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2024-07-17 33:41

#24 タイミー上場の分析-前編(資本政策)

▼概要

タイミー社の上場承認に伴い公開された資料を元に、エクイティを中心に資本政策について分析しました。シリーズAからシリーズCまでの資金調達の状況、各ラウンドでの時価総額の推移、ストックオプションの発行状況など公認会計士・税理士の視点から解説します。


▼トピック

・タイミー社の資金調達の概略(シリーズAからシリーズCまでの調達額と時価総額の推移)

・主要投資家の動向(サイバーエージェント、JAFCO、MIXI、伊藤忠商事などの参画状況)

・ストックオプション発行の詳細(14回にわたる発行状況と従業員への付与方針)

・CFO就任と資本政策の変化(黒字化へのシフトと上場準備の開始)

・エクイティ調達における特徴的な動き(シリーズAでの大幅な株式放出とその影響)


▼タイミー Ⅰの部

https://www.jpx.co.jp/listing/stocks/new/mklp770000009tk0-att/07Timee-1s.pdf


▼関連配信

⁠#10 ストックオプション発行タイミングとポイント⁠

⁠#11ストックオプションの特徴(税制適格SO、非適格SO、有償SO、託型SO)とスタートアップでの活用方法⁠


▼タイミー小川さんnote

⁠https://note.com/taimee/⁠


▼『スタートアップ税務AtoZ』番組概要

税理士・公認会計士であり、『NFTの会計税務』著者であるスタートアップ会計の畠山謙人が、会計業務の基礎知識から、業界特化の税務対応まで幅広いノウハウを発信する番組です。シード・アーリーのスタートアップ経営者へ正しい知識を届けることで、Exitに向けた正しいファイナンスの土台づくりを支援します。


▼スタートアップ税務AtoZへのお便り(ご感想やトークテーマのリクエストなどお待ちしております!)

https://forms.gle/tsJdnqJTcZcUYFUe8


▼制作

・出演者:⁠⁠⁠⁠⁠畠山謙人⁠⁠⁠⁠⁠(税理士・公認会計士) @kandmybike

・MC、企画制作:⁠⁠⁠⁠⁠稲荷田和也⁠⁠⁠⁠⁠(StartPods) @oinariiisan

・編集/サポート:⁠⁠⁠⁠⁠KON⁠⁠⁠⁠⁠(knock'x Media) @konteer10

サマリー

本エピソードでは、タイミーの上場承認や、一の部と二の部の資料について話し合われています。 タイミー社の資本政策については、取引先や資金調達の進捗、そしてストックオプションの発行が分析されています。 タイミーの上場に際しては、エクイティの資金調達やストックオプションの発行について解説が行われています。 福岡さんがシリーズAのタイミングで30%の出資をしていた可能性があり、着地小川さんも自身で投資しています。 発行されたストックオプションは計16%になっています。

