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  2. #108 Spotifyがなぜポッドキャ..
2022-04-07 41:56

#108 Spotifyがなぜポッドキャストに注力するのか

spotify apple_podcasts youtube

◎今週のトピック

Spotifyがポッドキャストに注力している理由 / ポッドキャストと昔のWEB業界との類似 / LTVが高い商材 / アテンションがあるのに広告予算が追いつかなく / Gimlet・Anchor買収の意図 / Spotify CEO、Clubhouseについてどう思うか? / コンテンツ制作とリスナー体験 / YouTubeの勢いがすごい / YouTubeがアーティストに支払ってきた金額 / 何使ってる?音楽サービス

◎参照リンク

Spotify's Earnings; Spotify's Podcast Payoff; Universal, Taylor Swift, and Internet Power

https://stratechery.com/2021/spotifys-earnings-spotifys-podcast-payoff-universal-taylor-swift-and-internet-power/

Spotify CEO Daniel Ek Explains How The Company Plans To Help Artists (And Itself) Make Money

https://www.theverge.com/2021/2/23/22295315/spotify-ceo-interview-podcast-daniel-ek-music-stream-on

2.22.21 Investor Discussion And Q&A

https://streamoninvestordiscussion.byspotify.com/

Why marketers should care about the music industry's latest transformation

https://www.thinkwithgoogle.com/marketing-strategies/video/music-industry-changes/

How many users do Spotify, Apple Music and other streaming services have?

https://musically.com/2022/02/03/spotify-apple-how-many-users-big-music-streaming-services/

Amazon Music to overtake Pandora as No. 2 US music streamer this year

https://techcrunch.com/2022/02/25/amazon-music-to-overtake-pandora-as-no-2-u-s-music-streamer-this-year/

