ毎日買うことが前提ですよね。飲み放題じゃないんですよね、しかもね、それで言うと。
1日10分とか15分とか飲めるわけじゃない。物理的にどうかってのはありますけど。
そうですね。
でも別になんだろうな、水分量からすれば2、3本は買っちゃいますよね、もし買い放題なら。
買い放題ってわけにはいかないんでしょうね。
いかないんでしょうな、そうするとな。
でもやっぱりサブスクって流行りというか、流行りというよりはキャッシュレスになればなるほどというか、
ウェブやアプリが起点になればなるほどこういうものは増えるっていうのは当然だと思うんですけども、
なんかこういうのってやっぱり値下げじゃないですけども、ちょっとやっぱり安い。
Netflix、例えば1000円だというところで言うと、映画1本より安いからじゃあ契約しとくかみたいなところがあるじゃないですか。
だからやっぱり基本的にはディスカウントっていう感じになりますよね。
ディスカウントっていう気持ちを思い出させるお値段設定っていうところが果たしてどこにあるのか。
そうなんですよね、これって人間で普通にこれで例えば2700円で1日1本飲み放題、150円×30円だから4500円分を2700円で飲めるのかって計算するじゃないですか。
本当にそんな飲むみたいな。
いろんな計算が働く中でで言うと、あと契約条件があるから、これがね、さっきも言ったように飲み放題ですと。
飲み放題でいつでもガチャンガチャン押せます。別に日に1本じゃないですっていう形の部分で、それだといくらなら行けますかね。
3000円?3000円ならみんな余裕で押すだろうね。押すのかな?
いやーそれは押しますよね。
これが5000円だったら?
いやー高いかな。
で、飲料で5000円。そんなに我々は果たしてチャリンチャリンとココンと自販機で押すんだったっけみたいな。
僕ね3000円でも押さないかな、それで言うと。結構、飲み放題でもなんとなく。
そうですね、やっぱり人によってお得度は変わってくるのかもしれないですね。
なんかもう毎日ジョージアの缶コーヒーを飲んでる人だったら、あれちょっとお得じゃんって言って流れる可能性はあって、そうするともうロックオンされるわけじゃないですか。
コカ・コーラの製品だけに、ある意味1日1本は必ず捧げるみたいな状態になるわけですもんね。
あとね、結構ね、僕は気にしすぎなのかもしれないですけど、空き缶、ペットボトルって消費した後、結構ゴミ箱って少なくなったと思いません?捨てるのが。
そうかもしれないですね。最近なんかゴミ箱確かに捨てる場所見つけられない時ありますね。
そう、コンビニに持ち込んで捨てるんだっけみたいな話になるじゃないですか。そしたらコンビニで買えばっていう話もあったりとかして。
結構ね、そこら辺ゴミ回りのところも難しいのはあるんじゃないかなとは思ったりとかするんですよね。
そうですね。こんな雑談から始まった今回なんですけども、今回は私のニュースピックアップから赤眼鏡さんに入れる展望ノック会ということで。
じゃあちょっと私の方がニュースピックアップしながらコメントいただくという練習という感じで。
ダークパターンとは何か
一つ気になったニュースですね、3月26日日経新聞からなんですけども、消費者を操るダークパターン、国内サイト6割該当というか、ダークパターンという言葉ってご存知ですか?
僕ね、ECサイトとかコンテンツサービスも聞く方ではあるんですけど、あんまりダークパターンってパッと言われた時にすぐには思いつかなかったですね。
ですよね。ダークパターンっていう言葉ができたんだっていうことを初めて知ったんですけど、要するに昔から多分言われていたようなことだと思うんですけど。
例えば、さっきのサブスクで会員になったとしても、その解約の方法が全然わからないみたいなこと。
よくあるのは、ここでいろんな例が表示されてますけども、Amazonプライムの解約をするにあたって、ものすごくサイトの深いところに行かないと解約できないみたいな仕組みになっている。
これはダークパターンなんじゃないか、みたいなことを言うっていう話で。
このウェブ上のUXを利用したユーザーに対するこのダークパターン、惑わすものをダークパターンと言って、
これって昔からもしかしたらこういう、何でしょうね、広告表示に関しても、それこそ軽評法で煽りの文言って多分あったりとか、あと二重価格とかもそうですよね。
一定の期間この価格で売ってないと二重表示になりますみたいなことって昔からあったと思うんですけども、
ウェブのところでも、ここで例に挙げられているダークパターンって結構ありそうだなと思うんですけども、
例えば宿泊の予約サイトで、残りあとわずかってなってるけど、全然実は在庫がめちゃくちゃありますみたいなダークパターンがあるっていう話があって。
これ確かにプラットフォーマー側が在庫管理してるから、ユーザー側は分かんないですもんね、それ騙しにかかわらず。
本当に合ってるのかどうなのかっていうのが、実のところは分かんないっていうのはあるので。
こういうのって本当にフェイクニュースみたいなもんだと思うんですよ。
ユーザー側が見破ろうとしてもなかなか見破れないものですよね。
だからやっぱりプラットフォーム側との信頼関係、信用を裏切るっていうところはあると思うんですけども、
一方でユーザー側が気づかないのも、このダークパターンにハマってるみたいなことになりかねないんですよね。
でもサービス提供者側としては、どうしてももっともっと使ってほしいっていう風になるし、やめてほしくないっていう風になっちゃうんですよね、何がどうなってもね。
何がどうなってもなっちゃってるんですけど、それが行き過ぎちゃってるのが今だとも言えるんですよね。
そうですよね。よくある申し込むっていう方がめっちゃ目立っていって、閉じるみたいなのがものすごい薄く表示されてるとか、
