声で届ける起業家の物語 Startup Now-コミューンの高田さんへの インタビューの続きをお送りいたします。
後編では、投資家でいらっしゃいます ファーストライト・キャピタル株式会社代表取締役 マネージング・パートナー 岩澤 脩さんを交えて、コミューンさんの魅力に迫っていきたいと思います。
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それではまず、岩澤さんご自身の自己紹介だったり ファーストライトさんのファンドのご紹介。
こちら1、2分ぐらいでお願いできますでしょうか。
はい、皆さんこんにちは。 ファーストライトキャピタルの岩澤治宗です。
ファーストライトキャピタルは、 アーリーステージに投資しているベンチャーキャピタルでして、
領域としてはAIであったり、DXだったり、SaaSだったり、 最近だとヒューマノイドみたいな領域も
リサーチを始めていたりしているんですけど、 投資テーマがですね、
人口減少社会をチャンスに捉えて、 イノベーションを起こしていくような
スタートアップへの投資成長支援を させていただいています。
私自身は、もともとユーザベースの 創業権に参画をしまして、
まだSaaSという言葉が一切なくてですね、 ASPだったり、月額課金のビジネスみたいな、
そういう例明記ですよね。 その時代にスタートアップに飛び込んでですね、
ユーザベースが当時10人の時代からIPOを経験して、
1000人になるまでっていうのを間近に見てきたっていう、 そういう経歴ですね。
ありがとうございます。 岩澤さんのキャリアおよびファーストライトさんについて
気になる方は、とっておきの番組がVivaVCと。
VivaVC。
VivaVCという伝説のポッドキャストがございます。
伝説ではないですけど。
伝説ですよ。
私のベンチャーキャピタリストとしてのプライベートを 切り売りするという番組なんですけどね。
ぜひご興味ある方は聞いていただければなと思います。
ありがとうございます。
前編もご同席いただいておったんですけど、 ご感想とかありましたら、ぜひ支援いただけますか。
まず、長いっていう話が止まらないっていうのは、
これはもう創業以来の高田さんの強みですね。
もう今、投資させていただいて6年、7年近いですよね、 最初にお会いしてからは。
そうですね。初めてお会いしたのが2019年の初め頃。
そうですよね。
6年半ぐらいだと。
そうですよね。
年を減るごとに話の尺が長くなっていくっていう、 これやっぱり素晴らしいですよね。
素晴らしい。
事業の解像度が上がっていくからこその、 伝えなければいけないことが増えていく。
使命感が。
前段でさんさんのOBがたくさんいますんで、 実は今度高田さんと撮るんですって言ったら、
全員が全員、高田さん話長いんで気をつけてって 釘を刺してもらって、
僕もかなり意識して望んだんですけど、 見事に聞き続けてしまいました。
すいません。
っていうぐらい深い話をいただいたのかなと 思っております。
私は結構強みだと思ってまして、
私の強みの一つが、
人によってどういう人かという印象が 変わらないっていうことだと思ってるんですよ。
この人は自分は何を価値観として 大事にしてるのかっていうのを、
トランプみたいな中から5枚選ぶっていう、 バリューズカードっていう、知ってます?
知ってます。
を、自己役員だったり経営チームでやって、
それを誰かというのを明かさずに、 この5枚は誰でしょうみたいなやつを、
社員にクイズを出したんですね。
したら他の人のやつは、ちょっと意見が違うというか、 答えが違う。
この人なんじゃないか、やっぱりこの人なんじゃないか みたいになったんですけど、
私のやつだけ全員がこれ絶対高田さんだ っていうふうになるぐらい、
どういう人間かが分かりやすいっていうのは 非常にいいことかなと思ってるので、
全員が話が長いって言ってるのは、
一貫性っていう意味で強みかなと。
プロモーション戦略。
ちょっと奇弁をどうしますけれども、 かなと思っております。
確かに採用候補者さんとかが面談に来ても、 ギャップがないとかね。
そうです。
そういうところがありそうですね。
ありがとうございます。
岩澤さん、SEEDからでしたっけ? 投資をされてらっしゃるのは。
第1回目のファイナンスからですね。
第1回からですね。
はい。
当時、たぶんファーストライトさんが まだUBEさんでいらっしゃって、
割と早い段階での投資ですか?
そうですね。
立ち上げて1年経ってないぐらいのタイミングで、
コミュニティと会ったんですね。
そこでリードも取られてみたいな話とかも お伺いしたんですけど、
コミュニティさん及び高田さんを信頼して ベッドしていこうみたいな思われた、
当時の理由と言いますか。
その辺りも少し教えてもらえますか?
