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2026-01-14 24:58

21世紀最初の25年のブレイクスルーと「もしかしたら」の大発見【第265号音声版】

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サマリー

このエピソードでは、21世紀初頭の25年間における科学のブレイクスルーや「もしかしたら」とされる大発見について紹介しています。ナショナルジオグラフィック社の特集を基に、物理学、生命科学、地学の重要な発見が取り上げられ、それらの影響について考察されています。特に、太陽系外惑星における生命の兆候や、新たに発見される可能性のある大球惑星、また小惑星から見つかるアミノ酸の発見が宇宙における生命の存在可能性に与える影響が考察されています。

21世紀最初のブレイクスルー
いちです。おはようございます。今回のエピソードでは、21世紀最初の25年のブレイクスルーと、「もしかしたら」の大発見についてお届けをします。
21世紀、今年2026年になりました。21世紀というのは2001年から始まっているので、今年で21世紀25年目、4分の1四半世紀が経過したところということで、
アメリカのナショナルジオグラフィック社が、この四半世紀を振り返るという特集をしていたんですね。
それを取り上げた、スティームニュース第265号から、このエピソードをお届けしていきたいと思います。
このエピソードは、2026年1月14日に収録しています。
スティームFMは、僕が毎週メールでお送りしているニュースレター、スティームニュースの音声版です。
スティームニュースでは、科学、技術、工学、アート、数学に関する話題をお届けしています。
スティームニュースは、スティームボートのリクミーのご協力でお送りしています。
改めてご紹介します。
アメリカのナショナルジオグラフィック社が、2025年の最後、12月にこんな特集を組みました。
過去25年間で最も偉大な科学のブレイクスルー。
こちらは、ナショナルジオグラフィック日本版にも翻訳して掲載されているので、
日本語訳については、こちらの日本版から引用したいと思うのですが、
日本版の方、ダイジェストになっていて、すべて翻訳されていたわけではないので、
一部、英語版の方から、オリジナルの方からも引用させていただこうと思います。
この過去25年間で最も偉大な科学のブレイクスルー、これですね。
物理学・天文学編、生命科学編、そして地学・考古学編に分かれています。
プラスですね、英語のオリジナルの方には、もしかしたら編っていうのも書かれていました。
もしかしたら、ビッグ・イフ・トゥルーっていう風にね、書かれていたんですが、
これは過去25年間の発見の中で、まだ正しいかどうかは証明されてないんだけれども、
もし正しければ大発見に違いないっていう内容なんですね。
物理学と天文学の発見
どちらかというと、こっちの方が面白いので、番組後半ではそちらも紹介したいなと思います。
早速ですね、物理学・天文学編からいきましょう。
8つ選ばれています。最初にこの8つ読み上げますね。
1番、グラフェンの発明。
2番、ヒッグス粒子の発見。
3番、重力波を初めて検出。
4番、核融合で賞味エネルギーの獲得に成功。
5番、初の光晴観天体の発見。
6番、ブラックホールの撮影。
7番、太陽系最遠部に探査機が到達。
8番、宇宙最古の姿。
番号を振ってますけれども、どちらが上、どちらが下とかそういうわけではなくて、
8つ平行に並べているというふうにご理解いただければと思うんですが、
物理学・天文学でまとめていますが、天文学の方がちょっと多いかなという気がします。
どちらも非常に近い分野なので、1つにしているのかもしれないです。
この中で言うと、僕の中で大って言うのは、
5番の初の光晴観天体の発見なのかなという気はします。
これは人類関係なく、昔からいたんでしょうけれども、人類が初めて遭遇したという、
宇宙人遭遇に匹敵するレベルの社会的インパクトもあるんじゃないかなと思います。
光晴観天体というのは、太陽の周りを回っていない天体ですね。
もちろん太陽というのは、我々の太陽だけではなくて、他の惑星系、太陽系以外の惑星系というのもあるんですけれども、
そういった惑星系でもない、どの恒星、どの星にも属していない惑星、
惑星じゃないですね、なんて言うんでしょうね、恒星観天体としか言いようがないのかもしれないですが、
宇宙船のようなものですよね。星から星へと飛び回っていくもの。
これが太陽系に突っ込んできて、そしてあっという間に去っていったということ。
これは具体的に言うとオウムアウアというふうに名前がつけられた天体ですが、21世紀最初にやってきたということで、
形が遠投系に近い形をしていたんですね。
これがアーサー・C・クラークの小説、宇宙のランデブーと話がよく似ているので、結構びっくりした方も多いんじゃないかなと思います。
宇宙船じゃないかとか思った方もいらっしゃったようです。
実際宇宙船なのかもしれないですけれども、たぶんその可能性はないんじゃないかなと思いますが、そんなことがあったということですね。
次、生命科学編いきましょう。
1番、これもですね、順番は順位とは違います。並べているだけです。
