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2024-10-02 24:20

#35 バリュエーション頻出用語の解説_2/2(EV/EBITDA)

スタートアップの財務評価に欠かせない指標「EV/EBITDA」について解説しました。企業価値(EV)とEBITDAの意味、算出方法、そしてM&Aにおける活用事例を交えながら、スタートアップ経営者が押さえるべきポイントをお話します。


▼トピック

・PER、PBR、PSRの振り返り ・企業価値(EV)の構成要素:時価総額、有利子負債、現預金 ・EBITDAの意味と算出方法:利息・税金・減価償却前利益 ・EV/EBITDAの計算方法と活用シーン ・最近多い、AIスタートアップからの企業価値評価の相談 ・M&Aを見据えた事業計画立案のポイント


▼『スタートアップ税務AtoZ』番組概要

税理士・公認会計士であり、『NFTの会計税務』著者であるスタートアップ会計の畠山謙人が、会計業務の基礎知識から、業界特化の税務対応まで幅広いノウハウを発信する番組です。シード・アーリーのスタートアップ経営者へ正しい知識を届けることで、Exitに向けた正しいファイナンスの土台づくりを支援します。


▼スタートアップ税務AtoZへのお便り

ご感想やトークテーマのリクエストなどお待ちしております!https://forms.gle/tsJdnqJTcZcUYFUe8


▼パーソナリティ

・⁠⁠⁠⁠⁠畠山謙人⁠⁠⁠⁠⁠(税理士・公認会計士)

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・⁠⁠⁠⁠⁠稲荷田和也⁠⁠⁠⁠⁠(StartPods)

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サマリー

このエピソードでは、エンタープライズバリュー(EV)とEBITDAについて詳細に解説しています。特に、EVの計算方法やその要素、EBITDAの意味と両者の関係に焦点を当てています。また、企業評価において重要な指標であるEVとEBITDAについても詳しく紹介しています。さらに、スタートアップのM&Aに関連するマルチプルや収益力について、最近のAI関連のM&Aトレンドにも言及しています。

