だいぶ長くなっちゃいました。
ありがとうございます。
最初はセッションの中で出てきた悩みとか、
問題を解決するためのコーチングなのかなと思ってたんですけど、
そうではなくて、これは最初のゴールとしては、
話を聞いてもらう体験をするっていうことが、
ゴールになってるって感じなんでしょうか。
そうですね。
でも聞いてもらうっていう体験がゴールですって言っちゃうと、
別に聞いてもらえたかなんてございませんって言われちゃうので、
一応テーマ設定をしていて聞く力を高めるっていうことが、
一応この研修の目的ですとか、
キャリアを考えるということが研修の目的ですということで、
導入をさせてもらってお話を聞かせてもらうんですけど、
本当に効果があるところとしては、
自分がやっぱり聞いてもらうっていうこと、
自分の話をするっていうことに価値があるんだっていうこと。
そこに自分が自分の話をするという時間が欲しかったんだってことに気づいたりとか、
こんなに話すことで気持ちが整理されるんだとか、
思考が整理されるんだっていうところに、
気づいてもらいながら、
それが組織のパワーに変わっていくっていうところの変化をさせてもらっているサービスです。
なのでアドバイスとかは基本的にはしないんです。
何かキャリアの相談といっても、
キャリコンの方が導いていくような話というよりは、
どちらかというと、
自分を内省するための伴奏を一緒にさせてもらうっていうのに近いかなというふうに思います。
なるほど。
じゃあこのセッションの中で話された内容とか、
見えてくる組織の課題とかも一定あるような気はするんですけど、
それはあんまり吸い上げたりはせずに、
あくまで聞いてもらう、聞くところだけに集中しているって感じなんですか?
そうですね。そこがですね、エールの面白いところなんですけど、
そこを絶妙なバランスでやることがやっぱり組織にとっては大事。
プレイヤーとサポーターって呼んでるんですね。
話を聞ききってがサポーターと呼んでるんですけど、
プレイヤーの方とサポーターの方のセッションの内容、
具体的に何を話したかっていうのは、
実は運営している我々も見ない。絶対に。
それを見てしまったら、
プレイヤーの方がもう正直に話せなくなっちゃうから。
絶対に見ない。
だから2人の秘密になってます。
なんですけど、そこで書かれる最後に、
このアンケートを毎回セッションごとに5分ぐらいのアンケートを書いてもらうんですけど、
ここに書いてもらった内容で、
OKって言ってるものに関しては人事に出しますよっていう風に、
そこで書いてもらった内容を匿名化して、
誰が言ったかわからない状態にして、
その情報を人事に渡すと、
え、うちの社員がこんなこと言います?って、
絶対嘘ですよとか、
こんな話ししないです、うちの管理職みたいな、
いや、こんなこと言う管理職がいたら会ってみたい、すげー嬉しいみたいな、
そういうことが普通に話されるんですけど、
そこは絶妙なバランスで、
個人だけに特化してるというよりは、
あのビジョン、ミッションの部分を見ていただいたりすると、
エールのミッションの部分を見ていただくと分かるんですけど、
働く人と組織のビジョンが重なる、
主体性あふれる職場を作るっていうミッションなんですね。
なので、個人が輝けばいいっていうところよりは、
個人が輝くというのは、やっぱり組織との関係性の中で、
その人がこの関わる、
最も時間を使っている仕事という時間の中で、
どれだけその人が主体的になれるのかとか、
自律的に関われるのかっていうことを、
どうやったら生み出せるだろうっていうことを考えていて、
夢を見つけて転職してくださいっていう感じというより、
その人が自分とつながって、自分の価値観であったり、
自分が仕事をする上で何を大切にしたいのかっていうことだったり、
会社が今何を大切にして、それに対して、
自分だったら何ができるのかっていうようなことを考えたら、
組織とその働く人っていう人が、
働く人側からすると自律的に、主体的に、
組織に関わろうという意欲だったりとか、
実際の行動をサポートするっていうところに
意思を持っているサービス。
そのサービスを導入してみて、組織変わったなっていうのが、
雰囲気でわかるのはあると思うんですけど、
数値的に明らかにこれが良くなったみたいなのって、
わかったりするんですか?