タイミーの上場の承認
スタートアップ税務AtoZ、スタートアップフレンドリーな税理士・公認会計士の畠山さんへ、
税務会計に関する素朴な疑問、企業家目線で今気になる話題を投げかけることで、企業前後のファイナンスの土台作りを支援する番組です。
MCは、スタートポッツ稲荷田が務めます。畠山さん、よろしくお願いいたします。
税理士・公認会計士の畠山です。よろしくお願いします。
畠山さん、本日の収録6月24日ですけれども、ちょうど先週末ぐらいですかね、スタートアップ界隈が湧いていました。
そうですね。
タイミー、スキマバイトを展開されていらっしゃいますタイミーのグロース市場への上場の承認が発表されたということですね。
そうですね。
これ本当にまさに湧いたって言葉がヒットするような形で。
湧きましたね。久しぶりに湧いてるなと思って。
関係者さんも企業家もVCもみんな上がってるというか、モメンタムを感じたと言いますか。
すごい話題だなと思って見てたんですけども、畠山さん的にはどんなふうに捉えたとか、感想とかありますか。
そうですね。久しぶりに指標が悪くなってから、久しぶりのユニコーン1000億以上の時価数額を上げての上場であったりだとか。
あとタイミー社で言うと、最近SNSで中々情報が、中の方の発信が見れなくなってきてるなと思ってたので。
そうなんですね。全然わからなかったです。
元DNAの森安さんの就任されて退任された後ぐらいから全然タイミーの情報が出てこないなと思っていて。
少し前に手数料が30%ぐらい取るようなビジネスで、既にリューツーダー化が予測できて、何百という売上で黒字化してるんじゃないかみたいな、
分析するようなツイートも出てきたなと思ってたら、もう1ヶ月2ヶ月経ったら上場の話が出て、
だから上場準備始まってたから黙り始めたというか。
なるほど。
一の部と二の部の資料
機密情報、SNSでアカウント中々発信してると良くないので、そういうことだったんだなと思って見て思ってました。
素晴らしいですね、業績も。
そのSNSの動きだけでも調子良いはずなのにSNSがちょっと控えめっていう会社さんはもう上場に向けたシグナルと言える可能性がありそうですね。
そうそう。
今その業績の話も畠山さんからありましたけれども、本日のテーマはまさにタイミーを取り上げてですね、
タイミーの上場発表に伴い公開された各種資料、決算書だったりだとか、一の部と呼ばれるものもありますけれども、
これを分析、解説する回がどうだろうかというご提案をいただきまして、
これは僕自身もまさに聞きたいなと。
なかなかこの一の部とかも重要な資料っていうのは認識はしてるんですけど、
いかんせんページ数が多いというところでどうしてもこういった有識者の解説を待ってしまうしがございまして、
絶好のタイミングですので、この辺り解説していただきたいなと思っておるんですけれども、
ちなみにこれ一の部とか決算に伴い発表される資料一式っていうのはどういうものなのかっていう基礎知識から教えていただいてもいいですか?
そうですね。上場するときは一の部っていう名称になるんですけれども、
記載されている内容はその後決算ごとに作成して開示していかないといけない有価証券報告書とほぼほぼ同じようなフォーマットで、
上場の一期目だけは一の部っていうような書類の名前に変わって、
それを添付して上場承認されるみたいなイメージですかね、当初から。
なるほど。一の部って一番最初の決算報告資料みたいなニュアンスなのかもしれないですね。
ちゃんとした揺れは知らないですけども。
あとあまり語られないんですけれども二の部があります。
そうなんですね。それ初めて聞きました。
二の部は何なんですか?
二の部はどちらかというとビジネスの情報が書いてあるようなイメージで、
一の部は数値関係ですね。決算書のイメージになりますかね。
これ二の部はいつ出るんですか?もう出てるんですか?
これも私もこの収録の始めるその隙に検索したんですけど、
ちょっと添付されてる場所が違うみたいで当初からですね。
一の部が添付されてる場所に二の部っていうのが書いてなかったんで、
あれどこに出るんだっけなと思っているんですけど、
企業側はこう作ってそれも上場のための書類として準備していて、
開示されるはずですね。
いいですね。それでいくと一の部が注目されるのはやっぱり投資家目線で
この会社がいくら価格がつくのかみたいなところから派生された注目と
一番最初の発表っていう意味も含めてだと思いますけど、
ある意味二の部がそういったビジネス的なモデルとかも書かれてらっしゃるんだったら
ビジネスマン、企業家、支援者であればそっちもかなり重要な資料になりそうですので、
公開されたタイミングでそこを扱ってみるっていうのは面白そうだなとは思いつつ、
