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2025-04-08 30:00

マーフィーの法則【第225号音声版】

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失敗する可能性のあるものは,失敗する(Anything that can go wrong will go wrong)

STEAM NEWS:

https://steam.theletter.jp/posts/9a555480-0065-11f0-aa07-bf21d5d64260

世界遺産の旅:

https://ichi.substack.com/

お便り・ご質問:

https://forms.gle/2qsSFurJ4YMHx2e99

差し入れ:

https://ko-fi.com/steamnews

サマリー

エピソードでは、マーフィーの法則とその関連する概念が解説されています。特に、失敗する可能性のあるものが実際に失敗する法則や、現実におけるタイミングの重要性、判断と決断の違いについて詳しく掘り下げられ、アメリカの製造業の特性についても言及されています。また、マーフィーの法則に関連して、日本における文化や技術者に対するアプローチも考察されており、バターを塗ったトーストが床に落ちる確率とそれに関する研究成果についても触れられています。

マーフィーの法則の紹介
いちです。おはようございます。今回のエピソードでは、マーフィーの法則についてお届けをします。このポッドキャストは、僕が毎週メールでお送りしているニュースレター、
スティームニュースの音声版です。スティームニュースでは、科学、技術、工学、アート、数学に関する話題をお届けしています。
改めましていちです。このエピソードは、2025年4月8日に収録しています。 このエピソードは、メールでお送りしているニュースレター、スティームニュース第225号から
マーフィーの法則についてお届けをします。 スティームニュースは、スティームボートの取り組みのご協力でお送りしています。
というわけで、今回のエピソードは、マーフィーの法則についてお届けをします。 皆さんはこんな法則をご存知でしょうか。
失敗する可能性のあるものは、失敗する。 こちらはですね、ライターのアーサーブロックが
マーフィーズロー、日本語タイトルはマーフィーの法則という本を出版して、マーフィーの法則として広く知られるようになった法則です。
英語版、オリジナルの方がですね、1977年に出版されています。 その後何度かですね、改訂版が出版されて、現在手に入る最新版は
26周年記念版ということになります。 なんでね、26周年なんだろうというふうに思うんですが、この26周年記念版の表紙を見ると
25っていうふうに書いてあって、5の上に6って書き直してあるんですね。 多分25周年に出そうと思って間に合わなかったんじゃないかなというふうに勝手に
想像をしています。で、この26周年記念版では マーフィー学、英語版の方なのでマーフォロジーというね単語を作って
まあマーフィーの法則がもはや学問だという風な主張も、まあ半分ジョークなんですけれどもされています。
ではここからマーフィーの法則をいくつかね 紹介をしていきたいとおもいます。
最もよく知られたマーフィーの法則は 失敗する可能性のあるものは
失敗するというもので、これはエンジニアの冗談だったんですね。 その後様々な派生系も含めてマーフィーの法則と呼ばれるようになっていきます。
なお法則と言っても必ず起こるというものではなくて 起こるものと仮定しておけば気が楽になる程度の意味合い
と思ってください。 この派生系、マーフィーの法則の派生系の中で僕自身が心がけている
いくつかの法則があるので、その中から3つ ご紹介したいと思います。もちろんね最初のオリジナルの法則失敗する可能性のあるものは
法則の具体例
失敗する まあこれはもう肝に銘じていることなのですが
その派生系ということで次の3つをご紹介したいと思います。 1つ目
絶好のチャンスは最悪のタイミングに訪れる。 まあ
あるあるじゃないですかね絶好のチャンスってこう最悪のタイミングに やってきますよね
いやまあこれ
なんか恋愛でもあるあるだし それから
そうですねまあ就職活動なんかでもあるあるなんじゃないかなと思います 現在のねあの大学生大学卒業生の就職活動でもだいぶ
システマティックになっていて その
web でねエントリーして今この採用の連絡が来るというシステム あるかと思うんですが
まあまあ僕たちまあ僕はね就職氷河期世代なんですかまぁ電話でのやり取りだったん ですよね
でそのタイミングの問題であるとかね こう重なったりとかしたりとかそういうことも含めて
絶好のチャンスは最悪のタイミングに訪れるという法則皆さんもご経験あるん じゃないでしょうか
僕はねもうそんなものだと思ってもう最悪のタイミングでも 北玉は振るというふうに心がけていたというかまあいるんですがいや
いたが正解かなもうこの年ですからねもう今年52歳ですからね ままりこきた玉ばっかりきた玉全部振ってたらあの
