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2024-08-08 22:18

#37-後編 「聴く」の力で、はたらく人と組織のビジョンが重なる、主体性あふれる職場を増やす/エール株式会社 代表取締役 櫻井 将さん

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ゲスト:エール株式会社 代表取締役 櫻井 将さん

エールさんは、社外人材によるオンライン1on1サービスを提供されているスタートアップ🗣️

2024年6月、シリーズBラウンドにて3.2億円の資金調達を実施されました。櫻井さんの人生観やエールの代表に就任された背景などを伺いました🎙️


▼トピック

<前編 - 櫻井さんの経歴とエール代表就任までの道のり>

・幼少期の家庭環境が「聴く」原体験に

・新卒でワークスアプリケーションズに入社、創業者の牧野さんとの面談で営業へ配属

・コーチングや組織開発に興味を持ち、独立を検討

・創業者が退任しVCが代表を担っていたエールと出会い、3代目の代表取締役に就任

・1年半を経て創業者と初対面した際の会話

・週報を共有するサービスを電話での1on1に転換した背景

・週報から30分の通話へ、ユーザーの継続率が劇的に向上

・PDCAを回し続け、現在のサービス形態に進化


<後編-エールの事業展開とユニークな組織運営>

・社外人材による1on1のコーチングサービス

・「聴く」スキルの重要性と「聴いてもらう」体験の価値を重視した設計

・エンゲージメントスコアやウェルビーイングスコア向上、組織の心的安全性改善などの効果

・「お手頃価格で高品質」なサービス提供ができる理由は非経済的報酬を重視するサポーターの存在

・自己申告型給与制度の導入の意図や効果

・サポーター、営業、マーケ、オペレーション設計のポジションを採用強化中


▼ご出演者様/企業様の各種リンク


▼パーソナリティ

・中山悠里(独立系VCアニマルスピリッツDirector)

 ⁠https://x.com/yurinakay⁠

・稲荷田和也 (JobTales株式会社 代表取締役/StartPodsプロデューサー)

 ⁠https://x.com/oinariiisan⁠


▼企画制作

『StartPods』スタートアップ専門ポッドキャスト企画制作(運営:JobTales株式会社)


▼パーソナリティからご案内📣

資金調達を実施されたばかりの起業家へのインタビューを通じて、スタートアップの魅力を発信しています!出演希望のご連絡は、パーソナリティ⁠までDM又はフォーム経由でお願いします!(調達プレスリリース公開に合わせた相談も大歓迎です。)

※現在ご出演希望多数につき、恐れ入りますがご希望に沿えないこともございます…!

SNSでのご感想もお待ちしております😊 #StartupNow


▼問い合わせフォーム(Startup Nowへのお便り)

https://forms.gle/vJbT4RMSea5HK6Ec7

サマリー

後半では、社外人材によるワンオンのコーチングサービスを提供しているエール株式会社のビジョンと組織変革について詳しく語られます。 聞く、聞かれるということや、イラッとすることを話し合いながら、組織のコミュニケーションが変わり、信頼性が高まります。お手頃価格で高品質なコーチングサービスを提供するために、サポーターやAIのマッチングロジックが活用されています。自己申告型給与制度を導入し、社員が自己決定して報酬を決めます。 自己申請の金額で報酬を決定し、主体的に関わることを考えた際にこの規模でまだできるなと思われます。経営として人件費総額が一定の報酬を超えたら調整を入れるとされています。