一旦今回といたしましては前編ではリスナーさんでも一番気になるであろう
エクイティと資本業務提携
資本政策、特にエクイティという感じで調達をしてきたのだろうというところが一つと。
後編では一の部だったり決算書を読み慣れていない方でも
わかりやすいような形でどんなことが記載されているのかっていうのを
分析していくというコンテンツをお届けしたいなというふうに思ってまいります。
なのでじゃあ一旦前編ですね、エクイティに関するところですけれども、
これじゃあ畠山さんからお話進めていっていただいてもいいですか?
そうですね。
ありがとうございます。
調べたことですね。
ぜひお願いいたします。
まずタイミング社は10月決算の会社で、今が6月ですよね。
なので最近の10月決算でいくと前期なんですね。
なので現時点では今の進行期ではまだ1年間の決算の情報を出すことができなくて、
今5月月時ぐらいまでしか入っていないわけですよ、10月決算の会社として。
5月までの情報入っているんですね。その半期分はプラスで載っているみたいなことですか?
そうですね。今進行期が第8期で、今の進行期の情報は四半期分の決算書として、
BSとPLが後ろの方に載っていて、一部の方の表紙ですぐ出てくる5か年の業績を並べているところにおいては、
年間の情報を書くので、最新が7期なんですね。前期の情報で。
5年間なんで、三振567の売り上げとか利益とか、創資産とか純資産とか色々書いてあるわけですよ。
発行図に株式数とか。という感じで、タイミングで言うと第8期が進行期の途中で、それが新世紀でN期。
第7期がN-1、その前がN-2、第6期という感じですね。
N-2期でタイミングで言うと売り上げが62億あって、ここで黒字化してますね。
N-2期で、62億売上げで、2億超の。
5600万の税引きご利益があって。
N-1では売り上げが161億、2倍以上成長してて。
最終利益が18億あって。
進行期はまだ年間分の売り上げが全然出てない時期なんだけれども、予想資料では275億って書いてましたね、売り上げが。
最終利益が22億みたいな感じですね。成長がえげつない感じで。
タイミング者の場合はN-2期、監査法人をつけて監査意見を2期出してもらう必要がある。
N-2とN-1に対してすでに黒字化の体制が整った上で上場準備を始めているということが言えます。
これはIQTの話から少しはずれてしまいますけど、やっぱり上場のタイミングでは、今の指標では黒字で一定利益が出ていないと、
それに合わせて黒字化をしているというのはあるんですかね。
そうですね、私もそのように読み解きました。赤字上場でいいって言ってたのが字化がつきやすかった、SARSのブームだった頃だと思うんですけど、
結構黒字化っていうのが重要な指標になっているのかもしれないなというふうにはタイミングを見てもらいました。
あと取締役CFOのヤギさんもちょうどN-3期くらいでしたっけね。
そうです。
そのタイミングで入られたって話もありますんで、その辺りでヤギさんの保持権も入ってそういうシフトを変えたっていうのもあるかもしれないですね。
そうですね。
ヤギさんがN-3で入ったっていうのは何でわかるかというと、一ノ部の中に役員の状況っていうのがあって、
そこで入社時期が書いてあったので当てはめると、ヤギさんが入られたのは2021年の4月で、
これが2021年10月期が第5期で、これがNでいうとN-3期でみたいな。
そうするとタイミング者としては上場準備を始めていこうということが明確に決まっていて、人材探し。
さらに言うともう1年前ぐらいで決まってたかもしれないですね。すぐCFOが見つかるかはわからないので、
監査が始まる前にCFOを決めて、それをN-3で間に合わせてみたいなことがあったんじゃないかなというふうに読み解きました。
ヤギさん周りの話でいけば、このN-3で入ってるけれどもそこそこのストックオプションとか持ち株比率もお持ちでいらして、
それをストックオプションで補填したんじゃないかみたいな話もされていましたよね。
そしたら早速ですけれども、エクイティがどんな感じで積みかかって、本編の方に行きましょうか。
株式での調達も書いてあるページがあって、そのタイミングで何の株式を何株発行して、
発行価格いくらでって書いてるページがあったので、そのイベントごとに書いていったんですね、自分で分析するために。
それは株式の種類株とかそういうの細かく全部出てるってことですか。
そうですね。タイミング者でいうと、普通株と優先株のABCがありました。
なので、C種優先株の発行のシリーズCまでで終わってます、株式調達はですね。
終わるというかシリーズCを行ったのが2021年9月で、これが2021年の10月期という言い方ができて第5期で、これがN-3なんですね。