高田さん、今のイメージでいくと、
よくご存じない方って、
すごく東大BCG、しかも体もすごく大きくいらっしゃって、
お話もお上手なんで、
結構固いイメージを持たれる方が 多いんじゃないかなって思うんですよね。
ありがとうございます。
なんですけど、前半のところのお話をお伺いして、
まさに私が投資を当時決断した理由に つながるんですけど、
高田さんって本当に周りの環境に流されずに、
それに抗いながら、
自分で変化を勝ち取っていくっていうのが 高田さんの勝ちパターンなんですよね。
当時も、当時デイワンでしたよね。
まだコミューンという社名になる前で。
私が当時、大歓山の一軒家にオフィス圏、 自宅みたいなところがあったんですけど、
そこに入ったら、まだ健康食品が わーっと置いてあるみたいな、
そういう時代だったんですよね。
その時に感じたのは、
これ今でも変わらないんですけど、
3つあって、
1つは、自己破壊から進化していく。
デイワンでやってた健康食品から ピボットされてるじゃないですか。
そのピボットをなぜしたのか。
ピボットの失敗ですよね。
失敗から何を学んだかっていうところが、
かなり当時の高田さんはじめ経営チームの方の 解像度が高かったんですよね。
なので、ある意味産区コストもある中で、
それを一旦壊してコミュニティで 新しいものを立ち上げるっていう、
その創造力みたいなところが、
1点目すごく印象的だったなっていうことと、
あとは修正力ですよね。
破壊して新しいものを作っていって、
それでどんどん突き抜けていくっていうよりも、
先ほどの高田さんのこの人生の、
じゃあ国連を目指すがOECDってやっぱり違ったよねって、
ここの修正力だと思うんですよね。
確かに人によったらもう立ち止まっちゃって どうしようってなっちゃいそうですね。
か、もう疑問に思っても、
もう一回戻らないっていうのもあるじゃないですか。
自己暗示してじゃないですか。
そのままいっちゃうかと。
それをまたゼロベースから戻って、
差分を細かく戦略的に見ていって、
それを埋めていくっていう能力が やっぱりすごく高かった。
最後はもうやりきる力っていう。
もう弾力ですよね。
もうやると決めて高田さんがやらなかったことを、
最初この6年間見たことがないので、
そういう意味では、
それがコミューンの信頼・起点経営みたいなところにも
やっぱりつながってくるところではありますよね。
サーフでいくと、プラットフォーム戦略的に
一つのプロダクトでいろんな機能を搭載していくっていうよりかは、
他社のサービスとうまく組み合わせて使えるようにしていくって方向性もある気がしていて、
そういうやり方もあるんじゃないかなと思うんですけど、
今回コミュニティさんの場合だとどちらかというとコミュニティさんの機能というか、
どんどん別のプロダクトをくっつけていってって話なのかなと思っていて、
この辺りでどういうふうに理解したらいいんでしょうか。
そうですね。
やっぱ思想かなと思ってまして、
ピースとして、
例えばコミュニティを捉えたときに、
うまくフィットするような他の役割を持っているソリューションって
世の中に全然あるかなっていうふうに思うんですけど、
何のためにそれをやるのかっていう最終指標の部分が、
信頼起点経営っていう、
全く同じ言葉を使っている会社さんでいないので、
全く同じ言葉でなくてもいいんですけど、
同じような方向性であるっていうのは、
そんなにやっぱりいなくて、
もちろん、
コミュニティの中での例えば価値をより提供、
価値をレベルアップするために、
パートナー企業様、今何十社もいらっしゃって、
それは営業販売パートナーさんじゃなくて、
ソリューションのほうのパートナーさんですね。
ポイントの部分で、
例えばコミュニティの中でグッズが欲しいってなったときに、
でもうち別にグッズ作ってないじゃないですか、
福屋さんじゃないので、
グッズを作っていただけるような会社さんとそこは連携してたりとか、
そういう意味合いでのパートナーシップはあるんですけれども、
コとソフトウェアっていう部分で言うと、
ある種、何のために作ってるかっていう点で、
自分たちががんばったほうがいいかなと思っているという感じですね。
ありがとうございます。
あとこれ、すごく個人的な感想というか質問なんですけど、
サーフ系の会社って結構、
お客さんを育成するみたいな、
引っ張り上げるみたいなニュアンスがすごい強いなって思ってたんですけど、
コミュニティの中でお客さんを育成するというか、
現代を育成するというのが、
視点の巻き方がより人らしくていいなというか、
エラそうぶってなくていいなみたいなことを個人的に思っていて、
これもはやただの感想に近しいんですけど、