バリュエーション用語の復習
スタートアップ税務AtoZ、スタートアップフレンドリーな税理士・公認会計士の畠山さんへ、
税務会計に関する素朴な疑問、企業家目線で今気になる話題を投げかけることで、企業前後のファイナンスの土台作りを支援する番組です。
MCは、スタートポッツプロデューサーの稲荷田が務めます。畠山さん、よろしくお願いします。
会計士・税理士の畠山です。よろしくお願いします。
前回のテーマが難しかったですね。覚えてるかな?
ちょっと皆さんが覚えてるか、一応幸いなこと我々は今連続して収録してるので、まだ記憶が必然なんですけれども、
リスナーの方はもしかしたら忘れてるかもしれないので、一応復習しながら一回言ってたいと思いますけれども、
前回、今回もシリーズものでございまして、バリュエーションの頻出用語の解説をしております。
そして前回扱えましたのが、P○Rシリーズですね。
PR、PBR、PSRとありました。
しつこく復習したいと思います。
PERのEはアーニングス、アーンですね。
そうですね。
なので、利益。
なので、当期の純利益ですね。
そうです。
当期の純利益×○倍みたいな感じで計算していくと。
で、PBRがこれが英訳Cと。
ブックなんですけど、それが、えっと、何でしたっけ?
仕分け章じゃなくて何票でしたっけ?
ブックは多分帳簿という名前なんですけど、
はい。
馴染みのない皆さんであれば資産票って考えた方が、
さらにその中をドリルダウンすると、1枚ずつの伝票があって、
それを帳簿っていう名前の束だったりするみたいな、
そんなイメージなんですよね。
それが本みたいな感じなんですね、きっと。
昔は本だったんでしょうね、資産票も。
そういうことですね。
ということですので、このブックは資産票だったり帳簿というところから由来されておりますので、
Bに関しては純資産。
はい。
資産がいくらあるのかというところですと。
で、PSRはこれが一番わかりやすいかもしれないですけど、スタートアップの方は馴染みがある。
セールですね。
売り上げというところで、
これはスタートアップがPERとかPBRだとなかなか、そもそも赤字で掛け合わせても自家総額出ないじゃないかという話がある中で、
セールを使い始めたというところでPSRでございました。
そうですね。
はい。ここだけでもだいぶ学びになるんじゃないかなと個人的は思いつつですね、より続きもいきたいなと思ってます。
エンタープライズバリューの解説
前回もね、そのEV、Eビッタについて始めますって言いながらあえて話さなかったんですけれども、
私自身もこのPXRシリーズでお腹いっぱいになってしまって、
スタックリスナーさんもそんな方もいらっしゃるんじゃないかなと思いましたので、分けさせていただきました。
はい。
なので今回は改めてですね、EV、Eビッタについてと、今用語をそれぞれ出しましたが、
それが実際にはどういうふうに使われるのかっていうケーススタディを簡単にご紹介するような回をお送りしたいなというふうに思っております。
はい。
では今日はEVスラッシュEビッタの回になります。
これ読み方、ちょっとまあ業界の方はですね、多分これがメジャーだみたいな読み方あると思うんですけど、
ちょっと僕はどこまでわかってなくて、これはPなんとかRも割り算だったんですけど、
これも割り算なんですが、それをもう略称ではなくて、もう式そのままが名称になっているっていう感じなんですね。
これなんかわかりやすいのかわかりにくいのかなんか難しいですね。
なのでEVというものがあるEBITDA、またはEBITTERと呼ぶ人もいるしっていうものなんですね。
じゃあこれが式なんですね。
式なんです。
じゃあそれぞれ別物としてあり、今回はEVというものとEBITTERというもののそれぞれを解説してもらいつつ、
それが実際にどういう計算式で何が編み出されるのかみたいなところを解説いただきたいなというふうに思っています。
まずEVですね。
最初のEVはエンタープライズバリューの略で、事業価値ですと。
事業価値。
これは時価総額プラス有利子負債プラス現余金って言われてますね。
2つ目なんですか?初めて聞いた気がします。
それとももう1回3つ目ですか?
有利子負債っていうのは利息がつく負債で、負債って例えば給与の負債とか見払い金とか見払い費用とかありますが、
これらは利息をつけて払うものじゃないんですね。
なので利子無し負債みたいなイメージなんですが、他に借入金とか謝債があったりするときは利息込みの負債になるので、
こいつらを有利子、利子がある負債って言うんですね。
でも有利子してるものとかそういうものですか?
確かに上場企業であれば有利子負債があるっていうのも結構当たり前。
エクイティ調達だけで終わらなくて、どちらかというと上場してからもっとネームバリューを上げてどんどん銀行借入をしていくような感じかなって思うので、
有利子負債は増えていく方になるかなと思うという意味でもほぼ必ずあるものなんですよね。
なのでスタートアップの会計のノリでいくと借入れするスタートアップもあれば借入れしないスタートアップもあるので、
必ず有利子負債が出てくるということではないんですが、
上場企業の適当に選んだ上場企業の計算書を見たら大抵あるでしょうと借入れは。