ちょっと体が元なくなってきたのでずっと玉は見るようにはなってきたんですが まあそれでもね北玉を振るをやっていると空振りばっかりすることになります
まあ絶好のチャンスは最悪のタイミングで訪れるという法則 まあちょっとこう身につまされる思いをされる方もいらっしゃるかもしれません
2つ目 先に許可を得るより後で謝罪する方が簡単だ
先に許可を得るより後で謝罪する方が簡単だ これはの朝ブロックの音オリジナルの本
マーフィーの法則ではスチュアートの事故報告の法則として紹介されているんですが 僕が知る限りこれは計算金言語コボールの開発者
別名コボールのおばちゃまグレースホッパーというね女性軍人の言葉です 彼女はね
今なんかこのこれこれこういうことをやりたいんだけれどもっていうふうに今彼女は 軍人ですから軍の許可を得ないといけない
上司の許可を得ないといけないんだけれどもやってから後で謝った方が簡単だっていうね ことを主張したというか発見したというか
まあそういう方なんですがその彼女の法則がこの マーフィーの法則にも収録されているということですね
先に許可を得るより後で謝罪する方が簡単だというね ことなんですね
これはほんとその通りだと思いますやっちゃった物勝ちというのがね 日本語で一言で言うと
当てはまるのじゃないかなと思うんですが
やってから謝るっていうのはね ありかもしれないなぁと思う次第です
3つ目いきましょうこれねもう僕ねもうめちゃくちゃね刺さってる言葉なんですよ えっとまぁ僕のようなねあのエンジニアだけじゃなくてもうほんとね
社会人今大学生高校生の皆さん あの同じことを考えられると思うんですが3つ目ご紹介する
マーフィーの法則はこうです ノギスで測り
チョークで印をつけ 斧でぶった切れ
どうでしょうかマノギスで測ってノギスてんなぁのマイクロミーターですね あの超精密な物差しですね
超精密な物差しで測るんだけれどもチョークで大雑把に印をつけて さらに斧でぶった切れっていうね
もう何のためにノギスで測ったのとか何のために印つけたのまあ印つける時点で ちょっと大雑把になってますけれども
斧ってね まあ言うたら振りかぶってこう
ブワーって切るわけですよね
そんなんでいいんかいと思うかもしれないんですが世の中そんな風に動いてますよね これも冗談に見えるっちゃ見えるんですけれども
実はその深い洞察があるんじゃないかなという気がしています 特にねあの
まあ僕が個人的にはですよ個人的には一番大事なのはチョークで印をつけるところ じゃないかなと思います
ノギスで測るあのこれね世の中のもう何事もそうだと思うんですけれども 判断というのは非常に正確にしないといけないとは思うんですね
判断というのは例えば入試で何点まで合格にしますよとか 授業でもそうかもしれないですね何点まで合格にしますよとか何人まで合格にしますよ
というのは まあ非常に精密に実施しないといけない
だけれども どっかで決断しないといけない判断というのは
その 政治に行うんだけれども決断てまぁどっかでいいやとやらなきゃいけないじゃないですか
それでもそのそんなに回数を高くない わけですよね
例えば入学試験て大学の入学試験検定 今言えてなかったですね大学の入学試験て1点刻みで実施をしますまあ場合によってはねほん
ど0.5点刻みとかで実施をしますが どっから入学馬合格でどっから不合格かっていうのはもうエイヤで決めるしかない
いいですね定員できるっていうのはちょっと難しくて 合格者の中に自滞者がいるので定員プラスアルファ取らなきゃいけない
まあアルファはせいですよ 定員が100人だったら
自滞者が10人いるとしたら110人まで 取らないといけないんだけれども自滞者が何人いるかというのは事前にわからないので
そのどっかでエイヤって線を切らなきゃいけない 100人じゃなくて110人なのか111人なのか
109人なのかどっかで線を引かないといけないそこはエイヤなんですね で
そこを まあチョークで印をつけるっていうふうに表現している
このマーフィーの補足はまさにねあるあるだなというふうに思うわけですよ だから判断と決断の違い
いいですねでさらにそこからじゃあどこでぶった切るのか じゃあそこで
バサッと切るのはどうするのかというと結局斧で切る だ斧って制御できないわけですよね
めっちゃ正確にね斧でこう切れる人もいるかもしれないですが まああの僕自身もねその斧で巻き終わったりとかする人ではあるんですが
まああのチョークで印をつけた場所に斧振り下ろせるかっていうとやっぱりブレるので 斧でさらにこう
あのブレてるっていうかあと大雑把になるわけですよね で
そのすごく大事なのはこのノギスマイクロメーター
ノギスで測りチョークで印をつけ斧でぶった切れのノギスで測りの人なんですが この人に
責任を負わせないっていうことすごく大事なんじゃないかなっていう気がするんですよ ノギスで測る人ってどうしてもやっぱり繊細な人が多いしその繊細に
任せるべき仕事ではあると思うんですね そういう人が繊細にあのプレサイスに精密に印印というか長さを測る
だけれどもその人の責任にできない しちゃいけないことだと思うんですよ
その人を測るまでで決断っていうのはチョークで線を引く人の責任だと思うんですね でないと
その繊細に線を引くというか長さを測る人が潰されてしまうから 繊細さを守れないから