00:03
資金調達を実施したばかりの企業家の人生や 事業の裏側に迫るStartup Now、
エール株式会社代表取締役 櫻井 将さんへの インタビューの続きをお送りいたします。
前編では、ご両親が当時は冷戦関係にあり、 最初に聴くという現体験が、
その空気感を感じる、みたいなところから 完成やしないつつ、というところの話を
意外なところだったんですけれども、 伺ってきました。
そして社会人になりまして、Works Applicationsさんで、 相手のご要望だったり課題というのは
しっかりヒアリングした上で提案をしていく というようなスタンスの営業を身につけられつつ、
そして独立なども考えたタイミングで、 エール株式会社が代表にならないかという
お誘いが突如舞い込んできて、お引き受けをし、 そして最初は手法というような形でテキストベースで
掲示板でクライアントの方々の悩みを書いて そこにコメントをしていくようなビジネスから
実際に伝話になっていく過程、 そのリボットな歴史なんかもお伺いしてまいりました。
後半では、そんな拡大さんが仕掛けてらっしゃる 事業だったり組織について、
しっかり迫ってまいりたいというふうに 思ってまいります。
拡大さん、改めてよろしくお願いいたします。
よろしくお願いいたします。
よろしくお願いいたします。
ワンオンコーチングサービスの展開
社外人材によるワンオンのコーチングサービス というところなんですけれども、
改めてどんな事業を展開されているのかというところ、 詳しく教えていただけますでしょうか。
社外の人材でワンオンをするという話を しているんですが、
基本的なターゲットは、
従業員1000名以上の会社さんの管理職や 管理職の方の研修であったり、
あとは最近で言うとキャリア自立とか キャリアオーナーシップという言葉が
使われることが多いんですけど、 キャリアを考えるための研修で使われるケースが多くてですね。
なので、いわゆる人事の研修であったり、 部門の研修の中に一部に組み込んでもらって、
外部の人と話すことで、 自分のキャリアを考えてもらえたり、
あとは聞くということですよね。
特に最近管理職の傾聴研修なんかに 使っていただくケースがあるんですけど、
話を聞くことって聞いてもらうっていう 経験がないとやっぱりできないんですよ。
今まで管理職の方々って聞かれて育ってないんですよね。
聞いてもらって育ってなくて、 見て盗んでとか叱られてとか、
這いつくばって頑張って育つっていう経験の中で、 当時はそれが良かったんだと思うんですよね。
時代にマッチしてたんだと思うんですけど、
そうなって育ってきて管理職になった瞬間に、 部下の話を聞けと言われると言われても、
職場で一対一でどうやって聞いたらいいか 分かんないっていう課題がある。
なので我々がまず聞くっていうことをすることで、
聞いてもらうってこういうふうにされるんだな。
そうされるとすごく結構自分にとって役に立つなっていうこととか、
気持ちいいもんだなっていう体験をしてもらった上で、
聞くっていうコンテンツをお渡しして、聞く練習を今度は代わりに、
サポーターと言われる我々の聞き手相手にしてもらったりとかっていう風にして、
聞く力を高めるっていうような研修をしたり、 キャリアっていうことを考える研修をしたり。
キャリアを考える研修
キャリアのほうが結構面白くて、
最近だと20代、特に20代後半から30代前半ぐらいってやっぱり、
大企業って転職、1回目の転職期なんですね。
そのタイミングでキャリアにたらましをしたいとか、
整理をしたいとかっていうことを皆さん言われて研修やってるんですけど、
これも一緒で研修やっただけだとなかなか変わらないんで、
ちゃんと自分の話を聞いてもらいながら、 試行整理をしていくっていうことをしたり、
またもちろん管理職のキャリアってことを 一緒に考えてるんですよね。
あとはミドルシニア系ですね。
40代後半から50代の方々のキャリアについての壁打ちだったり、
試行整理だったり、気持ちの整理とかっていうのを 一緒にさせてもらう。
社内の中で40代、50代の方の話を聞ける人はいないんです。
同じ会社の年下に、
俺のキャリアの話なんて聞かれたくねえっていう話になって、
みんな後ろに。
そうなんです。
なんで外部の人がそこが活躍する場所になっていく。
ちょっと言って、じゃあ40、50代の方々のキャリアって、
2時間の研修や3時間の研修で棚卸せるほど薄っぺらくないんで、
なんで外部の人と2週間に1回とかっていうペースで、
3ヶ月とか6ヶ月とかっていう時間をかけて、
キャリアを棚卸ししていくとか、
未来を考えていくっていうことを一緒にさせてもらうっていうのを、
そんな研修を社外人材のワンワンという形でやらせてもらってます。
組織の変革とエールのミッション
だいぶ長くなっちゃいました。
ありがとうございます。
最初はセッションの中で出てきた悩みとか、