解約の難しさ
もう明らかにこっちに誘導する、違和感があるようなボタンとかよくありますよね。
なんていうか、ああいうのってUXじゃない、APテストを突き詰めた結果こうなったみたいなことがあったとしたら、やっぱりそこにも行き過ぎがあるっていう話だったりするってことですよね。
最近で言うとそこを数字でやりすぎるから、数字で判断しすぎるとこういう風にすれば解約しにくくなるとか、QAサイトをとにかく表示して、ちょっとでもやめてほしくないですみたいな形の部分にするとか。
皆さんソフトバンクのユーザーどれくらいいるか分かるんですけど、ソフトバンクなんかすげえ解約するときの、解約するとこんなもったいないんですよっていう。
めちゃくちゃ長い、携帯電話の解約とか特にそうだと思うんですけど、めちゃくちゃ長いところでこんなにお得なんですよ、あなたが契約してるのはっていうのがあって、
で、下の方に手続きを続けるみたいな。
この長い文言をスクロールしないとそこまでいかないの?みたいな話だったりする。
しかもそれがほら、そんなに頻繁に出てこないじゃないですか。解約って人生でそんなにたくさんするんだっけみたいな。
何だったら別れるときにしか出てこないから、あんまり表面上に出てこない。
今満足してる人からしてみればソフトバンクでずっと使ってる限り、やめようと思わない限りそういう体系にならないじゃないですか。
だからそういう体験そのものがレアだからあんまり目立ちにくい。
でも最近あまりにもいろんなサービスにみんな入り始めたことによって、例えばメルマが高読前に事前チェック入れるとか、定期購入が初期設定だったりとかみたいな。
選択のバイアス
まさに初期設定、デフォルトでチェックが入っているっていうことがダークパックマンとしてやっぱり挙げられていて、
よく言われる、孤独経済学のところで言うところの、例えば選択がA、B、C、D、Eってあったときに、Aを選ぶ確率が高いんですよね。
一番上にリスティングされていると、それを選ぶって確率が上がるっていうのはもう証明されていて、結構この分野の研究っていろいろされているんですよね。
だから我々も何か、アメリカの例だと年金の話ですね。デフォルトでここにチェック入っていると、年金がどうのみたいな話。
そっちに誘導しようと思う。これ選択のアーキテクチャっていうジャンルで散々研究されていることだと思うんですけども、
選択肢の作り方によって、やっぱり誘導されるっていうのは、もう数字としてあるわけですよね。
そうなんだよね。本当ここら辺のところでもやりすぎると、結局のところ、業界団体を作ってこうしましょうっていうルール化っていう話になっちゃうじゃないですか。
そうなんですよね、結局のところ。
そうしないと結局みんな守んないし、でもお互いがお互いこういうことやってたらウェブサービスの信用度をどんどんどんどん下げるだけでしかないので。
っていう事例が最近やっぱり全般的な話で、LINEも会見したりとかしましたけど、
ユーザーにいかにちゃんと真摯に説明するのかっていうのが、今時のウェブサービス、ウェブメディアっていうところにおいては非常に重要な観点になってきたなっていうのは
このダークパターンも含めて思ったりとかしますね。
そうですね、今なんか透明性みたいなところでちょっとつなげて違う話題に移すんですけども、
スポットファイの、私この間のダニエルXさんという創業者の本を読んで、
結構スポットファイ面白いなと思って色々追っかけていた中でですね、
最近、ラウドアンドクリアーっていうサイトを立ち上げたんですよ。
ちょっとこれあの、まだ貼ったようにシャットドックときに。
これがどういうサイトかというと、要するにスポットファイってストリーミングサービスで、
サブスクリプションでお金を徴収して、それをレコード会社とかアーティストに分配するわけですよね。
その分配がどれだけ透明性を持ってされているのかっていうことを、
このサイト上で私たちは、あの透明性を持って支払ってるんですよ。
こんだけ音楽業界に貢献してるんですよっていうのを、
お金の流れをきちんと透明性を持ってここで紹介しますみたいなことがあってて。
なるほど、確かにスポットファイという会社って結構散々叩かれてきたっていう経緯があって、
なんでそういうふうにスポットファイがアーティストに対して不誠実だみたいなことが起こるかというと、
アーティストってレコード会社に所属してるじゃないですか。
レーベルに所属していて、スポットファイは基本的にレーベルに払うんですね、お金を。
レーベルからアーティストにどれくらい行ってるかっていうことはよくわかんないわけですよね。
だから、いずれはスポットファイからの支払いは少ないって言ってるアーティスト側が、
本当に少ないのはレコードからのレベニューシェアなのかもしれないっていう問題が常にあって、
結構ダニエルXさんはそこに対してイラついているというか、
っていう経緯があって、多分そういう経緯があって、この透明性を持って私たちはこんだけ払ってるんですよ。
2020年だけで50億ドル以上払ってるんですよってことがここに書いてあるんです。
50億ドルそんなに払ってるのって思うかもしれないんですけど、
音楽業界においてスポットファイが稼いでる割合ってだいたい20%ぐらいって言われてるのかな、確か。
だから音楽業界の結構な割合もスポットファイが持ってるわけですよね。
この透明性みたいなところって結構私が今専門としている領域のブロックチェーンも全く同じような課題であって、
収益の分配に対する透明性をそこを改ざんできない形でデータを保つんだって言って、
ブロックチェーンを使ったらいいんじゃないのかみたいな話があったりする流れもあるんですけど、
全部やっぱりこのフェイクニュースしっかりつながってますよね。