$4 billion paid to the music industry in last 12 months

https://blog.youtube/news-and-events/4-billion-paid-music-industry/


【Spotifyオリジナルで新番組がスタート!】

bytes by Off Topic

http://spoti.fi/bytesPodcast


\ インタビュー動画シリーズもはじめました /

最新話は、MicroAcquire CEOとスタートアップの民主化と新しいM&Aの在り方について話しました。

https://www.youtube.com/c/offtopicjp


◎Twitter

Off Topic https://twitter.com/OffTopicJP

Miki Kusano https://twitter.com/mikikusano

Tetsuro Miyatake https://twitter.com/tmiyatake1

00:06
みなさん、こんにちは。草のみきです。 宮武徹です。
Off Topicは、アメリカを中心に最新テクニスやスタートアップ、ビジネス情報をゆるく深掘りしながらご紹介する番組です。
今日のトピックは、Spotifyがなぜポッドキャストに注力するのか、について話していきたいと思います。
前回のエピソードはすごい好評でしたね、それは。
オンチェーンアイデンティティ。
よかったです。でも何かTwitterとかでも言ってくれてましたよね。
言ってくれてましたね。
ちょっと複雑なトピックだったので、ちょっと心配はしてたんですけど。
ちょっと確かに、難しいトピックではありましたね。
なんか、パート1、パート2あったじゃないですか。
はい。
あの、パート1の方が分かりやすかったと思うんですよ。
パート2がちょっと、もう少しオンチェーンの話とか、そっち系の話に行っちゃったんで、
ちょっと分かりにくかったかなっていうのは、ちょっと反省点としてあります。
前提、知識がちょっと必要なトピックだったかもしれないですね、なんか。
そうですね、確かに。
でも、やっぱりまたWeb3の話もまたできたらなっていうのは。
そうですね、またどっかのタイミングでできればなとは思いますけど、
今日はちょっと違うトピック。
おー。
について話したくて、
たまに我々も話してる音声領域の話なんですけど、
具体的にSpotifyの話と、
あと、今日なんでこのタイトル通りSpotifyがなぜPodcast領域に入るかっていう話をしたかったかというと、
実は一番最後の方に言うんですけど、Spotifyが今音声領域のトップじゃないですか。
音楽とかPodcastでいうと。
ただ、それがどこまで続くのかなっていう。
おー。
大丈夫ですかね、これ言って。
で、そこを考えたくて、今回エピソードをやろうかなと思ってたんですけど、
パート1というか前半の方はSpotifyがなぜ音楽だけではなくてPodcast領域に入ったかっていうところと、
あとその全体を振り返りながら、じゃあ誰がもしかしたらそこをリプレイするのかなっていうところ。
次の1年、1,2年でリプレイするっていうよりは、2年から5年ぐらい、
リプレイされる可能性が、いわゆるトップとしてリプレイされる可能性があると思うので、
そこに対してSpotifyとか他社が何やってるかっていうのを話せればなっていうところですと。
いやー、久しぶりの音声会ですね。たまにやってますけど。
03:02
確かにそうですよね。
昔だとクラブハウスとかそういうライブ音声とか、そういう系の話もしましたけど。
Spotifyですとやっぱり音楽配信サービスとしてIPをしてるわけなんですけど、
ただそのサービス自体に大きな課題があって。
いきなり。
音楽配信サービスとして。いきなりなんですけど。
もちろん売上がすごい伸びてる会社ではあったんですけど、利益率が結構厳しいですと。
正直なところ。ほとんどのテック企業、草野さんも見てるのでわかりやすいと思うんですけど、
スケールするとコストがフィックスとコストっていわゆる変動しないコストとか、
あと営業とかマーケティングのコストが売上と同じスピードで伸びないので、後々。
なのでスケールするとより利益率が上がるんですけど、いわゆるコストの割合がある程度フィックスされるっていう。
ソフトウェアは特に。
ソフトウェアは特にそうですよね。まさにそうなんですけど。
スポティファイの例えば研究開発コストとか、営業マーケティングコストとか見ると、やっぱり売上に対して低いんですよ。
それすごい良いことで。
ただ膨大なコストがあって。
それが音楽の著作権ホルダーに払うロイヤリティーコストで。
なるほど。
これは売上が上がると一緒に上がるコストなので。
それってアーティストに支払ってるものってことですか?
そうです。アーティストでしたりレーベルでしたり。
そうです。まさに場合によってはレーベルが、著作権持ってなかったりするので、持ってる人たちに払うとか。