問題を解決するためのコーチングなのかなと思ってたんですけど、
そうではなくて、これは最初のゴールとしては、
話を聞いてもらう体験をするっていうことが、
ゴールになってるって感じなんでしょうか。
そうですね。
でも聞いてもらうっていう体験がゴールですって言っちゃうと、
別に聞いてもらえたかなんてございませんって言われちゃうので、
一応テーマ設定をしていて聞く力を高めるっていうことが、
一応この研修の目的ですとか、
キャリアを考えるということが研修の目的ですということで、
導入をさせてもらってお話を聞かせてもらうんですけど、
本当に効果があるところとしては、
自分がやっぱり聞いてもらうっていうこと、
自分の話をするっていうことに価値があるんだっていうこと。
そこに自分が自分の話をするという時間が欲しかったんだってことに気づいたりとか、
こんなに話すことで気持ちが整理されるんだとか、
思考が整理されるんだっていうところに、
気づいてもらいながら、
それが組織のパワーに変わっていくっていうところの変化をさせてもらっているサービスです。
なのでアドバイスとかは基本的にはしないんです。
何かキャリアの相談といっても、
キャリコンの方が導いていくような話というよりは、
どちらかというと、
自分を内省するための伴奏を一緒にさせてもらうっていうのに近いかなというふうに思います。
なるほど。
じゃあこのセッションの中で話された内容とか、
見えてくる組織の課題とかも一定あるような気はするんですけど、
それはあんまり吸い上げたりはせずに、
あくまで聞いてもらう、聞くところだけに集中しているって感じなんですか?
そうですね。そこがですね、エールの面白いところなんですけど、
そこを絶妙なバランスでやることがやっぱり組織にとっては大事。
プレイヤーとサポーターって呼んでるんですね。
話を聞ききってがサポーターと呼んでるんですけど、
プレイヤーの方とサポーターの方のセッションの内容、
具体的に何を話したかっていうのは、
実は運営している我々も見ない。絶対に。
それを見てしまったら、
プレイヤーの方がもう正直に話せなくなっちゃうから。
絶対に見ない。
だから2人の秘密になってます。
なんですけど、そこで書かれる最後に、
このアンケートを毎回セッションごとに5分ぐらいのアンケートを書いてもらうんですけど、
ここに書いてもらった内容で、
OKって言ってるものに関しては人事に出しますよっていう風に、
そこで書いてもらった内容を匿名化して、
誰が言ったかわからない状態にして、
その情報を人事に渡すと、
え、うちの社員がこんなこと言います?って、
絶対嘘ですよとか、
こんな話ししないです、うちの管理職みたいな、
いや、こんなこと言う管理職がいたら会ってみたい、すげー嬉しいみたいな、
そういうことが普通に話されるんですけど、
そこは絶妙なバランスで、
個人だけに特化してるというよりは、
あのビジョン、ミッションの部分を見ていただいたりすると、
エールのミッションの部分を見ていただくと分かるんですけど、
働く人と組織のビジョンが重なる、
主体性あふれる職場を作るっていうミッションなんですね。
なので、個人が輝けばいいっていうところよりは、
個人が輝くというのは、やっぱり組織との関係性の中で、
その人がこの関わる、
最も時間を使っている仕事という時間の中で、
どれだけその人が主体的になれるのかとか、
自律的に関われるのかっていうことを、
どうやったら生み出せるだろうっていうことを考えていて、
夢を見つけて転職してくださいっていう感じというより、
その人が自分とつながって、自分の価値観であったり、
自分が仕事をする上で何を大切にしたいのかっていうことだったり、
会社が今何を大切にして、それに対して、
自分だったら何ができるのかっていうようなことを考えたら、
組織とその働く人っていう人が、
働く人側からすると自律的に、主体的に、
組織に関わろうという意欲だったりとか、
実際の行動をサポートするっていうところに
意思を持っているサービス。
そのサービスを導入してみて、組織変わったなっていうのが、
雰囲気でわかるのはあると思うんですけど、
数値的に明らかにこれが良くなったみたいなのって、
わかったりするんですか?
数値的には結構びっくりするぐらいわかるんですけど、
Weboxをはじめとしたエンゲージメントサービスのスコアは、
どの組織でやってもほぼ全て上がる。
エンゲージメントスコア上がる。
エール受けてる人と受けてない人のABテストというか、
テストするとわかりやすくエール受けてる人が上がりますっていうのが、
エンゲージメントのスコアであります。
あとは、よく取らせてもらうスコアでいうと、
ウェルビングのスコアとか、
最近気にされてる会社さんもあるので、
ウェルビングのスコアなんかも、
統計的に有利なぐらいわかりやすく上がっていきますし、
聴く力と組織のコミュニケーション