だから透明性ってところは本当にありとあらゆる場面において担保されなければいけないようになってるし、
今こういう形で音楽についてもスポットファイであればお金をお支払いしてるっていう流れがなってるし、
他の多分音楽サービスでも、デジタルのさっきの悪いところ、数字で全部が分かっちゃうから、
ここがユーザーが脱落したポイントだから、ここで説得すれば整ってくれるっていうのはあるじゃないですか。
それはデジタルのやりすぎるといちいちそういうところのポイントでつっかかってくるっていうのはあるんだけど、
いいところで言うと全部トラックできるから、逆に言うとそこの可視化、透明性っていうところができるので、
スポットファイだろうがAmazonミュージックだろうがなんだろうが、誰がどれくらい聞いてるかっていうところがちゃんと分かってるから大丈夫ですよ。
ただそこにはデジタルでどんなに透明性しても信頼性がいるじゃないですか。
本当にそうなのであるっていう信頼性のところの部分が本当は第三者からの付き合わせの部分が必要になると。
それを担保してくれるのが今現状で言うと、自分で自分がすげー頑張ってますよって言うんじゃなくて、
やっぱり第三者的なところのブロックチェーンみたいな形の部分で非中央集権みたいなところで認証かけて、
やっていかないといけなくなってくるような世の中になるんでしょうね。
だから全体の流れとして、本当にプラットフォーマーに権力が集中して、さっきのダークパターンなんかをね、
プラットフォーマー側がいくら騙しにかかってもユーザー側が分からないという状況があったりするわけですから、
そういう状況においてやっぱり透明性みたいな話がゆり戻しとして出てくるみたいな話ですよね。
音楽で言うと、例えばジャスラックですね。国内で言えば。
このジャスラックがどれくらいちゃんとトラックしているのか。
実際のところね、結構コマコマとアナログの時代からジャスラックというところはトラックしまくってたわけですけど、
これがちゃんとデジタル化してきっちりと可視化されればですね。
いろいろジャスラックに文句が言う人はいるかもしれないんだけど、
でも一方で音楽のライスを持っている人からすれば、ちゃんと聴取してくれて分配しているわけじゃないですか。
っていうところがあるんで、そこの透明性をもってちゃんとやってもらえれば、
ある意味国内の音楽業界一転においてで言うんだったら、
それはそれできっちりジャスラックさんお願いしますねという感じで終わりますね。
その辺、YouTubeの立ち上がりの話でよく言われていた著作権問題みたいなところって、
結局YouTube自体今どうしてるかっていうと、
この楽曲が使われているっていうことを機械的に判別して、
それで無理やり収益を分配する仕組みを作っちゃってるって大変だけど、
後付けで誰かが違法でアップロードしたものに対しても、
ちゃんとこの原著作権者に返す仕組みを作ってるみたいな話があって。
そうですね、そうなっちゃってますからね。
そうなんですよね。
2チャンネルのひろゆきさんがそんな話してたと思うんですけど、
ひろゆきさんって最近YouTuberとしてもものすごく人気になってきてると言ったら変ですよね。
ひろゆきさんっていわゆるアングラな存在だったじゃないですか、我々の時代からすると。
でも今ひろゆきさんのチャンネルって66万9千のですね。
そんなにいるの?
そうなんですよ。
私もたまにひろゆきさんのライブで配信してるのご存知ですか?
へーそうなんだ。
さすがひまじん、ひまじんって言ったら失礼。
結構頻繁にユーザーからの質問に答えることが出てて、スパチャとかも結構投げられてて、
ひろゆきさんすごいなって思って見てるんですけど、
ごめんなさいちょっと話がずれちゃったんですけど、ひろゆきさんが自分の配信を編集してアップロードしてる人たちがたくさんいるんですね。
で、その人たちに対して何かこう著作権的に違法だって申告するんじゃなくて、ほっといてると。
で、なんでかっていうとそこからの収入も分配されるからだみたいな話をしてた。
そうそうそう、そうなんだ。
でもひろゆきさんの動画でさえ二次利用からの収益を分配されるような感じになってるんだっていう風にちょっと思ったんですね。
やっぱり音楽だけじゃなくて。
そうそう動画の内容とかでも結構それで言うと昔のテレビ番組とかでも引っかかる人が引っかかるみたいね。
だから今だから動画が微妙に加工されたりとか、枠付けたりとか。枠付けるぐらいだったらダメなのかな。
あーなんかテレビ番組をアップロードしてる人たちがちょっとなんかそれをいかに公明に言えるかみたいな。
そうそうそうっていうのをやってたりとかするので。
でも今だってYouTubeそもそも動画アップロードするタイミングでもう著作権判定してるからね、それで言うと。
すごいな。
最近ね、1週間前の記事なんですけど、あるんですけど、これちょっとメッセージ送りますけど。
あ、メッセージじゃなくてZoomのチャットで送りますけど。
こんなYouTubeスタジオ動画アップロード中に著作権侵害がないかチェックする機能っていうのがありまして。
これねせっかくツイッターで喋ってるんで僕ツイートもしちゃいましょう、それで言うとね。
これ1回ツイートしたかなって気がするんですけど、私今ツイートしました。
YouTubeスタジオ、ITメディアの記事ですけどYouTubeスタジオ動画アップロード中に著作権侵害がないかチェックする機能。
いやーだからここまで機械で判別できるようになってくるとやっぱり世界が変わってくるなーって感じがしてきますね。
これはねでもいい話だと思うんですけどね、それで言うとね。
ピッコマの成功の理由