1番、ヒトゲノム計画の完了と合成生命の誕生。
2番、クリスパーの発見と開発。
3番、3人の親を持つ子供。
4番、多くの命を救うワクチン。
5番、カーティ細胞療法。
この1番から5番のうち、そうですね、4番のワクチン以外は全て遺伝子編集技術と直接に関係する内容。
2番はもうまさにその遺伝子編集技術が取り上げられているんですが、4番の多くの命を救うワクチンというのも、これは新型コロナがありましたから、そのワクチンですね、新型コロナのワクチン。
特に活躍したのがRNAワクチン、カリコー・カタリン博士が情熱を持ち続けて開発をしたという、まさに人類の救世主になったワクチンなんですが、そういう意味ではDNA、RNAを含めてこの遺伝子レベルの技術、あるいは発見があったということが、
生命科学のこの25年のブレイクスルーということになるんでしょうかね。
地学と考古学の重要性
続けていきたいと思います。
地学考古学編、これも7個あります。
1番、異常気象と気候変動の関連性が明確になる。
2番、深海で見つかった奇妙な生命の方向。
3番、ライダーで考古学的発見が相次ぐ。
4番、極地の海で1世紀以上前の沈没船をついに発見。
5番、古人類の化石とDNAが続々と。
6番、恐竜にウモが生えていた。
7番、永久凍土から見つかった氷河期のミイラ。
この中で、考古学に関して言うと発見したというテーマが多いんですが、
見逃せないのは発見に至った技術ですね。
というのは、調査技術が新しいものが生まれると、次の発見につながるので、
ここでは、例えば永久凍土からミイラが見つかったとか、
極地の海で1世紀以上前の沈没船が発見されたということが選ばれていますが、
裏のメッセージとしては、従来見つからなかったものが見つかるようになったという、
新しい技術が生み出されたということが言えるんじゃないかなと思います。
その意味では、3番のライダーで考古学的発見が相次ぐであるとか、
5番の古人類の化石とDNAが続々とというところなんかは、
ダイレクトに技術を紹介しているということになろうかと思います。
ここらへんに関しては、スティームニュース、そしてこのポッドキャスト、スティームFMでも、
今後も取り上げていきたいと思うので、めっちゃ喋りたいんですが、一旦置いておいて、
1番の異常気象と気候変動の関連性が明確になるというところを、少し取り上げたいなと思います。
これはですね、20何年でしたっけね、真鍋祝郎先生がノーベル賞を取られましたが、
計算機によって、この気候というものがシミュレートできるようになった、つまりは天気予報ですよね。
天気予報というのは、昭和の半ばぐらいは天気図を見て、気象予報士が予想天気図をこの手で描いて、
明日どうなるでしょう、みたいなことを言っていたところ、まずこの地球全体、地球全体は無理にしても、
例えば日本の天気予報であれば、日本上空、日本近海、上空をモデル化して、数値化して、
この地点にはこういう圧力、気圧で、こっち方向風が吹いてて、空気中の水分はいくらで、ということを入力していって、微分方程式を解くわけですね。
もちろん人間には解けないですから、数値的にコンピューターで解いていく、そうすると1時間後はこうなっている、2時間後はこうなっているというふうに予想が立てられる。
その道筋を立てたのが、真鍋祝郎先生のグループということなんだと思うんですが、
これ、第三の科学というふうに僕たちは呼んでいます。
第三の科学というのは、気象が第三という意味ではなくて、コンピューターによるシミュレーション、理論科学、実験科学、これちょっと順番を入れ替わることもあります。
それぞれ第一の科学、第二の科学というふうに呼ばれるんですが、第三の科学、コンピューターによるシミュレーションによる科学、
これが20世紀後半から21世紀前半にかけての大きな進展。
21世紀はそれに加えて第4の科学、データ科学というのもブレイクスルーに入るんじゃないかなと思います。
残念ながら、ナショナルジオグラフィックの25年のブレイクスルーにはデータ科学入っていなかったんですが、
ひょっとしたら入れてもいいのかもしれないです。AIなんかもそうですよね、一種のデータ科学なので入ってくるんじゃないかなと思います。
そしてこの日本語版の方では省略されてしまった、もしかしたら変、ビッグイフチル。
もし正しいことが分かれば、もうこれは21世紀どころか、ひょっとしたら過去何千年は言い過ぎかもしれないですね、科学の歴史がそんなにないので、
ただひょっとしたら16世紀、17世紀以降最大の発見、発明と言えるかもしれないというようなことが書かれています。
5番まであります。翻訳は僕の方で勝手にしました。
1番、大球惑星発見。
2番、Googleが量子超越性を達成。
3番、ダークエネルギーは一定ではない。
4番、神経疾患の新しい治療法と予防法。
5番、火星、金星、太陽系外惑星に生命の兆候。
これすごいですよね。1番から5番、それぞれ解説が必要なんですが、
大球惑星の発見
特に、スティームニュースの方で取り上げたのは、3番のダークエネルギーは一定ではないというトピックで、
これもうめちゃくちゃインパクトあるんじゃないかなと思って、
文字で送りしているニュースレターの方では詳しく書かせていただいたんですが、