なのでそういう業界の常識みたいな感覚の違いはあるんですが、
このエンタープライズバリューEVを出そうと思うと対象となっている会社の時価総額から決算書を見て、
借入れ金とかを引っ張ってきて足していくというイメージですね。
なので一手間あるわけです、分支は。
有利子負債が2つ目だった気がするんですけど、1つ目と3つ目はもう1回ですか?
3つ目が預金ですね。
預金か。
はい。
で、1つ目がすみません、何でしたっけ。
1つ目が時価総額。
難しいですね。
これが、EVがエンタープライズバリューで事業価値のことであり、その事業価値を構成する3つの良さが、
時価総額、有利子負債、これが借入れ金のことですね、ほぼほぼ。
で、預金と3つですね。
ここで1個目に出てくるこの時価総額っていうのは、前回扱ったPERとかPEBRとかPSRから算出された時価総額が入ってくるってことなんですか?
ここの時価総額は同じ時価総額を使うかなと思いますね。
なので、この割算の式の分支の最初の時価総額は同じ。
はい。
ただ、エンタープライズバリューというものを出そうとすると、もう少し足さないといけないっていう考え方。
そういうことですね。
今話しているのはEVの部分で事業価値なわけですけれども、
事業価値イコール時価総額プラス有利子負債、借入れ金のところプラス預金ってところ。
ある意味その2つ目のところは借入れ金なのでマイナスになるかもしれないですけれども、
時価総額で出したものからオプションをこれも大事だよねって数字を組み合わせることによって事業価値が出てきたってことですね。
そうですね。
ギリギリ追いついたのと、リスナーさんにも伝わっていればいいですけれども。
はい。
そうですね。で、分母となる。
EBITDAの理解
今のが分子だったわけですね。
EVが分子。
で、分母がEBITDA。
EBITDAまたはEBITDA。
これもよく聞くと思うんですよ。
Xで飛び交ってたりとかして。
そうですね。結構あの界隈の。
品質用語なんですよね。
EBITDAって言ってるなって思って僕は全然分かんないなって正直思いながら。
全然言葉になってない呼び呼びななんですけど。
このEBITDAっていうのはなんでこんなに英語が並んでるんだってことなんですけど。
いやー本当に勘弁してほしいですよ。
これ正式名称はEarnings Before Interest Tax Depreciation and Amortization。
Amortization?
なんですよね。
もう全然スペルメモれなかったです。聞いたことない。
Amortizationきついですね。このスタートはEarningsです。PRのEarningsもEarnings。
そうですよね。
利益から。
順利益。
Beforeなんですね。前。
前。
そうですよね。
インターレストが利息なんですね。
インターレスト利息。
支払い利息。で、タックスは税金。ディプリシエーションは減価消却。
減価消却。
で、アモタイゼーションはこれも消却費で、のれんとか。
ちょっとのれんの話もすると混乱しますね。
無形資産の消却費っていう感じですね。
無形資産の消却費。
なのでEarningsはPRのEarningsも当期順利益、一番下の利益で全部引かれてるんですね、費用が。
で、税金も引かれてるし、利息も引かれてるし、減価消却も引かれてるので、その前みたいな。
なるほど。
ちょっと油断ですが、広告費前利益みたいなことを決算説明の資料で持ち出したスタートアップがあるみたいな。
広告費を溶かしすぎて、消却利益あったのに全然利益出てないみたいになっちゃうから、もうこれ広告費引く前こんだけ儲けてんだぜっていうのを出そうとしたってことですね。
そうですね。確かロコンドとかだったと思うんですけど、こんな利益の出し方聞いたことないみたいなのでちょっとXって言われたりとかしてたんですけど。
なんとか前利益みたいな感じなんですよね、これ。
なるほど。
で、頭文字を取ってEBITDAと、通な方はEBITDAと言ってる気がします。
どっちも言うかな。
なるほど。
前回出てきたPERPR純利益はもう引かれた後ってことですね、最終ですもんね。
そうですね。
もし総益計算書が頭に浮かぶとしたら、これらの費用引かれてるよなっていう風に浮かんでくるんですね。
なるほど。じゃあこれ分かりやすいですね。Earnings before モロモロっていうところで、つまりはどんだけ稼いだのかっていうところだと。
そうですね。
ちょっとPSRに近いんですか?
これは営業利益から、営業利益の下に支払い利息と税金が出てくる、法人税が出てくるんで、それを引いた後の同期純利益から利息と税金を足すってことは元してるんですね、営業利益まで。
さらに半管費の中には原価消却費は入るんですけど、営業利益から原価消却だけ抜きたいみたいなのがEBITDAの考え方なんですよね。
なるほど。じゃあPSRよりもより多いってことですか?多いのかな?
PSRは売り上げなので、セールスって意味では一番多くて、セールスの後全部費用ですね、売り上げ原価とか半管費とか全部費用を引いていって、売り上げ原価と半管費を引いた後が営業利益っていう名前の利益なんですね。