こういう機械的なところの進化みたいな話で、ちょっと前に話しかけた話で私気になって最近調べたんですけど、漫画アプリのピッコマあるじゃないですか。
あれは何ですかね韓国系のものですね。カカオがあるアプリですよね。
もともとはちょっと順番が怪しいですけど、日本ではLINEでやっていて、
このカカオがやっているこのピッコマが漫画アプリで売り上げ一番になったっていう話が去年話題になっていて、
私その時にはへーってしか思わなかったんですけど、最近いろいろなんで一番なったんだろうってことを調べていたときに出会った記事、
さっきシェアさせていただいた記事なんですけど、まあなるほどなっていうことがいくつもあったんですよね。
最初的にはちょっとスポティファイに似てるなって話をしたいなっていうのが今日メインで思っていた話なんですけど、
要するにあの漫画アプリで何をやっているか結構普通の話かもしれないんですけど、まずピッコマの仕組みって
待てば読めるっていう基本的な仕組みがあると、それの先駆的な役割なんですけど、要するに無料で読めるってことをベースにしてるんですよね。
24時間経ったら次の1話ごとに分けてですね、漫画って週刊でやってたりとか月刊でやってたって1話っていう単位で進むじゃないですか。
それが何話かまとまって単行本って単位になって出版をされるんですけども、デジタルであればそれを1話ずつに細分化できるっていう話だと思うんですよね。
で、その1話を読むのに24時間経ったらもう1話、で24時間経ったらもう1話やっていくと。
で、これって漫画アプリ最近使ってる人だとああそういうのあるよねっていう話なんですけど、それの先駆け的なことをやったのがピッコマってアプリだと。
海賊版問題の影響
そこまでは分かると。ただその読める漫画の、無料で読める漫画のまず数が一番多いんですね、ピッコマが。
で、これも私ちょっとスポッティファイにつなげて言うと、スポティファイももともと無料で届けるっていうところから始まってて、それが何でかというとダニエルフックは海賊版っていうものが無料であり続ける限りは絶対に無料で提供しないといけないんだって話をしてたんですよね。
で、結構この状況が漫画とすごく似てるなって思ったわけですよ。
漫画も色々調べていくとやっぱり海賊版で、もちろん漫画の電子版の売り上げって紙よりも大きくなったっていうので、去年でしたっけ?
そうですね。
話題になりましたよね。電子の方が紙の売り上げが上回ったっていうので結構大きな話題になりましたが、それでもやっぱり海賊版っていうのがいつまで経ってもなくならないっていうことで結構苦労しているっていう話なんですよ。
業界的な、あんまり表に出てないのかもしれないですけど、業界的には結構苦労しているというところがあって、これって音楽が最初に登場した時にNapsterという色々あったサービスが、ファイル共有サービス、それこそ日本でいうとWiNiっていう話なのかもしれないですけど、
そういうものがあった時に、やっぱり違法って便利なもので無料なものに流れるという流れが止められないと。今それは漫画で同じようなことが起きているという話だと思うわけですよね。
逆に裏を返せば、違法でも手に入れたいもの。Napster、WiNMX、WiNiと言われたものはある意味そういうリッチなデジタルデータっていうところを違法でもいいからとにかくシェアでコピーして手に入れたい。
音楽のMP3というファイルがそれに非常にわかりやすい方法でもあったから手に入れることができた。漫画もそういう意味では画像データとしてめちゃめちゃでかいかと言われたらそこまででもない。
昔は大きかったですけどね。100名を超えてるって形になると昔の解説厳しかったですけど、今100名ぐらいのファイルだったらバンバンやり取りすることができるっていう形になる。違法でもいいから手に入れるなら手に入れてしまいたい。それがまずい状況である。
そうですよね。結局漫画も音楽に似てるってどこの部分が似てるかというと、需要がまず大きいですよね。ベースの需要が大きいというところがあって、やっぱり言うても普通のこの一般的な書籍って初版5、6千部から始まってみたいな世界で、言うても100万部いったらすげーって話になるけども、
別に何部売れましたって話になるからね。
元のボリュームとターゲットのユーザーの幅が広い、しかもグローバルで言語を超えていくじゃないですか、漫画って。なのでやっぱり解説版ってものがなくならないと。
ここでやっぱり待てば0円っていうサービスにやっぱりこだわり続けるっていうのは、なんか一つ重要なんじゃないのかなとちょっと思ったんですね。
そうですね。でもSpotifyだって無料で聞けますからね、それと広告モデルでね。
広告モデルで無料で聞けて、それがやっぱり有料に転換していくっていうところが一番肝なわけですね。
そこはUXのハードルじゃないですか。Spotify無料で聞く限り、いろいろ早送りとかいろんなできない体験があるじゃないですか。
でも有料化するした瞬間すべて解放されるじゃないですか。ピックコムもある意味無料でやってるうち、漫画アプリみんなそうなんですけど、無料でやってるうちは制限がありますと。
何かしらの。でもそれが課金である意味解放されるっていうところじゃないですか。
そうなんですよね。だからまずここの仕組みがすごいSpotifyと似てるなと思ったんですけど、このピックコマを調べていくとユニークなところがいくつかポイントがあって、
一つ社長の方、資料の方が言っていて、なるほどなと思ったところでいくと、普通のLINE漫画にして他のアプリっていうと、
何かコインを1,000円分買って、その1,000円分のコインを使って1話を買うとか、参考本を買うって仕組みをするんですけども、
ピックコマっていうアプリは1,000円分のコインを買って、さらにその専用チケットっていうものを買うんですけど、その専用チケットって何かというと、この作品を読むためのチケットを買うっていう仕組みにわざわざしてると。