スポティファイは結局去年だけで7ビリオンぐらい払ってるはずなので、結構払ってるんですよね。
でもクリエイターに支払ってるって意味だといい。
そうです。すごい良いことだと思います。
ただ同時に会社としては利益率が低いっていうところで、結局お金儲けがすごい難しいビジネスなんですよね。
しかもより厳しくするのが、音楽配信サービスって、曲のサプライズってあまり限定ものってないじゃないですか。
例えばスポティファイでしか聴けない音楽とか。
なんかスペシャルトラックみたいなとか。
たまにありますけど。
でも基本的にほとんど例えばヒット曲とかってアップルミュージックでも聴けたりするじゃないですか。
なんでそこのサプライが制限できないっていうか、エクスクルーシブなアクセスを持てないっていう。
06:01
確かに。
そうすると競合サービスも同じサプライを持ってしまう。
そうすると違いってあまり出てこない。
どっちでもいいよねっていうのはありますよね。
そうですよね。
そうすると価格の話になったりとか。
小さいUIの話になったりとか。
あとはじゃあ誰がよりディストリビューション持ってるのかっていうと、やっぱりiPhoneを持ってるアップルは強いので。
そうですね。
そこはやっぱ課題としてあるじゃないですか。
なんでこのWeb 2.0の世界ですとやっぱりこのサプライ側を囲い込むっていうのがすごい重要になってくる中で、
それをSpotifyができなかったんですよね。音楽だと。
だからこそPodcastに行ったと思っていて。
音楽業界ですとやっぱりその3社、3、4社の大きなレーベル会社が基本的にコンテンツをコントロールしている中で、
Podcastは個人がコントロールしてるじゃないですか。
でもPodcasterってアーティストと違って真似対しづらいんですよね。
Podcastの業界ってすごい面白くて、昔のWeb業界とすごい似ていて、
Podcastってだいたい今広告で真似対してるじゃないですか。
その広告の種類がすごい面白くて、
基本的にアフィリエイトマーケティングなので、何か買ってくださいよとかそういう話だと思うんですけど、
でもどういう商材を売ってるかと見ると、初期のWebと似てるんですよ。
初期のWebの広告見ると、例えばですけど、クレジットカードに登録してほしいですと。
そのために無料にiPodを渡しますみたいな話とか。
あとは例えばNetflixアカウントを登録してくださいって広告出したりとか、
サブスクの動画のオンラインコースに登録してくださいとか、
基本的に昔のWebほどLTVが高いもの、特にサブスク系を売る傾向が高くて。
スクエアスペースとか。
そうです、まさにスクエアスペースって言おうと思って。
高いサブスクですよね、あれは本当に。
そうなんですよ。しかも長年使うじゃないですか。
それとまさに似てると思っていて。
ただ問題は、そのような商材ってめちゃくちゃ多いわけじゃないんで。
だからこそ、これちょっと2018年のデータになるんですけど、
2018年ですとアメリカで月次でポッドキャスト聞いてた人って7300万人いるんですよね。
09:05
はい。
でもポッドキャストの広告市場規模が300ミリオン、300億ぐらいしかなかった。
はい。
っていうところで、アテンションがいってるのに広告予算が追いついてない。
ここはいくつか課題があったんですけど、
でもこの話って別に、これもインターネットと似ていて、
インターネット昔からアテンションがあったのに広告予算が追いつかないっていう流れ、
それこそマリーミーカーさんがこれをよくトラッキングしてたんですけど、
昔のそれこそ2005年とか2006年2007年とかの、
彼女が毎年書くインターネットトレンズレポートってあるじゃないですか。
それを見るとここトラッキングしてるんですよ。
いろんなチャンネル、例えばテレビとかラジオとか、
そこのアテンションといわゆるどれだけ皆さんが時間をそこに過ごすのかと、
それに対しての広告予算を比較してるんですよね。
例えば2005年とかですと、
明らかにインターネットに過ごす時間が広告予算と合わないっていうところで、
だったらインターネットにもっとお金が入ってくるんじゃないかっていうのが、
マリーミーカーさんの予測で正しかったんですけど、
でも同時にそこの広告予算が集まるイコール、
そこの技術がテクノロジーがどんどん出てくるっていうところで、
インターネットで何が起きたかっていうと、
2003年にグーグルがアドセンスをローンチして、
いわゆる広告が集権化されたんですよね。
いわゆる一つの場所で広告のマネジメントができるっていうのはすごい良いことで、
一箇所で全部広告を購入できて、
しかもその一社がいろんなところにリリーチができるので、
いろんなところからデータを集めて、
より良いターゲティングをできるっていう話がグーグルとしてあって、
この全体のウェブの流れを見ると、
スポティファイのポッドキャストの流れと割と似ていて、
