Bダッシュキャンプと起業迷い
BOOTUP RADIO、ポッドキャスターの伊藤です。
この番組は、ペライチ創業者でエンジェル投資家の橋田一秀さんと、スタートアップを立ち上げる上での疑問や企業に関するトピックを取り上げ、
SEED 企業家や企業界部群の方に役立つ情報をお届けします。おはようございます。
おはようございます。
橋田さん、Bダッシュキャンプ行ってきたと思うんですけど、どうでした?
開いてきました。Bダッシュ、はい。Bダッシュ、いつも通りでしたけど、そうですね。
とはいえ、結構いろいろ、僕も目的というか、いろいろ会いたい人に会えたかなというふうな感じでしたかね。
セッションはちょいちょい聞いたりとか、あとはPITイベント見たりとかしてましたし、
あと、前の回でも喋りましたけど、橋田ハウスをやってまして、
投資先の皆さんと交流できたのはすごい良かったですね。
めちゃくちゃいいBダッシュでした。
いいBダッシュでした。
引き続き、カンファレンスはなるべく顔を出しつつ、投資先の交流の場になればいいかなと思ってやっております。
はい。
なんか気になったのって何でですか?
なんか自分の友達も結構言ってましたし、
そうなんだ。
なんかアイベースと違って、
あ、そうですね。アイベースと違ってピッチャーリーノとかも動画とか確か残ってなかった気がしてて。
え、そうなんだっけ。
YouTubeの配信、なんか僕がアクセスしたときにたまたま見れなかっただけかもしれないんですけど、
それでなんかどんな感じだったのか気になっちゃって。
ピッチャーリーノはね、多分配信してたと思うんで。
そうですよね。
いやー、あのー、はい。
良かったですよ、今回も。
ありがとうございます。
それでは本日の本題に移っていきます。
今日はですね、お便りが2つ届いてますので、それぞれ取り扱っていこうと思っています。
はい、ありがとうございます。
1つ目のお便り、ラジオネームはウロタンさんからです。読み上げます。
学生時代に企業に憧れてシードスタートアップでインターンを始めましたが、
その会社が潰れ、インターンながらかなりハードな経験をしました。
今度は事業の伸ばし方を知っている会社に入りたいと考えて、
起業するべきか迷い
3年以内に辞めると決めて今の会社を選びました。
起業しようと思って、修行のために上場ベンチャーに新卒入社しました。
しかし、その会社の環境が想像以上に良すぎました。
ワークライフバランスという意味ではなく、周りの人のレベルの高さやビジョンやバリューの浸透度、
採用力の高さなど、事業をやる環境として良すぎました。
ここをやめて、ゼロ一で起業して、同じくらいのエクセレントな企業を立ち上げる挑戦をするより、
この環境から事業立ち上げや経営を担う存在を目指す方が経営者になるという目標に近いのではと思い始めています。
なので、逆に起業を迷い始めています。
橋田さんの思う、それでも起業すべき理由を教えてください。
はい、いいですね。
そもそもこういう経験できていること自体が素晴らしいというか、
まず1社目、シード機のスタートアップでインターンしたけど、その会社が潰れましたと。
すごいハードでしたと。
それすごく良い経験ですね。
次に、上場しているベンチャーに入社しましたと。
それはめちゃくちゃ良かったと。
で、辞めてやるか、このまま続けた方がいいのかというところで迷っているという感じですね。
こういうの聞くといつも目的次第じゃないですかねって思っちゃうんですよね。
で、これなんかこの文章から読み取れる話で言うと、
学生時代に起業に憧れて、
で、一番最後がそれでも起業すべき理由を教えてくださいって言われてるんで、
いや、なんか起業したいんだっていうふうには思ったんですよ。
ただ、なんか迷っている理由としては今の環境すごく良くて、
経営者になるという目標に今の環境にいた方が近いんじゃないかっていうふうに思われてるっていうことですよね。
つまり、目指している経営者がどういうものなのかっていうものの解像度を上げた方がいいかなというふうに思いました。
つまり、
例えば、ゼロイチをやって自分でオーナーシップを持って企業を立ち上げるんだということであれば、
どっかのタイミングで起業した方がいいんじゃないですかね。
自分で独立して起業した方がいいんじゃないですかねって思いますし、
一方で、そうですね。
なんか、この環境から事業立ち上げや経営を担う存在を目指す方がと言っているので、
この会社の中でもう少し頑張って、
いわゆる当格を表して出世していく方が良いのではないかっていう話だと思うんですけど、
別にその手もありですよね。
どっちがいいかを決めるにあたって判断軸になるのって何ですかね。
シンプルに言うとどっちをやりたいかっていう話だと思うんですが、
どうだろうなぁ。
でもここまで出てきているのが、僕たちここの方たぶん、
おそらく起業というものをしたいのであって、
起業してどうしたいみたいなのがあんまり見えなかったんですよね。
つまり、やりたい事業があるんだったら絶対起業するんですよ。