これがヤギさんが入られた年度でもあったし、みたいな。
なのでタイミング者でいくと、最終的な大型のエクイティ調達はN-3までで済んでいて、
そうですね、済んでたという言い方ができまして、
N-2からは黒字化してるっていうところもあるんで、N-3の調達でも黒字化のために残り必要なお金も全部調達しきってしまっていて、
N-2からは経営の方針を変えたっていうんですかね、赤字を掘ってビジネスモデルを作っていくというところから転換して、
そのフェーズに行って、黒字を出す機にN-2でなって上場準備も進めていったというような方針をヤギさんを筆頭に進められていったんじゃないかなというふうに読み解きました。
2021年でシリーズCが終わり、確かにその後のブレスリリース、資金調達系のものがたくさん出てましたけど、結構デッドが中心だったなという印象はありまして。
そこからデッド情報を自分の分析では加えていってないんですけど、確かに順番はそうなのかもしれないですね。
あとこれちょっと赤木さん答えは持ってないかもしれないですけれども、気になってたのは、とはいえ多分2023年とか4年も結構資本業務提携のブレスはたくさん出てたなと思っていて、
このあたりはどういう感じでエクイティを出したんだろうなっていうのは気になりましたね。
なるほど。資本って書いてたら株式の出資の関係を持つことになってるわけですし、業務提携であれば資本関係はない提携なんですけれども、株式の交代とかがちょいちょい来てたかもしれないですね。
セカンダリではないけれどもってことですか?交代というのは?
法人にお金が入ったんではなくて、既存株主と新しい株主と株式の売買をして参画してもらうということがあるかな。確かに株主の動きはいろいろ書いてました。一ノ部でも。
じゃあそういう既存株主がセカンダリになるかもしれないですね。
そうですね。いろいろ交代は起きてそうでしたね。
面白いですね。こういうところからも何でだろうとか思うと、結構2024年のそういうのは物流系の会社さんとかが多かったりもしましたんで、その辺りがやっぱり当初のビジネスモデルと変わってとかもあったかもしれないですね。
タイミー社の取引と資本提携
ちょっと話から逸れると、タイミー社の上位の取引先は物流系まさにで、大和運輸とか佐川だっての売りかけ金が上位の相手先だっていうふうなことが出てくるので、多分そういう感じで資本提携とかがあるんじゃないですかね。取引の拡大のためで戦略的にそういう合意がされたっていうところがあったんじゃないかなと思いますね。
わかりました。ちょっと脱線させてしまいましたが、本題の方に戻っていただけますか。
そうですね。エクイティはCまでやっていたっていうことなんですけれども、調達金額は70億でした、合計で。
シリーズCの時が一番大きくて40億。複数の株主がいるんだけれども、例えば事業会社で伊藤中庄司がいるっていうのが面白いなと思いました。
事業会社なんですね、伊藤中?
いや、本体ですね。
本体から出てるんですね、面白いですね。
いろんなVCさんも増えてたと思うんですが、ここでいきなり超大手の勝者がいたんで面白いなということで、Cの代表は伊藤中だっていうふうに私は決めました。
それ結構ビビりますね。伊藤中に買収されるのかなみたいなふうに見えますね、場合によっては。
持ち分的にはCの株主は15%ぐらいなんですね、合計的には。
なので伊藤中自体は多分5%ぐらいしか持ってなくて、伊藤中の決算でも持ち分法関連適用会社にもなってないので、業績を取り込む関係ではなってないと思います、会計的に言うと。
面白い、会計からでもそういうのが分かるんですね。
その前のシリーズBでミクシーなどが入ってきていて、調達額がCの時は40億付けて、時価総額が259億ぐらいに試算されました。ざっくり260億。
試算は書かれてるわけじゃなくて畑山さんの計算ってことですか?
時価総額はリリースでも1ノブでも出てこないので、私の出し方はその時の発行済み株式数、今回でいくと31,174株×優先株式Cが83万2千円なんですね、一株。
これを掛け合わせるとポストマネーというものの時価総額が出せるので、これで259億が出てきて、タイミング社で言うとSaaSでバブルだった頃とは違って300億ぐらいまでしか上げておらず、そして上がるときにはユニコンになってるみたいな、4倍ぐらい上がるのかなと思います。1200億ぐらい付くって言われてるので、上場で。
優先株式掛け合わせて分かるっていうのは、優先株式の発行、大体例えば10%とか15%とか発行してるだろうって前提でってことですか、それともカチッと計算が出せるものなんですか?
出せますね、C種の優先株式発行価格は83万2千円って一の分で書いてあったんで、ありがとうございますって感じでそれを使わせてもらって、自分で出す必要なく。