だからそのチョークで線を引く人っていうのはノギスで測る人守らなきゃいけないし で
その 斧でぶった切る人に委ねる
弾力っていうんですかね そこを
なんていうのかな区切らないといけない インターフェースにならないといけない
人物だと思うんですねだからチョークで線を引く人っていうのが世の中で一番 大事な一番ってことはみんな大事なんだけれども
その一番責任を取ってるのに一番評価されてない人だと思うんですよねどうしても やっぱり
斧でぶった切る人の方が決断力があるとかリーダーシップがあるって言われるんだ けれども
実はチョークで線を引く人がノギスで測る人を守ってるんじゃないかっていうのは まあ僕の印象
なんですね だから長さは慎重に測られるんだけれどもその印チョークでの印は大胆につけられている
で長さが結局その結果はマチマチになったり あのなんていうのかな
測るたびに長さが違うって文句は言われるんだけれども そのチョークで線を引く人がノギスで長さを測る人を守っているし
またその 斧でぶった切る人に決断を即しているというと側面もあるんじゃないかなと思ってこの
マーフィーの法則まあ僕が紹介する3つ目 ノギスで測りチョークで印をつけ斧でぶった切れというのがね
製造業の特性
大事な法則なんじゃないかなというふうに思う理由です でもこれ見てるとねどっちかというと年だここでアメリカンなものづくりの印象が
あるんですよねまあアメリカのものづくりって言うと まあ現在で言うとテスラモーターズとかねテスラの移動車とか
あの昔1970年代80年代で言うと テキサスインスティルメントとかモトローラとか
日本にも輸入していた半導体ですね あの今じゃ信じられないですけれども80年代と日本からね世界に半導体を輸出していた
アメリカにももちろん輸出していた時代があったわけなんですがその前の時代っていうのは 日本がアメリカから半導体輸入してたんですね
まあ今のねあのトランプ大統領の中にポン吉からーって言ってるのはまあその時代の 印象から言ってると思うんですが
今全然違いますよもうアメリカで世界アメリカあるいはイギリスで設計していて 台湾や中国で生産してというのがね
実情なんですがもうちょっと日本どこにいるんだよという感じなんですけれども 70年代80年代というのはそういうことがあったということを
なんですねで そんなことを思い出しながら考えるとアメリカの製造業というのは
ノギスで測りチョークで試乗しをつけようのでぶった切れという まあ一言で設計がめちゃくちゃ精緻なんだけれども製造は結構大雑把というところ
まあこれイタリアの産業にも近いかもしれないなぁとかねそんなことを 思うわけです逆にね日本て
やっぱり個現場の生産にすごいこう優秀な人がいるのでそこが 何なんでしょうねこれ民族の違いっていうのはちょっと安直な言い方かもしれないんですが
まあ文化の違い 技術者を大事にする日本の文化
っていうところが現れているのかもなーっていうのはマーフィーの法則を通しながら 感じるところ
トーストに関する法則の考察
です でそのマーフィーの法則ねこのオリジナルのマーフィーの法則の中にこんな法則があるんです
落としたトーストがバターを塗った面を下にして着地する確率は 絨毯の値段に比例する
ねこれマーフィーの法則ね他にもいろいろあるんですが何々に比例するというの いっぱい出てくるんです
今回の法則は猫のトーストにバターを塗ったとしてまぁ片面に塗りますよねってこれが まあなんか床に落としちゃった場合まあ床カーペットの上にね
落としちゃった場合にバターの面が下になって落ちるつまりカーペットが汚れる確率は カーペットの値段に比例するっていうね
法則でも法則によってはあの書籍によっては正確に比例するなんて書き方もされて いて
まあものすごくね数学的な数学的というか数学風の言い回しをしているんですね まあマーフィーの法則がもともとその江戸マーフィー
8これはキャプテンなので8空軍のキャプテンなので これ対移ですかねキャプテン
海軍とね陸軍空軍での翻訳が違うんですが のマーフィーは
8 キャプテンはあと対移ですね
マーフィータイのがエンジニアだったのでどんま数学的な言い回しわざとね 冗談なんでしょうけれどもそう言い回しをします
落としたトーストがバッターを入れた面を下にして着地する確率はカーペットの 値段に比例するなんて比例するなんてね
数学的な表現なんですがこれわざとなんですね でまぁわざとといえばまあ僕コメディ映画のねライヤーライヤー思い出すんですよ
ジムキャリーが出演しているまあ主演している映画で そのジムキャリーがね弁護士役である日嘘をつけなくなってしまうという設定なんですけれど
も 彼が私には嘘がつけないっていうのを叫ぶところね
あの英語ではねもう簡単に I can't lie っていうふうに言うんでしょうけれども こんな風に言うんですあの私には虚偽を申し述べる能力なし
I am incapable of lying っていうね
嘘をつけないっていうのをあえてこう incapable っていうあの単語を使って表現するんですけれども
まあそれと近いニュアンスがこのマーフィーの法則 個々の法則にもあるかなと思うのでわざと数学用語を使うというところがね