そこに類似してくるんですね。
確かに。
そうですね。
個人的には類似していると思っているんですけど、
まずスポティファイってポッドキャスト流域に入るために何社か買収してるんですけど、
まずギムレットを買収しましたよね。
はい。コンテンツ。いっぱいコンテンツ持ってるポッドキャスト。
そうですね。
はい。
で、これなぜギムレットを買収したかっていうと、
まずアップルミュージックと優位性を作りたかったっていう、
いわゆるエクスクルーシブルなサプライを持てる。
アップルミュージックでもポッドキャストと全く別物じゃないですか。
12:00
アップルミュージックとは違うんですけど、
でも結果そこと比較されちゃうので。
なるほど。
アップルポッドキャストって無料なんで。
アップルミュージックイコールアップルポッドキャストプラスミュージックって考えてもらったら。
で、たぶん今ギムレットの番組見ると、
ほとんどもしくは全部がSpotifyエクスクルーシブルだったりしたはずなので。
なので、やっぱりそういうところに行ったなっていう。
で、もう一つやっぱり大きかったのが、
Spotifyからすると、
ポッドキャスト、ギムレットを含めて買収した理由って、
一つの広告ビジネスモデルを作れるからと思っていて。
それは、いわゆるペイアウトがそこまでないので、
いわゆる音楽のロイヤリティと同じように。
そうするとスケールができる。
なぜメガフォンっていう会社を買収したかというと、
メガフォンってポッドキャストのホスティングサービスですよね。
配信できるツールですね。
そうですね。
それをなぜ買収したかというと、
それを持ってるからこそ、
広告をポッドキャストに入れるインフラを持てる。
で、アンカーを買収したのも一部そこの理由ですよね。
アンカー、やっぱ便利ですよね。配信全部できるのは。
アンカー便利ですよね。
で、アンカーはそこの広告っていうところもあるんですけど、
やっぱりもう一つが、草野さんが言った簡単じゃないですか、作るのが。
いわゆる新しいポッドキャスターを生み込むために、
アンカーはみなさん使うので基本的に。
そうするとSpotifyがそこからデータインサイトを持って、
そこからエクスクリューシブに持っていくっていう流れになるので、
そこのいわゆるサプライ側の調達っていうか、
収集をするための買収なのかなっていうところが1個あります。
アンカー以外にないですもんね、なんか本当に。
やっぱなかなかないですよね。
昔は有料でしたよね。
そうでしたっけ。
アンカーではなくてポッドキャストのホスティングをするとか。
確かにサーバー借りてみたいな、
結構めんどくさいフローでしたよね。
そうですよね。
その時代はやってないんですけど、私たちは最初からアンカーだったんで。
そうですよね、我々はずっと最初からアンカーだったんで。
それができてから結構ポッドキャストが増えたなっていうのは印象にありますよね。
これどの、いつのデータかちょっと僕も覚えてないですけど、
アンカーが一時期、本当に新規ポッドキャストの半分以上が全部アンカーで作られてるみたいな。
15:01
そんなスタッフを昔出してた気がするんで。
それぐらいありそう、確かに。
全然あってもおかしくないですよね。
それほどやっぱり影響力ある買収だったと思うんですけど、
でも同時にそれによってSpotifyのオーディエンスネットワークっていう、
いわゆる広告ネットワークを彼らが作れて、
このSpotifyのオーディエンスネットワークの重要なところって、
そのポッドキャスターをベースにしてなくて、
視聴者をベースにしてるんですよね。
それって何を言ってるかというと、
例えばアンカー上で正直なところほとんどのポッドキャストって、
リスナー数って多分すごい低いじゃないですか。
番組が多いですもんね、そもそも。
番組がめちゃくちゃ多いっていうのはあって、
なので本当に場合によっては100回以下の再生回数とか、
場合によっては本当に10回とかしかない番組もいっぱいあると思うんですけど、
でもそうすると番組として広告主に魅力的かというと、
もしかしたら違うかもしれないじゃないですか。
10人しか聞かない番組だったら。
でもそれをエンドユーザーベースで見ると、
この人はこういう番組を聞いてるからこの広告に響くかもしれない。
であれば別にSpotifyからすると、
そのエピソードが10回聞かれてるだろうが、
1万回聞かれてても同じじゃないですか、エンドユーザーとしては。
そのエンドユーザーに対して広告をダイナミックに出すっていう話が、
すごいアンカーともフィットしますし。
いわゆる彼らの他の買収ともフィットするっていうところで。
これってもう完全にFacebookの広告モデルなので。
なのでここのスケールの可能性を感じて、
Spotifyはまずこのポッドキャスト領域に入ってきましたと。
プラスそのエクスクルーシブを提携すると、
それによってSpotifyのアプリにより戻ってくるんじゃないかっていう仮説があって。