今の会社でできなくて、かつ今の会社でできなくて、これやりたいっていうものがあるんだったら、
まあ起業すると思うんですけど。
でも別に何か、それがないというか、何て言うんですかね。
起業して経営者になるという目標なんですよね。
だから別にやる事業は何でもいいのかもしれない。極論。
何か好みはあるにせよ。
だとするならば、何か辞めなくてもいいんじゃないですかっていうふうにすごく思っちゃったんですよね。
何かこの会社の中でやってって、
てかまあ、もっと打算的に考えると、
この会社の中で、起業って別にいつでも自分でやればいい話なんで、選択肢としては残しておけるんで、
別にこの会社で、今いる会社で当格を表し、経営人を目指すという選択肢は、実はありなんじゃないかなっていうふうに思いましたね。
それができるんで、それが自分にとって、経営者を目指す上で近道だって思うんだったら、
別にそれもありなんじゃないかなって思うんですよね。
やりたいことがあんならやりゃいいけどね。
それでも起業すべきって言われてるから、いやー背中押してほしいのかな。
起業すべき理由。
じゃあ起業すべき理由の立場に立つ、起業すべきっていう立場に立つと、
言うても、この会社にいると、言うても自分の会社じゃないから、オーナーシップは多分持ってない。
もう上場してるし、オーナーシップは自分で持つことができないわけですよね。少なくとも。
であるから、それで良いのかっていう話ですね。
少なくとも起業すると、自分とか創業チームで株式を100%持って、外部株主が入ってきたとしても、
VCさんとか投資家を入れても少しずつ減っていくだけなんで、いわゆるオーナーシップを持ってやれるっていうことは大きいし、
それなりに上場するなに売却すれば、お金の資産的にも大きく得られる可能性があるよと。
その分、これ一般的な話ですけど、リスクっていうか失敗する可能性もすごい高いんで、どっちがいいかなっていう話ですかね。
何を大事にするかっていう軸を多分決めるべきで、整理すると、今の話、自分でやるんだっていうオーナーシップが大切。
それは自分でコントロールできることを増やすとか、自分たちで株式を持ってとか、自分たちのやりたいようにやるっていうことを重視したいのであれば起業すべきだと思うし、
いや、そういうことじゃないと、そういうこだわりはあんまりなくて、経営者、自分の中でいけてる経営作業が何かっていうのを考えてほしいんですけど、
経営者としてもっと修行をする、そしてその中で、経営者としてこの会社の中で投格を表していきたい、今の会社もすごくいい環境だからそっちのほうが自分が成長できると思うのであれば、今の会社に残ったほうがいいですね。
実際そうやって成長して社長になってる人っていっぱいいますからね。セプティーニの佐藤さんとかそうじゃないですか。
そうなんですね。
最近退任されちゃいましたけど。
カーブアウトの良さと会社の仕組み
質問なんですけど、この質問の間というか、その大企業の中でと、あと独立して自分でスタートアップする間みたいな感じで、カーブアウトってあると思うんですけど、
一部大企業が持ったまま、一応エクイティも調達して自分でもちゃんとインセンティブがあるような場合のスタートアップってちょこちょこあると思うんですけど、
柱さんの周りでカーブアウトのスタートアップやってる方とかいらっしゃいますか。それとかの良さみたいな感じたりする時ありますか。
カーブアウトの良さは、まずいきなり10ゼロじゃないというか、いきなり会社辞めなくていいよみたいな話で、
かつ会社の、例えば会社での働いてる時間やリソースの一部を使って準備できるということが良いことですよね。
その代わり会社にエクイティを渡さなきゃいけないケースがほとんどなんですけど、
カーブアウトは、要はそれを理解のある会社でやる分には良いと思いますが、
大体の会社はそういう仕組みがなかったり慣れてないんで、あんまりワークしないケースが今のところ多そうっていうふうに思ってます。
なるほど。
カーブアウトの仕組みがある会社だったら良いんですけどね。DNAとか、僕知ってる限りで言うと、
RELICさんとか、DNAさん、RELICさん、あとガイアックスさんとか、そういうカーブアウトの仕組みのある会社だったら良いですけど、
カーブアウトの仕組みない会社でそれを、カーブアウトの仕組みを作りながらやるってなると、すげえ大変ですって感じです。
分かりました。
でも、別にそれが一番ベストな方法だと思うなら会社に提案すべきだと思いますけどね。
今自分がやってることが、外に出てやった方が良いんじゃないかと思うんだったら良いと思います。
ドコモさんとかめちゃくちゃやってますよ。カーブアウトの企業の仕組み。
へえ。
ドコモさんすごいですよ。なんかね、それこそBRUSHで聞いた話なんですけど、
はい。
社内ベンチャーみたいな仕組みがあって、コンテスト、詳細分かんないですけど、要は社内ピッチコンテストみたいなのに応募するんですよ。
応募が数百人来るらしくて、ドコモさんってめちゃくちゃでかい会社なんで。数百人の中から、何人?