あるんじゃないかなと思います でこれに触発されたかどうかわからないんですが
イギリスの物理学者ロバートマッシューズが1995年に
ほろげ落ちるトーストマーフィーの法則そして基本定数という論文を書いていて このバターの麺が下になって落ちることは宇宙の法則だというね主張を
しているんです実際にこのトーストをねあの片側 バターを塗ったトーストを何回も落下させて
バターの麺が下になる確率をね求めているんです やっぱりバターの麺が下になる確率が高いそうなんですね
まあこれはまあ重心の変化だと思います 何も塗らないトーストはねどちらの面が上に山上人が下にか
どちらの面が下になっても同じなので確率は同じなんですけれどもバター塗ると そっちの面が下になるという確率がわずかに上がる
そうなんですね なんとですね21,000回の追実験をしているそうですやりすぎでしょあんたって思うん
だけど 21,000回その
バターを塗ったトーストを落下させることでどちらの面が下になるかというのを 研究しています
でこのイギリスの物理学者ロバートマシューズ 1996年にイグノーベル賞を受賞しています
いや本当におめでとうございますというかね いや根性ですよね
ちょっと羨ましいですいや羨ましいというかねもうお前もやれよという話ですよね あのいつか
この
イグノーベル賞を取れるように頑張りたいと思います で
楽観主義者としてのマーフィー
このエピソードの最後にねマーフィーの法則の中でもとっておきの法則をご紹介したいんですが これがですねマーフィーは楽観主義者だった
まあフィーバーズのオプティミスっていうね法則があるんですがこれもあの 法則の法則で
まあ中メタな法則っていうんですかね一段上の法則が書かれてるんですね あのマーフィーの法則というのはオリジナルは失敗する可能性があるものは失敗するつまり
悪くいく可能性があるものは悪くいくっていうことなんですがそれは楽観主義だと まあ実際にこの応用として悪くいかない可能性失敗する可能性のないものも失敗する
っていう法則も マーフィーの法則の方にはあの収められているんですが
まあこれをあの
なぜですかねまあこの一括して一つの法則にまとめると マーフィーは楽観主義者だったというふうにね言えるんじゃないでしょうかね
で これマーフィーは楽観主義者だったって流石に
いやもうちょっとうがった見方すぎるんじゃないかなと思うんですが2025年の 国際政治を見ていると
まああながち間違ってはいないのかもとは思ってしまいますというのはまあこのマーフィー は楽観主義者だったの法則の応用事例として
悪くなる方向に限界はないとかですね まあ事実と主張されるものは実際には強硬な意見に過ぎないとかですね
なんかこう 2025年のアメリカ大統領の発言を見ているとあるいはアメリカ
の行政の発言を見ていると なんか当てはまるんじゃないかなぁみたいなね
ことは思ってしまうわけですよね そんなことを思った次第です
メールでお送りしているニュースレタースティームニュースでは毎週ね今週の書籍 としまして書籍の紹介をしているのですがこのスティームニュース
第225号では マーフィーの法則という書籍をご紹介していますこちらねあの古本になっちゃうん
ですが日本語訳もあるんですが 英語版のねオリジナルの方第26周年記念版が電子書籍でも
手に入りますただし残念なことになんですがあの オリジナルに比べると
省略された法則もいくつかあるみたいですもこれにちょっと僕の記憶を頼りにしゃべっ ているので間違ってたらごめんなさいなんですが
例えば
アッサーブロックオリジナルのマーフィーズローコンプリートっていうのが第4版になるんですね 1990年の第4版
で掲載された法則で翻訳不幸の 言えてないな翻訳不可能なものが省略されています
例えばコールの法則とこれ英語でねコールスローって言うんですけれども つまり
千切りのキャベツですよねっていうふうに書いてあったんですよ これ省略されていました
そんな風にねあのちょっと古い書籍も古本でもし手に入るんであれば読んでみると まあアメリカンジョークを楽しめるかもしれません
というわけであの今回のエピソードひたすらねマーフィーの法則をお話ししましたが引き続き スティームニュースでお楽しみいただければと思います
sunday you get something good and you don't know why
sometimes it all comes together you know it's right
feeling like this never gets old whatever i do i won't let go look at us now
there's nothing that's holding us down you and me as good as could be living this dream that we found look at us now oh look at us now
there's so much waiting before us we've yet to find
30:00

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