実際これってジョー・ローガンさんのポッドキャスト。
でもSpotify自身も言ってるんですけど、
彼らのリスナーをより頻繁にSpotifyに戻ってきて、
プラス他のコンテンツも聞いてくれる。
だからこそこのWeb 2.0の世界ですとこのサプライガー、
うまく集められるのかっていうのが勝負になってくるんですけど。
だからこそSpotifyの広告売り上げは年々75%上昇かな。
今たぶん1ビリオンぐらいの年間の広告売り上げになってるのかな。
すごいですね。
なのでめちゃくちゃ成長している領域ですと。
18:01
ここからもすごい重要になってくる領域だと思うんですけど、
なんかこのSpotifyのコンテンツ戦略、
音楽からポッドキャストへの流れっていうのって、
すごい個人的にNetflixと似ているなと思っていて、
それによってSpotifyの広告売り上げが成長していって、
すごい個人的にNetflixと似ているなと思っていて、
Netflixってもともといわゆる誰でもアクセスできるDVDっていう市場から始まったじゃないですか。
そのDVDを買えば誰でも同じサプライを持てるじゃないですか。
それによってブロックバスターとか既存の競合と戦い始めて、
そこからいわゆるNetflixのブランド認知度を高めてユーザ数を増やして、
そこから配信の方に入るんですけど、
そこで配信を入るときに独占契約とかそういうのを取り始めて、
最後にオリジナルのプログラミング。
Spotifyもまさに同じ戦略をたどっていて、
音楽から始まってそこでブランド認知度を高めて、
ポッドキャストからいって、そこから独占契約しながら、
最近だと結構オリジナルとかも作り始めてる。
そんな話の中で誰がSpotifyを覆せるのかっていう会話になってくると思うんですけど、
これはアメリカの話です。
全市場で見ると大変なんで、
でも例えば去年の2021年の1月から3月頃にこの質問をした場合に、
たぶんほとんどの人がもしかしたらクラブハウスかもって言うと思うんですよね。
懐かしい。
懐かしいですよね。
そんな時期ありましたよね。
そんな時期ありましたね。
そうなんですよ。
すごい面白かったのは、
その時にちょうど市販機ごとの株主に対してアップデート状況をやってると思うんですけど、
その時にダニエルXさん、SpotifyのCEOが聞かれたんですよ。
クラブハウスについてですか。
クラブハウスについて。
どう思いますかっていうのを。
彼が回答した答えがすごい面白くて、
クラブハウスを1つの体験として見るのは間違いだっていう話をしていて、
2つ別々の体験として考えないといけないと、
Spotifyと比較する場合は。
はい。
その2つの視点っていうのが、
1つはコンテンツ制作の視点、
もう1つが消費、いわゆる聞く側の体験として見ないといけないですと。
21:04
で、この聞く側の体験からすると、
クラブハウスはSpotifyに勝てませんと。
うーん。
で、なぜかというと、
ライブでやってるからこそそこの差が生まれるっていうところで。
はい。
いわゆる何が常に何かいいものがあるかっていう保証がないじゃないですか。
うーん。確かに確かに。
ライブだと。
でもSpotifyだと基本的に何かいいものは絶対あるじゃないですか。
記録されてるし。
で、ただその反対側のコンテンツ制作側ですと圧倒的に楽なのでクラブハウスは。
すぐにできちゃうしカジュアルでしょ。
はい。
そこがダニエルさんからすると一番怖かった部分。
うーん。
制作家ってクリエイターの話なので、
クリエイターを失うんじゃないかっていうのが一番多分怖かった部分。
あー。
確かに。
楽ですもんね。
ポッドキャスト番組1エピソード作るより。
そうですよね。
なんか気楽に入って会話するみたいな。
気楽に意外とすごい人呼べちゃうみたいな。
そうですね。
ライブだからこそできるクリエイションってありますもんね。確かに。
そうですね。
なんでそういうところでやっぱりちょっと怖い部分はあったんですけど、
やっぱりオフトピックでも過去のポッドキャストでも話したように
クリエイターの方がやっぱり今価値があるので、
結局リスナーってクリエイターを追っていくので、
クリエイターが別の場所に行けばそこに行くだけなんで。
はい。
なんで、だからこそクラブハウスとかがそういうところでは
気になってるっていう話だったんですけど、
もちろん今ですと最終的にはそこまで競合してないというか、
おそらくクラブハウスとスポーティファイを追い越さないと思うんですけど、
じゃあ誰なんだろうっていうところを考えた時に、
AppleなのかとかAmazonなのかとか色々出てくる中で、
個人的にはGoogleだと思ってまして。
具体的に言うとYouTubeですね。
そうですね。
結構やっぱ過去のエピソードでもYouTubeのポッドキャスト戦略の話とか、
WISEとかもたまにしてるかな。
ありますよね。結構勢い最近ありますよね。
勢いめちゃくちゃありますよね。
確かに。