なのでセールスとEBITDAどっちが大きいかって言われたら絶対にセールスですね、引く前なのでセールスが。
どの段階からの倍率を出そうとしているかの違いって、どの倍率がだからどうってことはないんですけど、スタート地点が数値計算書の中でそれぞれ違うみたいな。
なるほど。PSRの方が大きくてEBITDAのEのところは営業利益なので半管費とかボロボロが引かれていると。
Nearly Equal 営業利益から原価消却だけ足し戻してるっていうこの発想は、原価消却費はお金が出てかない費用なんですね。
原価消却は過去に建物とかオフィスの内装費とかパソコンの器具、備品とかお金はもう過去に払ってるんですよ、一括でボンと。
ただ費用計上を年度でできなくて、5年とか10年とか30年で安分していくものだから将来にも出てくるんですね、費用として。
だけどこれはお金が出てった後で出ていかないので、お金を稼ぐ力を営業利益で表現しようと思うと原価消却だけ足し戻そうみたいな感じなんですよね。
なるほど。
これがEBITDA。
そういうことですね。
結構よくできてるなって思ってます、個人的に。
税務会計の業界では原価消却してるものなので、その年に出してるわけじゃないけど、行かなきゃいけないことにはなっている。
そうですね。
引いちゃったものが営業利益なんで、よりピュアに稼ぐ力っていう意味では払ってない分はもう充電しようよみたいな。
なのでスタートが営業利益じゃなくて、こういうまどろっこしいことになってるんですが、よく使われてますね、EBITDA。
原価消却ってそもそもかなり大きな買い物しとかしてるわけですから、結構引いちゃうわけですね。
なのでそれを補充するとちゃんと。
そうですね。
なるほど。
というところで、今EVとEBITDAの解説をいただきましたと。
EVが事業価値であり、EBITDAが詰まるところ、営業利益と。
そうですね。
ほぼそういったところになるというところですね。
で、これが式なんですよね。
これが式です。割っていきます。
分母がEBITDA。
EVとEBITDAの基本概念
そうです。結局P○Rシリーズと一緒で、時価総額に近いもの割る○利益って感じなんですよ。
ノリ的には。
そう考えたら暗記しやすそうじゃないですか。だから難しくないんです。
いや、ちょっと難しいんですけどね。
ちょっとかなり難しくはあるんですが。
面白い。
紙砕くと、この式で何を表そうとしてるみたいな意味でいくと、こんな感じの説明ですね。
PR、PBR、PSRの式の時は分母時価総額でしたよね。
分子が時価総額で。
分子か。そこをすみません。間違えてました。
時価総額はめちゃくちゃ大きいイメージです。ユニコーンだと1000億とかなんでめちゃくちゃ大きいですね。
もし逆にしたら倍率めっちゃ小さくなっちゃうんで。
そうかそうか。
そうなんですよ。時価総額の方が大きくて、それよりも小さい売上高。
例えば1000億のユニコーンの売上高が100億円だったらPSR10倍みたいな。
倍率が小さくならないように賭けに行ってるっていう感じですかね。
なるほど。
また覚え方でいくと。
今回のこのEV、EVスラッシュ、EVitterもEVitter、時価総額が分子にいるんですね。
そうですね。そっちの方がやっぱり大きいので。
なるほどなるほど。そっか。
そうそう。
そういうことですね。
1対1込みで大きくなってるので、年度の稼ぎより。
このEVitterに関しても同じく、これは何のための指標なんでしたっけ。
別に時価総額を計算するための指標ではこれに関してはないんですかね。
これも同じで、企業価値をマルチプルで出そうとするスタートアップの時に、
そのスタートアップのEBITDAかけるこの倍率EVスラッシュEBITDAをかけると、
もう擬似的に時価総額出ちゃうじゃんみたいな。
なので使い方全部一緒なんですよね。
スタートアップのM&Aと倍率
どの倍率のアプローチで一番適切な時価総額を表せるかみたいなのも、
それぞれ出した後で検証する流れになるかなと思います。
マルチプルという技法では。
EVitterがよく使われるのは何でなんですかね。
やっぱり稼ぐ力に着目してるっていうところがよくできてるかなと思いますね。
なるほど。
その事業のですね。
トップラインと言いますか。
そうですね。
ただスタートアップ赤字を掘ってるので、またEBITDAではまた稼ぐ力が現れづらいんですが、
広告投資とか人件費投資してるので、補正するかもしれないですね。
DDの回で正常な収益力と言いましたけど、
正常じゃない部分を営業利益から取り除いていくような調査の過程があるので、
その調査の結果を踏まえたバリエーションになるので、
そういう補正が入るかもしれないんですが、
一応ピュアなEBITDAでは営業利益から調整できるものは原価消却しかないっていう。
一番使いやすいですかね。
そうですね。
今整理中ですね、頭で。
いや、すいません。
整理中っていうよりかはショート仕掛けてました。
クスクス。
ギリギリ理解は追いついていくつもりなんですけども、
ちょっと急速モードに入りそうになってました。
収録中に失礼いたしました。
はい、というところで終わりにさしく。
キーススタディがありましたね。
軽くだけ。
最後にお願いします。