あとは、これ個人の指標ですけど、
もうちょっと組織的な指標で言うと、
話を聞く、聞かれるってこととか、
自分というものが整っていくと、
意外と組織の心理的安全性も高まっていくってことが起きて、
つまり相手が言ったことにイラッとしたっていうのは、
相手が悪いっていうより、
こちらの価値観より、こちらの信念体系に触れてるから、
イラッとするわけじゃないですか。
このイラッとしたということをサポーターに話してもらいながら、
いや、実はめちゃくちゃイラッとしたんですよ、
今週っていう話をして。
何があったんですか?とか言って聞きながら、
そこが自分にとって大切だからイラッとしたんですね。
だとしたらどういうふうにそれと関わるといいんですかね?
みたいな話とかをサポーターとしてもらうと、
現場での組織のコミュニケーションが変わっていきますし、
それだけ聞かれると、
実は相手の話も聞けるようになっていくので、
チームの中でミーティングが起きて、
イラッとしたときとか、
何か違うんじゃない?っていうときとかに、
ちょっと教えて教えてっていうふうに、
その人が聞けるようになっていくみたいな形で、
組織の信頼性も高まっていくっていうことも、
定量的にはかなり出ています。
お手頃価格と高品質なコーチング
これ難しいところなんですけど、
この数字が上がったからって買ってくれるかっていうと、
意外とそうでもないんで難しいなと、
事業は難しいなと思うんですけど、
数字的にはその辺は明らかにあって。
なるほど。ありがとうございます。
前半だとコーチング業界のユニクロを目指されるっていうことをおっしゃっていて、
これちょっと因数分解してみると、
お手頃価格で、
あつ高品質みたいなことかと理解したんですけど、
実現するために、
これまでのって言ったらおかしいですけど、
普通のコーチングサービスと比較すると、
どのあたりがユニクロにするための工夫っていうのが
されているのかなってあたり教えてください。
まずはお手頃価格っていうところからいきますと、
サポーターと呼ばれる方々はですね、
30分のセッションを実は1000円でしてくださってるんですよ。
ここが本当にユニークなところでして、
なぜこれが起きてるかというと、
まず一つはサポーターのほとんどの方が副業であること。
お金のためにやってないっていうところですね。
何のためにやってるかっていうと、
自分がせっかく資格取ったコーチングやキャリアカウンセリング資格とか、
学んだことを生かす場所がないっていう人たちが結構多いんですよね、世の中に。
これを自分の持ってるスキルや経験を生かせる場がある。
自分が誰かの役に立てる。
そして自分のスキルが錆びつかないとか、自分のスキルを伸ばせる。
こういう動機がまずあったりすると、
エイルがやってるこの世界観がすごく好きで、
これが広がっていくということ自体に喜びを感じるっていうサポーターもいるんですけど、
経済的報酬ではなくて、非経済的報酬でエイルのサポーターをやるということに
喜びを感じてくださる皆さんに集まっていただいて、
今3500名を超えたところなんですけど、
ぐらいの方々がそういう方々登録いただいてるっていうのが、
ビジネス構造上で言うと、原価的にはお安く生み出せているので、
お客さんへの提供価格もワンセッション5000円からっていうような金額で
提供できてるっていうのが一つお安くっていうところがあります。
1対1でコーチングとか普通につけたら3万円とか5万円とか、
そういう金額感で、その辺が一つお安くっていうところです。
だからって品質低くなるのっていうのは実はそうならなくてですね、
一つは経済的報酬じゃないということがいいセッションを生むっていう
このパラドックスが実はあって、
いいセッションしないと自分の生活が困るってなるよりも、
純粋のためにこの人のためにどういう時間を作ったらいいだろうっていう
意識状態で関わった方が実はいいセッションになるっていうことがあるんですね。
これが経済的な話とつながったセッションの質の話ですね。
もう1個はAIでマッチングをかませていて、
性格の特性をとっていてですね、
こういう性格タイプの人には、こういう性格タイプの人がセッションをすると、
平均で何点ぐらいの有利期間になるっていう、
もうマッチングロジックが昔から教師出た何万件って作れてるんで、
今入ってきてるお客さんが性格テスト受けていただくと、
3500人の中で誰とやると一番いいセッションになるかっていうのも見えてたりするので、
そのマッチングロジックで1個質を担保しているっていうのと、
自己申告型給与制度
あとはとはいってもAIなんで交代可能ですっていうところで、
もう1つ質を担保しているというところで、
あともう1個はさっきまさに中山さんがご質問いただいてます。
コーチングっていうものよりは割と何か教えたりとか導いたりというよりは、
純粋に聞くっていうことだったりするので、