なんでこんなめんどくさいことするのかなと思ったんですけど、それはその専用チケットが全てのキーになってるみたいな言い方をCEOはしていて、
一つは分析としてっていう話で、専用チケットを買うっていうことをわざわざすることによって、このデータ分析がしやすくなるっていう話をしているのが一つですね。
この作品を読んでいる人はこれを読むっていうことが言えると。それをプッシュできるっていうことですね。
例えば10話から11話に行くときに離脱率が高いっていうデータを、カカオジャパンじゃないのか、これカカオか、カカオ側で分析して、
であれば10話で離脱している人たちにこの専用チケット、この作品を読めるっていうチケットをプッシュで、今なら読めますってやって11話まで読ませると、
11話まで読むとその先はスムーズに行くんだみたいなデータを得るっていう話をしてて、
おーなるほどね、そういうふうに使うのか、すげーなんか腑に落ちたと言ったらあれなんですけど、
だからそのデータ分析をもとに、何かその離脱ポイントがあったら、じゃあこの専用チケットをプロモーション費用として割り切って出すことによってプッシュをする。
これで総額売り上げがこんだけ上がりましたっていうデータを作るみたいなことをやるわけですよ。
すごいやっぱり、さすがナンバーワンになっただけあって、巧みな仕組みを作ってるなって思ったんですよね。
ピッコマのユニークな仕組み
そうなんですよね、結局そこのデータサイエンステストがいてですね、そのABテストもいろんなものが積み重ねられてですね、
デジタルの部分で人の心がちゃんと数字化されているという身も蓋もないお話の一つでもあるんですよね。
だから僕ら本当に気をつけなきゃいけないと思うんですけど、ピッコマが人気だって言った瞬間に、僕らはそこにじゃあどういう作品が人気だったかってことを見て、
この人気作品があるからこのピッコマっていうのはナンバーワンだっていうふうに説明しがちだと思うんですよ。
我々は器の立場だから、中身の話をしちゃダメだなっていうのをちょっと反省を交えて今考えてるんですけど、
やっぱり仕組みで勝ってるっていうところに注目しなきゃいけないっていうのはあるなと思います。
器たる我々の部分で言うと、コンテンツはもちろん我々二人好きなんですけど、漫画も好きだし音楽も好きなんですけど、器で見なきゃいけないんですよ、それで言うと。
その磨き方のところの話で言うんであれば。
今のこの専用チケットの話、めちゃくちゃなんか痺れるなっていうふうに思うわけですよ。
ある離脱した人たちに特定して、だからコインを送るだけじゃ他のものを読んじゃう可能性があるんで、そういう仕組みはできないわけですよ。
だからそこで熱量も含めて測れちゃうんですよね、ある意味における作品に対するエンゲージっていうところ。
みんな漏れなく同じもので買えますよっていうようなやつじゃなくて、その上でさらにエンゲージのポイントっていうところを作っちゃってるんですよね、アプリ内で。
なんでしょうね、このピッコマ自身が、ピッコマのCEOが買ったっていうことを鵜呑みにするのはどうなのかっていうところがあるんですけど、ものすごいちゃんとやってて、私使ってみて気づかなかったんですけど、表紙変えてるんですよね。
そう、表紙変えるんですよ。
すげー、ネットフリックスも有名だと思うんですけど。
そうですね、皆さんお気づきですかね、ネットフリックスもサムネイルみたいなね、記事で言うサムネイルのあそこの一枚絵っていうところをジャンジャン買えますからね。
そうなんですよ、気づかない間にあなたが見ているサムネイルというか、カバーと人が見ているカバーは全然違うもので、多分私たちのような男性であれば、多分女性がメインの何かのものが表紙として出ていて、
なんか萌えを例えば主張するとか、その辺ってやっぱりこれってデジタルじゃないとできない技術じゃないですか。
その人にターゲットをターゲティングしてパーソナライズされたカバーをすることによってCTR、クリック率を上げてコンバージョンに結びつけるみたいなところを細かく細かくやることによってパーセンテージを上げていく、底上げしていくってことをやる。
これはネットフリックスでやられているものと全く同じものをピッコマーもやってるわけですけども、これができるできないっていうのがやっぱりプラットフォーマーの強さになるっていう話ですよね。
データ分析とユーザーエンゲージメント
さらにそのコンテンツクリエイターに対してどれぐらい情報を返せるか。
スポーティファイとかそういう情報とかいろんなところでどこで聞かれましたとかそういうの出すじゃないですか。
だからスポーティファイに向けるような音楽っていうところがどんどんどんどんできてきてみたいところもあるじゃないですか、それで言うと。
だから僕ね、ここの記事には出てないんですけどピッコマーも多分似たようなことをやってるんでしょうね。
作家さんへのフィードバック、どこが離脱ポイントその他諸々とかっていうのは。
僕も読んだりとかするんですけど、縦スクロールウェブトゥーン系のやつとか見たりとかするんですけど、
なんていうんですかね、僕からするとやっぱこうある意味における脳内麻薬を出しっぱにし続ける作品作りっていうのはもうすでにされてるんじゃないかな。
まあそうね、だからそこはある意味ダークパターン的な話かもしれないですね。
そうそうそう、なんかさっきの一番最初のダークパターン、いろいろ数値で分かってるがいいえに、一番根っこのコンテンツのところまで入り込んで、
いかにこうユーザーを楽しませるっていうフレームワークが数字化されてできてくる、それがクリエイションに落とし込まれた時に、