なるほど、じゃあ仮説じゃなくてもこれはほぼ事実ということで。
そうですね、発行後は31,174株っていうのも書いてあるんで、一の分で。
なるほど、それで分かったりするわけですね。
そうです。もし一の分がなければ当本を取得して読み解いたりしますね。
すごい。
C種だとそんな感じで、B種の時期はミクシーたちが入ってきて、6億6千万ぐらい調達して、この頃で100億ぐらいですね、時価総額。
これが第4期なのでN-4ですね、B種が。
売り上げは第4期は4億6千万で、最終利益は赤字の12億みたいな、まだまだスケールが必要で赤字掘りまくりフェーズですね、シリーズBで。
その前がシリーズAでJAFCとかが入れてて、20億調達して時価総額62億。
だからシリーズAで62億が結構高めかもしれないですね。評価してもらいやすかった流れがあったのかもしれないですね、2019年10月とかですね。
でもあれですね、ポストが62億で20億調達してるってことは結構な割合を出してるってことですか?
そうですね、プレイが40億でポストで60って感じですよね。
7800株、発行済みは24000株のうち7800株が新株だったんで、確かにご指摘の通り32%出した。
ですよね、結構大きいですね。どうなんでしょう、Aとかでいっぱい出すもんなんですかね、僕あんまりそこは詳しくないですけど。
いや出さないですね、言われてみたら。
ですよね、じゃあかなり大勝負に出たというか。
かつ時価総額上げられなかったのかもしれないですね、2019年の10って雰囲気変わったのかもしれないですね、この頃からもしかすると。
じゃあどっちかっていうと20億欲しかったけども。
時価上げられずに。
あるかもしれないですね。
じゃふことの交渉でみたいな。ここで大勝負3割ぐらい渡さないとみたいな。
確かにそうですね、だって小川さんの最後の一部のちょっとだけ計算してみたんですけど、確か持ち株比率が20%超ぐらいで、あと持ち株会社のやつ埋めればもうちょっとあるかもしれないですけど。
管理会社込みで30ぐらいかなって感じですよね。
Aでこれだけ出したからっていうのはあるのかもしれないですね。
吐き出し、なるほど、これ一つ参考ですね。
さらに面白いなと思ったのが、サイバーがさらにその前に出てるんでさすがだなって思いました。普通株で。
サイバーは藤田さんの本体からも出てるし、サイバーのスタートアップファンドからも出てますね、両方出してますね。
早まりさんもツイートされてたんで、本体の藤田ファンドの担当で早まりさんとかいらっしゃって、いろいろ接触とか。
当時いろいろ串かつでスタートアップの飲み会とかやってたんですよね、藤田さんと喋るみたいな。
この時期が2018年の12日、私がいたのか。
中にいた。
入社頃、転職した頃コロスで。
頑張ってキャッチアップしようとしたらその動きは見れたかもしれないですね。まだその時は注目されてなかったかもしれないですね。
タイミングへの投資資料とか探せたかもしれないですね、その後入社してるんで。
面白い。
その時期が見ましたね。
藤田さんから調達した背景とか、昔お母さんがノートを書かれて、お母さん結構骨太なノートを連載一時期されてて、メモもしてるのかもしれないですけど。
なるほど。
その辺りでもエピソードが載ってた気がしますね。
なるほどですね。この時プレシリーズAで3億集めていて、ポストマネーで13億って感じですね。
なので10億の時価総額で3億か、結構ですね。
ですね。しかもバリエーションも別にすごい高いわけじゃないっていうか、見る金額かなって気はなんとなくしますけど。
そうですね、最近風の付け方ですね。
そうですね、なんか。
控えめですね、結構。
Bで大勝負で出たんですね、すごいですね。
プレシリーズAと、今回サイバーが入ったタイミングとジャフコが入ってきたシリーズAでだいぶ放出しててって感じですかね。
ですね。
この機なんかで言うと8300万ですね売り上げ。サイバーが入った頃。
で赤字3億って感じで、まだ中小企業と言われてしまう1億ないレベルですよ。そこから始まってるんですねストーリーが。
今のがプレイAですか?シールとかその前とかのも売ってるんですかね。
この1ノブが5機ぐらいなんですよね。なので3、4、5、6、7。3機、4機、5機、6機、7機までぐらいしか取れなくて、実は1機と2機の情報が1ノブから取れてなくて。
取ろうと思うと当本を取得すれば、一番最初の資本金の動きから取れたりはしますね。けどあんまり情報載ってないんです、豊富には1ノブほど。
それからでもSEEDってことはあれですよね。結構早いうちに出してるわけなんで、こういったところの今の5機分の持ち株のSEED一覧には出てこないけれども、