でもYouTubeっていうのは実はポッドキャストのコンテンツ制作とか、
スポーティファイのコンテンツ戦略と、
もう昔からこれを同じことやってて、ただそれが動画側だったんですけど、
24:02
そもそもポッドキャストのようにYouTubeの動画って出す障壁がないじゃないですか。
いわゆる映画と違って申請プロセスとかそういうのがあって、
誰でもアップロードできる。
で、制作コストがある程度低い。
で、しかもホスティングが無料。
魅力的。
しかもめちゃくちゃ幅広いコンテンツがあるので、
そうするといろんなユーザーの興味度合いも分かって、
そこで広告にもつながって、
で、アルゴリズム通してディスカバリーもアップロードできる。
で、アルゴリズム通してディスカバリーもありますと。
で、あともう一つすごい重要な、GoogleとSpotifyの1個の違い。
いわゆるYouTubeとSpotifyの1個の違いっていうのが、
やっぱGoogleの存在です。
ああ、広告ってこと、システムってことですか。
広告システムも、システムももちろんそうですと。
そこは確かにすごいめちゃくちゃ大きいんですけど、
もう一つは、コスト面で赤字でも全然GoogleはOKだったっていう。
多分最初の10年ぐらい赤字でも全然OKだったので。
それなんかでも、あれですね、
本業じゃないから力めっちゃ出しても大丈夫みたいな。
ストリーミング、最初別に少なくても本業あるから全然大丈夫ですみたいな。
そこに最初にディズニーはつなげらればいいですからね。
でも、Googleというアルファベットという大きな母体がありますので。
大きいキャッシュがキャッシュを回す組織の中でいるんで。
やばい、強すぎる。
なので、いわゆるスケールが簡単にできたんですよね。
コストのことあんまり考えずに。
でも、Spotifyってそれができないじゃないですか。
それだけの会社なので。
つらいですね。
そこが1個あるのと、あと草野さんがまさに言ったように、
広告システムというのが、やっぱりYouTubeって昔から優れていて、
過去のポッドキャストでも話したように、
一番クリエイターに支払いしてるんじゃないかと。
YouTube、確かに。
一応、過去3年で30ビリオンクリエイターに渡してるんで。
それはすごいですと。
今現在ですと、草野さんも言ったように、YouTubeは結構ポッドキャスト領域に目をつけていて。
そこでSpotifyの競合になるんじゃないかというところで。
27:02
そもそもこのポッドキャストを話したかった一番のきっかけが、
前にオフトビックのスラックチャンネルで草野さんとも協議したことがあるんですけど、
バイツの広報記事として上がったもので、
パンドラの音楽配信サービスがあるんですけど、
そこが音声ユーザーがめちゃくちゃいるんですけど、
でも課金してるユーザーがすごい少ないっていう記事になっていて、
その中である図があって、
その図で書いてあったものが、
2018年から2025年の間のアメリカ内でのいろんなサービスで課金してるユーザー数。
もちろんSpotifyとかAppleとかAmazonとかそういうのが出てた中で、
一番面白かったのが、2023年あたりに予測されていたのが、
YouTubeプレミアムプラスYouTubeミュージックがAppleミュージックを超えること。
Appleミュージックって今2位なので、
一位がSpotifyですね。
2位がAppleミュージックで、2023年に2位が変わると。
2025年のユーザー数で見ると、
Spotifyがまだ1位で、Spotifyプレミアムですね。
が1位で5220万人。
YouTubeプレミアムが4660万人。
かなりほぼ同一になりますと。
っていう図を見て、これ可能性があるんじゃないかなと思って、
そこから調べ始めたものなんですけど、
全体のグローバルな数字を見ると、
Spotifyがもちろん1位で、Appleが2位なんですけど、
全世界の2021年の音楽サブスクユーザー数が
5.2億人いて、
これもめちゃくちゃ増えてるんですけど、
Spotifyが31%ぐらい持ってると。
Appleが2位で15%ぐらい持ってるんですけど、
YouTubeミュージックってまだ8%しかないんですけど、
でも去年2020年から2021年で50%成長してて、
逆にSpotifyのシェアって落ちてるんですよ。
2019年34%で、2020年33%で、2021年31%なので。
30:08
落ちてるんですよね。
落ちて一番上がってるのがYouTubeミュージックで、
それ以外にTencent MusicとかNetEase Cloud Musicとか、
いわゆるアジア系のサービスが伸びてるのもあるんですけど、
それをパーセンテージじゃなくて、
例えば実際のベースの数字を見ると、
Spotifyって2021年情報によると4億人のMAU。
課金ユーザー、プレミアムサブスクライバーですと1.86億人。
めちゃめちゃいいですね。
圧倒的に1位で。