ちょっとなんていうかな、悪っぽくっていう表現がダメだな、なんて言えばいいんだろうかな、ちょっとなんていうのかな、麻薬のパターンの部分はあるのかなっていう気がするんだよね、これはね。
そうですね、まあスポットファイ側で言うとですね、そういう話を言うと、AIが作曲するっていう仕組み自体をやるベンチャーをスポットファイ買収してきたりして、
皆さん気づかないかもしれないですけど、まあヒーリングミュージックとかって、別に作曲者誰でもいいと思うんですよね。
気づかない間にAIが作曲しているヒーリングミュージックとかを聞いている可能性はあって、スポットファイ自身はそこで何をしたかったかというと、レベニューシェアの割合を、やっぱりレコーダー会社って一番高いわけですよ。
中小のほうがちょっと安いんで、中小のほうをレコメンド本当はしたいと。さらに言うと、それがAIが作ってくれれば、実際にそこに対して配分する必要ないみたいな話になっていくと。
で、音楽だとそういうことができちゃう時代になってきたなみたいな。
それで言ったら漫画だったよね。今チャレンジされているやつもあるみたいですよ。自動漫画生成とか。
シナリオがあればみたいな感じで、なんかどこかで僕記事見たな。
恐ろしいですね。
それで言うと、一番この我々がやってるテキストだって自動生成はすでにありますよ。
有名なところで言うと、スポーツの国宝的なものはすべて自動生成できるし、株価の決算発表とかも自動的にAIが作ることができたり。
いやーなんかね、今ちょっとなんかひどいの思いついちゃう。ひどいのっていうかさ、なんていうか、
透破性を丸出しにしてテキスト生成したら怖いね。
だから右側の意見、レフトサイドのね、ライト、レフトあるじゃないですか。
でもファクト自体は一緒じゃないですか。でも偏らせて書くこともできるじゃないですか。
だから元のセントライズされた元のテキストがあって、見る人によってパーソナライズで書き方が変わる。
表現の仕方がちょっと変わる。見方が変わる。
できちゃいますよね。
できるね。
だから結局さっきのダークパンパン的な話で、いかにでもできちゃうっていう構想あるみたいな。
テキスト次第で。
でもそうじゃないですか。例えば野球だってタイガース対ジャイアンツだったけど、タイガース側の視点で書かれた記事、
ジャイアンツ側の書かれた記事っていうのは、やろうと思うのできるじゃないですか。スコアラスがあれば。
でそれがタイガースファンから見てみれば、タイガース選手のサムネイルでそういうような記事。
負けたちょっと悔しいなみたいな記事。ジャイアンツからしてもらったタイガース叩きのめしたジャイアンツのピッチャーがこういう風にガツポーズとってる写真のサムネイルができててみたいな。
できちゃいますよね。だからもともとなんか昔からこうなんだろうな。
例えばフジテレビはヤクルトに対して出身してたりするから、割とプロ野球ニュースでしたっけ。
僕はあんまりプロ野球に詳しくないのでよくわかんないですけどニュース番組ヤクルトだみたいな話があったりとか。
それはね大阪だったらね阪神寄りのテレビ局のスタンス。
それこそスポーツ新聞なんかね、もう別れてるじゃないですか。
中日だったら中日だな。
だからプラットフォーマーがもちろんクリエイターの方をさっき向いてて、
情報を提供していかにある意味たくさんのコンテンツがあればたくさんのコンテンツに伝えることができるんですよっていうのもあるんだけど一方でオートメーションのところで
それでクリエイターの数が有限であるんだったら無限にするべく何かしらの機械的な動きっていうのを見せていくっていうのは考えるよね。
プラットフォーマーが。
そうですよね。だからちょっと話ずれつつも新しいニュースの話をすると
結構ハフポスをBuzzFeedが買収したっていうのが話題になったと思うんですけども
それこそ赤眼鏡の関係者の一人でございますか?昔々の。
どういう思いで見つめていたのかわからないかもしれませんが、そのハフポスね、お幅なり空を見るっていう話があって
ちょっとこの話何につなげようと思ったかというと前回やったニュースレターの話あったじゃないですか。
ありました。
散々言って、やっぱ書くって稼げないですよねみたいな話になった。
話にしちゃったんですけど、これちょっとアメリカの文脈を忘れていたなと思ったんですけど
やっぱり新聞社から仕事があぶれる人たちが増えてるっていう背景があるからニュースレターっていう
新しいサービスがあるんだってことをちょっと忘れていました、言うのを。
なるほど、そういうことか。
結局ニュースレターってなんでアメリカで流行ってんのっていうことに対する正確な解説をするんであれば
ピッコマの成功分析
大手新聞社からとか、例えばハフポスもそうなのかもしれないですけど、ジャーナリストと呼ばれる記者ですよね。
記者の人たちがめちゃくちゃ放出されてるわけですよ、現在が。優秀な記者の方もいるでしょうと。
そういう人たちが次何すっかっていう話をしたときにニュースレターっていうサービスが受け皿になってるっていうことがあると。
だとすると日本でニュースレターサービスが流行るんであれば、大手新聞がやばい時じゃないですか、多分。
そうですね。
いやこれもう本当言っていても悲しくなる身も負担もない話かもしれないんですけど
結局その受け皿になってるっていうところが一番大きいなと思って。
その話を踏まえた上でちょっともう一つ見つけてきた話を言うとですね、
サブスタッフの創業者の人が、創業者の人が書いたブログを読んでいたんですけど、
サブスタッフが今、作家に対して実は事前払いをしてるっていう話があってですね、
そんな話知らなかったよと思ったんですけど、要するにニュースレターっていうサービスって初期大変じゃないですか。
最初読者がいないゼロからのところから少しずつ積み上げて、