この辺りどんなところから来てるんだろうなとか。
ありがとうございます。
よくマーケティングでナーチャリングするって言うじゃないですか、
ナーチャリングされたことあります?って思って、
企業がそんな上手いことできないのかなっていう、
感覚があるっていうのが自分の中でありますね。
それから、
コミュニティ領域だと、
よくファンコミュニティっていう言葉が使われるんですよね。
我々は、
あらゆる組織と人が溶け合うっていう風に、
ビジョンを掲げているっていうのもあるんですけど、
冷静に考えて、
お客様100人いたら、
ファンって数人じゃないですか。
5人10人いたらすごいブランドだと思う。
化け物ブランドだと思うんですけど、
っていうような中で、
ファンコミュニティって、
95人ぐらいを無視することになるじゃないですか。
ファンであるかどうかっていうのは、
どちらかというと感情的な部分なんですよね。
でも、
機能的には別にそういう感じじゃないけど、
機能的にすごく評価をしていて、
何か足りなくなったら迷わずそこの製品を買うよ、
みたいな人ってたくさんいると思うんですよ。
でも、その人たちにあなたってファンですよねって言ったら、
いや違いますってなると思うんですね。
お客さんっていうのは100人いたら、
100人多様な方々がいて、
多様な形で企業と関わっていて、
ある種、
旗立つ役割もちょっと違かったりすると思うんですよ。
例えばあるメーカーさんの、
BtoBのメーカーさんの例ですけど、
複雑性がテクニカルなプロダクトの事例なんで、
ファンの方が超知見があるわけじゃないんですよ。
だけど、
そこのスペシャリストみたいな、
ギークみたいな人は、
めちゃめちゃ知見があって、
上手くその方の力をお借りできると、
めちゃめちゃカスタマーサクセスサポートのクオリティ上がるんですよね。
ファンコミュニティやってたら、
その人の知見って多分活かせない。
ファンじゃないから。
その方にも上手く乗っていただけるような、
やることをやらなきゃいけないよね、みたいに。
ある種、我々は、
当時のメインストリームとはちょっと外れたこととかを、
信念持ってやっている。
結果としてそれが今は普通になっている。
ところはよく多くあるかなと思いますね。
コンシューマー向けサービスのコミュニティも、
今お話ありましたけど、その一つかなと思います。
サスケの会社さんだと、
先行モデルがありすぎて、
大抵それに習っていくみたいなところがありますけど、
ちゃんと否定するところもあって、
独自性なのかなと思いますけど、
岩澤さんの視点でもどういうふうに捉えていらっしゃるかとかありましたら、
ぜひ教えてください。
今回のリリースで、信頼っていうキーワードが上がってきていると思うんですけど、
ちょっとわかりにくいなっていうリスナーさんもいらっしゃる気もしていて、
私なりの理解をお伝えさせていただくと、
サース的なところでいくと、
バリューギャップっていうんですけど、
もっとわかりづらくなっちゃった。
もっと難しくなっちゃった。
簡単に言うと、
何か物を買いたいとか言ったときの期待値ってあるじゃないですか。
この商品とかこの商材ってこれだけの価値があるかなと思って買ってみたら、
全然価値が違うっていう。
これがバリューギャップって言われたりするんですけど、
アメリカのデータを見ると、そこのギャップが生まれた瞬間に
みんな離脱するじゃないですか。
信じたのに裏切られたみたいな。
ある意味焼き旗になっちゃうわけですよね。
日本って人も減ってるし、
企業も減ってってるじゃないですか。
そんな焼き旗やっちゃったら、
経済活動になりたたないっていうところまで追い込まれてるわけですよね。
そこのギャップを埋めていくために、
このコミューンがさまざまな
プロダクトを提供して
支えていくっていう、そういう世界観を実現していくという
メッセージだと思うんですよね。
確かに2Cでもそうですし、こと2Bでいっても、
お客さん、見込み顧客のターゲット限られてるのに
雑な営業してっちゃったらまたに焼き旗みたいになっちゃう。
どんなにプロダクトリリースしても見向きもしてくれないみたいな状態なのかなと思って。
これ海外だといいと思うんですよね。
アメリカとか未だに人口伸びてるじゃないですか。
アジアも伸びてるじゃないですか。
1個1個それを丁寧にやっていかなきゃいけないっていう環境だと思いますし、
実際いろんな株主だったり従業員だったりに対する
信頼を損なってしまうっていうことが
企業としての活動が止まってしまう
1つの要因にもなっていると思うので、
ある意味その信頼っていうのが今後経営においても
大きなキーワードになってきそうですよね。
と我々は思っていますね。
もちろん売上を伸ばします、利益を伸ばします、