最近私AI分野のスタートアップのM&Aの上限をさせていただく何でかなんですけどね、
なぜかご縁がいくつかあって、
例えばAIのスタートアップの方から売りたい会社がもうあると、
これから売り手さんからのDDの対応があるから、
ただ自分たちにはそういう財務の部隊もいないんで、
こっち側のチームに入ってDD対応してほしいみたいな依頼だとか、
あとは同じように近いうちにM&Aしようと思ってらっしゃるまたまたAIの売り手さんの方ですね、
からバリエーションとかのことじゃないんだけれども、
メンバーたちにもM&Aの前に株式を少し渡したりとかして、
皆さんでエグジットの手取りが取れるようにしたいんだけれども、
その株式の渡し方は生株がいいのかストックオプションがいいのか、
全体的に税金どうなりますかみたいないろんなプランの中をですね、
税の観点で助言させていただくみたいなことがたまたまあるんですけれども、
この最近のAIのM&Aの倍率、マルチプルでいう倍率なんですけど、
私が見ている中では10倍ぐらいが多いですね。
AIの事業ってせつつまもないわけですね。
AIの言い出したのってまだ2年とか3年なので、
若いスタートアップさんで、営業利益よりもしたってほとんどシンプルなんですよ。
利息も大してないし、あと税金ぐらいなので、
その最終利益であるアーニングスも営業利益もそんなに差がないんですよ、
税金を除けば。
なのでPERが10倍とも言えるし、
さらにもう少し言うと固定資産も持ってないんで言ったら、
原価消却もないから営業利益イコールEBITDAって言えるんですね、ほぼほぼ。
ということですね。
今後のM&A戦略
なのでEVスラッシュEBITDAも10倍とも言えるし、
そういう感じですかね。
それぞれの業種の最近のM&Aのトレンドの、
それぞれの指標の相場があるはずなんですよ、業種ごとに。
そういうことを伺いながら、
M&Aで売ろうと思う方のスタートアップの方は、
自社のそれぞれの数値に倍率をかけたらいくらぐらいで交渉できるかなとか、
あとはもう少し利益を1.5倍、2倍にできたら、
ようやく目標の時価総額に到達するので、
じゃあこの1年の事業計画どう作ろうかとか、
そういう出口も踏まえた、
事業計画を考えていくような話につなげたりだとか、
今回のバリエーション関係のポッドキャストも、
頭の片隅に置いといていただければ、
APOじゃなくて特にM&Aを持っていらっしゃる方は、
してた方がいい、役立つ考え方になるかなと思うので、
ぜひ活かしていただきたいなと思います。
例えばじゃあ10億円で売りたいですって思ったら、
あと1億円、2億円は売り上げを出さないと、
その金額にはならないよねっていうのが、
かけ合わせるのが順配っていうのが相場が決まっているのであれば、
簡単に出せるってことなんですね。
M&Aを意識している企業家さんは特にこの辺りを意識しながらやれると、
より今はその必要性が増しているというところになりますね。
そうですね。結構今後増していくかなと思います。
身軽にスピード早くM&Aもいいじゃないかっていう感じあるじゃないですか。
めっちゃEQT使ってIPを目指すじゃなくて、
連続起業していくようなことも推奨みたいな流れもあったりすると思うんで、
M&A機会増えると思うんですよね。
我々のポッドキャストも聞いてくださって、
よく研究いただけるコアリスの上原陣さんもおっしゃってますもんね。
そうですね。
1周目の企業でM&Aエグジットをして、
そこでの実績をもとに、
A1グローバルにいくだとか、
2周目に入っていくっていうのが大切って話はよく聞いてますね。
なるほど。じゃあ今日はそんなところですかね。
はい。少し長くなってしまいましたが、
ためになったらいいなと思います。
ちょっとお蔵入りさせるか迷うレベルではあったんですけれども、
きっとリスナーさんも僕と同じくらいの理解度、
もっと頭良い方だったら苦しい、歯切れの悪いただの回だったかもしれないですけれども、
企業側のリアルというところで、
あえてこのままさらさせていただけたらなと思っております。
はい。ありがとうございます。
ありがとうございます。
この番組はスタートアップ会計の畠山さんと
スタートポッドの稲荷田がお送りいたしました。
トークテーマのリクエストや畠山さんのご相談は
お便りフォームか畠山さんのXメッセンジャーまでお気軽にお寄せください。
また番組のフォローや拡散にご協力いただけますと幸いでございます。
もう今回に限っては分かりづらかったとかでもいいですんで、
ぜひ声をいただけますと感謝していきますし。
そうですね。嬉しいです。
はい。それだけでも嬉しいです。
M&Aシリーズは一旦お休みしようかなってふうにも思っておりますんで、
次はこういったものは使ってほしいとか、
いやいやM&Aでこのテーマまだ残ってるんだけどとかありましたら
そこらへんも教えていただければなと思っております。
それではまた次の配信でお会いいたしましょう。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
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