5人、なんかラスト分かんないけど、5人とかに選抜されてって、最後5人とかがピッチするらしくて。
で、そこに残って、かつ外部から、そこに残って、ラスト5人とかに残って、かつ外部から資本を引っ張ってこれたらカーブアウトしていいよっていう仕組みらしいんですよ。
これユニークで面白いと思うんですよね。
へえ。
たしかに。
つまり、単純にカーブアウト、普通は出る会社がカーブアウトの資本を持つ、例えば10%とか20%とか出るときに持たせてくださいってなってカーブアウトするんですけど、さらに外部株主を連れてきたら出ていいよみたいな。
うんうんうん。
それすごいなと思って。
いいですね、それめちゃくちゃ。
そうそうそうそう。で、それでやってる会社の人に僕、Bラッシュキャンプで出会って。
へえ。
へえと思って。そしたら、金曜日にオアシスに来てました、その人たちで。
あ、そうなんですね。
うん。なんか仕事してた。
うんうん。
まあでもね、そういうのは、つまりそういうのはちょっとずつ出てきてはいるって感じかな。
うんうんうん。
で、実際にカーブアウトの仕組みがないときにどうするかっていうと、なんか副業みたいな感じで、DNAとかDelight Venturesとか多分やってるんですけど、
はい。
その準備期間をサポートしてくれて、で、いざちゃんとやるってなったときにDelight Venturesが少し株を持つみたいなやり方はありますね。
なるほど。
はい。まあちょっとそんな感じで、やり方いくつかあると思うんですけど、なんかでも質問者の方の意図を察するに、
背中押してほしそうな感じはしたけど、でも別にやりたいことないんだったら今起用しなくて、少なくとも今起用しなくていいんじゃないですかね。
やりたいことが出てきたら本気で考えたらいいんじゃないって思ってます。
うんうん。ありがとうございます。
はい。なんかもしあればまたお便り送ってください。
はい。それでは続いて2つ目のお便りです。ラジオネームのぼるばはやしさんからです。読み上げます。
先日のスタートアップのIPOを取りまっけんについてとても詳しく解説いただいてめちゃくちゃありがとうございました。とても勉強になりました。
お話の中でこれからはMAが増えるべきだというようなお話がありましたが、この辺りのお話について追加のご質問となります。
日本はアメリカに比べてMAが少ないと言われていますし、増えるべきだという話ですが、ここの現状と課題点とハッシーさんの視点を伺いたいです。
質問です。そもそもGAFAのようなメガ企業が少ない。また、事業会社の新規事業の選択肢でMAを積極的に行う事業会社が少ない。
また、買う会社はスタートアップを選びたくない理由がある。また、MAを取り仕切るエージェントや適切な仕組みが少ない。もしくは不十分。素人意見で恐縮です。ありがとうございます。
はい、ということで。そうですね。そうですね。いつもハッシーさんありがとうございます。
MAの課題感
はい、でですね。MAの話。MAの課題感みたいな話で言うと、ちょっと今もう一回出てきた仮説を読みますね。GAFAのようなメガ企業は少ない。
まあまあ、それはそうですねと。で、二つ目。事業会社の新規事業の選択肢でMAを積極的に行う事業会社が少ない。
少ないんですけど、なんかこれはいろんな会社の上場企業のIRを見ていくと、結局、なんかみんな気づいてはいるんですよ。
その新規事業を作るっていうことと、それからそのMAしてその新規事業として取り込むみたいなやつって、やっぱこうMAどんどん増やす。
海外相談、アメリカ特に相談で、やっぱMA増やしていかないと、新しい事業の柱が立ち上がっていかないよねっていうのはなんとなく皆さん気づいているっていうところですね。
上場企業の会社のIRを見ていると。ただ難しいのは、一番の課題っていわゆるこう、経験値が少ないがゆえのに起こることに対処できないっていうのが一番大きいです。
例えば、M&Aをすると、いわゆるPMIって言うんですけど、Post Merger Integration。つまり会社買うじゃないですか。それを自分たちの会社に取り込む、会社とか事業にマージしていくんですよね。