お金を払ってもらう定期登録者を増やすっていうビジネスなわけですよ。
なので最初はすごい辛いっていう話ですね。
そこをサブスタック、プラットフォーム側が、じゃあそこに対してちょっと何とかしてあげましょうっていうので、
事前払いって言ってるんですけども、おそらく可能性があると思ったジャーナリストの人であれば、
あなたに対しては書いた分だけこれだけちょっと払いましょうみたいなことで囲い込みじゃない。
囲い込みって言うと何か語弊があるかもしれないですけども、
そういう趣旨で最初から食わせるようなプログラムを作ってますみたいな話をブログで書いている。
そういうこともしていたのかっていうことを思ったのと同時に、
やっぱりサブスタックというプラットフォームはジャーナリストに対して何ができるかっていうことを割と真剣に考えているプラットフォームなんだなとは思いますよね。
プレディールですかね。それで言うと最初にお金を払うっていう形になってますけど、
でもある意味サブスクリプションとかこの手のサービスで、いいところで言うと基本減らないんですよね。
登録さえすれば。っていうところがあるので、ある程度の角度。2%増1%増でもいいからその角度さえ分かっていれば何ヶ月後にこれぐらいいくんじゃないのっていう。
もちろんその人自身が持っているポテンシャル、そのジャンルのポテンシャルっていうところがあるんだけど、
それも計算しようと思えばできると。であるんだったら、何がどうなったってブーストで多分ね、
人を放り込みますと。例えば100人、ブーストでよくわからないインプレッションを集めて放り込んでも、
そういう人が抜けちゃうんですよね。結局のところ。ちゃんと増えていく人方っていうところをサブスクライブされてサスティナンボっていうところであるんだったら、
でもそこで最終的に見てるゴール地点があるんだったらそこでプレイでお金を払っても、
ここの回収っていうところを2年で見てるのか3年で見てるのかっていうのはもちろん議論があるかと思うんですけど、
でも想像つきやすいからこそそこに踏み出したんだろう。リスクを取って踏み出したんだろうなっていう気もしますね。
そうですね。だからこういうような、何でしょうね、才能のある人に対しては前払いしましょうとか、
それこそクラウドファンディングも似たような仕組みかもしれないんですけども、可能性があったり未来があるものに対しては事前にお金をやりましょう。
それこそ資金調達っていうのはそういう仕組みだったりするかもしれない。
はい。後でバックが来るっていう形で言うんだったら、この仕組みっていうのは、いわゆるニュースレターとしては非常に向いてるかなっていう。
ニュースレターで言うとコンテンツクリエーション、コンテンツ作るところのコストは、
良くも悪くもさっき言った音楽作る、漫画作るに比べればまだそこまで高コストではないので。
それで言うと最後の話かもしれないんですけども、私が先日カンファレンスをやった時にですね、
モデレーターをやったところにグミの会長の国光さんに参加していただいたセッションがあったんですけども、
そこでグミの国光さんが出資しているもので、フィナンシェっていうサービスがあるんですけど、
フィナンシェって今はファントークンと呼ばれるファンとのエンゲージメントを作るためにトークンを発行して、
トークンっていうのは特別なコインみたいなもので、ファンであればあれほどそのトークンが配布されてそれをファングッズと交換できるみたいなサービスをして、
最近だとソーナンベルマーレサッカーチームを提携したみたいなサービスがあるんですけど、
それに至る前までは実は株式会社個人的なものをやってたんだと、もうハービスと言っちゃいましたけど、バリューですね。
バリューってVALUのバリューっていうサービス、皆さんご記憶なのかわからないですけど、
惜しまれたかどうかわかんないですけど、2020年3月をもって閉じられたサービスなんですけど、個人の価値を売買するっていうサービスですね。
この株式会社個人ってうまくいかなかったんだよねって話をしてたんですね。
国道さんが。そこに対しての考察みたいなものが別にあったわけじゃないんですけど、すごく気になっていてその話が。
いろいろ考えたときに、例えば株式公開している会社だったら市販機ごとに決算報告があって、
そこには監査というすごく定められた規則が定められた仕組みにのっとって、透明性をもって監査するっていうものがある。
これをもってパブリックな器としての会社っていうものを成り立たせているというか、チェックしているっていう話があると思うんですけど、
株式会社個人ってやっぱりそこが難しいんじゃないのかなって。
なるほどね。確かにね。
第3者、さっきの冒頭の方にも言いましたけど、結局透明性の対応は第3者からの視点であり承認であると。それがやりにくい。確かに。
そうですね。個人の価値が上がったっていうことも何をもって価値が上がったとするかっていうところが極めて難しい。売り上げっていう指標があるわけじゃないじゃないですか。
この辺すごい難しい話だなぁと思って聞いてたんですけど、どうですか?
いやでもそれで言うとさ、前回の話にもありましたけど、NFT、アウトポットに対しての方がまず先に行くんじゃない?それで言うと。
そうなんだよね。
直近で言うと関口愛美さんがVRアーティストのやつでボンって出していきなりお値段がつきましたけどね。何千万かの1300万かついたりとかしました。
ジャック・ドシーのTwitterも見事に売れました。絶対な金額で。
絶対ですよね。3億でしたっけ?
結構な金額で売れましたけど、そういう意味で個人のアウトプットがNFTっていう形の部分で評価されて、担保されて、デジタルの部分で保証されてっていうのは、まずそこからかな?