ここだけだったらそんなに難しくないっていうところもあって、
自分のジャッジメント、自分の価値判断みたいなものを一旦脇に置いて、
相手が何を考えてるのか、何を感じてるのかなっていうことを、
純粋に30分そこに意識と耳を傾けるっていうことさえできれば、
いい時間になるっていう設計ができるので、
この辺で質を担保するっていうところですね。
ここは言っても、100時間コーチングのトレーニングをした人と一緒のセッションができるとやっぱり違うと思うので、
そういう意味でユニクロって言っていて、ある一定の品質以上はもちろん出しますけど、
そこから先のプロコーチのようなものは期待しないでください。
その代わり日常、手に取りやすい方でご提供しますというか、こういう設計にしている。
ありがとうございます。
ちょっとどんな方だったらコーチになれるのかっていうような、
資格がなくてもいいよっていう感じなのか、
どんな方だったらこのサポーターに向いているっていうのがもしあれば教えてください。
聞きたいとか聞くっていうことに興味あるっていう人であったら誰でもなれます。
毎月100名以上ですね、説明会があってそこに100名以上の方が毎月エントリーしてくださってるんですけど、
そこで聞くってこういうことだよとかこういう思いでやってるよとか、
こういうことがもしやっていくんだとするとこういうことが必要ですよっていうことをお伝えしたりするプログラムがあるので、
そこにさえ来てもらって資格はいらないですし、その説明とあとはサポーターのですね、
クエストと呼んでるんですけど、サポクエって呼んでるんですけど、
サポータークエストっていうのを2回かな3回かなの講座をウェブで受けていただきたいすれば。
ありがとうございます。
もしイエールさんのサービスにすごい興味があるなと思って、
イエールさんの従業員として働きたいと思った場合には今どんなポジションがあるのかってあたりも教えてください。
今ですね、絶賛募集中なのは営業とマーケティングの領域はかなり募集しているのと、
あとですね、もう一個ここがとにかく今重要だなと思っているのは、
オペレーションの設計のところがすごく難易度高いなと思ってまして、
何言ってるかというとですね、毎月1000名のマッチングとかしてるんですよ。
1000対1000でマッチングかけるんですよ。問題が山ほど起きるんですよ。
連絡取れないな、何か言ってた通りなんとかじゃないとか、この資料読んでなかったとか、
何かいろいろ起きるんです。でも相手は大企業だったりするんで、
ある程度のサービスのリテラシーを保ちながら、こっち側はボランティアで関わってくれてる人たちなので、サポーター側は。
なのでそこのオペレーションの部分の設計を緻密にでも大胆に面白くできる人がいたらいいなっていうのは結構絶賛募集中ですね。
それができる方がどういう方なのかっていうのは模索中ですか?なんかペルスナーとかあったりするんですか?
いや、ちょっと近いなと実は思ってるのは、旅行代理店とか近いなとちょっと思っていて、
修学旅行のオペレーションとかってめちゃくちゃいろいろ起きるじゃないですか。
海外旅行とか行ったりすると、絶対当日パスポート持ってこない人とか2,3人いるじゃないですか。
こういう時にどうするのかみたいな話とかあって、事前にマニュアル配るし、できるだけならないようにするんだけど、
当日どうするのかっていうことってすごいオペレーションの妙だと思うんですよね。
みたいなこととかを考えるのが好きな人とかが一緒にやってくれたらすごい嬉しいんだけどなっていうふうに思ってる。
確かに。あとなんかアパレル系とか商社とか素材とかいっぱいそういうのを扱う方とかもそうですね。
確かに確かに確かに。
ありがとうございます。採用とか組織の部分でもう1個だけすごく気になるなって思ってたのが、
採用ページ開いていくと、いわゆる要件とかあると思うんですけど、
そこに給与の部分に自己申告型給与制度っていうのが書いてあって、
確かに。
これ触れて大丈夫ですか?
大丈夫ですよ。
これは他に見たことないなっていうレベルだったんですけれども、
これはどんなものでどういう意味で設計されているのかとか、
実際どういうふうに運用されているのかみたいな、簡単に教えてほしいです。
まずどんなものかというと、本当に自己申告型の給与制度で、
自分で決めてます。自己決定してます、全員、社員は。
なのでこの半年に1回やるんですけど、この半年間自分はこういう関わり方をするから、
報酬としてはいくら欲しいっていうのを自己申告をして、
みんなからフィードバックをもらいます。
でもこれフィードバックまでフィードバックで、
あ、あくまでフィードバックなの?
で、別にってことですよね。
自己申請による報酬決定
それを決めてもらってもいいし、最終は自己申請した金額で決まるので、
自己申請の金額で報酬を決定してます。
これ、なんでこれやってるかっていうと、