ここが一番課題が大きいです。これむちゃくちゃ大変で、経験値が言うことなんで、本当に難しいことなんで、ここはうまくいかない会社がすごく多いと。
端的に言うと、スタートアップのカルチャー、スタートアップの会社を買ってくるっていろいろ整ってない部分もあるし、それからそもそも大企業とスタートアップのカルチャーが違いすぎてとか、いくつか要因があるんですけど。
なので、この辺のマージをするところがうまくいかないケースが非常に多い。買ったけどうまくいかないみたいなのが非常に多かったりとか、買ってもそもそもうまくいくんだっけみたいな議論があって、ちょっと買いにくいみたいな。
僕はここが一番課題かなというふうに思っています。ちょっと他のも読みますね。買う会社スタートアップを選びたくない理由がある。スタートアップを選びたくない理由っていうのは、ちょっとこれ、スタートアップ、MA自体は件数増えてます。
ただそのいわゆるスタートアップ、これはちょっと言葉が合ってるのかわからないんで解説しておくと、外部株主が入っているような会社、VCとかそういうのが入っているような会社を買うときってどうしても値段が、VCが出資しているのでどうしても値段が上がりがちですと。
そうですよね。だって投資家が投資するときのバリュエーションって、シード機でもバリュエーション2、3億、シリーズAで10億みたいな値段をつけて投資をすることが多いですよね。
ただ、その金額感が合わないっていうのはめちゃくちゃあります。買う側の立場からすると、1個目のGAFAみたいなメガ企業が少ないみたいなすごい要因の1つでもあるんですけど、別にメガ企業じゃなくても買えるんだけど、日本だとやっぱり10億円以上のバリュエーション出して買う会社ってなかなか少ないんですよね。
よって、スタートアップでは全然数億円のバリュエーションが普通についたりするし、場合によってはシリーズA超えてたら10億円以上のバリュエーションがついてる会社なんてザラにあるんですけど、この値段の付け方と、それから買うときの値段の付け方って実は全然違っていて、そもそもロジックが違うので、そもそもこの値段感が合わないみたいなのがすごく起こりやすいんですよね。
だから、買収は起こるかもしれないけど、投資家が前のラウンドで入れた時の時価総額よりも低い株価で買われてしまうことっていうのは非常に多く発生していると思います。
そうすると、誰が割を食うかっていうと、普通株で投資をした投資家、そして創業者であり、これいつも優先株式の話はたまにしてると思うんで、これちょっと今日割愛しますが、普通株の株主がちょっと割を食うことになるんですね。
ものすごい低い価格で買われたとしたら、ほとんど創業者とか普通株で投資をした投資家にはお金が残らないということになります。
なので、ここがうまく調整できなくて、売れないみたいなケースとかもあったりはやっぱりしますね。これは別に買う側の理由じゃないですけど。
あとはですね、MAを取引でエージェントが適切な仕組みが少ない、もしくは不十分。いや、これはそうじゃないと思ってて、MA仲介会社って死ぬほどあるし、死ぬほど増えてるんですよね。
だから、別に少ないっていうことじゃないんですけど、やっぱり一個前の話で、スタートアップの外部株主がいる会社、そして投資家が高い値段をつけているときとかに調整ができないっていうのはあります。
そんな感じかな、スタートアップを買いにくい理由っていうのは。
じゃあどうしたらいいのかっていう話で言うと、さっき言ったように一番の課題はやっぱり買う側のPMIの問題のような気がするんで、そこはしっかり専門家の方に、
そこが課題だって分かっている人も結構いて、例えば上原寺さんとかね、これ出ていただきましたけど、上原寺さんとかやってるKoalisとか、Koalisとかはそういうテーマに取り組むようなチームですし、
あとは、僕の司令でもやっぱりそういうことをやってる会社個人はいますね。
で、売る側の方としては、売る側というかスタートガップ側として気をつけるべきことは、M&Aを試合に入れるならやっぱり高いバリエーションをつけないこと。
あとは優先株の発行できるだけ遅らせることがポイントです。