そうですね。ここは本当に前々から話し合っているところかもしれないんですけども、個人なのか作品なのかみたいな話。
個人なのか、まだ適切化していない人なのかことなのかですね。器としての単位としての人なのか器なのか。
なのでこととしての器の方は今みたいな、ある意味NFTってそれに近い株式の承認の部分で第三者の目線の部分でいうと価値化されてるんだけど、最初は構成たいんじゃないんだよね。
この中に人が入ってくるときに、でも人っていうところどう?器的なところで人イコール器のこともあるんだけど、佐藤は言うんだけど。
そうなんですよね。だからアウトプットとしてのこの作品を流通させるのか、今のようにSNSというところで人っていうものにスポットライトを当てるのかっていうことでだいぶなんか世界が違うと思うんですけど、
なんか雰囲気的には今は人がアテンションを集めていくことに対してやっぱり疲れているっていう雰囲気はあるのかな。その揺り戻しとしての作品っていう話があるのかな。
今は漠然と僕もそう思う。でもそのうちでも結局のところ、クレジットカーじゃないけど信用情報っていうところ、日本国内でもちょっとLINEがやりかけたりとかね、みんなヤフーがやりかけたりとかしてなかなかうまくいかないっていうのはあるんですけど、最終的にその信用情報みたいなところのデジタルの可視化のところがある。
ただ、ことは第三者視点で評価しやすいじゃないですか。ある意味。でも人が人で第三者でどういうふうに認証していくんだっけっていうとこの難しさよ。
そうですね。その話でちょっと技術的な話なんですけど、結局ブロックチェーンは私、カンファレンスを経て一番強く感じたことで言うと、ブロックチェーンという技術は要するにトレーザビリティがしっかり取れて、改ざんができない形で信用できる情報を作ることができるっていう話はあるんですけども、
透明性が高いっていうことに対してその対応として、人癖っていう話があったんですね。結局パブリックなチェーンに対して、例えば自分の個人情報を載せるということはあり得ない言い訳ですよね。
だって誰でも確認できる形で自分の個人情報を扱うわけいかないじゃないですか。
いかない。
この情報が私の個人情報であること自体は証明できるけども、この情報自体は否得するっていうような仕組みを作るっていうのが最終形になるわけですよ。
意味わかりますか。
言わんとしてることはわかる。わかるけど、それってわかるんだけど、で?
これはすごい概念的なところで重要な話なんですけども、あらゆるトランザクションが透明性をもって明らかにするみたいな世界があり得るわけなくて、
もともと言うと、全てのビジネスは情報の非対称性なのにとっているみたいな話があったんですね。
そもそもで言うと、そこの差を生かしてある意味そこの差を埋めるのがお金であるっていうのがありますからね。
全てのトランザクションが透明性をもって全員にパブリックに公開されるなんて、もともとあり得ない世界なわけですよ。
でも、この情報があなたが発信した情報であるかどうかっていうところを特定できなきゃいけないよね。
この取引はこの会社がしたものであるっていうところを証明できなきゃいけないっていうようなところが重要なんだみたいな話をしていてですね。
なんだその概念的な話、何が面白いんだって皆さん思うかもしれないですけど、僕はすごく面白かった。
面白いし、でもさ、思想的なところで究極系の話で言えば、非中央集権のそういうトランザクションがオープン化されるっていうのはさ、ある意味みんなのものはみんなのものであるっていう、
すごい楽園みたいな話じゃないですか、根本で言うと。
ある意味共産っていう意味が絶対無理だってなって、今は資本主義と共産になってるんだけど、ある意味完璧な共産っていう形で言うんだったら、オープントランザクションできっちり全員に行き渡ることでしょ?
いやー、だからそうなんですけど、それってもうシリコンバレーのイデオロギーと思うんですけど、すべてはオープンでシェアでフラットじゃなきゃいけないみたいな話がインターネット登場して、そういう思想がもう接近した時代があって、だから情報はフリーじゃなきゃいけないみたいな、まあありえるかっていう話が世の中に蔓延したわけですよ。
そうなんだよね。で、それが今だから、どこに差を持っていくんだったっけ、まあうちらそうは言いながらビジネスでお金を食べているそこの差をどういう風に生み出すのかで食ってる。でも差を生み出すって言った瞬間、うーん。
はい、この辺でやめときましょうか。
この辺でやめとこうかな、これは結構思想的なところ。でも逆に言うとやっぱり今、現実論としてその差っていうところで我々お金稼いでるし、器としての立ち位置の部分で言うんだったら、その器とユーザーとの差、ある意味摩擦みたいなところでご飯食べてるみたいなところもあったりとかしますからね。
そうなんですよね。結局のところ、情報のアービトラジーみたいな微妙な差で食べてるみたいな感じはあるわけですよね。
あるわけですよね。まあなるほどな。
はい。
はい、というような感じですかね。
はい、私の千本ノック回というところです。様々な話題を赤メガネにぶつけるという回でございます。今日の話題の中で何だろうな、中心点がないかもしれないな、どこだろう。
中心点?中心点で言うのだと、でもやっぱりSpotify、ピッコマのところじゃない?やっぱりクリエーションの器からちゃんと物事を見ようぜっていうところはとにかく大事。
コンテンツ制作のコスト
誰もSpotifyとピッコマが似てるなんて思わないかもしれないけど、僕はすごい思ったんですよ。言い忘れてました。何が似てるかっていうと、漫画っていう単位って一話っていう単位に落とせるわけですよ。
CDのアルバムも要するに一曲っていう単位に落とせるっていうこの類似性が面白いなと思ったっていう話があって。
なるほどね。
バリューアンバンドルの話なのかもしれないですけど、アンバンドルすることによってマッチング効率を上げるっていう風にやってきたとしたら、漫画ってアンバンドル可能なところはあって、
アンバンドルすることによってさっきの話ですね、10話から11話に至るところに離脱ポイントがあるっていうことが判明するみたいな話が出てくるわけですよね。
そこは大きいよね。あと音楽が大体3分から5分の消化、時間の消化で言うと。コミックになってくると1話の消化のところで言うと1分から3分かな。
そうなんですよ。
そういうようなさっきの隙間時間っていうところのそれぐらいの時間単位で消化できるコンテンツだからこそ出せる技でもあるかな。
そうですね。今類似点の話をしてますけど、じゃあ違いは何かというと結構面白いなと思ってたりするんですけど、さすがに今日はもう話せないのであれですけど、また引き続きこの番組で今議論しましょうかね。
またちょっと器の話、Spotify、ピッコマンね、ここら辺の話面白いのでまた引き続きできればと思います。
というわけで本日はボイシのほうここまでにしたいと思います。ありがとうございました。
ありがとうございました。
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