数値的には結構びっくりするぐらいわかるんですけど、
Weboxをはじめとしたエンゲージメントサービスのスコアは、
どの組織でやってもほぼ全て上がる。
エンゲージメントスコア上がる。
エール受けてる人と受けてない人のABテストというか、
テストするとわかりやすくエール受けてる人が上がりますっていうのが、
エンゲージメントのスコアであります。
あとは、よく取らせてもらうスコアでいうと、
ウェルビングのスコアとか、
最近気にされてる会社さんもあるので、
ウェルビングのスコアなんかも、
統計的に有利なぐらいわかりやすく上がっていきますし、
これ難しいところなんですけど、
この数字が上がったからって買ってくれるかっていうと、
意外とそうでもないんで難しいなと、
事業は難しいなと思うんですけど、
数字的にはその辺は明らかにあって。
なるほど。ありがとうございます。
前半だとコーチング業界のユニクロを目指されるっていうことをおっしゃっていて、
これちょっと因数分解してみると、
お手頃価格で、
あつ高品質みたいなことかと理解したんですけど、
実現するために、
これまでのって言ったらおかしいですけど、
普通のコーチングサービスと比較すると、
どのあたりがユニクロにするための工夫っていうのが
されているのかなってあたり教えてください。
まずはお手頃価格っていうところからいきますと、
サポーターと呼ばれる方々はですね、
30分のセッションを実は1000円でしてくださってるんですよ。
ここが本当にユニークなところでして、
なぜこれが起きてるかというと、
まず一つはサポーターのほとんどの方が副業であること。
お金のためにやってないっていうところですね。
何のためにやってるかっていうと、
自分がせっかく資格取ったコーチングやキャリアカウンセリング資格とか、
学んだことを生かす場所がないっていう人たちが結構多いんですよね、世の中に。
これを自分の持ってるスキルや経験を生かせる場がある。
自分が誰かの役に立てる。
そして自分のスキルが錆びつかないとか、自分のスキルを伸ばせる。
こういう動機がまずあったりすると、
エイルがやってるこの世界観がすごく好きで、
これが広がっていくということ自体に喜びを感じるっていうサポーターもいるんですけど、
経済的報酬ではなくて、非経済的報酬でエイルのサポーターをやるということに
喜びを感じてくださる皆さんに集まっていただいて、
今3500名を超えたところなんですけど、
ぐらいの方々がそういう方々登録いただいてるっていうのが、
ビジネス構造上で言うと、原価的にはお安く生み出せているので、
お客さんへの提供価格もワンセッション5000円からっていうような金額で
提供できてるっていうのが一つお安くっていうところがあります。
1対1でコーチングとか普通につけたら3万円とか5万円とか、
そういう金額感で、その辺が一つお安くっていうところです。
だからって品質低くなるのっていうのは実はそうならなくてですね、
一つは経済的報酬じゃないということがいいセッションを生むっていう
このパラドックスが実はあって、
いいセッションしないと自分の生活が困るってなるよりも、
純粋のためにこの人のためにどういう時間を作ったらいいだろうっていう
意識状態で関わった方が実はいいセッションになるっていうことがあるんですね。
これが経済的な話とつながったセッションの質の話ですね。
もう1個はAIでマッチングをかませていて、
性格の特性をとっていてですね、
こういう性格タイプの人には、こういう性格タイプの人がセッションをすると、
平均で何点ぐらいの有利期間になるっていう、
もうマッチングロジックが昔から教師出た何万件って作れてるんで、
今入ってきてるお客さんが性格テスト受けていただくと、
3500人の中で誰とやると一番いいセッションになるかっていうのも見えてたりするので、
そのマッチングロジックで1個質を担保しているっていうのと、
あとはとはいってもAIなんで交代可能ですっていうところで、
もう1つ質を担保しているというところで、
あともう1個はさっきまさに中山さんがご質問いただいてます。
コーチングっていうものよりは割と何か教えたりとか導いたりというよりは、
純粋に聞くっていうことだったりするので、
ここだけだったらそんなに難しくないっていうところもあって、
自分のジャッジメント、自分の価値判断みたいなものを一旦脇に置いて、
相手が何を考えてるのか、何を感じてるのかなっていうことを、