やっぱこれが入っていると投資家が、いやちょっとそんな株価じゃ売りたくないですっていう風になっちゃうことが多いんで、そこは気をつけましょうって感じですね。
M&A増えるべきだと思うし、増えないと、これいつも言ってますけど、スタートアップがどんどんシリーズAとかBとかの山登れなくて、
スキン調達できなくて、ジリジリゾンビ化するスタートアップが増えちゃうよっていう話だと思ってます。
なんとかM&Aを増やしていかないとなとも思うんですけど、来年M&Aの数が5倍になるかっていったらそんなこともなくて。
これでも政府も頑張っています。
税制を優遇したりとか、M&Aした会社の税制を優遇したりとかそういうことをやってるんで、それはすごく良いことではあると思いますね。
これもBラッシュキャンプのセッションで言ってました。
クラウドワークスがある会社買ったときに、税制優遇対象の第1号になったっていう話をセッションで言ってました。
Bラッシュキャンプ行くといいですね。こういう旬な話をいろいろ聞けるっていうのはあるね、確かにある。
質問なんですけれども、日本のM&Aを増やしていくために必要な変数でいろいろあると思う中で、
スタートアップができることとしては、M&Aを考えるのであればそのバリエーションを考えるっていうのがあったと思うんですけれども、
もう一つ買ってもらう、買い手側の候補を増やすっていうので、海外の会社とか、たまにスタートアップのM&Aでちらほらあったりすると思うんですけれども、
たまにありました。
日本のスタートアップでも、海外の会社に認知してもらうためにやるべきアクションとかっていうのは、
どういうものになってくるのかとか、そもそも現実的なのかなとかは聞いてみたいなって思いましたね。
海外M&Aへの取り組み方
いい質問ですね。ただ僕もこれですっていう回をバシッと持っていないのが現実なんで、
僕の周りで起こっていることとか、知っていることをお話しすると、
まず海外へのM&Aみたいなので言うと、僕も知り合いとかで、たまに話があるっていうのは聞きますと。
つまり、あとはそういうのを狙っている会社が何個もあるので、そういう人たちが取っているアクションはどんなことかっていうと、
まずは、1個例を挙げると、
そうですね。
なんかシンプルにグローバルで事業をやることっていうのは重要で、
例えばですけど、わかりやすいので言うと、プロダクトハントでデイリー1位を取るとか、そういうのでまず注目されますよね。
海外に向けた発信をちゃんとやること、事業をちゃんとやること、英語で事業を展開するとか、
あとはですね、
でも結構独自のことをやっていると、実際僕の知り合いの会社でもGAFAからも問い合わせがあったっていう話とかやっぱりありましたね。
買収の話までいかないけど、
そういった買収も含めた協業の話とかは確かにあったっていう話は聞きますね。
その会社は実際に海外MAを狙っているので、それをフックにいわゆる他のGAFA系の会社に行こうとしているっていうのはありますね。
実際そういう会話を始めていると聞いています。
あとは、やっぱり海外展開するってことなんじゃないですかね。
そもそもだって日本だけでやってる会社を海外の人が来て買おうってあんま思わないと思うんですよ。
でもそれで日本でやってる会社を借りたいってケースにはいくつかパターンがあって、
要は、それこそ、わかりやすいかな。
Pairsあるじゃないですか、マッチングアプリの。
Pairsがマッチグループに買収されたのってやっぱりそういうところだったんですよね。
マッチグループってそういうマッチングアプリとかいっぱいやってる会社なんですけど、
やっぱり日本で展開したいって考えたときに、
そういう会社は自前でそういう日本向けのアプリを作るのか、
現地の会社を買った方が早いのかっていう判断をすると思うので、
そこの選択肢に入ることですよね、まずは。
なるほど。
で、日本で一番伸びてるアプリを買いたい。
じゃあこれだみたいな。
なったら買われるチャンス増えますよね。
そのときにしっかりコネクションを持っていることとか、
運が良ければもちろんアプローチはありますけど、
売りたいと思っているのであれば、やっぱりしっかりこっちからアプローチするべき。
もしくは、海外向けに強いエージェントとかいるのかな。