全体を見たときの株のSEED一覧に見たことない名前がいたら、その方が結構SEEDの段階で出したような方だったりとかはあるかもしれないですかね。
そうですね、消し込んでいくと。だから多分資産管理会社とかは初期かな、わからないな。その後、直接外却してて入ってきてる場合もあるんですよね、会社通さずに。
そうですね、SEED投資してた可能性か、直接の取引で入ってきてるか、株主と。っていうふうに当たりはつけていける感じですかね。
なるほど、あれですね、それこそなゆみさんって小川さんって、かなりピボットされてから今の今バイトに到着されていらっしゃいますんで、
そういう意味でも初期の資本政策はこんなに強気に出れてないというか、ゆえに何かいっぱい調整しなきゃとかそういうのもあるかもしれないですけどね。
シリーズAぐらいまではまだ検証中だったわけですね、会社としては、方向性とか主たる事業を探されてたって感じですかね。
次はストックオプションなんですけれども、ストックオプションの内容も一応たくさん書いてありまして、最終的には第14回のストックオプションということが書いてあったので、14回発行してきたということが読み取れました。
だいたいはストックオプションの条件が書いてあるんですけれども、もう消滅したストックオプションもあって、初期の頃が確か第1回第2回あたりはもう存在しないみたいなのが書いてあったと思うんですけれども、
そういうのは条件が書いてなかったりしたんですが、だいたい10回分ぐらい把握することができまして、内容をざっと見た感じは新宅型のストックオプションはなかったですね。
話題になった新宅は使ってなかったんですね。
ストックオプションを始めたのが、第3回がN-3の第5期で2021年頃なんですね。結構後ろ目ですね、取れた情報の中では。
ストックオプションの発行
これで無くなったと思われる第1回第2回が第1期から第4期目ぐらいの間で発行されてたんだけど、あんまり積極的にやってきてなかったということが言えますね。
消滅したっていうのは退職に伴った消滅とかってことですか?じゃなくて別の理由があり得るんですか?
多分仕切り直しですかね。一旦喪失してもう一度付与し直しとか、多分そんな感じかなと思っていて。
あんまり全体観の設計とかは仕切らずというか、とはいえそれは消すけれども実際その時で渡したやつが次に正式に発行する時に組み込めるような形できっと出し直してるってことですね。
そういうやり方あるんですね。
1の部で読み取れる初回の数字で言うと第3回のストックオプションが優勝のストックオプションで、優勝は発行して渡しますというタイミングで相手方は振り込まないといけないやつですね。
これで役員とか従業員、外部協力者に渡していたようで、この役員がヤギさんなどですね。
なのでヤギさんはN-3期で上院して、まずこの就職・転職の交渉の中でストックオプションをもらえることが多分決まり、無償と優勝を両方できるんですけれども、多分外部協力者に渡したいタイミングだったんですかね。
外部協力者は税制的確ストックオプションを渡せないので、
ありましたね。昔配信会でやりましたよね。
なので非的確SO渡すぐらいであれば初めに振り込んでもらう必要はあるんだけれども、優勝でやろうよみたいな感じかなと思いますね。
いいですね。
これが初回の第3回優勝SOですね。
この後毎年結構ちょこちょこストックオプションを発行していて、
従業員も100人に対して発行しているとか、その都度20人に発行するとか、
多分その都度就任してきた従業員を割と幅広に与えるために、
ストックオプションを発行する際は誰々さん何個、誰々さん何個決めてやっていかないといけないので、
一旦ある程度数が集まったタイミングで次のストックオプションを発行して、
誰々さん、誰々さんみたいな。
なので新宅型であれば枠を作っておけるんですけれども、
新宅をやってないのでタイミングさんでいうと、
その都度発行で、その都度その都度必要な従業員に発行していった感じが読み取れて、
それは無償のSOのようなので、無償かつ従業員といえばおそらく税制的確かなって思ってます。
新宅はまとめて枠を用意しておいて、来られるべきタイミングでお渡しするってことができたけれども、
新宅を使ってないから都度都度発行する必要があったってことなんですね。
またちょいちょい有償SOを発行されていて、
そこは必ず役員が書いてあるんですね、私先で。
なので八木さんもそのタイミングで未然に起きて取得していって、
あとは小川さんの資産管理会社にも渡した有償SOがあったようですね。
最終的に八木さんはストックオプションベースで2.3%ぐらいの持ち分になっていて、
資産管理会社はSEED期の頃で普通株で持っている部分と有償SOの込みで多分8%ぐらいの持ち分になっていて、