Apple Musicが、これちょっと2019年の数字になっちゃうんですけど、
6千万人。
なので3分の1ぐらいですかね。
もう少しいると思うんで、今は。
例えば今8千万人とかいったとしても、半分以下。
そんなに人気ないですね。
Amazon Musicが5千5百万人。
Apple Musicも好きなんだ。
Spotifyも好きですけど、Apple Musicも好きなんですけど、
そんなにいなかったんだっていう。
思ったほどいなかったんですよね。
確かに誰も身近でいないな。
僕はApple Music使ってるんで。
Apple Music便利ですよね。
どっちも使ってるんですけど。
便利ですよね。
でも意外とSpotifyが全世界だと圧倒的に強いっていうところ。
意外とAmazon Musicが5千5百万人。
これ2020年1月の数字なんですけど。
あそこはPrimeもいるんで。
そこら辺も影響してるのかなっていうのはあるのと。
Tencentが無料のユーザー入れると6億人。
課金してるのが7千100万人。
さすが中国だなっていうところで。
Pandoraが5千2百60万人の無料ユーザー。
Pandoraってやっぱりアメリカ中心で人気なんですか?
アメリカ中心ですね。
ちょっとヨーロッパでもやってるのかな?
主にアメリカだと思います。
そのうち650万人が課金。
めちゃくちゃ低いです。
例えばサウンドクラウドとか。
これMAUかな?1.75億人とか。
ちょっと課金ではないので。
YouTubeが最近プレミアムとミュージックの登録者数を発表したんですけど、
5千万人。
Apple Musicは8千万人でしたっけ?
Apple Musicは2019年時点で6千万人。
6千万人。結構近づいてますね。
結構追いついてると思う。
33:01
でも実はもう一つすごい重要なのが、
YouTube全体の音楽リスナー。
YouTube全体の音楽リスナー?
YouTubeって無料でみんなミュージックビデオとか見るじゃないですか。
普通にミュージックビデオを見るっていうことですか?
見るとか。
ほとんどの人はバックグラウンドで聴いてるので。
でもこれ2020年の11月にYouTubeのリスナーが出てきて、
でもこれ2020年の11月にYouTubeの音楽領域のトップの人が言った話なんですけど、
YouTubeに音楽を消費するユーザー数って20億人いて、
圧倒的に。
圧倒的に多い。
急に数が。
めちゃくちゃ多いですと。
あと数字の話をすると、
Spotifyが7000億円くらいクリエイターに支払ったって話があったじゃないですか。
YouTubeってどれくらい支払ったと思います?
アーティストとか音楽関係の。
音楽だけでですか?
音楽だけです。
広告収入も入りますか?
もちろん広告収入も入ります。
結構ありそうですよね。
2020年の6月から2021年の6月の間に4ビリオンくらい払っていて、
これがYouTubeミュージックのサブスクの一部と、
あとはミュージックビデオとかいろんなUGCの動画があるので、
そこで使われたサウンドトラックとかの一部の広告。
あれいいシステムですよね。
めちゃくちゃいいシステムですよね。
自分で好きな動画作って、
それがアーティストにも還元されるのはめっちゃハッピーじゃんっていう。
そこで広告発声すると還元されて素晴らしいですね。
素晴らしいシステム。
Spotifyができないことですよね。
できないですね。
できたらいいんですけどね、
それこそPodcastの中に曲入れるとか、
キーボードしてありますけど。
確かにそれでも後々やりそうですよね。
ミックスするという意味で、
Podcastの中に曲入れ込むことができるんですけど、
Podcastと音楽を同時に流すみたいな。
できたらいいでしょうね。
やりそうですけどね。
もちろん今Spotifyがここではリードを取っているんですけど、
これでも2020年から2021年の6月の12ヶ月の話で、
そこでわかった数字がだいたい全体の広告売上の20%ぐらいなんですよ。
アーティストに支払っている枠が。
そこで単純計算をすると、これが実際の数字かはちょっと置いてですけど、
YouTubeって2021年28.8ビリオンの広告売上を出してるんですよ。
うん。
なんで約30ビリオンぐらい。
3兆円ですかね。
やばい数字ですよね。
36:01
出してるんですけど、その20%を取ると6千億なんですよ。
で、それってもうほぼSpotifyの7千億とほぼ同一。
なんで勢いが結構やばくて、
でもそこでちょっと思い出してみたんですけど、
YouTubeの広告売り上げっていうのは、
実はいろんな施策をポッドキャスト領域でやってるので、
そこの話とそれに対してSpotifyがどう回答、回答というかカウンターできるのか、
もしくはどのように回答できるのか、
それに対してSpotifyがどのように回答できるのか、
それに対してYouTubeの広告売り上げっていうのは、
実はいろんな施策をポッドキャスト領域でやってるので、