ちょっと僕分かんないですけど。
いそうですよね。
なんでそういうところをしっかり組んで、海外の会社を持っていくってことなんじゃないですか。
ありがとうございます。
もう一つ質問なんですけど、
USとか、特にこの米エリアとかだと結構その、
競合たくさんスタートアップいる中で、
一つのセクターでも20社ぐらいいると思うんですけど、
で、一気にそのどっかの1社がデキレース的に、
VCから大きく何百億上達したときに、
その他の2番手、3番手、4番手とかが結構その、
1番手に買ってくれみたいなオファーを結構するみたいな文化があったりすると思うんですけど、
スタートアップ同士の買収
日本でもたまにスタートアップ同士での買収みたいなのってあると思うんですけど、
そういうのは進んだりすると思うのかっていうのと、
それは進んだりすると思いますかっていう質問です。
スタートアップ同士の買収ですか。
はい。
えっと、まあなんかあると思います。
なんかその、一時期、最近あんまり言われてなかったですけど、
まあスタートアップ同士か、まあ物によってはあるって感じですかね。
例えば一時期言われてたのは、なんかその、
SaaS系企業が合唱連合が起きるみたいな話があって、
これでもSaaSバブルのときかな。
なんかその、えっと、例えばですけど、
フリーとかマネーフォワードとかが上場して、
で、まあどんどん大きくなっていくのに、
その周辺領域を取り込んでいく、
エメで取り込んでいくっていう戦略をするだろうという話がありました。
なので、なんかそういう、
そういうなんていうんですかね、
話っていうのはあるっちゃあったんですけど、
最近あんまり聞かないので、
まあ日本だとどうなのかなっていう感じ。
これは至強の悪化のせいかもしれないですけど。
ただ、なんか全然ないシナリオではないなと思っていて、
結局その未上場で、
これは別に上場してるスタートアップって言ってるんで、
今未上場のスタートアップの話かなと思っているんですけど、
でもやっぱり、
上場、まあそうだな、
未上場でめちゃくちゃ調達してるスタートアップが会社を買いまくる。
なくはないけど、なんか今結局、
未上場のスタートアップも資金調達結構きついんで、
買いまくれるっていう状況ではない気がする。
なんか一桁多くぐらいのスタートアップを、
未上場のメガスタートアップが買うみたいなのは全然あると思うんだけど、
未上場のスタートアップの課題
最近そういうなんか、
未上場のスタートアップ、グロースの市場が厳しくなってるんで、日本だと。
グロース、当初のグロース市場の株価が上がってないので、
スタートアップって上場すると、だいたい当初のグロースに上場するんですけど、
そこが全然今、この2年ぐらい株価が全然上がってないので、
その影響が未上場のスタートアップにも出ている。
よって、なんか上場しててもしてなくても、資金調達環境もまあまあ厳しいです。
よってそういう会社が積極的にMA進めるかっていうと、
どうかなって感じですね。
個別に株価が伸びている良い会社とかは全然やると思うんですけど、
もちろんなんか上場してる会社のIRを見ると、
それこそラクスルとかもそうですけど、
あの、M&Aをしっかり戦略に入れてますと、
いう風に言って会社を買ったりとかしてるわけですが、
なんか買い漁るみたいな感じはないと思いますね。
やっぱり本当に自分たちの事業ポートフォリオとして、
持っておきたいと思う会社をセレクトして買っているんだと思います。
そうですよね、確かに。
上場審査とか近くなったら、また新しく事業増えたら、
ややこしくなったりも。
まあ上場直前期はちょっと厳しいですね。
そうです。
買いにくい。
ありがとうございます。
勉強になりました。
はい。
はい。そんな感じですかね。
はい。
はい。
Boot Up Radioは番組に対する質問や取り扱ってほしいテーマを募集しています。
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そして、この番組がいいなと思ってくださった方は、
番組のフォローとシェアをよろしくお願いします。
それではありがとうございました。
ありがとうございました。