純粋に30分そこに意識と耳を傾けるっていうことさえできれば、
いい時間になるっていう設計ができるので、
この辺で質を担保するっていうところですね。
ここは言っても、100時間コーチングのトレーニングをした人と一緒のセッションができるとやっぱり違うと思うので、
そういう意味でユニクロって言っていて、ある一定の品質以上はもちろん出しますけど、
そこから先のプロコーチのようなものは期待しないでください。
その代わり日常、手に取りやすい方でご提供しますというか、こういう設計にしている。
ありがとうございます。
ちょっとどんな方だったらコーチになれるのかっていうような、
資格がなくてもいいよっていう感じなのか、
どんな方だったらこのサポーターに向いているっていうのがもしあれば教えてください。
聞きたいとか聞くっていうことに興味あるっていう人であったら誰でもなれます。
毎月100名以上ですね、説明会があってそこに100名以上の方が毎月エントリーしてくださってるんですけど、
そこで聞くってこういうことだよとかこういう思いでやってるよとか、
こういうことがもしやっていくんだとするとこういうことが必要ですよっていうことをお伝えしたりするプログラムがあるので、
そこにさえ来てもらって資格はいらないですし、その説明とあとはサポーターのですね、
クエストと呼んでるんですけど、サポクエって呼んでるんですけど、
サポータークエストっていうのを2回かな3回かなの講座をウェブで受けていただきたいすれば。
ありがとうございます。
もしイエールさんのサービスにすごい興味があるなと思って、
イエールさんの従業員として働きたいと思った場合には今どんなポジションがあるのかってあたりも教えてください。
今ですね、絶賛募集中なのは営業とマーケティングの領域はかなり募集しているのと、
あとですね、もう一個ここがとにかく今重要だなと思っているのは、
オペレーションの設計のところがすごく難易度高いなと思ってまして、
何言ってるかというとですね、毎月1000名のマッチングとかしてるんですよ。
1000対1000でマッチングかけるんですよ。問題が山ほど起きるんですよ。
連絡取れないな、何か言ってた通りなんとかじゃないとか、この資料読んでなかったとか、
何かいろいろ起きるんです。でも相手は大企業だったりするんで、
ある程度のサービスのリテラシーを保ちながら、こっち側はボランティアで関わってくれてる人たちなので、サポーター側は。
なのでそこのオペレーションの部分の設計を緻密にでも大胆に面白くできる人がいたらいいなっていうのは結構絶賛募集中ですね。
それができる方がどういう方なのかっていうのは模索中ですか?なんかペルスナーとかあったりするんですか?
いや、ちょっと近いなと実は思ってるのは、旅行代理店とか近いなとちょっと思っていて、
修学旅行のオペレーションとかってめちゃくちゃいろいろ起きるじゃないですか。
海外旅行とか行ったりすると、絶対当日パスポート持ってこない人とか2,3人いるじゃないですか。
こういう時にどうするのかみたいな話とかあって、事前にマニュアル配るし、できるだけならないようにするんだけど、
当日どうするのかっていうことってすごいオペレーションの妙だと思うんですよね。
みたいなこととかを考えるのが好きな人とかが一緒にやってくれたらすごい嬉しいんだけどなっていうふうに思ってる。
確かに。あとなんかアパレル系とか商社とか素材とかいっぱいそういうのを扱う方とかもそうですね。
確かに確かに確かに。
ありがとうございます。採用とか組織の部分でもう1個だけすごく気になるなって思ってたのが、
採用ページ開いていくと、いわゆる要件とかあると思うんですけど、
そこに給与の部分に自己申告型給与制度っていうのが書いてあって、
確かに。
これ触れて大丈夫ですか?
大丈夫ですよ。
これは他に見たことないなっていうレベルだったんですけれども、
これはどんなものでどういう意味で設計されているのかとか、
実際どういうふうに運用されているのかみたいな、簡単に教えてほしいです。
まずどんなものかというと、本当に自己申告型の給与制度で、
自分で決めてます。自己決定してます、全員、社員は。
なのでこの半年に1回やるんですけど、この半年間自分はこういう関わり方をするから、
報酬としてはいくら欲しいっていうのを自己申告をして、
みんなからフィードバックをもらいます。
でもこれフィードバックまでフィードバックで、
あ、あくまでフィードバックなの?
で、別にってことですよね。