そこで、その時点で、
それに対してSpotifyがどう回答、回答というかカウンターできるのか、
もしくはカウンターできないのか、
っていう話をできればなとは思います。
宮武さんはメインで使ってるのはApple Musicなんですか?
音楽だとApple Musicですね。
ポッドキャストとかをSpotifyとかで聞いてるっていう。
ポッドキャストを音声だけですとSpotifyで聞く時もあるんですけど、
主に僕はYouTubeで聞いてます。
あれSpotify。使って。
すみません。
バイツだけ聞いて。
そんな言っていいのかな。
そんな回答が出てくるとは思わなかった。
僕がなぜそうしてるかというと、単純に長らきギギができないんですよ。
言ってましたね。
試したことあるんですよ。
Spotifyでポッドキャスト聞きながら仕事しようとしてたんですけど、
どっちかにしか集中できない。
どうしても僕が見るポッドキャストっていうのって、
教育系っていうか学びが多い系のやつなんで、
あんまり雑談系って聞かないんで。
それは仕事ができないですね。
そうなんですよね。余計仕事ができないと、
どうしてもメモを取りたくなっちゃう時があって。
そうすると長らきギギがさらにできなくなっちゃうので。
そこは僕のポッドキャストの使い方の間違いかもしれないんですけど、
だからこそYouTubeで動画ポッドキャストを見るケースが多いですね。
しゃべっているのは見たいですか?
見たいのはありますね。
場合によって動画ポッドキャストでわりとしっかり編集しているものとかあるので、
意外とちゃんと表情とかそういうのを見たいって思っちゃうんですよね。
面白いですね。
なんでポッドキャストやってるんだっていう話ですけど。
なんでですか?
いや、うちらが。
あれでポッドキャストやらないの?
そうですよね。やりたいんですけど、どうなんだろう。
39:02
CRLトークで試してみてるんですけど。
そうですよね。
そうですね。リアル収録とかしたいですよね。正直いうと。
リアル収録。だいぶやってないですよね。
ほぼやってないですよね。
オフトピックでやってないですよね。
オフトピックでやってないですよね。
オフトピックだとコロナ前ですよね。多分。
でもプレミアムってちょっと高いじゃないですか。
ちょっと高いじゃないですか、スポーツファイターで。スポーツファイターだと980円とか、
たぶんアップルミュージックもそれぐらいだと思うんですけど、1000円いかないぐらいの。
YouTube、ミュージックは同じ価格なんですよ。
でもプレミアムだと1180円ぐらいして、なんかちょっと高みだなっていうのは思うんですけど。
プラス動画で広告なしっていう。
それがありがたいですよね。
そうですね。
バックグラウンド再生とか。
そこらへんはすごい重要なポイントだと思うので、YouTubeがこういう音声領域とかポッドキャスターの領域に入るのには。
私もビデオポッドキャストをPCで見て、部屋の中に移動したいなっていう時にスポーツファイターに変えるんですけど、
プレミアム入ってないので。
なので、なんかそういうのはありますよね。
でも今それまさに試し始めてるんですよ、YouTubeが。
無償でカナダだけなんですけど、バックグラウンドを再生できるように。
ポッドキャストだけってことですか。
YouTubeの動画を。
じゃあもうプレミアムいらないじゃないですか。広告なしってだけですか。
広告なしだけですね。
オフラインの再生ができるとか。
バックグラウンド全開放されるかもしれないですね。
可能性は。
それデカいですよね。
それはデカいですね。
でもそれYouTubeミュージックだけかもしれないです。
なるほど、ミュージックとかもしかしたらポッドキャストとか。
でもそれを全部にやってもおかしくないと思うんですよ。
それは危機的な状況ですね。
1機能でこんなに変わるとは。
これだけだってそれ専用のアプリとかいっぱいあるじゃないですか。
多分本当は良くないアプリかもしれないですけど、YouTubeの流れ劇ができるような。
いやーちょっと気になります。
はい。
じゃあ今回はそんなところで。
今回も聞いていただきありがとうございました。
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今回の収録はYouTubeでも聞くことができます。
またスポーティファイでも10分で分かる。
ぜひスポーティファイで聞いてください。
いきなり。
回収しないでください。
スポーティファイでも10分で分かる最新テックニュース解説バイツも更新していいので。
これはスポーティファイでしか聞けないのでぜひチェックしてみてください。
それではまた次回お会いしましょう。
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さようなら。
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