やっぱり人が自立、さっきビジョンのところに言ったんですけど、
人が組織に対して自立的に関わる、主体的に関わるってことを考えたときに、
この規模であればまだできるなと思ってるんです。
自分はこういう関わり方をするからこういう報酬が欲しいって、
報酬って結構極みじゃないですか。
自分で決めるってことは、
自分がその組織との関わり方を自分で決めるっていうことにものすごく影響を与えるんです。
なんで中途で入ってくる方が一番苦しいんですけど、
自分で決めるってどうしたらいいんですかって言うんですけど、
そこがもうスタート、エールとの関わりのスタートで、
自分で報酬を決める、ここでいくらもらっていいんだろう。
他の人の報酬全部オープンになってるんで、
僕の報酬もオープンになってるんで、
あの人がいくらもらってるってことはこんなもらっちゃダメかなみたいな、
こういう気持ちになったりとか、
成果出してないのにとかっていう気持ちになったりとかするんですけど、
それでも自分はこういう報酬をもらって、
ここでこういう働きをするんだと決めて半年やってみる。
やってみて、またPGCを回しながら次はこうしてみて、
生活のライフスタイル変わるかもしれないし、
状況変わるかもしれないし、
こういう報酬の決め方をしてます。
報酬の調整
一応最後のセーフティーネットとして、
経営として人件費総額がある一定、
想定のある一定の報酬を超えたら、
ここちょっと調整は全体として入れるっていうか、
相談はしますよっていうラインを入れてるんですけど、
今までに活動はしたことはないです。
本当にエイルさんの事業そのものとか、
優しさの中に実は厳しさがあって、
厳しさの中に優しさがあるみたいなところであり、
こうやって絶対社会にとっていい事業でしょうけど、
経済性ってどうなのっていうところの事業のところと、
本当にリンクするような報酬設計にもなっていて、
面白いなと思いながら聞いてました。
そんな珍しいところを見つけてくださってありがとうございます。
本当にまだまだ聞き足りないところではあるんですけれども、
お時間が来てしまいましたので、
最後にリスナーさんに届けたいメッセージがありましたら、
お願いできますでしょうか。
私も毎日日々忙しく過ごしているとですね、
自分を大切にすることを忘れてしまうんですが、
多分これを聞いてるぐらいなので、
すごく意識が高いとか、
行動力がある方が多いんだと思うんですけど、
自分を大切にする時間、
つまり聞いてもらう時間、
自分自身が誰かに聞いてもらう時間とか、
自分自身が自分の声を聞く時間というのを、
お互い大切にしてやっていけたらいいのかな、
というふうに思いました。
ありがとうございます。
そんな桜井さんが気になる方は、
まず、ちゃんと聞くという本が出ておりますし、
資金調査のプレスリリストをご覧いただくと、
ステークホルダーの方向けの書籍級のですね、
メッセージ集約33枚ぐらいあったんですけれども、
そのあたりとかを手始めに読んでいただけると、
より深い、手始めなのかわからないですけどね、
深淵な世界に引き込まれていくので、
あと、ポッドキャストとかも会社としてだったり、
桜井さんもやってたりしますので、
そのあたりもリンクも記載できればと思っております。
パーソナリティからのお知らせ、最後にさせてください。
スタートアップNOWでは、
資金調達を実施された企業家さんへのインタビューを通じて、
スタートアップの魅力とその奥深さを発信しております。
ご出演希望いただける企業家さんいらっしゃいましたら、
パーソナリティまでご連絡いただければと思います。
特にですね、資金調達実施の1、2ヶ月前ぐらいに
ご連絡いただけるとですね、
調達と同時の、ほぼ同時のタイミングで公開するなんて
ご相談もできますので、
ぜひ活用いただければと思っております。
そして番組のフォローだったり、
SNSでの拡散・感想いただけますと、
とても励みになります。
先日、100人規模ぐらいで、
オフ会と言いますか、
イベント開かせていただいたんですけれども、
最高でしたね。
最高でしたね。
加山さんが今、クイグインで最高でしたねって言ってくれるぐらいには
最高でございまして、
やっぱこの番組、手前味噌になってしまいますけど、
これ聞いてくださる方って本当に素敵で、
素晴らしい方が多いなって思いましたので、
もっと僕らとしても知っていきたいので、
ぜひコメントくださいっていう、
やっぱりポッドキャストなかなかね、
そこの双方向性はまだまだっていうところがあります。
聞いてますよって言っていただけるだけでも嬉しいです。
ぜひよろしくお願いいたします。
桜井さん、今日はご出演いただきまして、
本当にありがとうございました。
ありがとうございました。
22:18

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