このポッドキャストの方では、1番と5番ちょっとお話ししたいなと思います。
1番、大球惑星発見。
5番、火星、金星、太陽系外惑星に生命の兆候ということなんですが、
まずね、大球惑星。
僕らの世代、昭和生まれだと、惑星、水、金、地、火、木、土、天、海、冥、9個。
僕子供の頃、火星と冥星逆転してたんで、土、天、冥、海でしたが、
このうち9番目の冥王星ですね。
水、金、地、火、木、土、天、海、冥ですよね。
冥王星、これすごい小さいので、21世紀に入ってから純惑星という風に位置づけが変わりました。
冥王星よりも大きい惑星がどうもあるらしいと。
しかも冥王星の結構近くにいるぞということで、惑星ではなくなりました。
その冥王星のさらに外の軌道にひょっとしたら大きい惑星がいるかもしれないということで、
探索が続けられていたんですが、これがどうもいるらしいと。
だからビッグ・イフ・チュルーダンですね。
もしいたとしたら太陽系の定義がまた変わるので、これ惑星発見ということでね。
もちろん太陽から遠すぎて肉眼では見えないし、望遠鏡でも、
そこっていうふうに狙ってみないとまず見つけられない場所ではあるんですが、
あるんじゃないかなと。
あったらこれは今後の教科書が書き換わるような内容じゃないかということですね。
生命の兆候の探求
そして5番目、火星、金星、太陽系外惑星に生命の兆候。
太陽系外惑星というのはエグゾプラネットというふうに言いますが、
太陽系、我々の住んでいる太陽系以外の太陽というか光勢の周りを回っている惑星のことをですね、
これ結構見つかってます。何千度も見つかってます。
その惑星に生命いるんじゃないかなということが言われていて、
これは今年2026年になりましたけど、まだわかりません。
まだわかんないんだけれどもひょっとしたらいるかもっていう話ですね。
すごく最近の話題で言うと、小惑星ですね。
太陽系の小惑星から生命の元となるアミノ酸が見つかっている。
これ従来も隕石からアミノ酸見つかったりとかはしているので、
珍しいというか初めてのことではないんだけれども、種類が非常に多かったということで、これも話題になっていました。
アミノ酸までいけば生命までもうちょっとなんじゃないかなということが言えるわけですね。
小惑星、だから地球とはおそらく地球の一部が飛んでったわけではない、
地球から遠くにある小惑星でアミノ酸が生まれていたということは、他の惑星でもアミノ酸生まれていた可能性があって、
ということは条件がうまいこと揃えば生命にまでたどり着いていたかもしれない、たどり着いているかもしれないということですね。
広い宇宙を考えると地球人類だけというのはあり得ないんじゃないかなというのが、おそらく多くの天文学者が考えることで、
一方、生物学者はそんな偶然、早々起こってたまるかみたいなことも言われているようです。
本当に奇跡のような配合がないと生命なんて生まれないんだからというようなことも言われています。
これ本当にどっちかわからない、ビッグイフトゥルーですね。
エグゾプラネットの方ですね、太陽系外惑星の方、こちらは直接生命の兆候を調べるということができません。
一番近くでも4.9光年とかですかね、アルファケンタウリが4.9光年だったと思うので、ほぼ5光年ですね。
光の速さで5年ですから、当然ね、生命が移動しようと思えば何百年何千年かかるということで、めちゃくちゃ遠いわけですね。
ただ、そういうところで生命がいるかどうかって調べる方法の一つとして、まずその外惑星がハビタブルゾーンにいるかどうかというのを調べるんですね。
ハビタブルゾーンというのは、暑すぎず寒すぎず、具体的に言うと液体が存在するかどうかということですね。
水なのか、生命の誕生には水が絶対必要とは言われていますが、ひょっとしたら水じゃなくてオイルのようなもの、あるいはガスのようなものでもいいのかもしれないんですが、
そういったものが存在できる高精度の距離を保っているかどうかということを調べて、どうもハビタブルゾーンにいる外惑星というのがいくつかあるようだということがわかっているので、ひょっとしたらそこには生命がいるかもしれない。
そっちから電波やってこないかとかを天文学者たちが調べているということになります。これもね、もし見つかったらもう人類史ひっくり返るぐらいの大発見というふうに言えるんじゃないでしょうか。
というわけで、今回のエピソードでは21世紀最初の25年のブレイクスルーと、もしかしたらの大発見をテーマにナショナルジオグラフィック誌からトピックを選んでお送りをしてきました。
21世紀、20世紀が科学の世紀というふうによく言われるわけなんですが、21世紀もまだ4分の1しか結果していないけれども、20世紀に負けないぐらい、ひょっとしたら20世紀を超えるぐらい
科学の進歩というものがあるかもしれないですね。できれば20世紀、科学が進歩したのはもう間違いなく戦争のせいなんですが、21世紀はできれば戦争なしで科学が進歩する時代になってもらえるといいなと、僕も微力ながら
科学に貢献したいなと思っています。科学と考古学に貢献したいと思っています。というわけで最後まで聞いてくださってありがとうございました。steamfmのイチでした。
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