SO全体では16%ぐらいになってそうです、この14回の発行で。
なのでメルカリが作ったと言われる20%上限の参考にされてますかね、多分16%なので。
そうですね、結構ちゃんと出してる方ですよねきっと。
多分そう思いました、従業員さんに理事議員に渡されてきているので、全員に渡しきれてはないと思うんですけれども、
特にN-3期の第4回の無償SOが従業員105人ってなっているので、この頃は全員に渡されたかもしれないです。
常々これからやるんで今までついてきてくれてありがとう、頑張ろうな的な感じですかね。
いいですね。
いいですね。
こういう話を聞くとその時に転職したかったなとか頭はよぎりますよね。
僕もサイバーから転職していれば絶対もらえてた。
ほぼほぼそんな夢の話なわけですけど、でもこれやっぱロマンというかスタートアップの夢ですよね。
この頃あれですね、コストマネー96億なんですね。
何倍?
12.5倍。
いいですね。
1万円分くらいもらってたら12.5倍?1億か。
キーマン1億ぐらいあるんでしょうね。
キーマンって言うと管理職ぐらいですかね。
事業ブリーダーとか、1千万円分くらいもらってたとして12.5だと。
やっぱスタートアップですね。
いいですね。わあさんも今回270だか300ぐらいですよね、確か計算していくと。
そうですね、なると思いますね。
計算しちゃいましたもんね、すぐさまになった人多いんじゃないかなと思うんですけど。
多分我々もジョインしてたらきっと多分事業の肝になるところのポジションで頑張ってたと思うので、結構もらえてましたよね、きっと。
いいなあ、お金欲しいですね。
やっぱりエクイティ周りは天井がないというか、金額大きくなりますよね、得られたときは。
そうですね、しかもこうやって例えばタイミーの成長期をある種牽引したというか、キャリア的にもちゃんと実績がつくわけですんで、
そういう意味では本当に伸びるスタートアップに入れるっていうのが夢がありますよね。
自分も成長経験にもなりますからね。
経歴という意味でもつくし、それは難しいですね。
そんな上手い話ないぞっていう、かなりの時間になってしまい、しょうがない。
今日なんか珍しく、ポッドキャストをわざとらしくないというか、自然な分析会になったんじゃないかなと思ってお付き合いいただいた方に感謝ですね。
はい、長時間失礼しました。ありがとうございます。
大体20分くらいで収めた方も多分2倍くらいかかってる気がしますけれども。
そうですね。
タイミーの上場に伴うエクイティの説明
一旦今回はタイミーの上場に伴って、まず前編エクイティだったり、
エクイティの資金調達およびストックオプションの発行をどんな感じでやってきたのかっていう話を解説をさせていただきまして、
今発起というところで、そこでそれぞれのシリーズに対して資金調達の額と当時のバリエーションと、
あとは売上だったり、利益はいくらくらいだったのかっていう話もさせていただきながら、
どうやらシリーズAのタイミングじゃ、福岡さんがおそらくリードを取られたであろうタイミングでは結構30%くらい出していて、
大幅な大優勝があったんじゃないかっていう話とかもありつつも、
とはいえ着地小川さんもしっかり自分とやられておりますので、やっぱり今1500くらいですかね。
自画像額もかなり大きいものにはなりましたので、そうなるとやっぱり大事ですね。
でもやっぱりそこの大勝負があったから金額に乗ったっていうふうに考えると。
いやー難しいところですね。
結構各所でも福岡さんに対していくつかコメントがありましたけど、
勝負主というかどんな弾力があったんだみたいなコメントもありましたけど、
それが現れるような足本製作だったんじゃないかなというふうに思いました。
そして最後は我々もタイミングに入っておけばよかったというところでした。
そうですね。
ロマンを語って終わりましたね。
じゃあ畑山さん今日もありがとうございました。
ありがとうございました。
この番組はスタートアップ会計の畑山さんとスタートボッツ稲荷田がお送りいたしました。
トークテーマのリクエストやご感想を畑山さんへのお相談は概要欄に記載のお便りフォームか畑山さんのエリックスメッセンジャーまでお気軽にお寄せください。
継続的に良質なコンテンツを配信できますよう番組のフォローだったり、
この回が面白かったなという方はぜひ畑山なんかにもご協力いただけますと幸いでございます。
それでは次回ですね、
エクイティに限らず一ノブだったり決算章から読み解けるタイミングの上々というのを続編もお送りしたいなと思っておりますので、
どうぞよろしくお願いいたします。
ありがとうございました。
ありがとうございます。
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